JP2011190472A - 長尺鋼材の焼戻し後の連続冷却方法およびその装置 - Google Patents

長尺鋼材の焼戻し後の連続冷却方法およびその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011190472A
JP2011190472A JP2010055049A JP2010055049A JP2011190472A JP 2011190472 A JP2011190472 A JP 2011190472A JP 2010055049 A JP2010055049 A JP 2010055049A JP 2010055049 A JP2010055049 A JP 2010055049A JP 2011190472 A JP2011190472 A JP 2011190472A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
steel material
water
long steel
tempering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010055049A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5631026B2 (ja
Inventor
Ichiro Takasu
一郎 高須
Takeshi Sakai
毅 堺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Special Steel Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Special Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Special Steel Co Ltd filed Critical Sanyo Special Steel Co Ltd
Priority to JP2010055049A priority Critical patent/JP5631026B2/ja
Publication of JP2011190472A publication Critical patent/JP2011190472A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5631026B2 publication Critical patent/JP5631026B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Heat Treatment Of Articles (AREA)
  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)

Abstract

【課題】 長尺鋼材の熱処理の焼戻し後に焼戻し温度から冷却する際、冷却による長尺鋼材の曲がりを防止し靱性などに優れた長尺鋼材を製造する方法および装置を提供する。
【解決手段】 棒鋼又は鋼管からなる長尺鋼材の熱処理の焼戻し処理後の冷却において、冷却ゾーン4の長尺鋼材2の上下に複数の水冷ノズル6を配置し、水冷ノズル6の向きを長尺鋼材2に対して20°以上45°以下の角度とし、水冷ノズル6は熱処理の水冷開始温度から250℃(好ましくは100℃)まで長尺鋼材2の赤熱部3の表面を冷却し得る水量を備え、冷却速度を400℃/秒以上としている。この装置により長尺鋼材2の冷却ゾーン4の上下に切れ目なく配置の水冷ノズル6から水流角度20°以上45°以下で長尺鋼材2に噴射し、鋼材表面の冷却速度を400℃/秒以上として長尺鋼材2を熱処理温度から250℃(好ましくは100℃)まで冷却する。
【選択図】 図1

