JP2011175405A - 表示装置および表示装置における操作可能範囲表示方法 - Google Patents

表示装置および表示装置における操作可能範囲表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】操作者の手の移動などで操作者からの操作入力を認識するいわゆるジェスチャ認識に基づいて操作を行う際に、撮像装置と操作者の位置関係や障害物の位置などにより変化する操作者の操作可能範囲を表示することができる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、使用者を撮像すると共に、撮像結果から当該使用者のジェスチャ操作および当該使用者を含むオブジェクトの位置情報を取得する外部情報取得手段と、映像コンテンツの表示を行う表示手段と、ジェスチャ操作によって操作可能な操作領域を、該表示手段における表示領域に設定する操作領域設定手段とを備える表示装置であって、操作領域設定手段は、外部情報取得手段が取得した位置情報を基に、オブジェクトに関連する領域をジェスチャ操作検出不可領域として該表示手段における表示領域に設定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、操作者(使用者)の身体全体あるいは身体の一部の動きを認識して機器(装置)を操作する、いわゆるジェスチャ認識により自装置を操作することが可能な装置に関し、特に、操作者の操作可能範囲や操作者情報などを表示することが可能な表示装置、および表示装置における操作可能範囲の表示方法に関する。
近年、ジェスチャ認識装置として、例えば、特許文献1には、カメラによって撮像した画像中の操作者の動き(ジェスチャ)を認識し、認識した操作者のジェスチャに基づいて機器の制御(操作)を行なう技術が開示されている。なお、特許文献1においては、輪郭抽出、物体抽出、形状変化識別および位置検出によってジェスチャ認識を行なっている。
また、特許文献2には、操作者の動画像を含んだ鏡面動画像と、所定のイベントに関連づけされたオブジェクトであって操作者が操作可能なオブジェクトの画像との合成画像をディスプレイに表示させ、操作者の動画像の動きに応じてオブジェクト画像を操作する際に、操作者が操作可能なオブジェクトを操作者の近傍に配置することで、操作者に操作を促す方法が開示されている。
このように、操作者の動きを認識し、認識した操作者の動きに応じて機器を制御(操作)する技術は発展してきており、例えば、ディスプレイとしてテレビ等を用いることで、一般の家庭内においても、上述した技術を簡単に利用できる環境が整ってくることが期待される。
特開平8−44490号公報 特開2009−123242号公報
特許文献2に開示されている従来の技術においては、操作者の操作はオブジェクトに対しての操作を前提としているため、操作者は、オブジェクトに対して自身の画像が重なっているか否かにより操作が可能か否かを判断することが可能である。すなわち、操作者の操作が可能な範囲はオブジェクトの近傍のみとなり、かつ、操作が可能であるか否かの判断は、オブジェクトの画像と操作者の画像が重なっているか否かを判断するのみであった。
しかしながら、ジェスチャ認識に基づく操作のように、操作者からの操作入力を手の移動などで認識する場合には、操作者の操作が可能な範囲は、オブジェクトが存在する箇所だけではなく、カメラからの撮像範囲全体となる。そのため、操作者は、操作が可能な範囲が分からないため、操作入力が受け付けられない場合に、撮像装置などの認識デバイス側に問題があるのか、自身の操作範囲に問題があるのかの判断がつかないといった課題があった。特に、操作者と撮像装置の間に障害物がある場合には、操作者は操作可能な範囲を認識することがより困難になるといった課題があった。
なお、特許文献1に開示されている従来技術においても、上述の課題については考慮されていない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、撮像装置と操作者の位置関係や障害物の位置などにより、変化する操作者の操作可能範囲を表示できるようにすることにより、操作者と撮像装置との間に障害物がある場合においても、操作者は、自身の操作入力が確実に受け付けられるように操作をすることが可能であり、また、操作入力が受け付けられない場合には、撮像装置などの認識デバイス側に問題があるのか、自身の操作範囲に問題があるのかを判断することが可能な表示装置、および表示装置における操作可能範囲表示方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願の第1の発明の表示装置は、使用者を撮像すると共に、撮像結果から当該使用者のジェスチャ操作および当該使用者を含むオブジェクトの位置情報を取得する外部情報取得手段と、映像コンテンツの表示を行う表示手段と、前記ジェスチャ操作によって操作可能な操作可能領域、または、前記操作可能領域と前記ジェスチャ操作に関する情報を、前記表示手段における表示領域に設定する操作領域設定手段と、を備える表示装置であって、前記操作領域設定手段は、前記位置情報を基に、前記オブジェクトに関連する領域をジェスチャ操作検出不可領域として前記表示領域に設定することを特徴とするものである。
また、本願の第2の発明の表示装置は、本願の第1の発明の表示装置において、前記操作領域設定手段は、前記使用者よりも自装置に近い前記オブジェクトに関連する領域を、ジェスチャ操作検出不可領域として前記表示領域に設定することを特徴とするものである。
また、本願の第3の発明の表示装置は、本願の第1の発明の表示装置において、前記操作領域設定手段は、前記操作可能領域の大きさを、前記位置情報に応じて前記表示領域に設定することを特徴とするものである。
また、本願の第4の発明の表示装置は、本願の第1の発明の表示装置において、前記操作領域設定手段は、前記ジェスチャ操作に関する情報の表示の大きさを、前記位置情報に関係なく所定の大きさで前記表示領域に設定することを特徴とするものである。
また、本願の第5の発明の表示装置における操作可能範囲表示方法は、使用者を撮像すると共に、撮像結果から当該使用者のジェスチャ操作および当該使用者を含むオブジェクトの位置情報を取得する外部情報取得ステップと、ディスプレイに映像コンテンツの表示を行う表示ステップと、前記ジェスチャ操作によって操作可能な操作可能領域、または、前記操作可能領域と前記ジェスチャ操作に関する情報を、前記ディスプレイにおける表示領域に設定する操作領域設定ステップと、を備える表示装置における操作可能範囲表示方法であって、前記操作領域設定ステップにおいては、前記位置情報を基に、前記オブジェクトに関連する領域をジェスチャ操作検出不可領域として前記表示領域に設定することを特徴とするものである。
また、本願の第6の発明の表示装置における操作可能範囲表示方法は、本願の第5の発明の表示装置における操作可能範囲表示方法において、前記操作領域設定ステップにおいては、前記使用者よりも自装置に近い前記オブジェクトに関連する領域を、ジェスチャ操作検出不可領域として前記表示領域に設定することを特徴とするものである。
また、本願の第7の発明の表示装置における操作可能範囲表示方法は、本願の第5の発明の表示装置における操作可能範囲表示方法において、前記操作領域設定ステップにおいては、前記操作可能領域の大きさを、前記位置情報に応じて前記表示領域に設定することを特徴とするものである。
また、本願の第8の発明の表示装置における操作可能範囲表示方法は、本願の第5の発明の表示装置における操作可能範囲表示方法において、前記操作領域設定ステップにおいては、前記ジェスチャ操作に関する情報の表示の大きさを、前記位置情報に関係なく所定の大きさで前記表示領域に設定することを特徴とするものである。
撮像装置と操作者の位置関係や障害物の位置などにより変化する操作者の操作可能範囲を表示することができるので、操作者と撮像装置との間に障害物がある場合においても、操作者は、自身の操作入力が確実に受け付けられるように操作をすることが可能であり、また、操作入力が受け付けられない場合には、撮像装置などの認識デバイス側に問題があるのか、自身の操作範囲に問題があるのかを判断することが可能となる。
本発明の実施の形態1におけるジェスチャ操作システムの概要を示す図 本発明の実施の形態1に係るジェスチャ操作システムにおける操作可能範囲に関する情報を生成するための制御部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1において、撮像装置を用いて撮像された撮像画像から、テレビのディスプレイに表示するための操作者の操作可能範囲に関する情報を生成する処理動作の流れを示すフローチャート 本発明の実施の形態1における操作者の操作範囲および操作範囲表示部の表示内容の一例を示す図 本発明の実施の形態1における撮像装置と操作者との間に障害物が存在する場合の操作者の操作範囲および操作範囲表示部における表示内容の一例を示す図 本発明の実施の形態1における撮像装置から操作者よりも離れた位置に障害物が存在する場合の操作者の操作範囲および操作範囲表示部における表示内容の一例を示す図 本発明の実施の形態1の図5に示す場合において、操作者の立つ位置が変わった場合の操作者の操作範囲および操作範囲表示部における表示内容の一例を示す図 本発明の実施の形態1の図6に示す場合において、操作者の立つ位置が変わった場合の操作者の操作範囲および操作範囲表示部における表示内容の一例を示す図
