JP2011175112A - 電子写真印刷用定着装置及び電子写真印刷装置 - Google Patents

電子写真印刷用定着装置及び電子写真印刷装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電子写真印刷用定着装置及び電子写真印刷装置において、異なる色素に対して適正な熱エネルギ量を付与することで確実な定着を行い、高い品質の電子印刷を可能とする。
【解決手段】印刷シートSに転写されたカラー印刷用の液体トナーTを加熱して定着可能なトナー定着装置38とし、印刷シートSの搬送経路に対向して配置される近赤外線ランプ71と、搬送経路と近赤外線ランプ71との間に配置されて液体トナーTに含まれる墨の色素に対応する波長を低減するフィルタ72を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液体のキャリアに分散したトナーを用いて印刷を行う電子現像印刷装置にて、被印刷物に転写された液体トナーを乾燥して定着させる定着装置、また、この電子写真印刷用定着装置を有する電子写真印刷装置に関する。
従来、熱可塑性樹脂及び顔料等により構成されたトナーがキャリア内に分散された液体トナーを用いて、感光体に形成された静電潜像に現像し、中間転写体に一次転写し、更に液体トナーを被印刷物の表面に転写し、転写された液体トナー中のトナーを被印刷物に定着させることにより印刷を行う電子写真印刷装置が提案されている。
このような電子写真印刷装置は、液体トナーにより感光体に形成された静電潜像に現像を行い、その現像されたトナー画像を中間転写体に一次転写し、更に現像されたトナー画像を転写するためのバイアス電圧が印加されたバックアップローラとのニップ部において、中間転写体上の液体トナーを被印刷物に転写して印刷を行い、定着装置により被印刷物に転写された液体トナーを加熱して乾燥し、被印刷物に定着させるものである。
この電子写真印刷装置に用いられる定着装置は、従来、加熱ローラを用いていたが、液体トナーに対して接触することで加熱して定着することから、加熱温度が不十分となり、高精度な定着が困難であった。そこで、定着装置として、ハロゲンランプやキセノンランプなどの放射エネルギを利用したものが提案されている。このような各種のランプを用いた定着装置として、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。
特開2009−163064号公報
電子写真印刷装置で使用される液体トナーは、一般に、熱可塑性素材と色素とにより形成される粒子状のトナーが液体状のキャリア中に分散されて配合されている。従来のように、各種のランプを用いた定着装置では、この液体トナーに熱エネルギを照射することで、熱可塑性素材を溶融させると共にキャリアを蒸発させて被印刷物の表面に色素を定着させている。カラー印刷を行う電子写真印刷装置にて、液体トナーには、4色(墨、藍、紅、黄)の色素が含まれている。この場合、各色素は、熱エネルギの吸収率が相違することから、定着度合いがばらついてしまう。即ち、墨は熱吸収率が良く、黄は良くないので、熱エネルギの量をこの墨に合わせると、黄は熱エネルギの量が不十分となって熱可塑性素材を溶融させることができず、定着が不十分となる。一方、熱エネルギの量を黄に合わせると、墨は熱エネルギの量が多すぎて被印刷物を変形、破損させてしまうおそれがある。
本発明は上述した課題を解決するものであり、異なる色素に対して適正な熱エネルギ量を付与することで確実な定着を行い、高い品質の電子印刷を可能とする電子写真印刷用定着装置及び電子写真印刷装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の電子写真印刷用定着装置は、被印刷物に転写されたカラー印刷用の液体トナーを加熱して定着させる電子写真印刷用定着装置において、被印刷物の搬送経路に対向して配置される近赤外線放射装置と、前記搬送経路と前記近赤外線放射装置との間に配置されて液体トナーに含まれる墨の色素に対応する波長を低減するフィルタと、を備えることを特徴とするものである。
従って、近赤外線放射装置から近赤外線が照射されると、この近赤外線はフィルタにより所定の波長が低減されてから被印刷物に付与されることとなり、カラー印刷用の液体トナーは、異なる色素に対して適正な熱エネルギ量が付与されることとなり、液体トナーの確実な定着を行うことができ、高い品質の電子印刷を実施することができる。
本発明の電子写真印刷用定着装置では、前記フィルタは、750nm以上の波長を低減することを特徴としている。
