JP2011189545A - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の異常を速やかに確認させてダウンタイムの減少を図り、生産性の低下を抑制する。
【解決手段】制御部10は、電源遮断時処理とリトライ処理とを並行して実行可能であって、電源遮断時処理の実行中において、リトライ処理を実行しているか否かを判定する処理を行う。そして、制御部10は、リトライ処理を実行していると判定したときに、エラー判定情報を不揮発メモリ12に記憶する。そして、制御部10は、電源ON時処理において、不揮発メモリ12にエラー判定情報が記憶されているか否かを判定する。そして、制御部10は、不揮発メモリ12にエラー判定情報が記憶されていると判定したときに、所定のエラー処理を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成システムに関する。
従来の画像形成装置において、電源の供給が停止しても記憶情報を保持できる不揮発性の記録媒体を備え、電源の供給が停止している間も様々な情報を保持し、電源の供給が開始された後にこれを利用するようにしたものがある(例えば、特許文献1、2)。
特開平11−239191号公報 特開2004−216604号公報
ところで、従来の画像形成装置では、ユーザが電源スイッチを操作することにより、電源シャットダウン処理を実行して正常に動作を終了させるようにしている。また、従来の画像形成装置では、ファンやHDD(Hard Disk Drive)等の各種装置が正常に動作しないエラーを検知した場合には、装置に異常が発生しているか否かを確認するエラー処理も行われる。このエラー処理は、ノイズの影響や一時的な動作不良等、本来の異常ではないことを確認するために、複数回のエラーの検知の確認を行うようにしている。そのため、装置に異常が発生したと判断するまでに相当の時間がかかる。
しかしながら、電源シャットダウン処理中にエラー処理が実行される場合において、電源の供給が停止する以前に異常が確認された場合は、電源の供給が停止される前においてエラー表示を行ってユーザにその旨を知らせることができるが、異常が確認される以前に電源の供給が停止した場合は、上記各特許文献に記載の発明においても、電源の供給が再開されても特に何らかの処理を行うことはなかった。
そのため、エラー処理の対象となった装置によっては、実際に画像形成動作を行わないと動作しないものがあり、その場合、潜在的に異常な状態であったとしても、電源が投入されて所定のウォームアップが実行された後、画像形成動作を行ったときに初めて再度のエラー処理が実行されることとなる。つまり、潜在的に異常が生じていたとしても、相当の時間の経過後に初めて異常であることが確認されることになる。このことは、異常である装置に対してメンテナンスに着手されるまでの時間に相当の遅れが生じることとなり、その間は画像形成を行うことができないことから、生産性の低下を招いている。
本発明の課題は、装置の異常を速やかに確認させてダウンタイムの減少を図り、生産性の低下を抑制することができる画像形成装置及び画像形成システムを提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、画像形成装置において、
電源の供給により動作し、画像を形成するための所定の動作を行う構成装置と、
所定の電源遮断信号を入力したときに、所定の電源遮断処理を行った後、電源オフ状態とする電源遮断時処理と、前記構成装置に対して所定の動作を行わせたにもかかわらず、正常な動作が行われなかったときに、当該構成装置が異常であるか否かを確認する確認処理と、電源オンとなったときに前記構成装置を動作可能にするための電源オン時処理と、を実行する制御部と、
電源オフ状態においても記憶状態を保持可能な記憶部と、
を備え、
前記制御部は、前記電源遮断時処理と前記確認処理とを並行して実行可能であって、前記電源遮断時処理の実行中において、前記確認処理を実行しているか否かを判定する処理を行い、該処理において前記確認処理を実行していると判定したときに、所定の判定情報を前記記憶部に記憶し、前記電源オン時処理において、前記記憶部に前記判定情報が記憶されているか否かを判定し、前記記憶部に前記判定情報が記憶されていると判定したときに、所定のエラー処理を実行することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、前記エラー処理において、前記構成装置が所定の動作を行うか否かの確認を行うことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、
所定の態様で報知を行う報知部を備え、
前記制御部は、前記エラー処理において、前記構成装置が所定の動作を行わないと判定したときに異常と判定し、
前記報知部は、前記制御部によって異常と判定されたときに、その旨の報知を行うことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、前記エラー処理を実行したときに、前記記憶部に記憶されている前記判定情報の消去を行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、画像形成システムにおいて、
用紙に画像を形成する画像形成装置と、前記画像形成装置に接続され、前記画像形成装置による画像形成に係る用紙に対して所定の処理を行う処理装置と、を備えた画像形成システムにおいて、
