JP2011175741A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】基板を交換する場合に、新しい基板の記憶素子のデータの初期化を実施する確実性を高める。
【解決手段】燃料電池システム120は、記憶素子101と、記憶素子101をバッテリーバックアップする電池103と、初期入力時を知らせるボタン104と、マイコン102とを基板121に備え、マイコン102は、ボタン104が操作されると記憶素子101のデータを初期化するように構成されているので、燃料電池システム120の基板121を交換した作業者が、交換された新しい基板121のボタン104を操作するというルール(手順)を守る限り、新しい基板121の記憶素子101のデータの初期化が行われることになり、基板121を交換する場合に、新しい基板121の記憶素子101のデータの初期化を実施する確実性を高めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、運転データを記憶する燃料電池システムに関するものである。
従来の燃料電池システムは、使用者の家庭における電力負荷と熱負荷(温水消費量)を時刻帯別に検出して、例えば1週間連続で検出し電力負荷予測手段と温水消費量予測手段の記憶部に記憶し、平均化することで、1日の時刻帯別電力負荷モデルパターンと時刻帯別温水消費量モデルパターンを予測する。この各モデルパターンも記憶部に記憶している。なお、停電時においても記憶部を不揮発性メモリで構成することで停電等によるデータの消失がないので停電復帰後においても最初から各モデルパターンを予測することなく運転を再開する(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−38676号公報
しかしながら、上記従来の学習機能を搭載した燃料電池システムでは、システムのデータ履歴を蓄積しなければならない。蓄積手段として不揮発性メモリを用いる方法があるが、不揮発性メモリに蓄積する場合は書き込み回数の制約があるため、アクセス数を制限して書き込める寿命を延ばさなければならない。その為に不揮発性メモリに書き込む際に一時的に小容量のRAMに蓄積する方法があるが、この方法では停電があった場合にRAM上のデータが消失する課題がある。
この課題を解決するために大容量のRAMを用いてRAMを電池でバッテリーバックアップする方法があるが、この方法ではメンテナンス時、基板を交換する際に、交換後初めて電源を入れることを基板に入力しRAMデータを初期化しなければRAMの不定値の為に誤動作を起こしたりする課題があった。2回目以降の電源入り時にはデータ履歴を蓄積するためRAMを初期化できないからである。
本発明は、上記従来の課題に鑑み、基板を交換する場合に、新しい基板の記憶素子のデータの初期化を実施する確実性を高めた燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1の発明の燃料電池システムは、記憶素子と、前記記憶素子をバッテリーバックアップする電池と、初期入力時を知らせるボタンと、マイコンとを基板に備え、前記マイコンは、前記ボタンが操作されると前記記憶素子のデータを初期化するように構成されている。
また、第2の発明の燃料電池システムは、記憶素子と、前記記憶素子をバッテリーバックアップする電池と、マイコンと、前記マイコンと接続されユーザまたはサービスマンが入力操作可能な入力部と、前記マイコンと接続され表示を行う表示部とを基板に備え、前記マイコンは、前記入力部で所定の操作がされると前記記憶素子のデータを初期化するように構成されている。
また、第3の発明の燃料電池システムは、記憶素子と、前記記憶素子をバッテリーバックアップする電池と、マイコンと、前記マイコンに接続端子を介して接続された電源入り回数記憶用の外部記憶装置とを基板に備え、前記マイコンは、電源が入る度に前記外部記憶装置に記憶された前記電源入り回数を確認すると共に前記外部記憶装置に記憶された前記電源入り回数を1回増やし、確認した前記電源入り回数が0回であれば前記記憶素子のデータを初期化するように構成されている。
