JP2011172527A - 寿司の製造システムおよび寿司の製造方法 - Google Patents

寿司の製造システムおよび寿司の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シャリを皿の上に載せる作業を自動化することにより、寿司の製造コストを低減することが可能な、寿司の製造システムおよび寿司の製造方法を提供する。
【解決手段】寿司の製造システム20は、米飯17から個々のシャリ11を製造するシャリ製造装置21と、皿収納部30と移送ロボット40とを有するシャリ載置装置50とを備えている。このうち皿収納部30は、多数の皿15を収納して最下方の皿15aを一枚ずつ皿排出部55へ排出する。移送ロボット40は、シャリ製造装置21からのシャリ11を皿排出部55上の皿15へ移送する。このような構成により、シャリ11を皿15の上に載せる作業を自動化することができ、寿司10の製造コストを低減することが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、寿司の製造システムおよびこのような寿司の製造システムを用いた寿司の製造方法に係り、とりわけ皿の上に自動でシャリを載せることが可能な寿司の製造システムおよび寿司の製造方法に関する。
従来より、寿司のシャリを自動的に作製する装置が知られている(例えば特許文献1)。このような装置は、例えば回転寿司等の寿司店舗において広く用いられている。しかしながら、寿司店舗において、このような装置を用いて自動的に製作されたシャリを皿の上に載せる作業は手作業で行われることが一般的である。
特開2004−135651号公報
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、シャリを皿の上に載せる作業を自動化することにより、寿司の製造コストを低減することが可能な、寿司の製造システムおよび寿司の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、シャリと、ネタとを有する寿司を製造する寿司の製造システムにおいて、米飯から個々のシャリを製造するシャリ製造装置と、多数の皿を収納して最下方の皿を一枚ずつ皿排出部へ自由落下させて排出する皿収納部と、シャリ製造装置からのシャリを皿排出部上の皿へ移送する移送ロボットとを有するシャリ載置装置とを備えたことを特徴とする寿司の製造システムである。
本発明は、シャリ載置装置の皿収納部は、最下方の皿を下方から保持するとともに退避自在な第1保持部と、第1保持部の上方に設けられ、最下方の皿を皿排出部へ排出する際、最下方の皿の直上の皿を保持するとともに退避自在な第2保持部とを有することを特徴とする寿司の製造システムである。
本発明は、第1保持部および第2保持部は、それぞれ少なくとも2つの進退部材からなることを特徴とする寿司の製造システムである。
本発明は、シャリ載置装置の皿収納部は、最下方の皿を下方から保持するとともにそれぞれ複数の保持歯を有する少なくとも2つの保持歯車を有し、各保持歯車が所定角度ずつ回転することにより、最下方の皿を一枚ずつ排出することを特徴とする寿司の製造システムである。
本発明は、皿排出部は、皿収納部側から移送ロボット側へ皿を移送する移送装置からなることを特徴とする寿司の製造システムである。
本発明は、寿司の製造システムを用いた寿司の製造方法において、シャリ製造装置により米飯から個々のシャリを製造するシャリ製造工程と、多数の皿を収納する皿収納部から最下方の皿を一枚ずつ皿排出部へ自由落下させて排出する皿排出工程と、移送ロボットによりシャリ製造装置からのシャリを皿排出部上の皿へ移送するシャリ移送工程とを有することを特徴とする寿司の製造方法である。
本発明は、シャリ載置装置の皿収納部は、最下方の皿を下方から保持するとともに退避自在な第1保持部と、第1保持部の上方に設けられ、最下方の皿を皿排出部へ排出する際、最下方の皿の直上の皿を保持するとともに退避自在な第2保持部とを有し、前記皿排出工程は、第1保持部により最下方の皿を下方から保持する工程と、第2保持部を前進させる工程と、第1保持部を退避させて最下方の皿を皿排出部へ排出するとともに、第2保持部により最下方の皿の直上の皿を保持する工程と、第1保持部を前進させる工程と、第2保持部を退避させて最下方の皿の直上の皿を第1保持部により保持する工程とを有することを特徴とする寿司の製造方法である。
本発明によれば、シャリ載置装置の皿収納部が多数の皿を収納して最下方の皿を一枚ずつ皿排出部へ排出し、移送ロボットがシャリ製造装置からのシャリを皿排出部上の皿へ移送するので、シャリを皿の上に載せる作業を自動化することができ、寿司の製造コストを低減することができる。
寿司を示す斜視図。 本発明の一実施の形態による寿司の製造システムを示す断面図。 本発明の一実施の形態による寿司の製造システムを示す斜視図。 皿収納部を示す垂直断面図。 皿収納部における皿の排出方法を示す図。 皿収納部の変形例を示す垂直断面図(図4に対応する図)。
以下、本発明の一実施の形態について、図1乃至図6を参照して説明する。図1乃至図6は、本発明の一実施の形態を示す図である。
まず、図1乃至図4により、本実施の形態による寿司の製造システムの概略について説明する。本実施の形態による寿司の製造システムは、図1に示すように、米を成形したシャリ(シャリ玉)11と、シャリ11上に載置された例えば魚介類からなるネタ12とを有する寿司10を製造する際に用いられるシステムである。
図2および図3に示すように、寿司の製造システム20は、米飯17から個々のシャリ11を製造するシャリ製造装置21と、皿収納部30と移送ロボット40とを有するシャリ載置装置50とを備えている。
このうちシャリ製造装置21は、図3に示すように、装置本体22と、シャリ取出部23と、米飯投入部24とを有している。そして米飯投入部24に投入された米飯(酢飯)17は、装置本体22内部で圧縮および成形され、所定の形状を有するシャリ11となり、連続的にシャリ取出部23に供給される。このようなシャリ製造装置21としては、従来公知のもの(例えば、上述した特開2004−135651号公報記載のもの)を用いることができる。
一方、シャリ載置装置50の皿収納部30は、多数の平面円形状の皿15を積層した状態で収納するとともに、積層した皿15のうち最下方の皿15aを一枚ずつ皿排出部55へ自由落下させて排出するものである。
すなわち図4に示すように、皿収納部30は、収納部本体31と、収納部本体31の側面下部に取り付けられた第1保持部33と、収納部本体31の側面下部であって第1保持部33より上方に設けられた第2保持部35とを有している。
このうち収納部本体31は、垂直方向に延びる略円筒形状を有しており、内部に多数の皿15を積層した状態で収納可能となっている。収納部本体31の水平断面は、皿15の直径よりわずかに大きな円形状からなっている。また図4に示すように、収納部本体31の側面の一部には開口32が形成されており、この開口32から収納部本体31内に皿15を収納することができるようになっている。さらに収納部本体31の下端には、皿15を排出する排出口37が形成されており、この排出口37から皿15を皿排出部55へ排出可能となっている。
一方、第1保持部33は、最下方の皿15aを下方から保持するとともに、外方へ退避自在となっている。本実施の形態において、第1保持部33は、互いに向かい合って配置された一対の進退部材34から構成されている(図4においては、便宜上1つの進退部材34のみを表示している)。各進退部材34は先端部34aを有しており、この先端部34aは、収納部本体31側面に形成された孔31aから出没自在となっている。先端部34aの形状は問わないが、一対の進退部材34によって皿15を安定して保持できる程度の大きさ(面積)を有していることが好ましい。このような進退部材34としては、例えば開(前進)方向に保持される自己保持ソレノイドや、エアシリンダ等を挙げることができる。なお本明細書において、「半径方向」とは収納部本体31の中心軸線を中心とした半径方向をいう。
また第2保持部35は、最下方の皿15aを皿排出部55へ排出する際(後述する図5(c)参照)、最下方の皿15aの直上の皿15bを保持するとともに、外方へ退避自在となっている。本実施の形態において、第2保持部35は、互いに向かい合って配置された一対の進退部材36から構成されている(図4においては、便宜上1つの進退部材36のみを表示している)。各進退部材36は先端部36aを有しており、この先端部36aは、収納部本体31側面に形成された孔31aから出没自在となっている。先端部36aの形状は問わないが、先端部34aと同様に、一対の進退部材36によって皿15を安定して保持できる程度の大きさ(面積)を有していることが好ましい。このような進退部材36としては、例えば閉(退避)方向に保持された自己保持ソレノイドや、エアシリンダ等を挙げることができる。
なお、本実施の形態において、第1保持部33および第2保持部35は、それぞれ一対の進退部材34、36からなっているが、第1保持部33および第2保持部35を構成する進退部材34、36の個数や形状、および進退部材34、36の周方向の取付位置はこれに限られるものではない。例えば進退部材34、36をn個設け、各進退部材34、36を、収納部本体31の中心軸線を中心として(360/n)°ずつ離れた位置に配置しても良い。また本実施の形態において、第1保持部33および第2保持部35は、半径方向外方へ退避自在となっているが、第1保持部33および第2保持部35の退避方向はこれに限られるものではない。例えば皿15の形状によっては、第1保持部33および第2保持部35が、半径方向に対して所定の角度をなす方向(例えば直角方向)へ退避してもよい。
再度図2および図3を参照すると、移送ロボット40は、水平ガイド部41と、水平ガイド部41から垂設されるとともにシャリ11を把持するハンド部42とを有している。このうち水平ガイド部41は、皿排出部55の上方からシャリ取出部23の上方にわたって水平に固定配置されている。またハンド部42は、水平ガイド部41に沿って水平に移動するほか、垂直軸周りにも回動可能となっていることが好ましい。このような構成からなる移送ロボット40により、シャリ製造装置21からのシャリ11を、皿排出部55上の皿15へ移送するようになっている。
また皿排出部55は、皿収納部30側から移送ロボット40側へ皿15を移送する移送装置、例えばコンベアからなっている。すなわち皿排出部55は、皿収納部30の排出口37から排出された皿15を水平方向に搬送するとともに、皿15が移送ロボット40の水平ガイド部41下方に到達したときに皿15の移送を停止する。その後、皿15上にシャリ11が載置された場合、皿15を下流側へ移送するようになっている。
また皿排出部55の下流側に、シャリ11が載置された皿15を、皿排出部55より低い位置に設けられた作業台60へ移動するスロープ56が配設されている。そして作業者は、作業台60上でシャリ11にネタ12を載せる作業を行うようになっている。
さらに図3に示すように、寿司の製造システム20を制御する制御部65が設けられており、この制御部65は、シャリ製造装置21、皿収納部30および移送ロボット40にそれぞれ接続されている。制御部65は、シャリ製造装置21、皿収納部30および移送ロボット40をそれぞれ制御することにより、寿司の製造システム20に対して寿司の製造方法(後述)を実行させる役割を果たす。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用(寿司の製造方法)について説明する。
まず作業者は、予め皿収納部30の収納部本体31内に、洗浄して乾燥した多数の皿15を積層した状態で収納する。またこれと前後して、作業者は、シャリ製造装置21の米飯投入部24に米飯(酢飯)17を投入する。
次に作業者は、制御部65を操作することにより、寿司の製造システム20を作動させる。
この場合、制御部65は、まずシャリ製造装置21を制御することにより、シャリ製造装置21の米飯投入部24に投入された米飯17から個々のシャリ11を製造する(シャリ製造工程)。この間、投入された米飯17は、装置本体22内で圧縮および成形され、個々のシャリ11となって連続的にシャリ取出部23に供給される。
続いて、制御部65が皿収納部30を制御することにより、多数の皿15を収納する皿収納部30から、最下方の皿15aを一枚ずつ皿排出部55に排出する(皿排出工程)。以下、図5(a)−(e)を用いて、皿収納部30から最下方の皿15aを一枚ずつ排出する工程について説明する。なお図5(a)−(e)において、便宜上収納部本体31の図示を省略している。
まず図5(a)に示すように、第1保持部33により、最下方の皿15aを下方から保持する。この場合、第1保持部33の一対の進退部材34は、それぞれ内方に前進しており、進退部材34の先端部34aによって最下方の皿15aの周縁部が保持されている。一方、第2保持部35の一対の進退部材36は、それぞれ外方に退避している。
次に、図5(b)に示すように、第2保持部35の一対の進退部材36をそれぞれ内方へ前進させる。この際、一対の進退部材36は、最下方の皿15aと、最下方の皿15aの直上の皿15b(以下、下から2番目の皿15bともいう)との間に進入する。この場合、一対の進退部材36の先端部36aと、下から2番目の皿15bの周縁部との間にわずかな隙間が空いていても良く、あるいはこれらが互いに接触していても良い。
続いて、図5(c)に示すように、第1保持部33の一対の進退部材34をそれぞれ外方へ退避させることにより、最下方の皿15aを皿排出部55へ排出する。すなわち進退部材34の先端部34aが最下方の皿15aの周縁部から離れることにより、最下方の皿15aが皿排出部55(コンベア)上に自由落下する。このとき、下から2番目の皿15bは、第2保持部35の一対の進退部材36により受け止められて保持される。その後、皿排出部55上に排出された最下方の皿15aは、皿排出部55によって移送ロボット40側に移送される。
次に、図5(d)に示すように、第1保持部33の一対の進退部材34をそれぞれ内方へ前進させる。
続いて、図5(e)に示すように、第2保持部35の一対の進退部材36を外方へ退避させる。この際、下から2番目の皿15bを含む全ての皿15が自由落下し、下から2番目の皿15bの周縁部が進退部材34の先端部34aによって受け止められる。これにより下から2番目の皿15bが、第1保持部33の一対の進退部材34によって保持される。この場合、下から2番目の皿15bが最下方の皿となる。
以後、図5(a)−(e)に示す工程を繰り返すことにより、皿収納部30から最下方の皿15aが一枚ずつ排出される。
ところで、このようにして排出された皿15は、皿排出部55により1枚ずつ移送ロボット40側に移送される。そして皿15が移送ロボット40の水平ガイド部41下方に到達したとき、皿15の移送が一時的に停止する。
次に移送ロボット40は、シャリ製造装置21からのシャリ11を皿排出部55上の皿15へ移送する(シャリ移送工程)。この場合、ハンド部42が水平ガイド部41に沿ってシャリ製造装置21側に移動し、シャリ取出部23に載置されたシャリ11を把持する。次にハンド部42は、水平ガイド部41に沿って水平移動し、シャリ11を皿排出部55側へ移送する。この場合、ハンド部42が垂直軸周りに回動してシャリ11の向きを調整しても良い。その後、ハンド部42は皿15上方に到達し、把持していたシャリ11を解放して皿15上に載置する。なお、ハンド部42がシャリ製造装置21と皿排出部55との間を往復することにより、1つの皿15に対して複数(例えば2つ)のシャリ11を移送しても良い。
なお、作業時間を節約するため、皿排出部55上の皿15が停止するより前に、ハンド部42の移動を開始しておき、シャリ11を把持したハンド部42が皿排出部55上に到達するのと略同時に、皿排出部55上の皿15を停止するように制御することが好ましい。
なお、皿排出部55上の皿15を停止しないようにするため、複数のハンド部42を使用して、同時に複数(例えば2、3個)のシャリ11を皿15に移送しても良い。あるいは、シャリ製造装置21のシャリ取出部23におけるシャリ11同士の間隔を調整しておき、1つのハンド部42によって例えば2つのシャリ11を皿15に移送しても良い。この場合、皿15を停止する必要がないため、連続して作業を行うことができる。
このようにして、皿15上に所定個数のシャリ11が載置された後、皿排出部55は、皿15を下流側へ移送する。続いてシャリ11が載置された皿15は、皿排出部55の下流端に達し、スロープ56上を通過して作業台60上へ搬送される。
続いて作業者は、皿15上のシャリ11にネタ12を載せて寿司10を完成させる。その後、作業者は、寿司10が載せられた皿15を例えば図示しない回転寿司用の搬送コンベアに載せ、客の元へと搬送する。
このように、本実施の形態によれば、シャリ載置装置50の皿収納部30が多数の皿15を収納して最下方の皿15aを一枚ずつ皿排出部55へ排出し、移送ロボット40がシャリ製造装置21からのシャリ11を皿排出部55上の皿15へ移送する。これにより、シャリ11を皿15の上に載せる作業を自動化することができ、例えば回転寿司の店舗等において、寿司10の製造コストを低減することができる。
また本実施の形態によれば、皿収納部30は、最下方の皿15aを下方から保持するとともに退避自在な第1保持部33と、第1保持部33の上方に設けられ、最下方の皿15aを皿排出部55へ排出する際、最下方の皿15aの直上の皿15bを保持するとともに退避自在な第2保持部35とを有する。このことにより、皿収納部30から最下方の皿15aを一枚ずつ確実に取り出すことができる。また皿収納部30が比較的簡単な構造からなっているので、皿収納部30の製作コストを低く抑えることができる。
また本実施の形態によれば、第1保持部33および第2保持部35は、それぞれ互いに向かい合って配置された一対の進退部材34、36からなっているので、皿収納部30内の皿15を安定して保持することができる。
なお、皿収納部30は、多数の皿15を収納して最下方の皿15aを一枚ずつ皿排出部55へ自由落下させて排出するものであれば良く、図4に示すものに限定されない。
例えば図6の変形例に示すように、皿収納部30は、収納部本体45と、収納部本体45の側面下部にそれぞれ配置され、最下方の皿15aを下方から保持する一対の保持歯車46とを有していてもよい。この場合、収納部本体45は、上方から下方へ向けて先細となる筒状の部材からなっている。また各保持歯車46は、その回転軸46aが水平方向(図6の紙面垂直方向)を向くように配置されている。なお保持歯車46の個数は、少なくとも2つ以上あればよい。
各保持歯車46は、周方向に等間隔に配置された複数(図6では8つ)の保持歯47を有しており、これら複数の保持歯47のうち、最も中心側に位置する保持歯47によって、最下方の皿15aが保持されている。そして各保持歯車46が所定角度(この場合は45°)ずつ図6の矢印方向に回転することにより、最下方の皿15aが一枚ずつ皿排出部55へ排出される。なお図6において、図4に示す実施の形態と同一部分には同一の符号を付してある。
10 寿司
11 シャリ
12 ネタ
15 皿
20 寿司の製造システム
21 シャリ製造装置
30 皿収納部
31 収納部本体
33 第1保持部
34 進退部材
35 第2保持部
36 進退部材
37 排出口
40 移送ロボット
41 水平ガイド部
42 ハンド部
50 シャリ載置装置
55 皿排出部
56 スロープ
65 制御部

Claims (7)

  1. シャリと、ネタとを有する寿司を製造する寿司の製造システムにおいて、
    米飯から個々のシャリを製造するシャリ製造装置と、
    多数の皿を収納して最下方の皿を一枚ずつ皿排出部へ自由落下させて排出する皿収納部と、シャリ製造装置からのシャリを皿排出部上の皿へ移送する移送ロボットとを有するシャリ載置装置とを備えたことを特徴とする寿司の製造システム。
  2. シャリ載置装置の皿収納部は、最下方の皿を下方から保持するとともに退避自在な第1保持部と、第1保持部の上方に設けられ、最下方の皿を皿排出部へ排出する際、最下方の皿の直上の皿を保持するとともに退避自在な第2保持部とを有することを特徴とする請求項1記載の寿司の製造システム。
  3. 第1保持部および第2保持部は、それぞれ少なくとも2つの進退部材からなることを特徴とする請求項2記載の寿司の製造システム。
  4. シャリ載置装置の皿収納部は、最下方の皿を下方から保持するとともにそれぞれ複数の保持歯を有する少なくとも2つの保持歯車を有し、各保持歯車が所定角度ずつ回転することにより、最下方の皿を一枚ずつ排出することを特徴とする請求項1記載の寿司の製造システム。
  5. 皿排出部は、皿収納部側から移送ロボット側へ皿を移送する移送装置からなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の寿司の製造システム。
  6. 請求項1記載の寿司の製造システムを用いた寿司の製造方法において、
    シャリ製造装置により米飯から個々のシャリを製造するシャリ製造工程と、
    多数の皿を収納する皿収納部から最下方の皿を一枚ずつ皿排出部へ自由落下させて排出する皿排出工程と、
    移送ロボットによりシャリ製造装置からのシャリを皿排出部上の皿へ移送するシャリ移送工程とを有することを特徴とする寿司の製造方法。
  7. シャリ載置装置の皿収納部は、最下方の皿を下方から保持するとともに退避自在な第1保持部と、第1保持部の上方に設けられ、最下方の皿を皿排出部へ排出する際、最下方の皿の直上の皿を保持するとともに退避自在な第2保持部とを有し、
    前記皿排出工程は、
    第1保持部により最下方の皿を下方から保持する工程と、
    第2保持部を前進させる工程と、
    第1保持部を退避させて最下方の皿を皿排出部へ排出するとともに、第2保持部により最下方の皿の直上の皿を保持する工程と、
    第1保持部を前進させる工程と、
    第2保持部を退避させて最下方の皿の直上の皿を第1保持部により保持する工程とを有することを特徴とする請求項6記載の寿司の製造方法。
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