前記処理装置は、電源の供給により動作し、画像を形成するための所定の動作を行う構成装置を備え、
前記画像形成装置は、所定の電源遮断信号を入力したときに、所定の電源遮断処理を行った後、電源オフ状態とする電源遮断時処理と、前記構成装置に対して所定の動作を行わせたにもかかわらず、正常な動作が行われなかったときに、当該構成装置が異常であるか否かを確認する確認処理と、電源オンとなったときに前記構成装置を動作可能にするための電源オン時処理と、を実行する制御部と、電源オフ状態においても記憶状態を保持可能な記憶部と、を備え、
前記制御部は、前記電源遮断時処理と前記確認処理とを並行して実行可能であって、前記電源遮断時処理の実行中において、前記確認処理を実行しているか否かを判定する処理を行い、該処理において前記確認処理を実行していると判定したときに、所定の判定情報を前記記憶部に記憶し、前記電源オン時処理において、前記記憶部に前記判定情報が記憶されているか否かを判定し、前記記憶部に前記判定情報が記憶されていると判定したときに、所定のエラー処理を実行することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成システムにおいて、
前記制御部は、前記エラー処理において、前記構成装置が所定の動作を行うか否かの確認を行うことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の画像形成システムにおいて、
前記画像形成装置は、所定の態様で報知を行う報知部を備え、
前記制御部は、前記エラー処理において、前記構成装置が所定の動作を行わないと判定したときに異常と判定し、
前記報知部は、前記制御部によって異常と判定されたときに、その旨の報知を行うことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項5〜7の何れか一項に記載の画像形成システムにおいて、
前記制御部は、前記エラー処理を実行したときに、前記記憶部に記憶されている前記判定情報の消去を行うことを特徴とする。
本発明によれば、装置の異常を速やかに確認させてダウンタイムの減少を図り、生産性の低下を抑制することができる。
画像形成システムの機能的構成を示すブロック図である。 画像形成部及び第2定着装置の内部構成を示す図である。 リトライ処理について説明するフローチャートである。 電源遮断時処理について説明するフローチャートである。 電源ON時処理について説明するフローチャートである。 電源遮断時処理とリトライ処理とが並行して実行されていることを説明する図である。 電源遮断時処理とリトライ処理とが並行して実行されていることを説明する図である。 電源遮断時処理とリトライ処理とが並行して実行されていることを説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、発明の範囲は図示例に限定されない。
画像形成システム1は、例えば、図1及び図2に示すように、画像形成装置100及び第2定着装置300を備えて構成されている。
画像形成装置100は、制御部10、不揮発メモリ12、HDD(Hard Disk Drive)13、副電源スイッチ14、操作表示部20、画像読取部30、通信部40、画像形成部50、リーダライタ部60、冷却部63a、RFID(Radio Frequency Identification)タグ70、通信部80等を備えて構成されている。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。制御部10のROMには、各種処理プログラムが記憶されており、制御部10のCPUは、ROMに記憶されている各種プログラムを読み出してRAMに展開し、展開したプログラムに従って画像形成装置100の各部の動作を制御する。
本実施の形態における制御部10は、複数の処理を並行して実行するマルチタスク機能を有している。
なお、CPUを複数設けたり、コアを複数備えるマルチコアCPUを用いて、複数の処理を並行して実行可能に構成するようにしてもよい。
例えば、制御部10は、画像読取部30や通信部40から画像データが入力されると、入力された画像データに各種画像処理を施して1ページ毎に画像形成部50に出力し、画像形成部50に画像形成を行わせる。画像処理としては、例えば、画像読取部30から入力されたR,G,B画像データのC,M,Y,K画像データへの変換処理、通信部40を介してホスト装置200から入力された画像データを所定のページ記述言語によって画像形成装置100で画像形成可能なデータ形式のC,M,Y,Kの画像データに変換する処理等が挙げられる。
また、制御部10は、1ページ分の画像データの画像形成を画像形成部50に行わせる毎に、不揮発メモリ12に記憶されている各部品の動作回数を示すプリントカウンタ値をそれぞれ1インクリメントする。
なお、制御部10は、例えば、所定ページ数分の画像データの画像形成を画像形成部50に行わせる毎、あるいは、副電源スイッチ14による電源オフの操作が行われる毎に、リーダライタ部60により、不揮発メモリ12に記憶されている各部品のプリントカウンタ値を、ORU(Operator Replacement Unit)などのユニットに取り付けられたRFIDタグ70に記録されている部品毎のプリントカウンタ値に書き込み、ユニットの交換時期の管理等を行う。ここで、RFIDタグ70は、例えば、複数のORUが備えられる場合には、ORU毎に取り付けられる。
不揮発メモリ12は、電源の供給が停止しても記憶情報を保持可能な記憶媒体であって、制御部10からの指示に従って、各種データを記憶する。
HDD13は、記憶装置であり、各種プログラム、設定データ、画像データ等を記憶する。また、HDD13は、副電源スイッチ14の操作によって実行される、後述する電源遮断時処理でのシャットダウン処理において、RAMに記憶された記憶情報等が退避される。
副電源スイッチ14は、ユーザによって操作が可能な位置に設けられ、ユーザによって操作が行われると、制御部10に電源遮断信号を出力する。
操作表示部20は、LCD(Liquid Crystal Display)、タッチパネル、テンキー等を備えて構成されている。操作表示部20は、制御部10からの表示信号に応じて、LCDに所定の表示を行うとともに、LCD上のタッチパネルやテンキーの操作に応じて操作信号を制御部10に出力する。
画像読取部30は、プラテンガラスと、CCD(Charge Coupled Device)と、光源とを備え、光源から原稿へ照明走査した光の反射光をCCDにより結像して光電変換することにより所定の位置にセットされた原稿の画像をR,G,B信号として読み取り、読み取ったアナログ画像信号をR,G,Bの画像データに変換して制御部10に出力する。
通信部40は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された伝送媒体に接続可能なインターフェースである。通信部40は、例えば、LANカード等の通信制御カードにより構成され、LANケーブル等の通信回線を介して通信ネットワークに接続されたホスト装置200等の外部の装置との間で各種データの送受信を行う。
画像形成部50は、電子写真方式、静電記録方式、熱転写方式等の作像プロセスを利用して画像を形成するために必要な構成要素を含む機能部である。例えば、画像形成部50は、感光体ドラム、転写ベルト、定着部63、各種搬送ベルト、電子回路、給紙部66、排紙部等を備える。画像形成部50は、制御部10の指示に従い、給紙部66から供給された用紙に画像を形成し、定着部63により用紙を加圧及び加熱してトナー像を定着させた後、排紙部によって画像形成装置100より用紙を排出する。
リーダライタ部60は、制御部10からの指示に基づいて、RFIDタグ70と無線通信によりデータの送受信を行い、RFIDタグ70へのデータの読み書きを行う。
冷却部63aは、例えば、定着部63の近傍にファン63bを備えて構成されており、制御部10の指示に応じてファン63bを駆動し、定着部63の温度上昇を抑制する。また、冷却部63aは、ファン63bの回転状態を検出するエンコーダを備えており、ファン63bを動作させているにもかかわらず、正常な回転を行っていないことがエンコーダにより検出されると制御部10にその旨の信号を出力する。ファン63bは、例えば、ほこり等の異物が詰まったり、配線のショート、モータの不具合や脱調などにより、正常な回転が阻害されることがあるが、エンコーダはこれを検出することができるように構成されている。
なお、本実施の形態では、ファンの回転状態を検出するものとしてエンコーダを用いたが、他の手段によってファンの回転状態を検出するようにしてもよく、例えば、ファンの基準位置を検出するフォトセンサを用いて、所定の周期毎にファンの基準位置を検出しなかったときに、ファンが正常な回転を行っていないことを検出するようにしてもよい。
通信部80は、第2定着装置300等の外部装置との間で各種データの送受信を行う。
第2定着装置300は、画像形成装置100から排出された用紙を受け付けて、用紙を加圧及び加熱することにより、さらにトナー像を定着させる装置である。
第2定着装置300は、制御部310、通信部320、第2定着部340、冷却部340a等を備えて構成されている。
制御部310は、CPU、ROM、RAM等により構成される。制御部310のROMには、各種処理プログラムが記憶されており、CPUは、ROMに記憶されている各種プログラムを読み出してRAMに展開し、展開したプログラムに従って第2定着装置300の各部の動作を制御する。例えば、制御部310は、画像形成装置100から通信部320を介して制御データが入力されると、第2定着部340を駆動して第2定着処理を行わせる。
第2定着装置300は、図2に示すように、第2定着部340によって第2定着処理が施された用紙を、排出トレイ69に排出する。
冷却部340aは、例えば、第2定着部340の近傍にファン340bを備えて構成されており、制御部310の指示に応じてファン340bを駆動し、第2定着部340の温度上昇を抑制する。また、冷却部340aは、ファン340bの回転状態を検出するエンコーダを備えており、ファン340bを動作させているにもかかわらず、正常な回転を行っていないことがエンコーダにより検出されると制御部310にその旨の信号を出力する。制御部310は、この信号を受信すると、通信部320を介して、画像形成装置100に、冷却部340aのファン340bが正常に回転されていない旨の情報を送信する。
以上のように構成された画像形成システム1において、画像形成装置100及び第2定着装置300を構成する各種装置(構成装置ともいう)の動作が正常に行われないことを制御部10が検出したときに実行されるリトライ処理について、図3を参照しながら説明する。