Description

棒鋼あるいは鋼管などの長尺鋼材の熱処理における焼戻し後の連続的に冷却する冷却方法およびその冷却装置に関する。
従来、長尺鋼材を熱処理における焼戻し後の焼戻し温度から連続冷却する際に、長尺鋼材を水冷などにより急冷すると、長尺鋼材の靱性が向上し、より高い品質が得られる。しかし、水冷により急冷すると長尺鋼材に曲がりが発生するので、水冷後にその曲がりを矯正する必要があり、このために製造コストが高くなるとともに、焼戻しのための連続水冷設備に高額な設備設置費用や保守費用を必要とした。
一方、鋼管などの棒状ワークを水平に支持して軸芯線を中心にして回転させながら、棒状ワークの外周面のみを支持して軸芯線の方向に移動させながら、棒状ワークの外周面をその周囲の高周波コイルによって加熱し、加熱した棒状ワークの周囲にリング状に配置の焼入れ噴射用ジャケットから焼入れ液を噴射して冷却する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この方法で、棒状ワークに歪を生じることなく焼入れおよび冷却できるが、このための装置は極めて複雑である。さらに、棒鋼の矯正冷却能を有し、簡潔接触方式より、自在に冷却調節可能とした常温冷却床による制御冷却方法が、提案されている(例えば、特許文献2参照。)。しかし、この方法は、棒鋼の種々の冷却パターンは意図されているが、冷却による曲がりの矯正については意図されていない。
特開平7−48620号公報 特開2009−711号公報
本発明が解決しようとする課題は、棒鋼あるいは鋼管などの長尺鋼材の熱処理における焼戻し後に焼戻し温度から連続的に冷却する際に、冷却による長尺鋼材の曲がりを防止して靱性などに優れた長尺鋼材を製造する方法およびその装置を提供することである。
本発明は、棒鋼あるいは鋼管などの長尺鋼材を熱処理における焼戻し後に焼戻し温度から連続冷却する方法において、棒鋼あるいは鋼管などの長尺鋼材の焼戻し後の冷却ゾーンに水冷ノズルを切れ目なく長尺鋼材の上下に配置すると共に、水冷ノズルから噴射される水流が長尺鋼材に当たる角度を20°以上45°以下とし、かつ、焼戻し温度から水冷を開始し、その水冷開始温度から250℃(好ましくは100℃)までの長尺鋼材の表面の冷却速度を400℃/秒とすることにより、曲がりがなく、靱性などの特性の良好な長尺鋼材を製造する方法およびその方法を実施するための装置である。
すなわち、上記の課題を解決するための本発明の手段は、第1の手段では、棒鋼あるいは鋼管からなる長尺鋼材の熱処理における焼戻し処理後の焼戻し温度からの冷却方法における手段である。この手段では、長尺鋼材の冷却ゾーンの上下に、切れ目なく配置した水冷ノズルから水流を20°以上45°以下の角度として長尺鋼材に向けて噴射する。この噴射した水流により焼戻し温度から水冷を開始し、その水冷開始温度から250℃(好ましくは100℃)までの鋼材表面の冷却速度を400℃/秒以上として長尺鋼材を冷却することからなる棒鋼あるいは鋼管からなる長尺鋼材の焼戻し時の冷却方法である。
第2の手段は、棒鋼あるいは鋼管からなる長尺鋼材の焼戻し処理後の焼戻し温度からの冷却装置における手段である。この手段では、長尺鋼材の冷却ゾーンに切れ目なく上下に水冷ノズルを配置し、この長尺鋼材の冷却ゾーンの上下に配置した水冷ノズルの向きを、長尺鋼材に対して20°以上45°以下の角度としている。さらに、この冷却ノズルは、長尺鋼材に噴出する冷却水量を長尺鋼材の焼戻し温度、すなわち、水冷開始温度から250℃(好ましくは100℃)までの鋼材表面の冷却速度を400℃/秒以上とし得る水量を備えたノズルからなる棒鋼あるいは鋼管からなる長尺鋼材の焼戻し処理後の冷却装置である。
本発明の上記の手段において、焼戻し後の焼戻し温度からの長尺鋼材の冷却を水冷とする効果について説明する。長尺鋼材を焼入焼戻し処理する際に、焼戻し温度から空冷により冷却すると、鋼材の脆化温度である250〜300℃に保持される時間が水冷よりも長い時間生じる。このように脆化温度に保持されると、例えば、−20℃や−40℃の低温におけるシャルピー衝撃値が低下するか、あるいはシャルピー衝撃値の遷移温度が上がる。すなわち、空冷に代えて、水冷により急冷をすることにより、鋼材の脆化温度に保持される時間を少なくして回避することにより、例えば、−20℃や−40℃におけるシャルピー衝撃値が上がり、かつシャルピー衝撃値の遷移温度が下る効果が得られる。
次いで、水冷ノズルから噴射される水流が長尺鋼材に当たる角度を20°以上45°以下とする効果について説明する。長尺鋼材に当たる水流の角度が45°を超えると、水流が鋼材表面を走って流れず、フッ素樹脂加工の表面に水流が当たったときのように、水流が鋼材表面で跳ねたり、あるいは熱処理炉に逆流してしまう恐れがある。熱処理炉に水が入ると水蒸気爆発を起こす恐れが生じる。一方、所定以上の流速で水流が鋼材に45°以下の角度で当たれば、水流が鋼材表面を均一に覆うことにより、鋼材表面に蒸気膜を生成する。そこで生成された蒸気膜によって鋼材表面における冷却の不均一が防止される結果、長尺鋼材の全周が均一に冷却される。また、水冷ノズルから噴射される水流が長尺鋼材に当たる角度を20°以上とする理由について、角度を20°より小さくすると、下からの水が鋼材に到達する距離が長くなり届かなくなる現象が生じる。この結果上下の水たる位置がずれて焼入れにむらが生じる。なお水圧を上げれば幾分改善するが高圧仕様にする必要がある。これらを考慮し下限を20゜とした。
さらに、焼戻し温度、すなわち、水冷開始温度から250℃(好ましくは100℃)までの表面の冷却速度が400℃/秒以上とする水冷ノズルの使用並びに冷却水量とする効果について説明する。水冷ノズルから噴射される水流が弱いと、すなわち、すなわち水冷開始温度から250℃までの表面の冷却速度が400℃/秒未満であると、鋼材表面に蒸気膜が生成し、蒸気膜の消滅するタイミングにずれが生じて、鋼材の冷却に不均一が発生する。一方、従来から、焼戻し後に水冷することにより、衝撃値などの機械的特性が改善されることは知られていたが、量産レベルでの処理では、鋼材に曲がりが発生するために、矯正工程の追加が必要となりコストがかかるために採用できなかった。しかし、水冷開始温度から250℃までの表面の冷却速度が400℃/秒以上とする水冷ノズルの使用並びに冷却水量とすることで、鋼材に曲がりを発生することなく冷却できる。理想的には、冷却開始温度から100℃まで、表面の冷却速度が400℃/秒以上となるように冷却を行うべきであるが、最低限250℃までの表面の冷却速度を400℃/秒以上とすることが必要である。
