JP7087407B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
第1画像形成部の重力方向の上方に第2画像形成部を設けた場合に、記録材の画像形成面の擦れ等を抑制する観点で、第2画像形成部では、画像形成面を重力方向の上方へ向けることがある。しかしながら、第2画像形成部において画像形成面を重力方向の上方へ向けると、第1画像形成部および第2画像形成部の構成や配置等によっては、第1画像形成部と第2画像形成部とで記録材の同じ面に画像を形成することが困難となる場合がある。
請求項2に係る発明は、前記第1画像形成部は、前記第2画像形成部で記録材に画像を形成しない場合に、記録材の前記一方の面に画像を形成した後、前記反転部を経由せずに記録材を排出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3に係る発明は、前記第1画像形成部は、記録材に画像を形成しない場合に、前記反転部を経由せずに記録材を前記第2画像形成部へ搬送することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項4に係る発明は、前記第1定着部は、前記反転部を通過した後の記録材が通過する際に、トナー像の定着強度を、当該反転部を通過する前と比べて低下させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項5に係る発明は、前記第1定着部は、前記反転部を通過した後の記録材が通過する際に、定着処理を行わないことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置である。
請求項6に係る発明は、前記第1画像形成部の前記第1トナー像形成部は、トナー像を保持し記録材の前記一方の面に対向する像保持部と、当該像保持部との間に記録材を挟んで回転し、当該像保持部に保持されたトナー像を記録材の当該一方の面に転写する像転写部と、当該像保持部または当該像転写部に転写電圧を印加する電源とを備え、前記電源は、前記反転部を通過した後の記録材が通過する際に、前記転写電圧の絶対値を、当該反転部を通過する前と比べて下げることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項7に係る発明は、前記電源は、前記反転部を通過した後の記録材が通過する際に、前記転写電圧を印加しないことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置である。
請求項8に係る発明は、記録材の一方の面に画像を形成する第1画像形成部と、前記第1画像形成部で前記一方の面に画像が形成された記録材の表裏を反転し当該第1画像形成部に送る反転部と、前記第1画像形成部の重力方向の上方に設けられ、前記反転部にて表裏が反転され当該第1画像形成部を通過した記録材を、前記一方の面が重力方向の上方へ向くように搬送し、当該一方の面に対して重力方向の上方から画像を形成する第2画像形成部と、前記第2画像形成部で画像が形成された記録材を、前記一方の面を重力方向の上方に向けた状態で搬送し排出する搬送部とを備え、前記第1画像形成部は、記録材の前記一方の面にトナー像を形成する第1トナー像形成部と、当該第1トナー像形成部により形成されたトナー像を加熱して記録材に定着する第1定着部とを備え、前記第2画像形成部は、記録材の前記一方の面に重力方向の上方からトナー像を形成する第2トナー像形成部と、当該第2トナー像形成部により形成されたトナー像を加熱して記録材に定着する第2定着部とを備え、前記第2画像形成部は、記録材に画像を形成しない場合に、前記第1画像形成部で画像が形成された記録材を受け取って、前記第2定着部で加熱することを特徴とする画像形成装置である。
請求項9に係る発明は、前記第1画像形成部は、前記反転部を経由せずに記録材を前記第2画像形成部へ搬送することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置である。
請求項10に係る発明は、前記第1画像形成部は、前記第1トナー像形成部でトナー像が形成され前記第1定着部でトナー像が定着された記録材を、前記反転部で反転した後に、前記第2画像形成部へ搬送することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置である。
請求項11に係る発明は、前記第1画像形成部は、前記反転部で反転された記録材を、前記第1定着部で再び加熱した後に、前記第2画像形成部へ搬送することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置である。
請求項2に係る発明によれば、第2画像形成部で記録材に画像を形成しない場合に反転部を経由する場合と比べて、記録材の搬送経路を短縮することができる。
請求項3に係る発明によれば、第1画像形成部で記録材に画像を形成しない場合に反転部を経由する場合と比べて、記録材の搬送経路を短縮することができる。