なお、本実施の形態では、画像形成装置100の制御部10が、冷却部63aからの信号の受信、第2定着装置300より送信される冷却部340aのファン340bが正常に回転されていない旨の情報の受信、HDD13へのアクセスが正常に行われなかったことの検出、リーダライタ部60とRFIDタグ70との通信が正常に行われなかったことの検出等によるエラー検出を行ったことによりリトライ処理が制御部10により実行される。なお、本実施の形態におけるリトライ処理は、後述する電源遮断時処理等の他の処理と並行して実行されることがある。
ここで、リーダライタ部60とRFIDタグ70との通信の異常は、RFIDタグ70の汚れや、内外部より生じるノイズの影響によりデータが変化することに基づいて発生する。また、リーダライタ部60の接続不良によっても通信の異常が生じることもある。制御部10は、リーダライタ部60から送信される、RFIDタグ70に記憶されたチェックサムが不揮発メモリ12に記憶されたものと照合しない場合にアクセスが正常に行われていないと検出する。また、制御部10は、リーダライタ部60とRFIDタグ70との通信を開始させた後、所定時間までに返信がなかったときにも、アクセスが正常に行われていないと検出する。
制御部10は、例えば、ROMに記憶されたリトライプログラムがRAMに展開されてリトライ処理が実行されると、リトライ回数を示すカウンタに1をセットする(ステップS101)。
そして、制御部10は、エラー検出の対象である装置に対して所定の動作を行わせるリトライ動作の制御を行う(ステップS102)。具体的には、制御部10は、エラー対象である装置が冷却部63aのファン63b又は冷却部340aのファン340bである場合には、100msのファンの動作を40回連続して行わせる。すなわち、制御部10は、冷却部63aのファン63b又は冷却部340aのファン340bの動作を4秒間行わせる。また、エラー対象である装置がHDD13やリーダライタ部60である場合には、読出し又は書込み動作を再度行わせる。
次に、制御部10は、エラー対象である装置が正常にリトライ動作を完了したか否かを判定する(ステップS103)。例えば、冷却部63aのリトライ動作の場合では、リトライ動作制御中において、正常な回転を行っていないことを示す信号の受信がない場合に、制御部10は、正常にリトライ動作が完了したと判定する。また、冷却部340aのリトライ動作の場合では、リトライ動作制御中において、第2定着装置300から正常な回転を行っていないことを示す情報の受信がない場合に、制御部10は、正常にリトライ動作が完了したと判定する。また、HDD13やリーダライタ部60のリトライ動作の場合では、所定の監視時間が経過する以前に読込み完了又は書込み完了を示す信号がHDD13あるいはリーダライタ部60から送信された場合に、制御部10は、正常にリトライ動作が完了したと判定する。
制御部10は、エラー対象である装置が正常にリトライ動作を完了したと判定したときは(ステップS103:Y)、この処理を終了する。一方、制御部10は、エラー対象である装置が正常にリトライ動作を完了しないと判定したときは(ステップS103:N)、リトライ回数を示すカウンタが「10」となったか、すなわち、リトライ動作を10回行ったか否かを判定する(ステップS104)。
制御部10は、リトライ動作を10回行ったと判定しないときは(ステップS104:N)、リトライ回数を示すカウンタをインクリメントした後(ステップS105)、エラー対象装置に対応するインターバル時間をセットする(ステップS106)。本実施の形態では、インターバル時間を3秒間に設定している。なお、インターバル時間については、任意に設定することができる。そして、制御部10は、ステップS106においてセットされたインターバル時間の経過を待って(ステップS107)、ステップS102の処理に移行する。
一方、制御部10は、ステップS104において、リトライ動作を10回行ったと判定したときは(ステップS104:Y)、エラー対象装置が異常であることが確認されたので、所定のエラー処理を行うとともに、装置に異常が生じている旨の表示を操作表示部20のLCD上に表示させる(ステップS108)。ここで、エラー処理は、例えば、画像形成動作を禁止し、サービスモードに移行する制御を行う。
なお、装置に異常が生じていることについて、操作表示部20のLCD上に表示させることに代え、音声やLED(Light-Emitting Diode)等によってユーザに視覚的あるいは聴覚的に報知するようにしてもよい。
次に、副電源スイッチ14が操作されて出力された電源遮断信号を制御部10が入力したときに実行される電源遮断時処理について、図4を参照しながら説明する。
制御部10は、例えば、ROMに記憶された電源遮断時プログラムがRAMに展開されて電源遮断時処理が実行されると、所定のシャットダウン処理を実行する(ステップS201)。具体的には、制御部10は、シャットダウン処理において、RAMに記憶されているジョブ情報や画像データ等の各種データのHDD13への転送を行ったり、不揮発メモリ12に記憶されている画像形成装置100における各部品の動作回数を示すプリントカウンタ値をリーダライタ部60によってRFIDタグ70に書き込む制御等を行う。シャットダウン処理は、HDD13へのデータの転送及びRFIDタグ70へのデータの書込み処理等により、相当の時間を要する。これは、HDD13に転送するジョブ情報や画像データ等のデータ容量が大きく、また、複数のRFIDタグ70が設けられる場合には、RFIDタグ70毎に書込み処理を行うことによる。本実施の形態においては、このシャットダウン処理の実行に約50秒の時間を要する。