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるジェスチャ操作システムの概要を示す図である。
図1において、ジェスチャ操作システムは、ディスプレイを有するテレビ101、撮像装置102および操作者(使用者)103とで構成される。なお、撮像範囲(A)は、撮像装置102で撮像可能な範囲を示すものである。
なお、撮像装置102に用いられる技術としては、例えば、リアルタイムに空間の3次元情報(以下、距離画像と呼ぶ)を得る距離画像センサ技術等がある。また、距離測定のために近赤外光の信号光を発光し、信号光の反射光を単眼で計測することによって距離画像を得る方式は、TOF(Time−Of−Flight)方式と呼ばれている。
このような技術を用いることにより、撮像装置102は、図1に示す撮像範囲(A)において、操作者103を含む距離画像を撮像可能となる。
本発明の実施の形態1においては、撮像装置102と操作者(使用者)103の位置関係、および操作者103以外の物体である障害物(図示せず)の位置により変化する操作者103の操作可能範囲を、テレビ101のディスプレイに出力するものとする。なお、テレビ101のディスプレイには、通常のテレビ放送等の映像コンテンツが出力可能であることは従来通りである。
次に、図2を用いて、撮像装置102により撮像された撮像画像から、テレビ101のディスプレイに表示する操作者103の操作可能範囲に関する情報を生成するための処理動作について説明する。なお、図2は、本発明の実施の形態1に係るジェスチャ操作システムにおける操作可能範囲に関する情報を生成するための制御部の構成を示すブロック図である。
図2において、制御部200は、撮像装置102で撮像された撮像画像を取得する外部情報取得部201と、撮像画像から操作者(使用者)103および操作者103の位置(位置情報)に応じた操作可能範囲を抽出するための操作可能範囲抽出部202、操作者103以外のオブジェクト(以下、障害物と呼ぶ)を抽出する障害物抽出部203、操作可能範囲抽出部202で抽出された操作可能範囲と障害物抽出部203で抽出された操作者103以外の障害物から、操作者のジェスチャ操作を検出することができない操作検出不可領域を含めた操作領域を設定する操作領域設定部204と、操作領域設定部204で設定された操作領域をテレビ101のディスプレイに表示する表示部205からなる。
なお、外部情報取得部201は、撮像装置102の機能を備えたものであっても構わないし、また、表示部205は、テレビ101のディスプレイを包含する構成であっても構わない。
ここで、操作可能範囲抽出部202は、操作者103の存在を抽出可能なことは勿論のこと、例えば、撮像装置102がTOF方式を採用することで、操作者103の位置、すなわち、操作者103の撮像装置102からの距離も抽出可能である。従って、操作可能範囲抽出部202は、操作者103の位置および撮像装置102と操作者103の位置関係によって、異なる撮像可能範囲を抽出することが可能となる。
同様に、障害物抽出部203は、障害物(図示せず)の存在を抽出可能なことは勿論のこと、障害物の撮像装置102からの距離も抽出可能である。また、障害物抽出部203は、上述の操作可能範囲の中で、例えば、所定の時間以上にわたって動きのない撮像物を障害物として抽出することが可能である。
このようにすることで、操作領域設定部204は、操作可能範囲抽出部202が抽出した操作可能範囲の画像と、障害物抽出部203が抽出した操作検出不可領域となる障害物の範囲の表示形式を変更した画像との合成画像を、操作者103が操作可能な範囲として操作領域を設定することが出来る。
なお、表示形式を変更した画像とは、例えば、操作可能範囲に対して、障害物の範囲の色や透過度を変更した画像を意味する。具体的には、操作可能範囲の外周と障害物の範囲の外周の色を変更することや、操作可能範囲の内部の色や透過度と、障害物の範囲の内部の色や透過度とを変更した画像が該当する。また、障害物の範囲のみを強調(ハイライト)表示することも考えられる。
ここでは、撮像装置102と操作者103との間に存在して操作者103の操作に影響を与える障害物の範囲を、操作検出不可領域として設定する。一方で、撮像装置102と操作者103との間には存在せず、撮像装置102から見て操作者103の後方に存在する障害物は、操作者の操作に影響を与えないため、操作検出不可領域として設定しない。
なお、操作者103、障害物および操作領域(操作可能範囲)との関係を示す表示については、後ほど図面を用いて説明する。
