JP2011171137A - 燃料電池発電システム、及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】機器寿命の警告報知期間に点検停止時期が発生する場合の利便性の悪さを改善する。
【解決手段】制御部101は、点検停止時期予測手段103で予測した点検停止時期が機器寿命時期予測手段102で予測した機器寿命到達時期の第1の所定期間前よりも後で機器寿命到達時期よりも前と最終点検時期判定手段105で判定すると、警告報知手段104により点検の警告せずに点検停止時期の第1の所定期間前から警告報知手段104により機器寿命の警告をする。つまり、点検停止時期が、機器寿命到達時期の第1の所定期間前よりも後で機器寿命到達時期よりも前の場合は、点検の警告をせずに機器寿命停止警告の開始時期を点検停止時期の第1の所定期間前に前倒しする。そのため、機器寿命停止の対応をしている最中に予想外の機器停止がなく、機器寿命停止直前の点検対応の無駄がない。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気と燃料ガスの供給を受けて発電し、予め設定された機器寿命条件を満たした場合に機器寿命停止するように構成された燃料電池発電システムに関し、特に、機器寿命到達時期の警告報知を行う燃料電池発電システムに関するをするものである。
従来のこの種の燃料電池発電システムは、燃料電池本体の累積運転時間が所定の値に到達すれば燃料電池発電システムを停止し、燃料電池本体の累積運転回数が所定の値に到達すれば、燃料電池発電システムを次回起動させないように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
図4は、特許文献1に記載された従来の燃料電池発電システムの構成図を示すものである。図4に示すように、燃料電池本体402の運転が開始されれば、積算時間計測手段411は運転時間を累積して積算することを開始し、積算時間計測手段411によって計測された運転時間が予め設定された所定の値に到達した場合に燃料電池発電システム401を停止させる。
また、運転回数計測手段412は燃料電池本体402の運転が開始されれば、運転回数を累積して積算し(運転回数をプラス1にする)、運転回数計測手段412によって計測された運転回数が予め設定された所定の値に到達すれば、次回起動させないようにする。
特許第4404584号公報
しかしながら、上記従来の構成では、累積発電時間と累積発電回数を所定の換算式を用いて累積発電時間相当に変換した値が予め設定した所定の値に到達した時点で、燃料電池本体402を即座に機器寿命停止させる機能と、点検停止時期に到達するまでに所定の点検をしなければ、点検停止させる機能とがそれぞれ独立で働くため、機器寿命停止の警告報知を行うわずかな期間に複数の機器停止時期が発生し、利便が悪いという課題があった。
本発明は、機器寿命停止の警告報知を行っている期間に点検停止時期が発生する場合の利便性の悪さを改善した燃料電池発電システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の燃料電池発電システムは、空気と燃料ガスの供給を受けて発電し、予め設定された機器寿命条件を満たした場合に機器寿命停止し、点検停止時期に到達するまでに所定の点検をしなければ点検停止するように構成された燃料電池発電システムであって、前記機器寿命条件に基づいて機器寿命に達する機器寿命到達時期を予測する機器寿命時期予測手段と、前記燃料電池発電システムを構成する部品の少なくとも一部の部品の寿命条件に基づいて前記点検停止しないように前記所定の点検を済ませておく必要がある期限となる前記点検停止時期を予測する点検停止時期予測手段と、前記機器寿命時期予測手段で予測した前記機器寿命到達時期の短くとも第1の所定期間前から前記機器寿命到達時期が迫っていることを警告すると共に、前記点検停止時期予測手段で予測した前記点検停止時期の第2の所定期間前から前記点検停止時期までに前記所定の点検が必要であることを警告する警告報知手段と、前記点検停止時期予測手段で予測した前記点検停止時期が前記機器寿命時期予測手段で予測した前記機器寿命到達時期の前記第1の所定期間前よりも後で且つ前記機器寿命到達時期よりも前になるか否かを判定する最終点検時期判定手段と、前記機器寿命時期予測手段の予測結果と前記点検停止時期予測手段の予測結果と前記最終点検時期判定手段の判定結果に基づいて前記警告報知手段を動作させ、前記点検停止時期予測手段で予測した前記点検停止時期が前記機器寿命時期予測手段で予測した前記機器寿命到達時期の前記第1の所定期間前よりも後で且つ前記機器寿命到達時期よりも前になると前記最終点検時期判定手段で判定した場合は、前記点検停止時期までに前記所定の点検が必要であることを前記警告報知手段により警告せずに前記点検停止時期の前記第1の所定期間前から前記機器寿命到達時期が迫っていることを前記警告報知手段により警告する制御部とを有するのである。
上記構成の燃料電池発電システムは、原則として、点検停止時期(所定の点検を済ませないと機器停止する時期)が迫っていることを警告する点検停止警告を点検停止時期の第2の所定期間(例えば1ヶ月)前から行い、機器寿命到達時期(機器寿命により機器停止する時期)が迫っていることを警告する機器寿命停止警告を機器寿命到達時期の第1の所定期間前から行うようにしているが、点検停止時期が、機器寿命到達時期の第1の所定期間前よりも後で且つ機器寿命到達時期よりも前になる場合は、点検停止時期までに点検が必要であることの警告をせずに、機器寿命停止警告の開始時期を点検停止時期の第1の所定期間前に前倒しするのである。
これにより、機器寿命停止の警告報知を開始してから第1の所定期間(機器寿命停止の対応のために必要と思われる期間、例えば半年)を経過するまでに点検停止時期が発生することがなくなるので、第1の所定期間で機器寿命停止の対応をしている最中に、予想外の機器停止(点検停止)がなく、機器寿命停止の直前に点検対応する無駄がなくなるため、燃料電池発電システムの利便性が良くなる。
本発明の燃料電池発電システムは、機器寿命停止の警告報知を開始してから第1の所定期間(機器寿命停止の対応のために必要と思われる期間、例えば半年)を経過するまでに点検停止時期が発生することがなくなるので、第1の所定期間で機器寿命停止の対応をしている最中に、予想外の機器停止(点検停止)がなく、機器寿命停止の直前に点検対応する無駄がなくなるため、燃料電池発電システムの利便性が良くなる。
本発明の実施の形態1における燃料電池発電システムのブロック図 本発明の実施の形態1における燃料電池システムの機器寿命停止の予告を報知する情報端末装置の表示例を示す説明図 本発明の実施の形態1における燃料電池発電システムの動作を説明するためのフローチャート 従来の燃料電池発電システムの構成図
第1の発明は、空気と燃料ガスの供給を受けて発電し、予め設定された機器寿命条件を満たした場合に機器寿命停止し、点検停止時期に到達するまでに所定の点検をしなければ点検停止するように構成された燃料電池発電システムであって、前記機器寿命条件に基づいて機器寿命に達する機器寿命到達時期を予測する機器寿命時期予測手段と、前記燃料電池発電システムを構成する部品の少なくとも一部の部品の寿命条件に基づいて前記点検停止しないように前記所定の点検を済ませておく必要がある期限となる前記点検停止時期を予測する点検停止時期予測手段と、前記機器寿命時期予測手段で予測した前記機器寿命到達時期の短くとも第1の所定期間前から前記機器寿命到達時期が迫っていることを警告すると共に、前記点検停止時期予測手段で予測した前記点検停止時期の第2の所定期間前から前記点検停止時期までに前記所定の点検が必要であることを警告する警告報知手段と、前記点検停止時期予測手段で予測した前記点検停止時期が前記機器寿命時期予測手段で予測した前記機器寿命到達時期の前記第1の所定期間前よりも後で且つ前記機器寿命到達時期よりも前になるか否かを判定する最終点検時期判定手段と、前記機器寿命時期予測手段の予測結果と前記点検停止時期予測手段の予測結果と前記最終点検時期判定手段の判定結果に基づいて前記警告報知手段を動作させ、前記点検停止時期予測手段で予測した前記点検停止時期が前記機器寿命時期予測手段で予測した前記機器寿命到達時期の前記第1の所定期間前よりも後で且つ前記機器寿命到達時期よりも前になると前記最終点検時期判定手段で判定した場合は、前記点検停止時期までに前記所定の点検が必要であることを前記警告報知手段により警告せずに前記点検停止時期の前記第1の所定期間前から前記機器寿命到達時期が迫っていることを前記警告報知手段により警告する制御部とを有する燃料電池発電システムである。
