JP2011511487A - Mimoネットワークにおいてシンボルのブロックを送信するための方法 - Google Patents

Mimoネットワークにおいてシンボルのブロックを送信するための方法 Download PDF

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Abstract

方法が、一組の送信アンテナを有する送信機および一組の受信アンテナを有する受信機を含む多入力多出力(MIMO)ネットワークにおいてシンボルのブロックを送信する。シンボルのブロックは、第1の符号を用いて符号化されて、第1のブロックが生成される。第1のブロックは送信され、受信される。第1のブロックの復号が正しくない場合、シンボルのブロックは、第1の符号を用いて符号化され、次に該第1の符号と異なる第2の符号を用いて符号化されて、第2のブロックが生成される。第2のブロックが送信され、受信され、第1のブロックと結合されて、シンボルのブロックが復元される。

Description

本発明は、包括的には、無線通信の分野に関し、より詳細には、多入力多出力(MIMO)ネットワークにおいてハイブリッド自動再送要求(HARQ)を使用してデータを再送信することに関する。
MIMOネットワーク
移動セルラー通信ネットワークでは、多入力多出力(MIMO)伝送技術を使用することが、より広く行き渡ってきている。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)だけでなく、マイクロ波アクセスのためのワイマックス(Worldwide Interoperability ふぉrMicrowave Access:WiMAX)フォーラムも、MIMOを活用して伝送容量および信頼性を改善する標準仕様を公開している。
MIMOネットワークは、空間多重化(SM)と一般に称する技法で、複数のアンテナを同時に使用してシンボルを送信および受信することにより、容量を増加させる。MIMO受信機は、高度な信号処理およびチャネルの特性を使用して、シンボルを検出し復号することができる。信頼性を改善するために、MIMOネットワークは、時空間符号化(STC)と一般に呼ばれる技法で、複数のアンテナからシンボルのコピーを送信することができる。WiMAXがベースとしている、IEEE802.16標準規格「パート16:広帯域無線アクセスシステムのエアインターフェース」802.16を参照願いたい。WiMAXは、SM技法およびSTC技法の双方を用いる。
MIMOに加えて、標準規格は、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)の仕様も定めている。従来の自動再送要求(ARQ)と同様に、メッセージの再送を求める受信機の要求は、誤って復号されていた。一方、HARQによると、メッセージの復号およびシンボルの復元に成功する確率を改善するために、オリジナルの破損したメッセージが保持され、再送メッセージと結合される。
MIMOネットワークのもう1つの問題は、複数のアンテナでの送信および受信に起因した自己干渉である。自己干渉は、アンテナの数が増加するにつれて増大する。自己干渉を除去することも望まれている。
本発明の実施の形態は、多入力多出力(MIMO)ネットワークにおいてハイブリッド自動再送要求(HARQ)を時空間符号化(STC)と組み合わせて、空間多重化されたMIMO伝送の信頼性を向上させるための方法を提供する。
加えて、本発明の実施の形態は、より高次のMIMO構成、例えば、4つ以上の送信アンテナおよび受信アンテナとともに使用できる時空間符号、および空間多重化(SM)であって、データストリーム間の自己干渉が除去される時空間符号および空間多重化(SM)も提供する。
本発明の実施の形態によるMIMO送信機のブロック図である。 本発明の実施の形態によるMIMIネットワークの概略図である。 本発明の実施の形態によるシンボルの2つのブロックのブロック図である。 MIMOネットワークにおける従来のHARQオペレーションのタイミング図である。 本発明の実施の形態によるMIMOネットワークにおけるSTCを伴うHARQのタイミング図である。 本発明の実施の形態によるMIMOネットワークにおけるSICCを伴うHARQのタイミング図である。
空間多重化を伴うMIMO−OFDM
送信機
図1は、2つの送信アンテナ106を有する多入力多出力(MIMO)−OFDM送信機310を示す。この送信機は、変調データシンボル(S,S)111を第1のブロックとして符号化するためのソース101を含む。符号化は、例えば、ターボ符号、畳み込み符号、低密度パリティチェック符号(LDPC)等のような前方エラー訂正符号(FEC)である第1の符号を使用する。また、送信機は、デマルチプレクサ(DeMUX)102および2つのOFDMチェーン103も備える。各OFDMチェーンは、OFDM変調器を含む。OFDM変調器は、各入力シンボルSおよびSに対して逆高速フーリエ変換(IFFT)104を実行し、次いで、RFブロック105において時間領域信号をフィルタリングおよび増幅し、通過帯域搬送波周波数に変換する。
