JP2011182532A - リモコン分電盤システム - Google Patents

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Abstract

【課題】漏電遮断器が落ちた場合の復旧を誰でも容易に行ない得るようにすること。
【解決手段】リモコン201とこのリモコン201から受信した遠隔制御信号に応じて安全ブレーカ103と漏電遮断器104とを自動入り切りする分電盤101との間で、(1)リモコン201にて、漏電遮断器104の復旧を指示する遠隔操作に応じて、復旧のための複数工程からなる操作手順を当該操作が一工程なされる毎に順に報知し、かつ、当該一工程の操作に応じた復旧用の遠隔制御信号を分電盤101に無線出力し、(2)分電盤101にて、受信した復旧用の遠隔制御信号に応じた動作を実行してその結果をセンシングし、当該センシング結果をリモコン201に無線出力し、(3)リモコン201にて、漏電遮断器104が落ちた原因を含まないセンシング結果を受信した場合には操作手順の報知を続行し、落ちた原因を含むセンシング結果を受信した場合にはその旨を報知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遠隔操作可能な分電盤とこの分電盤を遠隔操作するためのリモコンとからなるシステムに係り、特に、リモコンと分電盤との間で対話形式のガイダンス操作を進めていくことができるリモコン分電盤システムに関する。
住宅用の分電盤は、通常、漏電遮断器および安全ブレーカを備え、専用の箱に入れられて一箇所に設置されている。このような分電盤は、屋内の各場所へ配線されている電気を回路別に管理し、漏電遮断器によって各回路の漏電を検知している。各回路を使用している電気機器の電気使用量が限界値を超えるまで増大すると、その回路に割り当てられている安全ブレーカが自動動作してその回路に停電を発生させる。また、漏電が発生した場合には、漏電遮断器が自動動作して全回路に停電を発生させる。このように個々の回路または全回路に停電状態が発生した場合には、その原因を取り除いてから復旧させる必要がある。復旧に際しては、安全ブレーカまたは漏電遮断器を手動操作によってオン側に切り替える。
これに対して、従来、遠隔操作によって入り切り操作が可能なリモートコントロール式のブレーカがある(例えば、特許文献1参照)。このようなブレーカを家庭用の分電盤に用いれば、安全ブレーカまたは漏電遮断器それ自体を手動操作することなく、リモコンでの遠隔操作が可能となる。分電盤は、その位置が分かりにくかったり、高所にあって操作が大変であったり、あるいは、暗くて見えにくい場所に設置されていたりすることが通例であることから、安全ブレーカまたは漏電遮断器の遠隔操作は、大変にありがたい仕組みであると云える。
これに加えて、特許文献2は、ブレーカの動作状態をLED点滅、ブザー、音声ガイド機能によって使用者に知らせたり、ブレーカを電話で遠隔操作可能としたり等、ブレーカのより便利な機能を紹介している。
特開平08−264097号公報 特開平10−262329号公報
分電盤において、安全ブレーカが自動動作して落ちた場合は、その回路を使用している電気機器の電気使用量が多いだけなので、これを是正して該当回路の安全ブレーカをオンにすればよい。これに対して、漏電遮断器が落ちた場合は些か厄介である。安全上、漏電が発生している回路を特定してその原因を取り除く必要があるからである。より詳細には、漏電遮断器が落ちた場合、全ての安全ブレーカをオフにした後、漏電遮断器をオンにし、その後、安全ブレーカを一つずつオンにしていく。このとき、漏電が発生している回路に割り当てられている安全ブレーカがオンになると、漏電遮断器が自動動作して停電状態が発生する。これにより、その回路を使用している電気機器またはその回路自体に漏電が発生していることが分かる。
ところが、漏電遮断器が落ちた場合の上記復旧方法は、一般的にはあまり知られていない。このため、たとえ漏電遮断器や安全ブレーカを遠隔操作できたとしても(特許文献1、2参照)、あるいは、ブレーカの動作状態報知がなされたとしても(特許文献2参照)、漏電遮断器が落ちた場合には、その対処方法に戸惑うことになる。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、漏電遮断器が落ちた場合の復旧を誰でも容易に行なうことができるようにすることを目的とする。
本発明のリモコン分電盤システムは、遠隔操作に応じて遠隔制御信号を無線出力するリモコンと、受信した前記遠隔制御信号に応じて安全ブレーカと漏電遮断器とを自動入り切りする分電盤と、を備え、
(1)前記リモコンの情報処理部は、前記漏電遮断器の復旧を指示する遠隔操作がなされた場合、前記漏電遮断器を復旧させるための複数工程からなる操作手順を当該操作が一工程なされる毎に順に報知し、かつ、当該一工程の操作に応じた復旧用の遠隔制御信号を前記分電盤に無線出力し、
(2)前記分電盤の情報処理部は、受信した前記復旧用の遠隔制御信号に応じた動作を実行してその結果をセンシングし、当該センシング結果を前記リモコンに無線出力し、
(3)前記リモコンの情報処理部は、前記漏電遮断器が落ちた原因を含まない前記センシング結果を受信した場合には前記操作手順の報知を続行し、前記漏電遮断器が落ちた原因を含む前記センシング結果を受信した場合にはその旨を報知する、
ことによって上記課題を解決するようにした。
本発明によれば、漏電遮断器が落ちた場合、リモコンと分電盤との間で対話形式のガイダンス操作を進めていくことで、その復旧を誰でも容易に行ない得るようにできる。
実施の一形態を示す分電盤とリモコンとからなるリモコン分電盤システムの外観正面図。 分電盤のハードウェア構成を示すブロック図。 リモコンのハードウェア構成を示すブロック図。 リモコンのプロセッサが実行する処理の流れを示すフローチャート。 分電盤のプロセッサが実行する処理の流れを示すフローチャート。 リモコンのプロセッサが実行するナビゲーション処理の流れを示すフローチャート。
実施の一形態を図面に基づいて説明する。
図1は、分電盤101とリモコン201とからなるリモコン分電盤システム11の外観正面図である。本実施の形態では、リモコン201の遠隔操作によって分電盤101を動作制御することができる。このような動作制御のために、分電盤101およびリモコン201の双方には、情報処理部としての制御部151、251が設けられている(図2、図3参照)。