上記構成において、制御部は、点検停止時期予測手段で予測した点検停止時期が機器寿命時期予測手段で予測した機器寿命到達時期の第1の所定期間前よりも後で且つ機器寿命到達時期よりも前になると最終点検時期判定手段で判定した場合は、点検停止時期までに所定の点検が必要であることを警告報知手段により警告せずに点検停止時期の第1の所定期間前から機器寿命到達時期が迫っていることを警告報知手段により警告する。
つまり、第1の発明の燃料電池発電システムは、原則として、点検停止時期(所定の点検を済ませないと機器停止する時期)が迫っていることを警告する点検停止警告を点検停止時期の第2の所定期間(例えば1ヶ月)前から行い、機器寿命停止警告を機器寿命到達時期の第1の所定期間前から行うようにしているが、点検停止時期が、機器寿命到達時期の第1の所定期間前よりも後で且つ機器寿命到達時期よりも前になる場合は、点検停止時期までに点検が必要であることの警告をせずに、機器寿命停止警告の開始時期を点検停止時期の第1の所定期間前に前倒しするのである。
これにより、機器寿命停止の警告報知を開始してから第1の所定期間(機器寿命停止の対応のために必要と思われる期間、例えば半年)を経過するまでに点検停止時期が発生することがなくなるので、第1の所定期間で機器寿命停止の対応をしている最中に、予想外の機器停止(点検停止)がなく、機器寿命停止の直前に点検対応する無駄がなくなるため、燃料電池発電システムの利便性が良くなる。
第2の発明は、特に、第1の発明の燃料電池発電システムの少なくとも一部をコンピュータに実現させるためのプログラムである。
そして、プログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させて本発明の燃料電池発電システムの少なくとも一部を容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布・更新やインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における燃料電池発電システムのブロック図を示すものである。
図1において、燃料電池発電装置100の制御部101は、機器寿命条件に基づいて機器寿命に達する機器寿命到達時期を予測する機器寿命時期予測手段102と、燃料電池発電システムを構成する部品の少なくとも一部の部品の寿命条件に基づいて点検停止しないように所定の点検を済ませておく必要がある期限となる点検停止時期を予測する点検停止時期予測手段103を有する。
また、機器寿命時期予測手段102で予測した機器寿命到達時期の短くとも第1の所定期間前から機器寿命到達時期が迫っていることを警告すると共に、点検停止時期予測手段で予測した点検停止時期の第2の所定期間前から点検停止時期までに所定の点検が必要であることを警告する警告報知手段104を有する。
更に、点検停止時期予測手段103で予測した点検停止時期が、機器寿命時期予測手段102で予測した機器寿命到達時期の第1の所定期間前よりも後で且つ機器寿命到達時期よりも前になるか否かを判定する最終点検時期判定手段105を備える。
制御部101は、機器寿命時期予測手段102の予測結果と点検停止時期予測手段103の予測結果に基づいて警告報知手段104を作動させ、それぞれの停止時期が到来することを警告報知させる。
一方、排熱回収装置110は燃料電池発電装置100と接続され、発電時に発生する排熱を排熱回収し、制御部111は使用者が設定した温度に調整し、給湯する。
情報端末装置120は燃料電池発電装置100が有する通信手段107を介し、宅内通信回線121によって接続されている。宅内通信回線121は無線LAN、Bluetooth(登録商標)または特定小電力無線など無線を媒体として利用することも可能で、その場合、情報端末装置120、燃料電池発電装置100それぞれは無線通信ユニットを装着する必要がある。
