JP2011171781A - 電磁変換器 - Google Patents
電磁変換器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011171781A JP2011171781A JP2008139524A JP2008139524A JP2011171781A JP 2011171781 A JP2011171781 A JP 2011171781A JP 2008139524 A JP2008139524 A JP 2008139524A JP 2008139524 A JP2008139524 A JP 2008139524A JP 2011171781 A JP2011171781 A JP 2011171781A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- electromagnetic transducer
- permanent magnet
- magnet
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R7/00—Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
- H04R7/02—Diaphragms for electromechanical transducers; Cones characterised by the construction
- H04R7/04—Plane diaphragms
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R9/00—Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
- H04R9/02—Details
- H04R9/025—Magnetic circuit
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R11/00—Transducers of moving-armature or moving-core type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Abstract
【解決手段】所定の間隔をあけて交互に異なる帯状の極性で並べられた永久磁石と、永久磁石に対向して配置され、蛇行コイルパターンが形成された振動膜と、振動膜の振動を外部に放射する放音孔を設けたフレームとを備えた電磁変換器において、フレームに嵌合され上記永久磁石を固定支持する磁石保持部を備え、帯状の永久磁石の両端部が磁石保持部に嵌め込まれて永久磁石が固定支持されるようにした。
【選択図】図1
Description
上記の永久磁石板は、一定の間隔をもって交互に異なる極性にした帯状の着磁部位(多極着磁パターンとも言う)を有している。また、振動膜は、永久磁石板の異なる極性の境界にある間隔に対向する位置、いわゆる着磁ニュートラルゾーンと称される部分に対向させて、電磁コイルとして作用する蛇行形状の導体パターン(蛇行コイルパターンとも言う)を当該振動膜の膜表面に設けたものである。
振動膜に形成されている蛇行コイルパターンにオーディオ信号の電流が流れると、蛇行コイルパターンと永久磁石板の多極着磁パターンとが電磁的に結合し、フレミングの法則によって上記の蛇行コイルパターンに作用し振動膜が振動する。この振動によって発生した音波は、永久磁石板及びフレームに穿孔された放射音穴を通して放射されてオーディオ再生が行われる(例えば、特許文献1参照)。
また、このような振動によって振動膜上に形成された導体コイルが金属疲労で断線するのを防止する目的で、振動膜に剛性付与部材が設けられている(例えば、特許文献2参照)。
また、従来から上記の電磁変換器と同様な構成で上記の永久磁石板に替えて長尺の棒状磁石の構成になった「ガムーゾン形」と呼ばれる超薄型スピーカが存在している。この棒状磁石の同極を対向させて(N極とN極、又は、S極とS極)、棒状磁石と垂直な配列方向に交互に異なる極性を並べて配置する構成であり、他の部材は上記と同一のもので構成される。このような超薄型スピーカは、ポリエステルやポリイミドからなる薄膜に銅やアルミ箔を貼り付け、ボイスコイルのパターンをエッチングして構成された振動板を有している(例えば、非特許文献1参照)。この構成によれば、オーディオ再生の発音動作も上記の電磁変換器と同じになる。
しかし、従来の電磁変換器は、鉄製筺体構造のフレームに焼結磁石を1つ1つ接着しなければならず、永久磁石の配置に精度が要求されるため、接着組立する際には正確な位置決めを行うために専用の治具などを用いなけばならないため作業効率が悪いという課題があった。また、棒状永久磁石の場合、個数が多く作業工程が複雑になり時間がかかることで高コストになるという課題があった。
実施の形態1.
