JP2011191625A - 光偏向器パッケージ - Google Patents

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Abstract

【課題】マイクロミラーを有する光偏向器の気密封止パッケージの光学透過窓において、製造コストを低下させ、かつ、パッケージを小型化できる反射防止機能構造を提供する。
【解決手段】表面側封止部材1は、放物線状凹凸構造の反射防止構造を有する光学透過窓11を有するたとえばガラスよりなる。光偏向器2は、マイクロミラー21、マイクロミラー21をX軸に対して揺動させるための支持体22、マイクロミラー21をY軸に対して揺動させるための支持体23及び貫通電極24を有する。裏面側封止部材3は、貫通電極31及びAu電極32を有するたとえばガラスよりなる。
【選択図】図2

Description

本発明は光偏向器パッケージたとえば圧電駆動方式の気密封止光偏向器パッケージに関する。
たとえば、画像表示装置の一形態としてのプロジェクタにおいては、光偏向器を用いて光源からの光ビームを偏向してスクリーンに投影してスクリーン上に画像を映し出す。このような光偏向器として半導体製造プロセス技術、マイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)技術を用いた装置として圧電駆動方式の光偏向器がある(参照:特許文献1)。
上述の圧電駆動方式の光偏向器においては、半導体基板の支持体の空洞部に、マイクロミラー、マイクロミラーを揺動可能に支持する弾性梁つまりトーションバー、及び支持体とトーションバーとの間に連結された圧電アクチュエータを形成する。これにより、駆動電圧が印加された圧電アクチュエータはトルクをトーションバーに伝達してトーションバーを捩り変形させることによりマイクロミラーを揺動駆動する。このような圧電駆動方式の光偏向器は小型かつ簡素な構造で大きな駆動力を得ることができる。尚、特許文献1は2次元光偏向器を開示している。
一般に、振れ角が大きいマイクロミラーを有する光偏向器においては、マイクロミラーの回転軸に沿って流入する空気がマイクロミラーの先端部から流出して気流が発達する。この結果、気流によってもたらされたゴミ等の物質がマイクロミラーに付着し易い。このようなマイクロミラーのゴミ等の物質の付着を防止するために気密封止光偏向器パッケージがある。
また、大気圧下で駆動される光偏向器においては、マイクロミラーが空気の粘性抵抗によって高周波数かつ大振幅で振動すると、マイクロミラーに振幅変動、位相変動が発生して偏向光ビームの走査時間の変動(ジッタ)の原因となる。このようなジッタを減少させるために、真空もしくは減圧した気密封止光偏向器パッケージがある。
上述の真空もしくは減圧した気密封止光偏向器パッケージにおいては、空気抵抗が小さくなるので、光偏向器の機械的なQ値が高くなり、従って、小さいエネルギーで光偏向器を駆動でき、また、マイクロミラーの振れ角を増大させたり、マイクロミラーの振れ角を小さく維持してより高い周波数で揺動させることができる。
従来の真空もしくは減圧した気密封止光偏向器パッケージとしては、金属製CANパッケージあるいはセラミックパッケージを用いたものがある。
金属製CANパッケージを用いた気密封止光偏向器パッケージにおいては、リード端子をハーメチックシールした金属製CANパッケージに光偏向器チップをはんだもしくはAuSn共晶ペーストを用いてダイボンドし、次いで、リード端子と光偏向器チップとをボンディングワイヤによって接続し、最後に、光学透過窓を溶着した金属製のキャップを金属製CANパッケージに真空雰囲気下で抵抗溶接する。
他方、セラミックパッケージを用いた気密封止光偏向器パッケージにおいては、リード端子をハーメチックシールした金属製CANパッケージに光偏向器チップをはんだもしくはAuSn共晶ペーストを用いてダイボンドし、次いで、リード端子と光偏向器チップとをボンディングワイヤによって接続し、最後に、リッド付きの光学透過窓キャップをセラミック製形状パッケージの開口部の外周に設けられた金属製リッドを下に真空雰囲気下でシーム溶接する(参照:特許文献2の図4)。
