JP2011174794A - 路面状態検出装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カメラ1で撮影された画像についてガボールフィルタ処理して、短周期のガボールフィルタ処理データと長周期のガボールフィルタ処理データとを得る(処理部12)。この両データから正規化処理して(処理部13)、正規化値を所定のしきい値と比較することにより、路面の乾湿状態が判定される。
【選択図】 図3
Description
あるいは、撮影された路面画像に対して輝度ヒストグラムを作成し、この輝度ヒストグラムのデータに基づいて路面が乾燥状態であるのか湿潤状態であるのかを判定する。
路面の乾湿状態を検出する路面状態検出装置であって、
路面を含む画像を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段によって撮影された路面画像に対して局所的空間周波数情報を抽出するフィルタにてフィルタ処理するフィルタ処理手段と、
前記フィルタ処理手段によってフィルタ処理されたデータに基づいて路面の乾湿状態を判定する判定手段と、を備えている。
上記解決手法によれば、別途偏光フィルタ等を設けることなく、路面の乾湿状態を精度よく判定することができる。
前記撮影手段が、車両に搭載されて車両前方の路面を撮影する車載カメラとされ、
前記車載カメラの上下方向の撮影角度が、水平方向から下向きに6度〜12度の角度範囲とされている(請求項2対応)。
この場合、車両において、前方の路面の乾湿状態をあらかじめ知ることにより、例えば危険回避のための措置を行ったり、運転者に乾湿状態を報知する等のことが可能となって、安全走行の上で好ましいものとなる。
前記判定手段が、前記短周期のガボールフィルタ処理データと前記長周期のガボールフィルタ処理データとの一方の強度平均を用いて他方を規格化した規格値を算出して、該規格値により路面の乾湿状態を判定するように設定されている(請求項3対応)。
この場合、規格値により路面の乾湿状態を判定するという簡単な手法によって、処理負担を軽減しつつ路面の乾湿状態を精度良く判定することができる。
前記判定手段が、前記短周期のガボールフィルタ処理データと前記長周期のガボールフィルタ処理データの和と差の比により規格値を算出して、該規格値により路面の乾湿状態を判定するように設定されている(請求項4対応)。
この場合、2種類のガボールフィルタ処理データの和と差の比により特徴量の相違を拡大した規格値として得ることが出来るため、精度良く路面の乾湿状態を判定することができる。
前記判定手段が、前記第1振動方位のガボールフィルタ処理データと前記第2振動方位のガボールフィルタ処理データとの一方の強度平均を用いて他方を規格化した規格値を算出して、該規格値により路面の乾湿状態を判定するように設定されている(請求項5対応)。
この場合、規格値により路面の乾湿状態を判定するという簡単な手法によって、処理負担を軽減しつつ路面の乾湿状態を精度良く判定することができる。さらに、振動方位を一定にしてガボール周期を変化させるのではなく,ガボール周期を、例えば短周期で一定にして振動方位を変化させることで,長周期の計算を実施しなくてすむという点で,処理負担を軽減することが出来る。
前記判定手段が、前記第1振動方位のガボールフィルタ処理データと前記第2振動方位のガボールフィルタ処理データの和と差の比により規格値を算出して、該規格値により路面の乾湿状態を判定するように設定されている(請求項6対応)。
この場合、2種類のガボールフィルタ処理データの和と差の比により特徴量の相違を拡大した規格値として得ることが出来るため、精度良く路面の乾湿状態を判定することができる。
前記判定手段が、前記第1ガウス関数幅係数のガボールフィルタ処理データと前記第2ガウス関数幅係数のガボールフィルタ処理データとの一方の強度平均を用いて他方を規格化した規格値を算出して、該規格値により路面の乾湿状態を判定するように設定されている(請求項7対応)。
この場合、規格値により路面の乾湿状態を判定するという簡単な手法によって、処理負担を軽減しつつ路面の乾湿状態を精度良く判定することができる。
前記判定手段が、前記第1ガウス関数幅係数のガボールフィルタ処理データと前記第2ガウス関数幅係数のガボールフィルタ処理データの和と差の比により規格値を算出して、該規格値により路面の乾湿状態を判定するように設定されている(請求項8対応)。
この場合、2種類のガボールフィルタ処理データの和と差の比により特徴量の相違を拡大した規格値として得ることが出来るため、精度良く路面の乾湿状態を判定することができる。
この場合、規格値を利用して、積雪路面であるか否かを判定することができる(簡易な計算で精度よく積雪路面を検出できる)。
前記判定手段は、路面画像に示す白色の割合を併用して、積雪路面であるか否かを判定するように設定されている(請求項10対応)。
この場合、積雪路面のときは路面画像中において白色の割合が極めて高くされるので、この白色の割合をみることによって、積雪路面であるか否かをより精度よく判定することができる。すなわち、簡易な計算で精度よく積雪路面を検出できる。
路面の乾湿状態を検出する路面状態検出装置であって、
路面を含む画像を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段によって撮影された路面画像から輝度ヒストグラムを得る輝度ヒストグラム処理手段と、
前記輝度ヒストグラム処理手段によって得られた輝度ヒストグラムに基づいて、路面の乾湿状態を判定する判定手段と、
を備えている。
この場合、別途偏光フィルタ等を設けることなく、輝度ヒストグラムを利用して、精度よく路面の乾湿状態を判定することができる。
前記判定手段は、前記彩度ヒストグラムを用いて、路面標識の有無を判定するように設定されている(請求項12対応)。
路面の乾湿状態を検出する路面状態検出方法であって、
撮影手段によって路面を含む画像を撮影する第1ステップと、
前記第1ステップで得られた路面画像に対して局所的空間周波数情報を抽出するフィルタにてフィルタ処理する第2ステップと、
前記第2ステップで得られたデータに基づいて路面の乾湿状態を判定する第3ステップと、
を備えている。上記解決手法によれば、請求項1に記載の路面状態検出装置と同様の効果を得ることができる。
路面の乾湿状態を検出する路面状態検出方法であって、
撮影手段によって路面を含む画像を撮影する第1ステップと、
前記第1ステップで得られた路面画像から輝度ヒストグラムを得るよう輝度ヒストグラム処理する第2ステップと、
前記第2ステップで得られた輝度ヒストグラムのデータに基づいて路面の乾湿状態を判定する第3ステップと、
を備えている。上記解決手法によれば、請求項11に記載の路面状態検出装置と同様の効果を得ることができる。
図1、図2において、車両としての自動車Vは、輝度センサとしてのカメラ(撮影手段)1を有する。このカメラ1は、例えば車室内においてルームミラー付近に設けられて、前方路面を撮影するようになっている。図2に示すように、カメラ1は、水平線Hに対して下向き角度βとされて、自動車Vの前方距離Lは約20m付近(10〜30mの範囲となるように設定するのが好ましい)の路面を撮影するように設定されている。このカメラ1によって撮影された路面画像を、後述するように画像処理(実施形態ではガボールフィルタ処理)することによって、前方の路面が乾燥状態であるか、湿潤状態であるかを判定するようにしてある。路面が湿潤状態であると判定されたときは、安全のために、例えば自動ブレーキ用のアクチュエータ2,自動操舵用のアクチュエータ3を安全走行となるように自動作動させたり、この自動作動に加えてあるいは代えて警報装置4を作動させて運転者に注意喚起するようになっている。
式(1)からわかるように,ガボールフィルタのパラメータである、周期T、振動方位θ、ガウス関数幅係数α、のいずれかを対象となる画像に応じて適正値とすることで、画像の特徴抽出を有効に行うことが出来る。
図5のデータにおいては、長周期のガボールフィルタ処理として、ガボール周期Tが18pixel、振動方位θが0度、ガウス関数幅係数αが2の条件でガボール変換してある。これに対して、短周期のガボールフィルタ処理として、ガボール周期Tが4pixelとしてある(振動方位θ、ガウス関数幅係数αについては長周期の場合と同じ)。
