JP5345090B2 - 光偏向器パッケージ - Google Patents

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Description

本発明は光偏向器パッケージたとえば圧電駆動方式の気密封止光偏向器パッケージに関する。
たとえば、画像表示装置の一形態としてのプロジェクタにおいては、光偏向器を用いて光源からの光ビームを偏向してスクリーンに投影してスクリーン上に画像を映し出す。このような光偏向器として半導体製造プロセス技術、マイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)技術を用いた装置として圧電駆動方式の光偏向器がある(参照:特許文献1)。
上述の圧電駆動方式の光偏向器においては、半導体基板の支持体の空洞部に、マイクロミラー、マイクロミラーを揺動可能に支持する弾性梁つまりトーションバー、及び支持体とトーションバーとの間に連結された圧電アクチュエータを形成する。これにより、駆動電圧が印加された圧電アクチュエータはトルクをトーションバーに伝達してトーションバーを捩り変形させることによりマイクロミラーを揺動駆動する。このような圧電駆動方式の光偏向器は小型かつ簡素な構造で大きな駆動力を得ることができる。尚、特許文献1は2次元光偏向器を開示している。
一般に、振れ角が大きいマイクロミラーを有する光偏向器においては、マイクロミラーの回転軸に沿って流入する空気がマイクロミラーの先端部から流出して気流が発達する。この結果、気流によってもたらされたゴミ等の物質がマイクロミラーに付着し易い。このようなマイクロミラーのゴミ等の物質の付着を防止するために気密封止光偏向器パッケージがある。
また、大気圧下で駆動される光偏向器においては、マイクロミラーが空気の粘性抵抗によって高周波数かつ大振幅で振動すると、マイクロミラーに振幅変動、位相変動が発生して偏向光ビームの走査時間の変動(ジッタ)の原因となる。このようなジッタを減少させるために、真空もしくは減圧した気密封止光偏向器パッケージがある。
上述の真空もしくは減圧した気密封止光偏向器パッケージにおいては、空気抵抗が小さくなるので、光偏向器の機械的なQ値が高くなり、従って、小さいエネルギーで光偏向器を駆動でき、また、マイクロミラーの振れ角を増大させたり、マイクロミラーの振れ角を小さく維持してより高い周波数で揺動させることができる。
従来の真空もしくは減圧した気密封止光偏向器パッケージとしては、金属製CANパッケージあるいはセラミックパッケージを用いたものがある。
他方、プロジェクタ等の画像表示装置において、光ビームを走査するために、1次元あるいは2次元の画素のように必要な解像度に合わせて画素を形成する必要はなく、原理的には画素欠陥というものは発生しない。光偏向器のマイクロミラーを揺動させて光ビームの走査を行う場合、揺動動作の往路及び復路つまり右から左への走査と左から右への走査の両方を利用した方が、一方の利用より走査線の数を増加でき、光ビームを有効に利用できる。このような両方走査を往復走査と呼ぶ。この往復走査に往復走査の方向に垂直な方向の往復走査を加えることにより2次元の往復ラスタ走査が実現できる。
上述の往復ラスタ走査においては、画像を表示する場合、往路の画像描画と復路の画像描画の同期をとる必要がある。また、往復ラスタ走査のマイクロミラーの揺動動作による走査は正弦的な運動となるので、偏向の振幅が大きくなる程、走査速度は低下し、最大振幅時に走査速度は零となる。このため、全偏向角領域つまり全走査領域より画像を形成する走査領域(実効走査領域)を小さく設定する必要がある。この結果、走査型画像表示装置においては、往復走査の同期をとる必要がある。
種々の往復走査の同期方式が既に提案されている。
第1の従来の往復走査の同期方式は、偏向ミラーの変位角を検出する変位角度検出器を設け、この検出器の検出信号に基づいて同期のタイミング信号を発生している(参照:特許文献2)。
第2の従来の往復走査の同期方式は、レーザ光源からの光ビームを水平走査手段によって水平走査して第1の反射ミラーからの光ビームを垂直走査手段によって垂直走査して第2の反射ミラーに入射させて画像信号を形成する画像形成装置において、水平走査手段と垂直走査手段との間に光ビーム検出器を設け、この光ビーム検出器の検出信号に基づいて同期のタイミング信号を発生している(参照:特許文献3)。
