JP2011178128A - 媒体処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】媒体の位置検出効率に優れた媒体処理装置を提供すること。
【解決手段】本実施形態に係る媒体処理装置は、媒体を搬送する第1の搬送手段と、前記媒体に対して情報を印字する第1の媒体処理手段と、前記媒体を検出する媒体検出手段と、前記媒体を前記第1の媒体処理手段及び前記媒体検出手段で走査するために、前記第1の媒体処理手段及び前記媒体検出手段を搬送する第2の搬送手段と、前記媒体の情報記憶エリアの情報を処理する第2の媒体処理手段と、前記第2の搬送手段の移動量及び前記媒体検出手段による媒体検出に基づき前記媒体の搬送位置を検出する搬送位置検出手段と、前記媒体を前記第2の媒体処理手段で走査するために、前記第2の媒体処理手段を搬送する第3の搬送手段と、前記搬送位置の検出結果に基づき、前記第3の搬送手段の移動を制御する搬送制御手段と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、紙葉類等の媒体を搬送し媒体に対して印字等の処理を行う媒体処理装置に関する。
通帳等の媒体に対して印字処理を行うプリンタが知られている。プリンタは、媒体搬送機構及び印字ヘッド等を備え、媒体搬送機構は、挿入口を介して挿入された媒体を取り込み、取り込んだ媒体を搬送する。印字ヘッドは、印字ヘッド搬送機構により媒体上を走査し、搬送された媒体の所定印字エリアに情報を印字する。上記した媒体搬送機構は、媒体を搬送するための搬送ローラを備え、また、媒体の有無および位置を光学的に検知するためのセンサを備えている。
この種のプリンタに関する技術として、特許文献1には、プリンタヘッドのキャリッジにセンサを設け、紙幅を検出し、検出された紙幅を基にキャリッジの駆動を制御する技術が開示されている。
媒体の搬送位置が一定していれば、固定されたセンサで、媒体の有無および位置を正確に検出することができる。ところが、異なるサイズの媒体に対応可能なフリーアライメントと呼ばれる媒体搬送機構が適用される場合、同じサイズの媒体であっても搬送の度に媒体の搬送位置がずれることがある。固定されたセンサでは、媒体の有無および位置を正確に検出することが難しい場合がある。
また、通帳等の媒体を処理するためには、上記した印字処理に加えて、磁気処理等が必要な場合がある。通帳等の媒体の所定位置には磁気ストライプ(magnetic stripe)が設けられており、通帳等の媒体を処理するプリンタは、印字ヘッドに加えて磁気ヘッドを備え、磁気ヘッドは、磁気ヘッド搬送機構により媒体上を走査し、搬送された媒体の所定位置の磁気ストライプに記憶されたデータを読み取ったり、消去したり、また、磁気ストライプに対してデータを書き込んだりする。この磁気ヘッド搬送機構の駆動制御にも、媒体の正確な位置検出が必要となる。
センサの設置数を増やせば、上記したフリーアライメントと呼ばれる媒体搬送機構により媒体が搬送される場合であっても、媒体の有無および位置を正確に検出することが可能となり、磁気ヘッド搬送機構も正確に駆動制御することが可能となる。しかしながら、センサの設置数の増加は、プリンタの製造コストの増加につながってしまう。
本発明の目的は、媒体の位置検出効率に優れた媒体処理装置を提供することにある。
本発明の一実施形態に係る媒体処理装置は、媒体を搬送する第1の搬送手段と、前記媒体に対して情報を印字する第1の媒体処理手段と、前記媒体を検出する媒体検出手段と、前記媒体を前記第1の媒体処理手段及び前記媒体検出手段で走査するために、前記第1の媒体処理手段及び前記媒体検出手段を搬送する第2の搬送手段と、前記媒体の情報記憶エリアの情報を処理する第2の媒体処理手段と、前記第2の搬送手段の移動量及び前記媒体検出手段による媒体検出に基づき前記媒体の搬送位置を検出する搬送位置検出手段と、前記媒体を前記第2の媒体処理手段で走査するために、前記第2の媒体処理手段を搬送する第3の搬送手段と、前記搬送位置の検出結果に基づき、前記第3の搬送手段の移動を制御する搬送制御手段と、を備えている。
本発明は、媒体の位置検出効率に優れた媒体処理装置を提供できる。