分電盤101は、屋内の各場所へ配線されている電気を回路別に管理可能な回路構成を有している。このような分電盤101は、サービスブレーカ102、安全ブレーカ103、および漏電遮断器104を備えている。サービスブレーカ102は、全体として契約を超えた電気使用がなされた場合に自動動作して停電させる遮断器である。安全ブレーカ103は、分電盤101が分配している回路毎に設けられている遮断器であり、各回路を使用している電気機器の電気使用量が限界値を超えるまで増大すると、その回路に割り当てられている安全ブレーカ103が自動動作してその回路を停電させる。図1に示す一例では、6回路分の安全ブレーカ103が設けられている。漏電遮断器104は、何処かに漏電が発生している場合に自動動作して全回路を停電させる遮断器である。漏電遮断器104は、一例として、15〜30A程度の漏電が発生すると自動動作する。
リモコン201は、サービスボタン202、安全ボタン203、漏電ボタン204、および通信ボタン205からなる各種の操作ボタンBを備え、ディスプレイ206、このディスプレイ206に積層配置されたタッチパネル207、およびスピーカ208を備えている。
サービスボタン202は、サービスブレーカ102の入り切りを遠隔操作するための操作ボタンBである。安全ボタン203は、安全ブレーカ103の入り切りを遠隔操作するための操作ボタンBである。分電盤101は、安全ブレーカ103を6個用意しているので、リモコン201の制御部251(図3参照)は、安全ボタン203の押下とタッチパネル207でのタッチ操作との組み合わせ入力により、どの安全ブレーカ103を入り切りさせるのかを決定する。漏電ボタン204は、漏電遮断器104の入り切りを遠隔操作するための操作ボタンBである。通信ボタン205は、電力会社に通報連絡をするための操作ボタンBである。
ディスプレイ206は、需要家であるユーザに各種のガイダンス情報を提供する。タッチパネル207は、ディスプレイ206の表示と協働し、操作ボタンBでは賄えない操作入力をするために用意されている。本リモコン分電盤システム11は、リモコン201と分電盤101との間で対話形式のガイダンス操作を進めていく仕組みを構築しているので、ディスプレイ206およびタッチパネル207は、このような対話形式のガイダンス操作を支援する重要な役割を担っている。そして、対話形式のガイダンス操作の支援に一役買うのが、スピーカ208である。リモコン201は、後述する音声ユニット252で合成した音声をスピーカ208から出力させ、ユーザに各種の情報やガイダンスを提供する。
図2は、分電盤101のハードウェア構成を示すブロック図である。分電盤101の制御部151は、一例として、メモリを有するデジタル回路によって構成され、集積回路に予め書き込まれているプロセスを実行する。このような制御部151には、サービスブレーカ102、安全ブレーカ103、および漏電遮断器104を動作させるためのアクチュエータ152と、センサ153と、無線ユニット154と、通信ユニット155とが接続されている。
前述したサービスブレーカ102、安全ブレーカ103、および漏電遮断器104をオフにする自動動作は、バイメタル等の機械的な動作であるのに対して、アクチュエータ152は、そのような自動動作機構とは別に設けられたもので、サービスブレーカ102、安全ブレーカ103、および漏電遮断器104を強制的に入り切りさせる。制御部151は、アクチュエータ152を駆動制御して、それらのサービスブレーカ102、安全ブレーカ103、および漏電遮断器104の入り切りを制御する。
センサ153は、サービスブレーカ102、安全ブレーカ103、および漏電遮断器104の入り切り状態、各回路に生じている漏電状態等の各種状態をセンシングする。制御部151は、センサ153の出力を取り込むことによって各部の状態をモニタすることができる。
無線ユニット154は、リモコン201との間で無線通信を実現させるためのユニットである。無線ユニット154は、一例として、数メートル程度の無線通信機能をサポートしている。別の一例として、離隔位置からリモコン201によって分電盤101を制御するようにシステム構築する場合には、無線ユニット154にPHS機能や携帯電話機能を別途に持たせる必要がある。このようにシステム構築しておけば、分電盤101が設置されている家屋から遠く離れた場所からでも、リモコン201による分電盤101の遠隔操作が可能になる。
通信ユニット155は、一例として、電力会社と通信線(図示せず)を介して有線接続されており、電力会社に通報連絡をするためのユニットである。制御部151は、直接的または間接的に本リモコン分電盤システム11を使用する需要家を特定する識別情報、例えば顧客番号、リモコン分電盤システム11のシステム番号等をメモリに記憶している。そして、需要家であるユーザがリモコン201で通信ボタン205を押下した場合、分電盤101の通信ユニット155によって上記需要家の識別情報を伴う通報連絡を電力会社に行なう。
図3は、リモコン201のハードウェア構成を示すブロック図である。リモコン201の制御部251は、一例として、メモリを有するデジタル回路によって構成され、集積回路に予め書き込まれているプロセスを実行する。このような制御部251には、前述したディスプレイ206、タッチパネル207、操作ボタンB、および音声ユニット252が接続され、さらに、無線ユニット253も接続されている。これらの各部は、制御部251によって制御され、所期の機能を発揮する。
ここで、音声ユニット252は、音声合成LSIとデジタルアナログ変換器と増幅回路とを内蔵する集積回路であり(全て図示せず)、音声合成LSIで生成した合成音声をデジタルアナログ変換器でアナログ信号に変換し、増幅回路に接続されたスピーカ208から人間が視聴可能な音声として出力するユニットである。
また、無線ユニット253は、分電盤101との間で無線通信を実現させるためのユニットである。無線ユニット253は、一例として、数メートル程度の無線通信機能をサポートしている。別の一例として、離隔位置からリモコン201によって分電盤101を制御するようにシステム構築する場合には、無線ユニット253にPHS機能や携帯電話機能を別途に持たせる必要がある。このようにシステム構築しておけば、分電盤101が設置されている家屋から遠く離れた場所からでも、リモコン201による分電盤101の遠隔操作が可能になる。
以上のようなシステム構成の下、本リモコン分電盤システム11は、前述したように、リモコン201と分電盤101との間で対話形式のガイダンス操作を進めていく仕組みを構築している。このような対話形式のガイダンス操作は、分電盤101の制御部151とリモコン201の制御部251との処理によって実現されるので、以下、そのような処理内容について説明していく。
