JP2011182377A - データ送信装置およびデータ受信装置ならびに無線通信システム - Google Patents

データ送信装置およびデータ受信装置ならびに無線通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2011182377A
JP2011182377A JP2010115261A JP2010115261A JP2011182377A JP 2011182377 A JP2011182377 A JP 2011182377A JP 2010115261 A JP2010115261 A JP 2010115261A JP 2010115261 A JP2010115261 A JP 2010115261A JP 2011182377 A JP2011182377 A JP 2011182377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
codeword
receiving
error correction
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010115261A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5550445B2 (ja
Inventor
Wataru Matsumoto
渉 松本
Yuki Iura
裕貴 井浦
Toshiyuki Kuze
俊之 久世
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2010115261A priority Critical patent/JP5550445B2/ja
Publication of JP2011182377A publication Critical patent/JP2011182377A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5550445B2 publication Critical patent/JP5550445B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】2のべき乗個以外のアンテナ数で送受信アンテナが構成された場合であっても、干渉波成分を抑制して、復号の性能を大きく改善した無線通信システムを得る。
【解決手段】データ送信装置1は、データを誤り訂正符号化して符号語を生成する誤り訂正符号化部11と、符号語を変調する変調部12と、変調された符号語を分割し、送信アンテナ16a〜16fを用いて、分割した複数の符号語を同時に送信する符号語送信手段とを備え、送信データの干渉成分を除去する復号が可能な符号化を施す。データ受信装置2は、受信アンテナ21a〜21fを用いて、同時に送信された複数の符号語を受信するMIMO処理部22と、複数の符号語を統合し、統合後の符号語を復調する復調手段とを備え、データ送信装置1から送信された符号語を用いて、データ送信装置1で符号化される前のデータを再生する。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数の送信アンテナを用いて複数の符号語を同時に送信するデータ送信装置と、複数の受信アンテナを用いて複数の符号語を同時に受信するデータ受信装置と、データ送信装置およびデータ受信装置からなる無線通信システムとに関するものである。
従来から、データ送信装置およびデータ受信装置を備えた無線通信システムは、種々提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載の従来の無線通信システムは、データ送信装置およびデータ受信装置として、それぞれ、以下の要素を備えている。
まず、データ送信装置は、誤り訂正符号化部と、変調部と、S/P変換部と、逆離散フーリエ変換部と、MIMO(Multiple Input Multiple Output)処理部とを備えている。
誤り訂正符号化部は、送信対象のデータを誤り訂正符号化して符号語を生成し、変調部は、誤り訂正符号化部により生成された符号語を、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying:4位相偏移変調)などに変調する。
S/P変換部は、変調部により変調された符号語を、シリアルパラレル変換して、その符号語を分割する。
逆離散フーリエ変換部は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交波周波数分割多重)変調の場合、S/P変換部により分割された符号語に対するIDFT(逆離散フーリエ変換)を行う。
データ送信装置内のMIMO処理部は、ベースバンドから高周波数帯域までのアップコンバートを含み、複数の送信アンテナを用いて、逆離散フーリエ変換部によりIDFTが行われた符号語を同時に送信する。
一方、データ受信装置は、MIMO処理部と、離散フーリエ変換部と、P/S変換部と、復調部と、誤り訂正復号部とを備えている。
データ受信装置内のMIMO処理部は、高周波数帯域からベースバンドまでのダウンコンバートを含み、複数の受信アンテナを用いて、データ送信装置から同時に送信された複数の符号語を受信する。
離散フーリエ変換部は、OFDM変調の場合、MIMO処理部により受信された符号語に対するDFT(離散フーリエ変換)を行う。
P/S変換部は、離散フーリエ変換部によりDFTが行われた符号語を、パラレルシリアル変換して、複数の符号語を統合する。
