JPWO2018146997A1 - 立体物検出装置 - Google Patents

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Abstract

立体物検出装置は、検出器と変換器と認識器とを備える。検出器は、第1のカメラで第1の監視領域を撮像して得られた第1の画像からオブジェクトを第1のオブジェクトとして検出し、第1のカメラと撮像領域が重複する重複撮像領域を有する第2のカメラで第2の監視領域を撮像して得られた第2の画像からオブジェクトを第2のオブジェクトとして検出する。変換器は、第1の画像と第2の画像とに視点変換を施して第1の鳥瞰画像と第2の鳥瞰画像とを作成する。認識器は、第1の鳥瞰画像と第2の鳥瞰画像とにおける重複撮像領域に出現する第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとに基づいて、重複撮像領域から立体物を認識する。

Description

本発明は、立体物検出装置、立体物検出方法、およびプログラムに関する。
車両の周囲、特に運転者の死角となる場所は見落としが発生しやすく、立体の障害物と接触事故を起こすことがある。その対策として、車両の周囲に取り付けたカメラの映像で周囲環境を把握させる技術がある。
例えば、特許文献1には、車両周辺に取り付けた1台のカメラによって異なる時刻に撮像して得られた2つの画像に基づいて立体物を検出して表示する技術(第1の関連技術と記す)が記載されている。具体的には、第1の関連技術では、撮像された現フレーム画像の鳥瞰画像と1フレーム時間当たりの車両の移動量だけシフトした前フレーム画像の鳥瞰画像との間の相関処理を行って、立体物を検出して表示している。
また、特許文献2には、車両周辺に取り付けた2台のカメラによって車両が所定距離移動する毎に撮影を行い、同じタイミングで取得した2つフレームの撮影画像の鳥瞰画像から立体物を検出して表示する技術(第2の関連技術)が記載されている。具体的には、同じタイミングで取得した2つフレームの撮影画像から生成した2つの鳥瞰画像に基づき、画像領域抽出処理と、立体物候補領域抽出処理と、立体物領域抽出処理とを、この順に行う。画像領域抽出処理では、それぞれの鳥瞰画像について輪郭を強調する微分フィルタを適用することでエッジ強調により輪郭を抽出し、2値化処理と所定の閾値を超えるものを抽出する処理によりノイズが除去された明瞭な画像を抽出する。立体物候補領域抽出処理では、画像領域抽出処理後の2つの鳥瞰画像を重ね合わせ、論理積を取る処理が行われる。この処理により、重複する画像領域が立体物候補領域として抽出される。立体物領域抽出処理では、立体物の垂直な輪郭線が鳥瞰画像では光学中心から放射状に変換される特性に基づいて、立体物候補画像領域が光学中心から放射状に形成される領域に存在するか否かの判別を行う。
特開2011−155651号公報 特開2010−239190号公報
1台のカメラによって異なる時間に撮像された2つの画像に基づいて立体物を検出する第1の関連技術では、車両が移動していない停止時に周囲環境を把握するのが困難である。
一方、2台のカメラによって同じタイミングで撮像された画像から立体物を検出する第2の関連技術では、車両が停止している状態であっても周囲に存在する立体物を検出することができる。しかしながら、立体物候補領域抽出処理では、人、車両、ポール等のオブジェクト以外の領域が立体物候補領域として検出される。そのため、検出される立体候補領域の数が増大し、その分だけ後段の立体物領域抽出処理の処理量が増大し、結果として立体物を検出するのに必要な計算量が増大する。
本発明の目的は、上述した課題、即ち、カメラの画像から立体物を検出するのに必要な計算量が増大する、という課題を解決する立体物検出装置を提供することにある。
本発明の一形態に係る立体物検出装置は、
第1のカメラで第1の監視領域を撮像して得られた第1の画像からオブジェクトを第1のオブジェクトとして検出し、前記第1のカメラと撮像領域が重複する重複撮像領域を有する第2のカメラで第2の監視領域を撮像して得られた第2の画像から前記オブジェクトを第2のオブジェクトとして検出する検出器と、
前記第1の画像と前記第2の画像とに視点変換を施して第1の鳥瞰画像と第2の鳥瞰画像とを作成する変換器と、
前記第1の鳥瞰画像と前記第2の鳥瞰画像とにおける前記重複撮像領域に出現する前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとに基づいて、前記重複撮像領域から立体物を認識する認識器と、
を含む。
本発明の他の形態に係る立体物検出方法は、