本発明の一実施形態に係る媒体処理装置の構成を示すブロック図である。 媒体処理装置による媒体の搬送例及び印字ヘッド(キャリア)の移動例を示す図である。 媒体処理装置の磁気ヘッド(キャリア)の移動例を示す図である。 媒体処理装置の印字ヘッド搬送機構及び磁気ヘッド搬送機構の構成例を説明するための図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る媒体処理装置の構成を示すブロック図である。図1に示す媒体処理装置1は、例えば通帳等の情報記録媒体(以下、媒体)の印字エリアに対して各種情報を印字し、また媒体の磁気ストライプ(情報記憶エリア)MS(図4参照)に記憶されたデータを読み取ったり、消去したり、また、磁気ストライプMSに対してデータを書き込んだりする。
図1に示すように、媒体処理装置1は、主制御部110、媒体搬送制御部121、媒体搬送機構122、搬送ローラ123、媒体検出部131、センサ132、印字ヘッド移動制御部141、印字ヘッド制御部142、印字ヘッド搬送機構143、印字ヘッド144、センサ145、キャリア146、磁気ヘッド移動制御部151、磁気情報処理部152、磁気ヘッド搬送機構153、磁気ヘッド154、キャリア155を備えている。
図2は、媒体処理装置1による媒体Pの搬送例を示す図であり、図2(a)は、媒体Pの搬送を上面から見た図であり、図2(b)は、媒体Pの搬送を水平に見た図である。媒体処理装置1の媒体搬送機構122は、サイズの異なる複数種類の媒体に対応可能なフリーアライメントと呼ばれる搬送機構であり、例えば、搬送可能最大一辺長Lmax以下の様々な一辺長の媒体Pを搬送可能に構成されている。図2(a)は、一辺長La(La<Lmax)の媒体Pの搬送例を示す図である。
フリーアライメントと呼ばれる媒体搬送機構122は、一辺の長さが同じ媒体を搬送する場合であっても、搬送の度に媒体Pの搬送位置が左右(媒体搬送方向に直交する方向)にずれることがある。その理由は、フリーアライメントと呼ばれる媒体搬送機構122に対して媒体を投入する媒体投入口の長さが、一辺長Lmaxの媒体を受け入れ可能に構成されているためである。例えば、ユーザが、媒体投入口の左端に寄せて一辺長Laの媒体Pを投入すると、左端(搬送路左端161)に寄った搬送位置で媒体Pは搬送される。或いは、ユーザが、媒体投入口の右端に寄せて一辺長Laの媒体Pを投入すると、右端(搬送路右端162)に寄った搬送位置で媒体Pは搬送される。
そこで、媒体搬送装置1は、印字ヘッド搬送機構143を構成するキャリア146により印字ヘッド144と共に(一体に)搬送されるセンサ145により、媒体Pの搬送位置及び媒体の幅(媒体搬送方向に略直交する方向の一辺の長さ)を検出し、搬送位置検出結果及び媒体幅検出結果に基づき媒体Pに対して印字処理及び磁気処理を行う。つまり、媒体搬送装置1は、搬送位置検出結果及び媒体幅検出結果に基づき、印字ヘッド144を搭載したキャリア146の移動を制御するとともに印字ヘッド144により媒体Pの印字エリアに対して印字を行い、また、磁気ヘッド154を搭載したキャリア155の移動を制御するとともに磁気ヘッドにより媒体Pの磁気ストライプに対して磁気情報の書き込み等を行う。
これにより、多数のセンサに頼らなくても(多数のセンサを配置しなくても)、少数のセンサでフリーアライメントと呼ばれる媒体搬送機構122で搬送される媒体Pの搬送位置及び媒体の幅を正確に検出することができ、正確な印字処理及び磁気処理を行うことができる。
以下、媒体処理装置1による媒体Pの搬送処理、キャリア146の移動制御を含む印字処理、及びキャリア155の移動制御を含む磁気処理について詳細に説明する。
媒体搬送制御部121は、媒体投入口等に配置されたセンサ132による媒体検知に基づき、媒体搬送機構122による媒体の搬送を制御する。媒体搬送制御部121の制御に従い、媒体搬送機構122は、フリーアライメント対応の媒体投入口(例えば挿入口の幅はLmax)を介して投入された媒体P(例えば媒体Pの幅はLa)を印字ヘッド144の走査ラインに対応したプラテンP、及び磁気ヘッド154の走査ラインに対応した磁気処理エリアMへ向けて搬送する(図2(a)参照)。
印字ヘッド移動制御部141は、搬送路等に配置されたセンサ132による媒体検知に基づき、印字ヘッド搬送機構143を構成するキャリア146の移動(移動量及び移動速度等)を制御する。例えば、キャリア146は、ステッピングモータの駆動により移動し、印字ヘッド移動制御部141は、このステッピングモータの駆動を制御する。印字ヘッド移動制御部141によるキャリア146の移動制御に対応して、キャリア146に搭載された印字ヘッド144及びセンサ145は、媒体Pの搬送方向に対して直交する方向に移動する。つまり、キャリア146に搭載された印字ヘッド144及びセンサ145は、媒体Pの搬送方向に対して直交する方向に対して往復運動することができ、この往復運動により、印字ヘッド144は媒体Pを走査する。