いずれの気密封止光偏向器パッケージにおいては、入射した光ビームは光偏向器チップのマイクロミラーで反射され、光学透過窓を通って走査される。この光学透過窓の両面は、一般的に、光ビームの干渉が起こらないように、誘電体多層膜による反射防止コーティングが施されている。
特開2005−148459号公報 特開2003−243550号公報 特開2001−234331号公報 特開2002−177765号公報 特開2003−81694号公報
しかしながら、光学透過窓の両面に誘電体多層膜による反射防止コーティングを施す場合、プロジェクタに使用する3つの波長つまり640nm(赤)、532nm(緑)及び450nm(青)を含む広波長域に亘って反射防止機能を発揮するには、各誘電体多層膜を数10層にしなければならず、従って、製造コストが高くなるという課題がある。
また、光学透過窓キャップをパッケージに溶接してシールする際に発生する熱によって誘電体多層膜構造がシフトするので、光学透過窓をシール部からある程度離す必要があり、この結果、気密封止光偏向器パッケージが大型化するという課題もある。
さらに、誘電体多層膜の光学透過窓は光ビームの入射角依存性が大きく、たとえば、垂直入射と45°入射とでは反射率が数%異なるので、予め光偏向器チップへの光ビームの入射角度を決めておく必要がある。この結果、気密封止光偏向器パッケージの汎用性が低いという課題もある。最悪、入射角度を決定した後に、光学系が変わる度に光学透過窓を設計し直さなければならない。
さらにまた、誘電体多層膜は平板上に容易に形成できるが、凹部(キャビティ)を有する光学透過窓ガラスのキャビティの底面に形成することは困難である。従って、誘電体多層膜を、平板の光偏向器ウェハにマイクロミラーの揺動空間のキャビティを有する光学透過窓ガラスをキャップとしてウェハレベルで封止する、いわゆるウェハレベルパッケージに適用することは困難であるという課題もある。このようなウェハレベルパッケージにおいては、開口部を有するスペーサと両面に誘電体多層膜の反射防止コーティングを施した平板ガラスとを積層接着して光学透過窓ガラスキャップを形成しなくてはならず、製造コストの上昇を招く。
上述の課題を解決するために、本発明に係る光偏向器パッケージは、支持体、弾性部材、支持体の空洞部に揺動可能に支持されたミラー及び揺動駆動するアクチュエータを有する光偏向器と、光偏向器を挟んでミラーの揺動空間を確保するキャビティを気密封止する第1、第2の封止部材とを具備し、第1の封止部材がキャビティに対向した反射防止機能放物線状凹凸構造の光学透過窓を有するものである。これにより、反射防止機能放物線状凹凸構造はエッチングあるいはインプリント加工等によって容易に形成できるので、製造コストが低下する。また、熱によるシフトはないので、反射防止機能放物線状凹凸構造は封止部材のシール部に近づけてパッケージが小型化する。さらに、光ビームの入射依存性が小さい。さらにまた、反射防止機能放物線状凹凸構造はキャビティ底面に形成できるので、ウェハレベルパッケージが適用できる。
また、反射防止機能放物線状凹凸構造のピッチが入射光の波長の1/2以下であり、反射防止機能放物線状凹凸構造の高さがピッチの1〜2倍である。
本発明によれば、製造コストを低減できると共に小型化できる。また、ウェハレベルパッケージに適用できるので、さらに製造コストを低減できる。
本発明に係る反射防止構造の原理を説明するための図である。 本発明に係る気密封止光偏向器パッケージの実施の形態を示す断面図である。 図2の表面化封止部材の光の入射角度を説明するための図であって、(A)は表面側封止部材の拡大図、(B)は表面側封止部材の光学透過窓の透過率を示すグラフである。 図2の気密封止光偏向器パッケージの切り出し前のウェハレベルパッケージ状態を示し、(A)は全体斜視図、(B)は(A)の一部断面図である。 図2の気密封止光偏向器パッケージの製造方法の概略を説明するための断面図である。 図5の表面側封止用ガラスウェハの第1の製造方法を説明するための断面図である。 図5の表面側封止用ガラスウェハの第1の製造方法を説明するための断面図である。 