JP2011185473A - 加熱調理器およびそのプログラム - Google Patents

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桂子 野田
Kenichi Kamon
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Abstract

【課題】従来の調理器の手入れの自動実行は、清掃性や安全性が優先のものであった。
【解決手段】調理室101と加熱調理手段102、103と制御手段104と調理メニュー選択手段105と手入れメニュー選択手段106と調理メニューに手入れメニューを連動メニューとして登録する手入れ連動メニュー登録手段107と調理物取り出し検知手段108と取り出し環境検知手段109、110と、使用エネルギー量予測手段111を備え、制御手段104は、調理メニュー終了後、取り出し時環境により予測した、その後に行う手入れメニューの使用エネルギー量の、手入れメニュー単独実行時量に対する割合に応じ、手入れメニューを連動自動実行するか決定することで、使用者ニーズにより調理後に手入れメニューを連動させ、かつ調理物取り出し時の残存エネルギーを活用し省エネ手入れできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、省エネを図りながら、効率的に手入れを行う加熱調理器およびそのプログラムに関するものである。
従来、受け皿の水の有無を検知して、またメニューに応じて残留油などを焼き切るなどのお手入れモードへの移行やお手入れモードでの出力制御を行う加熱調理器があった。(例えば、特許文献1参照)。
また、魚の身の剥がれなどがなくお手入れが楽なように調理に先立ち予熱を行い、予熱感知手段を設けて、予熱状態を報知する調理用グリルがあった(例えば、特許文献2参照)。
特開2009−297391号公報 特開2004−195072号公報
しかしながら、従来の特許文献1では、受け皿の水の有無に応じて、自動的に出力制御し発火などのない安全、かつ、合理的なお手入れができるものの安全性と清掃性を優先したもので、省エネ性については考慮したものでなかった。
また、従来の特許文献2では、調理後ではなく調理前にあらかじめ予熱をしておくことで焦げ付きなどを防止することで、調理物のできばえや清掃性を優先したものであった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、調理で使用した加熱調理手段のエネルギーを調理物取り出し時の状態に応じて活用して省エネ手入れをすることができる加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、被調理物を収納する調理室と、加熱などの調理を行うための加熱調理手段と、制御手段と、調理メニューを選択するための調理メニュー選択手段と、前記加熱調理手段を用いて調理室を手入れする手入れメニューを選択するための手入れメニュー選択手段と、前記調理メニュー選択手段で選択した調理メニューに、前記手入れメニュー選択手段で選択した手入れメニューを組み合わせて連動メニューとして登録するための手入れ連動メニュー登録手段と、調理物取り出し検知手段と、調理物取り出し時の調理室の環境検知をするための取り出し環境検知手段と、使用エネルギー量予測手段を備え、前記制御手段は、前記手入れ連動メニュー登録手段に登録されたメニュー動作開始時には、調理メニュー終了後、前記取り出し環境検知手段が検知した環境により使用エネルギー量予測手段が予測したその後に行う手入れメニューの使用エネルギー量と、前記手入れメニュー単独の場合の使用エネルギー量を比較して、取り出し後に前記手入れメニューを自動で行うかどうか決定するようにしたものである。
これによって、使用者ニーズに合わせて、調理後に手入れをしたいメニューを連動させ、しかも調理で使用した加熱調理手段のエネルギーを調理物取り出し時の状態に応じて活
用して省エネ性の高い手入れをすることができる。
本発明の加熱調理器は、使用者ニーズに合わせて、調理後に手入れをしたいメニューを連動させ、しかも調理で使用した加熱調理手段のエネルギーを調理物取り出し時の状態に応じて活用して省エネ性の高い手入れをすることができる。
また、調理と連動したお手入れ前に、単独でのお手入れに対する使用エネルギー量を予測するので、削減量を報知することにより、使用者が省エネ量を把握でき、またお手入れを自動で行うかどうかの割合を予め決めるようにすることで、省エネ性を優先するのかお手入れ性を優先するのかを使用者が自分のニーズに合わせることができる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の構成を示すブロック図 同加熱調理器の動作の流れを示すフローチャート 同加熱調理器の取り出し時の調理室内の温度による使用エネルギー量予測手段の予測の一例を示す図 同加熱調理器の取り出し時の調理室内の蒸気量検知の動作の流れを示すフローチャート