請求項4に係る発明によれば、トナー像の定着強度を記録材が反転部を通過する前と比べて低下させない場合と比較して、第1画像形成部で形成された画像の変動を抑制することができる。
請求項5に係る発明によれば、トナー像の定着強度を記録材が反転部を通過する前と比べて低下させない場合と比較して、第1画像形成部で形成された画像の変動をより抑制することができる。
請求項6に係る発明によれば、転写電圧の絶対値を記録材が反転部を通過する前と比べて低下させない場合と比較して、記録材の挙動の変化を抑制することができる。
請求項7に係る発明によれば、反転部を通過した後の記録材が通過する際に転写電圧を印加する場合と比較して、記録材の挙動の変化をより抑制することができる。
請求項8に係る発明によれば、第1画像形成部の重力方向の上方に第2画像形成部を設けた画像形成装置において、第2画像形成部で重力方向の下方から画像を形成する場合と比べて画像の擦れを抑制しながら、第1画像形成部と第2画像形成部とで記録材の同じ面に画像を形成することができる。
請求項9に係る発明によれば、反転部を経由して記録材を第2画像形成部へ搬送する場合と比べて、記録材の搬送経路を短縮することができる。
請求項10に係る発明によれば、反転部を経由せずに記録材を第2画像形成部へ搬送する場合と比べて、第2定着部での画像の定着性を高めることができる。
請求項11に係る発明によれば、反転部で反転された記録材を第1定着部で再び加熱しない場合と比べて、記録材により多くの熱を与えることができる。
図1は、実施の形態1が適用される画像形成装置1の全体構成を示した図である。図1に示す画像形成装置1は、記録材の一例としての用紙に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)(以下、これらの色を通常色と称する場合がある)の画像を形成する第1画像形成ユニット100を有している。また、画像形成装置1は、第1画像形成ユニット100の重力方向の上方(図1における上方)に重ねられ、第1画像形成ユニット100から搬送された用紙に、通常色とは異なる特色の画像を形成する第2画像形成ユニット200とを有している。
また、この例では、第2画像形成ユニット200は、第1画像形成ユニット100に対して着脱可能に設けられている。そして、第2画像形成ユニット200を第1画像形成ユニット100から取り外した場合には、第1画像形成ユニット100を単独で、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの画像を形成するカラープリンタとして用いることができる。
さらにまた、第1画像形成ユニット100は、画像形成装置1全体の動作を制御する制御部50を備えている。
なお、詳細については後述するが、本実施の形態の画像形成装置1では、用紙の一方の面に通常色の画像と特色の画像とを重ねて形成する場合には、第1画像形成ユニット100で一方の面に通常色の画像を形成した用紙を、用紙反転経路R2により表裏を反転させた後に、用紙受渡経路R3を介して第2画像形成ユニット200に搬送する。また、本実施の形態では、用紙反転経路R2および排出ロール32aにより反転部が構成される。
また、第1画像形成部10は、二次転写されたトナー像を用紙上に定着させる定着部または第1定着部の一例としての第1定着装置16を有している。
また、各感光体ドラム11の周囲には、それぞれ、感光体ドラム11の表面を帯電する帯電装置、帯電装置によって帯電された感光体ドラム11の表面を露光して静電潜像を形成する露光装置、感光体ドラム11に形成された静電潜像を各色のトナーで現像し可視化する現像装置、一次転写後に感光体ドラム11に残存するトナーを除去するクリーナ等が順に配置されている(いずれも不図示)。
中間転写ベルト13は、一次転写ロール12および複数の支持ロール(不図示)によって回転可能に掛け渡されている。そして、中間転写ベルト13は、複数の支持ロールのうちの駆動ロール(不図示)によって矢印B方向に回転駆動される。
詳細については後述するが、本実施の形態の第1定着装置16は、制御部50による制御に基づいて、定着強度を変更できるようになっている。ここで、定着強度とは、トナー像が形成された用紙に対して供給される熱または圧力の大きさである。第1定着装置16は、例えば、加熱部材の熱源による加熱温度、加圧部Naでの加熱部材と加圧部材との間の圧力、加圧部Naの搬送方向長さ、加圧部Naを通過する用紙の搬送速度等を変更することで、定着強度を変更することができる。
また、本実施の形態では、第1定着装置16にてトナー像が定着された用紙は、画像形成面を図中左側に向けた状態で重力方向の上方へ搬送される。
