JP2011190188A - 青蜜柑生フルーツ薬理剤 - Google Patents
青蜜柑生フルーツ薬理剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011190188A JP2011190188A JP2010055787A JP2010055787A JP2011190188A JP 2011190188 A JP2011190188 A JP 2011190188A JP 2010055787 A JP2010055787 A JP 2010055787A JP 2010055787 A JP2010055787 A JP 2010055787A JP 2011190188 A JP2011190188 A JP 2011190188A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- active ingredients
- mandarin oranges
- green mandarin
- pharmacological agent
- green
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
Abstract
【課題】柑橘栽培で、結実させる為の摘果は必須である。摘果廃棄される未成熟青蜜柑に含まれる有効成分の抽出のためにエタノール抽出を行っているが、エタノールと青蜜柑中の有効成分を蒸留選択抽出する為、耐熱性に乏しい有効成分は熱破壊され抽出できない。柑橘栽培で摘果廃棄される未成熟青蜜柑に含まれる有効成分の有効利用技術を提供する。
【解決手段】未成熟青蜜柑に含まれる有効成分を医薬剤、化粧剤、と食材に供するために、溶液抽出法に寄らずに、丸ごと青蜜柑果実を生のまま粉砕粒度数マイクロメータまで臼等で破砕粉砕し、さらに安息香酸塩で抗菌防腐処理した粉砕全青蜜柑果実。
【選択図】なし
【解決手段】未成熟青蜜柑に含まれる有効成分を医薬剤、化粧剤、と食材に供するために、溶液抽出法に寄らずに、丸ごと青蜜柑果実を生のまま粉砕粒度数マイクロメータまで臼等で破砕粉砕し、さらに安息香酸塩で抗菌防腐処理した粉砕全青蜜柑果実。
【選択図】なし
Description
柑橘栽培で摘果廃棄される未成熟青蜜柑に含まれる有効成分の有効利用技術で、溶液抽出法による溶液混入を避け、加熱抽出法で失われる芳香成分も損なう事の無い、未成熟青蜜柑に含まれる有効成分の利用技術である。
柑橘栽培で結実させる為の摘果は必須である。たとえば、鹿児島県で温州みかん、早生晩生あわせて約4万トンの収穫があり(H17年)、摘果廃棄される青蜜柑は収穫される温州蜜柑の約10分の1の4千トンである。収穫前に摘果される成熟前の青蜜柑に含まれるヘスペリジン(ビタミンP)は抗酸化作用があり、その他の薬理作用成分も多く、芳しい芳香成分もある。柑橘農家にとって、摘果廃棄される青蜜柑(約4千トン)の換金商品化技術が求められている。
現在、摘果青蜜柑有効成分の溶液抽出法として、n-ヘキサン、エーテル、アセトン、酢酸エチル、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、1,3-ブチレングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等を溶媒とする水溶液で、親油性の有効成分エキスを抽出し、医薬品化するやり方があり、青蜜柑を乾燥粉末化し、漢方薬としての利用法が考えられている。
特許文献1においてエタノール抽出を行っているが、エタノールと青蜜柑中の有効成分を蒸留選択抽出する為、耐熱性に乏しい有効成分は熱破壊され抽出できない。また、溶液抽出法による溶液混入を避け、薬理作用多様成分や芳香成分を完全に抽出利用できない。
丸ごと青蜜柑果実を生のまま粉砕粒度数マイクロメータまで臼等で破砕粉砕し、粉末液状化した粉砕全青蜜柑果実を食品添加物である安息香酸塩を抗菌防腐処理のため添加し、室温保存可能にし、青蜜柑本来の薬理作用多様成分や香料成分を損なわずに完全利用することを可能にした薬理剤と食材であり、粉砕粒度は適用例によって任意の大きさであるとする。
粉末液状化した粉砕全青蜜柑果実はビタミンPに象徴される薬理作用多様成分や芳香成分のような有効成分を完全に閉じこめており、化粧品添加物として、化粧クリーム、スキンローション、ヘヤートニック、シェービングクリーム添加剤とし、全身シャンプーと化粧固形石鹸に薬理作用とともにスクラブ剤として粒度径を荒くし、混合でき、入浴用剤としてそのまま利用できる。