第1の発明は、本発明の加熱調理器は、被調理物を収納する調理室と、加熱などの調理を行うための加熱調理手段と、制御手段と、調理メニューを選択するための調理メニュー選択手段と、前記加熱調理手段を用いて調理室を手入れする手入れメニューを選択するための手入れメニュー選択手段と、前記調理メニュー選択手段で選択した調理メニューに、前記手入れメニュー選択手段で選択した手入れメニューを組み合わせて連動メニューとして登録するための手入れ連動メニュー登録手段と、調理物取り出し検知手段と、調理物取り出し時の調理室の環境検知をするための取り出し環境検知手段と、使用エネルギー量予測手段を備え、前記制御手段は、前記手入れ連動メニュー登録手段に登録されたメニュー動作開始時には、調理メニュー終了後、前記取り出し環境検知手段が検知した環境により使用エネルギー量予測手段が予測したその後に行う手入れメニューの使用エネルギー量と、前記手入れメニュー単独の場合の使用エネルギー量を比較して、取り出し後に前記手入れメニューを自動で行うかどうか決定するので、使用者ニーズに合わせて、調理後に手入れをしたいメニューを連動させ、しかも調理で使用した加熱調理手段のエネルギーを調理物取り出し時の状態に応じて活用して省エネ手入れをすることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の加熱調理器の前記取り出し環境検知手段が検知する環境は、前記調理室内の温度とすることで、調理室内が高温となるオーブン調理メニューやグリル調理メニューと、高温で汚れを焼き切るなどの手入れメニューを連動させて省エネ手入れをすることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の加熱調理器の前記取り出し環境検知手段が検知する環境は、前記調理室内の蒸気量とすることで、調理室内に蒸気が満ちる蒸し調理メニューと、蒸気で脱臭や汚れ落としなどの手入れメニューを連動させて省エネ手入れをすることができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明の加熱調理器において、報知手段を備え、前記制御手段は、前記使用エネルギー量予測手段が、前記手入れメニュー単独の場合に対して所定値以下の使用エネルギー量と予測した場合には、取り出し後に手入れメニューを自動開始し、手入れメニュー単独での電力使用時と比較した使用エネルギー量
削減量を報知することにより、取り出し時の環境から省エネ率が高い場合に手入れが自動的に実行される上に、使用者も使用エネルギー量削減量を確認することができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明の加熱調理器において、報知手段を備え、前記制御手段は、前記使用エネルギー量予測手段が、前記手入れメニュー単独の場合に対して所定値より大きい使用エネルギー量と予測した場合には、取り出し後に手入れメニューを行うかどうかの指示入力を行うよう報知することにより、取り出し時の環境から省エネ率が低い場合には、使用者が、省エネ性は低いが手入れを優先して手入れメニューを実行するのか、省エネ性を優先して手入れメニューの実行をやめるのかを決めることができる。
第6の発明は、コンピュータに第1〜5のいずれか1つの発明の加熱調理器の前記制御手段、前記使用エネルギー量予測手段は、少なくとも一部を実行させるためのプログラムであることにより、電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させて本発明の少なくとも一部を容易に実現することができる。また、記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることで、プログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の構成を示すブロック図である。また、図2は、同加熱調理器の動作の流れを示すフローチャートである。また、図3は、同加熱調理器の取り出し時の調理室内の温度による使用エネルギー量予測手段の予測の一例を示す図、図4は、同加熱調理器の取り出し時の調理室内の蒸気量検知の動作の流れを示すフローチャートである。
