JP2011174425A - 内燃機関の多段過給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多段過給装置のコンパクト化を図る。
【解決手段】 多段過給装置24は、排気マニホールド20と、排気マニホールドに主通路81を介して連続する高圧段タービンハウジング64を備えた高圧段過給装置55と、高圧段タービンハウジングに排気側連結通路82を介して連続する低圧段タービンハウジング74を備えた低圧段過給装置56とを有する。両過給装置は、互いに近接し、高圧段コンプレッサハウジング65に対する高圧段タービンハウジングと、低圧段コンプレッサハウジング75に対する低圧段タービンハウジングとの方向が互いに略同一となり、かつ高圧段タービンハウジングが低圧段タービンハウジングに対して低圧段コンプレッサハウジング側に偏倚して配置されている。また、主通路と、高圧段タービンハウジングと、前記連結通路と、低圧段タービンハウジングとは、一体成形されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、内燃機関の多段過給装置に係り、詳しくは2つの過給装置が直列に配置された多段過給装置の構造に関する。
内燃機関の給排気系に高圧段過給装置と低圧段過給装置との2つの過給装置を設け、内燃機関の回転数に応じて各過給装置に流入させる排気量を調節するようにした多段過給装置(シーケンシャルターボチャージャシステム)がある(例えば、特許文献1)。このような多段過給装置は、内燃機関の低速回転時に比較的容積が小さい高圧段過給装置を使用し、高速回転時に高圧段過給装置よりも容積が大きい低圧段過給装置を使用することによって、幅広い回転数帯で過給効果を高めることができる。
多段過給装置は、2つの過給装置と、これらの過給装置同士を互いに接続する配管とを備えているため、一般に大型化するという問題がある。また、排気経路が長くなるため、排ガス温度が低下し、多段過給装置の下流に設けられる触媒コンバータにおいて排ガス浄化能力が低下するという問題がある。この問題に対して、高圧段過給装置および低圧段過給装置のタービンハウジングを互いに近接させるとともに、一体成形品としたものがある(例えば、特許文献2)。このような多段過給装置では、排気経路を短くすることができるとともに、高圧段過給装置および低圧段過給装置のタービンハウジング間に連結部材(フランジ等)を設ける必要がないため、多段過給装置の熱容量を小さくすることができ、排ガス温度の低下を小さくすることができる。
特表2003−531966号公報 特開2004−92646号公報
しかしながら、特許文献2の多段過給装置では、高圧段過給装置および低圧段過給装置のコンプレッサハウジングが、2つのタービンハウジングに対して、互いに相反する側に配置されているため、各過給装置の回転軸の軸線方向に長く、多段過給装置のコンパクト化が最大限達成されているとは言い難い。このことは、2つのコンプレッサハウジング同士を接続する配管が長くなることからも明らかである。
本発明は、以上の背景を鑑みてなされたものであって、多段過給装置のコンパクト化および熱容量の低減を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の多段過給装置(24)は、内燃機関(10)の複数の気筒(15)から排出された排気を集合する排気集合通路(20)と、前記排気集合通路に主通路(81)を介して連続する第1タービンハウジング(64)および前記第1タービンハウジングに連結された第1コンプレッサハウジング(65)を備えた第1過給装置(55)と、前記第1タービンハウジングに連結通路(82)を介して連続する第2タービンハウジング(74)および前記第2タービンハウジングに連結された第2コンプレッサハウジング(75)を備えた第2過給装置(56)とを有し、前記第1過給装置と前記第2過給装置とは、互いに近接し、前記第1コンプレッサハウジングに対して前記第1タービンハウジングが設けられた方向と、前記第2コンプレッサハウジングに対して前記第2タービンハウジングが設けられた方向とが互いに略同一の方向となり、かつ前記第1タービンハウジングが前記第2タービンハウジングに対して前記第2コンプレッサハウジング側に偏倚して配置されており、前記主通路と、前記第1タービンハウジングと、前記連結通路と、前記第2タービンハウジングとは、一体成形されていることを特徴とする。