第3の従来の往復走査の同期方式は、揺動する走査手段の全偏向角のうち実効偏向角外の部分に2つの光ビーム検出器を設け、この光ビーム検出器の検出信号に基づいて同期のタイミング信号を発生している(参照:特許文献4)。
第4の従来の往復走査の同期方式は、有効走査範囲を走査する第1の光ビームをミラーの表面側で反射させる一方、第1の光ビームとは別の第2の光ビームをミラーの裏面側で反射させ、第2の光ビームを検出する光ビーム検出器の検出信号に基づいて第1の光ビームの同期のタイミング信号を発生している(参照:特許文献5)。
第5の従来の往復走査の同期方式は、固定反射ミラーで構成される最終射出面における画像形成領域外の一部の透過窓を介して同期検出のための光ビーム検出器を設け、画像描画する光ビームと同期検出のための光ビームとの干渉(オーバラップ)をなくしている(参照:特許文献6)。
特開2005−148459号公報 特開平6−342126号公報 特開2003−57586号公報 特開平9−230276号公報 特開2003−57577号公報 特開2006−235274号公報 特開2001−234331号公報 特開2002−177765号公報 特開2003−81694号公報
しかしながら、第1の従来の往復走査の同期方式においては、走査光ビームを検出していないので、高精度の同期がとれないという課題がある。
上述の第2の従来の往復走査の同期方式においては、水平走査手段と光ビーム検出器との間に光学系が配置されていないので、有効光ビームと光ビーム検出器の検出光ビームが重なる(オーバラップする)という課題がある。
上述の第3の従来の往復走査の同期方式においては、実効偏向角と光ビーム検出器の光路との間を狭くすると、光路の干渉(オーバラップ)が発生するという課題がある。
上述の第4の従来の往復走査の同期方式においては、第1の光ビームと第2の光ビームとは光路の干渉(オーバラップ)しないが、第1の光ビームと別の第2の光ビームを用いているので、構成が複雑であるという課題がある。
上述の第5の従来の往復走査の同期方式においては、光偏向器を用いた走査画像表示の光学系が複雑で、光量も反射損失によって低下し、かつ装置が大型化するという課題がある。
上述の課題を解決するために、本発明に係る光偏向器パッケージは、支持体、弾性部材、支持体の空洞部に揺動可能に支持されたミラー及び揺動駆動するアクチュエータを有する光偏向器と、光偏向器を挟んでミラーの揺動空間を確保するキャビティを封止する第1、第2の封止部材とを具備し、第1の封止部材が、キャビティに対向した光学透過窓と、光学透過窓の周辺の遮光部とを有し、光学透過窓の直近傍の遮光部のキャビティ側にフォトセンサを設けたものである。フォトセンサを光偏向器パッケージ内に設けることにより、パッケージ単位で偏向角の正確な検出と走査ビームの同期タイミング信号の発生が実現する。
また、フォトセンサが相異なる導電型の第1、第2の有機薄膜の積層膜よりなる有機薄膜フォトセンサである。さらに、たとえば、第1の有機薄膜がフタロシアニン化合物層であり、第2の有機薄膜がペリレン化合物層である。
本発明によれば、フォトセンサを光偏向器パッケージ内に設けることにより、画像表示装置全体の製造コストを低減できると共に小型化できる。
本発明に係る有機薄膜フォトセンサとして用いられる有機薄膜太陽電池を示す断面図である。 図1の化合物層の構造式を示し、(A)はフタロシアニン化合物層の代表的な銅フタロシアニンの構造式、(B)はペリレン化合物層の代表的なペリレン顔料の構造式を示す。 図1の有機薄膜太陽電池の光発電効果を説明する電圧−電流特性図である。 本発明に係る気密封止光偏向器パッケージの第1の実施の形態を示す断面図である。 図4の光偏向器の平面図である 図4の光偏向器のマイクロミラーで走査される光ビームの走査領域と有機薄膜フォトセンサとの位置関係を示す図である。 光源を連続発光させた場合の図4の有機薄膜フォトセンサの出力信号を示すタイミング図である。 図4の有機薄膜フォトセンサの詳細を示し、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B断面図である。 図8の有機薄膜フォトセンサの製造方法を説明するための断面図である。 