また、第4の発明の燃料電池システムは、記憶素子と、前記記憶素子をバッテリーバックアップする電池と、マイコンとを基板に備えた燃料電池装置と、前記燃料電池装置とネットワークで接続され前記燃料電池装置を管理する管理装置とを備え、前記管理装置は、前記燃料電池装置毎の電源入り回数を記憶する書き換え可能な電源入り回数記憶手段と、前記電源入り回数記憶手段に記憶された電源入り回数を書き換える場合に操作する操作手段とを備え、前記電源入り回数記憶手段に電源入り回数が0回と記憶された燃料電池装置で交換された新しい基板の前記マイコンは、前記基板交換後に電源が入ると、前記管理装置との通信により電源入り回数が0回であることを知り、前記記憶素子のデータを初期化すると共に前記管理装置に対し前記電源入り回数記憶手段に記憶された前記電源入り回数を1回増やすよう信号を送るように構成されている。
これにより、基板を交換する場合に、新しい基板の記憶素子のデータの初期化を実施する確実性を高めることができる。
本発明によれば、基板を交換する場合に、新しい基板の記憶素子のデータの初期化を実施する確実性を高めることができる。
本発明の実施の形態1における燃料電池システムの概略構成図 同実施の形態の燃料電池システムにおける記憶素子の初期化の手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における燃料電池システムの概略構成図 同実施の形態の燃料電池システムにおける記憶素子の初期化の手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態3における燃料電池システムの概略構成図 同実施の形態の燃料電池システムにおける記憶素子の初期化の手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態4における燃料電池システムの概略構成図
第1の発明は、記憶素子と、前記記憶素子をバッテリーバックアップする電池と、初期入力時を知らせるボタンと、マイコンとを基板に備え、前記マイコンは、前記ボタンが操作されると前記記憶素子のデータを初期化する燃料電池システムである。
上記構成において、燃料電池システムの基板を交換した作業者は、交換された新しい基板のボタンを操作する。すると、マイコンは、新しい基板のボタンが操作されたことを検知して記憶素子のデータを初期化する。
そのため、燃料電池システムの基板を交換した作業者が、交換された新しい基板のボタンを操作するというルール(手順)を守る限り、新しい基板の記憶素子のデータの初期化が行われることになり、基板を交換する場合に、新しい基板の記憶素子のデータの初期化を実施する確実性を高めることができる。
第2の発明は、記憶素子と、前記記憶素子をバッテリーバックアップする電池と、マイコンと、前記マイコンと接続されユーザまたはサービスマンが入力操作可能な入力部と、前記マイコンと接続され表示を行う表示部とを基板に備え、前記マイコンは、前記入力部で所定の操作がされると前記記憶素子のデータを初期化する燃料電池システムである。
上記構成において、燃料電池システムの基板を交換した作業者は、交換された新しい基板の入力部で所定の操作をする。すると、新しい基板の入力部で所定の操作が行われたことをマイコンが検知して記憶素子のデータを初期化する。
そのため、燃料電池システムの基板を交換した作業者が、交換された新しい基板の入力部で所定の操作をするというルール(手順)を守る限り、新しい基板の記憶素子のデータの初期化が行われることになり、基板を交換する場合に、新しい基板の記憶素子のデータの初期化を実施する確実性を高めることができる。
第3の発明は、記憶素子と、前記記憶素子をバッテリーバックアップする電池と、マイコンと、前記マイコンに接続端子を介して接続された電源入り回数記憶用の外部記憶装置とを基板に備え、前記マイコンは、電源が入る度に前記外部記憶装置に記憶された前記電源入り回数を確認すると共に前記外部記憶装置に記憶された前記電源入り回数を1回増やし、確認した前記電源入り回数が0回であれば前記記憶素子のデータを初期化する燃料電池システムである。
上記構成において、交換前に、交換用の新しい基板の外部記憶装置の電源入り回数を0回にしておく。作業者は、燃料電池システムの電源を切った状態で、旧い基板を新しい基板に交換し、次に、燃料電池システムの電源を入れる。すると、マイコンは、起動後に外部記憶装置に記憶された電源入り回数を確認する。そして、マイコンは、外部記憶装置に記憶された電源入り回数が0回であることを検知し、記憶素子のデータを初期化し、外部記憶装置に記憶された電源入り回数を1回増やす。