図4は、リモコン201の制御部251が実行する処理の流れを示すフローチャートである。リモコン201の制御部251は、操作ボタンBによるボタン入力の有無の判定に待機しており(ステップS201)、ボタン入力を判定すると(ステップS201のY)、それがサービスボタン202なのか(ステップS202)、安全ボタン203なのか(ステップS203)、漏電ボタン204なのか(ステップS204)、それとも通信ボタン205なのか(ステップS205)、を判定する。制御部251は、いずれの操作ボタンBの判定もできなければ(ステップS205のN)、エラー検出であるのでエラー処理を実行する(ステップS206)。
図5は、分電盤101の制御部151が実行する処理の流れを示すフローチャートである。分電盤101の制御部151は、リモコン201からの信号受信の有無判定に待機しており(ステップS101)、信号受信を判定すると(ステップS101のY)、それがステータス要求なのか(ステップS102)、駆動指令なのか(ステップS103)、それとも通信指令なのか(ステップS104)、を判定する。制御部151は、受信した信号がいずれでもなければ(ステップS104のN)、その他の処理を実行する(ステップS105)。
以下、図4に示すリモコン201の制御部251が実行する処理と図5に示す分電盤101の制御部151が実行する処理とを交えながら説明していく。
図4に示すように、リモコン201の制御部251は、サービスボタン202の押下を判定すると(ステップS202のY)、ステータス確認を実行する(ステップS207)。この処理は、分電盤101に対して、サービスブレーカ102のステータス確認を要求し、この要求に応じた分電盤101からの返信を受信する処理である。
図5に示すように、分電盤101の制御部151は、ステータス要求の受信を判定すると(ステップS102のY)、そのステータス要求に含まれている対象物(ここではサービスブレーカ102)についての対応するステータスを検出し、その結果をリモコン201に返信する(ステップS106)。この場合、制御部151は、センサ153のセンシングによってステータス検出を実行するので、リモコン201に対する返信はセンサ153のセンシング結果ということになる。
図4に示すように、リモコン201の制御部251は、分電盤101から返信を受信すると(ステップS207)、案内画面を表示する(ステップS208)。この場合の案内画面が提供するのは、分電盤101から返信されたセンサ153のセンシング結果に応じたガイダンスである。ガイダンスは、例えば、契約を超えた電気使用がなされたためにサービスブレーカ102がオフになっている、というセンサ153のセンシング結果を受けて、「ご使用になられた電気機器の電気使用量が契約範囲を超えています。一部の電気機器をご使用になられないようにして、タッチパネルで実行を指定してください。電気契約の変更については、082−246−××××番までご連絡ください。」等の内容をディスプレイ206に表示したり、音声ユニット252によってスピーカ208から音声出力したりする。
図4に示すように、リモコン201の制御部251は、実行指定を判定すると(ステップS209のY)、駆動処理を実行し(ステップS210)、処理を終了する。駆動処理は、無線ユニット253によって、サービスブレーカ102をオンにするための駆動指令を分電盤101に無線出力する処理である。
図5に示すように、分電盤101の制御部151は、駆動指令の受信を判定すると(ステップS103のY)、その駆動指令に含まれている対象物(ここではサービスブレーカ102)の対応するアクチュエータ152を駆動し、処理を終了する。これにより、分電盤101のサービスブレーカ102をオフからオンに切り替えることができる。
次いで、図4に示すように、リモコン201の制御部251は、安全ボタン203の押下を判定すると(ステップS203のY)、ディスプレイ206に安全ブレーカ103の番号入力画面を表示する(ステップS211)。この画面は、タッチパネル207でのタッチ指定によって、安全ブレーカ103の番号の入力を可能にするための画面である。制御部251は、タッチパネル207での番号指定を判定すると(ステップS212のY)、ステータス確認を実行する(ステップS213)。この処理は、分電盤101に対して、指定された番号の安全ブレーカ103のステータス確認を要求し、この要求に応じた分電盤101からの返信を受信する処理である。
図5に示すように、分電盤101の制御部151は、ステータス要求の受信を判定すると(ステップS102のY)、そのステータス要求に含まれている対象物(ここでは該当番号の安全ブレーカ103)についての対応するステータスを検出し、その結果をリモコン201に返信する(ステップS106)。この場合、制御部151は、センサ153のセンシングによってステータス検出を実行するので、リモコン201に対する返信はセンサ153のセンシング結果ということになる。
図4に示すように、リモコン201の制御部251は、分電盤101から返信を受信すると(ステップS213)、案内画面を表示する(ステップS214)。この場合の案内画面が提供するのは、分電盤101から返信されたセンサ153のセンシング結果に応じたガイダンスである。ガイダンスは、例えば、許容アンペア契約を超えた電気使用がなされたために××番の安全ブレーカ103がオフになっている、というセンサ153のセンシング結果を受けて、「××付近でご使用になられた電気機器の電気使用量が許容範囲を超えています。その付近における一部の電気機器をご使用になられないようにして、タッチパネルで実行を指定してください。」等の内容をディスプレイ206に表示したり、音声ユニット252によってスピーカ208から音声出力したりする。
図4に示すように、リモコン201の制御部251は、実行指定を判定すると(ステップS215のY)、駆動処理を実行し(ステップS216)、処理を終了する。駆動処理は、無線ユニット253によって、該当番号の安全ブレーカ103をオンにするための駆動指令を分電盤101に無線出力する処理である。
図5に示すように、分電盤101の制御部151は、駆動指令の受信を判定すると(ステップS103のY)、その駆動指令に含まれている対象物(ここでは××番の安全ブレーカ103)の対応するアクチュエータ152を駆動し、処理を終了する。これにより、分電盤101の××番の安全ブレーカ103をオフからオンに切り替えることができる。
次いで、リモコン201の制御部251は、漏電ボタン204の押下を判定すると(ステップS204のY)、ナビゲーションをスタートさせる(ステップS217)。そして、ナビゲーションが終了すれば(ステップS218のY)、処理を終了する。ステップS217のナビゲーション処理について、後述する。