また、図5において、「×」印によって、カメラ角度βが8度の場合において、路面が全体的に雪に覆われた積雪路面である場合の正規化強度平均値が示される。積雪路面の場合、正規化強度平均値は極めて小さい値となり、例えばしきい値「0.3」よりも小さいときは、積雪路面であると判定することが可能である。積雪路面の場合は、雨水で濡れた湿潤路面に比して正規化強度平均値に大きな有意差を生じる範囲があるので、この大きな有意差がある範囲での正規化値を選択することにより、雨水で濡れた湿潤状態と積雪状態とを区別することができる。
図20の縦軸は、ガボール変換結果の強度平均の差と和の比であるフィルタ処理結果の正規化強度平均値であり、横軸が画像の通し番号であり、カメラ俯角β=5度の場合の乾燥路面の画像(通し番号1〜5の5枚)と湿潤路面の画像(通し番号6〜10の5枚)、及びカメラ俯角β=8度の場合の乾燥路面の画像(通し番号11〜15の5枚)と湿潤路面の画像(通し番号16〜20の5枚)の解析結果を示している。
図20の実線(1)(2)に示されるように、カメラ俯角β=5度、8度のいずれにおいても、乾燥路面と湿潤路面との間では大きな有意差があることが理解され、振動方位θ=90度の場合の実線(1)に対しては、破線(1)で示す0.1〜0.2のしきい値を設定することにより、また振動方位θ=0度の場合の実線(2)に対しては、破線(2)で示す0.07〜0.08のしきい値を設定することにより、乾燥路面と湿潤路面を正確に判定することが出来る。
このうち、図8(a)は、図7(a)の処理に対応していて、振動方位90度の強度平均値を振動方位0度の強度平均値で除することにより正規化してある。この図8(a)に示す式にしたがって正規化された状態が、図13に示され、ガボール周期を4pixel、ガウス関数幅係数を2として、ガボール変換処理した正規化強度平均値の乾燥路面と湿潤路面の振動方位に対する値を示すもので、横軸が振動方位0度から180度であり、縦軸がガボール変換処理した強度平均値を振動方位0度の強度平均値で正規化した値を示す。この図13より、振動方位90度において乾燥路面と湿潤路面との間では大きな有意差があることが理解される。勿論、図6のS6でのしきい値Y1およびS8でのしきい値Y2は、正規化の手法の変更に応じて変更される。
このうち、図9(a)は、図7(a)図8(a)に対応していて、図9(a)に示す式においては、ガウス関数幅係数α=1における強度平均値を、ガウス関数幅係数α=5における強度平均値で除することにより正規化してある。この図9(a)に示す式にしたがって正規化された状態の一例が、図14に示され、ガボール周期を18pixel、振動方位を40度として、ガボール変換処理した正規化強度平均値の乾燥路面と湿潤路面のガウス関数幅係数に対する値を示すもので、横軸がガウス関数幅係数1から5であり、縦軸がガボール変換処理した強度平均値をガウス関数幅係数5の強度平均値で正規化した値を示す。この図14より、ガウス関数幅係数1において乾燥路面と湿潤路面との間では大きな有意差があることが理解される。勿論、図6のS6でのしきい値Y1およびS8でのしきい値Y2は、正規化の手法の変更に応じて変更される。
この図9(b)に示す式にしたがって正規化された状態の一例が、図21に示され、ガボール周期を18pixel、振動方位を40度として、ガウス関数幅係数5でのガボール変換処理した強度平均値とガウス関数幅係数1〜5でのガボール変換処理した強度平均値の差の絶対値を、ガウス関数幅係数5でのガボール変換処理した強度平均値とガウス関数幅係数1〜5でのガボール変換処理した強度平均値の和の絶対値で除することにより正規化した値を示すもので、横軸がガウス関数幅係数1から5であり、縦軸がガボール変換処理した強度平均値を上述の方法により正規化した値を示す。この図21より、ガウス関数幅係数による和と差による方法においても、ガウス関数幅係数1〜2において乾燥路面と湿潤路面との間では大きな有意差があることが理解され、図9(b)のように、ガウス関数幅係数1とした場合、乾燥路面と湿潤路面を正確に判定することが出来る。
図10は、本発明の第2の実施形態を示すもので、輝度ヒストグラムを併用して、乾燥路面と湿潤路面との識別をより精度よく行うようにした場合の制御例を示す。ここで、輝度ヒストグラムは、保存されている画像Aをグレースケール化して求められる白黒画像の各画素の濃度の出現回数より求められるデータであり、すなわち、図15に示すように、横軸が各画素の輝度値、縦軸が各輝度値である画素の出現回数であり、出現回数がある所定値(例えば50)を超える輝度値の幅X1に着目すると、幅X1は、乾燥路面の場合の方が湿潤路面の場合に比して狭いということが判明した。より具体的には、幅X1の最小値については乾燥路面の場合が13で湿潤路面の場合は25であり、幅X1の最大値については乾燥路面の場合が23で湿潤路面の場合は75であった。よって、例えば幅X1が例えば24よりも小さければ乾燥路面であると判定することができ、また幅X1が25以上であれば湿潤路面であると判定することができる。
図11は、本発明の第3の実施形態を示すもので、図10の制御例に比して、彩度ヒストグラムを用いて、道路標識の有無の判定を行うようにしてある。
すなわち、路面には、例えば横断歩道を示したり制限速度を示す等の各種の路面標識が表示されているが、路面標識が路面に明瞭かつ大きな面積で表示してあると、湿潤路面であるのか路面標識が描かれた乾燥路面であるかの識別が難しくなる。よって、路面標識を検出したときは、湿潤路面であるとの判定を行わないようにしてある。
図12は、本発明の第4の実施形態を示すもので、積雪路の判定に際して、カメラ1で撮影された画像そのものの全体について、あるいはそれから切り出された画像Aについて、白色の割合が所定のしきい値よりも大きいときに、積雪路であると判定するようにしてある。
すなわち、上記実施例においては、いずれも、正規化強度平均値、輝度ヒストグラムの幅、彩度値などの各算出値をそれぞれの所定しきい値と比較することで、路面が乾燥しているか否か、積雪が有るか否かを判定しているが、上記算出値に対し、ファジー推定処理または公知の各種統計的識別処理を実施し、路面の乾湿度合いや積雪度合いを判定するようにしても良い。同様に、輝度ヒストグラムと彩度ヒストグラムと白色割合による各判定とを適宜組合せて、路面状態の判定を精度良く行うこととしても良い。
また、自動車等の車両に限らず、例えば路肩に設置した路面状況検出装置として固定設置することもできる。さらに、夜間であっても、ライト(車両の場合はヘッドライト)を路面に照射することにより、昼間と同様に精度よく乾湿判定を行うことができる。
勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
U:コントローラ
1:カメラ(撮影手段)
12:処理部(ガボール変換処理)
13:処理部(正規化処理)
14:記憶部(しきい値の記憶)
15:判定部(乾湿判定)
16:処理部(輝度ヒストグラム算出)がボール処理
17:処理部(白色割合算出)
18:処理部(輝度および彩度ヒストグラム算出)
Claims (14)
- 路面の乾湿状態を検出する路面状態検出装置であって、
路面を含む画像を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段によって撮影された路面画像に対して局所的空間周波数情報を抽出するフィルタにてフィルタ処理するフィルタ処理手段と、
前記フィルタ処理手段によってフィルタ処理されたデータに基づいて路面の乾湿状態を判定する判定手段と、
を備えていることを特徴とする路面状態検出装置。 - 請求項1において、
前記撮影手段が、車両に搭載されて車両前方の路面を撮影する車載カメラとされ、
前記車載カメラの上下方向の撮影角度が、水平方向から下向きに6度〜12度の角度範囲とされている、
ことを特徴とする路面状態検出装置。 - 請求項1または2において、
前記フィルタ手段が、ガボールフィルタの短周期のガボールフィルタ処理データと長周期のガボールフィルタ処理データとを得るように設定され、
前記判定手段が、前記短周期のガボールフィルタ処理データと前記長周期のガボールフィルタ処理データとの一方を用いて他方を規格化した規格値を算出して、該規格値により路面の乾湿状態を判定するように設定されている、
ことを特徴とする路面状態検出装置。 - 請求項1または2において、
前記フィルタ手段が、ガボールフィルタの短周期のガボールフィルタ処理データと長周期のガボールフィルタ処理データとを得るように設定され、
前記判定手段が、前記短周期のガボールフィルタ処理データと前記長周期のガボールフィルタ処理データの和と差の比により規格値を算出して、該規格値により路面の乾湿状態を判定するように設定されている、
ことを特徴とする路面状態検出装置。 - 請求項1または2において、
前記フィルタ手段が、ガボールフィルタの第1振動方位のガボールフィルタ処理データと第2振動方位のガボールフィルタ処理データとを得るように設定され、
前記判定手段が、前記第1振動方位のガボールフィルタ処理データと前記第2振動方位のガボールフィルタ処理データとの一方を用いて他方を規格化した規格値を算出して、該規格値により路面の乾湿状態を判定するように設定されている、
ことを特徴とする路面状態検出装置。 - 請求項1または2において、
前記フィルタ手段が、ガボールフィルタの第1振動方位のガボールフィルタ処理データと第2振動方位のガボールフィルタ処理データとを得るように設定され、
前記判定手段が、前記第1振動方位のガボールフィルタ処理データと前記第2振動方位のガボールフィルタ処理データの和と差の比により規格値を算出して、該規格値により路面の乾湿状態を判定するように設定されている、
ことを特徴とする路面状態検出装置。 - 請求項1または2において、
前記フィルタ手段が、ガボールフィルタの第1ガウス関数幅係数のガボールフィルタ処理データと第2ガウス関数幅係数のガボールフィルタ処理データとを得るように設定され、
前記判定手段が、前記第1ガウス関数幅係数のガボールフィルタ処理データと前記第2ガウス関数幅係数のガボールフィルタ処理データとの一方を用いて他方を規格化した規格値を算出して、該規格値により路面の乾湿状態を判定するように設定されている、
ことを特徴とする路面状態検出装置。 - 請求項1または2において、
前記フィルタ手段が、ガボールフィルタの第1ガウス関数幅係数のガボールフィルタ処理データと第2ガウス関数幅係数のガボールフィルタ処理データとを得るように設定され、
前記判定手段が、前記第1ガウス関数幅係数のガボールフィルタ処理データと前記第2ガウス関数幅係数のガボールフィルタ処理データの和と差の比により規格値を算出して、該規格値により路面の乾湿状態を判定するように設定されている、
ことを特徴とする路面状態検出装置。 - 請求項1〜8のいずれかにおいて、
前記判定手段が、路面が湿潤状態であると判定したときに、前記規格値により路面が積雪路面であるか否かを判定するように設定されている、ことを特徴とする路面状態検出装置。 - 請求項9において、
前記路面画像に占める白色の割合を得る白色割合処理手段をさらに備え、
前記判定手段は、路面画像に示す白色の割合を併用して、積雪路面であるか否かを判定するように設定されている、
ことを特徴とする路面状態検出装置。 - 路面の乾湿状態を検出する路面状態検出装置であって、
路面を含む画像を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段によって撮影された路面画像から輝度ヒストグラムを得る輝度ヒストグラム処理手段と、
前記輝度ヒストグラム処理手段によって得られた輝度ヒストグラムに基づいて、路面の乾湿状態を判定する判定手段と、
を備えていることを特徴とする路面状態検出装置。 - 請求項11において、
前記路面画像の彩度ヒストグラムを得る彩度ヒストグラム処理手段をさらに備え、
前記判定手段は、前記彩度ヒストグラムを用いて、路面標識の有無を判定するように設定されている、
ことを特徴とする路面状態検出装置。 - 路面の乾湿状態を検出する路面状態検出方法であって、
撮影手段によって路面を含む画像を撮影する第1ステップと、
前記第1ステップで得られた路面画像に対して局所的空間周波数情報を抽出するフィルタにてフィルタ処理する第2ステップと、
前記第2ステップで得られたデータに基づいて路面の乾湿状態を判定する第3ステップと、
を備えていることを特徴とする路面状態検出方法。 - 路面の乾湿状態を検出する路面状態検出方法であって、
撮影手段によって路面を含む画像を撮影する第1ステップと、
前記第1ステップで得られた路面画像から輝度ヒストグラムを得るよう輝度ヒストグラム処理する第2ステップと、
前記第2ステップで得られた輝度ヒストグラムのデータに基づいて路面の乾湿状態を判定する第3ステップと、
を備えていることを特徴とする路面状態検出方法。
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