なお、マイコンは、燃料電池システムの電源が入る度に、外部記憶装置に記憶された電源入り回数を確認し、外部記憶装置に記憶された電源入り回数が1回以上であれば、記憶素子のデータの初期化は行わずに外部記憶装置に記憶された電源入り回数を1回増やす。
そのため、交換用の新しい基板には電源入り回数が0回と記憶された外部記憶装置を接続しておくというルール(手順)を守る限り、新しい基板の記憶素子のデータの初期化が行われることになり、基板を交換する場合に、新しい基板の記憶素子のデータの初期化を実施する確実性を高めることができる。
第4の発明は、記憶素子と、前記記憶素子をバッテリーバックアップする電池と、マイコンとを基板に備えた燃料電池装置と、前記燃料電池装置とネットワークで接続され前記燃料電池装置を管理する管理装置とを備え、前記管理装置は、前記燃料電池装置毎の電源入り回数を記憶する書き換え可能な電源入り回数記憶手段と、前記電源入り回数記憶手段に記憶された電源入り回数を書き換える場合に操作する操作手段とを備え、前記電源入り回数記憶手段に電源入り回数が0回と記憶された燃料電池装置で交換された新しい基板の前記マイコンは、前記基板交換後に電源が入ると、前記管理装置との通信により電源入り回数が0回であることを知り、前記記憶素子のデータを初期化すると共に前記管理装置に対し前記電源入り回数記憶手段に記憶された前記電源入り回数を1回増やすよう信号を送る燃料電池システムである。
上記構成において、電源入り回数記憶手段に電源入り回数が0回と記憶された燃料電池装置で交換された新しい基板のマイコンは、基板交換後に電源が入ると、管理装置との通信により電源入り回数が0回であることを知り、記憶素子のデータを初期化すると共に管理装置に対し電源入り回数記憶手段に記憶された電源入り回数を1回増やすよう信号を送る。そして、管理装置は、電源入り回数を1回増やすよう信号を送ってきた燃料電池装置に対応する電源入り回数記憶手段の電源入り回数を1回増やす。
そのため、管理装置において、予め基板を交換する燃料電池装置に対応する電源入り回数記憶手段の電源入り回数を0回にしておくというルール(手順)を守る限り、新しい基板の記憶素子のデータの初期化が行われることになり、基板を交換する場合に、新しい基板の記憶素子のデータの初期化を実施する確実性を高めることができる。
以下に、本発明の燃料電池システムの実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における燃料電池システムの概略構成図である。図1に示すように、本実施の形態の燃料電池システム120は、RAMからなる記憶素子101と、記憶素子101をバッテリーバックアップする電池103と、初期入力時を知らせるボタン104と、ボタン104が操作されると記憶素子101のデータを初期化するように設定されたマイコン102とを備えた基板121を有し、基板121は、燃料電池システム120を制御するFC制御装置105に接続されている。
図2は本実施の形態の燃料電池システム120における記憶素子101の初期化の手順を示すフローチャートである。以下、図1と図2を参照しながら、本実施の形態の燃料電池システムにおける記憶素子101の初期化の手順を説明する。
燃料電池システム120のメンテナンスで基板121を交換する場合、作業者は、燃料電池システム120の電源を切った状態で、旧い基板121を新しい基板121に交換し(S101)、次に、燃料電池システム120の電源を入れ(S102)、新しい基板121のマイコン102が起動してから、ボタン104を操作する(S103)。すると、マイコン102は、新しい基板121のボタン102が操作されたことを検知して、記憶素子101のデータを初期化する(S104)。
以上のように本実施の形態の燃料電池システム120は、記憶素子101と、記憶素子101をバッテリーバックアップする電池103と、初期入力時を知らせるボタン104と、マイコン102とを基板121に備え、マイコン102は、ボタン104が操作されると記憶素子101のデータを初期化するように構成されているので、燃料電池システム120の基板121を交換した作業者が、交換された新しい基板121のボタン104を操作するというルール(手順)を守る限り、新しい基板121の記憶素子101のデータの初期化が行われることになり、基板121を交換する場合に、新しい基板121の記憶素子101のデータの初期化を実施する確実性を高めることができる。
なお、ボタン102またはボタン102の近くに、基板121交換後に操作することを促す表示をしておくことが好ましい。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2における燃料電池システムの概略構成図である。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同一構成については、同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図3に示すように、本実施の形態の燃料電池システム120は、RAMからなる記憶素子101と、記憶素子101をバッテリーバックアップする電池103と、マイコン102と、マイコン102と接続されユーザまたはサービスマンが入力操作可能な入力部106と、マイコン102と接続され入力部106の入力を支援する表示を行う表示部107とを備えた基板121を有し、基板121は、燃料電池システム120を制御するFC制御装置105に接続されている。なお、マイコン102は、入力部106で所定の操作がされると記憶素子101のデータを初期化するように設定されている。
図4は本実施の形態の燃料電池システム120における記憶素子101の初期化の手順を示すフローチャートである。以下、図3と図4を参照しながら、本実施の形態の燃料電池システムにおける記憶素子101の初期化の手順を説明する。
本実施の形態では、入力部が0−9の数字キーと#キーからなり、所定の操作は、トップ画面で#キーを10秒長押しすることである。
燃料電池システム120のメンテナンスで基板121を交換する場合、作業者は、燃料電池システム120の電源を切った状態で、旧い基板121を新しい基板121に交換し(S201)、次に、燃料電池システム120の電源を入れ(S202)、新しい基板121のマイコン102が起動してから、表示部107の表示を見ながら入力部106を操作して、トップ画面で#キーを10秒長押しをする(S203)。すると、マイコン102は、トップ画面で#キーを10秒長押しされたことを検知して、記憶素子101のデータを初期化する(S204)。
以上のように本実施の形態の燃料電池システム120は、記憶素子101と、記憶素子101をバッテリーバックアップする電池103と、マイコン102と、マイコン102と接続されユーザまたはサービスマンが入力操作可能な0−9の数字キーと#キーからなる入力部106と、マイコン102と接続され入力部106の入力を支援する表示を行う表示部107とを基板121に備え、マイコン102は、入力部106で所定の操作(トップ画面で#キーを10秒長押し)がされると記憶素子101のデータを初期化するように構成されているので、燃料電池システム120の基板121を交換した作業者が、交換された新しい基板121の入力部106で所定の操作をするというルール(手順)を守る限り、新しい基板121の記憶素子101のデータの初期化が行われることになり、基板121を交換する場合に、新しい基板121の記憶素子101のデータの初期化を実施する確実性を高めることができる。
なお、入力部106は、表示部107に表示されるものであっても、入力部106とは独立したものであっても構わない。また、本実施の形態では、表示部107に表示される画面と操作の組み合わせの例を示したが、表示部107の表示画面に関係なく入力部106での操作にしても構わない。
(実施の形態3)
図5は本発明の実施の形態3における燃料電池システムの概略構成図である。なお、本実施の形態において、実施の形態1または実施の形態2と同一構成については、同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図5に示すように、本実施の形態の燃料電池システム120は、RAMからなる記憶子101と、記憶素子101をバッテリーバックアップする電池103と、マイコン102と、マイコン102に接続端子122を介して接続可能な電源入りの回数を記憶用の外部記憶装置108とを備えた基板121を有し、基板121は、燃料電池システム120を制御するFC制御装置105に接続されている。なお、マイコン102は、燃料電池システム120の電源が入る度に、外部記憶装置102に記憶された電源入り回数を確認し、電源入り回数が0回であるのを確認すると、記憶素子101のデータを初期化すると共に外部記憶装置108に記憶された電源入り回数を1回増やし、電源入り回数が1回以上であるのを確認すると、記憶素子101のデータの初期化は行わずに外部記憶装置108に記憶された電源入り回数を1回増やすように設定されている。
図6は本実施の形態の燃料電池システム120における記憶素子101の初期化の手順を示すフローチャートである。以下、図5と図6を参照しながら、本実施の形態の燃料電池システムにおける記憶素子101の初期化の手順を説明する。
まず、事前に、交換用の新しい基板121の外部記憶装置108の電源入り回数を0回にしておく(S301)。作業者は、燃料電池システム120の電源を切った状態で、旧い基板121を新しい基板121に交換し(S302)、次に、燃料電池システム120の電源を入れる(S303)。すると、マイコン102は、起動後に外部記憶装置102に記憶された電源入り回数を確認する。そして、マイコン102は、外部記憶装置102に記憶された電源入り回数が0回であることを検知し(S305)、記憶素子101のデータを初期化し(S306)、外部記憶装置102に記憶された電源入り回数を1回増やす(S307)。
なお、マイコン102は、燃料電池システム120の電源が入る度に、外部記憶装置102に記憶された電源入り回数を確認し、外部記憶装置102に記憶された電源入り回数が1回以上であれば、記憶素子101のデータの初期化は行わずに外部記憶装置108に記憶された電源入り回数を1回増やす。
以上のように本実施の形態の燃料電池システム120は、記憶素子101と、記憶素子101をバッテリーバックアップする電池103と、マイコン102と、マイコン102に接続端子122を介して接続された電源入り回数記憶用の外部記憶装置108とを基板121に備え、マイコン102は、電源が入る度に外部記憶装置108に記憶された電源入り回数を確認すると共に外部記憶装置108に記憶された電源入り回数を1回増やし、確認した電源入り回数が0回であれば記憶素子101のデータを初期化するように構成されているので、交換用の新しい基板121には電源入り回数が0回と記憶された外部記憶装置108を接続しておくというルール(手順)を守る限り、新しい基板121の記憶素子101のデータの初期化が行われることになり、基板121を交換する場合に、新しい基板121の記憶素子101のデータの初期化を実施する確実性を高めることができる。
なお、交換用の新しい基板121の外部記憶装置108の電源入り回数を0回にする作業は、予め、電源入り回数が0回と記憶された外部記憶装置108を交換用の新しい基板121の接続端子122に接続するものであっても、交換用の新しい基板121には予め電源入り回数が0回と記憶された外部記憶装置108が接続されているのであっても構わない。
(実施の形態4)
図7は本発明の実施の形態4における燃料電池システムの概略構成図である。なお、本実施の形態において、実施の形態1から実施の形態3と同一構成については、同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図7に示すように、本実施の形態の燃料電池システムは、RAMからなる記憶子101と、記憶素子101をバッテリーバックアップする電池103と、マイコン102とを基板121に備えた燃料電池装置120aと、燃料電池装置120aとネットワーク109で接続され燃料電池装置120aを管理する管理装置110とを備え、管理装置110は、燃料電池装置120a毎の電源入り回数を記憶する書き換え可能な電源入り回数記憶手段111と、電源入り回数記憶手段111に記憶された電源入り回数を書き換える場合に操作する操作手段112とを備え、基板121は、燃料電池電池装置120aを制御するFC制御装置105に接続されている。そして、電源入り回数記憶手段111に電源入り回数が0回と記憶された燃料電池装置120aで交換された新しい基板121のマイコン102は、基板121交換後に電源が入ると、管理装置110との通信により電源入り回数が0回であることを知り、記憶素子101のデータを初期化すると共に管理装置110に対し電源入り回数記憶手段111に記憶された電源入り回数を1回増やすよう信号を送るように構成されている。