図1は、本発明の電磁変換器10の構成を示す図であり、図1(a)は電磁変換器10の外観を示す全体斜視図、図1(b)は電磁変換器10の構成を示す分解斜視図である。
図2は、本実施の形態1の電磁変換器10の構造を示す図であり、図2(a)は図1(a)のA−A線断面図、図2(b)は図1(a)のB−B線断面図、図2(c)は図1(a)のC−C線断面図である。なお、説明を簡易にするために実際の寸法とは異なるものもある。
また、振動膜11の導体コイル11bに対向するフレーム40の位置に、放音孔41a,42aとともにハーフピアス加工された突起部41b,42bを設けているが、フレーム40には、永久磁石31,32が配置される両端部分にも突起部41b,42bが設けられている。
また、スペーサ21,22は、その弾性によりフレーム40の内壁に挟み込まれて支持固定されている。
本発明の実施の形態1の電磁変換器10は以上のように構成されている。
永久磁石31は、振動膜11に対向する面が交互に異なる磁極になるように上側フレーム41の突起部41b間に配置すると、突起部41b間に挟み込まれた永久磁石31はフレーム41の面方向に位置決めされ、その磁力により上側フレーム41に密着される。さらに永久磁石31の帯状の両端とフレーム41の内壁との間にスペーサ21を嵌め込むことで、スペーサ21とフレーム41とが嵌め合わされて、永久磁石31はその帯状の長手両端部分が電磁変換器10の厚み方向に支持される。
また、永久磁石32も永久磁石31と同様にスペーサ22とフレーム42とにより電磁変換器10の厚み方向に支持される。
このようにして、永久磁石31,32をフレーム41,42に固定させることができ、永久磁石31,32を固定したフレーム41,42が重ね合わせられ、図示しない係合部等により係合され、電磁変換器10が製造される。
上記の構成の電磁変換器10において、振動膜11の導体コイル11bへスペーサ21,22を介して電流(オーディオ信号)が供給されると、この導体コイル11bと永久磁石31,32の多極着磁パターンとが電磁的に結合し、フレミングの法則により振動膜11が変位して振動が発生する。この振動がフレーム40内の空気を振動させフレーム40の放音孔41a,42aからオーディオ振動として放射される。
また、永久磁石31,32がフレーム41,42とスペーサ21,22とにより正確に位置決めされ固定されているので、永久磁石31,32が抜け落ちることがなく長寿命の電磁変換器10を簡易に製造することができる。
また、本実施の形態1において、着磁された帯状の永久磁石31,32を用いているが、フレーム40に固定した後に着磁してもよく、また、所定の間隔で帯状に異なる磁極を交互に着磁している永久磁石板を用いてもよい。
また、本実施の形態1の電磁変換器10の永久磁石31,32の固定方法において、突起部41b間、42b間に永久磁石31、32を嵌め込んでからスペーサ21,22をフレーム40に嵌め込んで固定すると説明したが、先にスペーサ21,22へ永久磁石31,32の長手両端を嵌め込むようにしてもよい。
上記実施の形態1の電磁変換器10では、フレーム40にハーフピアス加工により設けた突起部41b,42bがフレーム40の面方向の位置決めを行うようにしたが、図3に示すようにスペーサ21,22と同様の樹脂を用いた非磁性体からなる突起部51,52を設けてもよい。
また、本発明の永久磁石31,32は、フレーム長手方向に長い帯状磁石で構成していることを示しているが、導体コイル11bと永久磁石31,32とで振動膜11を振動させる構成であればフレーム短手方向に長い帯状の永久磁石で構成するものでもよい。
また、本発明の電磁変換器10におけるスペーサ21,22がフレーム40の内壁に挟み込まれて支持固定されると説明したが、スペーサ21,22とフレーム40とを嵌め込んで固定するため、スペーサ21,22の外周の一部に図示しない係合爪部及びフレーム40の上下のフレーム41,42に図示しない係合受部が設けられて、嵌め込んだ際に両者が係合して固定されるように構成されるものであってもよい。
また、本発明の実施の形態で示した各図は、わかりやすく説明するために誇張拡大して示しており、各構成の厚み等の関係は実際とは異なるものもある。
Claims (5)
- 所定の間隔をあけて交互に異なる帯状の極性で並べられた永久磁石と、
上記永久磁石に対向して配置され、蛇行コイルパターンが形成された振動膜と、
上記振動膜の振動を外部に放射する放音孔を設けたフレームとを備えた電磁変換器において、
上記フレームに嵌合され上記永久磁石を固定支持する磁石保持部を備え、
上記帯状の永久磁石の両端部が上記磁石保持部に嵌め込まれて上記永久磁石が固定支持されることを特徴とする電磁変換器。 - フレームは、振動膜に対向する面に形成された複数の突起部を備え、
該複数の突起部間に帯状の永久磁石を嵌め込んで面方向の位置決めを行うことを特徴とする請求項1記載の電磁変換器。 - 突起部は、放音孔に隣接して設けられた押圧加工されたハーフピアスからなることを特徴とする請求項2記載の電磁変換器。
- 突起部は、放音孔に隣接して設けた穴に非磁性体で形成されることを特徴とする請求項2記載の電磁変換器。
- 突起部は、アウトサート成形された樹脂材であることを特徴とする請求項4記載の電磁変換器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008139524A JP4823272B2 (ja) | 2008-05-28 | 2008-05-28 | 電磁変換器 |
PCT/JP2008/003198 WO2009144773A1 (ja) | 2008-05-28 | 2008-11-05 | 電磁変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008139524A JP4823272B2 (ja) | 2008-05-28 | 2008-05-28 | 電磁変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011171781A true JP2011171781A (ja) | 2011-09-01 |
JP4823272B2 JP4823272B2 (ja) | 2011-11-24 |
Family
ID=41376674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008139524A Expired - Fee Related JP4823272B2 (ja) | 2008-05-28 | 2008-05-28 | 電磁変換器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4823272B2 (ja) |
WO (1) | WO2009144773A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013105172A1 (ja) * | 2012-01-11 | 2013-07-18 | パナソニック株式会社 | スピーカ用磁気回路およびこれを用いたスピーカ |
WO2021111676A1 (ja) * | 2019-12-04 | 2021-06-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 磁気回路、スピーカユニット及びスピーカシステム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102014222192A1 (de) * | 2014-10-30 | 2016-05-04 | Sennheiser Electronic Gmbh & Co. Kg | Planardynamischer Schallwandler |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51119216A (en) * | 1975-04-11 | 1976-10-19 | Citizen Watch Co Ltd | Portable small speaker |
-
2008
- 2008-05-28 JP JP2008139524A patent/JP4823272B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2008-11-05 WO PCT/JP2008/003198 patent/WO2009144773A1/ja active Application Filing
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51119216A (en) * | 1975-04-11 | 1976-10-19 | Citizen Watch Co Ltd | Portable small speaker |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013105172A1 (ja) * | 2012-01-11 | 2013-07-18 | パナソニック株式会社 | スピーカ用磁気回路およびこれを用いたスピーカ |
JP2013143667A (ja) * | 2012-01-11 | 2013-07-22 | Panasonic Corp | スピーカ用磁気回路およびこれを用いたスピーカ |
US9049521B2 (en) | 2012-01-11 | 2015-06-02 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Loudspeaker magnetic circuit and loudspeaker using same |
WO2021111676A1 (ja) * | 2019-12-04 | 2021-06-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 磁気回路、スピーカユニット及びスピーカシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2009144773A1 (ja) | 2009-12-03 |
JP4823272B2 (ja) | 2011-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3192372B2 (ja) | 薄型電磁変換器 | |
US8649550B2 (en) | Multi-magnet system and speaker using same | |
JP4823272B2 (ja) | 電磁変換器 | |
JP4902784B2 (ja) | 電磁変換器 | |
JP2009267779A (ja) | 電磁型電気音響変換器 | |
JP2010021785A (ja) | 電磁変換器 | |
JP4553983B2 (ja) | 電磁変換器 | |
WO2010100680A1 (ja) | 電磁変換器 | |
JP2007288601A (ja) | 電磁変換器 | |
JP2010226330A (ja) | 電磁変換器 | |
JP4830761B2 (ja) | スピーカ | |
JP2010021783A (ja) | 電磁変換器 | |
JP2012104865A (ja) | 電磁変換器 | |
WO2010122605A1 (ja) | 電磁変換器 | |
JP2010021782A (ja) | 電磁変換器 | |
JP5084764B2 (ja) | 電磁変換器 | |
CN219305033U (zh) | 一种双振膜受话器及电子设备 | |
JP2009253674A (ja) | 電磁変換器 | |
JP2010118852A (ja) | 電磁変換器 | |
JP2010252028A (ja) | 電磁変換器 | |
JP2004260347A (ja) | 電気音響変換装置 | |
WO2010100681A1 (ja) | 電磁変換器 | |
JP2006086733A (ja) | 薄型ツイータ | |
JP2009232081A (ja) | 電磁変換器 | |
JP2009253533A (ja) | 電磁変換器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110809 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110906 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4823272 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |