JP2011189978A - 複合容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】外装体の両側に形成された折れ曲がり部を押し込んで、外装体の上下端を開いたとき、内装袋に広い底面を形成することのできる複合容器を提供する。
【解決手段】外装体20の上端が開口することによって内装袋30の上端が開口されるとともに、外装体20の下端が開口することによって自立する複合容器10において、外装体20が折り畳まれた状態で、内装袋30は、その下端が外装体20の中央部より下方に位置するように外装体に収容されるとともに、貼着部G1,G2は、外装体20の内側面の上部および中央部に設けられる。
【選択図】図5

Description

本発明は、筒状に形成された厚紙などからなる外装体と、その外装体の内側に貼着されたフィルムなどからなる内装袋を備える複合容器に関する。
従来、この種の複合容器は、例えば、特許文献1に示すように、矩形の板紙を長手方向に対して直角に3つ折りに畳んで形成された外装体と、その外装体の内側に貼着部を介して貼着された内装袋とで構成される。この複合容器では、外装体は上下端が、内装袋は上端が開放されている。そして、外装体の両側に形成された折れ曲がり部を内側に押し込んで外装体の上下端に開口を形成する。外装体の上端が開口することで、これに貼着された内装袋の上端が開口される。一方、外装体の下端が開口することで複合容器が自立するように構成されている。
特開2006−240670号公報
このような複合容器では、折り畳んだ状態の内装袋の両表面にその上下方向に沿って貼着部が1箇所ずつある。このため、外装体の両側に形成された折れ曲がり部を押し込んで、外装体の上下端を開いても、内装袋の底部が十分には開放されない。したがって、内装袋に例えば一口サイズのスナック菓子(食品)を充填するような場合には、工場にてスナック菓子を充填する前に、内装袋にその上部開口よりエアーを吹き込んで底部を広げる工程が別途必要となり、製造過程が複雑となってしまうという問題があった。また、内装袋の底部が十分に開放されないと、内装袋の底部にしわが寄って、充填されたスナック菓子がそのしわの間に入り込んでしまい、消費者がスナック菓子を手で取り出しにくいという問題もあった。
そこでこの発明の目的は、外装体の両側に形成された折れ曲がり部を押し込んで、外装体の上下端を開いたとき、内装袋に広い底面を形成することのできる複合容器を提供することにある。
このため請求項1に記載の発明は、板状の部材をその長手方向に対して折り畳んで形成する外装体と、
上端が開放され、両側端をヒートシールによって接合された可撓性シートで形成される内装袋とを備え、
該内装袋を前記外装体の内側に貼着部を介して貼着するとともに、
前記外装体の両側に形成された折れ曲がり部を押し込んで、前記外装体の上下端に開口を形成する複合容器であって、
前記外装体の上端が開口することによって前記内装袋の上端が開口されるとともに、
前記外装体の下端が開口することによって自立する複合容器において、
前記外装体が折り畳まれた状態で、
前記内装袋は、その幅が前記外装体の幅以下であり、かつ、その下端が前記外装体の中央部より下方に位置するように前記外装体に収容されるとともに、
前記貼着部は、前記外装体の内側面の所定の箇所に設けられることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の複合容器において、前記外装体に山折りの側辺を4つ形成することによって前記外装体の上下端に開口を設ける複合容器であって、
前記外装体の両側に形成された折れ曲がり部を押し込んだ際に、山折りを促進する側辺形成補助線部を前記外装体に備え、
前記側辺形成補助線部は、前記外装体の折れ曲がり部に沿って円弧状に、かつ、頂部が前記折れ曲がり部から遠ざかる方向となるように形成されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の複合容器において、前記外装体に山折りの側辺を4つ形成することによって前記外装体の上下端に開口を設ける複合容器であって、
前記外装体の両側に形成された折れ曲がり部を押し込んだ際に、山折りを促進する側辺形成補助線部を前記外装体に備え、