この構成によれば、第1過給装置および第2過給装置が近接し、多段過給装置全体をコンパクトに構成することができる。第1に、第1コンプレッサハウジングに対して第1タービンハウジングが設けられた方向と、第2コンプレッサハウジングに対して第2タービンハウジングが設けられた方向とを略同一の方向としたため、第1および第2タービンハウジング同士、第1および第2コンプレッサハウジング同士を連結する連結通路を短くすることができる。第2に、第1タービンハウジングを第2タービンハウジングに対して第2コンプレッサハウジング側に偏倚させたため、第1および第2タービンハウジング同士、および第1および第2コンプレッサハウジング同士の接触(干渉)を避けることができ、第1過給装置および第2過給装置をより近接して配置することができる。第3に、第1タービンハウジング、連結通路、第2タービンハウジングを一体成形したため、連結通路と、第1および第2タービンハウジングとを連結するためのフランジ等の連結部を省略することができ、第1過給装置および第2過給装置をより近接して配置することができる。また、フランジ等の連結部を省略することによって、多段過給装置の熱容量が低減され、排気温度の低下を減少させることができる。
また、本発明の多段過給装置は、前記排気集合通路と前記連結通路とを連続するバイパス通路(83)をさらに有し、前記主通路と、前記第1タービンハウジングと、前記連結通路と、前記第2タービンハウジングと、前記バイパス通路とは、一体成形されていることを特徴とする。
この構成によれば、バイパス通路と連結通路との連結部を省略することができ、多段過給装置の熱容量を低減することができる。
また、本発明の多段過給装置は、前記排気集合通路は、前記主通路に連続する第1排出口(49)と、前記バイパス通路に連続する第2排出口(50)とを有し、前記第1排出口と前記第2排出口とは、前記排気集合通路に形成された単一の排気集合通路側接続平面(46)に開口していることを特徴とする。
この構成によれば、排気集合通路と、主通路およびバイパス通路との接続が容易になる。
また、本発明の多段過給装置は、前記主通路の前記第1タービンハウジング側とは異なる側の開口端と、前記バイパス通路の前記連結通路側とは異なる側の開口端とは、単一のフランジ部に形成された1つの過給機側接続平面に開口していることを特徴とする。
この構成によれば、排気集合通路と、主通路およびバイパス通路との接続が容易になる。
また、本発明の多段過給装置は、前記第1排出口は、前記第2排出口に対して、前記第1タービンハウジングが前記第2タービンハウジングに対して偏倚した方向と略同一の方向に偏倚していることを特徴とする。
この構成によれば、主通路およびバイパス通路を短くすることができる。
また、本発明の多段過給装置は、前記第1コンプレッサハウジングは、前記第1過給装置の回転軸の軸線方向から見て、前記第2コンプレッサハウジングと重なり合う部分を有することを特徴とする。
この構成によれば、第1過給装置と第2過給装置とをより近接させることができる。
以上の構成によれば、多段過給装置をコンパクトに構成できるともに、熱容量を低減させることができる。
第1実施形態に係るエンジンの正面図 第1実施形態に係るエンジンを模式的に示す説明図 第1実施形態に係る排気マニホールドの正面図 第1実施形態に係る多段過給装置の正面図 第1実施形態に係る多段過給装置の左側面図 第1実施形態に係る多段過給装置を左下側から見た斜視図 第2実施形態に係るエンジンの要部を模式的に示す説明図 第3実施形態に係るエンジンの要部を模式的に示す説明図 第4実施形態に係るエンジンの要部を模式的に示す説明図 第5実施形態に係るエンジンの要部を模式的に示す説明図
以下、図面を参照して、本発明を自動車用エンジンの多段過給装置に適用した第1実施形態について詳細に説明する。以下の説明では、自動車の前側からエンジンを見た状態を基準として説明する(図1参照、自動車の進行方向は図中の後方と一致する)。また、以下の説明で用いる「上流」および「下流」の語は、エンジンの吸排気系におけるガスの流れ方向を基準とし、吸気系のエアインレットを最上流、排気系のマフラーを最下流として説明する。
<第1実施形態>
<エンジンの概略構成>
実施形態に係るエンジン(内燃機関)10は、直列5気筒のディーゼルエンジンであり、車体に対して横置きに配置されている。図1に示すように、エンジン10は、下側からオイルパン11、シリンダブロック12、シリンダヘッド13、シリンダヘッドカバー14を備えている。図2に示すように、シリンダヘッド13には、シリンダブロック12に形成された気筒15に連続する吸気通路16および排気通路17が形成されている。排気通路17はシリンダヘッド13の後側面(図1の紙面正面側)に開口しており、吸気通路16はシリンダヘッド13の前側面に開口している。
シリンダヘッド13の後側面には、各排気通路17に連続する排気マニホールド(排気集合通路)20が締結されている。排気マニホールド20の下流には、多段過給装置24が設けられている。多段過給装置24の排気系の下流側には、触媒コンバータ25、DPF26、NOx浄化装置27、マフラー28が直列に連結されている(図2参照)。
図2に示すように、シリンダヘッド13の前側面には、各吸気通路16に連続する吸気マニホールド31が締結されている。吸気マニホールド31の上流側には、スロットルバルブ32、インタークーラ33、多段過給装置24、エアフィルタ35、エアインレット36が直列に連結されている。
<排気マニホールドの構造>
図3に示すように、排気マニホールド20は、各排気通路17に連続する5つの分岐通路41と、各分岐通路41が下流側において集合した集合通路42とを備えている。分岐通路41は概ね前後方向に延在し、後端部にシリンダヘッド13の前側面に当接するための上流側フランジ部43を備えている。上流側フランジ部43には、複数のボルト孔44が形成されている。ボルト孔44にボルトが挿通されることによって、排気マニホールド20は、シリンダヘッド13の前側面に締結されている。
集合通路42は、概ね左右方向に延在し、各分岐通路41の下流端に連続するとともに、その右端部に前方へと突出した接続部45を備えている。接続部45の前端には、平坦な接続面(排気集合通路側接続平面)46を有する下流側フランジ部47が形成されている。接続面46には、それぞれ独立して集合通路42の内部に連続する主孔49(第1排出口)およびバイパス孔50(第2排出口)が開口している。主孔49は、バイパス孔50よりも通路断面積が小さい。また、主孔49の中心Aは、バイパス孔50の中心Bよりも右方かつ下方に偏倚している。下流側フランジ部47は、その接続面46の周縁部に4つのねじ孔51を備えている。
<多段過給装置の構造>
図1〜図6に示すように、多段過給装置24は、高圧段過給装置(第1過給装置)55と、低圧段過給装置(第2過給装置)56とを備え、シーケンシャルターボチャージャシステムを構成している。
高圧段過給装置55は、高圧段シャフト61によって同軸かつ一体回転するように連結された高圧段タービンブレード62および高圧段コンプレッサブレード63と、高圧段タービンブレード62を収容する高圧段タービンハウジング(第1タービンハウジング)64と、高圧段コンプレッサブレード63を収容する高圧段コンプレッサハウジング(第1コンプレッサハウジング)65と、高圧段タービンハウジング64と高圧段コンプレッサハウジング65とを連結するとともに高圧段シャフト61を回転可能に支持する高圧段ベアリングハウジング66とを備えている。高圧段タービンハウジング64および高圧段コンプレッサハウジング65は、それぞれ中空円盤形状を呈し、それぞれの中心軸が高圧段シャフト61の軸線Cと同軸となるように、筒状の高圧段ベアリングハウジング66の両端に連結されている。高圧段タービンハウジング64は、高圧段コンプレッサハウジング65に比べて径方向に小さく、容積が小さい。
低圧段過給装置56は、低圧段シャフト71によって同軸かつ一体回転するように連結された低圧段タービンブレード72および低圧段コンプレッサブレード73と、低圧段タービンブレード72を収容する低圧段タービンハウジング(第2タービンハウジング)74と、低圧段コンプレッサブレード73を収容する低圧段コンプレッサハウジング(第2コンプレッサハウジング)75と、低圧段タービンハウジング74と低圧段コンプレッサハウジング75とを連結するとともに低圧段シャフト71を回転可能に支持する低圧段ベアリングハウジング76とを備えている。低圧段タービンハウジング74および低圧段コンプレッサハウジング75は、それぞれ中空円盤形状を呈し、それぞれの中心軸が低圧段シャフト71の軸線Dと同軸となるように、筒状の低圧段ベアリングハウジング76の両端に連結されている。低圧段タービンハウジング74は、低圧段コンプレッサハウジング75に比べて径方向に小さく、容積が小さい。低圧段タービンハウジング74は高圧段タービンハウジング64よりも径方向に大きい。
高圧段タービンハウジング64は、その外周縁部に排気入口通路となる管状の主通路81の下流端が連結され、その高圧段ベアリングハウジング66側とは相反する中心部に排気出口となる管状の排気側連結通路(連結通路)82の上流端が連結されている。排気側連結通路82は、その下流端が低圧段タービンハウジング74の外周縁部に連結されており、低圧段タービンハウジング74の排気入口通路となる。また、排気側連結通路82には、管状の排気側バイパス通路(バイパス通路)83の一端が連結している。なお、排気側バイパス通路83と排気側連結通路82との連結形態は、様々な形態とすることができる。例えば、排気側バイパス通路83の下流端を低圧段タービンハウジング74の外周縁部に連結し、排気側バイパス通路83に排気側連結通路82の下流端を連結してもよい。また、排気側バイパス通路83および排気側連結通路82を、それぞれ独立した状態で低圧段タービンハウジング74の外周縁部に個別に連結してもよい。
主通路81および排気側バイパス通路83のそれぞれの上流端は、単一の接続フランジ部85の接続端面(過給機側接続平面)86に独立した状態で開口している。
低圧段タービンハウジング74の低圧段ベアリングハウジング76側とは相反する中心部には、先端にフランジ部87が形成された排気出口通路88が設けられている。フランジ部87には、触媒コンバータ25の上流端に形成されたフランジ部89がボルト締結される。
また、低圧段タービンハウジング74には、排気側連結通路82と排気出口通路88とを連続するウェイストゲート通路90が形成されており、ウェイストゲート通路90にはウェイストゲートバルブ91が設けられている。ウェイストゲートバルブ91は、ウェイストゲート通路90に流入する排気量を調節し、低圧段タービンハウジング74に流入する排気量を調節する。ウェイストゲートバルブ91は、リンク機構93を介してダイアフラム式の第1アクチュエータ94に連結されており、第1アクチュエータ94によって開閉駆動される。第1アクチュエータ94は、低圧段コンプレッサハウジング75の外部に形成された取付座に取り付けられており、図示しないECUに駆動制御されている。
高圧段コンプレッサハウジング65は、その高圧段ベアリングハウジング66側とは相反する中心部に高圧段吸気入口通路101が形成され、その外周縁部に高圧段吸気出口通路102が形成されている。同様に、低圧段コンプレッサハウジング75は、その低圧段ベアリングハウジング76側とは相反する中心部に低圧段吸気入口通路103が形成され、その外周縁部に低圧段吸気出口通路104が形成されている。
低圧段吸気入口通路103は、エアフィルタ35の下流端に連続している。低圧段吸気出口通路104は、高圧段吸気入口通路101に連続する吸気側連結通路106に連続している。吸気側連結通路106は、長手方向における中間部から分岐した吸気側バイパス通路107を備え、下流側が2股に分岐した三叉路形状を呈する。吸気側バイパス通路107には、吸気側バイパスバルブ108が設けられている。吸気側バイパスバルブ108は、吸気側バイパス通路107に流入する吸気量を調節し、高圧段コンプレッサハウジング65に流入する吸気量を調節する。吸気側バイパスバルブ108は、リンク機構109を介してダイアフラム式の第2アクチュエータ110に連結されており、第2アクチュエータ110によって開閉駆動される。第2アクチュエータ110は、ブラケット111を介して高圧段コンプレッサハウジング65の外部に取り付けられており、図示しないECUに駆動制御されている。
高圧段吸気出口通路102および吸気側バイパス通路107の下流端には、上流側が2股に分岐した通路113の上流端がそれぞれ連続している。通路113の下流端は、通路114を介してインタークーラ33の上流端に連続している。
図4に示すように、高圧段過給装置55と低圧段過給装置56とは、高圧段シャフト61の軸線Cと低圧段シャフト71の軸線Dとが互いに平行となり、かつ左右方向に延在するように配置されている。また、高圧段コンプレッサハウジング65に対して高圧段タービンハウジング64が設けられた方向と、低圧段コンプレッサハウジング75に対して低圧段タービンハウジング74が設けられた方向とが同一方向となっている。高圧段過給装置55は、低圧段過給装置56に対して、下方に配置されるとともに、軸線C方向に右方に偏倚し、高圧段タービンハウジング64と低圧段コンプレッサハウジング75とが軸線C方向において重なり合う部分を有するように配置されている。また、高圧段コンプレッサハウジング65の径が最大となる部分と、低圧段コンプレッサハウジング75の径が最大となる部分とが、軸線C方向に偏倚して互いに干渉しないように、高圧段過給装置55の低圧段過給装置56に対する位置が定められている。
また、以上の配置において、高圧段過給装置55と低圧段過給装置56とは、互いに干渉しない範囲で可能な限り近接して配置されている。すなわち、高圧段シャフト61と低圧段シャフト71との軸線距離が近接するように配置されている。図4に示すように、軸線Cに沿った方向から見て(軸線Cに直交する仮想平面上において)、高圧段コンプレッサハウジング65と低圧段コンプレッサハウジング75とが重なり合う部分を有する程度まで、高圧段過給装置55と低圧段過給装置56とが近接していることが好ましい。
接続フランジ部85は、左右方向において、低圧段タービンハウジング74と概ね同一位置(重なり合う位置)に配置され、高圧段タービンハウジング64の左方に配置されている。また、接続フランジ部85は、上下方向において、高圧段タービンハウジング64と概ね同一位置(重なり合う位置)に配置され、低圧段タービンハウジング74の下方に配置されている。これにより、排気側バイパス通路83は左右方向に延びる必要がなく、概ね上下方向に延在する一方、主通路81は上下方向に延びる必要がなく、概ね左右方向に延在する。
また、主通路81が接続フランジ部85に連結された部分は、排気側バイパス通路83が接続フランジ部85に連結された部分よりも右方かつ下方に配置されている。これにより、主通路81と排気側バイパス通路83とは互いに干渉することなく、それぞれ概ね最短経路をとることができる。
上述した高圧段過給装置55と低圧段過給装置56との位置関係を達成するようにして、接続フランジ部85、主通路81、高圧段タービンハウジング64、排気側連結通路82、排気側バイパス通路83、低圧段タービンハウジング74、排気出口通路88、ウェイストゲート通路90は、鋳造によって一体成形されている。
<排気マニホールドと多段過給装置との接続構造>
排気マニホールド20の下流側フランジ部47と多段過給装置24の接続フランジ部85とは、通路ユニット120を介してボルト締結されている。通路ユニット120は、下流側フランジ部47の接続面46に面接触可能な排気マニホールド側端面121と、接続フランジ部85の接続端面に面接触可能な過給装置側端面122と、排気マニホールド側端面121と過給装置側端面122とを連続するように互いに独立して形成された第1通路123および第2通路124とを備えている。通路ユニット120が下流側フランジ部47と接続フランジ部85との間に介装された状態で、第1通路123は主孔49と主通路81とを連続し、第2通路124はバイパス孔50と排気側バイパス通路83とを連続する。
第2通路124には、排気側バイパスバルブ125が設けられている。排気側バイパスバルブ125は、排気側バイパス通路83に流入する排気量を調節し、高圧段タービンハウジング64に流入する吸気量を調節する。排気側バイパスバルブ125は、リンク機構126を介してダイアフラム式の第3アクチュエータ127に連結されており、第3アクチュエータ127によって開閉駆動される。第3アクチュエータ127は、ブラケット128を介して低圧段タービンハウジング74の外部に取り付けられており、図示しないECUに駆動制御されている。
<第1実施形態の作用効果>
本実施形態に係る多段過給装置24は、エンジン10の低回転時には、排気側バイパスバルブ125、ウェイストゲートバルブ91、吸気側バイパスバルブ108を全閉とし、高圧段タービンハウジング64および低圧段タービンハウジング74に排気を通過させるとともに、低圧段コンプレッサハウジング75および高圧段コンプレッサハウジング65に吸気を通過させる。この状態では排気流量が比較的少ないため、高圧段過給装置55が主に作動した状態となる。
そして、エンジン10の回転数が低回転から増加して中回転となると、多段過給装置24は、ウェイストゲートバルブ91、吸気側バイパスバルブ108の閉状態を維持したまま、過給圧が所定値を超えないように排気側バイパスバルブ125の開度を調節し、高圧段タービンハウジング64に流入する排気流量を調節する。この状態では、高圧段過給装置55および低圧段過給装置56がともに作動した状態となる。
さらに、エンジン10の回転数が中回転から増加して高回転となると、多段過給装置24は、排気側バイパスバルブ125および吸気側バイパスバルブ108を全開とするとともに、過給圧が所定値を超えないようにウェイストゲートバルブ91の開度を調節し、低圧段タービンハウジング74に流入する排気流量を調節する。この状態では、低圧段過給装置56が主に作動した状態となる。以上のようにして、多段過給装置24は、幅広いエンジン回転数帯で所定の過給圧を実現する。
本実施形態に係る多段過給装置24は、接続フランジ部85、主通路81、高圧段タービンハウジング64、排気側連結通路82、排気側バイパス通路83、低圧段タービンハウジング74、排気出口通路88、ウェイストゲート通路90が、鋳造によって一体成形されているため、各構成要素を連結するための連結部材(フランジやボルト等)を省略することができ、熱容量を低減することができる。また、連結部材を省略したことによって、高圧段過給装置55と低圧段過給装置56とをより近接させることができる。
また、多段過給装置24は、高圧段コンプレッサハウジング65に対して高圧段タービンハウジング64が設けられた方向と、低圧段コンプレッサハウジング75に対して低圧段タービンハウジング74が設けられた方向とが同一方向となっているため、高圧段タービンハウジング64と低圧段タービンハウジング74とが近接するとともに、高圧段コンプレッサハウジング65と低圧段コンプレッサハウジング75が近接し、排気側連結通路82および吸気側連結通路106を短縮することができる。
高圧段過給装置55を低圧段過給装置56に対して軸線C方向に右方に偏倚させ、高圧段コンプレッサハウジング65の径方向長さが最大となる部分と、低圧段コンプレッサハウジング75の径方向長さが最大となる部分とを、軸線C方向に偏倚させて互いに干渉しないように配置したため、高圧段過給装置55および低圧段過給装置56(高圧段シャフト61および低圧段シャフト71と)は、より近接して配置される。また、高圧段過給装置55を低圧段過給装置56に対して軸線C方向に右方に偏倚させたことによって、高圧段タービンハウジング64の高圧段ベアリングハウジング66と相反する側の中央部と低圧段タービンハウジング74の周縁部との距離が短くなるとともに、低圧段コンプレッサハウジング75の低圧段ベアリングハウジング76が中央部と高圧段コンプレッサハウジング65の周縁部との距離が短くなるため、排気側連結通路82および吸気側連結通路106をより短くすることができる。
低圧段タービンハウジング74とバイパス孔50とが左右方向において概ね同一位置に配置され、低圧段タービンハウジング74に対して高圧段タービンハウジング64が右方に偏倚するのと同様に主孔49がバイパス孔50に対して右方に偏倚しているため、主通路81および排気側バイパス通路83を短縮することができる。また、低圧段タービンハウジング74が下流側フランジ部47の上方に配置され、高圧段タービンハウジング64が下流側フランジ部47の右方に配置された構造に対し、上下方向において主孔49を高圧段タービンハウジング64と概ね同一の位置に配置し、バイパス孔50を主孔49よりも上方に配置したため、主通路81および排気側バイパス通路83を短縮することができる。
主孔49およびバイパス孔50が下流側フランジ部47接続面46に開口し、主通路81および排気側バイパス通路83が接続フランジ部85の接続面86に開口するようにしたため、通路ユニット120を介した接続が容易である。また、主通路81および排気側バイパス通路83の開口端を一つの連続した平面上に配置したことによって、ガスケットの枚数を削減できるともに、安定したシール性を確保することができる。また、排気マニホールド20の加工が容易になる。
以上に説明したように、実施形態に係る多段過給装置24のレイアウトでは、主通路81、排気側連結通路82、排気側バイパス通路83を短くすることができるため、多段過給装置24の熱容量を低減し、排気の温度低下を小さくすることができる。
以下に、第1実施形態の変形例としての第2〜第5実施形態について説明する。第2〜第5実施形態では、第1実施形態の多段過給装置24と比較して、主通路81および排気側バイパス通路83の構造と、排気マニホールド20の接続部45の構造とが異なる。図面7〜10では、第1実施形態の多段過給装置24と異なる要部のみを示している。各実施形態において第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。
<第2実施形態>
図7に示すように、第2実施形態に係る多段過給装置140では、接続フランジ部85が通路ユニット120を介さずに、排気マニホールド20の下流側フランジ部47に直接に接続される。主通路81は主孔49に直接連続し、排気側バイパス通路83はバイパス孔50に直接連続している。また、排気側バイパス通路83には、排気側バイパスバルブ125が設けられている。
以上のように構成すると、通路ユニット120の分だけ、排気流路を短くすることができ、エンジン10全体のコンパクト化が図れるともに、排気温度の低下を小さくすることができる。
<第3実施形態>
図8に示すように、第3実施形態に係る多段過給装置150では、第2実施形態と同様に通路ユニット120を省略している。排気側バイパス通路83は、排気マニホールド20のバイパス孔50に設けられている。こうように構成することで、一体成形される接続フランジ部85、主通路81、高圧段タービンハウジング64、排気側連結通路82、排気側バイパス通路83、低圧段タービンハウジング74、排気出口通路88、ウェイストゲート通路90の構成をより簡素にし、成形を容易にすることができる。
<第4実施形態>
図9に示すように、第4実施形態に係る多段過給装置160では、主通路81と排気側バイパス通路83との上流端同士が互いに連結し、1つの集合通路161を形成している。集合通路161の上流端は、接続フランジ部85の接続面86に開口している。排気側バイパスバルブ125は、排気側バイパス通路83に設けられている。排気マニホールド20は、下流側フランジ部47の接続面46に開口する1つの主孔162を備えている。接続フランジ部85と下流側フランジ部47とが接続された状態で、主孔162と集合通路161とが連続する。以上のように構成すると、排気マニホールド20を簡素な構成とすることができる。
<第5実施形態>
図10に示すように、第5実施形態に係る多段過給装置170では、第1実施形態と同様に通路ユニット120を介して接続フランジ部85と下流側フランジ部47とが接続されている。第1実施形態と同様に、接続フランジ部85には主通路81と排気側バイパス通路83とが互いに独立して連結されている。排気マニホールド20は、下流側フランジ部47の接続面46に開口する1つの主孔171を備えている。通路ユニット120は、上流端が排気マニホールド側端面121に連続する集合通路172と、集合通路172の下流端から二股に分岐してそれぞれ過給装置側端面122に連続する第1通路173および第2通路174と、第2通路174に設けられた排気側バイパスバルブ125とを備えている。接続フランジ部85と下流側フランジ部47との間に通路ユニット120が介装された状態で、集合通路172は主孔171に連続し、第1通路173は主通路81に連続し、第2通路174は排気側バイパス通路83に連続する。以上のように構成すると、主通路81および排気側バイパス通路83、排気マニホールド20を簡素な構造とすることができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。上記の実施形態は、本発明を車両に搭載されたディーゼルエンジンに適用した例であるが、これに限らず、ディーゼルエンジン以外のガソリンエンジン等の各種エンジンに適用してもよい。また、車両用以外のエンジン、例えばクランク軸を鉛直に配置した船外機等の船舶推進機用エンジンに適用してもよい。また、エンジンの気筒数および気筒の配置形態は任意に設定してよい。実施形態では、シリンダヘッド13と別体に形成された排気マニホールド20を排気集合通路としたが、排気集合通路をシリンダヘッド13の一部として一体に成形してもよい。すなわち、シリンダヘッド内に排気集合通路を形成し、接続部45および下流側フランジ部47をシリンダヘッドの側面に形成してもよい。
また、実施形態では、接続フランジ部85、主通路81、高圧段タービンハウジング64、排気側連結通路82、排気側バイパス通路83、低圧段タービンハウジング74、排気出口通路88、ウェイストゲート通路90を鋳造によって一体成形したが、少なくとも接続フランジ部85、主通路81、高圧段タービンハウジング64、排気側連結通路82、低圧段タービンハウジング74が一体成形されていればよく、排気側バイパス通路83、排気出口通路88、ウェイストゲート通路90も一体成形するか否かは任意に選択してよい。
また、実施形態では、高圧段過給装置55の上方に低圧段過給装置56を配置したが、高圧段過給装置55の下方に低圧段過給装置56を配置してもよい。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜変更することが可能である。
10…エンジン(内燃機関)、13…シリンダヘッド、15…気筒、20…排気マニホールド(排気集合通路)、24…多段過給装置、46…接続面(排気集合通路側接続平面)、47…下流側フランジ部、49…主孔(第1排出口)、50…バイパス孔(第2排出口)、55…高圧段過給装置(第1過給装置)、56…低圧段過給装置(第2過給装置)、61…高圧段シャフト、64…高圧段タービンハウジング(第1タービンハウジング)、65…高圧段コンプレッサハウジング(第1コンプレッサハウジング)、71…低圧段シャフト、74…低圧段タービンハウジング(第2タービンハウジング)、75…低圧段コンプレッサハウジング(第2コンプレッサハウジング)、81…主通路、82…排気側連結通路(連結通路)、83…排気側バイパス通路(バイパス通路)、85…接続フランジ部、86…接続面(過給機側接続平面)、88…排気出口通路、90…ウェイストゲート通路、91…ウェイストゲートバルブ、94…第1アクチュエータ、101…高圧段吸気入口通路、102…高圧段吸気出口通路、103…低圧段吸気入口通路、104…低圧段吸気出口通路、106…吸気側連結通路、107…吸気側バイパス通路、108…吸気側バイパスバルブ、110…第2アクチュエータ、120…通路ユニット、121…排気マニホールド側端面、122…過給装置側端面、123…第1通路、124…第2通路、125…排気側バイパスバルブ、127…第3アクチュエータ

Claims (6)

  1. 内燃機関の複数の気筒から排出された排気を集合する排気集合通路と、
    前記排気集合通路に主通路を介して連続する第1タービンハウジングおよび前記第1タービンハウジングに連結された第1コンプレッサハウジングとを備えた第1過給装置と、
    前記第1タービンハウジングに連結通路を介して連続する第2タービンハウジングおよび前記第2タービンハウジングに連結された第2コンプレッサハウジングを備えた第2過給装置とを有し、
    前記第1過給装置と前記第2過給装置とは、互いに近接し、前記第1コンプレッサハウジングに対して前記第1タービンハウジングが設けられた方向と、前記第2コンプレッサハウジングに対して前記第2タービンハウジングが設けられた方向とが互いに略同一の方向となり、かつ前記第1タービンハウジングが前記第2タービンハウジングに対して前記第2コンプレッサハウジング側に偏倚して配置されており、
    前記主通路と、前記第1タービンハウジングと、前記連結通路と、前記第2タービンハウジングとは、一体成形されていることを特徴とする多段過給装置。
  2. 前記排気集合通路と前記連結通路とを連続するバイパス通路をさらに有し、
    前記主通路と、前記第1タービンハウジングと、前記連結通路と、前記第2タービンハウジングと、前記バイパス通路とは、一体成形されていることを特徴とする、請求項1に記載の多段過給装置。
  3. 前記排気集合通路は、前記主通路に連続する第1排出口と、前記バイパス通路に連続する第2排出口とを有し、
    前記第1排出口と前記第2排出口とは、前記排気集合通路に形成された単一の排気集合通路側接続平面に開口していることを特徴とする、請求項2に記載の多段過給装置。
  4. 前記主通路の前記第1タービンハウジング側とは異なる側の開口端と、前記バイパス通路の前記連結通路側とは異なる側の開口端とは、単一のフランジ部に形成された1つの過給機側接続平面に開口していることを特徴とする、請求項3に記載の多段過給装置。
  5. 前記第1排出口は、前記第2排出口に対して、前記第1タービンハウジングが前記第2タービンハウジングに対して偏倚した方向と略同一の方向に偏倚していることを特徴とする、請求項3または請求項4に記載の多段過給装置。
  6. 前記第1コンプレッサハウジングは、前記第1過給装置の回転軸の軸線方向から見て、前記第2コンプレッサハウジングと重なり合う部分を有することを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかの項に記載の多段過給装置。
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