また、送信機は、符号化器350も備える。この符号化器は、HARQオペレーション中に使用され、最初の送信用にシンボルを符号化するのに使用されなかった追加の符号を使用して、再送シンボルを第2のブロックとして再符号化する。すなわち、符号化器350は、再送用にのみ使用可能であり、最初に送信されるシンボルは、符号化器350を迂回する(351)。
送信機310は、空間多重化(SM)を使用する。空間多重化では、変調シンボル111のシーケンスが2つのアンテナ106を介して送信される。すなわち、2つのシンボルSおよびSについて、シンボルSは第1のアンテナによって送信され、シンボルSは第2のアンテナによって同時に送信され、送信レートが2倍になるため、1つのチャネルしか必要とされない。一般に、この送信は、下式である。
Figure 2011511487
受信機
受信機は、2つの送信アンテナ106によって送信されたシンボルの検出および復号を可能にしてシンボルを復元するために、通常、少なくとも送信機と同数のアンテナを有する必要がある。いくつかの受信機のタイプが知られている。
最適な受信機は、最尤検出器を含む。準最適な受信機は、最小平均二乗誤差(MMSE)およびゼロフォーシング(ZF)を使用することができる。本発明の実施の形態は、多数のアンテナを有し、空間多重化(SM)およびハイブリッド自動再送要求(HARQ)が使用される送信機および受信機で使用することができる。
チャネル行列
図2Aは、送信機310および受信機320を有するMIMOネットワークを示す。送信機は、複数の送信アンテナ201を有し、受信機は、複数の受信アンテナ202を有し、それらアンテナ間には無線チャネル210が存在する。先ず、SMがHARQと組み合わされる場合を説明する。OFDM副搬送波のそれぞれについてのMIMOチャネルを行列Hとして表す。行列Hは、下式である。
Figure 2011511487
ここで、要素hi,jは、j番目の送信アンテナからi番目の受信アンテナへのチャネル係数である。2つのアンテナにおける受信信号は、行列形式で下式として表すことができる。
Figure 2011511487
これは、R=HS+nと等価である。ここで、nは加法性白色ガウス雑音ベクトルであり、Sは送信信号のベクトルである。
図2Bに示すように、目的のHARQオペレーションについて、ベクトルSは、個々の変調シンボルではなくシンボルのベクトルである。ブロックは、入力シンボルシーケンス111から導出された変調波の形式である。したがって、ベクトルSは、連続的に送信される変調シンボルのブロック(またはパケット)全体を表すシンボルのベクトルである。
図2Bは、50個のシンボルの2つのブロック221および222を示す。シンボルsおよびs50が最初に送信され、次いで、sが送信され、以下同様に送信される。その後、ブロック全体が復号されて、ブロックを再送する必要があるか否かが判断される。
下式のブロックの成分は、時間インデックスkに依存する。
Figure 2011511487
しかしながら、この説明を簡単にするために、時間インデックスの表記は省略する。下付き文字は、どのアンテナが送信で使用されるのかを示す。
各受信機アンテナにおける受信信号は、行列の式を下式に展開することによって表すことができる。
Figure 2011511487
HARQ
図3は、従来のHARQのオペレーションを示す。送信機310は、シンボルの第1のブロックS(1)301を送信する。受信機320は、ベクトルRに操作を行って、受信ブロックS(1)302を検出する。受信ブロックS(1)302は、受信機のメモリに記憶される。受信機は、チャネル行列Hも有する。チャネル行列Hは、ブロックSを検出するのに使用される。受信機は、MMSEまたはZF等の復号方式を実施して、受信信号の推定値S(^)
を復元することができる(ただし、S(^)はSの上に^が付された推定値を意味する)。ブロックが正しく復号され、シンボルが復元された場合、それ以上の処理も再送も必要とされない。
受信信号の復号が正しくない場合、すなわち、推定値S(^)がベクトルSに等しくない場合、HARQオペレーションが開始する。受信機は、受信信号Rの第1のブロック302を記憶し、再送要求303を送信する。
送信機は、再送要求303に応答して、第1のブロックの正確な複製を第2のブロックS(2)304として送信する。ここで、上付き文字は、第2の送信の試行を示す。すなわち、従来のHARQでは、符号化器350はなく、どの再送も、最初の送信と同一である。
したがって、2つの連続した送信はS(1)およびS(2)であり、ここで、下式の関係がある。
Figure 2011511487
受信機は、再送信号の受信後、受信信号R(1)およびR(2)の2つのコピーを有する。これらは、下式で表すことができる。
Figure 2011511487