以下、本発明の実施の形態として実施例を説明する。実施例はあくまで例であって、適用例はこの限りではない。
青蜜柑生フルーツボディシャンプー実施例は株式会社グローエンジニヤリング製のRD1-15Gマルチミルで約20マイクロメータ径に臼引きした粉末液状化した青蜜柑に、0.4重量%安息香酸Naを添加して均等に攪拌混合するようにし、薬理作用として抗酸化作用、抗アレルギー作用のある青蜜柑生フルーツ薬理剤を作り、液体石鹸に青蜜柑生フルーツ薬理剤を10重量パーセント入れ、ボディシャンプーを構成した。
青蜜柑生フルーツ浴用剤の実施例は実施例1の方法により得られた約10マイクロメータ径の血行循環促進と抗アレルギー、抗酸化作用を持つ青蜜柑生フルーツ薬理剤を200リットル風呂水に対して、不織布袋に50グラム入れたうえ、防水袋(ビニール袋等)に入れて常温保存できるようにした。
スキンクリームの実施例は実施例1の方法により得られた約10マイクロメータ径以下の血行循環促進と抗アレルギー、抗酸化作用を持つ青蜜柑生フルーツ薬理剤を10重量パーセント入れワセリンを基剤にグリセリン、オリーブ油、トレハロースと安息香酸で構成した。
実施例1の方法で安息香酸の濃度を0.4%以下にした血行循環促進と抗アレルギー、抗酸化作用を持つ青蜜柑生フルーツ薬理剤に甘味料として砂糖、水あめ、もしくは蜂蜜を加え、生ジャムを構成した。
実施例1の方法で得られた血行循環促進と抗アレルギー、抗酸化作用を持つ青蜜柑生フルーツ薬理剤を石鹸基材に10%混合後乾燥させ、固形石鹸として洗顔石鹸を構成した。
実施例1の方法で得られた血行循環促進と抗アレルギー、抗酸化作用を持つ青蜜柑生フルーツ薬理剤を不織布マスクに含浸させ、使用直前にαアルブチンを基剤とするアスコルビン酸溶液をマスクにスプレーして、美白マスクを構成した。
実施例1の方法で得られた血行循環促進と抗アレルギー、抗酸化作用を持つ青蜜柑生フルーツ薬理剤を、アスコルビン酸、安息香酸塩の溶液に5%混ぜ、不織布マスクに含浸させ、ニキビ治療マスクを構成した。
実施例1の方法で得られた血行循環促進と抗アレルギー、抗酸化作用を持つ青蜜柑生フルーツ薬理剤を、トレハロースを基材とするアスコルビン酸、安息香酸塩の溶液に5%混ぜ、不織布マスクに含浸させ、皺のたるみ治療マスクを構成した。
粉末液状化した粉砕全青蜜柑果実を食品添加物である安息香酸塩で抗菌防腐処理し、青蜜柑本来の薬理作用多様成分や香料成分を損なわずに完全利用でき、室温保存が可能であり、浴用剤、化粧品添加剤、医薬品や生ジャムに利用できる。
Claims (4)
- 丸ごと青蜜柑果実を生のまま粉砕粒度数マイクロメータまで臼等で破砕粉砕し、粉末液状化した粉砕全青蜜柑果実を食品添加物である安息香酸塩で抗菌防腐処理し、室温保存可能にし、青蜜柑本来の薬理作用多様成分や香料成分を損なわず完全な形で利用できる、青蜜柑生フルーツ薬理剤であり、粉砕粒度は適用例によって任意の大きさである薬理剤。
- 化粧品組成物中に含有することを特徴とする請求項1により得られた粉末液状化した青蜜柑生フルーツ薬理剤。
- 医薬品組成物中に含有することを特徴とする請求項1により得られた粉末液状化した青蜜柑生フルーツ薬理剤。
- 食品組成物中に含有することを特徴とする請求項1により得られた粉末液状化した青蜜柑生フルーツ薬理剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010055787A JP2011190188A (ja) | 2010-03-12 | 2010-03-12 | 青蜜柑生フルーツ薬理剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010055787A JP2011190188A (ja) | 2010-03-12 | 2010-03-12 | 青蜜柑生フルーツ薬理剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011190188A true JP2011190188A (ja) | 2011-09-29 |
Family
ID=44795489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010055787A Pending JP2011190188A (ja) | 2010-03-12 | 2010-03-12 | 青蜜柑生フルーツ薬理剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011190188A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101488761B1 (ko) | 2012-05-22 | 2015-02-04 | (주)제주사랑농수산 | 온주 밀감 미숙과 추출물을 이용한 콜라겐 생성 촉진용 조성물 및 자외선 차단용 조성물 |