復調部は、P/S変換部により統合された符号語を復調し、誤り訂正復号部は、復調部により復調された符号語を誤り訂正復号して、データを再生する。
上記従来システムにおいて、データ送信装置内のMIMO処理部が、複数の送信アンテナを用いて複数の符号語を同時に送信する場合に、データの転送速度の向上などを実現しているが、複数の通信路間で干渉が発生する場合がある。
以下、2つの通信路で符号語が送信されて、たとえば2つの通信路間で干渉が発生する場合について説明する。
まず、通信路行列Hを、以下のように仮定する。
Figure 2011182377
ここで、hi,jは、j番目の送信アンテナからi番目の受信アンテナへの通信路応答である。
また、データ送信装置のMIMO処理部から送信される符号語のシンボルSを、以下のように表現する。
Figure 2011182377
ただし、ここでは、説明を簡単化するために、OFDM変調が行われないものとする。
上記のような符号化を、一般に、Alamouti(アラモチ)符号と呼ぶ。
データ受信装置内のMIMO処理部は、データ送信装置内のMIMO処理部が2つの送信アンテナを用いて、符号語のシンボルSを送信すると、2つの受信アンテナを用いて、符号語のシンボルSを受信するが、その受信信号rは、以下のように表される。
Figure 2011182377
ただし、
Figure 2011182377
は、受信アンテナごとのノイズ成分からなる行列である。
受信機側においては、一般に、以下の最大比合成復号法で推定シンボル
Figure 2011182377
を、以下のように導出する。
Figure 2011182377
ただし、
Figure 2011182377
は、最大比合成復号後の各シンボルごとのノイズ成分からなる行列である。
以上のように、Alamouti符号では、直交符号化が実現されており、各2個の送信アンテナおよび受信アンテナにおいては、最大比合成復号により干渉成分は除去され、ノイズ成分のみが劣化要因となる。
しかしながら、2のべき乗個以外(たとえば、各6個)の送受信アンテナを用いた無線通信システムの場合においては、干渉波成分を十分に抑制した直交系列がまだ提案されていない。
特開2008−236417号公報
従来の無線通信システムは、Alamouti符号では直交符号化が実現されており、各2個の送信アンテナおよび受信アンテナにおいては、最大比合成復号により干渉成分が除去されてノイズ成分のみが劣化要因となるものの、2のべき乗個以外(たとえば、各6個)の送受信アンテナを用いた場合には、干渉波成分を抑制した直交系列が提案されていないので、干渉成分が残存して復号性能が劣化するという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、2のべき乗個以外のアンテナ数を用いて送受信アンテナが構成された場合であっても、干渉波成分を抑制して、復号の性能を大きく改善することのできるデータ送信装置、データ受信装置および無線通信システムを得ることを目的とする。
この発明に係る無線通信システムは、データ送信装置およびデータ受信装置からなり、データ送信装置は、送信対象となるデータを誤り訂正符号化して符号語を生成する誤り訂正符号化手段と、誤り訂正符号化手段により生成された符号語を変調する変調手段と、変調手段により変調された符号語を分割し、複数の送信アンテナを用いて、分割した複数の符号語を同時に送信する符号語送信手段と、を備え、符号語送信手段は、複数の送信アンテナからの送信データの干渉成分を除去する復号が可能な符号化を施し、データ受信装置は、複数の受信アンテナを用いて、データ送信装置から同時に送信された複数の符号語を受信する符号語受信手段と、符号語受信手段により受信された複数の符号語を統合し、統合後の符号語を復調する復調手段と、を備え、復調手段は、データ送信装置から変形された符号語が送信された場合に、変形された符号語を用いて、データ送信装置で符号化される前のデータを再生するものである。
この発明によれば、2のべき乗個以外のアンテナ数で送受信アンテナが構成された場合であっても、干渉波成分を抑制して、復号の性能を大きく改善することができる。
この発明の実施の形態1に係る無線通信システムを示すブロック構成図である。 この発明の実施の形態3に係る無線通信システムを示すブロック構成図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る無線通信システムを示すブロック構成図である。
図1において、無線通信システムは、複数の送信アンテナ16a〜16fを用いて複数の符号語を同時に送信するデータ送信装置1(送信機)と、複数の受信アンテナ21a〜21fを用いて複数の符号語を同時に受信するデータ受信装置2(受信機)とを備えている。
なお、データ送信装置1からデータ受信装置2への実線矢印は、正規の送信データを示し、破線矢印は、複数(6個)の通信路間の干渉波を示している。
データ送信装置1は、誤り訂正符号化部11と、変調部12と、S/P変換部13と、逆離散フーリエ変換部(IDFT)14a〜14fと、送信アンテナ16a〜16fを駆動するMIMO処理部15とを備えている。
なお、S/P変換部13、逆離散フーリエ変換部14a〜14fおよびMIMO処理部15は、送信アンテナ16a〜16fと協働して、符号語送信手段を構成している。
データ送信装置1において、誤り訂正符号化部11(誤り訂正符号化手段)は、送信対象のデータを誤り訂正符号化して符号語を生成する。
変調部12(変調手段)は、誤り訂正符号化部11により生成された符号語を、QPSKなどに変調する。