図5の表面側封止用ガラスウェハの第2の製造方法を説明するための断面図である。 図2の光偏向器の平面図である 図5の気密封止光偏向器パッケージの製造方法の詳細を説明するための断面図である。 図5の気密封止光偏向器パッケージの製造方法の詳細を説明するための断面図である。 図5の気密封止光偏向器パッケージの製造方法の詳細を説明するための断面図である。 図5の気密封止光偏向器パッケージの製造方法の詳細を説明するための断面図である。 図5の気密封止光偏向器パッケージの製造方法の詳細を説明するための断面図である。 図5の気密封止光偏向器パッケージの製造方法の詳細を説明するための断面図である。 図5の気密封止光偏向器パッケージの製造方法の詳細を説明するための断面図である。 図2の気密封止光偏向器パッケージの変更例を示す断面図である。
図1は本発明に係る反射防止構造の原理を説明するための図である。
図1の(A)に示すように、異なる屈折率nA、nB(nB >nA)を有する物体A、Bが接触すると、物体A、Bが接触する境界面において屈折率nは急峻に変化するので、入射光Iの一部は反射光Rとして反射される。
これに対し、図1の(B)に示すように、物体A、Bの境界面を放物線状凹凸構造にすると、屈折率はnAからnBに連続的に変化するので、入射光Iの反射光Rは抑制される。具体的には、屈折率を連続的に変化させるには放物線状凹凸構造のピッチPは、
P≦λ/2
但し、λは入射光Iの波長、とし、
放物線状凹凸構造の高さHは、
H/P = 1〜2
とする。この結果、物体Aが空気、物体Bがガラスの場合、入射光Iに対して反射光Rは可視光全域に亘って2%以下に抑制され、透過率は98%以上となる。特に、気密封止光偏向器パッケージにおいては、入射光がパッケージ内の揺動するマイクロミラーにより反射され、走査光としてパッケージ外に出射されるので、光学透過窓を2回通過する。従って、光学透過窓の反射を抑制することは極めて重要である。また、入射光としてレーザを用いた場合には、高光強度に加えて干渉性も有するので、パッケージ表面での反射光の存在は適用されたプロジェクタが形成する投影画像のノイズとして作用する。従って、光学透過窓の反射を抑制することはさらに重要である。このことから、本発明は図1の(B)に示す反射防止構造の光学透過窓を採用する。
図2は本発明に係る気密封止光偏向器パッケージの実施の形態を示す断面図である。
図2の気密封止光偏向器パッケージは、放物線状凹凸構造の反射防止構造を有する光学透過窓11を有するたとえばガラスよりなる表面側封止部材1と、マイクロミラー21、マイクロミラー21を水平軸に対して揺動させるための支持体22、マイクロミラー21を垂直軸に対して揺動させるための支持体23及び貫通電極24を有する光偏向器2と、貫通電極31及びAu電極32を有するたとえばガラスよりなる裏面側封止部材3とにより構成されている。また、表面側封止部材1と光偏向器2との間にはAuはんだ電極4が設けられ、光偏向器2と裏面側封止部材3との間にはAuSn共晶電極5が設けられている。
光偏向器2のマイクロミラー21のサイズはたとえばプロジェクタ用であれば、約1mm×1mmと大きく、このマイクロミラー21の揺動空間を確保するために、表面側封止部材1には光学透過窓11に対向したキャビティ1aが設けられ、他方、裏面側封止部材3にはキャビティ3aが設けられている。
放物線状凹凸構造の凹凸構造は所定の角度範囲であることが好ましい。図3に示すように、マイクロミラー21は通常0〜±20℃の範囲内で稼動するため、最大可動角度は50℃以下と見積もれる。放物線状凹凸構造の透過率は光の入射角度φによって変化してしまうが、凹凸構造の角度θよりも小さい値の入射角度φを有する光では高い透過率で一定となる。光の入射角度は最大可動角度と同程度とみなされるために放物線状凹凸構造はその中心軸が表面側封止部材1の光学透過窓11の表面と直交し、凹凸構造の側面が光学透過窓表面から立ち上がる角度θが60〜80℃、さらに好ましくは65〜75℃の範囲となるように設けられる。
図4は図2の気密封止光偏向器パッケージの切り出し前のウェハレベルパッケージ状態を示し、(A)は全体斜視図、(B)は(A)の一部断面図を示す。