印字ヘッド144及びセンサ145を搭載したキャリア146は、搬送路左端161側に位置するホームポジションHP1から搬送路右端162へ向けて走査を開始し、センサ145は、媒体Pの左端位置を検出し、続いて、媒体Pの右端位置を検出する。また、印字ヘッド移動制御部141はステッピングモータの駆動を制御しており、主制御部110は、印字ヘッド移動制御部141によるステッピングモータ駆動制御情報(ステップ数(つまりキャリア146の移動量))及びセンサ145からの左端位置検出に基づき、左端位置情報PLを算出し、さらに印字ヘッド移動制御部141によるステッピングモータ駆動制御情報(ステップ数(つまりキャリア146の移動量))及びセンサ145からの右端位置検出に基づき、右端位置情報PRを算出することができる。
主制御部110は、左端位置情報PL及び右端位置情報PRに基づき媒体Pの搬送位置(媒体搬送機構122上の位置)を検出することができ、さらに、左端位置情報PL及び右端位置情報PRに基づき媒体Pの媒体幅PWを検出することもできる(媒体幅PW=左端位置情報PL−右端位置情報PR)。
続いて、印字ヘッド移動制御部141は、左端位置情報PL、右端位置情報PR、及び媒体幅PWに基づき、例えば媒体Pの一辺の長さLaの範囲内、或いは媒体Pの印字エリアをターゲットとしてキャリア146の移動(移動量及び移動速度等)を制御し、さらに、印字ヘッド制御部142は、印字ヘッド144による印字動作を制御する。これに対応して、印字エリアに目的の情報が印字される。
なお、主制御部110が、上位装置2に対して媒体幅PWを送信し、上位装置2が、媒体幅PWから媒体Pの種類を特定し、特定した種類の媒体Pの印字エリアの位置情報を主制御部110に返信し、主制御部110が、媒体Pの印字エリアの位置情報を印字ヘッド移動制御部141に通知し、印字ヘッド移動制御部141が媒体Pの印字エリアの位置情報に基づき、キャリア146の移動を制御するようにしてもよい。これにより、例えば、媒体Pの種類によって印字エリアの位置が異なるような場合であっても、印字エリアの位置に応じた効率の良い印字処理を実現することが可能となる。
また、磁気ヘッド移動制御部151は、左端位置情報PL、右端位置情報PR、及び媒体幅PWに基づき、磁気ヘッド搬送機構153を構成するキャリア155の移動(移動量及び移動速度等)を制御する。例えば、キャリア155は、ステッピングモータの駆動により移動し、磁気ヘッド移動制御部151は、このステッピングモータの駆動を制御する。磁気ヘッド移動制御部151によるキャリア155の移動制御に対応して、キャリア155に搭載された磁気ヘッド154は、媒体Pの搬送方向に対して直交する方向に移動する。つまり、キャリア155に搭載された磁気ヘッド154は、媒体Pの搬送方向に対して直交する方向に対して、往復運動することができ、この往復運動により、磁気ヘッド154は媒体Pを走査する。
図3に示すように、磁気ヘッド154を搭載したキャリア155は、搬送路右端162側に位置するホームポジションHP2から搬送路左端161へ向けて走査を開始する。上記したように、磁気ヘッド移動制御部151は、磁気ストライプMSを処理する前に取得した左端位置情報PL、右端位置情報PR、及び媒体幅PWに基づき、キャリア155の移動(移動量及び移動速度)を高精度且つ高効率に制御することができる。
例えば、上記したように、媒体搬送機構122は、フリーアライメントと呼ばれる搬送機構であるため、媒体Pの搬送位置が左右(媒体搬送方向に直交する方向)にずれることがある。それでも、上記したように、磁気ヘッド移動制御部151は、磁気ストライプMSを処理する前に取得した左端位置情報PL、右端位置情報PR、及び媒体幅PWに基づき、キャリア155の移動(移動量及び移動速度)を制御するため、媒体Pの搬送位置に応じて、例えば媒体Pの一辺長Laの範囲内、或いは媒体Pの磁気ストライプMSをターゲットとしてキャリア155の移動を的確に制御することができる。