前記側辺形成補助線部は、前記外装体の折れ曲がり部に沿って略くの字状に、かつ、頂部が前記折れ曲がり部から遠ざかる方向となるように形成されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の複合容器において、前記側辺形成補助線部がミシン目であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2または3に記載の複合容器において、前記山折りに形成された前記側辺を保持するための、押し込み補助線部を前記外装体に備え、前記押し込み補助線部は、前記側辺形成補助線部の頂部から前記折れ曲がり部に向かって垂直に設けられることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の複合容器において、前記押し込み補助線部が罫線であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、板状の部材をその長手方向に対して折り畳んで形成する外装体と、上端が開放され、両側端をヒートシールによって接合された可撓性シートで形成される内装袋とを備え、その内装袋を外装体の内側に貼着部を介して貼着するとともに、外装体の両側に形成された折れ曲がり部を押し込んで、外装体の上下端に開口を形成する複合容器であって、外装体の上端が開口することによって内装袋の上端が開口されるとともに、外装体の下端が開口することによって自立する複合容器において、外装体が折り畳まれた状態で、内装袋は、その幅が外装体の幅以下であり、かつ、その下端が外装体の中央部より下方に位置するように外装体に収容されるとともに、貼着部は、外装体の内側面の所定の箇所に設けられるので、外装体の上端に開口を形成するのに追随して内装袋の上部にも確実に開口を形成することができる。
また、外装体の上下端に開口を形成することで、上下端の開口が連通して外装体が筒状となり、外装体の中央部も拡がる。外装体の内側面の中央部にある貼着部は内装袋に貼着しているので、外装体の中央部が拡がるのに追随して内装袋も拡がろうとする。しかし、内装袋の下端は閉じているので、内装袋の下端は拡がることができずに外装体の中央部付近まで引っ張り上げられる。これによって、外装体の中央部の開口断面に追随した広い底部を形成することができる。すなわち、外装体の折れ曲がり部を押し込むことで、内装袋の下端がリフトアップして底面を形成する。このようにして、内装袋に広い底面を形成することのできる複合容器を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、外装体に山折りの側辺を4つ形成することによって外装体の上下端に開口を設ける複合容器であって、外装体の両側に形成された折れ曲がり部を押し込んだ際に、山折りを促進する側辺形成補助線部を外装体に備え、側辺形成補助線部は、外装体の折れ曲がり部に沿って円弧状に、かつ、頂部が折れ曲がり部から遠ざかる方向となるように形成されるので、外装体の両側の折れ曲がり部を押し込んだ際、側辺形成補助線部が容易に山折りとなり、外装体に4つの側辺を容易に、かつ、確実に形成することができる。そして、4つの側辺が形成されることで、外装体の上下端に開口を確実に形成することができる。
また、側辺形成補助線部が折り曲げを促進することから、折れ曲がり部を押し込んだ際に、山折りとなる位置を側辺形成補助線部に特定することができる。したがって、外装体の形状を設計どおりのものとすることができる。
さらに、側辺形成補助線部が、外装体の折れ曲がり部に沿って円弧状に、かつ、頂部が折れ曲がり部から遠ざかる方向となるように形成されるので、側辺形成補助線部が山折りとなった際に、その折り線が元に戻ることを低減し、折り曲げ性を確実なものとすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、外装体に山折りの側辺を4つ形成することによって外装体の上下端に開口を設ける複合容器であって、外装体の両側に形成された折れ曲がり部を押し込んだ際に、山折りを促進する側辺形成補助線部を外装体に備え、側辺形成補助線部は、外装体の折れ曲がり部に沿って略くの字状に、かつ、頂部が折れ曲がり部から遠ざかる方向となるように形成されるので、外装体の両側の折れ曲がり部を押し込んだ際、側辺形成補助線部が容易に山折りとなり、外装体に4つの側辺を容易に、かつ、確実に形成することができる。そして、4つの側辺が形成されることで、外装体の上下端に開口を確実に形成することができる。