図1において、加熱調理器(本実施の形態ではオーブンレンジ)1は、調理室101と、調理室101内を加熱するための加熱調理手段(本実施の形態では、ヒーター102と蒸気発生部103)と、制御手段104と、調理メニュー選択手段105と、手入れメニュー選択手段106と、調理メニューに手入れメニューを連動メニューとして登録する手入れ連動メニュー登録手段107と、調理物取り出し検知手段(本実施の形態では調理室扉開閉検知手段)108と、取り出し環境検知手段である調理室内温度検知手段109と、同じく取り出し環境検知手段である調理室内蒸気量検知手段110と、使用エネルギー量予測手段111と、報知手段112を備えている。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。使用者は予め調理または手入れについて動作させたいメニューについて、調理メニュー選択手段105または手入れメニュー選択手段106を用いて、選択する。即ち、調理メニューまたは手入れメニュー単独で動作させたい場合は、調理メニュー選択手段105または手入れメニュー選択手段106のいずれかについてメニュー選択を行えば良い。調理メニュー後に、手入れメニューを連動させて行いたい場合は、手入れ連動メニュー登録手段107を用いて、調理メニュー選択手段105での選択メニューと、手入れメニュー選択手段106での選択メニューを組み合わせて、例えば調理メニュー「魚の照り焼き」と手入れメニュー「調理室天井汚れ落とし」等を組み合わせて登録を行う(ステップ1、2)。
その後、使用者は、図1に図示していない開始ボタンを押し、制御手段104は、ヒーター102または蒸気発生部103を制御しながら、選択されたメニューの動作を開始し(ステップ3)、メニュー動作が終了すると、単独メニューの場合の場合はそのまま終了
し、連動メニューの場合は、連動するメニューの処理を行う(ステップ4、5)。連動手入れメニューが登録されている場合は、調理室扉開閉検知手段108で調理物の取り出しを検知すると(ステップ6)、取り出し環境検知手段である調理室内温度検知手段109または調理室内蒸気量検知手段110により取り出し時の環境を検知する(ステップ7)。調理室内温度検知手段109では、取り出し時の調理室内温度を検知し、調理室内蒸気量検知手段110では、取り出し時の調理室内の蒸気量を検知する。
本実施の形態では、調理室内蒸気量検知手段110での取り出し時の調理室内の蒸気量検知については、図4のステップ21〜ステップ28に示したように、連動する手入れメニューの動作に先立って行われた調理メニューで蒸気発生部103により蒸気を発生している場合には、予めわかっている単位時間あたりの蒸気発生量×発生時間で蒸気発生量を算出する一方で、先立って行われた調理メニューの調理終了後から取出しまでの経過時間と予め実験的にわかっている結露量との対応関係を元に、残留蒸気量を算出して、取り出し時の調理室内の蒸気量としている。連動する手入れメニューの動作に先立って行われた調理メニューで蒸気発生部103により蒸気を発生していない場合には、残留蒸気量を0としている。いずれの場合も、実際には加熱により調理物から蒸気が発生するが、本実施の形態では、0として算出しているが、調理物の重量変化等から調理物から発生する蒸気量を算出するようにしてもかまわない。
取り出し時の環境検知後は、使用エネルギー量予測手段111により、その後に行う連動手入れメニューでの使用エネルギー量(本実施の形態では、使用電力量)を予測する。即ち、図3に示したように、例えば連動する手入れメニューが、ヒーター102で汚れを高温(例えばT2℃)で一定時間(例えば30分)で焼ききるものであれば、取り出し時の調理室内温度(例えばT1℃)との差によりT2℃までの到達に必要な電力量とT2℃を30分維持するのに必要な電力量から使用電力量を予測する。
連動する手入れメニューが、蒸気発生部103により発生させた蒸気で、汚れを浮かすものであれば、汚れを浮かすのに必要な蒸気量と、取り出し時の調理室内蒸気量との差から使用電力量を予測する。
一方、単独の手入れメニュー動作時の使用電力量については、先立って行われた調理メニューの動作開始時の調理室の温度を予め調理室内温度検知手段109で検知していた温度(本実施の形態ではT0℃)を元に使用電力量を算出する。
その後に行う連動手入れメニューでの使用エネルギー量の予測と、単独の手入れメニュー動作時の使用電力量の算出が終了すれば、予測した使用エネルギー量の単独の手入れメニュー動作時の使用電力量に対する割合を算出する(ステップ8〜10)。