また、図2に示した制御部200は、図1に示す本発明の実施の形態1におけるジェスチャ操作システムにおいては、テレビ101に内蔵することで実現可能であるし、制御部200における処理動作をマイクロコンピュータ等に実行させ、表示機能のみを備えたディスプレイに表示する構成としても構わないし、さらに、制御部200とディスプレイを備えた表示装置として構成しても構わない。
すなわち、撮像装置102を用いて撮像された撮像画像から操作者103の操作可能範囲に関する情報を生成して表示する機能は、撮像装置102と、図2に示す制御部200およびディスプレイを備えた表示装置とで実現可能である。また、当該表示装置が、撮像装置102の機能をさらに備える構成であっても構わない。
また、図1に示すジェスチャ操作システムにおいては、撮像装置102が撮像した操作者103のジェスチャ操作を認識し、その認識したジェスチャ操作によりテレビ101を制御(操作)するが、このような制御(操作)処理については本発明の本質ではないので、ここでは説明を省略する。
ここで、特許請求の範囲に記載の各手段と、図2に示す制御部200における各部などとの関係を説明すると、外部情報取得手段は、外部情報取得部201、操作可能範囲抽出部202、障害物抽出部203および撮像装置102で構成され、表示手段は、表示部205およびテレビ101で構成され、操作領域設定手段は、操作領域設定部204に相当する。
次に、図3を用いて、撮像装置102を用いて撮像された撮像画像から、テレビ101のディスプレイに表示するための操作者103の操作可能範囲に関する情報を生成する処理動作の流れについて説明する。なお、図3は、本発明の実施の形態1において、撮像装置を用いて撮像された撮像画像から、テレビのディスプレイに表示するための操作者の操作可能範囲に関する情報を生成する処理動作の流れを示すフローチャートである。
図3において、まず、外部情報取得部201は、撮像装置102から外部情報として、撮像装置102で撮像された撮像画像を取得する(S301)。
続いて、操作可能範囲抽出部202は、外部情報取得部201が取得した撮像画像から、撮像装置102と操作者103の位置関係に応じた操作可能範囲を抽出する(S302)。
同様に、障害物抽出部203は、外部情報取得部201が取得した撮像画像から、障害物の範囲を抽出する(S303)。
続いて、操作領域設定部204は、操作可能範囲抽出部202が抽出した操作可能範囲の画像と、障害物抽出部203が抽出した操作検出不可領域となる障害物の範囲の表示形式を変更した画像との合成画像を、操作者103が操作可能な範囲として操作領域を設定する(S304)。
続いて、表示部205は、ステップS304において操作領域設定部204により設定された操作領域を、テレビ101のディスプレイに表示する(S305)。
次に、図4〜図7を用いて、撮像装置102と操作者103の位置関係や障害物104の位置によって変化する操作可能範囲や操作者情報の表示方法について説明する。
まず、図4を用いて、操作者の操作範囲(B1)および操作範囲表示部400において表示される表示内容について説明する。なお、図4は、本発明の実施の形態1における操作者の操作範囲および操作範囲表示部の表示内容の一例を示す図である。
図4において、操作者の操作範囲(B1)は、撮像装置102の位置と操作者103の立つ位置により決定される。また、操作範囲表示部400は、テレビ101のディスプレイにおいて操作範囲が表示される部分であり、図4においては、ディスプレイの一部分で表示される場合が一例として示されているが、これに限るものでなく、例えば、ディスプレイ全体で表示されるようにしても構わない。
操作範囲表示部400には、例えば、操作者103の手の位置などを表示している操作者情報(C1)と、撮像装置102の位置と操作者103の立つ位置により決定される操作者の操作範囲(B1)を基に設定される操作可能範囲(D1)が表示される。
なお、テレビ101、撮像装置102、撮像装置102で撮像可能な撮像範囲(A)および操作者103は、図1と同様であるので、ここでは説明を省略する。
次に、図5を用いて、撮像装置102と操作者103との間に障害物104が存在する場合の操作者の操作範囲(B1)および操作範囲表示部400において表示される表示内容について説明する。なお、図5は、本発明の実施の形態1における撮像装置と操作者との間に障害物が存在する場合の操作者の操作範囲および操作範囲表示部における表示内容の一例を示す図である。
図5において、操作範囲表示部400には、図4に示される操作者情報(C1)と操作可能範囲(D1)の表示に加えて、操作可能範囲(D1)内に、障害物104により操作検出不可領域となる障害物104の範囲である操作不可範囲(E1)が表示されている。