情報端末装置120は、前記警告報知の表示を行うと共に、燃料電池発電装置100の発電の開始や停止、異常コードの表示、発電電力量、受電電力量の表示機能や、排熱回収装置110に回収した排熱を利用する際の給湯温度、風呂の沸かし上げや沸かし上げ予約といった排熱回収装置110関連の設定機能を備えている。
以上のように構成された本実施の形態の燃料電池発電システムについて、以下その動作、作用を説明する。
図1において、燃料電池発電装置100は水素と酸素を化学反応させ、直接電気エネルギーを発生させると同時に、反応時に発生する熱も回収利用することにより高いエネルギー効果が実現できるシステムである。
しかしながら、燃料電池発電システムは一般のアプライアンス商品に比べて技術蓄積が浅く、本システムが設計耐用年数を迎えたときの挙動に市場実績がない。従って、設計耐用年数に到達した燃料電池発電システムには想定外事象を回避するために機器を停止させ、次回の起動を許可させないといった設計配慮が必要である。
燃料電池発電装置100の設計耐用年数は予め記憶手段106に記録されており、制御部101は記憶手段106から読み出す。設計耐用年数は例えば累積通電時間や、累積発電回数、累積発電時間が所定の数値に到達することで判断しても良い。またはそれらの組み合わせでいずれかが早く到達した場合に設計耐用年数と判断してもよい。
一方、燃料電池発電装置100を構成する部品は複雑多岐であり、少なくとも一部の部品の寿命が到来すると、本来の性能が出せなくなるため、部品の寿命条件に基づいて点検・交換する必要がある。
点検停止時期予測手段103は、部品の寿命条件に基づいて部品寿命が到来する時期を予測する。部品寿命は予め記憶手段106に記録されており、制御部101は記憶手段106から読み出し、部品寿命が所定の数値を上回れば、燃料電池発電装置100を点検停止させる。部品寿命は例えば累積通電時間が所定の数値に到達することで判断しても良い。
点検停止時期予測手段103は点検停止時期に点検停止しないように前記所定の点検を済ませておく必要があることを警告報知させるため、累積通電時間が点検停止時期から第2の所定期間前にあるか否かを判断する。第2の所定期間前よりも後であれば、点検停止時期予測手段103は警告報知手段104を動作させ、制御部101は所定の点検を済ませておく必要があることを、通信手段107を介して情報端末装置120に表示させる。
しかし、第2の所定期間内に所定の点検が行われず、点検停止時期に到達した場合、制御部101は燃料電池発電装置100を停止させ、前記所定の点検が完了するまで次回の起動をさせない。
所定の点検が完了すれば、制御部101は点検停止を解除し、燃料電池発電装置100の次回からの起動を許可する。所定の点検が終了した時、燃料電池発電装置100の本体にキー入力機能を有するメンテナンス基板を備えて、点検終了のキー入力を行っても良いし、情報端末装置120から所定の入力を行っても良い。
点検停止時期予測手段103は所定の点検完了の入力があれば、次の点検停止時期の予測を行う。この時、前回の点検停止から今回の点検停止までの寿命条件の変化量を算出する。これによって、次回の点検停止時期での寿命条件の変化量を予測することができる。すなわち、次回の点検停止時期では、機器の寿命条件である前記累積通電時間、累積発電回数、累積発電時間の進捗予測をしておく。
一方、機器寿命時期予測手段102は、前記所定の点検の完了の入力があれば、機器寿命到達時期と、機器寿命到達時期が迫っていることを警告するために必要な機器寿命到達時期から第1の所定期間前を予測する。
例えば、警告報知の開始時期、つまり機器寿命停止時期までの第1の所定期間を機器寿命到達時期の半年前としても良い。所定の部品点検を要する点検停止が例えば1年毎に行われるとすれば、1年間での前記累積通電時間、累積発電回数、累積発電時間の変化量を求めることができ、次に半年相当の変化量を求めることができる。すなわち、機器寿命到達を報知する警告報知の開始時期時点での前記累積通電時間、累積発電回数、累積発電時間を求めることができる。
最終点検時期判定手段105は点検停止時期予測手段103が予測した点検停止時期が、機器寿命時期予測手段102が予測した機器寿命到達時期より前で、且つ機器寿命を報知する警告報知開始時期より後になるか否かを判断する。つまり、次回の点検停止時期が機器寿命の到達を報知する警告報知期間内にあるか否かを判定する。
