JP2011174258A - コンクリート部材の製造方法、孔形成部材 - Google Patents
コンクリート部材の製造方法、孔形成部材 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 PC部材を構築するための型枠内の前記貫通孔に相当する位置に、スパイラル筋20と、スパイラル筋20と一体となった筒状シート30とにより構成される孔形成部材10を配置し、PC部材を構成するコンクリートを打設し、コンクリートが硬化した後に孔形成部材10を撤去する。
【選択図】 図1
Description
そこで、例えば、特許文献1には、PC部材を製作するにあたり、コンクリートを打設する前に、型枠内の貫通孔に相当する位置にゴム製の長尺な袋体を配置しておき、この袋体内に加圧流体を充填した状態でコンクリートを打設し、コンクリートが硬化した後、袋体から内部の流体を排出して袋体を縮径させて、撤去する方法が記載されている。かかる方法によれば、PC部材内に異物を残置することなく、貫通孔を形成することができ、また、袋体を再利用することができる。
また、シース管を用いた場合には、貫通孔の内周面に凹凸が形成されるため、内部に注入されるグラウトとの付着力が確保できるが、袋体を用いる方法では貫通孔の内周面に凹凸を形成することができない。
また、前記シート部材は、前記スパイラル筋に沿うように前記スパイラル筋に取り付けられた帯状シートからなり、前記孔形成部材の軸方向に隣接する前記帯状シートの縁同士が接続されてなるものであってもよい。
図1は、本実施形態の貫通孔の形成方法に用いられる孔形成部材10を示し、(A)は正面図、(B)は鉛直断面図である。また、図2は、図1(B)におけるI部の拡大図である。図1に示すように、孔形成部材10は、円筒状の部材であり、スパイラル筋20と、スパイラル筋20と一体となった円筒状の筒状シート30とにより構成される。
まず、PC部材を構成する鉄筋を配筋するとともに、貫通孔に相当する位置に孔形成部材10を配置する。この際、図5に示すように、孔形成部材10内に鋼管40を挿入しておく。なお、鋼管40としては、孔形成部材10の内周の径よりもわずかに小径のもの(本実施形態では、54mm)を用いる。
20、120 スパイラル筋(鋼線)
30、130 筒状シート
31 ポリエステル樹脂フィルム
40 鋼管
50 コンクリート
Claims (5)
- 孔が形成されたコンクリート部材を製造する方法であって、
前記コンクリート部材を構築するための型枠内の前記孔に相当する位置に、スパイラル筋と、当該スパイラル筋と一体となった筒状のシート材とにより構成される孔形成部材を配置する孔形成部材配置ステップと、
前記コンクリート部材を構成するコンクリートを打設するコンクリート打設ステップと、
コンクリートが硬化した後に前記孔形成部材を撤去する孔形成部材撤去ステップと、を備えることを特徴とするコンクリート部材の製造方法。 - 請求項1記載のコンクリート部材の製造方法であって、
前記孔形成部材配置ステップでは、
前記孔形成部材の内部に柱状の部材を配置することを特徴とするコンクリート部材の製造方法。 - 請求項1又は2記載のコンクリート部材の製造方法であって、
前記シート部材は、前記スパイラル筋に沿うように前記スパイラル筋に取り付けられた帯状シートからなり、前記孔形成部材の軸方向に隣接する前記帯状シートの縁同士が接続されてなることを特徴とするコンクリート部材の製造方法。 - 請求項3記載のコンクリート部材の製造方法であって、
前記孔形成部材撤去ステップでは、前記スパイラル筋の端部を引っ張ることで、前記孔形成部材を撤去することを特徴とするコンクリート部材の製造方法。 - 孔を有するコンクリート部材を製造する場合において、前記コンクリート部材を構成するコンクリートを打設する際に前記孔に相当する位置に配置される孔形成部材であって、
スパイラル筋と、当該スパイラル筋と一体となった筒状のシート材とにより構成されることを特徴とする孔形成部材。
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2010
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