第1のカメラで第1の監視領域を撮像して得られた第1の画像からオブジェクトを第1のオブジェクトとして検出し、前記第1のカメラと撮像領域が重複する重複撮像領域を有する第2のカメラで第2の監視領域を撮像して得られた第2の画像から前記オブジェクトを第2のオブジェクトとして検出し、
前記第1の画像と前記第2の画像とに視点変換を施して第1の鳥瞰画像と第2の鳥瞰画像とを作成し、
前記第1の鳥瞰画像と前記第2の鳥瞰画像とにおける前記重複撮像領域に出現する前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとに基づいて、前記重複撮像領域から立体物を認識する。
本発明の他の形態に係るプログラムは、
コンピュータを、
第1のカメラで第1の監視領域を撮像して得られた第1の画像からオブジェクトを第1のオブジェクトとして検出し、前記第1のカメラと撮像領域が重複する重複撮像領域を有する第2のカメラで第2の監視領域を撮像して得られた第2の画像から前記オブジェクトを第2のオブジェクトとして検出する検出器と、
前記第1の画像と前記第2の画像とに視点変換を施して第1の鳥瞰画像と第2の鳥瞰画像とを作成する変換器と、
前記第1の鳥瞰画像と前記第2の鳥瞰画像とにおける前記重複撮像領域に出現する前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとに基づいて、前記重複撮像領域から立体物を認識する認識器と、
して機能させる。
本発明は上述した構成を有することにより、カメラの画像から立体物を検出するのに必要な計算量を削減することができる。
本発明の第1の実施形態に係る立体物検出装置の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る立体物検出装置におけるカメラの設置例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る立体物検出装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る立体物検出装置の2台のカメラで撮像して得られた画像から認識されたオブジェクトの例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る立体物検出装置の2台のカメラで撮像して得られた画像を視点変換して作成された鳥瞰画像の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る立体物検出装置の2台カメラで撮像して得られた画像を視点変換して作成された鳥瞰画像を位置合わせした状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る立体物検出装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る立体物検出装置の2台のカメラで撮像して得られた画像から認識されたオブジェクトの例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る立体物検出装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る立体物検出装置の構成例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る立体物検出装置におけるカメラの設置例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る立体物検出装置におけるカメラの設置例を示す図である。 本発明の第5の実施形態に係る立体物検出装置の動作の一例を示すフローチャートである。 鳥瞰画像上のオブジェクトの座標から実世界上の座標を求める方法の説明図である。 本発明の立体物検出装置のハードウェアの一例を示す図である。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1を参照すると、本発明の第1の実施形態に係る立体物検出装置100は、互いに異なる視点で設置され、互いに視野に重複を持つ複数のカメラ101、102と、カメラ101、102で撮像されて得られた画像信号を、信号線を通じて受信して処理する制御ユニット103と、制御ユニット103に信号線を通じて接続されたディスプレイ104とで構成される。