項r (i)は、i番目の送信に起因したj番目のアンテナにおける信号を表し、n (i)は、i番目の送信に関連付けられたj番目のアンテナにおける雑音である。n (i)、{j=1,2,i=1,2}は、すべて分散σを有する独立同一(i、i、d)のガウス分布であることに留意すべきである。
復号306がシンボルを復元することに成功する確率を改善するために、受信信号のコピーが結合される。受信信号R(1)およびR(2)を結合する(305)1つの一般的な方法は、2つのベクトルを平均化して、下式を得ることである。
Figure 2011511487
HARQは、複数回繰り返すことができ、平均化は、複数の再送ブロックを含むことに留意すべきである。
結合オペレーション305によって、雑音分散および雑音電力は、2分の1に削減され、復号306が改善されて、シンボルが正しく復元される。しかしながら、依然として、各アンテナにおける受信信号の干渉項が残っており、この干渉項は、R’を下式と表すことによって得ることができる。
Figure 2011511487
自己干渉
項h1,2は、それぞれ送信アンテナ2からの受信アンテナ1における干渉項であり、項h2,1は、送信アンテナ1からの受信アンテナ2における干渉項である。
このタイプの干渉は、複数のアンテナからの複数のストリームの送信に起因するものであるため、通常、自己干渉と呼ばれる。したがって、2つの送信によって、雑音電力は削減されるが、自己干渉は除去されない。自己干渉は、アンテナの数が増加するにつれて増大することに留意すべきである。したがって、本発明の実施の形態は、自己干渉を除去するものであり、例えば、4つ以上といった多数のアンテナを有するMIMO送受信機において重要である。
STCを伴うHARQ
自己干渉を除去するために、第1の符号とは異なる第2の符号を使用して再送を行う期間では、第1の符号とは異なる第2の符号で追加の符号化350を実行することにする。
1つの実施の形態として図4に示すように、第2の符号は、時空間符号(STC)である。1つのSTCは、既知のアラモウチ(Alamouti)符号である。このアラモウチ符号は、下式の一般形を有する。
Figure 2011511487
第1列のシンボルは、下付き文字によって示されるアンテナによって最初に送信され、その後、次の時間間隔において、それらシンボルの複素共役()およびアンテナを逆にしたものが続く。この場合、再送は、受信機が自己干渉を除去することを可能にする方法で符号化される。
第1のブロックの最初の送信401は、従来の下式である。
Figure 2011511487
復号が失敗した場合、受信機は、受信信号R(1)402を記憶し、再送403が要求される。送信機310は、次の符号化された一組の信号404を第2のブロックとして送信する。
Figure 2011511487
この第2のブロックは、符号化器350による時空間符号化の結果得られたものである。したがって、再送に使用される符号化は、最初の送信に使用される符号化とは異なる。
受信機320では、行列R(1,2)は、第1列が第1のブロックS(1)の送信に起因し、第2列がブロックS(2)の再送に起因する双方のアンテナにおける受信信号を表す。すなわち、下式である。
Figure 2011511487
受信機におけるこれらの信号は、下式に従って結合405および復号406を行うことで得られる。Sに対しては、下式に従う。
Figure 2011511487
は、下式に従う。
Figure 2011511487
ここで、n’、n’は、下式で表される。
Figure 2011511487
この結合方式によると、アンテナ間の自己干渉は、完全に除去され、シンボルを復元することができる。本質的には、受信機において、再送信号が再符号化され、やや複雑な結合を使用することで、自己干渉は除去される。
結合405の後、受信機は、シンボルSの送信ブロックの復号406を試みる。結合された信号は、もはやあらゆる自己干渉を含んでいないため、正しい復号406およびシンボルの復元の確率が増大する。
追加の再送が可能であり、各再送は、符号化器350によって再符号化されることに留意すべきである。
SICCを伴うHARQ
符号化器350で他の符号化を使用して、HARQ送信の自己干渉を除去することもできる。別の第2の符号は、図5に示すような自己干渉キャンセル符号(self−interference cancellation code:SICC)である。これは、HARQ再送のSTC符号化と類似しているが、実施するのがより単純であり、既知の一般化されたクラスの離散フーリエ変換行列であるアダマール行列に基づいている。
2×2のアンテナネットワークがあり、S=[Sを2つの送信アンテナから送信された信号(シンボルのブロック)501のベクトルとして表すものとする。信号R=HS+n 502を受信し、復号に失敗した後、HARQプロセスが開始され、再送の要求503が送信機へ送信される。再送504は、下式の第2の符号に従って符号化される(350)。
Figure 2011511487
ここで、第2のアンテナから送信される信号は、単に正負が反転されたものである。