現在の機器寿命条件の数値が警告報知期間内に該当する数値であり、仮に第2の所定期間内に構成部品の点検・交換が実施されなければ、機器寿命の到達の警告期間内に点検停止するため、短期間に複数の機器停止時期が発生し、クレームや、不快感を使用者に与えることになり、利便が悪い。従って、最終点検時期判定手段105は点検停止時期が警告報知期間内であると判断すれば、点検停止時期から前に第1の所定期間を確保する。更に、点検停止時期までに所定の点検が必要であることを警告報知手段104により警告報知もさせない。
これによって、機器寿命到達時期を警告する期間に点検停止時期が到来するか否かを予測し、機器寿命警告報知期間に複数の機器停止を発生させないよう機器寿命停止時期を決定することから、機器寿命警告報知のわずかな期間に複数の機器停止を防止することができ、利便性の高いシステムを構築することができる。
図2は警告報知手段104が情報端末装置120に対して、警告報知を行っている例である。図2では情報端末装置120が有するディスプレイの上段から文字1行分を用いて、警告メッセージを表示させているが、ハードウェアとしてメッセージに代わるLEDを用いて点滅・点灯をさせ、警告報知としてもよい。また、図2では機器寿命の警告報知の例であるが、点検停止時期の到来を報知するメッセージも前記機器寿命と同じ作法で表示させる。
図3は本実施の形態の燃料電池発電システムの動作を説明するためのフローチャートである。
図3のフローチャートにおいて、燃料電池発電装置100の点検停止時期予測手段103は、燃料電池発電装置100が現在、点検停止時期から第2の所定期間前にあるか否かを判定する(STEP1)。第2の所定期間前であった場合(STEP1、Yes)、制御部101は、警告報知手段104を動作させ、燃料電池発電装置100を構成する部品の寿命条件に基づいて点検停止しないように、所定の点検を済ませておく期限があることを警告報知する(STEP2)。
次に、点検停止時期予測手段103は、点検停止時期から第2の所定期間前を経過し、点検停止時期であるか否かを判定する(STEP3)。点検停止時期であれば(STEP3、Yes)点検停止時期予測手段は警告報知手段104が報知する前記警告報知を解除し、制御部101は、燃料電池発電装置100を停止させ、所定の点検が行われるまで次回の起動をさせない(STEP4)。
制御部101は所定の点検が行われたか否かを判定する(STEP5)。制御部101は点検が実施されたことを認識した場合(STEP5、Yes)、点検停止状態を解除し、燃料電池発電装置100の次回からの起動を許可する(STEP6)。
所定の点検が実施されると、機器寿命時期予測手段102は前回の点検から今回の点検までの期間に変化した機器寿命条件の変化量を算出する(STEP7)。次に、機器寿命時期予測手段102は、前記算出した変化量を元に、機器寿命到達時期から前に第1の所定期間確保し、機器寿命の警告報知の開始時期を予測する(STEP8)。
一方、点検停止時期予測手段103は次回の点検停止時期を予測し、機器寿命条件である累積通電時間、累積発電回数、累積発電時間について、点検停止時期での前記数値の進捗を予測する(STEP9)。
最終点検時期判定手段105は点検停止時期予測手段103が予測した点検停止時期が、機器寿命時期予測手段102が予測した第1の所定期間前よりも後で且つ機器寿命到達時期よりも前になるか否かを判定する(STEP10)。すなわち、機器寿命到達時期を予め報知する警告報知期間内に点検停止時期が到来するか否かを判定する。
警告報知期間内に点検停止が到来する場合(STEP10、Yes)、最終点検時期判定手段105は、次回の点検停止の警告報知を行わない(STEP11)。更に、最終点検時期判定手段105は点検停止時期から前に第1の所定期間を設定し(STEP12)、第1の所定期間前から警告報知手段104を動作させ、機器寿命到達時期が迫っていることを警告報知させる。