S/P変換部13は、変調部12により変調された符号語を、シリアルパラレル変換して、その符号語を分割する。
逆離散フーリエ変換部14a〜14fは、OFDM変調の場合、S/P変換部13により分割された符号語に対するIDFT(逆離散フーリエ変換)を行う。
データ送信装置1内のMIMO処理部15は、送信アンテナ16a〜16fを用いて、逆離散フーリエ変換部14a〜14fによりIDFTが行われた符号語を同時に送信する。ただし、MIMO処理部15は、ベースバンドから高周波数帯域までのアップコンバートも行う。
データ受信装置2は、受信アンテナ21a〜21fに接続されたMIMO処理部22と
離散フーリエ変換部(DFT)23a〜23fと、P/S変換部24と、復調部25と、誤り訂正復号部26とを備えている。
なお、MIMO処理部22は、受信アンテナ21a〜21fと協働して、符号語受信手段を構成している。
また、離散フーリエ変換部23a〜23f、P/S変換部24および復調部25は、符号語を復調するための復調手段を構成している。さらに、後述するように、誤り訂正復号部26は、復調手段に含まれ得る。
データ受信装置2において、MIMO処理部22は、受信アンテナ21a〜21fを用いて、データ送信装置1から同時に送信された複数の符号語を受信する。ただし、MIMO処理部22は、高周波数帯域からベースバンドまでのダウンコンバートも行う。
離散フーリエ変換部23a〜23fは、OFDM変調の場合、MIMO処理部22により受信された符号語に対するDFT(離散フーリエ変換)を行う。
P/S変換部24は、離散フーリエ変換部23a〜23fによりDFTが行われた符号語を、パラレルシリアル変換して複数の符号語を統合する。
復調部25は、P/S変換部24により統合された符号語を復調する。
誤り訂正復号部26(誤り訂正復号手段)は、復調部25により復調された符号語を、誤り訂正復号して、データを再生する。
次に、図1に示したこの発明の実施の形態1による動作について説明する。
まず、データ送信装置1内の誤り訂正符号化部11は、送信対象のデータを受けると、そのデータを誤り訂正符号化して符号語を生成する。
データ送信装置1の変調部12は、誤り訂正符号化部11が生成した符号語をQPSKなどに変調する。
続いて、S/P変換部13は、変調部12が変調した符号語を、シリアルパラレル変換して分割する。
図1の例では、S/P変換部13は、符号語を6つに分割して、6つの分割符号語を逆離散フーリエ変換部14a〜14fに入力する。
逆離散フーリエ変換部14a〜14fは、OFDM変調の場合、S/P変換部13により分割された符号語に対するIDFTを行う。
MIMO処理部15は、送信アンテナ16a〜16fを用いて、逆離散フーリエ変換部14a〜14fによりIDFTが行われた符号語を同時に送信する。
一方、データ受信装置2内のMIMO処理部22は、データ送信装置1からの複数の符号語の同時送信に応答して、受信アンテナ21a〜21fを用いて、データ送信装置1から送信された複数の符号語を同時に受信する。
続いて、離散フーリエ変換部23a〜23fは、OFDM変調の場合、MIMO処理部22により受信された符号語に対するDFTを行う。
P/S変換部24は、離散フーリエ変換部23a〜23fによりDFTが行われた複数の符号語を、パラレルシリアル変換して統合する。
復調部25は、P/S変換部24により統合された後の符号語を復調する。
最後に、誤り訂正復号部26は、復調部25が復調した符号語を、誤り訂正復号処理して、データ送信装置1で符号化される前のデータを再生する。
以下、2k×2k(k∈自然数)のMIMOに対する時空間符号を考え、データ送信装置1から6本の送信アンテナ16a〜16f(6つの通信路)によって変形された符号語が送信され、データ受信装置2の6つ受信アンテナ21a〜21fで受信された場合について詳細に説明する。
まず、通信路行列Hを、以下の式(1)のように仮定する。
Figure 2011182377
式(1)において、hi,jは、j番目の送信アンテナ16j(j=1、2、・・・、6)からi番目の受信アンテナ21i(i=1、2、・・・、6)への通信路応答である。
また、データ送信装置1のMIMO処理部15から送信される符号語のシンボル(2元上で表現された誤り訂正符号語を変調したシンボル)を、以下の式(2)のように、Sで表現する。
Figure 2011182377
ただし、ここでは、説明を簡単化するために、OFDM変調が行われないものとする。
データ受信装置2のMIMO処理部22は、データ送信装置1のMIMO処理部15が6つの送信アンテナ16a〜16fを用いて符号語のシンボルSを送信すると、6つの受信アンテナ21a〜21fを用いて、符号語のシンボルSを受信する。
このとき、データ受信装置2による受信信号rは、以下の式(3)のように表される。
Figure 2011182377
式(3)において、nは、データ受信装置2における複素のホワイト雑音を表現した行列(6×6)である。
データ受信装置2の誤り訂正復号部26は、MIMO処理部22が、6つの受信アンテナ21a〜21fを用いて受信シンボルrを受信すると、以下で説明するように、符号語の推定シンボル
Figure 2011182377
を取り出す。
ここで、前述の式(1)で示した6×6の通信路行列Hにおいて、要素hi,jは、j番目の送信アンテナからi番目の受信アンテナへの通信路係数である。
なお、データ受信装置2は、通信路行列Hを知っているものと仮定する。