カメラ101、102は、画角が互いに異なっており、例えば図2に示すように、車両の周囲に取り付けられる。カメラ101、102は、一定の周期かつ互いに同じタイミングで撮像を行う。カメラ101、102において1回の撮像で得られる画像信号は、フレーム画像とも呼ばれる。カメラ101、102で撮像されて得られた画像信号は、制御ユニット103に入力される。制御ユニット103は、入力された画像信号を処理することにより、物体認識を行い、また物体認識したオブジェクトが立体物であるか否かを認識する。制御ユニット103は、例えばマイクロプロセッサ等のプロセッサとメモリとを有するコンピュータで構成することができる。ディスプレイ104は、制御ユニット103の処理結果を提示する液晶ディスプレイ装置等のデバイスである。
図3は本実施形態に係る立体物検出装置100の動作の一例を示すフローチャートである。図3に示す動作は、制御ユニット103を構成するプロセッサに、メモリに記憶されたプログラムを実行させることにより実現することができる。以下、図3を参照して、本実施形態の動作を説明する。
先ず、カメラ101、102で、ほぼ同時に車両周辺の映像を撮影する(ステップS1)。カメラ101、102で撮影されて得られた画像信号は、信号線を通じて制御ユニット103へ伝達される。
次に、制御ユニット103は、カメラ101で撮影されて得られた画像に対してパターンマッチング等の任意の手法によって物体認識を行い、オブジェクトを認識する(ステップS2)。また制御ユニット103は、カメラ102で撮影されて得られた画像に対してパターンマッチング等による任意の物体認識を行い、オブジェクトを認識する(ステップS2)。制御ユニット103が実施する上記物体認識は、例えば人やポール等の予め定められた特定のオブジェクトを認識する特定物体認識であってよい。なお、制御ユニット103は、物体認識を実行する前にカメラ101、102の取り付け条件やレンズ収差を補正する任意の補正処理を実行してもよい。
例えば、図1に示されるように、カメラ101、102の重複する撮像領域にオブジェクト105が存在しているとする。その場合、カメラ101で撮像されて得られた画像111には、例えば図4の符号113に示すようなオブジェクト105の像が写り、カメラ102で撮像されて得られた画像112には、例えば図4の符号114に示すようなオブジェクト105の像が写る。制御ユニット103は、パターンマッチング等による任意の物体認識手法により画像111から像113をオブジェクトとして認識し、また画像112から像114をオブジェクトとして認識する。そして、制御ユニット103は、オブジェクトとして認識した像の最外接矩形115、116を画像111、112に生成する。
次に、制御ユニット103は、画像111、112に視点変換を施し、例えば図5の画像121、122に示すような鳥瞰画像に変換する(ステップS3)。視点変換は、カメラ位置から見える風景をあたかも上空の或る点から見たように変換(透視投影変換)する操作である。制御ユニット103は、視点変換の計算量を削減するためにルックアップテーブルを使用してよい。視点変換のためのルックアップテーブルは、各カメラの撮像する画素に対して視点変換後の画素値を予め計算して配列(テーブル)に格納しておき、その都度の計算を行うことなく、配列を参照することで効率的に座標変換を行うためのテーブルである。鳥瞰画像121、122では、図5の像123、124に示すように、立体物はカメラの位置から放射状に伸長するように歪んで見える特徴がある。なお、図5において、127はカメラ101の位置、128はカメラ102の位置、125は像123の最外接矩形、126は像124の最外接矩形である。
次に、制御ユニット103は、カメラ101、102の設置位置と高さ、角度等から求めたパラメータを用いて、2つの鳥瞰画像121、122の位置合わせを行う(ステップS4)。制御ユニット103は、位置合わせの計算量を削減するために、位置合わせのためのルックアップテーブルを使用してもよい。図6は、位置合わせを行った鳥瞰画像121、122の例を示す。
次に、制御ユニット103は、位置合わせした鳥瞰画像121、122における重複領域内で、複数のオブジェクト(即ち、像123、124或いは最外接矩形125、126)が重複しているか否か、それぞれのオブジェクトがカメラの位置から放射状に伸びる方向に伸長しているか否かを判定する(ステップS5)。そして、制御ユニット103は、複数のオブジェクトが重複しており、且つ、それぞれのオブジェクトがカメラの位置から放射状に伸びる方向に伸長していたならば、そのオブジェクトを1つの立体物であると認識する(ステップS5)。図6に示す例では、像123或いは最外接矩形125で特定されるオブジェクトと像124或いは最外接矩形126で特定されるオブジェクトが互いに重複している。また、像123或いは最外接矩形125で特定されるオブジェクトは、カメラ101の位置127から放射状に伸びる方向に伸長している。また、像124或いは最外接矩形126で特定されるオブジェクトは、カメラ102の位置128から放射状に伸びる方向に伸長している。よって、制御ユニット103は、像123或いは最外接矩形125で特定されるオブジェクトと像124或いは最外接矩形126で特定されるオブジェクトは、1つの同じ立体物であると認識する。