機器寿命時期予測手段102は累積通電時間、累積発電回数、累積発電時間について、第1の所定の期間内にあれば、警告報知手段104を動作させ、 機器寿命が迫っていることの警告報知を開始する(STEP13)。次に、点検停止の警告報知を行う第2の所定期間であるか否かを判定する(STEP1)。
点検停止時期予測手段103は、点検停止時期よりも前で第2の所定期間であるか否かを判定し(STEP1)、第2の所定期間でない場合(STEP1、No)、何も実行せず、機器寿命停止時期の警告期間であれば警告報知手段104を動作させ、警告報知を行う(STEP13)。
第2の所定期間であり、点検停止警告報知を開始している状態で(STEP2)、点検停止時期であるか否かを判定した結果(STEP3)、まだ点検停止時期でない場合(STEP3、No)、点検停止の警告報知を解除せずに、実際に所定の点検が行われた否かを判定する(STEP5)。また、所定の点検が行われたか否かを判定し(STEP5)、点検が実施されなかった場合(STEP5、No)、何も実行せずに機器寿命停止時期の警告期間であれば警告報知手段104を動作させ、警告報知を行う(STEP13)。
以上のように、本実施の形態の燃料電池発電システムは、空気と燃料ガスの供給を受けて発電し、予め設定された機器寿命条件を満たした場合に機器寿命停止し、点検停止時期に到達するまでに所定の点検をしなければ点検停止するように構成された燃料電池発電システムであって、機器寿命条件に基づいて機器寿命に達する機器寿命到達時期を予測する機器寿命時期予測手段102と、燃料電池発電システムを構成する部品の少なくとも一部の部品の寿命条件に基づいて点検停止しないように所定の点検を済ませておく必要がある期限となる点検停止時期を予測する点検停止時期予測手段103と、機器寿命時期予測手段102で予測した機器寿命到達時期の短くとも第1の所定期間(例えば半年)前から機器寿命到達時期が迫っていることを警告すると共に、点検停止時期予測手段103で予測した点検停止時期の第2の所定期間(例えば1ヶ月)前から点検停止時期までに所定の点検が必要であることを警告する警告報知手段104と、点検停止時期予測手段103で予測した点検停止時期が機器寿命時期予測手段102で予測した機器寿命到達時期の第1の所定期間前よりも後で且つ機器寿命到達時期よりも前になるか否かを判定する最終点検時期判定手段105と、機器寿命時期予測手段102の予測結果と点検停止時期予測手段103の予測結果と最終点検時期判定手段105の判定結果に基づいて警告報知手段104を動作させ、点検停止時期予測手段103で予測した点検停止時期が機器寿命時期予測手段102で予測した機器寿命到達時期の第1の所定期間前よりも後で且つ機器寿命到達時期よりも前になると最終点検時期判定手段105で判定した場合は、点検停止時期までに所定の点検が必要であることを警告報知手段104により警告せずに点検停止時期の第1の所定期間前から機器寿命到達時期が迫っていることを警告報知手段104により警告する制御部101とを有する燃料電池発電システムである。
上記構成において、制御部101は、点検停止時期予測手段103で予測した点検停止時期が機器寿命時期予測手段102で予測した機器寿命到達時期の第1の所定期間前よりも後で且つ機器寿命到達時期よりも前になると最終点検時期判定手段105で判定した場合は、点検停止時期までに所定の点検が必要であることを警告報知手段104により警告せずに点検停止時期の第1の所定期間前から機器寿命到達時期が迫っていることを警告報知手段104により警告する。
つまり、本実施の形態の燃料電池発電システムは、原則として、点検停止時期(所定の点検を済ませないと機器停止する時期)が迫っていることを警告する点検停止警告を点検停止時期の第2の所定期間(例えば1ヶ月)前から行い、機器寿命停止警告を機器寿命到達時期の第1の所定期間前から行うようにしているが、点検停止時期が、機器寿命到達時期の第1の所定期間前よりも後で且つ機器寿命到達時期よりも前になる場合は、点検停止時期までに点検が必要であることの警告をせずに、機器寿命停止警告の開始時期を点検停止時期の第1の所定期間前に前倒しするのである。
これにより、機器寿命停止の警告報知を開始してから第1の所定期間(機器寿命停止の対応のために必要と思われる期間、例えば半年)を経過するまでに点検停止時期が発生することがなくなるので、第1の所定期間で機器寿命停止の対応をしている最中に、予想外の機器停止(点検停止)がなく、機器寿命停止の直前に点検対応する無駄がなくなるため、燃料電池発電システムの利便性が良くなる。