従って、近赤外線放射装置の近赤外線がフィルタを通して被印刷物に付与されるとき、750nm以上の波長を低減されることから、例えば、熱吸収率の高い墨の熱エネルギが大きく低減され、熱吸収率の低い黄の熱エネルギがほとんど低減されることがなく、カラー印刷用の液体トナーに対して、全ての色素に対してほぼ同様の熱エネルギ量を付与することができる。
本発明の電子写真印刷用定着装置では、前記フィルタは、液体トナーに配合される色素に作用する熱流束密度が100〜1000kW/mの範囲となるように750nm以上の波長を低減することを特徴としている。
従って、近赤外線放射装置の近赤外線がフィルタを通して被印刷物に付与されるとき、750nm以上の波長を低減されることから、液体トナーに配合される色素に作用する熱流束密度が100〜1000kW/mの範囲とされ、カラー印刷用の液体トナーに対して、全ての色素に対してほぼ同様の熱エネルギ量を付与することができる。
また、本発明の電子写真印刷装置は、カラー印刷用の液体トナーを静電潜像が形成された感光体に転写して現像を行う現像ユニットと、該現像ユニットにより現像された液体トナーを転写する中間転写体と、該中間転写体と被印刷物を介して対接すると共に該中間転写体の液体トナーを被印刷物に転写するバックアップローラと、被印刷物に転写された液体トナーを加熱して定着させる定着装置と、前記中間転写体により第1面に液体トナーが転写された被印刷物を前記定着装置により定着させた後、反転させて前記中間転写体により第2面に液体トナーを転写させて前記定着装置により定着させるように搬送する搬送手段と、を備える電子写真印刷装置において、前記定着装置は、被印刷物体の搬送経路に対向して配置される近赤外線放射装置と、前記搬送経路と前記近赤外線放射装置との間に配置されて液体トナーに含まれる墨の色素に対応する波長を低減するフィルタと、を有する、ことを特徴とするものである。
従って、被印刷物は、まず、第1面に中間転写体により液体トナーが転写され、定着装置により定着された後に反転し、次に、中間転写体により第2面に液体トナーが転写され、定着装置により定着されることとなり、このとき、定着装置にて、近赤外線放射装置から近赤外線が照射されると、この近赤外線はフィルタにより所定の波長が低減されてから被印刷物に付与されることとなり、カラー印刷用の液体トナーは、異なる色素に対して適正な熱エネルギ量が付与される一方で、近赤外線の照射面とは反対側の面への熱エネルギの影響を低減し、液体トナーの確実な定着を行うことができ、高い品質の電子印刷を実施することができる。
本発明の電子写真印刷用定着装置及び電子写真印刷装置によれば、定着装置として、近赤外線放射装置とこの近赤外線から液体トナーに含まれる墨の色素に対応する波長を低減するフィルタとを設けるので、異なる色素に対して適正な熱エネルギ量を付与することで確実な定着を行い、高い品質の電子印刷を可能とすることができる。
図1は、本発明の一実施例に係る電子写真印刷用定着装置を表す概略図である。 図2は、本実施例の電子写真印刷用定着装置における近赤外線の波長に対するパワーとトナー及び印刷シートにおける熱の吸収率を表すグラフである。 図3は、本実施例の電子写真印刷用定着装置によるトナーに対する熱流束を表すグラフである。 図4は、本実施例の電子写真印刷用定着装置が適用された電子写真印刷装置の概略構成図である。 図5は、本実施例の電子写真印刷装置における現像ユニットを表す概略図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る電子写真印刷用定着装置及び電子写真印刷装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施例に係る電子写真印刷用定着装置を表す概略図、図2は、本実施例の電子写真印刷用定着装置における近赤外線の波長に対するパワーとトナー及び印刷シートにおける熱の吸収率を表すグラフ、図3は、本実施例の電子写真印刷用定着装置によるトナーに対する熱流束を表すグラフ、図4は、本実施例の電子写真印刷用定着装置が適用された電子写真印刷装置の概略構成図、図5は、本実施例の電子写真印刷装置における現像ユニットを表す概略図である。
本実施例において、図4に示すように、電子写真印刷装置10は、液体現像電子写真方式の両面印刷機であって、給紙部11、印刷部12、排紙部13から構成されている。給紙部11は、枚葉紙である印刷シート(被印刷物)Sを1枚ずつ給紙トレイ21から印刷部12へと供給することができる。印刷部12は、供給された印刷シートSの片方の面(第1面)に対して印刷を行った後、第1面の反対側の面(第2面)に対して印刷を行うことで、この印刷シートSの両面(第1面、第2面)に対して印刷を行うように構成されている。排紙部13は、印刷部12により両面印刷された印刷シートSを排紙トレイ22に排紙することができる。