次いで、図4に示すように、リモコン201の制御部251は、通信ボタン205の押下を判定すると(ステップS205のY)、無線ユニット253によって、通信指令を分電盤101に送信し(ステップS219)、処理を終了する。
図5に示すように、分電盤101の制御部151は、通信指令の受信を判定すると(ステップS104のY)、通信ユニット155によって、本リモコン分電盤システム11の需要家を特定する識別情報を伴う通報連絡を電力会社に行ない、処理を終了する。
図6は、リモコン201の制御部251が実行するナビゲーション処理の流れを示すフローチャートである。制御部251は、漏電ボタン204の押下を判定(ステップS204のY)、つまり、漏電遮断器の復旧を指示する遠隔操作がなされた場合、ナビゲーション処理として(ステップS217)、ナビゲーション画面をディスプレイ206に表示する(ステップS217−1)。ナビゲーション画面の初期表示には、例えば、「これから漏電遮断器の復旧を行ないます。画面の指示に従い操作を続けてください。」というようなガイダンスが示される。ガイダンスは、ディスプレイ206での可視表示や、音声ユニット252によるスピーカ208から音声出力による。
リモコン201の制御部251は、ナビゲーション画面の表示(ステップS217−1)に続き、安全ブレーカ103を全てオフにする処理を実行する(ステップS217−2)。この処理は、一例として、ディスプレイ206への誘導表示に応じてユーザにタッチパネル207を用いたタッチ指定を行なわせ、これに応じてリモコン201から分電盤101に全ての安全ブレーカ103をオフにするための駆動指令を無線出力させる、という処理である。別の一例として、リモコン201の制御部251が自ら、自動で、そのような全ての安全ブレーカ103をオフにするための駆動指令をリモコン201から分電盤101に無線出力させる処理であってもよい。制御部251は、自動で駆動指令を無線出力する場合、その際に本来手動ですべき操作内容とこれを自動で行なったこととをディスプレイ206に表示したり、スピーカ208から音声ガイドしたりし、ユーザに知らせる。
リモコン201の制御部251は、ステップS217−2で実行される上記駆動指令に、分電盤101にステータスの返信を求めるステータス要求も伴わせる。
図5に示すように、分電盤101の制御部151は、上記ステップS217−2で実行される駆動指令の受信を判定すると(ステップS103のY)、その駆動指令に含まれている対象物(ここでは全ての安全ブレーカ103)の対応するアクチュエータ152を駆動する。これにより、分電盤101の全ての安全ブレーカ103をオンからオフに切り替えることができる。
また、上記ステップS217−2で実行される駆動指令にはステータス要求も伴われているので、分電盤101の制御部151は、安全ブレーカ103の駆動後、その状態をセンサ153でセンシングし、そのセンシング結果をリモコン201に返信する(ステップS106)。
続いて、図6に示すように、リモコン201の制御部251は、分電盤101から返信された安全ブレーカ103の状態を示すセンシング結果が適正であれば、漏電遮断器をオンにする処理を実行する(ステップS217−3)。この処理は、一例として、ディスプレイ206への誘導表示に応じてユーザにタッチパネル207を用いたタッチ指定を行なわせ、これに応じてリモコン201から分電盤101に漏電遮断器104をオンにするための駆動指令を無線出力させる、という処理である。別の一例として、リモコン201の制御部251が自ら、自動で、そのような漏電遮断器104をオンにするための駆動指令をリモコン201から分電盤101に無線出力させる処理であってもよい。制御部251は、自動で駆動指令を無線出力する場合、その際に本来手動ですべき操作内容とこれを自動で行なったこととをディスプレイ206に表示したり、スピーカ208から音声ガイドしたりし、ユーザに知らせる。
リモコン201の制御部251は、ステップS217−3で実行される上記駆動指令に、分電盤101にステータスの返信を求めるステータス要求も伴わせる。
図5に示すように、分電盤101の制御部151は、上記ステップS217−3で実行される駆動指令の受信を判定すると(ステップS103のY)、その駆動指令に含まれている対象物(ここでは漏電遮断器104)の対応するアクチュエータ152を駆動する。これにより、分電盤101の漏電遮断器104をオフからオンに切り替えることができる。
また、上記ステップS217−3で実行される駆動指令にはステータス要求も伴われているので、分電盤101の制御部151は、漏電遮断器104の駆動後、その状態をセンサ153でセンシングし、そのセンシング結果をリモコン201に返信する(ステップS106)。
続いて、図6に示すように、リモコン201の制御部251は、分電盤101から返信された漏電遮断器104の状態を示すセンシング結果が適正であれば、1番〜6番までの安全ブレーカ103のうち、1番をオンにする処理を実行する(ステップS217−4)。この処理は、一例として、ディスプレイ206への誘導表示に応じてユーザにタッチパネル207を用いたタッチ指定を行なわせ、これに応じてリモコン201から分電盤101に1番の安全ブレーカ103をオンにするための駆動指令を無線出力させる、という処理である。別の一例として、リモコン201の制御部251が自ら、自動で、そのような1番の安全ブレーカ103をオンにするための駆動指令をリモコン201から分電盤101に無線出力させる処理であってもよい。制御部251は、自動で駆動指令を無線出力する場合、その際に本来手動ですべき操作内容とこれを自動で行なったこととをディスプレイ206に表示したり、スピーカ208から音声ガイドしたりし、ユーザに知らせる。
リモコン201の制御部251は、ステップS217−4で実行される上記駆動指令に、分電盤101にステータスの返信を求めるステータス要求も伴わせる。
図5に示すように、分電盤101の制御部151は、上記ステップS217−4で実行される駆動指令の受信を判定すると(ステップS103のY)、その駆動指令に含まれている対象物(ここでは1番の安全ブレーカ103)の対応するアクチュエータ152を駆動する。これにより、1番の安全ブレーカ103をオンからオフに切り替えることができる。
また、上記ステップS217−4で実行される駆動指令にはステータス要求も伴われているので、分電盤101の制御部151は、1番の安全ブレーカ103の駆動後の状態をセンサ153でセンシングする。この際、1番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害がなければ、漏電遮断器104はオンの状態を維持する。これに対して、1番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害があれば、漏電遮断器104は自動動作してオフに切り替わる。制御部151は、センサ153のセンシング結果に基づいてそのような状態を監視するわけである。この場合、漏電遮断器104がオンの状態を維持したというセンシング結果は、漏電遮断器104が落ちた原因を含まないセンシング結果ということになり、漏電遮断器104が自動動作してオフに切り替わったというセンシング結果は、漏電遮断器104が落ちた原因を含むセンシング結果ということになる。そこで、制御部151は、そのようなセンシング結果をリモコン201に返信する(ステップS106)。
図6に示すように、リモコン201の制御部251は、分電盤101から受信したセンシング結果によって、1番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害がないことを確認すると(ステップS217−5のY)、処理を次に進める。これに対して、制御部251は、分電盤101から受信したセンシング結果によって、1番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害があったことを確認すると(ステップS217−5のN)、ディスプレイ206に対応策を報知する(ステップS217−16)。対応策の報知は、例えば、「××付近の電気機器に漏電が発生している可能性があります。確認してください。確認できたら確認ボタンをタッチ指定し、確認できなければリモコンの通信ボタンを押してください。」というような内容となる。そして、制御部251は、問題が解消した場合、つまり、ディスプレイ206に表示した確認ボタン(図示せず)がタッチパネル207でタッチ指定されるか、通信ボタン205が押下されれば(ステップS217−17のY)、処理を終了する。
続いて、図6に示すように、リモコン201の制御部251は、1番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害がないことを確認すると(ステップS217−5のY)、次は、2番の安全ブレーカ103をオンにする処理を実行する(ステップS217−6)。この処理は、一例として、ディスプレイ206への誘導表示に応じてユーザにタッチパネル207を用いたタッチ指定を行なわせ、これに応じてリモコン201から分電盤101に2番の安全ブレーカ103をオンにするための駆動指令を無線出力させる、という処理である。別の一例として、リモコン201の制御部251が自ら、自動で、そのような2番の安全ブレーカ103をオンにするための駆動指令をリモコン201から分電盤101に無線出力させる処理であってもよい。制御部251は、自動で駆動指令を無線出力する場合、その際に本来手動ですべき操作内容とこれを自動で行なったこととをディスプレイ206に表示したり、スピーカ208から音声ガイドしたりし、ユーザに知らせる。
リモコン201の制御部251は、ステップS217−6で実行される上記駆動指令に、分電盤101にステータスの返信を求めるステータス要求も伴わせる。
図5に示すように、分電盤101の制御部151は、上記ステップS217−6で実行される駆動指令の受信を判定すると(ステップS103のY)、その駆動指令に含まれている対象物(ここでは2番の安全ブレーカ103)の対応するアクチュエータ152を駆動する。これにより、2番の安全ブレーカ103をオンからオフに切り替えることができる。
また、上記ステップS217−6で実行される駆動指令にはステータス要求も伴われているので、分電盤101の制御部151は、2番の安全ブレーカ103の駆動後の状態をセンサ153でセンシングする。この際、2番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害がなければ、漏電遮断器104はオンの状態を維持する。これに対して、2番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害があれば、漏電遮断器104は自動動作してオフに切り替わる。制御部151は、センサ153のセンシング結果に基づいてそのような状態を監視するわけである。この場合、漏電遮断器104がオンの状態を維持したというセンシング結果は、漏電遮断器104が落ちた原因を含まないセンシング結果ということになり、漏電遮断器104が自動動作してオフに切り替わったというセンシング結果は、漏電遮断器104が落ちた原因を含むセンシング結果ということになる。そこで、制御部151は、そのようなセンシング結果をリモコン201に返信する(ステップS106)。
図6に示すように、リモコン201の制御部251は、分電盤101から受信したセンシング結果によって、2番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害がないことを確認すると(ステップS217−7のY)、処理を次に進める。これに対して、制御部251は、分電盤101から受信したセンシング結果によって、2番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害があったことを確認すると(ステップS217−7のN)、ディスプレイ206に対応策を報知する(ステップS217−16)。対応策の報知は、例えば、「××付近の電気機器に漏電が発生している可能性があります。確認してください。確認できたら確認ボタンをタッチ指定し、確認できなければリモコンの通信ボタンを押してください。」というような内容となる。そして、制御部251は、問題が解消した場合、つまり、ディスプレイ206に表示した確認ボタン(図示せず)がタッチパネル207でタッチ指定されるか、通信ボタン205が押下されれば(ステップS217−17のY)、処理を終了する。
続いて、図6に示すように、リモコン201の制御部251は、2番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害がないことを確認すると(ステップS217−7のY)、次は、3番の安全ブレーカ103をオンにする処理を実行する(ステップS217−8)。この処理は、一例として、ディスプレイ206への誘導表示に応じてユーザにタッチパネル207を用いたタッチ指定を行なわせ、これに応じてリモコン201から分電盤101に3番の安全ブレーカ103をオンにするための駆動指令を無線出力させる、という処理である。別の一例として、リモコン201の制御部251が自ら、自動で、そのような3番の安全ブレーカ103をオンにするための駆動指令をリモコン201から分電盤101に無線出力させる処理であってもよい。制御部251は、自動で駆動指令を無線出力する場合、その際に本来手動ですべき操作内容とこれを自動で行なったこととをディスプレイ206に表示したり、スピーカ208から音声ガイドしたりし、ユーザに知らせる。