また、表記法を簡易化するために、j(=1、2、3、4、5、6)に対して、h=[h1,j,h2,j,h3,j,h4,j,h5,j,h6,jと表現する。ここで、「上付き文字T」は転置を意味し、複素の転置を「上付き文字T,*」で表現している。これにより、通信路行列Hを、H=[h,h,h,h,h,h]とコンパクトに表現することができる。
上記表現を用い、受信行列rを、以下の式(4)のように定義する。
Figure 2011182377
式(4)において、r=[r1,j,r2,j,r3,j,r4,j,r5,j,r6,j,j=1、2、3、4、5、6である。
また、各通信路応答を、以下の式(5)〜(10)で表す。
Figure 2011182377
式(5)〜(10)より、以下の式(11)〜(16)を用いて、各推定シンボルを求める。
Figure 2011182377
たとえば、以下の式(17)が成立することから、既知の通信路応答から計算できる。
Figure 2011182377
上記のように、この符号化によって干渉成分はキャンセルされており、ノイズ成分のみが残るようになっている。
この計算を一般化すると、2k×k(k∈自然数)のMIMOに対し、2k本の送信アンテナおよび2k本の受信アンテナのMIMO通信の時空間符号となる。
また、送信シンボルベクトルSは、以下のように構成されるものとする。
Figure 2011182377
ここで、
Figure 2011182377
は、クロネッカ積を表し、Dは、
Figure 2011182377
の要素が
Figure 2011182377
となる離散フーリエ変換行列を構成しており、以下のように表される。
Figure 2011182377
また、
Figure 2011182377
は、2×2のAlamouti符号行列で以下のように定義する。
Figure 2011182377
この送信シンボルに対し、データ受信装置2で行う最大比合成復号は、以下の式(18)、(19)により表される。
Figure 2011182377
式(18)、(19)より、推定シンボルを、以下の式(20)、(21)のように求める。
Figure 2011182377
すなわち、データ受信装置2の誤り訂正復号部26は、干渉波を零とし、希望波S1、2、3、、・・・、S2kを検出し、ノイズ成分の加算平均を得られるようにすることができる。
この場合、劣化成分はノイズのみとなり、検出確率が向上する。また、(17)式のように、ダイバーシチ(diversity)次数4kの高いダイバーシチ利得を得ることができる。
以上のように、この発明の実施の形態1に係る無線通信システムは、データ送信装置1およびデータ受信装置2からなり、データ送信装置1は、送信対象となるデータを誤り訂正符号化して符号語を生成する誤り訂正符号化部11と、誤り訂正符号化部11により生成された符号語を変調する変調部12と、変調部12により変調された符号語を分割し、複数の送信アンテナ16a〜16fを用いて、分割した複数の符号語を同時に送信する符号語送信手段(S/P変換部13、逆離散フーリエ変換部14a〜14f、MIMO処理部15)と、を備え、符号語送信手段は、複数の送信アンテナ16a〜16fからの送信データの干渉成分を除去する復号が可能な符号化を施す。
データ受信装置2は、複数の受信アンテナ21a〜21fを用いて、データ送信装置1から同時に送信された複数の符号語を受信する符号語受信手段(MIMO処理部22)と、MIMO処理部22により受信された複数の符号語を統合し、統合後の符号語を復調する復調手段(離散フーリエ変換部23a〜23f、P/S変換部24、復調部25)と、を備え、復調手段は、データ送信装置1から変形された符号語が送信された場合に、変形された符号語を用いて、データ送信装置1で符号化される前のデータを再生する。
また、データ送信装置1において、符号語送信手段は、複数の送信アンテナ16a〜16fの相互間の送信データの干渉を除去するために、Alamouti符号とフーリエ変換のクロネッカ積との直交系列によって符号語を定義する。
一方、データ受信装置2において、MIMO処理部22(符号語受信手段)は、データ送信装置1から直交系列を用いて変形された符号語を受信し、最大比合成復号法を用いて復号する。
これにより、2のべき乗個以外(たとえば、6個)のアンテナ数で送受信アンテナが構成された場合であっても、干渉波成分を抑制して、復号の性能を大きく改善することができる。
なお、上記説明では、データ送信装置1内の符号語送信手段によって直交系列で変形された符号語を、MIMO処理部22(符号語受信手段)において最大比合成復号法を用いて復号したが、最小2乗誤差復号法または最尤推定復号法を用いて復号してもよい。
また、図1で示した無線通信システムについて説明したが、図1内のデータ送信装置1のみ、またはデータ受信装置2のみで構成された送信機または受信機であっても、前述と同様の作用効果を奏することは言うまでもない。
実施の形態2.
なお、上記実施の形態1では、1回の送信でダイバーシチ利得を得るために、STBC(Space Time Block Code)やSFBC(Space Frequency Block Code)に適用する事例を示したが、受信側での復号失敗時における送信データ再送方式にも適用可能である。
たとえば、S(i)をi回目の送信シンボルとして用い、受信側でそのシンボルを用いて、以下のように復号することも可能である。
Figure 2011182377
最大比合成復号の場合、前述の式(4)のrをi回目の受信シンボルと見立て、前述の式(5)〜(16)を用いて、同様に計算することができる。
次に、「最小自乗誤差(MMSE)」+「一般線形結合法」について説明する。
また、線形の最小自乗誤差(MMSE)法による受信機も、シンボルベクトル[S,S,S,S,S,S]を検出するために用いることができる。この受信機の構造は、受信機のノイズの分散を考慮した上記表現の受信機とは若干異なる。
まず、最初の仮定として、6回の送信間隔の間は通信路係数が変動しないものとする。また、受信行列rのj番目の列をrj.と定義する。これにより、以下のように書くことができる。
いま、受信ベクトルrを、以下の式(22)〜(27)に示すように、通信路行列の列との線形結合により表現する。
Figure 2011182377
Figure 2011182377
式(22)〜(27)において、hは、通信路行列Hのi番目の列である。
上記表記法は、MMSE処理を用いる際に表現が簡素化できるので有効である。
すなわち、4つの等価MIMO通信路上において、1つの[S,S,S,S,S,Sによるベクトルとして、各受信ベクトルを表現することができるので、分かり易い表現形態とすることができる。この式は、Hの列の置換と列に対する適切な複素共役処理、および負の記号を掛けた表現となっている。
この処理結果は、以下の式(28)〜(33)のように表される。
Figure 2011182377
Figure 2011182377
このようにして、前述の式(3)の受信ベクトルの行列は、以下の式(34)のように、単一のベクトルとして表現することができる。
Figure 2011182377
次に、MMSE受信機は、送信ベクトルの推定値を計算する。
受信ベクトルの結合と単一の処理で計算された送信ベクトルの推定値は、以下の式(35)のように表される。
Figure 2011182377
式(35)において、σは、加法性ガウス雑音の標準偏差であり、このガウス雑音は、各受信にわたって互いに独立で同一の分布にしたがうものと仮定する。また「( )」は、エルミート転置処理を示す。
MMSE受信機には、4×4行列の逆行列とノイズ分散値σの推定とが必要になる。式(35)の表記法は、各受信後に送信ベクトルの検出を試みる際に、受信の処理を表現するのに有効である。
6つの受信アンテナ21a〜21fを有するデータ受信装置2が1回目の受信後に復号する際には、以下の式(36)の計算を行う。
Figure 2011182377
同様に、2回目の受信後の復号計算は、以下の式(37)により表現される。
Figure 2011182377
また、3回目の受信後の復号計算は、以下の式(38)により表現される。
Figure 2011182377
4回目の受信後の復号計算は、以下の式(39)により表現される。
Figure 2011182377
5回目の受信後の復号計算は、以下の式(40)により表現される。
Figure 2011182377
本質的に、受信機が記憶するのは、受信ベクトル、および
Figure 2011182377
の計算結果(6個の複素数)のみでよい。
次に、上記の復号法よりも簡易で保存記憶量も少ない復号法として、「最小自乗誤差(MMSE)」+「簡易線形結合法」について説明する。
前述の「最小自乗誤差(MMSE)」+「一般線形結合法」においては、
Figure 2011182377
の計算結果を記憶して、次の受信時の復号計算に用いる必要があった。
一方、「最小自乗誤差(MMSE)+簡易線形結合法」においては、以下の式(41)〜(46)のように、一般のMMSEを毎回実行し、その結果の推定シンボル値を単純に線形合成する方法により、復号可能にしている。
まず、1回目の受信時には、以下の式(41)の計算を行う。
Figure 2011182377
また、2回目の受信時には、以下の式(42)の計算を行う。
Figure 2011182377
3回目の受信時には、以下の式(43)の計算を行う。
Figure 2011182377
4回目の受信時には、以下の式(44)の計算を行う。
Figure 2011182377
5回目の受信時には、以下の式(45)の計算を行う。
Figure 2011182377
6回目の受信時には、以下の式(46)の計算を行う。
Figure 2011182377
この復号法の場合、受信機が記憶するのは、受信ベクトルおよび過去の受信シンボル推定値のみでよい。
たとえば、式(41)〜(46)の計算において、
Figure 2011182377
に着目した場合、
Figure 2011182377
と同じになるので、結果的に過去の受信シンボル推定値の合算結果を残しておけばよいことになる。ただし、
Figure 2011182377
は、i番目の受信後のシンボルSの推定値である。
以上のように、この発明の実施の形態2に係る無線通信システムのデータ受信装置2は、復調手段(離散フーリエ変換部23a〜23f、P/S変換部24、復調部25)により復調された符号語を誤り訂正復号して、データ送信装置で符号化される前のデータを再生する誤り訂正復号部26(誤り訂正復号手段)を備えている。
復調手段に含まれる誤り訂正復号部26は、誤り訂正復号部26における符号語の誤り訂正復号が失敗した場合に、所定の規則にしたがってデータ送信装置から再度送信された符号語を用いて、データを再生する。
る。
すなわち、データ受信装置2の誤り訂正復号部26における符号語の誤り訂正復号が失敗である場合に、データ送信装置1のMIMO処理部15は、所定の規則にしたがって送信済みの符号語を変形して送信し、データ受信装置2の誤り訂正復号部26は、変形された符号語を用いてデータを再生する。
これにより、前述と同様に、ノイズのみでなく、干渉波成分をも抑制して、復調および誤り訂正復号の成功率を大きく改善することができる。
実施の形態3.