本発明に係る気密封止光偏向器パッケージの第2の実施の形態を示す断面図である。 図10の気密封止光偏向器パッケージの切り出し前のウェハレベルパッケージ状態を示し、(A)は全体斜視図、(B)は(A)の一部断面図である。 図10の気密封止光偏向器パッケージの製造方法の概略を説明するための断面図である。 図12の気密封止光偏向器パッケージの製造方法の詳細を説明するための断面図である。 図12の気密封止光偏向器パッケージの製造方法の詳細を説明するための断面図である。 図12の気密封止光偏向器パッケージの製造方法の詳細を説明するための断面図である。 図12の気密封止光偏向器パッケージの製造方法の詳細を説明するための断面図である。 図12の気密封止光偏向器パッケージの製造方法の詳細を説明するための断面図である。 図12の気密封止光偏向器パッケージの製造方法の詳細を説明するための断面図である。 図12の気密封止光偏向器パッケージの製造方法の詳細を説明するための断面図である。 図10の気密封止光偏向器パッケージの変更例を示す断面図である。
図1は本発明に係る有機薄膜フォトセンサとして用いられる有機薄膜太陽電池を示す断面図である。
図1においては、ガラス基板101上に、透明電極層102、フタロシアニン化合物層103、ペリレン化合物層104及び金属電極層105が積層されている。
フタロシアニン化合物層103は青色顔料として用いられ、p型有機半導体として作用する。図2の(A)にその代表的な銅フタロシアニンの構造式を示す。また、ペリレン化合物層104は赤色顔料として用いられ、n型有機半導体として作用する。図2の(B)にその代表的なペリレン顔料の構造式を示す。フタロシアニン化合物層103及びペリレン化合物層104は発達したπ共役系の存在により300℃以上の高い耐熱温度を有する。尚、フタロシアニン化合物層103及びペリレン化合物層104は光電効果を生かしてアルミニウム製の円筒状ドラムに成膜されてプリンタ、複写機の感光体層として広く用いられている。
2種類の有機薄膜であるフタロシアニン化合物層103及びペリレン化合物層104はヘテロpn接合を構成する。その電圧−電流(V-I)特性を図3に示すように、光照射すると、暗時のV-I特性から光照射時のV-I特性に電流I軸方向にシフトし、光起電力効果Eによって光発電が行われることが分かる。この光起電力効果Eはヘテロpn接合界面に存在する内部電界によってフォトキャリアが透明電極層102及び金属電極層105に移動することによって生ずる。従って、光電効果と異なり、高いバイアス電圧を印加することなく、光電流Iが流れる。従って、図1の有機薄膜太陽電池の光電変換効率は5%程度であり、結晶シリコン太陽電池に比較して小さいが、フォトセンサとしては十分な出力及び感度を有している。特に、フタロシアニン化合物及びペリレン化合物は着色した色素材料であるので、可視光に対する図1の有機薄膜太陽電池の感度は、近赤外に感度ピークを有する結晶シリコン太陽電池よりも高い感度を有する。
上述の顔料系低分子化合物による有機薄膜太陽電池は、一般的には、蒸着法等の真空ドライプロセスが主流であるが、最近、プロセスの簡便化のために、印刷、塗布等のウェットプロセスによる薄膜成膜が採用されている。さらに、インクジェットプリント技術を応用したオンデマンド・パターン成膜も一部実用化が始まっている。このような薄膜成膜を用いた場合、光電変換効率は1〜2%程度と小さいが、フォトセンサとしては十分な出力を得ることができる。
図4は本発明に係る気密封止光偏向器パッケージの第1の実施の形態を示す断面図である。
図4においては、封止ガラス1は中央に光学透過窓11を有し、その周辺にCr等による遮光カバー12aが形成された遮光部12を有する。光偏向器2をセラミック実装基板3のキャビティ3a内に配置し、セラミック実装基板3のキャビティ3aを封止ガラス1によって気密封止してある。有機薄膜フォトセンサ4a、4bはパッケージ内部にあって、光偏向器2のマイクロミラー21から反射される走査光ビームが通過する光学透過窓11の極近傍に設けられている。これにより、効率よく走査光ビームを検出できる。有機薄膜フォトセンサ4a、4bはパッケージ内部に配置されているので、機械的な擦傷を受けることなく、かつ、外部環境の変化による有機薄膜の劣化、変性を防止できる。尚、図4においては、光偏向器2はSOI(Silicon On Insulator)基板を用いて形成しているが、単結晶シリコン基板でもよい。