また、側辺形成補助線部が折り曲げを促進することから、折れ曲がり部を押し込んだ際に、山折りとなる位置を側辺形成補助線部に特定することができる。したがって、外装体の形状を設計どおりのものとすることができる。
さらに、側辺形成補助線部が、外装体の折れ曲がり部に沿って略くの字状に、かつ、頂部が折れ曲がり部から遠ざかる方向となるように形成されるので、側辺形成補助線部が山折りとなった際に、その折り線が元に戻ることを低減し、折り曲げ性を確実なものとすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、側辺形成補助線部がミシン目であるので、山折りをより容易に、かつ、より確実に形成することができる。また、簡単な製造工程にて側辺形成補助線部を形成することができる。
請求項5に記載の発明によれば、山折りに形成された側辺を保持するための、押し込み補助線部を外装体に備え、押し込み補助線部は、側辺形成補助線部の頂部から折れ曲がり部に向かって垂直に設けられるので、側辺形成補助線部が山折りとなって側辺が形成された際に、その折り線が元に戻ることをいっそう低減し、折り曲げ性をいっそう確実なものとすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、押し込み補助線部が罫線であるので、山折りをより容易に、かつ、より確実に形成することができる。また、簡単な製造工程にて側辺形成補助線部を形成することができる。
本発明の複合容器の一例の(a)は正面図、(b)は右側面図である。 その複合容器を構成する外装体の展開図である。 その複合容器を構成する内装袋の(a)は2つのシートを重ね合わせる様子を説明するための図、(b)は正面図、(c)は裏面図である。 その複合容器の形成を説明するための図であり、外装体を形成する前の図である。 その複合容器の形成を説明するための図であり、外装体を形成した後の図である。 その複合容器が形成された図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図、(d)は底面図である。 本発明の複合容器の別の例の外装体の展開図である。 その複合容器の形成を説明するための図であり、外装体を形成する前の図である。 その複合容器の形成を説明するための図であり、外装体を形成した後の図である。 その複合容器が形成された図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。 本発明の内装袋の別の例を示す図であり、(a)は1つのシートを折り曲げる様子を説明するための図、(b)は(a)の後に両側にヒートシールを施した図である。
図1(a),(b)にはこの発明の一例としての複合容器10を示す。複合容器10は自立可能であり、外装体20と、外装体20の内側に貼着される内装袋30とで構成される。外装体20は、板紙、紙を主体とした複合シート、プラスチックシートなど一定の厚みを持った折り曲げ性にすぐれた材料(部材)で形成される。外装体20は、その側面を4つ持ち、中央の括れた鼓状の側面21、中央の膨れた樽状の側面22をそれぞれ同一形状・サイズで2つずつ有する。側面21は、上端21UE、下端21DEの幅がW1に、中央Cの幅がW2に形成される(W1>W2)。また、高さはH1である。側面21の両側辺21ARは、内側に張り出した円弧状に形成される。両側辺21ARは、中央Cを頂部とするように形成されている。
側面22は、上端22UE、下端22DEの幅がそれぞれD1に、中央Cの幅がD2に形成される(D2>D1)。また、高さはH1である。側面22の両側辺22ARは外側に張り出した円弧状に形成される。両側辺22ARは、中央Cを頂部として、外側に張り出すように形成される。なお、外装体20において、側辺22ARと側辺21ARとは一致するものである。すなわち、側面21と側面22とは、側辺21AR(=側辺22AR)において折れ曲がり、かつ、連続して形成されている(側辺21ARと側辺22ARとは、図2にて後述するように、ミシン目Sを折り曲げて形成されたものである)。
側面22には、さらに、罫線23および罫線(押し込み補助線部)24を備える。罫線23,24はそれぞれ、山折り、谷折りを容易にするためのものである。罫線23は鉛直方向に形成されている。罫線23は、側面22の幅方向の中央に形成される(すなわち、側面22の上下端の幅D1および中央の幅D2の中間を通るように形成される)。さらに、罫線24は、側面22の高さ方向の中央Cに形成される。図1では、罫線24を折り曲げ補助として側面22を内側に押し込んだ状態である。なお、このとき、罫線23は折り曲げられていない。