なお、上記実施の形態1、2(図1)では、データ送信装置1に対して1つのデータ受信装置2を設け、1つのデータ受信装置2へのデータ送信する場合を示したが、図2のように、2つのデータ受信装置3、4を設けてもよい。
図2はこの発明の実施の形態3に係る無線システムを示すブロック構成図であり、前述(図1参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して詳述を省略する。
この場合、送信データ間の干渉を除去する機能を用いることにより、複数のデータ受信装置3、4に対して、同時に干渉することなくデータ送信することができる。
このように、同一の無線リソースにおいて、複数のデータ受信装置に対し、同時に干渉することなくデータ送信する方式は、一般に「マルチユーザMIMO伝送」と呼ばれている。この発明の実施の形態3は、マルチユーザMIMO伝送方式を実現するための1つの手法である。
図2において、前述と同様の構成および機能を有するデータ送信装置1は、並設された2つのデータ受信装置3、4に対して、合計6つの符号語を送信する。
データ受信装置3は、3つの受信アンテナ31a〜31cと、受信アンテナ31a〜31cに接続されたMIMO処理部32と、離散フーリエ変換部(DFT)33a〜33cと、P/S変換部34と、復調部35と、誤り訂正復号部36とを備えている。
同様に、データ受信装置4は、3つの受信アンテナ41a〜41cと、受信アンテナ41a〜41cに接続されたMIMO処理部42と、離散フーリエ変換部(DFT)43a〜43cと、P/S変換部44と、復調部45と、誤り訂正復号部46とを備えている。
各データ受信装置3、4は、受信アンテナおよび離散フーリエ変換部の数が、前述(図1)のデータ受信装置2内の受信アンテナおよび離散フーリエ変換部(DFT)の数よりも少ない点を除けば、前述と同様の構成および機能を有する。
なお、データ送信装置1からデータ受信装置3、4への実線矢印は、正規の送信データを示し、破線矢印は、複数の通信路間の干渉波を示している。
つまり、各データ受信装置3、4は、自身宛の正規の送信データ以外に、他方のデータ受信装置宛の送信データをも受信し、これが干渉波となっている。
次に、図2に示したこの発明の実施の形態3の動作について説明する。
データ送信装置1のMIMO処理部15から送信される符号語のシンボルは、データ受信装置3宛のシンボルS、S、Sと、データ受信装置4宛のシンボルS、S、Sであり、各符号語の宛先は異なるが、各送信アンテナ16a〜16fと送信される符号語との関係Sは、前述の式(2)と同じである。
図2において、データ送信装置1からデータ受信装置3への通信路行列H1を、以下の式(47)のように仮定する。
Figure 2011182377
式(47)において、データ受信装置3の受信アンテナ31a〜31cの番号を上から「1」〜「3」とする。
同様に、データ送信装置1からデータ受信装置4への通信路行列H2を、以下の式(48)のように仮定する。
Figure 2011182377
式(48)において、データ受信装置4の受信アンテナ41a〜41cの番号を上から「4」〜「6」とする。
データ受信装置3のMIMO処理部34は、3つの受信アンテナ31a〜31cを用いて、符号語のシンボルを受信するが、その受信信号r(1)は、以下の式(49)のように表される。
Figure 2011182377
式(49)において、n(1)は、データ受信装置3での複素のホワイト雑音を表現した行列である。
同様に、データ受信装置4のMIMO処理部44は、3つの受信アンテナ41a〜41cを用いて、符号語のシンボルを受信するが、その受信信号をr(2)は、以下の式(50)のように表される。
Figure 2011182377
式(50)において、n(2)は、データ受信装置4での複素のホワイト雑音を表現した行列である。
前述の通信路係数の表記と同様に、通信路係数の表記を簡易にするために、j=1、2、3、4、5、6、に対して、式(47)、(48)内の通信路係数hを、以下のように表現することとする。
(1)j=[h1,j,h2,j,h3,j
(2)j=[h4,j,h5,j,h6,j
これにより、通信路行列H(1)、H(2)を、以下のようにコンパクトに表現することができる。
(1)=[h(1)1, h(1)2, h(1)3, h(1)4,h(1)5, h(1)6
(2)=[h(2)1, h(2)2, h(2)3, h(2)4,h(2)5, h(2)6
上記表現を用いて、データ受信行列r(1)を、以下の式(51)のように定義する。
Figure 2011182377
式(51)において、データ受信行列r(1)のベクトル要素r(1)jは、以下のように表される。
(1)j=[r1,j,r2,j,r3,j、j=1、2、3、4、5、6
同様に、データ受信行列r(2)を、以下の式(52)のように定義する。
Figure 2011182377
式(52)において、データ受信行列r(2)のベクトル要素r(2)jは、以下のように表される。
(2)j=[r4,j,r5,j,r6,j、j=1、2、3、4、5、6
以上の定義を用いて、データ受信装置3宛の通信路応答を、以下の式(53)〜(55)で表す。
Figure 2011182377
次に、式(53)〜(55)を用いて、データ受信装置3宛の推定シンボルを、以下の式(56)〜(58)のように求める。
Figure 2011182377
同様に、データ受信装置4宛の通信路応答を、以下の式(59)〜(61)で表す。
Figure 2011182377
次に、式(59)〜(61)を用いて、データ受信装置4宛の推定シンボルを、以下の式(62)〜(64)のように求める。
求める。
Figure 2011182377
これにより、データ受信装置3においては、データ受信装置4宛の符号語のシンボルによる干渉成分がキャンセルされており、また、データ受信装置3宛の符号語のシンボル間の干渉成分もキャンセルされる。
同様に、データ受信装置4においては、データ受信装置3宛の符号語のシンボルによる干渉成分がキャンセルされており、また、データ受信装置4宛の符号語のシンボル間の干渉成分もキャンセルされる。
この計算の一般化方法は、前述の実施の形態1と同様に行うことができる。
また、上記実施の形態2に示した最小自乗誤差(MMSE)と一般線形結合法との両方を用いても、同様の計算方法により異なるデータ受信装置間の干渉成分をキャンセルしつつ、かつ同じデータ受信装置内の異なるシンボル間の干渉成分をキャンセルしつつ、符号語のシンボルを復調可能である。
以上のように、この発明の実施の形態3(図2)に係るデータ受信装置は、それぞれ同一構成を有し、並設されたN個(Nは2以上の自然数、ここでは、N=2)のデータ受信装置3、4からなり、データ送信装置1から同時に送信されたN×M個(Mは2以上の自然数、ここでは、M=3)の符号語を受信するために、N個(2個)のデータ受信装置3、4の各々は、M個(3個)の受信アンテナ31a〜31c、41a〜41cを用いて、データ送信装置1から同時に送信されたN×M個(6個)のうちのM個の符号語を受信するMIMO処理部(符号語受信手段)32、42を備えている。
また、データ受信装置3、4の各々は、MIMO処理部32、42により受信されたM個(各3個)の符号語を統合し、統合後の符号語を復調する復調手段(離散フーリエ変換部33a〜33c、43a〜43c、P/S変換部34、44、復調部35、45)を備えている。
復調手段は、データ送信装置1から変形された符号語が送信された場合に、変形された符号語を用いて、データ送信装置で符号化される前のデータを再生する。
MIMO処理部32、42は、自身が属するデータ受信装置とは異なるデータ受信装置宛の、データ送信装置1からの符号語を含む直交系列を用いて変形された符号語を受信し、最大比合成復号法または最小2乗誤差復号法を用いて復号する。
これにより、ノイズのみでなく、干渉波成分をも抑制して、復調および誤り訂正復号の成功率を大きく改善することができる。
1 データ送信装置、2、3、4 データ受信装置、11 誤り訂正符号化部(誤り訂正符号化手段)、12 変調部(変調手段)、13 S/P変換部(符号語送信手段)、14a〜14f 逆離散フーリエ変換部(符号語送信手段)、15 MIMO処理部(符号語送信手段)、16a〜16f 送信アンテナ、21a〜21f、31a〜31c、41a〜41c 受信アンテナ、22、32、42 MIMO処理部(符号語受信手段)、23a〜23f、33a〜33c、43a〜43c 離散フーリエ変換部(復調手段)、24、34、44 P/S変換部(復調手段)、25、35、45 復調部(復調手段)、26、36、46 誤り訂正復号部(誤り訂正復号手段)。

Claims (11)

  1. 送信対象となるデータを誤り訂正符号化して符号語を生成する誤り訂正符号化手段と、
    前記誤り訂正符号化手段により生成された符号語を変調する変調手段と、
    前記変調手段により変調された符号語を分割し、複数のアンテナを用いて、分割した複数の符号語を同時に送信する符号語送信手段と、を備え、
    前記符号語送信手段は、前記複数の送信アンテナからの送信データの干渉成分を除去する復号が可能な符号化を施すことを特徴とするデータ送信装置。
  2. 前記符号語送信手段は、前記複数の送信アンテナの相互間の送信データの干渉を除去するために、Alamouti符号とフーリエ変換のクロネッカ積との直交系列によって前記符号語を定義することを特徴とする請求項1に記載のデータ送信装置。
  3. 複数の受信アンテナを用いて、データ送信装置から同時に送信された複数の符号語を受信する符号語受信手段と、
    前記符号語受信手段により受信された複数の符号語を統合し、統合後の符号語を復調する復調手段と、を備え、
    前記復調手段は、前記データ送信装置から変形された符号語が送信された場合に、前記変形された符号語を用いて、前記データ送信装置で符号化される前のデータを再生することを特徴とするデータ受信装置。
  4. 前記符号語受信手段は、前記データ送信装置から直交系列を用いて変形された符号語を受信し、最大比合成復号法を用いて復号することを特徴とする請求項3に記載のデータ受信装置。
  5. 前記符号語受信手段は、前記データ送信装置から直交系列を用いて変形された符号語を受信し、最小2乗誤差復号法を用いて復号することを特徴とする請求項3に記載のデータ受信装置。
  6. 前記符号語受信手段は、前記データ送信装置から直交系列を用いて変形された符号語を受信し、最尤推定復号法を用いて復号することを特徴とする請求項3に記載のデータ受信装置。
  7. 前記復調手段により復調された符号語を誤り訂正復号して、前記データ送信装置で符号化される前のデータを再生する誤り訂正復号手段を備え、
    前記誤り訂正復号手段は、前記誤り訂正復号手段における符号語の誤り訂正復号が失敗した場合に、所定の規則にしたがって前記データ送信装置から再度送信された符号語を用いて、前記データを再生することを特徴とする請求項3から請求項6までのいずれかに記載のデータ受信装置。
  8. それぞれ同一構成を有し、並設されたN個(Nは2以上の自然数)のデータ受信装置からなり、データ送信装置から同時に送信されたN×M個(Mは2以上の自然数)の符号語を受信するデータ受信装置であって、
    前記N個のデータ受信装置の各々は、
    M個の受信アンテナを用いて、データ送信装置から同時に送信されたN×M個のうちのM個の符号語を受信する符号語受信手段と、
    前記符号語受信手段により受信されたM個の符号語を統合し、統合後の符号語を復調する復調手段と、を備え、
    前記復調手段は、前記データ送信装置から変形された符号語が送信された場合に、前記変形された符号語を用いて、前記データ送信装置で符号化される前のデータを再生することを特徴とするデータ受信装置。
  9. 前記符号語受信手段は、自身が属するデータ受信装置とは異なるデータ受信装置宛の、前記データ送信装置からの符号語を含む直交系列を用いて変形された符号語を受信し、最大比合成復号法を用いて復号することを特徴とする請求項8に記載のデータ受信装置。
  10. 前記符号語受信手段は、自身が属するデータ受信装置とは異なるデータ受信装置宛の、前記データ送信装置からの符号語を含む直交系列を用いて変形された符号語を受信し、最小2乗誤差復号法を用いて復号することを特徴とする請求項8に記載のデータ受信装置。
  11. 請求項1または請求項2に記載のデータ送信装置と、請求項3から請求項10までのいずれか1項に記載のデータ受信装置と、を備えた無線通信システム。
JP2010115261A 2010-02-03 2010-05-19 データ送信装置およびデータ受信装置ならびに無線通信システム Expired - Fee Related JP5550445B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010115261A JP5550445B2 (ja) 2010-02-03 2010-05-19 データ送信装置およびデータ受信装置ならびに無線通信システム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010022248 2010-02-03
JP2010022248 2010-02-03
JP2010115261A JP5550445B2 (ja) 2010-02-03 2010-05-19 データ送信装置およびデータ受信装置ならびに無線通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011182377A true JP2011182377A (ja) 2011-09-15
JP5550445B2 JP5550445B2 (ja) 2014-07-16

Family