リモコン201の制御部251は、ステップS217−8で実行される上記駆動指令に、分電盤101にステータスの返信を求めるステータス要求も伴わせる。
図5に示すように、分電盤101の制御部151は、上記ステップS217−8で実行される駆動指令の受信を判定すると(ステップS103のY)、その駆動指令に含まれている対象物(ここでは3番の安全ブレーカ103)の対応するアクチュエータ152を駆動する。これにより、3番の安全ブレーカ103をオンからオフに切り替えることができる。
また、上記ステップS217−8で実行される駆動指令にはステータス要求も伴われているので、分電盤101の制御部151は、3番の安全ブレーカ103の駆動後の状態をセンサ153でセンシングする。この際、3番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害がなければ、漏電遮断器104はオンの状態を維持する。これに対して、3番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害があれば、漏電遮断器104は自動動作してオフに切り替わる。制御部151は、センサ153のセンシング結果に基づいてそのような状態を監視するわけである。この場合、漏電遮断器104がオンの状態を維持したというセンシング結果は、漏電遮断器104が落ちた原因を含まないセンシング結果ということになり、漏電遮断器104が自動動作してオフに切り替わったというセンシング結果は、漏電遮断器104が落ちた原因を含むセンシング結果ということになる。そこで、制御部151は、そのようなセンシング結果をリモコン201に返信する(ステップS106)。
図6に示すように、リモコン201の制御部251は、分電盤101から受信したセンシング結果によって、3番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害がないことを確認すると(ステップS217−9のY)、処理を次に進める。これに対して、制御部251は、分電盤101から受信したセンシング結果によって、3番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害があったことを確認すると(ステップS217−9のN)、ディスプレイ206に対応策を報知する(ステップS217−16)。対応策の報知は、例えば、「××付近の電気機器に漏電が発生している可能性があります。確認してください。確認できたら確認ボタンをタッチ指定し、確認できなければリモコンの通信ボタンを押してください。」というような内容となる。そして、制御部251は、問題が解消した場合、つまり、ディスプレイ206に表示した確認ボタン(図示せず)がタッチパネル207でタッチ指定されるか、通信ボタン205が押下されれば(ステップS217−17のY)、処理を終了する。
続いて、図6に示すように、リモコン201の制御部251は、3番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害がないことを確認すると(ステップS217−9のY)、次は、4番の安全ブレーカ103をオンにする処理を実行する(ステップS217−10)。この処理は、一例として、ディスプレイ206への誘導表示に応じてユーザにタッチパネル207を用いたタッチ指定を行なわせ、これに応じてリモコン201から分電盤101に4番の安全ブレーカ103をオンにするための駆動指令を無線出力させる、という処理である。別の一例として、リモコン201の制御部251が自ら、自動で、そのような4番の安全ブレーカ103をオンにするための駆動指令をリモコン201から分電盤101に無線出力させる処理であってもよい。制御部251は、自動で駆動指令を無線出力する場合、その際に本来手動ですべき操作内容とこれを自動で行なったこととをディスプレイ206に表示したり、スピーカ208から音声ガイドしたりし、ユーザに知らせる。
リモコン201の制御部251は、ステップS217−10で実行される上記駆動指令に、分電盤101にステータスの返信を求めるステータス要求も伴わせる。
図5に示すように、分電盤101の制御部151は、上記ステップS217−10で実行される駆動指令の受信を判定すると(ステップS103のY)、その駆動指令に含まれている対象物(ここでは4番の安全ブレーカ103)の対応するアクチュエータ152を駆動する。これにより、4番の安全ブレーカ103をオンからオフに切り替えることができる。
また、上記ステップS217−10で実行される駆動指令にはステータス要求も伴われているので、分電盤101の制御部151は、4番の安全ブレーカ103の駆動後の状態をセンサ153でセンシングする。この際、4番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害がなければ、漏電遮断器104はオンの状態を維持する。これに対して、4番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害があれば、漏電遮断器104は自動動作してオフに切り替わる。制御部151は、センサ153のセンシング結果に基づいてそのような状態を監視するわけである。この場合、漏電遮断器104がオンの状態を維持したというセンシング結果は、漏電遮断器104が落ちた原因を含まないセンシング結果ということになり、漏電遮断器104が自動動作してオフに切り替わったというセンシング結果は、漏電遮断器104が落ちた原因を含むセンシング結果ということになる。そこで、制御部151は、そのようなセンシング結果をリモコン201に返信する(ステップS106)。
図6に示すように、リモコン201の制御部251は、分電盤101から受信したセンシング結果によって、4番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害がないことを確認すると(ステップS217−11のY)、処理を次に進める。これに対して、制御部251は、分電盤101から受信したセンシング結果によって、4番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害があったことを確認すると(ステップS217−11のN)、ディスプレイ206に対応策を報知する(ステップS217−16)。対応策の報知は、例えば、「××付近の電気機器に漏電が発生している可能性があります。確認してください。確認できたら確認ボタンをタッチ指定し、確認できなければリモコンの通信ボタンを押してください。」というような内容となる。そして、制御部251は、問題が解消した場合、つまり、ディスプレイ206に表示した確認ボタン(図示せず)がタッチパネル207でタッチ指定されるか、通信ボタン205が押下されれば(ステップS217−17のY)、処理を終了する。
続いて、図6に示すように、リモコン201の制御部251は、4番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害がないことを確認すると(ステップS217−11のY)、次は、5番の安全ブレーカ103をオンにする処理を実行する(ステップS217−12)。この処理は、一例として、ディスプレイ206への誘導表示に応じてユーザにタッチパネル207を用いたタッチ指定を行なわせ、これに応じてリモコン201から分電盤101に5番の安全ブレーカ103をオンにするための駆動指令を無線出力させる、という処理である。別の一例として、リモコン201の制御部251が自ら、自動で、そのような5番の安全ブレーカ103をオンにするための駆動指令をリモコン201から分電盤101に無線出力させる処理であってもよい。制御部251は、自動で駆動指令を無線出力する場合、その際に本来手動ですべき操作内容とこれを自動で行なったこととをディスプレイ206に表示したり、スピーカ208から音声ガイドしたりし、ユーザに知らせる。
リモコン201の制御部251は、ステップS217−12で実行される上記駆動指令に、分電盤101にステータスの返信を求めるステータス要求も伴わせる。
図5に示すように、分電盤101の制御部151は、上記ステップS217−12で実行される駆動指令の受信を判定すると(ステップS103のY)、その駆動指令に含まれている対象物(ここでは5番の安全ブレーカ103)の対応するアクチュエータ152を駆動する。これにより、5番の安全ブレーカ103をオンからオフに切り替えることができる。
また、上記ステップS217−12で実行される駆動指令にはステータス要求も伴われているので、分電盤101の制御部151は、5番の安全ブレーカ103の駆動後の状態をセンサ153でセンシングする。この際、5番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害がなければ、漏電遮断器104はオンの状態を維持する。これに対して、5番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害があれば、漏電遮断器104は自動動作してオフに切り替わる。制御部151は、センサ153のセンシング結果に基づいてそのような状態を監視するわけである。この場合、漏電遮断器104がオンの状態を維持したというセンシング結果は、漏電遮断器104が落ちた原因を含まないセンシング結果ということになり、漏電遮断器104が自動動作してオフに切り替わったというセンシング結果は、漏電遮断器104が落ちた原因を含むセンシング結果ということになる。そこで、制御部151は、そのようなセンシング結果をリモコン201に返信する(ステップS106)。
図6に示すように、リモコン201の制御部251は、分電盤101から受信したセンシング結果によって、5番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害がないことを確認すると(ステップS217−13のY)、処理を次に進める。これに対して、制御部251は、分電盤101から受信したセンシング結果によって、5番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害があったことを確認すると(ステップS217−13のN)、ディスプレイ206に対応策を報知する(ステップS217−16)。対応策の報知は、例えば、「××付近の電気機器に漏電が発生している可能性があります。確認してください。確認できたら確認ボタンをタッチ指定し、確認できなければリモコンの通信ボタンを押してください。」というような内容となる。そして、制御部251は、問題が解消した場合、つまり、ディスプレイ206に表示した確認ボタン(図示せず)がタッチパネル207でタッチ指定されるか、通信ボタン205が押下されれば(ステップS217−17のY)、処理を終了する。
続いて、図6に示すように、リモコン201の制御部251は、5番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害がないことを確認すると(ステップS217−13のY)、次は、6番の安全ブレーカ103をオンにする処理を実行する(ステップS217−14)。この処理は、一例として、ディスプレイ206への誘導表示に応じてユーザにタッチパネル207を用いたタッチ指定を行なわせ、これに応じてリモコン201から分電盤101に6番の安全ブレーカ103をオンにするための駆動指令を無線出力させる、という処理である。別の一例として、リモコン201の制御部251が自ら、自動で、そのような6番の安全ブレーカ103をオンにするための駆動指令をリモコン201から分電盤101に無線出力させる処理であってもよい。制御部251は、自動で駆動指令を無線出力する場合、その際に本来手動ですべき操作内容とこれを自動で行なったこととをディスプレイ206に表示したり、スピーカ208から音声ガイドしたりし、ユーザに知らせる。
リモコン201の制御部251は、ステップS217−14で実行される上記駆動指令に、分電盤101にステータスの返信を求めるステータス要求も伴わせる。
図5に示すように、分電盤101の制御部151は、上記ステップS217−14で実行される駆動指令の受信を判定すると(ステップS103のY)、その駆動指令に含まれている対象物(ここでは6番の安全ブレーカ103)の対応するアクチュエータ152を駆動する。これにより、6番の安全ブレーカ103をオンからオフに切り替えることができる。