このように、焼戻し後に水冷することにより、冷却速度が上り、シャルピー衝撃値が向上し、例えば、従来、Niなどの希少金属を使用する必要があったが、JIS規定のクロムモリブデン鋼であるSCMなどのNiを含まない合金鋼が使えるようになる。また、焼戻し後に水冷しても曲がりが発生しないので、矯正工程の追加の必要がなくなる結果、コストが掛かることによる量産できない心配がなく、コストメリットはきわめて大きい。
焼戻し後の棒鋼を水冷ノズルで冷却する模式図である。
本発明を実施するための形態において、先ず、冷却装置について説明し、続いてその冷却装置を用いて冷却する冷却方法について実施例により説明する。
棒鋼2aあるいは鋼管2bからなる長尺鋼材2を焼戻し処理後の焼戻し温度から冷却するための冷却装置1は、長尺鋼材2を水冷により冷却する冷却ゾーン4を有し、この冷却ゾーン4において長尺鋼材2を水冷するための水冷ノズル6を、長尺鋼材2の上下に切れ目なく配置している。この長尺鋼材2の冷却ゾーン4には、上下に複数の水冷用のヘッダー5を配置し、これらのヘッダー5には、向きを長尺鋼材2に対して20°以上45°以下の水流の角度8となるようにした複数の水冷ノズル6が設けられている。すなわち、長尺鋼材2の赤熱部3の表面に対して、400℃/秒以上の冷却速度で長尺鋼材2の焼戻し温度から250℃まで冷却することができるように、長尺鋼材2に対して20°以上45°以下の角度として向けた水冷ノズル6が形成されて冷却装置1とされている。
本発明の冷却装置1による冷却方法の第1の実施例について説明する。先ず、SCM440からなるφ25mmの径で7000mmの長さからなる棒鋼2aの9本を、それぞれ棒鋼2aの軸芯の周りに回転させながら一括して熱処理炉に装入して焼入れし、さらに670℃に加熱して焼戻した。次いで、図1に模式的に示すように、ヘッダー5に有する水冷ノズル6を棒鋼2aの長さ1000mmの上下にわたって切れ目なく配置した冷却ゾーン4において、水冷ノズル6から噴射する水流の棒鋼2aの赤熱部3に対する水流の角度7を上下からそれぞれ45°として焼戻した棒鋼2aの赤熱部3を進行方向9の方向に移動させながら水冷した。この場合、670℃の焼戻し温度から冷却を開始し、その冷却開始温度から200℃までの棒鋼2aの冷却ゾーン4の水流面8の部分の冷却速度が400℃/秒となる水流で棒鋼2aを冷却した。その結果、棒鋼2aには曲がりが発生することなく、したがって矯正工程を追加する必要はなかった。得られた棒鋼2aの中心部の20℃におけるシャルピー衝撃値の吸収エネルギーは185J/cm2で、空冷の場合の20℃におけるシャルピー衝撃値の吸収エネルギーの167J/cm2と比較して向上し、靱性に優れた棒鋼2aが得られた。
次に、本発明の冷却装置1による冷却方法の第2の実施例について説明する。先ず、SCM440からなるφ45mmの径で7000mmの長さからなる棒鋼2aの5本を、それぞれ棒鋼2aの軸芯の周りに回転させながら一括して熱処理炉に装入して焼入れし、さらに620℃に加熱して焼戻した。次いで、図1に模式的に示すように、ヘッダー5に有する水冷ノズル6を棒鋼2aの長さ1000mmの上下にわたって切れ目なく配置した冷却ゾーン4において、水冷ノズル6から噴射する水流の棒鋼2aの赤熱部3に対する水流の角度7を上下からそれぞれ45°として焼戻した棒鋼2aの赤熱部3を進行方向9の方向に移動させながら水冷した。この場合、620℃の焼戻し温度から冷却を開始し、その冷却開始温度から100℃までの棒鋼2aの冷却ゾーン4の水流面8の部分の冷却速度が400℃/秒となる水流で棒鋼2aを冷却した。その結果、棒鋼2aには曲がりが発生することなく、したがって矯正工程を追加する必要はなかった。得られた棒鋼2aの中心部の−40℃におけるシャルピー衝撃値の吸収エネルギーは41J/cm2で、空冷の場合の−40℃におけるシャルピー衝撃値の吸収エネルギーの33J/cm2と比較して向上し、靱性に優れた棒鋼2aが得られた。
さらに、本発明の冷却装置1による冷却方法の第3の実施例について説明する。先ず、SCM435からなるφ75mmの径で7000mmの長さからなる棒鋼2aの3本を、それぞれ棒鋼2aの軸芯の周りに回転させながら一括して熱処理炉に装入して焼入れし、さらに580℃に加熱して焼戻した。次いで、図1に模式的に示すように、ヘッダー5に有する水冷ノズル6を棒鋼2aの長さ1000mmの上下にわたって切れ目なく配置した冷却ゾーン4において、水冷ノズル6から噴射する水流の棒鋼2aの赤熱部3に対する水流の角度7を上下からそれぞれ45°として焼戻した棒鋼2aの赤熱部3を進行方向9の方向に移動させながら水冷した。この場合、580℃の焼戻し温度から冷却を開始し、その冷却開始温度から250℃までの棒鋼2aの冷却ゾーン4の水流面8の部分の冷却速度が400℃/秒となる水流で棒鋼2aを冷却した。その結果、棒鋼2aには曲がりが発生することなく、したがって矯正工程を追加する必要はなかった。得られた棒鋼2aの中心部の−40℃におけるシャルピー衝撃値の吸収エネルギーは36J/cm2で、空冷の場合の−40℃におけるシャルピー衝撃値の吸収エネルギーの29J/cm2と比較して向上し、靱性に優れた棒鋼2aが得られた。
さらに、本発明の冷却装置1による冷却方法の第4の実施例について説明する。先ず、SCM435からなるφ70mmの径で7000mmの長さからなる棒鋼2aの3本を、それぞれ棒鋼2aの軸芯の周りに回転させながら一括して熱処理炉に装入して焼入れし、さらに590℃に加熱して焼戻した。次いで、図1に模式的に示すように、ヘッダー5に有する水冷ノズル6を棒鋼2aの長さ1000mmの上下にわたって切れ目なく配置した冷却ゾーン4において、水冷ノズル6から噴射する水流の棒鋼2aの赤熱部3に対する水流の角度7を上下からそれぞれ40°として焼戻した棒鋼2aの赤熱部3を進行方向9の方向に移動させながら水冷した。この場合、590℃の焼戻し温度から冷却を開始し、その冷却開始温度から150℃までの棒鋼2aの冷却ゾーン4の水流面8の部分の冷却速度が400℃/秒となる水流で棒鋼2aを冷却した。その結果、棒鋼2aには曲がりが発生することなく、したがって矯正工程を追加する必要はなかった。得られた棒鋼2aの中心部の−40℃におけるシャルピー衝撃値の吸収エネルギーは38J/cm2で、空冷の場合の−40℃におけるシャルピー衝撃値の吸収エネルギーの30J/cm2と比較して向上し、靱性に優れた棒鋼2aが得られた。
1 冷却装置
2 長尺鋼材
2a 棒鋼
2b 鋼管
3 赤熱部
4 冷却ゾーン
5 ヘッダー
6 水冷ノズル
7 水流の角度
8 水流面
9 進行方向