図4の光偏向器2を、図4の光偏向器2の平面図である図5を用いて説明する(参照:特許文献1の図1)。
図5に示すように、マイクロミラー21は支持体22の空洞部に設けられ、トーションバー22a、22bによって支持体22に揺動可能に支持されている。支持体22とトーションバー22a、22bとの間には、トーションバー22a、22bにトルクを伝達するための圧電アクチュエータ22c、22d、22e、22fが設けられている。これにより、マイクロミラー21はX−X軸に対して揺動駆動される。
また、支持体22は支持体23の空洞部に設けられ、トーションバー23a、23bによって支持体23に揺動可能に支持されている。支持体23とトーションバー23a、23bとの間には、トーションバー23a、23bにトルクを伝達するための圧電アクチュエータ23c、23d、23e、23fが設けられている。これにより、マイクロミラー21はY−Y軸に対して揺動駆動される。
図6は図4の光偏向器2のマイクロミラー21で走査される光ビームの走査領域と有機薄膜フォトセンサ4a、4bとの位置関係を示す図である。
図6に示すように、全走査領域WSR上で実際に画像を表示する実効走査領域ESR以外は水平方向、垂直方向共、オーバ走査領域OSRである。有機薄膜フォトセンサ4a、4bが配置されるオーバ走査領域OSRまで同期を検出するために光ビームが連続的に発光される。このとき、実効走査領域ESRからはみ出して走査光ビームが出射されて画像表示への影響が懸念されるが、封止ガラス1の遮光部12によってその影響は抑制される。
図7は光源を連続発光させた場合の図4の有機薄膜フォトセンサ4a、4bの出力信号を示すタイミング図である。
図7に示すように、有機薄膜フォトセンサ4a、4bは検出される走査光ビームの時間間隔を検出する。たとえば、図6の矢印AR方向に走査している往路を基準にして往路と復路との差を考えると、光偏向器2のマイクロミラー21の揺動動作により行っている水平方向走査に関しては、有機薄膜フォトセンサ4bの検出間隔が有機薄膜フォトセンサ4aの検出間隔より大きくなる。この検出時間を用いてスポット形成のタイミングを調査することにより往路と復路との正しい画素位置制御が可能となる。
尚、有機薄膜フォトセンサを実効走査領域ESRの外周部にアレイ状に複数配置することにより光偏向器2のマイクロミラー21の偏向角(走査角)の計測と調整をリアルタイムで行うこともでき、これにより、長時間動作の偏向角の減衰、外部振動、衝撃による急激な偏向角変動を瞬時に検出して正常範囲へフィードバックすることができる。有機薄膜フォトセンサは、後述のごとく、簡単なプロセスで成膜及びパターニングできるので、アレイ化は製造コストの上昇を招くことなく容易にできる。これに対し、シリコンベースの受光素子をパッケージの外部の光学系として配置する場合には、実装密度及び製造コストの面からアレイ化は困難である。
図8は図4の有機薄膜フォトセンサ4a(4b)の詳細を示し、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B断面図である。
図8においては、図1と同様に、封止ガラス1の遮光部12上に、アルミニウムよりなる金属電極層401、ペリレン化合物層402、フタロシアニン化合物層403及びITO(Indium tin oxide)よりなる透明電極層404が積層されている。また、金属電極層401及び透明電極層404にはAu/Ni電極パッド405が形成されている。
次に、図8の有機薄膜フォトセンサ4a(4b)の製造方法を図9を参照して説明する。
始めに、図9の(A)を参照すると、遮光カバー12aが形成された封止ガラス1の遮光部12上にフォトレジストを塗布し、フォトリソグラフィ法によりレジストパターン901を形成する。
次に、図9の(B)を参照すると、全面にAlをスパッタリング法により成膜し、次いで、リフトオフ法によりレジストパターン901を除去して金属電極層401を形成する。
次に、図9の(C)を参照すると、ペリレン化合物層、フタロシアニン化合物層を順に蒸着し、フォトリソグラフィ法及びエッチング法によりペリレン化合物層402、フタロシアニン化合物層403を形成する。