さらに説明すると、磁気ヘッド移動制御部151は、右端位置情報PRに基づき、キャリア155の空走距離を検出することができる。上記したように、磁気ストライプMSを処理する前に、右端位置情報PRを得ることができるため、磁気ストライプMSを処理する前に、キャリア155の空走距離を検出することができる。このため、磁気ヘッド移動制御部151は、空走距離に応じて効率よくキャリア155の移動を制御することができる。空走距離とは、搬送路右端162側に位置するホームポジションHP2から磁気ストライプMS上の磁気処理開始位置MSPまでの距離である。
キャリア155は、ホームポジションHP2から加速しながら移動を開始し定速に達する。定速状態のキャリア155に搭載された磁気ヘッド154は、磁気ストライプMS上の磁気処理開始位置MSPから磁気処理を開始し、磁気ストライプMS上の磁気処理終了位置MEPで磁気処理を終える。なお、磁気ヘッド154が、搬送路右端162から搬送路左端161へ向けて移動した場合には、上記したように、磁気ストライプMS上の磁気処理開始位置MSPから磁気処理を開始し、磁気ストライプMS上の磁気処理終了位置MEPで磁気処理を終えるが、磁気ヘッド154が、搬送路左端161から搬送路右端162へ向けて移動した場合には、磁気ストライプMS上の磁気処理終了位置MEPから磁気処理を開始し、磁気ストライプMS上の磁気処理開始位置MSPで磁気処理を終えることもある。
なお、磁気ヘッド移動制御部151は、キャリア155の空走距離に応じて、キャリア155の移動速度を可変制御することもできる。例えば、空走距離が長いことが検出された場合には、磁気ヘッド移動制御部151は、キャリア155を定速以上に加速し、その後、キャリア155を減速させ定速に制御し、磁気ストライプMS上の磁気処理開始位置MSPから磁気処理を開始することができる。或いは、空走距離が短いことが検出された場合には、磁気ヘッド移動制御部151は、キャリア155を定速まで加速し、その後、磁気ストライプMS上の磁気処理開始位置MSPから磁気処理を開始することができる。
続いて、印字ヘッド144の走査ライン(プラテンP)と磁気ヘッド154の走査ラインとの間の距離について説明する。図4に示すように、距離B、長さA、長さaを定義する。詳細は以下の通りである。
距離B:印字ヘッド144の走査ライン(プラテンP)と磁気ヘッド154の走査ラインとの間の距離
長さA:媒体Pの搬送方向に沿った一辺の長さA
長さa:媒体Pの後端から磁気ヘッド154の走査ラインまでの長さ
以下の条件を満たすように、媒体処理装置1は構成される。
条件:距離B<(A−a)
つまり、上記の条件を満たすように、印字ヘッド搬送機構143及び磁気ヘッド搬送機構153は構成される。つまり、媒体Pの搬送方向に対して直交する直交方向に並行な媒体の二辺のうち、媒体の搬送時における先頭の一辺から媒体の磁気ストライプMSまでの長さ(A−a)より、センサ145の走査ラインから磁気ヘッド154の走査ラインまでの長さ(B)が短くなるように、キャリア146を含む印字ヘッド搬送機構143及びキャリア155を含む磁気ヘッド搬送機構153が構成される。
これにより、センサ145(キャリア146)の走査に対応して、左端位置情報PL、右端位置情報PR、及び媒体幅PWが取得されたタイミングで、磁気ストライプMSは未だ磁気ヘッド154の走査ラインに到達していないことになる。従って、左端位置情報PL、右端位置情報PR、及び媒体幅PWが取得された後、媒体Pを上記した媒体搬送方向と反対側に搬送することなく(バックフィードすることなく)、磁気ヘッド移動制御部151は、左端位置情報PL、右端位置情報PR、及び媒体幅PWに基づきキャリア155の移動を高精度且つ高効率に制御し、磁気ヘッド154は磁気ストライプMSに対して磁気処理を実行することができる。以上により、媒体処理装置1による媒体処理のスループットの向上を図ることができる。
以上説明したように、本実施形態の媒体処理装置1によれば、以下の作用効果を得ることができる。
(1)媒体処理装置1は、フリーアライメントと呼ばれる搬送機構が適用され、媒体Pの搬送位置がばらつくようなケース、また様々なサイズの媒体Pが搬送されるケースであっても、多数のセンサを必要とせずに、媒体Pの搬送位置及び媒体幅を高精度に検出することができ、印字処理及び磁気処理の効率向上を図ることができる。
(2)媒体処理装置1は、媒体Pの磁気ストライプMSを処理する前に、媒体Pの磁気ストライプMSを処理するためのキャリア155の空走距離を検出することができ、空走距離に応じたキャリア155の移動制御により、磁気ストライプMSを効率よく処理することができる。