図4に示すように、図2の気密封止光偏向器パッケージはウェハレベルパッケージ状態の接合された3枚の表面側封止用ガラスウェハ100、光偏向器シリコンウェハ200及び裏面側封止用ガラスウェハ300をダイシングラインLに沿って切り出すことによって得られる。
表面側封止部材1のキャビティ1a及び裏面側封止部材3のキャビティ3aは図4の表面側封止用ガラスウェハ100及び光偏向器シリコンウェハ200のウェハレベルで形成される。たとえば、フォトリソグラフィー法を用いてフォトレジストパターンを形成し、次いで、ウェットエッチング法あるいはドライエッチング法を用いてガラスウェハをエッチングする。この場合、表面側封止用ガラスウェハ100のキャビティ形成は光透過性の点で重要であるので、ウェットエッチング法を用いる。他方、裏面側封止用ガラスウェハ300のキャビティ形成は単なる封止部材であるのでどちらでもよく、また、サンドブラスト加工法を用いてもよい。
次に、図2の気密封止光偏向器パッケージの製造方法の概略を図5の断面図を参照して説明する。
始めに、図5の(A)を参照すると、予め、マイクロミラー21、支持体22、23、貫通電極24、Au電極25、26が形成された光偏向器シリコンウェハ200を準備する。また、予め、キャビティ3a、貫通電極31、Au電極32、AuSn電極33が形成された裏面側封止用ガラスウェハ300を準備する。尚、Au電極25、26、32及びAuSn電極33の下層には図示しない下地のバリア金属層が形成されている。
次に、図5の(B)を参照すると、真空容器中において、光偏向器シリコンウェハ200を裏面側封止用ガラスウェハ300上に加熱圧着し、AuSn共晶接合によってウェハ接合する。つまり、真空容器中において、鉛フリーはんだ工程と同様に、台形熱処理プロファイルを実行する。たとえば、室温から310℃まで一定速度で昇温し、310℃で数秒から数10秒間保持した後に、一定速度で降温して室温とする。これにより、光偏向器シリコンウェハ200のAu電極25と裏面側封止用ガラスウェハ300のAuSn電極33とが共晶接合して新たなAuSn共晶電極5を形成する。尚、加熱圧着を真空容器中で実行すると、AuSn共晶電極5にボイドが発生しにくい。
次に、図5の(C)を参照すると、予め、キャビティ1a、光学透過窓11及びAu電極12が形成された表面側封止用ガラスウェハ100を準備する。尚、Au電極12の下層には図示しない下地のバリア金属層が形成されている。また、Au電極12上には図示しない鉛フリーはんだボールが印刷されている。
次に、図5の(D)を参照すると、真空容器中において、表面側封止用ガラスウェハ100を光偏向器シリコンウェハ200上に載置し、鉛フリーはんだ接合によりウェハ接合する。この鉛フリーはんだの接合温度は上述のAuSn共晶接合温度310℃より低く、たとえば260℃とされるので、AuSn共晶電極5が再溶融することはない。また、真空容器の圧力は、光偏向器の機械的Q値が過剰に大きくなってマイクロミラーの制御が困難にならない程度に設定され、従って、余り大きくなく、5000〜50000Pa程度の減圧圧力とされる。但し、鉛フリーはんだ接合前には、残留吸着ガス等の影響を抑えるために、10-4Pa程度の高真空にし、封止用ガラスウェハ100、300及び光偏向器シリコンウェハ200を200〜300℃程度に加熱して99.9999%の高純度窒素雰囲気でアニールする。これにより、用途によっては、ゲッター材を使用することなく、封止時の圧力レベルを数年間保持することができる。
最後に、図5の(E)を参照すると、封止用ガラスウェハ100、300及び光偏向器シリコンウェハ200をチップ毎にダイシングすることにより図2の気密封止光偏向器パッケージが得られることになる。
このようにして得られた図2の気密封止光偏向器パッケージは貫通電極24、31を介してAu電極32を備えているので、ハンダリフロー工程によって各種のプリント回路基板に容易に表面実装することができる。
次に、図5の表面側封止用ガラスウェハ100の製造方法の詳細を説明する。