外装体20の上端からは、内装袋30の上部(高さH2)が延出して見える。内装袋30も、その側面を4つ持ち、略逆台形状の側面31、略三角形状の側面32をそれぞれ2つずつ有する。そして、内装袋30の上端33は、ヒートシールで封止される(上端33の幅はW3であり、W3>W1である)。なお、後述するように、内装袋30はプラスチックフィルムなどのフレキシブルな材料で構成されているため、外装体20の形状に追随しやすい一方、側面31,32の形状は必ずしも一定ではない。
内装袋30は、可撓性の材料で構成された包装袋であり、上端部に切り取り線等(不図示)の開封手段を設けてなる。内装袋30の材料は、特に限定されるものではないが、基本素材としてプラスチックフィルムないしシートを使用し、具体的には、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアラミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアセタール系樹脂、フッ素系樹脂等を使用することができる。このプラスチックフィルムないしシートとしては、未延伸フィルム、あるいは一軸方向または二軸方向に延伸した延伸フィルムのいずれのものでも使用することができる。
また、一般的には、上記のような基材フィルムに、さらに、製袋する際に、ヒートシール性フィルムを積層した積層体を使用するものである。本発明において、ヒートシール性フィルムとしては、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマー、ポリブテンポリマー、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマール酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、その他等の樹脂のフィルムないしシートを使用することができる。
内装袋30は、上記のような積層体を使用し、その内層のヒートシール性樹脂層の面を対向させて、それを折り重ねるか、またはその二枚を重ね合わせ、そして、その周辺端部をヒートシールしてシール部を設けて袋状に形成する。その製袋方法としては、上記の積層体を、その内層の面を対向させて折り曲げるか、あるいはその二枚を重ね合わせ、更にその外周の周辺端部を適宜、ヒートシールして、本発明にかかる種々の形態の内装袋30を製造することができる。上記において、ヒートシールの方法としては、例えば、バーシール、回転ロールシール、ベルトシール、インパルスシール、高周波シール、超音波シール等の公知の方法で行うことができる。
なお、内装袋30を構成する材料は、上述のものに限定されるものではなく、例えば、紙を基材とし、ヒートシール性フィルムとの積層など、公知の材料を適宜使用するものとする。
次に、複合容器10の構成についてその形成過程を用いながら説明する。図2には、外装体20の展開図を示す。外装体20は、縦H1、横Lの矩形状の板紙Pを用いて形成される。板紙Pの左端Eより長さL1(p1+0.5×D1)の位置には、縦方向に罫線(山折りに折れ曲がると、折れ曲がり部21B,21Bとなる。後述。)23を形成する。罫線23からさらに長さL2(D1+W1)の位置には、別の罫線23を縦方向に形成する。一方、罫線23,23の中点(0.5×H1)にはそれぞれ、罫線23,23と直行するように長さD2の罫線(押し込み補助線部)24,24を形成する。
また、罫線23,23の両側には、その外側に向かって張り出した円弧状のミシン目(側辺形成補助線部)Sをそれぞれ形成する。それぞれのミシン目Sの頂部S1は、罫線23から0.5×D2だけ隔たった位置にあり、ミシン目Sの基端部S2は、罫線23より0.5×D1だけ隔たった位置にある。なお、ミシン目Sに代えて罫線で構成してもよい。罫線24は、ミシン目Sの頂部S1から罫線23に向かって垂直に設けられる。なお、罫線24は、ミシン目で構成されてもよい。
そして、外装体20を組み立てるために糊を塗布する部分である糊付部G3を板紙Pの左端Eの近傍に縦方向に設ける。また、糊付部G3を張り合わせるための張合部Aを板紙Pの右端部に設ける。
さらに、内装袋30を外装体20に貼り付けるために糊を塗布する部分である貼着部G1,G2を設ける。詳しくは、それぞれのミシン目Sの基端部S2近傍(板紙Pの上端U近傍)で、かつ、基端部S2の外側(頂部S1側)に貼着部G1を設ける(外装体20の内側面の所定の箇所)。また、それぞれのミシン目Sの頂部S1近傍で、かつ、頂部S1の外側に貼着部G2を設ける。この貼着部G2は、罫線24から上方に距離dの位置に設けられる。言い換えると、貼着部G1は外装体20の上部、貼着部G2は外装体20の中央部に設けられる。
この例では貼着部G1はそれぞれ、中心線C1〜C4とミシン目Sとの間にその大部分が位置するように設けられている。これは、側面21の幅方向にできるだけ広く内装袋30を貼着するためである。こうすることによって、後述するように、外装体20の折れ曲がり部21Bを押し込んでミシン目Sを山折りとし、外装体20の上端に開口を形成する際、内装袋30を外装体20の側面21上端の幅方向にできるだけ長く保持することができる。言い換えると、内装袋30を外装体20上部の開口形状に追随させることができ、内装袋30にも最適に開口を形成することができる。
このような観点から、貼着部G2についても同様にして、できるだけミシン目Sの近傍に設けることが望ましい。そうすることによって、後述するように、外装体20の折れ曲がり部21Bを押し込んでミシン目Sを山折りとして外装体20を自立させる際、内装袋30の下部に底面36(図6)を広く形成することができる。しかし、この発明の複合容器の貼着部G1,G2の位置は、この例に限定されるものではなく、中心線C1〜C4に対してミシン目Sと反対側に形成されていてもよい。また、貼着部G1と貼着部G2とが外装体20の高さ方向に対して同じ位置にあってもよい。
内装袋30は、図3(a)に示すように同寸法の矩形の2枚の可撓性フィルム31Aを重ね合わせ、下端と両側端をそれぞれ底部ヒートシール34、側部ヒートシール35によって張り合わせてなるいわゆる三方シール型である(図3(b))。なお、内装袋30の幅はW3である。まず、側部ヒートシール35することによって円筒が形成され、さらに底部ヒートシール34を施すことによって上端の開口した内装袋30が形成される。また、内装袋30に食品などを充填した後、別のヒートシール33によって開口を適宜塞ぐ。内装袋30は、表裏同一外観、同一形状である(この図では、表側を描いている)。なお、製造工程において、同一寸法の矩形の2枚のフィルムを用いて内装袋30を形成する場合、貼り合わせ工程の最初から、内装袋30のサイズとなっているので、貼り合わせ装置の幅は内装袋30の幅に合わせて形成すればよい。一方、長方形の1枚のシートを中央で折りたたんで内装袋を形成する場合には、長方形のシートの長辺に合わせて貼り合わせ装置の幅を設定しなければならない。したがって、同一寸法の矩形の2枚のフィルムを用いて内装袋30を形成する場合の方が、貼り合わせ装置を小型化することができるといえる。
図3(c)に示すように、内装袋30の表側の左側端に施された側部ヒートシール35の上端部近傍には、ノッチNを形成する。ノッチNは、側部ヒートシール35の幅Qよりも短く、内装袋30の左端から形成する(ノッチNを形成しなくてもよいが、ノッチNを形成するときは、内装袋30に使用する可撓性フィルムがノッチNの形成される方向に沿って延伸加工が施されていることが望ましい)。
次に、複合容器10を形成する方法について図4を用いて説明する。まず、貼着部G1,G2に接着剤を塗布する(この接着剤は、内装袋30の材質と板紙Pとを十分接着できるものとする)。そして、内装袋30を板紙P上に載置する。このとき、内装袋30の表面31Aが、板紙P上で2つの罫線23,23の間になるように内装袋30を載置する。なお、この例では、内装袋30の幅W3を罫線23,23間の距離L2よりもわずかに小さくしているが、この発明はこれに限定されるものではなく、L2≧W3であって、かつ、複合容器として実施可能となればよい。また、内装袋30のヒートシール34の上端(すなわち、内装袋30の底部の始まり位置)から貼着部G2の下面までの距離Bが距離D3とほぼ等しくなるように、内装袋30を板紙P上に載置する(距離D3は貼着部G2の下面において罫線24に平行に引かれる線がミシン目Sと罫線23とによって区切られる線分である)。
糊付部G3に接着剤を塗布した後、罫線23,23を谷として板紙Pを折り畳む。このとき、糊付部G3が上側となるように糊付部G3を張合部Aに重ね合わせる(このとき、左端Eは目安線Dと一致する)。これによって、筒状の外装体20が長手方向に対して直角に押されて折り畳まれた状態で形成され、その内側に内装袋30が収容される。