また、上記ステップS217−14で実行される駆動指令にはステータス要求も伴われているので、分電盤101の制御部151は、6番の安全ブレーカ103の駆動後の状態をセンサ153でセンシングする。この際、6番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害がなければ、漏電遮断器104はオンの状態を維持する。これに対して、6番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害があれば、漏電遮断器104は自動動作してオフに切り替わる。制御部151は、センサ153のセンシング結果に基づいてそのような状態を監視するわけである。この場合、漏電遮断器104がオンの状態を維持したというセンシング結果は、漏電遮断器104が落ちた原因を含まないセンシング結果ということになり、漏電遮断器104が自動動作してオフに切り替わったというセンシング結果は、漏電遮断器104が落ちた原因を含むセンシング結果ということになる。そこで、制御部151は、そのようなセンシング結果をリモコン201に返信する(ステップS106)。
図6に示すように、リモコン201の制御部251は、分電盤101から受信したセンシング結果によって、6番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害がないことを確認すると(ステップS217−15のY)、処理を次に進める。これに対して、制御部251は、分電盤101から受信したセンシング結果によって、6番の安全ブレーカ103が割り当てられている回路に漏電等の障害があったことを確認すると(ステップS217−15のN)、ディスプレイ206に対応策を報知する(ステップS217−16)。対応策の報知は、例えば、「××付近の電気機器に漏電が発生している可能性があります。確認してください。確認できたら確認ボタンをタッチ指定し、確認できなければリモコンの通信ボタンを押してください。」というような内容となる。そして、制御部251は、問題が解消した場合、つまり、ディスプレイ206に表示した確認ボタン(図示せず)がタッチパネル207でタッチ指定されるか、通信ボタン205が押下されれば(ステップS217−17のY)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、サービスブレーカ102、安全ブレーカ103、または漏電遮断器104が落ちた場合、リモコン201と分電盤101との間で対話形式のガイダンス操作を進めていくことで、その復旧を誰でも容易に行ない得るようにできる。
また、本実施の形態によれば、リモコン201は、漏電遮断器104が落ちた原因を含むセンシング結果を受信した場合には、その対応策も併せて報知するので(図6のステップS217−16参照)、より一層の復旧作業の容易化を図ることができる。
また、本実施の形態において、漏電発生時等に、対話形式のガイダンス操作を手動で行なうようにした場合には(図6のステップS217−4、ステップS217−6、ステップS217−8、ステップS217−10、ステップS217−12、ステップS217−14参照)、漏電遮断器104が落ちた場合等の操作の疑似体験をユーザに体験させることができる。これにより、ユーザはその対処方法を学習することができるので、漏電発生時等の安全性向上に資することができる。
また、本実施の形態において、漏電発生時等に、対話形式のガイダンス操作を自動で行なうようにした場合には(図6のステップS217−4、ステップS217−6、ステップS217−8、ステップS217−10、ステップS217−12、ステップS217−14参照)、漏電発生時等の復旧操作の簡略化を図ることができ、しかも、間違いのない復旧作業を確実に行なうことができる。
これに加えて、本実施の形態によれば、対話形式のガイダンス操作を自動で行なった場合には、その際に本来手動ですべき操作内容とこれを自動で行なったこととをディスプレイ206に表示したり、スピーカ208から音声ガイドしたりし、ユーザに知らせるようにしたので、ユーザはその対処方法を学習することができ、したがって、漏電発生時等の安全性向上に資することができる。
101 分電盤
103 安全ブレーカ
104 漏電遮断器
151 制御部(分電盤の情報処理部)
201 リモコン
251 制御部(リモコンの情報処理部)

Claims (6)

  1. 遠隔操作に応じて遠隔制御信号を無線出力するリモコンと、
    受信した前記遠隔制御信号に応じて安全ブレーカと漏電遮断器とを自動入り切りする分電盤と、
    を備え、
    前記リモコンの情報処理部は、前記漏電遮断器の復旧を指示する遠隔操作がなされた場合、前記漏電遮断器を復旧させるための複数工程からなる操作手順を当該操作が一工程なされる毎に順に報知し、かつ、当該一工程の操作に応じた復旧用の遠隔制御信号を前記分電盤に無線出力し、
    前記分電盤の情報処理部は、受信した前記復旧用の遠隔制御信号に応じた動作を実行してその結果をセンシングし、当該センシング結果を前記リモコンに無線出力し、
    前記リモコンの情報処理部は、前記漏電遮断器が落ちた原因を含まない前記センシング結果を受信した場合には前記操作手順の報知を続行し、前記漏電遮断器が落ちた原因を含む前記センシング結果を受信した場合にはその旨を報知する、
    ことを特徴とするリモコン分電盤システム。
  2. 前記リモコンの情報処理部は、前記漏電遮断器が落ちた原因を含む前記センシング結果を受信した場合には、その対応策も併せて報知する、ことを特徴とする請求項1に記載のリモコン分電盤システム。
  3. 前記リモコンでの前記一工程の操作は、手動によってなされる、ことを特徴とする請求項1または2に記載のリモコン分電盤システム。
  4. 前記リモコンでの前記一工程の操作は、自動によってなされる、ことを特徴とする請求項1または2に記載のリモコン分電盤システム。
  5. 前記リモコンの情報処理部は、前記リモコンでの前記一工程の操作を自動で行ったことに応じて、その操作内容を報知する、請求項4に記載のリモコン分電盤システム。
  6. 前記リモコンの情報処理部は、前記安全ブレーカの復旧を指示する遠隔操作がなされた場合、当該安全ブレーカのステータス確認用の信号を前記分電盤に無線出力し、
    前記分電盤の情報処理部は、受信した前記ステータス確認用の信号に応じて当該安全ブレーカのステータス確認を実行し、当該確認結果を前記リモコンに無線出力し、
    前記リモコンの情報処理部は、当該安全ブレーカが落ちていないとする確認結果を受信した場合にはその旨を報知し、当該安全ブレーカが落ちているとする確認結果を受信した場合には当該安全ブレーカが担当する分電領域を報知する、
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一に記載のリモコン分電盤システム。
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