表面側封止用ガラスウェハ100の光学透過窓11の製造方法は、図6、図7に示すガラスエッチング法による第1の方法と、図8に示す樹脂を金型でインプリント加工する第2の方法とがある。
図6、図7に示すガラスエッチング法による第1の方法を説明する。図6、図7においては、表面側封止用ガラスウェハ100には、既にキャビティ1aが形成されており、その部分のガラスを図示している。
始めに、図6の(A)を参照すると、シリコンウェハ501上に電子線描画露光用のレジストを塗布し、電子線直接描画露光/現像工程によって微細なレジストパターン502を形成する。
次に、図6の(B)を参照すると、レジストパターン502をマスクとしてシリコンウェハ501をドライエッチング法によりエッチングする。次いで、レジストパターン502を除去して洗浄し、図6の(C)に示すごとく、シリコンよりなるマスタ金型503を得る。
次に、図6の(D)を参照すると、マスタ金型503のパターンを紫外線透過性の透明樹脂フィルム504上に熱ナノインプリント加工により転写する。次いで、マスタ金型503を取除いて、図6の(E)に示す透明レプリカ金型505を得る。
次に、図7の(A)を参照すると、表面側封止用ガラスウェハ100のキャビティ1aが形成された領域にレジスト層506を塗布し、レジスト層506上に透明レプリカ金型505を押し当てながら紫外線を照射してUVナノインプリント加工を行う。次いで、透明レプリカ金型505を除去すると、図7の(B)に示すレジストパターン507を得る。
次に、図7の(B)において、レジストパターン507をマスクとして表面側封止用ガラスウェハ100をドライエッチング法たとえば高周波結合プラズマ反応性イオンエッチング(ICP-RIE)法によりエッチングし、次いで、レジストパターン507を除去すると、図7の(C)に示すごとく、表面側封止用ガラスウェハ100の一方側に放物線状凹凸構造の反射防止構造の光学透過窓11が得られる。
上述の工程を表面側封止用ガラスウェハ100の他方側に行うと、図7の(D)に示すごとく、表面側封止用ガラスウェハ100の他方側にも放物線状凹凸構造の反射防止構造の光学透過窓11が得られる。
図6、図7の製造方法は、マスタ金型を用いたナノインプリント加工法によるものであるが、微細レジストパターンを電子線描画露光法で直接フォトリソグラフィを行うことも可能である。
図8に示す樹脂を金型でインプリント加工する第2の方法を説明する。図8において、図6の(A)、(B)、(C)、(D)、(E)までの工程を経た後に、図8の(A)の工程に入る。
図8の(A)を参照すると、紫外線硬化性の透明樹脂層701を表面側封止用ガラスウェハ100上に塗布し、透明樹脂層701上に透明レプリカ金型505を押し当てながら紫外線を照射してUVナノインプリント加工を行う。この透明樹脂層701の屈折率はガラスの屈折率と同程度である。たとえば、透明樹脂層701はシリコーン樹脂よりなる。透明樹脂層701の代りにスピンオングラスのようなガラス材料でもよい。また、紫外線照射の代りに加熱してもよい。次いで、透明レプリカ金型505を除去すると、図8の(B)に示すごとく、表面側封止用ガラスウェハ100の一方側に透明樹脂による放物線状凹凸構造の反射防止構造の光学透過窓11が得られる。光学透過窓11を構成しない領域の透明樹脂層701は溶剤洗浄によって除去される。
上述の工程を表面側封止用ガラスウェハ100の他方側に行うと、図8の(C)に示すごとく、表面側封止用ガラスウェハ100の他方側にも透明樹脂による放物線状凹凸構造の反射防止構造の光学透過窓11が得られる。
このようにして、表面側封止用ガラスウェハ100のキャビティ1aに対向する両面に放物線状凹凸構造の反射防止構造の光学透過窓11が形成される。上述のインプリント加工でピッチ、高さともにばらつきが±3%以下の凹凸構造が得られた。ばらつきが大きいと効果が十分に出ない、もしくは窓面内でばらつく恐れがあるが、この程度のばらつきは問題とならない。
図5の気密封止光偏向器パッケージの製造方法の詳細を説明する前に、図2の光偏向器2を、図2の光偏向器2の平面図である図9を用いて説明する(参照:特許文献1の図1)。