次に、図6を用いて、撮像装置102から操作者103よりも離れた位置に障害物104が存在する場合について説明する。なお、図6は、本発明の実施の形態1における撮像装置から操作者よりも離れた位置に障害物が存在する場合の操作者の操作範囲および操作範囲表示部における表示内容の一例を示す図である。
図6において、障害物104は、図5に示す場合と同様に存在するものの、撮像装置102と操作者103との間には存在しないため、すなわち、障害物104が操作者103の操作に影響を与えないため、図5に示すような操作不可範囲(E1)が存在しない。
したがって、このような場合は、図4に示す障害物104が存在しない場合と同様に、操作不可範囲(E1)を含まない操作可能範囲(D1)が表示される。
次に、図7を用いて、図5に示す場合において操作者103の立つ位置が変わった場合の操作者の操作範囲(B2)および操作範囲表示部400において表示される表示内容について説明する。なお、図7は、本発明の実施の形態1の図5に示す場合において、操作者の立つ位置が変わった場合の操作者の操作範囲および操作範囲表示部における表示内容の一例を示す図である。
図7において、操作者103が、図5に示す場合に比べて、撮像装置102からより離れた位置に立っているために、撮像装置102が撮像可能な範囲である操作者の操作範囲(B2)が、図5に示す操作者の操作範囲(B1)よりも大きくなっている。そのため、操作可能範囲(D2)は、図5に示す操作可能範囲(D1)に比べて大きくなり、障害物104により操作検出不可領域となる障害物の範囲である操作不可範囲(E2)も、図5に示す操作不可範囲(E1)よりも大きくなっている。
なお、図7においては、図5に示す場合と比較して、操作者103の手の位置などを表示する操作者情報(C1)の大きさは所定の同じ大きさになるように、また、操作可能範囲(D2)は図5に示す操作可能範囲(D1)に比べて大きくなるように補正する場合の一例を示している。すなわち、操作者103と撮像装置102との距離に応じて操作者の操作範囲(B)の大きさが変化するように表示される場合の一例が示されている。
このように表示することにより、操作者103の撮像装置102からの距離が変化しても、操作者103の操作移動距離(ジェスチャの動作範囲)が一定の大きさ(所定の大きさ)で表示可能となる。すなわち、同じ操作に対する操作者103の操作移動距離が同じ場合は、操作者情報(C)の大きさと操作移動距離は、操作者103の撮像装置102からの距離が変化しても一定の大きさで表示することが可能となるので、操作者103は、操作可能範囲(D)とともに操作者情報(C)を明確に理解することが可能となる。
逆に、操作者103と撮像装置102の距離に応じて操作者情報(C)の大きさを変化させる方法を取った場合は、操作者103と撮像装置102の距離が大きくなると、同じ操作に対する操作者103の操作移動距離が同じ場合でも、ディスプレイ上の操作範囲表示部400に表示される操作者情報(C)の操作距離は小さくなる。すなわち、操作者103は、直感的に自分の操作した距離を把握することが困難となる。
次に、図8を用いて、図6に示す場合において操作者103の立つ位置が変わった場合の操作者の操作範囲(B1)および操作範囲表示部400において表示される表示内容について説明する。なお、図8は、本発明の実施の形態1の図6に示す場合において、操作者の立つ位置が変わった場合の操作者の操作範囲および操作範囲表示部における表示内容の一例を示す図である。
図8において、操作者103は、図6に示す場合と比べて、撮像装置102に向かって左の方向に位置を変えている。この場合、操作可能範囲(D1)は、図6に示す場合の操作可能範囲(D1)と同様であるが、操作者情報(C2)は、図6に示す場合の操作者情報(C1)とは異なった表示となっている。
このように、操作者103の立つ位置により操作者情報(C)を変化させることで、図6に示す場合と比べ、操作者103は、操作可能範囲(D)において右方向の範囲が増加しているが、左方向の範囲が減少していることを認識することが可能である。すなわち、操作者103の立つ位置によって変化する、操作者103と操作可能範囲(D)との関係を容易に認識することが可能となるという効果を奏する。
以上のように、撮像装置102の位置、操作者103の位置および障害物104の位置などにより変化する操作者103の操作可能範囲(D)、および障害物104により操作検出不可領域となる障害物104の範囲である操作不可範囲(E)を、テレビ101のディスプレイにおける操作範囲表示部400に表示することが可能となる。
同時に、操作者103は、撮像装置102の位置、操作者103の位置、障害物104の位置などにより変化する操作者103の操作可能範囲(D)、障害物104により操作検出不可領域となる障害物104の範囲である操作不可範囲(E)を認識することが可能となる。
なお、操作者103のジェスチャ操作が、操作者103の操作可能範囲(D)以外で入力された場合、すなわち、操作可能範囲(D)と操作検出不可領域や操作可能範囲(D)外の領域を跨ぐ操作入力がなされた場合は、その跨ぐ箇所を強調表示するようにしても構わない。このようにすることで、操作者103は、何が原因で操作入力が正常に認識されなかったかを認識することが可能となる。
また、本発明は、本発明の実施の形態1における装置が各手段を備える表示装置として提供することができるばかりでなく、表示装置が具備する各手段を各ステップとする表示装置における操作可能範囲表示方法、および、表示装置における操作可能範囲表示方法をコンピュータに実行させる操作可能範囲表示プログラムを提供することも可能である。そして、この操作可能範囲表示プログラムは、CD−ROMなどの記録媒体やインターネットを介して流通させることが可能である。
本発明に係る表示装置および表示装置における操作可能範囲表示方法は、操作者(使用者)の身体全体あるいは身体の一部の動きを認識して装置(機器)を操作する、いわゆるジェスチャ認識により自装置を操作することが可能な装置において、操作者の操作をする位置や障害物などの周辺環境により変化する操作可能範囲などを表示して操作者に認識させることができるので、特に、ジェスチャ認識が可能なAV端末装置として有用である。
101 テレビ
102 撮像装置
103 操作者
104 障害物
200 制御部
201 外部情報取得部
202 操作可能範囲抽出部
203 障害物抽出部
204 操作領域設定部
205 表示部
400 操作範囲表示部

Claims (8)

  1. 使用者を撮像すると共に、撮像結果から当該使用者のジェスチャ操作および当該使用者を含むオブジェクトの位置情報を取得する外部情報取得手段と、
    映像コンテンツの表示を行う表示手段と、
    前記ジェスチャ操作によって操作可能な操作可能領域、または、前記操作可能領域と前記ジェスチャ操作に関する情報を、前記表示手段における表示領域に設定する操作領域設定手段と、
    を備える表示装置であって、
    前記操作領域設定手段は、前記位置情報を基に、前記オブジェクトに関連する領域をジェスチャ操作検出不可領域として前記表示領域に設定することを特徴とする表示装置。
  2. 前記操作領域設定手段は、前記使用者よりも自装置に近い前記オブジェクトに関連する領域を、ジェスチャ操作検出不可領域として前記表示領域に設定することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記操作領域設定手段は、前記操作可能領域の大きさを、前記位置情報に応じて前記表示領域に設定することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 前記操作領域設定手段は、前記ジェスチャ操作に関する情報の表示の大きさを、前記位置情報に関係なく所定の大きさで前記表示領域に設定することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  5. 使用者を撮像すると共に、撮像結果から当該使用者のジェスチャ操作および当該使用者を含むオブジェクトの位置情報を取得する外部情報取得ステップと、
    ディスプレイに映像コンテンツの表示を行う表示ステップと、
    前記ジェスチャ操作によって操作可能な操作可能領域、または、前記操作可能領域と前記ジェスチャ操作に関する情報を、前記ディスプレイにおける表示領域に設定する操作領域設定ステップと、
    を備える表示装置における操作可能範囲表示方法であって、
    前記操作領域設定ステップにおいては、前記位置情報を基に、前記オブジェクトに関連する領域をジェスチャ操作検出不可領域として前記表示領域に設定することを特徴とする表示装置における操作可能範囲表示方法。
  6. 前記操作領域設定ステップにおいては、前記使用者よりも自装置に近い前記オブジェクトに関連する領域を、ジェスチャ操作検出不可領域として前記表示領域に設定することを特徴とする請求項5記載の表示装置における操作可能範囲表示方法。
  7. 前記操作領域設定ステップにおいては、前記操作可能領域の大きさを、前記位置情報に応じて前記表示領域に設定することを特徴とする請求項5記載の表示装置における操作可能範囲表示方法。
  8. 前記操作領域設定ステップにおいては、前記ジェスチャ操作に関する情報の表示の大きさを、前記位置情報に関係なく所定の大きさで前記表示領域に設定することを特徴とする請求項5記載の表示装置における操作可能範囲表示方法。
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