本実施例の電子写真印刷装置10は、プロセスカラー印刷を行うことが可能に構成されており、印刷部12には、C(藍)、M(紅)、Y(黄)、K(墨)のプロセスカラー各色に対応する4つの現像ユニット31,32,33,34が設けられている。この印刷部12は、この各現像ユニット31〜34、中間転写体35、バックアップローラ36、チェーングリッパ37、トナー定着装置38、スイッチ機構39、反転装置を構成する往復ガイドローラ40、スイッチバックローラ41、シート収納部42、複数の搬送ローラ43、一対の加熱ローラ44を有して構成されている。この場合、スイッチ機構39、往復ガイドローラ40、スイッチバックローラ41、シート収納部42、搬送ローラ43などにより本発明の搬送手段が構成される。
中間転写体35とバックアップローラ36は、互いに対接しており、この対接部分にニップ部(転写位置)N1が形成されている。この中間転写体35の周面は、後述するが、例えば、ウレタン系導電性ゴムで構成されており、中間転写体35は、例えば、−200〜−300V程度のバイアス電圧が印加されている。
一方、バックアップローラ36は、中間転写体35に対して所定の圧力、例えば、1〜13kg/cm程度で圧力を加えるように配設されており、上述したニップ部N1を形成している。そのため、印刷シートSは、中間転写体35とバックアップローラ36との間を搬送されることで、所定のニップ圧が付与される。また、バックアップローラ36は、例えば、−800V程度の転写バイアスが印加されている。そのため、中間転写体35のバイアス電圧(−200〜−300V)と、バックアップローラ36のバイアス電圧(約−800V)との差により、後述する液体トナーTをバックアップローラ36側へ吸引する力を与え、中間転写体35から印刷シートSへの液体トナーTの静電転写を促進するようになっている。
このニップ部N1において、中間転写体35から印刷シートSに液体トナーTによる画像が転写されるようになっている。この場合、バックアップローラ36は、周面に複数の搬送ローラ43により搬送された印刷シートSを掴み離しすることにより、再び、印刷シートSをニップ部N1に導くグリッパ36aが設けられている。
チェーングリッパ37は、無端状をなす2本のチェーンが2本平行に並列して構成されており、各チェーンには、複数のグリッパが等間隔に取付けられている。このグリッパ間の間隔は、印刷シートSのシート搬送方向長さよりも短く設定されている。また、グリッパは、印刷シートSの側端部を把持するように構成されており、掴み離し機構により所定の搬送位置で印刷シートSを把持し、別の所定の位置で印刷シートSの把持を解除するようになっている。
チェーングリッパ37による印刷シートSの搬送経路の上方には、電子写真印刷用定着装置としてのトナー定着装置38が配設されている。カラー印刷を行う本実施例の電子写真印刷装置10では、後述するが、液体トナーは、熱可塑性素材と色素とにより形成される粒子状のトナーが液体状のキャリア中に分散されて配合されて構成されている。この場合、液体トナーは、4色(墨、藍、紅、黄)の色素が含まれている。そして、このトナー定着装置38は、この液体トナーに熱エネルギを照射することで、熱可塑性素材を溶融させると共にキャリアを蒸発させて被印刷物の表面に色素を定着させている。
本実施例のトナー定着装置38は、近赤外線放射装置としての近赤外線(NIR)ランプ71と、フィルタ72とから構成されており、制御装置からの信号に応じて加熱量及び加熱タイミングが調整可能となっている。
このトナー定着装置38を詳細に説明すると、図1に示すように、近赤外線ランプ71は、印刷シートSの搬送経路に上方に対向して配置されており、印刷シートSの搬送経路側に向けて近赤外線を照射することができる。この近赤外線ランプ71は、印刷シートSの搬送方向に沿って所定長さの領域に設けられると共に、印刷シートSの幅方向における全域にわたって設けられている。
フィルタ72は、印刷シートSの搬送経路と近赤外線ランプ71との間、つまり、近赤外線ランプ71の照射方向の前方(図1では、下方)に配置されている。このフィルタ72は、液体トナーTに含まれる墨の色素に対応する波長を低減するフィルタことができる。具体的に、このフィルタ72は、750nm以上の波長を10%程度に低減することができるものであり、例えば、メレスグリオ(Melles Griot)製のヒートバスターUVホットミラーを用いる。