図9に示すように、マイクロミラー21は支持体22の空洞部に設けられ、トーションバー22a、22bによって支持体22に揺動可能に支持されている。支持体22とトーションバー22a、22bとの間には、トーションバー22a、22bにトルクを伝達するための圧電アクチュエータ22c、22d、22e、22fが設けられている。これにより、マイクロミラー21はX−X軸に対して揺動駆動される。
また、支持体22は支持体23の空洞部に設けられ、トーションバー23a、23bによって支持体23に揺動可能に支持されている。支持体23とトーションバー23a、23bとの間には、トーションバー23a、23bにトルクを伝達するための圧電アクチュエータ23c、23d、23e、23fが設けられている。これにより、マイクロミラー21はY−Y軸に対して揺動駆動される。
次に、図5の気密封止光偏向器パッケージの製造方法の詳細を図10〜図16を参照して説明する。尚、図10〜図14は光偏向器シリコンウェハ200の製造工程を示し、図15は光偏向器シリコンウェハ200と裏面側封止用ガラスウェハ300とのAuSn共晶による接合工程を示し、図16は光偏向器シリコンウェハ200と表面側封止用ガラスウェハ100とのPbフリーはんだによる接合工程を示す。
始めに、図10の(A)を参照すると、厚さ約525μmの単結晶シリコン基板(ウェハ)901を準備する。この単結晶シリコン基板901には、予め、ポリシリコン埋込み電極ビア902が形成されている。
次に、図10の(B)を参照すると、単結晶シリコン基板901を熱酸化して裏面及び表面に厚さ約0.5μmの酸化シリコン層903、904を形成する。
次に、図10の(C)を参照すると、酸化シリコン層904上にスパッタリング法、電子ビーム(EB)蒸着法等により厚さ約50nmのTi及び厚さ約150nmのPtを順次成膜し、これにより、下部電極層905を形成する。次いで、下部電極層905上に反応性アーク放電イオンプレーティング法により厚さ約3μmのチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)よりなる圧電体層906を成膜する。反応性アーク放電イオンプレーティング法については特許文献3、4、5を参照されたし。次いで、圧電体層906上にスパッタリング法、EB蒸着法等により厚さ約150nmのPtよりなる上部電極層907を成膜する。
次に、図11の(A)を参照すると、フォトリソグラフィ及びドライエッチング法を用いて上部電極層907及び圧電体層906のパターニングを行う。次いで、フォトリソグラフィ及びドライエッチング法を用いて下部電極層905のパターニングを行う。これにより、図9の支持体22、23、トーションバー22a、22b、23a、23b及び圧電アクチュエータ22c、22d、22e、22f、23c、23d、23e、23fを形成する。
次に、図11の(B)を参照すると、全体にプラズマCVD法により酸化シリコン層908を形成する。
次に、図11の(C)を参照すると、フォトリソグラフィ及びドライエッチング法を用いて酸化シリコン層908に下部電極層905、上部電極層907及びポリシリコン埋込み電極ビア902に対するコンタクトホール908aを形成する。
次に、図12の(A)を参照すると、フォトリソグラフィ法によりフォトレジストパターンを形成し、次いで、スパッタリング法を用いてAlSi(10%Si)を全面に形成し、リフトオフ法によりAlSi配線909を形成する。これにより、下部電極層905、上部電極層907を周辺のパッドへ電気的に接続する。
次に、図12の(B)を参照すると、フォトリソグラフィ法によりフォトレジストパターンを形成し、次いで、スパッタリング法を用いてTi及びAgを全面に順次形成し、リフトオフ法によりマイクロミラー21としての反射層910を形成する。
次に、図12の(C)を参照すると、フォトリソグラフィ法によりフォトレジストパターンを形成し、次いで、スパッタリング法を用いてNi及びAuを全面に順次形成し、リフトオフ法により表面側封止用ガラスウェハ100との接合用のAu電極26を形成する。尚、NiはAu電極26の下地のバリア金属層として作用する。