次に、制御部10は、この電源遮断時処理に並行してリトライ処理が実行されているか否かを判定する(ステップS202)。制御部10は、リトライ処理が実行中であると判定したときは(ステップS202:Y)、エラー判定情報を不揮発メモリ12に記憶する(ステップS203)。エラー判定情報は、リトライ処理において特定されたエラー検出の対象である装置を示す情報が含まれる。一方、制御部10は、ステップS202において、リトライ処理が実行中であると判定しないときは(ステップS202:N)、ステップS203の処理を実行することなく、ステップS204の処理に移行する。
そして、制御部10は、以上の処理を完了したところで、画像形成システム1における各種装置に対する電源の供給を停止させる(ステップS204)。制御部10は、電源の供給が遮断すると、副電源スイッチ14からの信号を受信して起動できるように、CPUを待機状態にするスリープモードに移行する。
次に、副電源スイッチ14が操作されて出力された電源ON信号を制御部10が入力して、CPUを稼働状態に移行させた後に実行される電源ON時処理について、図4を参照しながら説明する。
制御部10は、例えば、ROMに記憶された電源ON時プログラムがRAMに展開されて電源ON時処理が実行されると、画像形成装置100及び第2定着装置300を正常に動作させるための初期設定を行う(ステップS301)。
次に、制御部10は、不揮発メモリ12におけるエラー判定情報の確認を行う(ステップS302)。すなわち、制御部10は、電源遮断時処理のステップS203において、エラー判定情報が記憶されていると、この処理において読み出される。
そして、制御部10は、不揮発メモリ12にエラー判定情報が記憶されているか否かの判定を行う(ステップS303)。制御部10は、不揮発メモリ12にエラー判定情報が記憶されていると判定したときは(ステップS303:Y)、当該読み出されたエラー判定情報から特定されるエラー検出の対象である装置について、正常に動作するか否かの確認を行う処理を実行する(ステップS304)。具体的には、エラー検出の対象である装置が冷却部63a及び冷却部340aである場合には、制御部10は、上述したリトライ処理を実行することにより冷却部63aのファン63bあるいは冷却部340aのファン340bが正常に動作するか否かの確認を行う。また、エラー検出の対象である装置がHDD13である場合には、制御部10は、上述したリトライ処理に代えて、HDD13との通信を確立するための処理を行う。また、エラー検出の対象である装置がリーダライタ部60である場合には、制御部10は、上述したリトライ処理に代えて、リーダライタ60とRFIDタグ70との通信の確立をリーダライタ部60に行わせる。一方、制御部10は、ステップS303において、不揮発メモリ12にエラー判定情報が記憶されていると判定しないときは(ステップS303:N)、この処理を終了する。
なお、動作確認処理において実行する処理の内容は上述したものに限定されず、他の態様であってもよく、例えば、電源の遮断によって中断されたリトライ処理を中断された時点から再開させるようにしてもよい。
次に、制御部10は、ステップS304における動作確認処理の結果、エラー検出の対象である装置が異常であるか否かを判定する(ステップS305)。制御部10は、エラー検出の対象である装置が異常であると判定したときは(ステップS305:Y)、所定のエラー処理及び異常情報の操作表示部20のLCDへの表示処理を行う(ステップS306)。ステップS306の処理は、上述したリトライ処理におけるステップS109の処理と同様であるので、説明を省略する。一方、制御部10は、ステップS305において、エラー検出の対象である装置が異常であると判定しないとき、すなわち、装置が正常であると判定したときは(ステップS305:N)、ステップS306の処理を行うことなく、ステップS307の処理に移行する。なお、ここで、リーダライタ60とRFIDタグ70との通信が正常となったときには、RFIDタグ70に記憶されているデータを不揮発メモリ12に記憶されている各種データに置き換えるように制御するようにしてもよい。
そして、制御部10は、不揮発メモリ12に記憶されていたエラー判定情報を消去し(ステップS307)、この処理を終了する。
制御部10は、この電源ON時処理が完了すると、画像読取部30や通信部40から入力された画像形成要求に応じた画像形成部50による画像形成動作の制御が可能となる。
次に、本実施の形態において、電源遮断時処理の実行中においてリトライ処理が並行して行われた場合の動作について図6〜図8を参照しながら説明する。
図6は、冷却部63aのファン63bが正常に動作せず、制御部10が、ファン63bが正常な回転を行っていないことを示す信号を受信してリトライ処理を実行しているときに、ユーザによって副電源スイッチ14が操作されて電源遮断時処理の実行を開始したときの動作を示すものである。
上述した通り、電源遮断時処理は約50秒の時間を要し、リトライ処理は、4秒間のファンの回転動作を最大10回行うとともに、各回転動作間における3秒のインターバルの時間から、最大67秒間行われる場合がある。すなわち、電源遮断時処理の開始タイミングによっては、図6に示すように、リトライ処理が終了しないまま電源がOFFとなる場合がある。