受信機320では、2つの受信信号は、下式である。
Figure 2011511487
(1,2)を展開すると、下式が得られる。
Figure 2011511487
SICCの結合505は、受信行列(R(1,2))に2×2アダマール行列を乗算することから開始し、これによって、下式が与えられる。
Figure 2011511487
このように、行列R(1,2)’の信号成分は、2つの列を含む。この2つの列において、第1列は、信号Sにのみ依存し、第2列は、信号Sにのみ依存する。行列R(1,2)’の第1列にベクトル[h11 21 を乗算し、行列R(1,2)’の第2列にベクトル[h12 22 を乗算することによって、信号を結合することができる。これらによって、下式が与えられる。
Figure 2011511487
ここで、nは下式である。
Figure 2011511487
したがって、SICCを結合することによって、自己干渉が除去された信号が与えられ、したがって、正しい復号506が行われる確率は、従来のSMを伴うHARQよりも改善される。
最初のHARQ再送S(2)の後、受信機が、信号SおよびSの復号の際にエラーを依然として検出する場合、追加の再送を要求することができる。S(j)を受信機におけるj番目のHARQ送信として表すと、下式が得られる。
Figure 2011511487
SICCの同じ結合方式によって、各アンテナに到達した信号は、下式の繰り返しアダマール行列(repeated Hadamard matrix)で処理される。
Figure 2011511487
ここで、上付き文字は、第2のブロックを受信する場合を表し、下式となる。
Figure 2011511487
ここで、nは、下式である。
Figure 2011511487
MIMOネットワークにおける大規模アンテナ構成の符号化
最初の送信時にSICC方式およびSTC方式を結合することによって、多数のアンテナを有する送受信機の自己干渉を除去する新しいMIMO符号を達成することができる。以下では、4つの送信アンテナおよび4つの受信アンテナを仮定する。しかしながら、送信アンテナおよび受信アンテナの数は、以下で説明する行列をそれに応じて変更することにより、少なくすることもできるし、多くすることもできることが理解されるべきである。
シンボルのブロックの信号全体ではなく、変調シンボルごとに処理を行うものとする。すなわち、送信信号S=[Sは、上述したように各アンテナによって送信されたシンボルのブロックではなく、個々のシンボルのベクトルを表す。転置演算子はTである。また、受信機は、例えば、4つの送信アンテナおよび4つの受信アンテナについてのチャネル行列Hとして、下式を有するものと仮定する。
Figure 2011511487
各シンボルの送信中、STC符号化およびSICC符号化が使用されて、次の行列が得られる。
Figure 2011511487
ここで、行列Sの各列は、各送信間隔で送信されるシンボルを表し、下付き文字は、アンテナのセットを表している。行列Sの最初の2つの列の構造は、アンテナ1および2によって送信されたシンボルSおよびSに関する「アラモウチタイプ」の符号であると同時に、アンテナ3および4によって送信されたシンボルSおよびSに関する第2のアラモウチタイプの符号と見ることができる。次の2つの列は、アラモウチ符号を繰り返す。一方、アンテナ3および4におけるシンボルは、上述したSICC符号のように正負を逆にしただけである。
符号化が、上述したようなブロック単位ではなく、個々のシンボル単位で行われる場合、送信機は、行列Sの4つの列をストリームのように送信する。すなわち、4つのすべての列は、送信機からのフィードバックが予想される前に連続的に送信される。本質的に、行列Sは、HARQプロトコルなしで使用される時空間符号を表す。
加えて、受信機は、ベクトルS=[S,S,S,Sの検出および復号を試みる前に、4つのすべての列が受信されるまで待機する。ここで、Tは転置演算子である。
行列Sの4つのすべての列が送信された後、受信信号は、下式である。
Figure 2011511487
ここで、雑音nは、下式である。
Figure 2011511487
下式のrを設定した場合を考える。
Figure 2011511487
この場合、各アンテナからのシンボルを結合したものは、第1のシンボルSについては、下式と表すことができる。
Figure 2011511487
第2のシンボルSについては、下式と表すことができる。
Figure 2011511487
第3のシンボルSについては、下式と表すことができる。
Figure 2011511487
第4のシンボルSについては、下式と表すことができる。
Figure 2011511487
結合することによって、自己干渉項を含まない4つのシンボルが与えられ、したがって、単純な検出方式を適用して、送信シンボルを推定することができる。
アダマール符号化およびアラモウチ符号化による4×4のSTC+SICCの場合、下式となり、4つの送信アンテナおよび4つの受信アンテナである。
Figure 2011511487
ダイバーシティ次数4+4+4+4および多重化レート1を用いて、SICC、2×2STCを4つグループ化した場合、下式となる。
Figure 2011511487
受信機では、受信信号は、下式である。
Figure 2011511487
ここで、nは下式である。
Figure 2011511487
これは、下式として復号される。
Figure 2011511487
そして、Sについては、下式となる。
Figure 2011511487
については、下式となる。
Figure 2011511487
については、下式となる。
Figure 2011511487
については、下式となる。
Figure 2011511487
については、下式となる。
Figure 2011511487
については、下式となる。
Figure 2011511487
については、下式となる。
Figure 2011511487
については、下式となる。
Figure 2011511487
本発明の精神および範囲内で他のさまざまな適合および変更を行えることが理解されるべきである。したがって、本発明の真の精神および範囲内に入るこのようなすべての変形および変更をカバーすることが添付の特許請求の範囲の目的である。

Claims (11)

  1. 一組の送信アンテナを有する送信機および一組の受信アンテナを有する受信機を含む多入力多出力(MIMO)ネットワークにおいてシンボルのブロックを送信するための方法であって、
    第1のブロックを生成するために、前記送信機において、第1の符号を用いて前記シンボルのブロックを符号化するステップと、
    前記第1のブロックを送信するステップと、
    前記受信機において、前記第1のブロックを受信するステップと、
    前記受信後に、前記第1のブロックを復号するとともに、該復号が正しくない場合、
    第2のブロックを生成するために、前記送信機において、前記シンボルのブロックを、前記第1の符号を用いて符号化し、次に該第1の符号と異なる第2の符号を用いて符号化するステップと、
    前記第2のブロックを送信するステップと、
    前記受信機において前記第2のブロックを受信するステップと、
    前記シンボルのブロックを復元するために、前記第1のブロックおよび前記第2のブロックを結合するステップと
    を実施するステップと
    を含む方法。
  2. 前記第1の符号は、前方エラー訂正符号であり、前記第2の符号は、時空間符号(STC)である請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の符号は、前方エラー訂正符号であり、前記第2の符号は、自己干渉キャンセル符号(SICC)である請求項1に記載の方法。
  4. 前記送信するステップおよび前記受信するステップは、空間多重化を使用する請求項1に記載の方法。
  5. 前記第2のブロックSのための前記STCは、
    Figure 2011511487
    であり、ここで、下付き文字は前記送信アンテナを示し、Sは列の順番で送信される前記シンボルを表し、は複素共役を表す請求項2に記載の方法。
  6. 前記受信機は、最尤検出器を備える請求項1に記載の方法。
  7. 前記受信機は、最小平均二乗誤差およびゼロフォーシングを使用する請求項1に記載の方法。
  8. 前記結合するステップは、自己干渉を除去する請求項1に記載の方法。
  9. 前記結合するステップは、Sに対しては、下式
    Figure 2011511487
    に従って得ることができ、Sに対しては、下式
    Figure 2011511487
    に従って得ることができ、ここで、要素hi,jは、j番目の送信アンテナからi番目の受信アンテナへのチャネル係数であり、nは加法性白色ガウス雑音ベクトルであり、下式
    Figure 2011511487
    のように表される請求項5に記載の方法。
  10. 前記SICCは、アダマール行列に基づく請求項3に記載の方法。
  11. 前記受信した第2のブロックのための前記アダマール行列は、
    Figure 2011511487
    であり、ここで、上付き文字は前記第2のブロックを受信する段階を表し、そして
    Figure 2011511487
    となり、ここで、下付き文字iは前記受信アンテナを表し、下付き文字jは前記送信アンテナを表し、Sは前記シンボルを示し、hはチャネル係数を表し、雑音は、
    Figure 2011511487
    のように表される請求項10に記載の方法。
JP2010525954A 2008-01-16 2009-01-08 Mimoネットワークにおいてシンボルのブロックを送信するための方法 Active JP5143233B2 (ja)

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