このようにして、図5に示すような複合容器10の原型が出来上がる。板紙Pが罫線23,23にて折れ曲がることで形成された、折れ曲がり部21B,21Bが形成され、この折れ曲がり部21Bのほぼ中央を、矢印のように内側に向けて押し込む。
すると、図6に示すように、外装体20がミシン目Sに沿って山折りとなり、側辺21AR,側辺22ARが形成される。このとき、罫線24は、形成された側面22(すなわち、形成された側辺21AR,側辺22AR)を保持することを促進する(側辺21AR,側辺22ARを保持することは、すなわち、これによって外装体20の上下端に形成される開口を保持することである)。外装体20がミシン目Sに沿って山折りとなることによって、外装体20の上端と下端に開口が形成される。詳しくは、外装体20の上端には、上端21UE,22UEによって開口が形成される。内装袋30は貼着部G1を介して外装体20と貼着されているので、外装体20の上端に開口が形成されるとこれに追随して内装袋30の上部にも開口が形成される。
一方、外装体20の下端には、下端21DE,22DEによって開口が形成され、上端に形成された開口と連通して外装体20が筒状となる。内装袋30は、貼着部G2を介して外装体20と貼着されているので、外装体20の内部が筒状になるとこれに追随して内装袋30も拡がろうとする。ここで、内装袋30の下端はヒートシール34によって閉じられているので、内装袋30の下部は、外装体20に追随することができず、上方に引っ張られて持ち上がる。前述のように、内装袋30のヒートシール34の上端から貼着部G2の下面までの距離Bは、貼着部G2の下面におけるミシン目Sと罫線23との距離D3と等しくなっている(図4に示すように、貼着部G2の下面における側面22の幅2×D3は、ヒートシール34の上端から貼着部G2の下面までの長さBのほぼ2倍かそれよりも小さくなっている)。
このようにして、引っ張られて持ち上がった内装袋30の下部が底面36を形成する(すなわち、底面36がリフトアップする)。このとき、内装袋30の下部両隅は三角形状に折り畳まれ、フラップ部37,37を形成する。なお、下端21DE,22DEによって外装体20に開口が形成されることによって、複合容器10は自立する。
なお、この例では、貼着部G1,G2をそれぞれ外装体20の上部と中央部の2箇所に設け、複合容器10の内装袋30の下部がリフトアップする構造としたが、この発明はこれに限定されるものではない。外装体20を筒状に開口したとき、内装袋30の底部がリフトアップすれば、貼着部はどこに形成されていてもよい。また、貼着部の数もいくつであってもよい。
図7には、この発明の複合容器の別の例の展開図を示す。この例の外装体20´は、ミシン目(側辺形成補助線部)S´、貼着部G1´,G2´以外の構成は、前の例の外装体20と同一であるので説明を省略する。罫線(折れ曲がると、折れ曲がり部21B´,21B´となる。後述。)23´,23´の中点(0.5×H1)にはそれぞれ、罫線23´,23´と直行するように罫線(押し込み補助線部)24´,24´を形成する。罫線23´,23´の両側には、その外側に向かって張り出した略くの字状で直線的なミシン目S´をそれぞれ形成する。なお、ミシン目S´に代えて罫線で構成してもよい。罫線24´は、ミシン目S´の頂部S1´から罫線23´に向かって垂直に設けられる。なお、罫線24´は、ミシン目で構成されてもよい。
そして、外装体20´を組み立てるために糊を塗布する部分である糊付部G3´を板紙P´の左端E´の近傍に縦方向に設ける。また、糊付部G3´を張り合わせるための張合部A´を板紙P´の右端部に設ける。
さらに、内装袋30(前例と同一のものを使用)を外装体20´に貼り付けるために糊を塗布する部分である貼着部G1´,G2´を設ける。詳しくは、それぞれのミシン目S´の基端部S2´近傍(板紙P´の上端U´近傍)で、かつ、基端部S2´の外側(頂部S1´側)に貼着部G1´を設ける。また、それぞれのミシン目S´の頂部S1´近傍で、かつ、頂部S1´の外側に貼着部G2´を設ける。この貼着部G2´は、罫線24´から下方に距離d´の位置に設けられる。言い換えると、貼着部G1´は外装体20´の上部、貼着部G2´は外装体20´の中央部に設けられる。