Claims (2)

  1. 棒鋼あるいは鋼管からなる長尺鋼材の熱処理の焼戻し処理後の冷却方法において、長尺鋼材の冷却ゾーンの上下に切れ目なく配置した水冷ノズルから噴射する水流を45°以下の角度として長尺鋼材に噴射し、熱処理での水冷開始温度から250℃(好ましくは100℃)までの鋼材表面の冷却速度を400℃/秒以上として長尺鋼材を冷却することを特徴とする棒鋼あるいは鋼管からなる長尺鋼材の焼戻し処理後の冷却方法。
  2. 棒鋼あるいは鋼管からなる長尺鋼材の焼戻し処理後の冷却装置において、長尺鋼材の冷却ゾーンに切れ目なく上下に水冷ノズルを配置し、長尺鋼材の冷却ゾーンの上下に配置した水冷ノズルの向きを長尺鋼材に対して20°以上45°以下の角度とし、かつ、この水冷ノズルは長尺鋼材に噴出する冷却水量を長尺鋼材の熱処理での水冷開始温度から250℃(好ましくは100℃)までの長尺鋼材の赤熱部の表面の冷却速度を400℃/秒以上とし得る水量を備えていることを特徴とする棒鋼あるいは鋼管からなる長尺鋼材の焼戻し処理後の冷却装置。
JP2010055049A 2010-03-11 2010-03-11 長尺鋼材の焼戻し後の連続冷却方法およびその装置 Active JP5631026B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010055049A JP5631026B2 (ja) 2010-03-11 2010-03-11 長尺鋼材の焼戻し後の連続冷却方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010055049A JP5631026B2 (ja) 2010-03-11 2010-03-11 長尺鋼材の焼戻し後の連続冷却方法およびその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011190472A true JP2011190472A (ja) 2011-09-29
JP5631026B2 JP5631026B2 (ja) 2014-11-26