この場合、近赤外線ランプ71から照射された熱エネルギをこのフィルタ72により低減することで、液体トナーTに配合される色素に作用する熱流束密度が100〜1000kW/mの範囲となるようにすることが望ましい。印刷シートSに転写された液体トナーTに対して、熱流束密度が100kW/mより大きければ、含有する色素が熱エネルギを吸収して熱可塑性素材を溶融し、定着することができる。また、印刷シートSに転写された液体トナーTに対して、熱流束密度が1000kW/mより小さければ、印刷シートSを焦がすなどの損傷を抑制することができる。
液体トナーTに配合される色素に作用する熱流束密度を100〜1000kW/mの範囲とするには、近赤外線ランプ71のパワー(出力)、近赤外線の照射時間(近赤外線ランプ71における印刷シートSの搬送方向における長さ、印刷シートSの搬送速度)、印刷シートSまでの距離などを適正値に設定することが重要である。例えば、近赤外線ランプ71のパワー(出力)を5kW/20cm/1灯、近赤外線の照射時間0.4s(近赤外線ランプ71における印刷シートSの搬送方向における長さを0.3m、印刷シートSの搬送速度0.68m/s)、印刷シートSまでの距離0.05mなどに設定する。液体トナーTに配合される色素に作用する熱流束密度を100〜1000kW/mの範囲に設定すると、液体トナーTの4色(墨、藍、紅、黄)の色素が80〜150℃に加熱されることとなり、熱可塑性素材を溶融して定着させることができる。
即ち、図2に示すように、近赤外線ランプ71から照射された近赤外線のパワー(太い実線)は、800nm辺りで最大となっている。一方、液体トナーTの4色(墨、藍、紅、黄)の色素における熱吸収率は、それぞれ異なり、墨(K)で一様に高く、藍(C)と紅(M)と黄(Y)では墨(K)よりずっと低く、400〜800nm辺りで最大となっている。また、印刷シートSの熱吸収率(細い実線)は、液体トナーTの4色よりずっと低いものとなっている。ここで、フィルタ72を用いると、750nm以上の波長を10%程度に低減するため、墨における熱の吸収量を低下する一方、藍と紅と黄における熱の吸収量をほぼ維持することができる。
即ち、液体トナーTにおける熱流束密度は、図3に示すように、フィルタ72を用いない場合、墨で4500kW/m程度まで上昇してしまう。一方、本実施例のように、フィルタ72を用いると、墨における熱流束密度を800kW/m程度まで低減することができる一方、黄における熱流束密度を150kW/m程度に維持することができ、各色の熱流束密度を100〜1000kW/mの範囲に設定することができる。
従って、トナー定着装置38は、図4に示すように、印刷シートSがチェーングリッパ37により下部を通過するタイミングに合わせて、この印刷シートSの上面(印刷面)に近赤外線を照射させることで、印刷シートSに接触することなく(非接触で)印刷シートSに転写された液体トナーTを適正に加熱し、確実に定着することができる。
なお、本実施例のトナー定着装置38では、まず、印刷シートSの第1面に液体トナーTを転写して加熱定着した後、印刷シートSの表裏を反転し、第2面に液体トナーTを転写して加熱定着する。この第1面への加熱量は、加熱による印刷シートSの乾燥により、印刷シートSの第2面の表面抵抗率R[Ω/m2]が大きくなり、印刷シートSの第2面に対する液体トナーTの転写性の悪化が生じないように設定することが望ましく、印刷シートSの第2面の表面抵抗率Rが約107〜108[Ω/m2]の範囲内となるように設定するとよい。
一方、印刷シートSの第2面への加熱量は、第1面への加熱量と同等でもよく、また、第1面への加熱量よりも大きい加熱量としてもよい。この場合、第2面への加熱量により、印刷シートSの第2面上の液体トナーTを十分に溶融させ、印刷シートSの第2面に定着させると共に、印刷シートSの第1面の液体トナーTの定着までも促進することができ、後述する加熱ローラ44を省略することができる。
スイッチ機構39は、印刷シートSの搬送方向を案内するためのガイド部(突起部)を有し、回動可能に支持されており、制御装置は、このガイド部の位置を切り換え可能となっている。往復ガイドローラ40は、3つのローラを有しており、従って、スイッチ機構39から往復ガイドローラ40側へ搬送された印刷シートSは、上側の2つのローラの回転駆動により、スイッチバックローラ41側へ搬送される。一方、スイッチ機構39から往復ガイドローラ40側へ搬送された印刷シートSは、下側の2つのローラの回転駆動により、複数の搬送ローラ43側へ搬送される。