なお、本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムであれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することでプログラムの配布・更新やインストール作業が簡単にできる。
本発明の燃料電池発電システムは、機器寿命停止の警告報知を開始してから第1の所定期間(機器寿命停止の対応のために必要と思われる期間、例えば半年)を経過するまでに点検停止時期が発生することがなくなるので、第1の所定期間で機器寿命停止の対応をしている最中に、予想外の機器停止(点検停止)がなく、機器寿命停止の直前に点検対応する無駄がなくなるため、燃料電池発電システムの利便性が良くなる。そのため、点検停止時期が迫っていることを警告する点検停止警告を点検停止時期の第2の所定期間前から行い、機器寿命停止警告を機器寿命到達時期の第1の所定期間前から行う燃料電池発電システムに適用でき、適用する燃料電池発電システムは家庭用に限らずオフィスや工場などの業務用であっても構わない。
100 燃料電池
101 制御部
102 機器寿命時期予測手段
103 点検停止時期予測手段
104 警告報知手段
105 最終点検時期判定手段

Claims (2)

  1. 空気と燃料ガスの供給を受けて発電し、予め設定された機器寿命条件を満たした場合に機器寿命停止し、点検停止時期に到達するまでに所定の点検をしなければ点検停止するように構成された燃料電池発電システムであって、
    前記機器寿命条件に基づいて機器寿命に達する機器寿命到達時期を予測する機器寿命時期予測手段と、
    前記燃料電池発電システムを構成する部品の少なくとも一部の部品の寿命条件に基づいて前記点検停止しないように前記所定の点検を済ませておく必要がある期限となる前記点検停止時期を予測する点検停止時期予測手段と、
    前記機器寿命時期予測手段で予測した前記機器寿命到達時期の短くとも第1の所定期間前から前記機器寿命到達時期が迫っていることを警告すると共に、前記点検停止時期予測手段で予測した前記点検停止時期の第2の所定期間前から前記点検停止時期までに前記所定の点検が必要であることを警告する警告報知手段と、
    前記点検停止時期予測手段で予測した前記点検停止時期が前記機器寿命時期予測手段で予測した前記機器寿命到達時期の前記第1の所定期間前よりも後で且つ前記機器寿命到達時期よりも前になるか否かを判定する最終点検時期判定手段と、
    前記機器寿命時期予測手段の予測結果と前記点検停止時期予測手段の予測結果と前記最終点検時期判定手段の判定結果に基づいて前記警告報知手段を動作させ、前記点検停止時期予測手段で予測した前記点検停止時期が前記機器寿命時期予測手段で予測した前記機器寿命到達時期の前記第1の所定期間前よりも後で且つ前記機器寿命到達時期よりも前になると前記最終点検時期判定手段で判定した場合は、前記点検停止時期までに前記所定の点検が必要であることを前記警告報知手段により警告せずに前記点検停止時期の前記第1の所定期間前から前記機器寿命到達時期が迫っていることを前記警告報知手段により警告する制御部とを有する燃料電池発電システム。
  2. 請求項1に記載の燃料電池発電システムの少なくとも一部をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112820913A (zh) * 2020-12-31 2021-05-18 宁波申江科技股份有限公司 一种甲醇重整燃料电池发电系统变动负载工况下的控制系统

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CN112820913B (zh) * 2020-12-31 2021-11-12 宁波申江科技股份有限公司 一种甲醇重整燃料电池发电系统变动负载工况下的控制系统

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