Family

ID=44795694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010055049A Active JP5631026B2 (ja) 2010-03-11 2010-03-11 長尺鋼材の焼戻し後の連続冷却方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5631026B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106521122A (zh) * 2016-11-02 2017-03-22 华南理工大学 一种提高合金结构钢耐磨性的深冷处理工艺

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54107411A (en) * 1978-02-10 1979-08-23 Nippon Steel Corp Tempering of large diameter steel tube
JPH09157750A (ja) * 1995-12-01 1997-06-17 Nisshin Steel Co Ltd 鋼管の高速焼入れ方法
JP2001032017A (ja) * 1999-07-23 2001-02-06 Toyota Motor Corp 高周波焼入れ装置
JP2009127067A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Sanyo Special Steel Co Ltd 長尺鋼材噴射焼入れ時の不完全焼入れ防止方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54107411A (en) * 1978-02-10 1979-08-23 Nippon Steel Corp Tempering of large diameter steel tube
JPH09157750A (ja) * 1995-12-01 1997-06-17 Nisshin Steel Co Ltd 鋼管の高速焼入れ方法
JP2001032017A (ja) * 1999-07-23 2001-02-06 Toyota Motor Corp 高周波焼入れ装置
JP2009127067A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Sanyo Special Steel Co Ltd 長尺鋼材噴射焼入れ時の不完全焼入れ防止方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106521122A (zh) * 2016-11-02 2017-03-22 华南理工大学 一种提高合金结构钢耐磨性的深冷处理工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JP5631026B2 (ja) 2014-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107002164B (zh) 金属板的制造方法及骤冷淬火装置
JP5394926B2 (ja) 径方向−軸方向−リング圧延装置で継目なく製造されたリングの熱機械的処理方法
KR20130135354A (ko) 강관의 담금질 방법
KR20110011565A (ko) 다결정 실리콘 로드의 크랙 발생 방법 및 크랙 발생 장치
JPS607010B2 (ja) 鋼線材の成形および処理を連続的に行うための方法
KR20120093389A (ko) 미스트 냉각 장치, 열처리 장치 및 미스트 냉각 방법
JP5471935B2 (ja) 条鋼圧延材の冷却装置
CN108315532B (zh) 钢管水雾冷却方法
JP2010242153A (ja) 冷却装置
JP5631026B2 (ja) 長尺鋼材の焼戻し後の連続冷却方法およびその装置
JPWO2016027467A1 (ja) 熱処理レールの製造方法および製造装置
CN107254568A (zh) 高碳钢盘条的离线生产方法
JP6098773B2 (ja) 鋼管の焼入れ方法、鋼管の焼入れ装置、鋼管の製造方法および鋼管の製造設備
CN104726792A (zh) 低焊接裂纹敏感性高强度无缝钢管及其制造方法
JP5228659B2 (ja) 熱間圧延棒線の直接焼入方法
WO2014054287A1 (ja) 厚肉鋼管の製造方法
KR20110034452A (ko) 열가공 제어 압연의 가속 냉각 방법과 가속 냉각 장치
CN101649386B (zh) 中空管状热处理物的急速水冷装置
CN110177890B (zh) 无铅索氏体化工艺和设备
TW201718879A (zh) 金屬材熱處理方法
CN104968809B (zh) 粗钢丝的强制水冷
JP2009000711A (ja) 棒鋼制御冷却方法
JP2010024481A5 (ja)
JP7314989B2 (ja) 焼入れ装置及び金属板の製造方法
JP2009256707A (ja) 棒状または管状の金属材の冷却装置および冷却方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140304

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141007

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5631026

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250