次に、制御ユニット103は、鳥瞰画像121のカメラ位置127を通り、像123或いは最外接矩形125で特定されるオブジェクトの伸長方向と一致する直線131と、鳥瞰画像122のカメラ位置128を通り、像124或いは最外接矩形126で特定されるオブジェクトの伸長方向と一致する直線132との交点133を、立体物の接地点、つまり立体物の位置として推定する(ステップS6)。直線131、直線132は、仮想線である。また制御ユニット103は、上記立体物の接地点の画像上の座標と、カメラ101、102の設置高と角度、画角から立体物であるオブジェクトの位置やオブジェクトまでの距離を計算する(同ステップS6)。上記ステップS6は、第1の接地点検出部とも呼ばれる。
次に、制御ユニット103は、物体認識の結果、立体物認識の結果、および、推定した位置をディスプレイ104に表示する(ステップS7)。また、制御ユニット103は、鳥瞰画像を使って上空から見下ろした図をディスプレイ104に表示する(同ステップS7)。これによって、運転者に自車両と立体物との位置関係を客観的に把握させることができる。
このように本実施形態は、複数のカメラで撮影して得られた画像から物体認識によりオブジェクトを抽出した画像を生成し、それを鳥瞰画像に変換してから複数枚を重ねあわせることで、上記オブジェクトが立体物であるか否かを認識し、立体物の接地点を推定する。このように物体認識によって認識したオブジェクトに限定して立体物か否かを認識することにより、立体物を検出するのに必要な計算コストを抑えることができる。
また、画像上のオブジェクトが立体物であることを認識できるため、例えばポールを認識対象とする場合に、路面に描かれた線を誤って認識してしまったとしても立体物認識の情報を用いて誤認識であると判断できる。逆に、平面に描かれた白線や路面標示を認識対象とする場合には、立体物であると認識したオブジェクトを誤検知として棄却することができる。
[第2の実施形態]
本実施形態は、基本的な構成は第1の実施形態と同じであるが、その動作が第1の実施形態と相違する。
図7は本実施形態に係る立体物検出装置200の動作の一例を示すフローチャートである。図7に示す動作は、制御ユニット103を構成するプロセッサに、メモリに記憶されたプログラムを実行させることにより実現することができる。以下、図7を参照して、本実施形態の動作を説明する。
制御ユニット103は、第1の実施形態における図3のステップS1〜S6と同様な処理を実施する(ステップS11〜S16)。また、制御ユニット103は、ステップS13〜S16の処理と並行して、以下のような処理を実行する。
先ず制御ユニット103は、カメラ101で撮像されて得られた画像111の領域のうち、カメラ102の撮像領域と重複しない非重複撮像領域(第1の非重複撮像領域と記す)に、ステップS12において検出されたオブジェクトが含まれている場合、含まれているオブジェクトの最外接矩形の下端を当該オブジェクトの接地点として検出する(ステップS18)。例えば、図8に示す画像111には、第1の非重複撮像領域にオブジェクトの像201とその最外接矩形203とが描かれている。制御ユニット103は、最外接矩形203の下端を当該オブジェクトの接地点として検出する。
同様に制御ユニット103は、カメラ102で撮像されて得られた画像112の領域のうち、カメラ101の撮像領域と重複しない非重複撮像領域(第2の非重複撮像領域と記す)に、ステップS12において検出されたオブジェクトが含まれている場合、含まれているオブジェクトの最外接矩形の下端を当該オブジェクトの接地点として検出する(ステップS18)。例えば、図8に示す画像112には、第2の非重複撮像領域にオブジェクトの像202とその最外接矩形204とが描かれている。制御ユニット103は、最外接矩形204の下端を当該オブジェクトの接地点として検出する。
次に制御ユニット103は、上記オブジェクトの接地点の画像上の座標と、カメラ101、102の設置高と角度、画角から上記オブジェクトの位置やオブジェクトまでの距離を計算する(ステップS19)。上記ステップS18、S19は、第2の接地点検出部とも呼ばれる。