次に、図13の(A)を参照すると、表面側封止用ガラスウェハ100の表面側を樹脂よりなるサポート基板911に接着層により貼り付ける。つまり、仮接着する。
次に、図13の(B)を参照すると、表面側封止用ガラスウェハ100をサポート基板911で保持したまま、表面側封止用ガラスウェハ100の裏面を研削加工してポリシリコン埋込み電極ビア902を露出させる。次いで、表面側封止用ガラスウェハ100の裏面を化学的機械的研磨(CMP)法により平坦化する。
次に、図13の(C)を参照すると、表面側封止用ガラスウェハ100の裏面全体にスパッタリング法もしくはプラズマCVD法により酸化シリコン層912を形成する。
次に、図14の(A)を参照すると、酸化シリコン層912に対してフォトリソグラフィ及びドライエッチング法を用いて、貫通電極24としてのポリシリコン埋込み電極902用の開口912a及びシリコン加工用の開口912bを形成する。
次に、図14の(B)を参照すると、フォトリソグラフィ法によりフォトレジストパターンを形成し、次いで、スパッタリング法を用いてNi及びAuを全面に順次形成し、リフトオフ法により裏面側封止用ガラスウェハ300との接合用のAu電極25を形成する。尚、NiはAu電極25の下地のバリア金属層として作用する。
次に、図14の(C)を参照すると、酸化シリコン層912に対応する領域に高周波結合プラズマ反応性イオンエッチング(ICP-RIE)法用マスク、つまり、フォトリソグラフィ法により酸化シリコン層912表面に厚膜レジスト層(図示せず)を形成し、この厚膜レジスト層をエッチングマスクとしてICP-RIE装置において単結晶シリコン基板901を深堀ドライエッチング除去する。
尚、ICP-RIE法は、単結晶シリコンを異方性エッチングするのに適したエッチング法であり、従って、単結晶シリコン基板901を垂直にエッチングできる。
このようにして、光偏向器シリコンウェハ200が完成する。
次に、図15の(A)を参照すると、真空容器中において、サポート基板911を仮接着したまま、光偏向器シリコンウェハ200を裏面側封止用ガラスウェハ300に加熱圧着する。つまり、AuSn共晶接合させる。この結果、図15の(B)に示すごとく、AuSn共晶電極5が光偏向器シリコンウェハ200と裏面側封止用ガラスウェハ300との間に形成される。
次に、図15の(B)を参照すると、光偏向器シリコンウェハ200のサポート基板911の接着層に紫外線を照射して粘着力を弱め、この結果、図15の(C)に示すごとく、サポート基板911が剥離する。
次に、図16の(A)を参照すると、AuSn共晶接合された光偏向器シリコンウェハ200及び裏面側封止用ガラスウェハ300を洗浄後、上述したように、真空容器内で表面側封止用ガラスウェハ100とPbフリーはんだ接合する。その際、高純度窒素ガスにて真空容器内の圧力を50000Paに調整する。尚、表面側封止用ガラスウェハ100、Au電極12上にはPbフリーはんだボール13が印刷されている。この結果、図16の(B)に示すごとく、光偏向器シリコンウェハ200は封止用ガラスウェハ100、300によって減圧封止される。最後に、ダイシングによって図2に示すようなチップレベルの光偏向器パッケージが得られる。
上述の実施の形態においては、光偏向器ウェハとして単結晶シリコンウェハを用いているが、SOI(Silicon On Insulator)ウェハを用いることもできる。この場合には、図17に示すごとく、裏面側封止部材3’は平板であり、裏面側封止部材3’にキャビティを形成する必要がない。
本発明に係る減圧封止した光偏向器パッケージにおいて、水平X−X軸駆動用の圧電アクチュエータ22c、22d、22e、22fにマイクロミラー21の共振周波数25kHzかつ20Vのピーク間電圧VPPの正弦波駆動信号を印加し、垂直Y−Y軸駆動用の圧電アクチュエータ23c、23d、23e、23fに非共振周波数60Hzかつ20Vのピーク間電圧VPPの正弦波駆動信号を印加したところ、水平X−X軸で±9°、垂直Y−Y軸で±7°のマイクロミラー21の振れ角が得られ、また、そのときのジッタは±0.1%であった。これに対し、減圧しない光偏向器パッケージにおいては、同一駆動条件で、水平X−X軸で±6°、垂直Y−Y軸で±5°のマイクロミラーの振れ角が得られ、また、そのときのジッタは±1%であった。従って、減圧封止による振れ角の増大及びジッタの抑制が確認できた。