この場合は、電源遮断時処理におけるステップS204が実行されて電源OFFとなる前に、ステップS203においてリトライ処理が実行されていることを示すエラー判定情報が不揮発メモリ12に記憶されるので、電源が供給されて電源ON時処理が実行され、エラー判定情報が読み出されると、ファン63bの回転動作の確認が速やかに行われる。
なお、上述の動作は、第2定着装置300の冷却部340aについても、同様に行われる。
従来の画像形成装置では、ファンに異常が生じ、その確認を行うリトライ処理中に電源の供給が遮断した後、電源の供給が再開された場合には、画像形成を行う場合等、所定の動作条件が成立するまではファンは動作しないため、このタイミングまでファンに異常が生じているか否かを確認することができなかった。一方、本実施の形態では、電源が供給されてから速やかにファンに異常が生じているか否かを確認することができるので、異常が確認されるまでの時間を短縮することができ、ダウンタイムの抑制が図れるようになる。
なお、本実施の形態では、電源がOFFとなるときにおけるリトライ処理は、電源がOFFになることによって強制的に終了されるが、エラー判定情報の記憶が行われた後、電源がOFFとなる前に強制終了させるようにしてもよい。
図7は、ユーザによって副電源スイッチ14が操作されて電源遮断時処理が実行され、電源遮断時処理におけるシャットダウン処理(図4:ステップS201)において、制御部10が、不揮発メモリ12に記憶されているプリントカウンタ値のRFID70への書込みを実行した結果、リーダライタ部60とRFIDタグ70との通信が正常に行われなかったことを検知したときの動作を示すものである。
リーダライタ部60におけるリトライ処理は、複数回実行される書込み動作と書込み動作間におけるインターバルの時間から最大約70秒の時間を要する。すなわち、電源遮断時処理の開始後、リーダライタ部60とRFIDタグ70との通信が正常に行われなかったことに基づくリトライ処理が実行されると、リトライ処理において、正常にRFIDタグ70への書き込みが終了しないと、図7に示すように、リトライ処理が終了しないまま電源がOFFとなる。
この場合も、電源遮断時処理におけるステップS204が実行されて電源OFFとなる前に、ステップS203においてリトライ処理が実行されていることを示すエラー判定情報が不揮発メモリ12に記憶されるので、電源が供給されて電源ON時処理が実行され、エラー判定情報が読み出されると、リーダライタ部60とRFIDタグ70との通信の確認が速やかに行われる。
図8は、ユーザによって副電源スイッチ14が操作されて電源遮断時処理が実行され、電源遮断時処理におけるシャットダウン処理(図4:ステップS201)において、制御部10が、RAMに記憶されている各種データのHDD13への書込みの実行中に、HDD13への書込みが正常に行われなかったことを検知したときの動作を示すものである。
HDD13におけるリトライ処理は、複数回実行される書込み動作と書込み動作間におけるインターバルの時間から最大約70秒の時間を要する。すなわち、電源遮断時処理の開始後、HDD13への書込みが正常に行われなかったことに基づくリトライ処理が実行されると、リトライ処理において、正常にHDD13への書き込みが終了しないと、図8に示すように、リトライ処理が終了しないまま電源がOFFとなる。
この場合も、電源遮断時処理におけるステップS204が実行されて電源OFFとなる前に、ステップS203においてリトライ処理が実行されていることを示すエラー判定情報が不揮発メモリ12に記憶されるので、電源が供給されて電源ON時処理が実行され、エラー判定情報が読み出されると、HDD13の正常な動作の確認が速やかに行われる。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、冷却部63a、HDD13、リーダライタ部60は、電源の供給により動作し、画像を形成するための所定の動作を行う。そして、制御部10は、副電源スイッチ14が操作されて所定の電源遮断信号を入力したときに、所定のシャットダウン処理を行った後、電源オフ状態とする電源遮断時処理を実行する。そして、制御部10は、冷却部63a、HDD13、リーダライタ部60に対して所定の動作を行わせたにもかかわらず、正常な動作が行われなかったときに、当該冷却部63a、HDD13、リーダライタ部60が異常であるか否かを確認するリトライ処理を実行する。そして、制御部10は、電源オンとなったときに冷却部63a、HDD13、リーダライタ部60を動作可能にするための電源ON時処理を実行する。そして、不揮発メモリ12は、電源オフ状態においても記憶状態を保持する。そして、制御部10は、電源遮断時処理とリトライ処理とを並行して実行可能であって、電源遮断時処理の実行中において、リトライ処理を実行しているか否かを判定する処理を行う。そして、制御部10は、リトライ処理を実行していると判定したときに、エラー判定情報を不揮発メモリ12に記憶する。そして、制御部10は、電源ON時処理において、不揮発メモリ12にエラー判定情報が記憶されているか否かを判定する。そして、制御部10は、不揮発メモリ12にエラー判定情報が記憶されていると判定したときに、所定のエラー処理を実行する。その結果、装置にエラーが発生し、異常の確認を行っているときに電源が遮断されても、電源の供給が再開されたときに、速やかに異常を検出することができるので、早期にメンテナンスを行うことができ、ダウンタイムの減少が図れ、生産性の低下を抑制することができるようになる。また、リトライ処理と電源遮断時処理とを並行して行うので、例えば、リトライ処理を電源遮断時処理に優先して実行させることにより電源の遮断が遅くなることが抑制され、省電力化が図れる。