US9884007B2 (en) | 2012-06-29 | 2018-02-06 | Cosmetic Warriors Limited | Composition |
CN109431957A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-03-08 | 广州迪丽生物科技有限公司 | 一种新型修护肌肤精华面霜 |
-
2010
- 2010-03-12 JP JP2010055787A patent/JP2011190188A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101488761B1 (ko) | 2012-05-22 | 2015-02-04 | (주)제주사랑농수산 | 온주 밀감 미숙과 추출물을 이용한 콜라겐 생성 촉진용 조성물 및 자외선 차단용 조성물 |
US9884007B2 (en) | 2012-06-29 | 2018-02-06 | Cosmetic Warriors Limited | Composition |
CN109431957A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-03-08 | 广州迪丽生物科技有限公司 | 一种新型修护肌肤精华面霜 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4280341B2 (ja) | 保湿性植物抽出物を含有する化粧料組成物 | |
KR101121949B1 (ko) | 수분 함량을 높인 화장품 스팀 크림의 조성물 및 이의 제조방법 | |
WO2004016236A1 (ja) | 化粧料 | |
JP6054700B2 (ja) | 脱糖化剤及び皮膚外用剤 | |
JP6505905B2 (ja) | カテキン脂肪酸誘導体の化粧料 | |
KR101780863B1 (ko) | 홍삼 에탄올 추출물의 부탄올 분획물을 포함하는 여드름 개선용 화장료 조성물 | |
JPH0761915A (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP2008143784A (ja) | 細胞増殖促進剤 | |
JP2006347995A (ja) | 美容用組成物 | |
KR101781466B1 (ko) | 연꽃 추출물 및 오매 추출물을 유효성분으로 함유하는 항산화 활성을 가지는 피부 외용제 조성물 | |
KR20190045548A (ko) | 과일 추출물을 포함하는 반려동물용 보습제 화장품의 제조방법 및 이에 의해 제조된 화장품 | |
CN104758231A (zh) | 一种石榴籽抗氧化面膜及其制备方法 | |
CN104323948A (zh) | 一种祛斑复方精油 | |
KR101757469B1 (ko) | 천연물 복합 추출물을 포함하는 모발 성장 촉진용 및 항염증 조성물 | |
JP2011190188A (ja) | 青蜜柑生フルーツ薬理剤 | |
JP5542143B2 (ja) | A.indicaおよびm.charantiaまたはs.indicumの抽出物を含む外用組成物 | |
JP2009196898A (ja) | 保湿剤 | |
CN105395392A (zh) | 一种抗衰老护肤霜 | |
KR101684433B1 (ko) | 산호와 송이를 이용한 타블렛 화장품 조성물의 제조방법 | |
JP2010259346A (ja) | 花粉又は花粉荷粉砕組成物とその抽出エキス、及びそれらの製造方法 | |
KR102645621B1 (ko) | 아피게닌을 포함하는 피부 재생 및 육모 촉진용 조성물 | |
KR20130089045A (ko) | 봉독 및 프로폴리스를 함유하는 여드름 예방 또는 치료용 조성물 | |
CN104688595A (zh) | 一种人参芦荟营养霜 | |
JP6651104B1 (ja) | 外用組成物の生産方法 | |
KR20120083767A (ko) | 양파피 착즙액, 추출물, 또는 분말을 함유한 피부외용제 |