スイッチバックローラ41は、一対の駆動ローラによって印刷シートSを把持し、搬送可能に構成されており、往復ガイドローラ40側から搬入された印刷シートSを保持しながら、印刷シートSの予め設定された必要長さ分だけシート収納部42に一時収納する。その後、印刷シートSを保持した状態でスイッチバックローラ41は反対方向に回転駆動し、保持する印刷シートSをシート収納部42から反対方向に搬送して往復ガイドローラ40側へ搬送するようになっている。
スイッチバックローラ41から往復ガイドローラ40に搬送された印刷シートSは、複数の搬送ローラ43側へと導入されるようになっている。複数の搬送ローラ43は、印刷シートSをバックアップローラ36まで搬送するようになっている。そして、バックアップローラ36のグリッパ36aは、印刷シートSを掴んだ状態でバックアップローラ36の回転に応じて印刷シートSをニップ部N1の直前まで搬送し、印刷シートSの把持を解除してからバックアップローラ36の内部に収納される。
このとき、印刷シートSは、既に1回目のニップ部N1通過時と表裏が反転されているため、ニップ部N1において、中間転写体35は、印刷シートSの第1面とは反対側の面である第2面が接触する。つまり、印刷シートSの第1面に液体トナーTを転写する中間転写体35及びバックアップローラ36と、印刷シートSの第2面に液体トナーTを転写する中間転写体35及びバックアップローラ36とが、共用されるように構成されている。また、印刷シートSの第1面に閃光を照射するトナー定着装置38と、印刷シートSの第2面に閃光を照射するトナー定着装置38とが共用されるように構成されている。
一対の加熱ローラ44は、スイッチ機構39よりも排紙部13側に配置されており、互いに表面温度が適温に設定されており、印刷シートSが通過するときに、この一対の加熱ローラ44により印刷シートSを加圧するニップ部N2が形成されている。
ここで、上述した印刷部12において、各現像ユニット31〜34は、中間転写体35の周囲にその回転方向に沿って並設されており、ほぼ同様の構成となっている。以下では、現像ユニット31について詳細に説明する。
現像ユニット31は、図3に示すように、図示しない制御装置から送信された画像データに基づいて、感光ドラム51上に静電潜像を形成し、この静電潜像に対応する位置に液体トナーTを感光ドラム51から中間転写体35に転写し、この中間転写体35の周面に転写されるように構成されている。
ここで、液体トナーTは、熱可塑性素材と色素(顔料あるいは染料)とにより形成される粒子状のトナーが液体状のキャリア中に分散されて配合されたものであり、ここでは、キャリアとして、石油系の溶剤(例えば、非極性、パラフィン系溶剤として、ミネラルオイルなど)に、平均粒径1〜2μm程度の粒子状のトナーが重量比で20〜40パーセント程度含有されたものを液体トナーTとして用いている。
現像ユニット31は、感光ドラム(感光体)51、クリーニングユニット52、除電器53、感光体帯電装置54、露光装置55、現像装置56を有して構成されている。感光ドラム51は、周面にアモルファスシリコン(a−Si)や感光性ポリマー等の感光剤を含んで形成された感光層が形成されている。この感光ドラム51は、ニップ部N3において中間転写体35と対接しており、感光ドラム51上の液体トナーTを中間転写体35側に転写可能に構成されている。
この感光ドラム51は、その周囲に、ニップ部N3を起点として感光ドラム51の回転方向に沿って、クリーニングユニット52、除電器53、感光体帯電装置54、露光装置55、現像装置56がそれぞれ順に感光層に対向して配設されている。クリーニングユニット52は、クリーニングローラ52a、ブレード52b,52c、液体トナー排出口52dを有して構成されており、感光ドラム51の周面に残存している液体トナーTを除去して図示しないトナー回収路に排出することができる。
即ち、クリーニングローラ52aは、感光ドラム51に接して従動方向に回転することで、感光ドラム51の周面に残存する液体トナーTを回収することができる。ブレード52bは、弾性材料で形成された矩形状の板体であり、一方の長辺部が感光ドラム51の周面に接触するように配設されており、クリーニングローラ52aで除去できなかった感光ドラム51の周面の液体トナーTを掻き取り、感光ドラム51から液体トナーTを完全に除去することができる。
そして、ブレード52cは、弾性材料で形成された矩形状の板体であり、一方の長辺部がクリーニングローラ52aの周面に接触するように配設されており、クリーニングローラ52aの周面に付着した液体トナーTを掻き取って除去することができる。そして、感光ドラム51から除去された液体トナーTは、液体トナー排出口52dから排出される。