次に、図9の(D)を参照すると、ITO膜をスパッタリング法により成膜する。次いで、フォトリソグラフィ法及びウェットエッチング法により透明電極層404を形成する。
最後に、金属電極層401及び透明電極層404上にAu/Niを蒸着し、リフトオフ法によりAu/Ni電極パッド405を形成する。
図10は本発明に係る気密封止光偏向器パッケージの第2の実施の形態を示す断面図である。
図10の気密封止光偏向器パッケージは、中央に光学透過窓11’、その周辺にCr等による遮光カバー12’aが形成された遮光部12’を有するたとえばガラスよりなる表面側封止部材1’と、マイクロミラー21’、マイクロミラー21’を水平軸に対して揺動させるための支持体22’、マイクロミラー21’を垂直軸に対して揺動させるための支持体23’及び貫通電極24’を有する光偏向器2’と、貫通電極31’及びAu電極32’を有するたとえばガラスよりなる裏面側封止部材3’とにより構成されている。また、図4の有機薄膜フォトセンサ4a、4bは表面側封止部材1’の遮光部12’の光学透過窓11’極近傍に設けられている。さらに、表面側封止部材1’と光偏向器2との間にはAuはんだ電極5が設けられ、光偏向器2と裏面側封止部材3’との間にはAuSn共晶電極6が設けられている。尚、光偏向器2’も図4の光偏向器2と同様の構成をなしている。
各有機薄膜フォトセンサ4a、4bはAuはんだ電極5、貫通電極24’、AuSn共晶電極6及び貫通電極31’を介してAu電極32’に電気的に接続されている。
光偏向器2のマイクロミラー21’のサイズはたとえばプロジェクタ用であれば、約1mm×1mmと大きく、このマイクロミラー21’の揺動空間を確保するために、表面側封止部材1’には光学透過窓11’に対向したキャビティ1’aが設けられ、他方、裏面側封止部材3’にはキャビティ3’aが設けられている。
図11は図10の気密封止光偏向器パッケージの切り出し前のウェハレベルパッケージ状態を示し、(A)は全体斜視図、(B)は(A)の一部断面図を示す。
図11に示すように、図10の気密封止光偏向器パッケージはウェハレベルパッケージ状態の接合された3枚の表面側封止用ガラスウェハ100’、光偏向器シリコンウェハ200’及び裏面側封止用ガラスウェハ300’をダイシングラインLに沿って切り出すことによって得られる。
表面側封止部材1’のキャビティ1’a及び裏面側封止部材3’のキャビティ3’aは図11の表面側封止用ガラスウェハ100’及び光偏向器シリコンウェハ200’のウェハレベルで形成される。たとえば、フォトリソグラフィ法を用いてフォトレジストパターンを形成し、次いで、ウェットエッチング法あるいはドライエッチング法を用いてガラスウェハをエッチングする。この場合、表面側封止用ガラスウェハ100’のキャビティ形成は光透過性の点で重要であるので、ウェットエッチング法を用いる。他方、裏面側封止用ガラスウェハ300’のキャビティ形成は単なる封止部材であるのでどちらでもよく、また、サンドブラスト加工法を用いてもよい。
次に、図10の気密封止光偏向器パッケージの製造方法の概略を図12の断面図を参照して説明する。
始めに、図10の(A)を参照すると、予め、マイクロミラー21’、支持体22’、23’、貫通電極24’、Au電極25’、26’が形成された光偏向器シリコンウェハ200’を準備する。また、予め、キャビティ3’a、貫通電極31’、Au電極32’、AuSn電極33’が形成された裏面側封止用ガラスウェハ300’を準備する。尚、Au電極25’、26’、32’及びAuSn電極33’の下層には図示しない下地のバリア金属層が形成されている。
次に、図12の(B)を参照すると、真空容器中において、光偏向器シリコンウェハ200’を裏面側封止用ガラスウェハ300’上に加熱圧着し、AuSn共晶接合によってウェハ接合する。つまり、真空容器中において、鉛フリーはんだ工程と同様に、台形熱処理プロファイルを実行する。たとえば、室温から310℃まで一定速度で昇温し、310℃で数秒から数10秒間保持した後に、一定速度で降温して室温とする。これにより、光偏向器シリコンウェハ200’のAu電極25’と裏面側封止用ガラスウェハ300’のAuSn電極33’とが共晶接合して新たなAuSn共晶電極6を形成する。尚、加熱圧着を真空容器中で実行すると、AuSn共晶電極6にボイドが発生しにくい。