そして、制御ユニット103は、物体認識の結果、立体物認識の結果、および、推定した位置をディスプレイ104に出力する。また、制御ユニット103は、鳥瞰画像を使って上空から見下ろした図をディスプレイ104に表示する。これによって、運転者に自車両と立体物との位置関係を客観的に把握させることができる。
このように本実施形態は、複数のカメラで撮影した画像の重複領域に存在するオブジェクトの位置や距離は第1の実施形態と同様の方法で検出し、非重複領域についてはカメラ単独の画像から検出する。これによって、複数のカメラで撮影される全ての領域内に存在するオブジェクトの位置や距離を推定することができる。なお、重複領域に存在するオブジェクトの位置や距離を第1の実施形態と同様の方法で検出し、非重複領域におけるようなカメラ単独の画像から検出しない理由は、パターンマッチング等による物体認識では画像上で歩行者やポールなどの認識対象と路面との境界を正確に捉えられない場合があるためである。
[第3の実施形態]
本実施形態は、基本的な構成は第1の実施形態と同じであるが、その動作が第1の実施形態と相違する。
図9は本実施形態に係る立体物検出装置300の動作の一例を示すフローチャートである。図9に示す動作は、制御ユニット103を構成するプロセッサに、メモリに記憶されたプログラムを実行させることにより実現することができる。以下、図9を参照して、本実施形態の動作を説明する。
先ず、第1の実施形態における図3のステップS1〜S7と同様な処理が行われる(ステップS21〜S27)。
次に、制御ユニット103は、次の撮像のタイミング(t1とする。t1は第2の時刻とも呼ぶ)で同時にカメラ101、102により車両周辺の撮像を行う(ステップS28)。次に、制御ユニット103は、タイミングt1で撮像して得られたカメラ101の画像の領域のうちカメラ102と重複する領域の画像(G11とする)と直前の撮像タイミング(t0とする。t0は第1の時刻とも呼ぶ)で撮像して得られたカメラ101の画像のうちカメラ102と重複する領域の画像(G10とする)との差分画像を生成する(ステップS29)。次に、制御ユニット103は、差分画像に基づいて、タイミングt0からタイミングt1までの間に、カメラ101とカメラ102との撮像領域の重複領域内に画像の変化があったか否かを検出する(ステップS30)。次に、制御ユニット103は、画像の変化があれば(ステップS31でYES)、ステップS22の物体認識の処理に戻って上述した処理と同様の処理を繰り返す。他方、画像の変化がなければ(ステップS31でNO)、ステップS22〜S27をスキップして、ステップS28に戻って次の撮像タイミングの到来を待つ。上記ステップS29は、差分画像検出部とも呼ばれる。上記ステップS30、S31は、制御部とも呼ばれる。
このように本実施形態によれば、複数のカメラの重複する撮像領域に変化がなければ、物体認識、視点変換、立体物認識等の処理を無駄に実施しない効果がある。
また車両が所定距離移動する毎に撮影を行う特許文献2に記載の方法では、停止した車両に接近してくる歩行者等の位置をリアルタイムに検出することが困難である。これに対して本実施形態では、車両が停止している場合であっても歩行者等が接近してくると画面に変化が発生し、速やかに物体認識等の処理が行われる。そのため、画面変化の無い期間に無駄な処理が行われるのを防止することによって省電力化を図りつつ、移動するオブジェクトが存在する場合にはその位置をリアルタイムに検出することができる。
[第4の実施形態]
図10を参照すると、本発明の第4の実施形態に係る立体物検出装置400は、オブジェクト検出部401と視点変換部402と立体物認識部403とを含んでいる。
オブジェクト検出部401は、第1のカメラ410で第1の監視領域を撮像して得られた第1の画像からオブジェクトを第1のオブジェクトとして検出するように構成されている。またオブジェクト検出部401は、第1のカメラ410と撮像領域が重複する重複撮像領域を有する第2のカメラ411で第2の監視領域を撮像して得られた第2の画像からオブジェクトを第2のオブジェクトとして検出するように構成されている。オブジェクト検出器401は、検出器(detector)とも呼ぶ。
視点変換部402は、上記第1の画像と上記第2の画像とに視点変換を施して第1の鳥瞰画像と第2の鳥瞰画像とを作成するように構成されている。視点変換部402は、変換器(converter)とも呼ぶ。
立体物認識部403は、上記第1の鳥瞰画像と上記第2の鳥瞰画像とにおける重複撮像領域に出現する第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとに基づいて、重複撮像領域から立体物を検出するように構成されている。立体物認識部403は、認識器(recognizer)も呼ぶ。