除電器53は、感光ドラム51の感光層に残留する電荷を消去する機能を有している。感光体帯電装置54は、コロトロン型あるいはスコロトロン型等の非接触型放電方式の帯電器が、感光ドラム51の周方向に沿って複数(本実施例では、3個)配設されて構成されており、感光ドラム51の感光層を一様に、例えば、500V程度に帯電させる機能を有している。
露光装置55は、感光ドラム51の軸方向に沿って発光体(本実施例では、LED)を棒状に配列された発光装置(LEDアレイ)により構成されており、制御装置から送られてくる画像データに基づいて、各LEDを発光させるようになっている。即ち、感光体帯電装置54により一様に帯電されている感光ドラム51の感光層の表面に露光装置55からの光が照射されることにより、光の照射部分では感光層の帯電が解除され、感光層に画像データに基づいた静電潜像を形成可能となっている。なお、発光装置としては、LEDアレイの代わりに、画像データに基づいて半導体レーザー等を走査して静電潜像を形成するように構成してもよい。
現像装置56は、アニロックスローラ61、均しローラ62、現像ローラ63、トナー帯電器64、クリーニングローラ65、ブレード66,67、トナー供給口68、液体トナー貯留部69を有して構成されており、感光ドラム51の静電潜像が形成された部分に液体トナーTを転写するようになっている。
トナー貯留部69には、上述の液体トナーTが貯留されており、アニロックスローラ61の一部が液体トナーTに浸されるように、トナー供給口68から液体トナーTが適宜供給されるようになっている。このアニロックスローラ61は、金属製のローラであって、その周面に液体トナーTを所望の膜厚で供給するのに適した凹部(セル)が全面に亘って形成されている。このアニロックスローラ61は、感光ドラム51と同方向に回転駆動可能である。
また、ブレード67は板状の高密度ポリエチレンで形成されており、先端がアニロックスローラ61の周面に接することで、周面に付着した液体トナーTを掻き落とし、アニロックスローラ61の周面上に所望膜圧の液体トナーTを形成することができる。均しローラ62は、ウレタンゴムで形成されており、アニロックスローラ61と現像ローラ63との間に配設され、アニロックスローラ61及び現像ローラ63に接している。また、均しローラ62は、アニロックスローラ61との接点において互いの周面が同じ方向に進む向きに回転可能となっている。
現像ローラ63は、導電性ゴムで形成されており、感光ドラム51と接してニップ部N4を形成するように配設されている。また、現像ローラ63は、ニップ部N4において感光ドラム51の周面と現像ローラ63の周面とが同じ方向に進む向きに回転可能となっている。また、現像ローラ63は、周面の速度が感光ドラム51の周面の速度と同じ速度に設定されている。このように導電性を有する現像ローラ63と感光ドラム51とがニップ部N4で接することにより、現像ローラ63の周面から感光ドラム51の静電潜像が形成された部分へと帯電したトナーを含む液体トナーTが転写され、現像が行われる。
そして、現像された感光ドラム51の周面上の液体トナーTはニップ部N3において中間転写体35に転写され、この中間転写体35の周面にトナーによる画像を含んだ液体トナー層を形成することができる。
なお、現像ユニット31についてのみ説明したが、各現像ユニット32,33,34も同様の構成となっており、各現像ユニット31〜34でそれぞれ形成されるトナー画像は、中間転写体35の周面の同位置に重なり、且つ、印刷シートSがニップ部N1を通過するタイミングに同期して、トナー画像が中間転写体35から印刷シートSの適切な位置に転写されるように配置されている。
トナー帯電器64は、現像ローラ63の周面に近接しており、ニップ部N4よりも現像ローラ63の回転方向上流側、且つ、現像ローラ63と均しローラ62との接面よりも回転方向下流側に位置するように配設されている。このトナー帯電器64は、コロトロン型あるいはスコロトロン型等の非接触型放電方式の帯電器であり、現像ローラ63の周面に付着している液体トナーT中の帯電したトナーのキャリア中の分布を均等化する機能を有している。
クリーニングローラ65は、ニップ部N4よりも現像ローラ63の回転方向下流側において、現像ローラ63と接しており、感光ドラム51へ転写されずに現像ローラ63の周面に残存した液体トナーTを除去することができる。そしてブレード66は、クリーニングローラ65の周面に付着した液体トナーTを掻き落とすことができる。