次に、図10の(C)を参照すると、予め、キャビティ1’a、光学透過窓11’、遮光カバー12’aが形成された遮光部12’及びAu電極13’が形成された表面側封止用ガラスウェハ100’を準備する。尚、Au電極13’の下層には図示しない下地のバリア金属層が形成されている。また、Au電極13’上には図示しない鉛フリーはんだボールが印刷されている。
次に、図12の(D)を参照すると、真空容器中において、表面側封止用ガラスウェハ100’を光偏向器シリコンウェハ200’上に載置し、鉛フリーはんだ接合によりウェハ接合する。この鉛フリーはんだの接合温度は上述のAuSn共晶接合温度310℃より低く、たとえば260℃とされるので、AuSn共晶電極6が再溶融することはない。また、真空容器の圧力は、光偏向器の機械的Q値が過剰に大きくなってマイクロミラーの制御が困難にならない程度に設定され、従って、余り大きくなく、5000〜50000Pa程度の減圧圧力とされる。但し、鉛フリーはんだ接合前には、残留吸着ガス等の影響を抑えるために、10-4Pa程度の高真空にし、封止用ガラスウェハ100’、300’及び光偏向器シリコンウェハ200’を200〜300℃程度に加熱して99.9999%の高純度窒素雰囲気でアニールする。これにより、用途によっては、ゲッター材を使用することなく、封止時の圧力レベルを数年間保持することができる。
最後に、図12の(E)を参照すると、封止用ガラスウェハ100’、300’及び光偏向器シリコンウェハ200’をチップ毎にダイシングすることにより図10の気密封止光偏向器パッケージが得られることになる。
このようにして得られた図10の気密封止光偏向器パッケージは貫通電極24’、31’を介してAu電極32’を備えているので、ハンダリフロー工程によって各種のプリント回路基板に容易に表面実装することができる。
次に、図12の気密封止光偏向器パッケージの製造方法の詳細を図13〜図19を参照して説明する。尚、図13〜図17は光偏向器シリコンウェハ200’の製造工程を示し、図18は光偏向器シリコンウェハ200’と裏面側封止用ガラスウェハ300’とのAuSn共晶による接合工程を示し、図19は光偏向器シリコンウェハ200’と表面側封止用ガラスウェハ100’とのPbフリーはんだによる接合工程を示す。
始めに、図13の(A)を参照すると、厚さ約525μmの単結晶シリコン基板(ウェハ)1301を準備する。この単結晶シリコン基板1301には、予め、ポリシリコン埋込み電極ビア1302が形成されている。
次に、図13の(B)を参照すると、単結晶シリコン基板1301を熱酸化して裏面及び表面に厚さ約0.5μmの酸化シリコン層1303、1304を形成する。
次に、図13の(C)を参照すると、酸化シリコン層1304上にスパッタリング法、電子ビーム(EB)蒸着法等により厚さ約50nmのTi及び厚さ約150nmのPtを順次成膜し、これにより、下部電極層1305を形成する。次いで、下部電極層1305上に反応性アーク放電イオンプレーティング法により厚さ約3μmのチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)よりなる圧電体層1306を成膜する。反応性アーク放電イオンプレーティング法については特許文献7、8、9を参照されたし。次いで、圧電体層1306上にスパッタリング法、EB蒸着法等により厚さ約150nmのPtよりなる上部電極層1307を成膜する。
次に、図14の(A)を参照すると、フォトリソグラフィ及びドライエッチング法を用いて上部電極層1307及び圧電体層1306のパターニングを行う。次いで、フォトリソグラフィ及びドライエッチング法を用いて下部電極層1305のパターニングを行う。これにより、図10の支持体22’、23’ 及びトーションバー、圧電アクチュエータを形成する。
次に、図14の(B)を参照すると、全体にプラズマCVD法により酸化シリコン層1308を形成する。
次に、図14の(C)を参照すると、フォトリソグラフィ及びドライエッチング法を用いて酸化シリコン層1308に下部電極層1305、上部電極層1307及びポリシリコン埋込み電極ビア1302に対するコンタクトホール1308aを形成する。
次に、図15の(A)を参照すると、フォトリソグラフィ法によりフォトレジストパターンを形成し、次いで、スパッタリング法を用いてAlSi(10%Si)を全面に形成し、リフトオフ法によりAlSi配線1309を形成する。これにより、下部電極層1305、上部電極層1307を周辺のパッドへ電気的に接続する。