割合を算出した結果、所定値(本実施の形態では0.8)以下であれば、そのまま連動手入れメニュー動作を自動開始すると共に、報知手段112で、使用エネルギー削減量を報知する(ステップ10、11、13)。割合を算出した結果、0.8以上であれば、連動手入れメニュー動作開始を保留すると共に、報知手段112で、動作開始の保留及び開始するかどうかの入力を促す報知を行い、使用エネルギー削減量を報知する(ステップ10、12、13)。
以上のように、本実施の形態においては、被調理物を収納する調理室101と、加熱などの調理を行うための加熱調理手段であるヒーター102、蒸気発生部103と、加熱調理手段102、103を制御するための制御手段104と、調理メニューを選択するための調理メニュー選択手段105と、加熱調理手段102、103を用いて調理室を手入れする手入れメニューを選択するための手入れメニュー選択手段106と、調理メニュー選
択手段105で選択した調理メニューに、手入れメニュー選択手段106で選択した手入れメニューを組み合わせて連動メニューとして登録するための手入れ連動メニュー登録手段107と、調理物取り出し検知手段108と、調理物取り出し時の調理室101の環境検知をするための取り出し環境検知手段である調理室内温度検知手段109、調理室内蒸気量検知手段110と、使用エネルギー量予測手段111を備え、制御手段104は、手入れ連動メニュー登録手段107に登録されたメニュー動作開始時には、調理メニュー終了後、取り出し環境検知手段である調理室内温度検知手段109または調理室内蒸気量検知手段110が検知した環境により、使用エネルギー量予測手段111が予測したその後に行う手入れメニューの使用エネルギー量が、手入れメニュー単独の場合の使用エネルギー量に対する割合に応じて、取り出し後に手入れメニューを自動で行うかどうか決定するので、使用者ニーズに合わせて、調理後に手入れをしたいメニューを連動させ、しかも調理で使用した加熱調理手段のエネルギーを調理物取り出し時の状態に応じて活用して省エネ手入れをすることができる。
また、本実施の形態においては、取り出し環境検知手段である調理室内温度検知手段109が、調理物取り出し時の調理室101内の温度を検知することで、調理室内が高温となるオーブン調理メニューやグリル調理メニューと、高温で汚れを焼き切るなどの手入れメニューを連動させて省エネ手入れをすることができる。
また、本実施の形態においては、取り出し環境検知手段である調理室内蒸気量検知手段110が、調理物取り出し時の調理室101内の蒸気量とすることで、調理室内に蒸気が満ちる蒸し調理メニューと、蒸気で脱臭や汚れ落としなどの手入れメニューを連動させて省エネ手入れをすることができる。
さらに、本実施の形態においては、報知手段112を備え、制御手段104は、使用エネルギー量予測手段111が、手入れメニュー単独の場合に対して所定値以下の使用エネルギー量と予測した場合には、取り出し後に手入れメニューを自動開始し、手入れメニュー単独での電力使用時と比較した使用エネルギー量削減量を報知することにより、取り出し時の環境から省エネ率が高い場合に手入れが自動的に実行される上に、使用者も使用エネルギー量削減量を確認することができる。
また、本実施の形態においては、報知手段112を備え、制御手段104は、使用エネルギー量予測手段111が、手入れメニュー単独の場合に対して所定値より大きい使用エネルギー量と予測した場合には、取り出し後に手入れメニューを行うかどうかの指示入力を行うよう報知手段112に報知することにより、取り出し時の環境から省エネ率が低い場合には、使用者が、省エネ性は低いが手入れを優先して手入れメニューを実行するのか、省エネ性を優先して手入れメニューの実行をやめるのかを決めることができる。
なお、本実施の形態では、調理物取り出し検知手段107は、調理室扉開閉検知手段としたが、調理物の置かれる位置下に設けられた重量センサにより、調理物の重量を検知することで調理物取り出しを検知するようにしてもかまわないし、赤外線温度センサなどで調理物の置かれる位置の温度変化を検知することで調理物取り出しを検知するようにしてもかまわない。
また、本実施の形態では、取り出し環境検知手段として、調理室内温度検知手段109では、取り出し時の調理室内温度を検知し、調理室内蒸気量検知手段110では、取り出し時の調理室内の蒸気量を検知するようにしたが、いずれか一方でもかまわないし、湿度センサなどで環境を検知するようにしてもかまわない。
さらに、本実施の形態では、調理室内蒸気量検知手段110での取り出し時の調理室内
の蒸気量検知は、演算により行うようにしたが、湿度センサで検知するようにしてもかまわない。
また、本実施の形態では、単独の手入れメニュー動作時の使用電力量については、先立って行われた調理メニューの動作開始時の調理室の温度を予め調理室内温度検知手段109で検知していた温度を元に使用電力量を算出するようにしたが、固定温度(20℃)を元に算出するようにしてもかまわない。