また、反射防止機能がないガラス(従来例1)、誘電体多層膜による反射防止機能を施したガラス(従来例2)及び放物線状凹凸構造による反射防止機能を施したガラス(本発明)で封止された光偏向器パッケージに対して3つの波長つまり640nm(赤)、532nm(緑)及び450nm(青)のレーザ光源を用いて投影画像の評価を行った。この結果、従来例1においては、反射グレアが大きくて画像輝度は小さかったのに対し、従来例1及び本発明においては、反射グレアが小さくて画像輝度は大きかった。また、入射レーザのパッケージに対する入射角が大きくなると、つまり、斜め入射となると、従来例2においては、反射グレアが増大して画像輝度が低下し、さらに、色分離した画像ノイズが観測されたのに対し、本発明においては、どの入射角でも、垂直入射時と同様に反射グレアが小さくて画像輝度が大きく、さらに、色分離した画像ノイズも少なかった。さらにまた、上述のように複数の波長の光源を使用した場合でも、例えば凹凸構造は最も短波長である青の波長の半分以下である200nm以下のピッチで設けられていればよい。これにより、赤、青、緑三色ともに対応することが可能となる。
尚、本発明は気密封止型以外の光偏向器パッケージにも適当できる。
1:表面側封止部材
11:光学透過窓
12:Au電極
13:Pbフリーはんだボール
1a:キャビティ
2:光偏向器
21:マイクロミラー
22:支持体
22a、22b:トーションバー
22c、22d、22e、22f:圧電アクチュエータ
23:支持体
23c、23d、23e、23f:圧電アクチュエータ
24:貫通電極
25:Au電極
26:Au電極
3:裏面側封止部材
3a:キャビティ
31:貫通電極
32:Au電極
33:AuSn電極
4:Auはんだ電極
5:AuSn共晶電極
100:表面側封止用ガラスウェハ
200:光偏向器シリコンウェハ
300:裏面側封止用ガラスウェハ
501:シリコンウェハ
502:レジストパターン
503:マスタ金型
504:透明樹脂フィルム
505:透明レプリカ金型
506:レジスト層
507:レジストパターン
701:透明樹脂層
901:単結晶シリコン基板
902:ポリシリコン埋込み電極ビア
905:下部電極層
907:上部電極層
908:酸化シリコン層
909:AlSi配線
911:サポート基板
912:酸化シリコン層

Claims (7)

  1. 支持体、弾性部材、該弾性部材によって前記支持体の空洞部に揺動可能に支持されたミラー及び前記弾性部材を介して前記ミラーを揺動駆動するアクチュエータを有する光偏向器と、
    該光偏向器を挟んで前記ミラーの揺動空間を確保するキャビティを気密封止する第1、第2の封止部材と
    を具備し、
    前記第1の封止部材が前記キャビティに対向した反射防止機能放物線状凹凸構造の光学透過窓を有する光偏向器パッケージ。
  2. 前記反射防止機能放物線状凹凸構造のピッチが入射光の波長の1/2以下であり、前記反射防止機能放物線状凹凸構造の高さが前記ピッチの1〜2倍である請求項2に記載の光偏向器パッケージ。
  3. 前記反射防止機能放物線状凹凸構造の中心軸が前記第1の封止部材の前記光学透過窓表面と直交しており、かつ角度が60〜80℃である請求項1に記載の光偏向器パッケージ。
  4. 前記反射防止機能放物線状凹凸構造が前記第1の封止部材の両面に形成された透明樹脂あるいはガラスをインプリント加工することによって得られたものである請求項1に記載の光偏向器パッケージ。
  5. 前記各第1、第2の封止部材が前記キャビティを形成する第1、第2のキャビティを有する請求項1に記載の光偏向器パッケージ。
  6. 前記第1の封止部材が前記キャビティを有する請求項1に記載の光偏向器パッケージ。
  7. 前記第1、第2の封止部材がガラスである請求項1に記載の光偏向器アセンブリ。

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