この例では貼着部G1´はそれぞれ、中心線C1´〜C4´とミシン目S´との間にその大部分が位置するように設けられている。これは、側面21´の幅方向にできるだけ広く内装袋30を貼着するためである。こうすることによって、後述するように、外装体20´の折れ曲がり部21B´を押し込んでミシン目S´を山折りとし、外装体20´の上端に開口を形成する際、内装袋30を外装体20´の側面21´上端の幅方向にできるだけ長く保持することができる。言い換えると、内装袋30を外装体20´上部の開口形状に追随させることができ、内装袋30にも最適に開口を形成することができる。
このような観点から、貼着部G2´についても同様にして、できるだけミシン目S´の近傍に設けることが望ましい。そうすることによって、後述するように、外装体20´の折れ曲がり部21B´を押し込んでミシン目S´を山折りとして外装体20´を自立させる際、内装袋30の下部に底面36´(図10)を広く形成することができる。しかし、この発明の複合容器の貼着部G1´,G2´の位置は、この例に限定されるものではなく、中心線C1´〜C4´に対してミシン目S´と反対側に形成されていてもよい。また、貼着部G1´と貼着部G2´とが外装体20´の高さ方向に対して同じ位置にあってもよい。
次に、複合容器10´を形成する方法について図8を用いて説明する。まず、貼着部G1´,G2´に接着剤を塗布する(この接着剤は、内装袋30の材質と板紙P´とを十分接着できるものとする)。そして、内装袋30(図3)を板紙P´上に載置する。このとき、内装袋30の表面31Aが、板紙P´上で2つの罫線23´,23´の間になるように内装袋30を載置する。なお、この例では、内装袋の幅W3を罫線23´,23´間の距離L2´よりもわずかに小さくしているが、この発明はこれに限定されるものではなく、L2´≧W3であって、かつ、複合容器として実施可能となればよい。また、内装袋30のヒートシール34の上端(すなわち、内装袋30の底部の始まり位置)から貼着部G2´の下面までの距離B´が距離D3´とほぼ等しくなるように、内装袋30を板紙P´上に載置する(D3は貼着部G2´の下面におけるミシン目S´と罫線23´によって区切られる線分である)。
次に、糊付部G3´に接着剤を塗布した後、罫線23´,23´を谷として板紙P´を折り畳む。このとき、糊付部G3´が上側となるように糊付部G3´を張合部A´に重ね合わせる。これによって、長手方向に対して直角に押されて折り畳まれた状態で筒状の外装体20´が形成され、その内側に内装袋30が収容される。
このようにして、図9に示すような複合容器10´の原型が出来上がる。板紙P´が罫線23´,23´にて折れ曲がることで、折れ曲がり部21B´,21B´が形成され、この折れ曲がり部21B´のほぼ中央を、矢印のように内側に向けて押し込む。
すると、図10に示すように、外装体20´がミシン目S´に沿って山折りとなり、側辺21AL,側辺22ALが形成される。このとき、罫線24´は、形成された側面22´(すなわち、形成された側辺21AL,側辺22AL)を保持することを促進する(側辺21AL,側辺22ALを保持することは、すなわち、これによって外装体20´の上下端に形成される開口を保持することである)。外装体20´がミシン目S´に沿って山折りとなることによって、外装体20´の上端と下端に開口が形成される。詳しくは、外装体20´の上端には、上端21UE´,22UE´によって開口が形成される。このとき、内装袋30は貼着部G1´を介して外装体20´と貼着されているので、外装体20´の上端に開口が形成されるとこれに追随して内装袋30の上部にも開口が形成される。
一方、外装体20´の下端には、下端21DE´,22DE´によって開口が形成され、上端に形成された開口と連通して外装体20´が筒状となる。内装袋30は、貼着部G2´を介して外装体20´と貼着されているので、外装体20´の内部が筒状になると、これに追随して内装袋30も拡がろうとする。ここで、内装袋30の下端はヒートシール34によって閉じられているので、内装袋30の下部は、外装体20´に追随することができず、上方に引っ張られて持ち上がる。前述のように、内装袋30のヒートシール34´の上端から貼着部G2´の下面までの距離B´は、貼着部G2´の下面におけるミシン目S´と罫線23´との距離D3´と等しくなっている(図8に示すように、貼着部G2´の下面における側面22´の幅2×D3´は、ヒートシール34の上端から貼着部G2´の下面までの長さB´のほぼ2倍かそれよりも小さくなっている)。
このようにして、引っ張られて持ち上がった内装袋30の下部が底面36´を形成する(すなわち、底面36´がリフトアップする)。このとき、内装袋30の下部両隅は、三角形状に折り畳まれ、フラップ部37´,37´を形成する。なお、下端21DE´,22DE´によって開口が形成されることによって、複合容器10´は自立する。
上述の2つの例では、2枚の同サイズの矩形フィルムを重ね合わせて側部と底部にそれぞれ側部ヒートシール35、底部ヒートシール34を施して内装袋30を形成したが、この発明はこれに限定されるものではなく、図11に示すように、1枚の長方形の可撓性フィルムからなるシート100を中央Mで折りたたみ(図11(a))、両側に側部ヒートシール135を施して折り畳んだシート100を接合して内装袋130を形成してもよい(図11(b))。このように内装袋130形成すると、底部130Bにはヒートシールを施さなくて済み、工程を簡略化することができる。
本発明は、内容物を収容可能なすべての複合容器に適用しうる。
10,10´ 複合容器
20,20´ 外装体
21,22 側面
21AR,22AR 側辺
21B,21B´ 折れ曲がり部
21UE,22UE 上端
21DE,22DE 下端
23,23´ 罫線
24,24´ 罫線(押し込み補助線部)
30,130 内装袋
31,32 側面
31A 表面
31B 裏面
33 上端
34 底部ヒートシール
35,135 側部ヒートシール
36,36´ 底面
37,37´ フラップ部
100 シート(可撓性フィルム)
130B 底部
A,A´ 張合部
E,E´ 左端
G1,G1´,G2,G2´ 貼着部
G3,G3´ 糊付部
P,P´ 板紙
S,S´ ミシン目(側辺形成補助線部)
S1,S1´ 頂部
S2,S2´ 基端部
U,U´ 上端

Claims (6)

  1. 板状の部材をその長手方向に対して折り畳んで形成する外装体と、
    上端が開放され、両側端をヒートシールによって接合された可撓性シートで形成される内装袋とを備え、
    該内装袋を前記外装体の内側に貼着部を介して貼着するとともに、
    前記外装体の両側に形成された折れ曲がり部を押し込んで、前記外装体の上下端に開口を形成する複合容器であって、
    前記外装体の上端が開口することによって前記内装袋の上端が開口されるとともに、
    前記外装体の下端が開口することによって自立する複合容器において、
    前記外装体が折り畳まれた状態で、
    前記内装袋は、その幅が前記外装体の幅以下であり、かつ、その下端が前記外装体の中央部より下方に位置するように前記外装体に収容されるとともに、
    前記貼着部は、前記外装体の内側面の所定の箇所に設けられることを特徴とする、複合容器。
  2. 前記外装体に山折りの側辺を4つ形成することによって前記外装体の上下端に開口を設ける複合容器であって、
    前記外装体の両側に形成された折れ曲がり部を押し込んだ際に、山折りを促進する側辺形成補助線部を前記外装体に備え、
    前記側辺形成補助線部は、前記外装体の折れ曲がり部に沿って円弧状に、かつ、頂部が前記折れ曲がり部から遠ざかる方向となるように形成されることを特徴とする、請求項1に記載の複合容器。
  3. 前記外装体に山折りの側辺を4つ形成することによって前記外装体の上下端に開口を設ける複合容器であって、
    前記外装体の両側に形成された折れ曲がり部を押し込んだ際に、山折りを促進する側辺形成補助線部を前記外装体に備え、
    前記側辺形成補助線部は、前記外装体の折れ曲がり部に沿って略くの字状に、かつ、頂部が前記折れ曲がり部から遠ざかる方向となるように形成されることを特徴とする、請求項1に記載の複合容器。
  4. 前記側辺形成補助線部がミシン目であることを特徴とする、請求項2または3に記載の複合容器。
  5. 前記山折りに形成された前記側辺を保持するための、押し込み補助線部を前記外装体に備え、前記押し込み補助線部は、前記側辺形成補助線部の頂部から前記折れ曲がり部に向かって垂直に設けられることを特徴とする、請求項2または3に記載の複合容器。
  6. 前記押し込み補助線部が罫線であることを特徴とする、請求項5に記載の複合容器。
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