なお、本実施の形態で説明した加熱調理器の制御手段103、使用エネルギー量予測手段110は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録加熱調理器、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器およびそのプログラムは、調理メニューに手入れメニューを連動メニューとして登録すると、使用エネルギー量予測手段が予測した調理物取り出し時の環境によりその後に行う手入れメニューの使用エネルギー量の、手入れメニュー単独実行時量に対する割合に応じて、手入れメニューを連動自動実行するか決定することで、使用者ニーズに合わせて、調理後に手入れをしたいメニューを連動させ、しかも調理で使用した加熱調理手段のエネルギーを調理物取り出し時の状態に応じて活用して省エネ手入れをすることができるので、家庭用機器だけでなく、業務用機器にも適用でき、使用者の省エネ意識の向上にもつながり、有用である。
1 加熱調理器
101 調理室
102 ヒーター(加熱調理手段)
103 蒸気発生部(加熱調理手段)
104 制御手段
105 調理メニュー選択手段
106 手入れメニュー選択手段
107 手入れ連動メニュー登録手段
108 調理物取り出し検知手段
109 調理室内温度検知手段(取り出し環境検知手段)
110 調理室内蒸気量検知手段(取り出し環境検知手段)
111 使用エネルギー予測手段
112 報知手段

Claims (6)

  1. 被調理物を収納する調理室と、加熱などの調理を行うための加熱調理手段と、制御手段と、調理メニューを選択するための調理メニュー選択手段と、前記加熱調理手段を用いて調理室を手入れする手入れメニューを選択するための手入れメニュー選択手段と、前記調理メニュー選択手段で選択した調理メニューに、前記手入れメニュー選択手段で選択した手入れメニューを組み合わせて連動メニューとして登録するための手入れ連動メニュー登録手段と、調理物取り出し検知手段と、調理物取り出し時の調理室の環境検知をするための取り出し環境検知手段と、使用エネルギー量予測手段を備え、前記制御手段は、前記手入れ連動メニュー登録手段に登録されたメニュー動作開始時には、調理メニュー終了後、前記取り出し環境検知手段が検知した環境により使用エネルギー量予測手段が予測したその後に行う手入れメニューの使用エネルギー量と、前記手入れメニュー単独の場合の使用エネルギー量を比較して、取り出し後に前記手入れメニューを自動で行うかどうか決定する加熱調理器。
  2. 前記取り出し環境検知手段が検知する環境は、前記調理室内の温度である請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記取り出し環境検知手段が検知する環境は、前記調理室内の蒸気量である請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 報知手段を備え、前記制御手段は、前記使用エネルギー量予測手段が、前記手入れメニュー単独の場合に対して所定値以下の使用エネルギー量と予測した場合には、取り出し後に手入れメニューを自動開始し、手入れメニュー単独での電力使用時と比較した使用エネルギー量削減量を報知する請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  5. 報知手段を備え、前記制御手段は、前記使用エネルギー量予測手段が、前記手入れメニュー単独の場合に対して所定値より大きい使用エネルギー量と予測した場合には、取り出し後に手入れメニューを行うかどうかの指示入力を行うよう報知する請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  6. コンピュータに請求項1〜5のいずれか1項に記載の加熱調理器の少なくとも一部を実行させるためのプログラム。
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JP2013073805A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
WO2021077583A1 (zh) * 2019-10-25 2021-04-29 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 控制方法、烹饪器具、烹饪系统及计算机可读存储介质

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