このように構成された本実施例の電子写真印刷装置10では、図4及び図5に示すように、印刷シートSが1枚だけ給紙トレイ21から印刷部12へと給紙されると、この印刷部12において、各現像ユニット31〜34により、印刷シートSの第1面に転写されるべき静電画像が形成された感光ドラム51の周面に、対応するC(藍)、M(紅)、Y(黄)、K(墨)各色の液体トナーTが転写され、感光ドラム51上に画像が現像される。そして、感光ドラム51の周面に転写された液体トナーTが、中間転写体35に転写され、中間転写体35の周面から印刷シートSの中間転写体35と接する側の面(第1面)に対して液体トナーTが転写される。
そして、第1面に液体トナーTが転写された印刷シートSは、チェーングリッパ37により両端部が把持された状態で搬送され、トナー定着装置38から所定の波長が低減された近赤外線が照射され、この印刷シートSの第1面が加熱される。これにより、印刷シートSの第1面に転写された液体トナーT中のトナーが溶融すると共に、キャリアが蒸発することにより液体トナーTが印刷シートSの第1面に定着される。
第1面に液体トナーTが定着された印刷シートSは、スイッチ機構39に案内され、スイッチバックローラ41により保持された状態で一時シート収納部42に収納される。スイッチバックローラ41により印刷シートSがシート収納部42に収納された後、この印刷シートSは、再び往復ガイドローラ40側へ搬送され、この往復ガイドローラ40により搬送ローラ43へ案内される。
搬送ローラ43により搬送された印刷シートSは、バックアップローラ36のグリッパ36aに搬送され、このグリッパ36aにより印刷シートSの搬送方向先端部が把持される。一方、印刷部12において、各現像ユニット31〜34は、印刷シートSの第2面に転写されるべき静電画像が形成された感光ドラム51の周面に対応するC(藍)、M(紅)、Y(黄)、K(墨)の各色の液体トナーTが転写され、感光ドラム51上に画像が現像される。
そして、感光ドラム51は、周面に転写された液体トナーTが中間転写体35に転写され、この中間転写体35の周面から印刷シートSの中間転写体35と接する側の面(第2面)に対して液体トナーTが転写される。そして、チェーングリッパ37により両端部が把持された状態の印刷シートSは、トナー定着装置38から所定の波長が低減された近赤外線が照射され、印刷シートSの第2面が加熱される。これにより、印刷シートSの第2面上の液体トナーTのトナーが十分に溶融されると共に、キャリアが蒸発することにより印刷シートSの第2面上の液体トナーTが印刷シートSの第2面に定着される。
そして、第2面に液体トナーTが転写された印刷シートSは、スイッチ機構39を経て一対の加熱ローラ44のニップ部N2に搬送され、印刷シートSの両面が加圧される。その後、第1面と第2面との両面が加熱された印刷シートSは、排紙部13を搬送される間に冷却されて排紙トレイ22に排出され、印刷を終了する。
このように本実施例の電子写真印刷用定着装置にあっては、印刷シートSに転写されたカラー印刷用の液体トナーTを加熱して定着可能なトナー定着装置38とし、印刷シートSの搬送経路に対向して配置される近赤外線ランプ71と、搬送経路と近赤外線ランプ71との間に配置されて液体トナーTに含まれる墨の色素に対応する波長を低減するフィルタ72を設けている。
従って、近赤外線ランプ71から近赤外線が照射されると、近赤外線はフィルタ72により所定の波長が低減されてから印刷シートの液体トナーTに付与されることとなり、カラー印刷用の液体トナーTは、異なる色素に対して適正な熱エネルギ量が付与されることとなり、液体トナーTの確実な定着を行うことができ、高い品質の電子印刷を実施することができる。
また、本実施例の電子写真印刷用定着装置では、フィルタ72が750nm以上の波長を低減するようにしている。従って、近赤外線ランプ71の近赤外線がフィルタ72を通して印刷シートSに付与されるとき、750nm以上の波長を低減されることから、例えば、熱吸収率の高い墨の熱エネルギが大きく低減され、熱吸収率の低い黄の熱エネルギがほとんど低減されることがなく、カラー印刷用の液体トナーTに対して、全ての色素に対してほぼ同様の熱エネルギ量を付与することができる。
また、本実施例の電子写真印刷用定着装置では、フィルタ72は、液体トナーTに配合される色素に作用する熱流束密度が100〜1000kW/mの範囲となるように750nm以上の波長を低減するようにしている。従って、近赤外線ランプ71の近赤外線がフィルタ72を通して印刷シートSに付与されるとき、750nm以上の波長を低減されることから、液体トナーTに配合される色素に作用する熱流束密度が100〜1000kW/mの範囲とされ、カラー印刷用の液体トナーTに対して、全ての色素に対してほぼ同様の熱エネルギ量を付与することができる。