(3)媒体処理装置1は、距離B<(A−a)の条件を満たすように配置された印字ヘッド搬送機構143及び磁気ヘッド搬送機構153を備えるため、媒体Pの処理途中で媒体Pを媒体搬送方向と反対側に搬送することなく(バックフィードすることなく)、媒体Pを処理することができ、媒体Pの処理効率向上を図ることができる。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1…媒体処理装置、110…主制御部、121…媒体搬送制御部、122…媒体搬送機構、123…搬送ローラ、131…媒体検出部、132…センサ、141…印字ヘッド移動制御部、142…印字ヘッド制御部、143…印字ヘッド搬送機構、144…印字ヘッド、145…センサ、146…キャリア、151…磁気ヘッド移動制御部、152…磁気情報処理部、153…磁気ヘッド搬送機構、154…磁気ヘッド、155…キャリア
特開平2−277683号公報

Claims (9)

  1. 媒体を搬送する第1の搬送手段と、
    前記媒体に対して情報を印字する第1の媒体処理手段と、
    前記媒体を検出する媒体検出手段と、
    前記媒体を前記第1の媒体処理手段及び前記媒体検出手段で走査するために、前記第1の媒体処理手段及び前記媒体検出手段を搬送する第2の搬送手段と、
    前記媒体の情報記憶エリアの情報を処理する第2の媒体処理手段と、
    前記第2の搬送手段の移動量及び前記媒体検出手段による媒体検出に基づき前記媒体の搬送位置を検出する搬送位置検出手段と、
    前記媒体を前記第2の媒体処理手段で走査するために、前記第2の媒体処理手段を搬送する第3の搬送手段と、
    前記搬送位置の検出結果に基づき、前記第3の搬送手段の移動を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする媒体処理装置。
  2. 前記第1の搬送手段は、サイズの異なる複数種類の媒体を搬送可能に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。
  3. 前記第1の搬送手段は、前記搬送可能な最大サイズの媒体の搬送に合わせて構成され、媒体投入位置に対応した搬送位置で前記媒体を搬送するように構成されたことを特徴とする請求項2に記載の媒体処理装置。
  4. 前記搬送位置検出手段は、前記第2の搬送手段の移動量及び前記媒体検出手段による媒体検出に基づき前記媒体の一辺の長さを検出するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記搬送位置の検出結果に基づき、前記第2の搬送手段の移動を制御することを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。
  6. 前記第1の媒体処理手段は、前記搬送位置の検出結果から判明する前記媒体の印字エリアに対して情報を印字することを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。
  7. 前記第2の媒体処理手段は、前記搬送位置の検出結果から判明する前記媒体の前記情報記憶エリアの情報を処理することを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。
  8. 前記制御手段は、前記搬送位置の検出結果に基づき、前記第3の搬送手段の移動量及び移動速度を制御することを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。
  9. 前記第2及び第3の搬送手段は、前記媒体の搬送方向に対して直交する直交方向に移動可能に構成され、
    前記直交方向に並行な前記媒体の二辺のうち、前記媒体の搬送時における先頭の一辺から前記媒体の前記情報記憶エリアまでの長さより、前記媒体検出手段の走査ラインから前記第2の媒体処理手段の走査ラインまでの長さが短くなるように、前記第2及び第3の搬送手段を構成したことを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。
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