次に、図15の(B)を参照すると、フォトリソグラフィ法によりフォトレジストパターンを形成し、次いで、スパッタリング法を用いてTi及びAgを全面に順次形成し、リフトオフ法によりマイクロミラー21としての反射層1310を形成する。
次に、図15の(C)を参照すると、フォトリソグラフィ法によりフォトレジストパターンを形成し、次いで、スパッタリング法を用いてNi及びAuを全面に順次形成し、リフトオフ法により表面側封止用ガラスウェハ100’との接合用のAu電極26’を形成する。尚、NiはAu電極26’の下地のバリア金属層として作用する。
次に、図16の(A)を参照すると、表面側封止用ガラスウェハ100’の表面側を樹脂よりなるサポート基板1311に接着層により貼り付ける。つまり、仮接着する。
次に、図16の(B)を参照すると、表面側封止用ガラスウェハ100’をサポート基板1311で保持したまま、表面側封止用ガラスウェハ100’の裏面を研削加工してポリシリコン埋込み電極ビア1302を露出させる。次いで、表面側封止用ガラスウェハ100’の裏面を化学的機械的研磨(CMP)法により平坦化する。
次に、図16の(C)を参照すると、表面側封止用ガラスウェハ100’の裏面全体にスパッタリング法もしくはプラズマCVD法により酸化シリコン層1312を形成する。
次に、図17の(A)を参照すると、酸化シリコン層1312に対してフォトリソグラフィ及びドライエッチング法を用いて、貫通電極24’としてのポリシリコン埋込み電極1302用の開口1312a及びシリコン加工用の開口1312bを形成する。
次に、図17の(B)を参照すると、フォトリソグラフィ法によりフォトレジストパターンを形成し、次いで、スパッタリング法を用いてNi及びAuを全面に順次形成し、リフトオフ法により裏面側封止用ガラスウェハ300’との接合用のAu電極25’を形成する。尚、NiはAu電極25’の下地のバリア金属層として作用する。
次に、図17の(C)を参照すると、酸化シリコン層1312に対応する領域に高周波結合プラズマ反応性イオンエッチング(ICP-RIE)法用マスク、つまり、フォトリソグラフィ法により酸化シリコン層1312表面に厚膜レジスト層(図示せず)を形成し、この厚膜レジスト層をエッチングマスクとしてICP-RIE装置において単結晶シリコン基板1301を深堀ドライエッチング除去する。
尚、ICP-RIE法は、単結晶シリコンを異方性エッチングするのに適したエッチング法であり、従って、単結晶シリコン基板1301を垂直にエッチングできる。
このようにして、光偏向器シリコンウェハ200’が完成する。
次に、図18の(A)を参照すると、真空容器中において、サポート基板1311を仮接着したまま、光偏向器シリコンウェハ200’を裏面側封止用ガラスウェハ300’に加熱圧着する。つまり、AuSn共晶接合させる。この結果、図18の(B)に示すごとく、AuSn共晶電極6が光偏向器シリコンウェハ200’と裏面側封止用ガラスウェハ300’との間に形成される。
次に、図18の(B)を参照すると、光偏向器シリコンウェハ200’のサポート基板1311の接着層に紫外線を照射して粘着力を弱め、この結果、図18の(C)に示すごとく、サポート基板1311が剥離する。
次に、図19の(A)を参照すると、AuSn共晶接合された光偏向器シリコンウェハ200’及び裏面側封止用ガラスウェハ300’を洗浄後、上述したように、真空容器内で表面側封止用ガラスウェハ100’とPbフリーはんだ接合する。その際、高純度窒素ガスにて真空容器内の圧力を50000Paに調整する。尚、表面側封止用ガラスウェハ100’、Au電極13’上にはPbフリーはんだボール14’が印刷されている。この結果、図19の(B)に示すごとく、光偏向器シリコンウェハ200’は封止用ガラスウェハ100’、300’によって減圧封止される。このとき、気密に封止されることによって内部の有機薄膜フォトセンサは空気に触れることがないため酸化などの劣化を防ぐことができる。最後に、ダイシングによって図10に示すようなチップレベルの光偏向器パッケージが得られる。