このように構成された立体物検出装置400は、以下のように動作する。即ち、先ずオブジェクト検出部401が、第1のカメラ410で第1の監視領域を撮像して得られた第1の画像からオブジェクトを第1のオブジェクトとして検出し、第2のカメラ411で第2の監視領域を撮像して得られた第2の画像からオブジェクトを第2のオブジェクトとして検出する。次に視点変換部402が、第1の画像と第2の画像とに視点変換を施して第1の鳥瞰画像と第2の鳥瞰画像とを作成する。次に立体物検出部が、第1の鳥瞰画像と第2の鳥瞰画像とにおける重複撮像領域に出現する第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとに基づいて、重複撮像領域から立体物を検出する。
本実施形態によれば、物体認識によって認識したオブジェクトに限定して立体物か否かを認識することにより、立体物を検出するのに必要な計算コストを抑えることができる。
[第5の実施形態]
図15を参照すると、本発明の第5の実施形態に係る立体物検出装置500は、コンピュータ701とプログラム704とによって構成される。コンピュータ701は、マイクロプロセッサ等で構成されたプロセッサ702と、RAMおよびROM等で構成されたメモリ703とを備える。プログラム704は、コンピュータ701の立ち上げ時等にコンピュータ701のメモリ703に読み取られ、コンピュータ701の動作を制御することにより、コンピュータ701を、上述した第1乃至第4の実施形態に係る立体物検出装置の検出器、変換器、認識器等として機能させる。
[その他の実施形態]
車両の全周囲を撮像するように複数のカメラを設置しても良い。例えば、図11に示す例では、前方カメラ501と後方カメラ502と左側カメラ503と右側カメラ504との4つのカメラを車両の車体に取り付けている。前方カメラ501は、車体前方に取り付けられ、車両の前方を撮像した画像を取得する。後方カメラ502は、車体後方に取り付けられ、車両の後方を撮像した画像を取得する。左側カメラ503は、車体左側に取り付けられ、車両の左側を撮像した画像を取得する。右側カメラ504は、車体右側に取り付けられ、車両の右側を撮像した画像を取得する。この場合、隣接するカメラ間で視野の重複する領域505で立体物を認識できる。
また、1つのカメラに対して視野の重複する複数のカメラを設定しても良い。例えば、図12に示す例では、後方カメラ511の視野の左側の領域と重複する視野を有する右側後方カメラ512と、後方カメラ511の視野の右側の領域と重複する視野を有する左側後方カメラ513とを車両の車体に取り付けている。
また、上述した第2の実施形態では、カメラ101、102の視点変換前の撮像領域における非重複撮像領域から検出したオブジェクトを囲む最外接矩形の下端を、当該オブジェクトの接地点として検出した。しかし、本発明の第5の実施形態に係る立体物検出装置500として、図13のフローチャートに示すように、カメラ101、102の視点変換後の鳥瞰画像における非重複撮像領域から検出したオブジェクトを囲む最外接矩形の下端を、当該オブジェクトの接地点として検出してもよい。即ち、図13は、ステップS18、S19が、ステップS18A、S19Aに置き換えられている点で図7と相違し、それ以外は図7と同じである。
図13のステップS18Aでは、制御ユニット103は、カメラ101で撮像されて得られた画像111の鳥瞰画像121のうち、カメラ102の鳥瞰画像122と重複しない非重複撮像領域に、ステップS12において検出されたオブジェクトが含まれている場合、含まれているオブジェクトの最外接矩形の下端を当該オブジェクトの接地点として検出する。同様に制御ユニット103は、カメラ102で撮像されて得られた画像112の鳥瞰画像122のうち、カメラ101の鳥瞰画像121と重複しない非重複撮像領域に、ステップS12において検出されたオブジェクトが含まれている場合、含まれているオブジェクトの最外接矩形の下端を当該オブジェクトの接地点として検出する。
また図13のステップS19Aでは、制御ユニット103は、上記オブジェクトの接地点の画像上の座標と、カメラ101、102の設置高と角度、画角から上記オブジェクトの位置やオブジェクトまでの距離を計算する(以下、この方法を第1の距離計算方法と記す)。或いは、図13のステップS19Aでは、制御ユニット103は、予めカメラ101、102の設置高と角度、画角から鳥瞰画像の1画素が実世界上の何mm四方に該当するかを求めておき、その対応関係から、オブジェクトまでの距離を求めてもよい(以下、この方法を第2の距離計算方法と記す)。
図14は、上記第2の距離計算方法の説明図である。先ず、図14(a)に示すように、鳥瞰画像上の1画素が実世界上の0.5cm四方に該当する場合、係数を0.5(cm/pix)として算出し、記憶しておく。次に、鳥瞰画像上のオブジェクトの最外接矩形の下端の座標が例えば(200,100)として算出されたとする。すると、制御ユニット103は、実世界上におけるオブジェクトの接地点の位置を、次式によって計算する。
X:200(pix)×0.5(cm/pix)=100(cm)
Y:100(pix)×0.5(cm/pix)=50(cm)
上記第2の距離計算方法は、第1の実施形態における図3のステップS6における距離計算にも利用できる。
上記実施の形態では、車両の周辺を撮像するカメラに本発明を適用した。しかし、本発明は車両に取り付けられるカメラにのみ限定されない。視点が異なり、視野が重複する複数のカメラを用いる場合であれば、例えば店舗や街路に設置された監視カメラにも本発明を適用することができる。
以上、上記各実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
なお、本発明は、日本国にて2017年2月7日に特許出願された特願2017−020292の特許出願に基づく優先権主張の利益を享受するものであり、当該特許出願に記載された内容は、全て本明細書に含まれるものとする。
本発明は、立体物を検出する分野に利用でき、特に複数のカメラを使用してそれらの重複撮像領域に存在する立体物を検出する分野に利用できる。
100…立体物検出装置
101…カメラ
102…カメラ
103…制御ユニット
104…ディスプレイ
105…オブジェクト
111…画像
112…画像
113…オブジェクトの像
114…オブジェクトの像
115…最外接矩形
116…最外接矩形
121…鳥瞰画像
122…鳥瞰画像
123…オブジェクトの像
124…オブジェクトの像
125…最外接矩形
126…最外接矩形
127…カメラの位置
128…カメラの位置
131…カメラ位置を通りオブジェクトの伸長方向と一致する直線
132…カメラ位置を通りオブジェクトの伸長方向と一致する直線
133…交点
200…立体物検出装置
300…立体物検出装置
400…立体物検出装置
401…オブジェクト検出部
402…視点変換部
403…立体物認識部
410…第1のカメラ
411…第2のカメラ
500…立体物検出装置
501…前方カメラ
502…後方カメラ
503…左側カメラ
504…右側カメラ
505…隣接するカメラ間で視野の重複する領域
511…後方カメラ
512…右側後方カメラ
513…左側後方カメラ
701…コンピュータ
702…プロセッサ
703…メモリ
704…プログラム

Claims (13)

  1. 第1のカメラで第1の監視領域を撮像して得られた第1の画像からオブジェクトを第1のオブジェクトとして検出し、前記第1のカメラと撮像領域が重複する重複撮像領域を有する第2のカメラで第2の監視領域を撮像して得られた第2の画像から前記オブジェクトを第2のオブジェクトとして検出する検出器と、
    前記第1の画像と前記第2の画像とに視点変換を施して第1の鳥瞰画像と第2の鳥瞰画像とを作成する変換器と、
    前記第1の鳥瞰画像と前記第2の鳥瞰画像とにおける前記重複撮像領域に出現する前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとに基づいて、前記重複撮像領域から立体物を認識する認識器と、
    を含む立体物検出装置。
  2. 前記認識器は、前記第1の鳥瞰画像における前記第1のカメラの位置から前記重複撮像領域に出現する前記第1のオブジェクトの伸長方向に伸びる第1の仮想線と、前記第2の鳥瞰画像における前記第2のカメラの位置から前記重複撮像領域に出現する前記第1のオブジェクトの伸長方向に伸びる第2の仮想線との交点を前記立体物の接地点として検出する、
    請求項1に記載の立体物検出装置。
  3. 前記認識器は、前記第1の画像のうち前記第2の画像と撮像領域が重複しない非重複撮像領域から検出された前記第1のオブジェクトを囲む最外接矩形の下端を、前記非重複撮像領域から検出された前記第1のオブジェクトの接地点として検出する、
    請求項1または2に記載の立体物検出装置。
  4. 前記認識器は、前記第1の鳥瞰画像のうち前記第2の鳥瞰画像と撮像領域が重複しない非重複撮像領域から検出された前記第1のオブジェクトを囲む最外接矩形の下端を、前記非重複撮像領域から検出された前記第1のオブジェクトの接地点として検出する、
    請求項1または2に記載の立体物検出装置。
  5. 第1の時刻において撮像して得られた前記第1の画像および前記第2の画像に基づいて前記オブジェクトの検出、前記視点変換、および前記立体物の検出が行われた後、第2の時刻において撮像して得られた前記第1の画像の領域のうち前記第2の画像と重複する重複領域の画像と、前記第1の時刻において撮像して得られた前記第1の画像のうち前記第2の画像と重複する重複領域の画像との差分である差分画像を検出する差分検出器と、
    前記差分画像に基づいて、前記第2の時刻において撮像して得られた前記第1の画像および前記第2の画像に基づいて前記オブジェクトの検出、前記視点変換、および前記立体物の検出を実施するか否かを制御する制御器と、を更に有する、
    請求項1乃至4の何れかに記載の立体物検出装置。
  6. 前記第1のカメラと前記第2のカメラは、同じタイミングで、一定の周期で撮像を行う、
    請求項1乃至5の何れかに記載の立体物検出装置。
  7. 第1のカメラで第1の監視領域を撮像して得られた第1の画像からオブジェクトを第1のオブジェクトとして検出し、前記第1のカメラと撮像領域が重複する重複撮像領域を有する第2のカメラで第2の監視領域を撮像して得られた第2の画像から前記オブジェクトを第2のオブジェクトとして検出し、
    前記第1の画像と前記第2の画像とに視点変換を施して第1の鳥瞰画像と第2の鳥瞰画像とを作成し、
    前記第1の鳥瞰画像と前記第2の鳥瞰画像とにおける前記重複撮像領域に出現する前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとに基づいて、前記重複撮像領域から立体物を認識する、
    立体物検出方法。
  8. 前記認識では、前記第1の鳥瞰画像における前記第1のカメラの位置から前記重複撮像領域に出現する前記第1のオブジェクトの伸長方向に伸びる第1の仮想線と、前記第2の鳥瞰画像における前記第2のカメラの位置から前記重複撮像領域に出現する前記第1のオブジェクトの伸長方向に伸びる第2の仮想線との交点を前記立体物の接地点として検出する、
    請求項7に記載の立体物検出方法。
  9. 前記認識では、前記第1の画像のうち前記第2の画像と撮像領域が重複しない非重複撮像領域から検出された前記第1のオブジェクトを囲む最外接矩形の下端を、前記非重複撮像領域から検出された前記第1のオブジェクトの接地点として検出する、
    請求項7または8に記載の立体物検出方法。
  10. 前記認識では、前記第1の鳥瞰画像のうち前記第2の鳥瞰画像と撮像領域が重複しない非重複撮像領域から検出された前記第1のオブジェクトを囲む最外接矩形の下端を、前記非重複撮像領域から検出された前記第1のオブジェクトの接地点として検出する、
    請求項7または8に記載の立体物検出方法。
  11. さらに、
    第1の時刻において撮像して得られた前記第1の画像および前記第2の画像に基づいて前記オブジェクトの検出、前記視点変換、および前記立体物の検出が行われた後、第2の時刻において撮像して得られた前記第1の画像の領域のうち前記第2の画像と重複する重複領域の画像と、前記第1の時刻において撮像して得られた前記第1の画像のうち前記第2の画像と重複する重複領域の画像との差分である差分画像を検出し、
    前記差分画像に基づいて、前記第2の時刻において撮像して得られた前記第1の画像および前記第2の画像に基づいて前記オブジェクトの検出、前記視点変換、および前記立体物の検出を実施するか否かを制御する、
    請求項7乃至10の何れかに記載の立体物検出方法。
  12. 前記第1のカメラと前記第2のカメラは、同じタイミングで、一定の周期で撮像を行う、
    請求項7乃至11の何れかに記載の立体物検出方法。
  13. コンピュータを、
    第1のカメラで第1の監視領域を撮像して得られた第1の画像からオブジェクトを第1のオブジェクトとして検出し、前記第1のカメラと撮像領域が重複する重複撮像領域を有する第2のカメラで第2の監視領域を撮像して得られた第2の画像から前記オブジェクトを第2のオブジェクトとして検出する検出器と、
    前記第1の画像と前記第2の画像とに視点変換を施して第1の鳥瞰画像と第2の鳥瞰画像とを作成する変換器と、
    前記第1の鳥瞰画像と前記第2の鳥瞰画像とにおける前記重複撮像領域に出現する前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとに基づいて、前記重複撮像領域から立体物を認識する認識器と、
    して機能させるためのプログラム。
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