ID=44693383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010115261A Expired - Fee Related JP5550445B2 (ja) 2010-02-03 2010-05-19 データ送信装置およびデータ受信装置ならびに無線通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5550445B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009084207A1 (ja) * 2007-12-28 2009-07-09 Mitsubishi Electric Corporation データ送信装置、データ受信装置及び無線通信システム
WO2009090854A2 (en) * 2008-01-16 2009-07-23 Mitsubishi Electric Corporation Method for transmitting a sequence of symbols in a multiple- input multiple-output (mimo) network
JP2011511487A (ja) * 2008-01-16 2011-04-07 ミツビシ・エレクトリック・リサーチ・ラボラトリーズ・インコーポレイテッド Mimoネットワークにおいてシンボルのブロックを送信するための方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009084207A1 (ja) * 2007-12-28 2009-07-09 Mitsubishi Electric Corporation データ送信装置、データ受信装置及び無線通信システム
WO2009090854A2 (en) * 2008-01-16 2009-07-23 Mitsubishi Electric Corporation Method for transmitting a sequence of symbols in a multiple- input multiple-output (mimo) network
JP2011511487A (ja) * 2008-01-16 2011-04-07 ミツビシ・エレクトリック・リサーチ・ラボラトリーズ・インコーポレイテッド Mimoネットワークにおいてシンボルのブロックを送信するための方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5550445B2 (ja) 2014-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200287616A1 (en) Method for transmitting and receiving data in cooperative communication system, and cooperative communication method
KR100754795B1 (ko) 직교주파수분할다중 시스템에서 주파수 공간 블록 부호의부호화/복호화 장치 및 방법
KR101036092B1 (ko) 네트워크 부호화 방법 및 네트워크 부호화 장치
CN102148669B (zh) 分集发送方法和系统
JP4331221B2 (ja) 無線通信方法、無線送信装置及び無線受信装置
KR101754100B1 (ko) 디지털 비디오 방송 시스템에서 다중 안테나 전송 방법 및 이를 지원하는 장치
CN106982106B (zh) 递归子块解码
JP5734990B2 (ja) Ofdmシステムにおけるalamoutiブロック符号を復号するための方法と受信器
US8520759B2 (en) Apparatus and method for detecting signal based on lattice reduction to support different coding scheme for each stream in multiple input multiple output wireless communication system
US10411944B2 (en) Transmission method, transmission device, reception method, and reception device
JP5638531B2 (ja) Sic実施を容易にする多重ストリーム伝送のためにシングルキャリアレイヤをシフトするシステムおよび方法
JP5063705B2 (ja) データ送信装置、データ受信装置及び無線通信システム
JP7011405B2 (ja) 制御信号復号器及び受信装置
US10979263B2 (en) Data processing method and device
JP2006511154A (ja) Ofdmシステム用の送信機ダイバーシティ方法
JP5550445B2 (ja) データ送信装置およびデータ受信装置ならびに無線通信システム
US9071292B2 (en) Method of transmitting a digital signal in a distributed system, and a corresponding program product and relay device
JP4942846B2 (ja) データ送信装置、データ受信装置及び無線通信システム
US8223876B2 (en) Apparatus for receiving signals in OFDM communication system having multiple antennas and method thereof
EP4203405A1 (en) Device and method for transmitting payload data with repetitions of a coded waveform
US8559550B2 (en) Method for transmitting a sequence of symbols for exploiting transmit diversity
KR101705991B1 (ko) 중첩 변조를 이용한 ofdm 협력 통신 시스템 및 그 방법
JP5694985B2 (ja) 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法
KR20080010036A (ko) 다중 안테나 통신시스템의 채널추정 장치 및 방법
KR20160010799A (ko) 하다마르 변환과 알라무티 방식의 결합을 이용한 mimo 무선 통신 방법 및 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131001

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140422

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5550445

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees