JP2011171412A - 半導体装置 - Google Patents

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茂幸 有馬
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Abstract

【課題】異常電圧が内部回路に悪影響が与える可能性を低くする。
【解決手段】保護回路100は内部回路30を異常電圧、例えば静電気から保護する回路であり、第1トランジスタ120を有している。第1トランジスタ120は、ドレイン124が電源ライン10に接続されており、かつソース126がグランドライン20に接続されている。そして第1トランジスタ120のゲート電極122は、第1コンデンサ130を介して電源ライン10に接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、異常電圧から内部回路を保護する保護回路を有する半導体装置に関する。
半導体装置は、静電気などの異常電圧から内部回路を保護する保護回路を有する場合が多い。この保護回路に関しては、例えば特許文献1〜3に記載の技術がある。これらの文献に記載されている保護回路は、第1のMOSトランジスタのソース及びゲート電極をグランドラインに接続し、ドレインを電源ラインに接続したものである。このような回路構成において、電源ラインに異常電圧が加わって第1のMOSトランジスタのブレイクダウン電圧を超えると、第1のMOSトランジスタはスナップバック状態になる。これにより、異常電圧によるストレスは、第1のMOSトランジスタを介してグランドラインに放電される。
また特許文献4には、第1のMOSトランジスタと第2のMOSトランジスタによって保護回路を構成することが記載されている。この技術において、第1のMOSトランジスタはnチャネル型であり、第2のMOSトランジスタはpチャネル型である。第1のMOSトランジスタ及び第2のMOSトランジスタは、電源ラインとグランドラインの間に位置している。第1のMOSトランジスタのゲート電極はグランドラインに接続されており、第2のMOSトランジスタは電源ラインに接続されている。このような保護回路も、MOSトランジスタのスナップバック現象を利用したものである。
特開平8−204176号公報 特開平8−288404号公報 特開平11−87727号公報 特開平5−283630号公報
上述のいずれの技術も、MOSトランジスタのスナップバック現象を利用したものである。しかしMOSトランジスタがスナップバック現象を起こすまでには、異常電圧が加わってから多少の時間が必要である。このため、MOSトランジスタがスナップバック現象を起こすまでの間、内部回路には異常電圧が加わってしまい、内部回路に悪影響を与える可能性があった。
本発明によれば、電源ラインと、
グランドラインと、
前記電源ライン及び前記グランドラインに接続している内部回路と、
前記内部回路を異常電圧から保護する保護回路と、
を備え、
前記保護回路は、ドレイン及びソースの一方が前記電源ラインに接続されていて他方が前記グランドラインに接続されている第1トランジスタを有し、
前記第1トランジスタのゲート電極は、第1コンデンサを介して前記電源ライン又は前記グランドラインに接続されている半導体装置が提供される。
本発明によれば、第1トランジスタのゲート電極と電源ライン又はグランドラインの間には、第1コンデンサが設けられている。このため、電源ライン又はグランドラインに異常電圧が加わった場合、第1トランジスタのゲート電圧が上昇することによって第1トランジスタがオン状態になる。その結果、異常電圧によるストレスはグランドライン又は電源ラインに放電される。電源ライン又はグランドラインに異常電圧が加わってから第1トランジスタがオン状態になるまでの時間は、電源ライン又はグランドラインに異常電圧が加わってからMOSトランジスタがスナップバック状態になるまでの時間より短い。従って、異常電圧が内部回路に悪影響が与える可能性を低くすることができる。
本発明によれば、異常電圧が内部回路に悪影響を与える可能性を低くすることができる。
第1の実施形態に係る半導体装置の構成を示す回路図である。 第1の実施形態に係る半導体装置の変形例を示す回路図である。 第2の実施形態に係る半導体装置の構成を示す回路図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、第1の実施形態に係る半導体装置の構成を示す回路図である。この半導体装置は、電源ライン10、グランドライン20、内部回路30、及び保護回路100を備えている。内部回路30は、インピーダンス整合部32を介して電源ライン10に接続しており、またインピーダンス整合部34を介してグランドライン20に接続している。保護回路100は内部回路30を異常電圧、例えば静電気から保護する回路であり、第1トランジスタ120を有している。第1トランジスタ120は、ドレイン124が電源ライン10に接続されており、かつソース126がグランドライン20に接続されている。そして第1トランジスタ120のゲート電極122は、第1コンデンサ130を介して電源ライン10又はグランドライン20(本図に示す例では電源ライン10)に接続されている。
保護回路100は、第2トランジスタ140を有している。第2トランジスタ140は、ドレイン144が電源ライン10に接続されていてソース146がグランドライン20に接続されている。また第2トランジスタ140のゲート電極142は、第2コンデンサ150を介してグランドライン20に接続している。
電源ライン10には、電源端子12を介して基準電位Vddが印加され、グランドライン20にはグランド端子22を介してグランド電位GNDが印加される。また内部回路30は、信号の入出力端子36にも接続している。また本実施形態において、第1トランジスタ120及び第2トランジスタ140は、Nチャネル型のMOSトランジスタである。また第1トランジスタ120及び第2トランジスタ140の閾値電圧は、基準電位Vddよりも大きい。このため、通常の状態においては、第1トランジスタ120及び第2トランジスタ140はオンしない。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。まず、電源ライン10に異常電圧、例えば静電気が印加した場合を考える。上記したように電源ライン10と第1トランジスタ120のゲート電極122は、第1コンデンサ130を介して接続している。このため、電源ライン10に異常電圧が印加すると、ゲート電極122の電位は上昇し、その結果第1トランジスタ120はオンする。これにより、異常電圧はグランドライン20に放電され、異常電圧によるストレスは解消される。
次に、グランドライン20に異常電圧、例えば静電気が印加した場合を考える。上記したように、グランドライン20と第2トランジスタ140のゲート電極142は、第2コンデンサ150を介して接続している。このため、グランドライン20に異常電圧が印加すると、ゲート電極142の電位は上昇し、その結果第2トランジスタ140はオンする。これにより、異常電圧は電源ライン10に放電され、異常電圧によるストレスは解消される。
一方、電源ライン10又はグランドライン20に静電気が印加してから第1トランジスタ120がオンするまでの時間は、先行文献に記載の保護回路においてMOSトランジスタがスナップバック状態になるまでの時間より短い。 従って、異常電圧が内部回路30に悪影響が与える可能性を低くすることができる。
なお図2に示すように、第1トランジスタ120及び第2トランジスタ140はPチャネル型のMOSトランジスタであってもよい。
図3は、第2の実施形態に係る半導体装置の構成を示す回路図である。この半導体装置は、第1動作安定化回路200及び第2動作安定化回路220を有している点を除いて、第1の実施形態に係る半導体装置と同様の構成である。なお本図は、第1トランジスタ120及び第2トランジスタ140がNチャネル型のMOSトランジスタである場合を示しているが、第1トランジスタ120及び第2トランジスタ140はPチャネル型のMOSトランジスタであってもよい。
第1動作安定化回路200は、少なくとも一つの第1ダイオード202、第3コンデンサ206、及び第3トランジスタ210を有している。第1ダイオード202は、電源ライン10とグランドライン20の間に順方向に直列に設けられている。第3コンデンサ206は、第1ダイオード202とグランドライン20の間に設けられている。第3トランジスタ210は、ゲート電極212、ドレイン214、及びソース216を有している。ゲート電極212は第3コンデンサ206と第1ダイオード202の間に接続されている。ドレイン214及びソース216の一方(例えばドレイン214)は第1コンデンサ130と第1トランジスタ120のゲート電極122の間(さらに詳しくは抵抗128とゲート電極122の間)に接続されており、かつ他方(例えばソース216)はグランドライン20に接続されている。また第3コンデンサ206及びゲート電極212と、第1ダイオード202との間には、抵抗204が設けられている。
第2動作安定化回路220は、少なくとも一つの第2ダイオード222、第4コンデンサ226、及び第4トランジスタ230を有している。第2ダイオード222は、電源ライン10とグランドライン20の間に逆方向に直列に設けられている。第4コンデンサ226は、第2ダイオード222と電源ライン10の間に設けられている。第4トランジスタ230は、ゲート電極232、ドレイン234、及びソース236を有している。ゲート電極232は第4コンデンサ226と第2ダイオード222の間に接続されている。ドレイン234及びソース236の一方(例えばドレイン234)は第2コンデンサ150と第2トランジスタ140のゲート電極142の間(さらに詳しくは抵抗148とゲート電極142の間)に接続されており、かつ他方(例えばソース236)は電源ライン10に接続されている。また第4コンデンサ226及びゲート電極232と、第2ダイオード222との間には、抵抗224が設けられている。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また電源ライン10に異常電圧、例えば静電気が印加した場合、第1トランジスタ120がオンするため、異常電圧によるストレスはグランドライン20に放電される。しかし第1トランジスタ120がオンしている時間が長いと、通常の信号も放電されてしまう。
これに対して本実施形態では、第1動作安定化回路200を設けている。そして電源ライン10に異常電圧が印加した場合、第3トランジスタ210のゲート電極212にも電圧が加わり、第3トランジスタ210もオンする。第3トランジスタ210がオンする電圧は、第1ダイオード202の数及び第3コンデンサ206の容量によって調整できる。そして第3トランジスタ210がオンする電圧を適切な電圧に設定することにより、第1トランジスタ120のゲート電極122にたまった電荷は適切なタイミングで第3トランジスタ210を介してグランドライン20に放電される。従って、異常電圧を放電した後、第1トランジスタ120を早いタイミングでオフすることができる。
またグランドライン20に異常電圧が加わって第2トランジスタ140がオンした場合も、第2動作安定化回路220の第4トランジスタ230がオンするため、異常電圧を放電した後、第2トランジスタ140を早いタイミングでオフすることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 電源ライン
12 電源端子
20 グランドライン
22 グランド端子
30 内部回路
32 インピーダンス整合部
34 インピーダンス整合部
36 入出力端子
100 保護回路
120 第1トランジスタ
122 ゲート電極
124 ドレイン
126 ソース
128 抵抗
130 第1コンデンサ
140 第2トランジスタ
142 ゲート電極
144 ドレイン
146 ソース
148 抵抗
150 第2コンデンサ
200 第1動作安定化回路
202 第1ダイオード
204 抵抗
206 第3コンデンサ
210 第3トランジスタ
212 ゲート電極
214 ドレイン
216 ソース
220 第2動作安定化回路
222 第2ダイオード
224 抵抗
226 第4コンデンサ
230 第4トランジスタ
232 ゲート電極
234 ドレイン
236 ソース

Claims (6)

  1. 電源ラインと、
    グランドラインと、
    前記電源ライン及び前記グランドラインに接続している内部回路と、
    前記内部回路を異常電圧から保護する保護回路と、
    を備え、
    前記保護回路は、ドレイン及びソースの一方が前記電源ラインに接続されていて他方が前記グランドラインに接続されている第1トランジスタを有し、
    前記第1トランジスタのゲート電極は、第1コンデンサを介して前記電源ライン又は前記グランドラインに接続されている半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記第1トランジスタのゲート電極は、前記第1コンデンサを介して前記電源ラインに接続されており、
    前記保護回路は、ドレイン及びソースの一方が前記電源ラインに接続されていて他方が前記グランドラインに接続されており、かつゲート電極が第2コンデンサを介して前記グランドラインに接続している第2トランジスタを有する半導体装置。
  3. 請求項2に記載の半導体装置において、
    前記第2トランジスタは、前記第1トランジスタと同一導電型である半導体装置。
  4. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記第1トランジスタの前記ゲート電極は、前記第1コンデンサを介して前記電源ラインに接続しており、
    前記保護回路に接続された第1動作安定化回路を有しており、
    前記第1動作安定化回路は、
    前記電源ラインと前記グランドラインの間に順方向に設けられた第1ダイオードと、
    前記第1ダイオードと前記グランドラインの間に設けられた第3コンデンサと、
    ゲート電極が前記第3コンデンサと前記第1ダイオードの間に接続されており、ドレイン及びソースの一方が前記第1コンデンサと前記第1トランジスタのゲート電極の間に接続されており、かつ他方が前記グランドラインに接続されている第3トランジスタと、
    を有する半導体装置。
  5. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記第1トランジスタの前記ゲート電極は、前記第1コンデンサを介して前記グランドラインに接続しており、
    前記保護回路に接続された第1動作安定化回路を有しており、
    前記第1動作安定化回路は、
    前記電源ラインと前記グランドラインの間に逆方向に設けられた第2ダイオードと、
    前記第2ダイオードと前記電源ラインの間に設けられた第4コンデンサと、
    ゲート電極が前記第4コンデンサと前記第2ダイオードの間に接続されており、ドレイン及びソースの一方が前記第1コンデンサと前記第1トランジスタの前記ゲート電極の間に接続されており、かつ他方が前記電源ラインに接続されている第4トランジスタと、
    を有する半導体装置。
  6. 請求項2又は3に記載の半導体装置において、
    前記保護回路に接続された第1動作安定化回路及び第2動作安定化回路を有しており、
    前記第1動作安定化回路は、
    前記電源ラインと前記グランドラインの間に順方向に設けられた第1ダイオードと、
    前記第1ダイオードと前記グランドラインの間に設けられた第3コンデンサと、
    ゲート電極が前記第3コンデンサと前記第1ダイオードの間に接続されており、ドレイン及びソースの一方が前記第1コンデンサと前記第1トランジスタのゲート電極の間に接続されており、かつ他方が前記グランドラインに接続されている第3トランジスタと、
    を有しており、
    前記第2動作安定化回路は、
    前記電源ラインと前記グランドラインの間に逆方向に設けられた第2ダイオードと、
    前記第2ダイオードと前記電源ラインの間に設けられた第4コンデンサと、
    ゲート電極が前記第4コンデンサと前記第2ダイオードの間に接続されており、ドレイン及びソースの一方が前記第2コンデンサと前記第2トランジスタの前記ゲート電極の間に接続されており、かつ他方が前記電源ラインに接続されている第4トランジスタと、
    を有する半導体装置。
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