また、本実施例の電子写真印刷装置10にあっては、カラー印刷用の液体トナーTを静電潜像が形成された感光体51に転写して現像を行う現像ユニット31〜34と、現像ユニット31〜34により現像された液体トナーTを転写する中間転写体35と、中間転写体35と印刷シートSを介して対接すると共に中間転写体35の液体トナーTを印刷シートSに転写するバックアップローラ36と、印刷シートSに転写された液体トナーTを加熱して定着させるトナー定着装置38と、中間転写体35により第1面に液体トナーTが転写された印刷シートSをトナー定着装置38により定着させた後、反転させて中間転写体35により第2面に液体トナーTを転写させ、トナー定着装置38により定着させるように搬送する搬送手段とを設けて構成し、トナー定着装置38として、印刷シートSの搬送経路に対向して配置される近赤外線ランプ71と、搬送経路と近赤外線ランプ71との間に配置されて液体トナーTに含まれる墨の色素に対応する波長を低減するフィルタ72を設けている。
従って、印刷シートSは、まず、第1面に中間転写体35から液体トナーTが転写され、トナー定着装置38により定着された後に反転し、次に、中間転写体35により第2面に液体トナーTが転写され、トナー定着装置38により定着されることとなり、このとき、トナー定着装置38にて、近赤外線ランプ71から近赤外線が照射されると、この近赤外線はフィルタ72により所定の波長が低減されてから印刷シートSに付与されることとなり、カラー印刷用の液体トナーTは、異なる色素に対して適正な熱エネルギ量が付与される一方で、近赤外線の照射面とは反対側の面への熱エネルギの影響を低減し、液体トナーTの確実な定着を行うことができ、高い品質の電子印刷を実施することができる。
本発明に係る電子写真印刷用定着装置及び電子写真印刷装置は、近赤外線放射装置とこの近赤外線から液体トナーに含まれる墨の色素に対応する波長を低減するフィルタとを設けることで、異なる色素に対して適正な熱エネルギ量を付与することで確実な定着を行い、高い品質の電子印刷を可能とするものであり、いずれの種類の電子写真印刷装置にも適用することができる。
10 電子写真印刷装置
11 給紙部
12 印刷部
13 排紙部
31,32,33,34 現像ユニット
35 中間転写体
36 バックアップローラ
37 チェーングリッパ
38 トナー定着装置(電子写真印刷用定着装置)
39 スイッチ機構(搬送手段)
40 往復ガイドローラ(搬送手段)
41 スイッチバックローラ(搬送手段)
42 シート収納部(搬送手段)
43 搬送ローラ(搬送手段)
44 加熱ローラ
71 近赤外線ランプ
72 フィルタ

Claims (4)

  1. 被印刷物に転写されたカラー印刷用の液体トナーを加熱して定着させる電子写真印刷用定着装置において、
    被印刷物の搬送経路に対向して配置される近赤外線放射装置と、
    前記搬送経路と前記近赤外線放射装置との間に配置されて液体トナーに含まれる墨の色素に対応する波長を低減するフィルタと、
    を備えることを特徴とする電子写真印刷用定着装置。
  2. 前記フィルタは、750nm以上の波長を低減することを特徴とする請求項1に記載の電子写真印刷用定着装置。
  3. 前記フィルタは、液体トナーに配合される色素に作用する熱流束密度が100〜1000kW/mの範囲となるように750nm以上の波長を低減することを特徴とする請求項2に記載の電子写真印刷用定着装置。
  4. カラー印刷用の液体トナーを静電潜像が形成された感光体に転写して現像を行う現像ユニットと、
    該現像ユニットにより現像された液体トナーを転写する中間転写体と、
    該中間転写体と被印刷物を介して対接すると共に該中間転写体の液体トナーを被印刷物に転写するバックアップローラと、
    被印刷物に転写された液体トナーを加熱して定着させる定着装置と、
    前記中間転写体により第1面に液体トナーが転写された被印刷物を前記定着装置により定着させた後、反転させて前記中間転写体により第2面に液体トナーを転写させて前記定着装置により定着させるように搬送する搬送手段と、
    を備える電子写真印刷装置において、
    前記定着装置は、
    被印刷物体の搬送経路に対向して配置される近赤外線放射装置と、
    前記搬送経路と前記近赤外線放射装置との間に配置されて液体トナーに含まれる墨の色素に対応する波長を低減するフィルタと、を有する、
    ことを特徴とする電子写真印刷装置。
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