作業者は、基板121交換前に、管理装置110で操作手段112を用いて、各燃料電池装置120aにユニークな番号と、電源入り回数として0を電源入り回数記憶手段111に入力しておく。基板121交換え後に燃料電池装置120aに電源投入され、マイコン102が起動後、マイコン102はネットワーク109を介して管理装置110にアクセスし、管理装置110に対してユニークな番号を送信する。ユニークな番号を送られた管理装置110は、燃料電池装置120aの電源入り回数を燃料電池装置120aに送信する。燃料電池装置120aは電源入り回数を受信し電源入り回数が0であれば、記憶素子101を初期化する。
上記構成において、電源入り回数記憶手段111に電源入り回数が0回と記憶された燃料電池装置120aで交換された新しい基板121のマイコン102は、基板121交換後に電源が入ると、管理装置110との通信により電源入り回数が0回であることを知り、記憶素子101のデータを初期化すると共に管理装置110に対し電源入り回数記憶手段111に記憶された電源入り回数を1回増やすよう信号を送る。そして、管理装置110は、電源入り回数を1回増やすよう信号を送ってきた燃料電池装置120aに対応する電源入り回数記憶手段111の電源入り回数を1回増やす。
そのため、管理装置110において、予め基板121を交換する燃料電池装置120aに対応する電源入り回数記憶手段111の電源入り回数を0回にしておくというルール(手順)を守る限り、新しい基板121の記憶素子101のデータの初期化が行われることになり、基板121を交換する場合に、新しい基板121の記憶素子101のデータの初期化を実施する確実性を高めることができる。
本発明の燃料電池システムは、基板を交換する場合に、新しい基板の記憶素子のデータの初期化を実施する確実性を高めることができるので、RAMのようにバッテリーバックアップが必要な記憶素子に履歴データを蓄積している燃料電池システムに適している。また、本発明は、燃料電池システムに限らず、機器寿命が約10年以上と長いために機器寿命までに基板交換を行う可能性があり、バッテリーバックアップが必要な記憶素子に履歴データを蓄積しているシステムにも適用可能である。
101 記憶素子
102 マイコン
103 電池
104 ボタン
106 入力部
107 表示部
108 外部記憶装置
109 インターネット
110 管理装置
111 電源入り回数記憶手段
112 操作手段
120 燃料電池システム
120a 燃料電池装置
121 基板
122 接続端子

Claims (4)

  1. 記憶素子と、前記記憶素子をバッテリーバックアップする電池と、初期入力時を知らせるボタンと、マイコンとを基板に備え、前記マイコンは、前記ボタンが操作されると前記記憶素子のデータを初期化する燃料電池システム。
  2. 記憶素子と、前記記憶素子をバッテリーバックアップする電池と、マイコンと、前記マイコンと接続されユーザまたはサービスマンが入力操作可能な入力部と、前記マイコンと接続され表示を行う表示部とを基板に備え、前記マイコンは、前記入力部で所定の操作がされると前記記憶素子のデータを初期化する燃料電池システム。
  3. 記憶素子と、前記記憶素子をバッテリーバックアップする電池と、マイコンと、前記マイコンに接続端子を介して接続された電源入り回数記憶用の外部記憶装置とを基板に備え、前記マイコンは、電源が入る度に前記外部記憶装置に記憶された前記電源入り回数を確認すると共に前記外部記憶装置に記憶された前記電源入り回数を1回増やし、確認した前記電源入り回数が0回であれば前記記憶素子のデータを初期化する燃料電池システム。
  4. 記憶素子と、前記記憶素子をバッテリーバックアップする電池と、マイコンとを基板に備えた燃料電池装置と、前記燃料電池装置とネットワークで接続され前記燃料電池装置を管理する管理装置とを備え、前記管理装置は、前記燃料電池装置毎の電源入り回数を記憶する書き換え可能な電源入り回数記憶手段と、前記電源入り回数記憶手段に記憶された電源入り回数を書き換える場合に操作する操作手段とを備え、前記電源入り回数記憶手段に電源入り回数が0回と記憶された燃料電池装置で交換された新しい基板の前記マイコンは、前記基板交換後に電源が入ると、前記管理装置との通信により電源入り回数が0回であることを知り、前記記憶素子のデータを初期化すると共に前記管理装置に対し前記電源入り回数記憶手段に記憶された前記電源入り回数を1回増やすよう信号を送る燃料電池システム。
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