また、第2画像形成ユニット200は、第2画像形成部20に対してトナーを供給するトナーカートリッジ36を備えている。この例では、トナーカートリッジ36は、第2画像形成部20に対して水平方向にずれた位置に設けられている。より具体的には、トナーカートリッジ36は、第2画像形成部20に対して、後述する第2定着装置26から離れる方向にずれた位置に設けられている。これにより、本実施の形態の画像形成装置1では、トナーカートリッジ36と第2画像形成部20とが重力方向に重なって配置される場合と比較して、第2画像形成ユニット200の重力方向の寸法を小さくすることができる。また、トナーカートリッジ36が第2定着装置26に近い位置に設けられる場合と比較して、第2定着装置26からの熱によるトナーの劣化が抑制される。
なお、第2画像形成部20が重力方向の上方から画像形成を行う構成とすると、第2画像形成部20が水平方向から画像を形成する場合と比較して、第2画像形成ユニット200の水平方向の寸法が大きくなる場合がある。しかしながら、第2画像形成ユニット200は、第1画像形成ユニット100と比べて構成部材の数が少ないため、第1画像形成ユニット100と比べて水平方向の寸法が大きくなりにくい。したがって、第2画像形成部20が重力方向の上方から画像形成を行う構成とした場合であっても、画像形成装置1全体の水平方向の寸法が大きくなることは抑制される。
また、感光体ドラム21の周囲には、感光体ドラム21の表面を帯電する帯電装置、帯電装置によって帯電された感光体ドラム21の表面を露光して静電潜像を形成する露光装置、感光体ドラム21に形成された静電潜像をトナーで露光して静電潜像を形成する現像装置、転写後に感光体ドラム21に残存するトナーを除去するクリーナ等が順に配置されている(いずれも不図示)。
図2(a)~(b)は、第2画像形成部20における感光体ドラム21と転写ロール22との配置を説明するための図であり、感光体ドラム21と転写ロール22との配置の一例を示した図である。
したがって、転写部Tbにおいて重力方向の上方から画像を形成する場合とは、例えば図2(a)に示すように、感光体ドラム21の全体が転写ロール22よりも重力方向の上方に位置する形態の他、図2(b)に示すように、感光体ドラム21と転写ロール22との重力方向の位置が一部重複しているような形態も含む。
まず、画像形成装置1において用紙の一方の面に、第1画像形成ユニット100(第1画像形成部10)にて通常色の画像を形成した後、通常色の画像が形成された用紙の一方の面に、第2画像形成ユニット200(第2画像形成部20)にて特色の画像を重畳して形成する場合の動作について説明する。
第1画像形成ユニット100の第1画像形成部10では、通常色の各色に対応するそれぞれの感光体ドラム11が矢印A方向に回転しながら、帯電装置により予め定められた電位に帯電され、制御部50から供給された画像データに基づいた発光を行う露光装置により露光される。これにより、それぞれの感光体ドラム11上には、各色の画像に関する静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム11上に形成された静電潜像は、現像装置により現像され、それぞれの感光体ドラム11上には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像が形成される。
また、中間転写ベルト13に多重転写されたトナー像が二次転写ロール14に到達するタイミングに合わせて、用紙供給部31から第1用紙搬送経路R1を介して二次転写部Taに用紙が搬送される。そして、中間転写ベルト13上の通常色のトナー像は、二次転写部Taにおいて二次転写ロール14により用紙の一方の面上に一括転写される。
その後、特色のトナー像が転写された用紙は、感光体ドラム21の表面から剥離され、第2用紙搬送経路R4の下流部R4bに沿って、画像形成面を重力方向の上方へ向けながら第2定着装置26まで搬送される。
このように、プリント枚数分のサイクルだけ画像形成処理が繰り返して実行される。
これに対し、表裏が反転された用紙が再び二次転写部Taを通過する際に二次転写部Taに印加される転写電圧の絶対値を低下させることで、放電等による用紙の挙動変化を抑えることができる。
さらに、表裏が反転された用紙が再び二次転写部Taを通過する際には、二次転写部Taに転写電圧を印加しないことがより好ましい。これにより、放電による用紙の挙動変化をより抑えることができる。なお、二次転写部Taに転写電圧を印加しない場合には、二次転写ロール14や中間転写ベルト13等を回転させることで、これらにより用紙を搬送してもよい。
表裏が反転された用紙が再び加圧部Naを通過する際に、第1定着装置16による用紙に対する定着強度を下げることで、用紙に定着された後の通常色の画像が再び加熱または加圧されることによる画像の変動を抑制することができる。なお、画像の変動としては、例えば、用紙に定着された後の通常色の画像のグロス(光沢)の上昇等が挙げられる。
なお、本実施の形態の説明において「定着処理を行わない」とは、定着装置(第1定着装置16、第2定着装置26)の加熱源に電力を供給しない場合を意味し、例えば加熱源に電力を供給せずに加熱部材または加圧部材を回転させて定着装置において用紙を搬送する場合も「定着処理を行わない」場合に含む。
用紙に対してより多くの熱を与える必要がある場合としては、例えば、第2画像形成部20で形成される特色の画像のグロス(光沢)を高めたい場合や、用紙の坪量が大きい場合等が挙げられる。
第1画像形成ユニット100の第1画像形成部10では、上述した例と同様に画像形成動作が行われ、二次転写部Taにおいて用紙の一方の面に通常色のトナー像が一括転写される。その後、通常色のトナー像が転写された用紙は第1定着装置16に搬送され、第1定着装置16によって熱および圧力による定着処理を受けて用紙上に定着される。
本実施の形態の画像形成装置1では、用紙に通常色の画像のみを形成し特色の画像を形成しない場合に、用紙を、用紙反転経路R2を介さずに用紙積載部33に直接排出する。これにより、用紙反転経路R2を介して用紙を排出する場合と比べて用紙の搬送経路を短くでき、生産性を向上させることができる。
用紙を、用紙反転経路R2を介さずに直接第2画像形成ユニット200へ搬送する場合、用紙反転経路R2を介して用紙を搬送する場合と比べて用紙の搬送経路を短くでき、生産性を向上させることができる。なお、この場合、第2画像形成ユニット200の第2用紙搬送経路R4(下流部R4b)では、用紙は、通常色の画像が形成された画像形成面を重力方向の下方へ向けた状態で搬送される。しかしながら、通常色の画像は、第1画像形成ユニット100の第1定着装置16において一度定着処理が施されているため、画像の擦れ等の問題は生じにくい。
なお、用紙反転経路R2で用紙の表裏を反転する場合、用紙は、第2画像形成ユニット200へ搬送される前に、第1画像形成ユニット100の加圧部Naを通過する。この場合、第2画像形成ユニット200へ搬送される前に、第1定着装置16の加熱源に電力を供給して用紙に定着処理を施してもよい。これにより、用紙には、第1定着装置16での定着処理を2回、第2定着装置26での定着処理を1回、合わせて3回の定着処理が行われることになるため、用紙に対してより多くの熱を与えることができる。
第1画像形成ユニット100では、用紙が、用紙供給部31から第1用紙搬送経路R1に沿って搬送され、用紙受渡経路R3を介して第2画像形成ユニット200へ受け渡される。この際、例えば第1画像形成ユニット100の二次転写ロール14や第1定着装置16の加熱部材または加圧部材を回転させることで、これらにより用紙を搬送してもよい。
そして、特色のトナー像が定着された用紙は、画像形成面を重力方向の上方へ向けた状態で第2用紙搬送経路R4に沿って搬送され、用紙積載部33に排出される。このように、プリント枚数分のサイクルだけ画像形成処理が繰り返して実行される。
第1画像形成ユニット100の第1画像形成部10では、上述した例と同様に画像形成動作が行われ、二次転写部Taにおいて用紙の一方の面に通常色のトナー像が一括転写される。その後、通常色のトナー像が転写された用紙は第1定着装置16に搬送され、第1定着装置16によって熱および圧力による定着処理を受けて用紙の一方の面上に定着される。
そして、第2画像形成ユニット200では、用紙は、通常色の画像が形成された一方の面を重力方向の下方へ向け、画像が形成されていない他方の面を重力方向の上方へ向けた状態で第2画像形成部20へ搬送される。
そして、特色のトナー像が定着された用紙は、第2用紙搬送経路R4に沿って搬送され、用紙積載部33に排出される。このように、プリント枚数分のサイクルだけ画像形成処理が繰り返して実行される。
続いて、本発明の実施の形態2について説明する。なお、実施の形態1と同様の構成については同様の符号を用い、ここではその詳細な説明は省略する。図3は、実施の形態2が適用される画像形成装置1の全体構成を示した図である。
実施の形態2の画像形成装置1は、実施の形態1と同様に、用紙に対して通常色の画像を形成する第1画像形成ユニット100と、第1画像形成ユニット100の重力方向の上方に積載され第1画像形成ユニット100から搬送された用紙に対して特色の画像を形成する第2画像形成ユニット200とを有している。
実施の形態2の第1画像形成ユニット100では、第1用紙搬送経路R1がS字形状に形成されている。
これにより、第2画像形成部20において画像の擦れを抑制するために重力方向の上方から画像を形成する構成を採用した場合であっても、第1画像形成部10と第2画像形成部20とで用紙の同じ面に対して画像を形成することができる。すなわち、上記構成を有する画像形成装置1では、第2画像形成部20での画像の擦れを抑制しながら、通常色の画像と特色の画像とを用紙の同じ面(一方の面)に形成することができる。
さらにまた、第1画像形成部10または第2画像形成部20として電子写真方式の画像形成部を採用する場合に、用紙に画像を定着する定着装置は、熱および圧力を用いて定着処理を行う方式のほか、例えば光エネルギーを用いて定着処理を行うフラッシュ定着等の方式を採用してもよい。
Claims (11)
- 記録材の一方の面に画像を形成する第1画像形成部と、
前記第1画像形成部で前記一方の面に画像が形成された記録材の表裏を反転し当該第1画像形成部に送る反転部と、
前記第1画像形成部の重力方向の上方に設けられ、前記反転部にて表裏が反転され当該第1画像形成部を通過した記録材を、前記一方の面が重力方向の上方へ向くように搬送し、当該一方の面に対して重力方向の上方から画像を形成する第2画像形成部と、
前記第2画像形成部で画像が形成された記録材を、前記一方の面を重力方向の上方に向けた状態で搬送し排出する搬送部とを備え、
前記第1画像形成部は、記録材の前記一方の面にトナー像を形成する第1トナー像形成部と、当該第1トナー像形成部により形成されたトナー像を加熱して記録材に定着する第1定着部とを備え、
前記第2画像形成部は、記録材の前記一方の面に重力方向の上方からトナー像を形成する第2トナー像形成部と、当該第2トナー像形成部により形成されたトナー像を加熱して記録材に定着する第2定着部とを備え、
前記第1定着部は、前記反転部を通過した後の記録材が通過する際に、記録材を加熱することを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1画像形成部は、前記第2画像形成部で記録材に画像を形成しない場合に、記録材の前記一方の面に画像を形成した後、前記反転部を経由せずに記録材を排出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記第1画像形成部は、記録材に画像を形成しない場合に、前記反転部を経由せずに記録材を前記第2画像形成部へ搬送することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記第1定着部は、前記反転部を通過した後の記録材が通過する際に、トナー像の定着強度を、当該反転部を通過する前と比べて低下させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記第1定着部は、前記反転部を通過した後の記録材が通過する際に、定着処理を行わないことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記第1画像形成部の前記第1トナー像形成部は、トナー像を保持し記録材の前記一方の面に対向する像保持部と、当該像保持部との間に記録材を挟んで回転し、当該像保持部に保持されたトナー像を記録材の当該一方の面に転写する像転写部と、当該像保持部または当該像転写部に転写電圧を印加する電源とを備え、
前記電源は、前記反転部を通過した後の記録材が通過する際に、前記転写電圧の絶対値を、当該反転部を通過する前と比べて下げることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記電源は、前記反転部を通過した後の記録材が通過する際に、前記転写電圧を印加しないことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
- 記録材の一方の面に画像を形成する第1画像形成部と、
前記第1画像形成部で前記一方の面に画像が形成された記録材の表裏を反転し当該第1画像形成部に送る反転部と、
前記第1画像形成部の重力方向の上方に設けられ、前記反転部にて表裏が反転され当該第1画像形成部を通過した記録材を、前記一方の面が重力方向の上方へ向くように搬送し、当該一方の面に対して重力方向の上方から画像を形成する第2画像形成部と、
前記第2画像形成部で画像が形成された記録材を、前記一方の面を重力方向の上方に向けた状態で搬送し排出する搬送部とを備え、
前記第1画像形成部は、記録材の前記一方の面にトナー像を形成する第1トナー像形成部と、当該第1トナー像形成部により形成されたトナー像を加熱して記録材に定着する第1定着部とを備え、
前記第2画像形成部は、記録材の前記一方の面に重力方向の上方からトナー像を形成する第2トナー像形成部と、当該第2トナー像形成部により形成されたトナー像を加熱して記録材に定着する第2定着部とを備え、
前記第2画像形成部は、記録材に画像を形成しない場合に、前記第1画像形成部で画像が形成された記録材を受け取って、前記第2定着部で加熱することを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1画像形成部は、前記反転部を経由せずに記録材を前記第2画像形成部へ搬送することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記第1画像形成部は、前記第1トナー像形成部でトナー像が形成され前記第1定着部でトナー像が定着された記録材を、前記反転部で反転した後に、前記第2画像形成部へ搬送することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記第1画像形成部は、前記反転部で反転された記録材を、前記第1定着部で再び加熱した後に、前記第2画像形成部へ搬送することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
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