上述の実施の形態においては、光偏向器ウェハとして単結晶シリコンウェハを用いているが、SOI(Silicon On Insulator)ウェハを用いることもできる。この場合には、図20に示すごとく、裏面側封止部材3’は平板であり、裏面側封止部材3’にキャビティを形成する必要がない。
本発明に係る減圧封止した光偏向器パッケージにおいて、水平X−X軸駆動用の圧電アクチュエータにマイクロミラー21’の共振周波数25kHzかつ20Vのピーク間電圧VPPの正弦波駆動信号を印加し、垂直Y−Y軸駆動用の圧電アクチュエータに非共振周波数60Hzかつ20Vのピーク間電圧VPPの正弦波駆動信号を印加したところ、水平X−X軸で±9°、垂直Y−Y軸で±7°のマイクロミラー21’の振れ角が得られ、また、そのときのジッタは±0.1%であった。これに対し、減圧しない光偏向器パッケージにおいては、同一駆動条件で、水平X−X軸で±6°、垂直Y−Y軸で±5°のマイクロミラーの振れ角が得られ、また、そのときのジッタは±1%であった。従って、減圧封止による振れ角の増大及びジッタの抑制が確認できた。
有機薄膜フォトセンサ4a、4bによる同期光検出信号に基づいて画素表示タイミングと光源の輝度を調整したときのベタ白表示における輝度分布がA4サイズの表示に対して±2%以下であった。これに対し、上述の同期光検出信号に基づかないときの輝度分布は±5%程度であった。
また、温度環境を急激に20℃ほど変化させたときの走査角変動を上述と同様の比較で実施したところ、有機薄膜フォトセンサによって偏向角の計測/制御を実施した場合には、走査角に変動はみられなかったが、この計測/制御を実施しない場合には共振周波数のシフトに伴って走査角が20%も減少してしまった。
尚、上述の実施の形態は気密封止光偏向器パッケージを示しているが、本発明は気密封止型以外の光偏向器パッケージにも適用できる。
1:封止ガラス
1’:表面側封止部材
11、11’:光学透過窓
12、12’:遮光部
12a、12’a:遮光カバー
13’:Au電極
14’:Pbフリーはんだボール
1’a:キャビティ
2、2’:光偏向器
21、21’:マイクロミラー
22、22’:支持体
22a、22b:トーションバー
22c、22d、22e、22f:圧電アクチュエータ
23、23’:支持体
23c、23d、23e、23f:圧電アクチュエータ
24’:貫通電極
25’:Au電極
26’:Au電極
3:セラミック実装基板
3’:裏面側封止部材
3a、3’a:キャビティ
31’:貫通電極
32’:Au電極
33’:AuSn電極
4a、4b:有機薄膜フォトセンサ
5:Auはんだ電極
6:AuSn共晶電極
100’:表面側封止用ガラスウェハ
101:ガラス基板
102:透明電極層
103:フタロシアニン化合物層
104:ペリレン化合物層
105:金属電極層
200’:光偏向器シリコンウェハ
300’:裏面側封止用ガラスウェハ
401:金属電極層
402:ペリレン化合物層
403:フタロシアニン化合物層
404:透明樹脂層
901:レジストパターン
1301:単結晶シリコン基板
1302:ポリシリコン埋込み電極ビア
1305:下部電極層
1307:上部電極層
1308:酸化シリコン層
1309:AlSi配線
1311:サポート基板
1312:酸化シリコン層

Claims (4)

  1. 支持体、弾性部材、該弾性部材によって前記支持体の空洞部に揺動可能に支持されたミラー及び前記弾性部材を介して前記ミラーを揺動駆動するアクチュエータを有する光偏向器と、
    該光偏向器を挟んで前記ミラーの揺動空間を確保するキャビティを封止する第1、第2の封止部材と
    を具備し、
    前記第1の封止部材が、
    前記キャビティに対向した光学透過窓と、
    該光学透過窓の周辺の遮光部と
    を有し、
    前記光学透過窓の直近傍の前記遮光部の前記キャビティ側にフォトセンサを設けた光偏向器パッケージ。
  2. 前記第1、第2の封止部材が前記キャビティを気密封止した請求項1に記載の光偏向器パッケージ。
  3. 前記フォトセンサが相異なる導電型の第1、第2の有機薄膜の積層膜よりなる有機薄膜フォトセンサである請求項1に記載の光偏向器パッケージ。
  4. 前記各第1、第2の封止部材が前記キャビティを形成する第1、第2のキャビティを有する請求項1に記載の光偏向器パッケージ。

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