また、本発明の実施の形態によれば、制御部10は、所定のエラー処理において、冷却部63a、HDD13、リーダライタ部60が所定の動作を行うか否かの確認を行う。その結果、装置が異常であるか否かを正確に把握し、メンテナンスを行うべきか否かについての判断を容易にすることができ、生産性の低下を抑制することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、制御部10は、所定のエラー処理において、冷却部63a、HDD13、リーダライタ部60が所定の動作を行わないと判定したときに異常と判定する。そして、操作表示部20は、制御部10によって異常と判定されたときに、その旨の報知を行う。その結果、ユーザに異常の発生を正確に認識させて速やかなメンテナンスを受けることができ、生産性の低下を抑制することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、用紙に画像を形成する画像形成装置100と、画像形成装置100に接続され、画像形成装置100による画像形成に係る用紙に対して第2定着処理を行う第2定着装置300と、を備える。そして、第2定着装置300は、電源の供給により動作し、画像を形成するための所定の動作を行う冷却部340aを備え、画像形成装置100は、制御部10と不揮発メモリ12を備える。そして、制御部10は、副電源スイッチ14が操作されて所定の電源遮断信号を入力したときに、所定のシャットダウン処理を行った後、電源オフ状態とする電源遮断時処理を実行する。そして、制御部10は、冷却部340aに対して所定の動作を行わせたにもかかわらず、正常な動作が行われなかったときに、当該冷却部340aが異常であるか否かを確認するリトライ処理を実行する。そして、制御部10は、電源オンとなったときに冷却部340aを動作可能にするための電源ON時処理を実行する。そして、不揮発メモリ12は、電源オフ状態においても記憶状態を保持する。そして、制御部10は、電源遮断時処理とリトライ処理とを並行して実行可能であって、電源遮断時処理の実行中において、リトライ処理を実行しているか否かを判定する処理を行う。そして、制御部10は、リトライ処理を実行していると判定したときに、エラー判定情報を不揮発メモリ12に記憶する。そして、制御部は、電源ON時処理において、不揮発メモリ12にエラー判定情報が記憶されているか否かを判定する。そして、制御部10は、不揮発メモリ12にエラー判定情報が記憶されていると判定したときに、所定のエラー処理を実行する。その結果、装置に異常が発生し、異常の確認を行っているときに電源が遮断されても、電源の供給が再開されたときに、速やかに異常を検出することができるので、早期にメンテナンスを行うことができ、ダウンタイムの減少が図れ、生産性の低下を抑制することができるようになる。また、リトライ処理と電源遮断時処理とを並行して行うので、例えば、リトライ処理を電源遮断時処理に優先して実行させることにより電源の遮断が遅くなることが抑制され、省電力化が図れる。
また、本発明の実施の形態によれば、制御部10は、所定のエラー処理において、冷却部340aが所定の動作を行うか否かの確認を行う。その結果、装置が異常であるか否かを正確に把握し、メンテナンスを行うべきか否かについての判断を容易にすることができ、生産性の低下を抑制することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、制御部10は、所定のエラー処理において、冷却部340aが所定の動作を行わないと判定したときに異常と判定する。そして、操作表示部20は、制御部10によって異常と判定されたときに、その旨の報知を行う。その結果、ユーザに異常の発生を正確に認識させて速やかなメンテナンスを受けることができ、生産性の低下を抑制することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、制御部10は、所定のエラー処理を実行したときに、不揮発メモリ12に記憶されているエラー判定情報の消去を行う。その結果、エラー判定情報が誤って読み出されることがなくなり、無用な異常の確認処理の実行を防止できる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る画像形成システムの一例であり、これに限定されるものではない。画像形成システムを構成する各機能部の細部構成及び細部動作に関しても適宜変更可能である。
また、本実施の形態では、画像形成装置100に接続される処理装置として第2定着装置300を用いたが、他の処理装置を適用してもよく、例えば、大容量給紙装置や、くるみ製本装置、折り処理装置などが適用できる。
また、本実施の形態では、電源ON時処理において、エラー判定情報が不揮発メモリ12に記憶されているときは、動作確認処理を行ったが、動作確認処理を行わず、異常と判定して画像形成装置の動作を停止するようにしてもよい。
また、エラー判定情報として不揮発メモリ12に記憶せず、電源遮断時処理において、リトライ処理が実行されていると判定したときには、異常と判定してその旨の情報を不揮発メモリに記憶するようにし、電源ON時処理において、上述したエラー処理を実行するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてハードディスクや半導体の不揮発性メモリ等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
1 画像形成システム
100 画像形成装置
10 制御部
12 不揮発メモリ
13 HDD
14 副電源スイッチ
20 操作表示部
50 画像形成部
60 リーダライタ部
63a 冷却部
63b ファン
70 RFIDタグ
300 第2定着装置
340a 冷却部
340b ファン

Claims (8)

  1. 電源の供給により動作し、画像を形成するための所定の動作を行う構成装置と、
    所定の電源遮断信号を入力したときに、所定の電源遮断処理を行った後、電源オフ状態とする電源遮断時処理と、前記構成装置に対して所定の動作を行わせたにもかかわらず、正常な動作が行われなかったときに、当該構成装置が異常であるか否かを確認する確認処理と、電源オンとなったときに前記構成装置を動作可能にするための電源オン時処理と、を実行する制御部と、
    電源オフ状態においても記憶状態を保持可能な記憶部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記電源遮断時処理と前記確認処理とを並行して実行可能であって、前記電源遮断時処理の実行中において、前記確認処理を実行しているか否かを判定する処理を行い、該処理において前記確認処理を実行していると判定したときに、所定の判定情報を前記記憶部に記憶し、前記電源オン時処理において、前記記憶部に前記判定情報が記憶されているか否かを判定し、前記記憶部に前記判定情報が記憶されていると判定したときに、所定のエラー処理を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記エラー処理において、前記構成装置が所定の動作を行うか否かの確認を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 所定の態様で報知を行う報知部を備え、
    前記制御部は、前記エラー処理において、前記構成装置が所定の動作を行わないと判定したときに異常と判定し、
    前記報知部は、前記制御部によって異常と判定されたときに、その旨の報知を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記エラー処理を実行したときに、前記記憶部に記憶されている前記判定情報の消去を行うことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 用紙に画像を形成する画像形成装置と、前記画像形成装置に接続され、前記画像形成装置による画像形成に係る用紙に対して所定の処理を行う処理装置と、を備えた画像形成システムにおいて、
    前記処理装置は、電源の供給により動作し、画像を形成するための所定の動作を行う構成装置を備え、
    前記画像形成装置は、所定の電源遮断信号を入力したときに、所定の電源遮断処理を行った後、電源オフ状態とする電源遮断時処理と、前記構成装置に対して所定の動作を行わせたにもかかわらず、正常な動作が行われなかったときに、当該構成装置が異常であるか否かを確認する確認処理と、電源オンとなったときに前記構成装置を動作可能にするための電源オン時処理と、を実行する制御部と、電源オフ状態においても記憶状態を保持可能な記憶部と、を備え、
    前記制御部は、前記電源遮断時処理と前記確認処理とを並行して実行可能であって、前記電源遮断時処理の実行中において、前記確認処理を実行しているか否かを判定する処理を行い、該処理において前記確認処理を実行していると判定したときに、所定の判定情報を前記記憶部に記憶し、前記電源オン時処理において、前記記憶部に前記判定情報が記憶されているか否かを判定し、前記記憶部に前記判定情報が記憶されていると判定したときに、所定のエラー処理を実行することを特徴とする画像形成システム。
  6. 前記制御部は、前記エラー処理において、前記構成装置が所定の動作を行うか否かの確認を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
  7. 前記画像形成装置は、所定の態様で報知を行う報知部を備え、
    前記制御部は、前記エラー処理において、前記構成装置が所定の動作を行わないと判定したときに異常と判定し、
    前記報知部は、前記制御部によって異常と判定されたときに、その旨の報知を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像形成システム。
  8. 前記制御部は、前記エラー処理を実行したときに、前記記憶部に記憶されている前記判定情報の消去を行うことを特徴とする請求項5〜7の何れか一項に記載の画像形成システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014146968A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2017045169A (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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