JP5950718B2 - 電源装置 - Google Patents
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Description
しかし、外部の電力系統からの電力供給が正常に行われていない間に電力変換装置の運転を強制的に停止すると、発電装置の自立発電機能を生かすことができなくなるという問題がある。
前記電源手段の運転に伴って累積される累積運転指標値を管理する指標値管理手段と、
前記指標値管理手段が管理している前記累積運転指標値の大きさが、前記電源手段の点検を行うために必要な運転停止の強制基準値に到達したか否かを判定する判定手段と、
前記運転停止の強制基準値に到達したと前記判定手段によって判定されたとき、前記連系運転状態に切り換えられているときは前記電源手段の運転の強制停止を行い、前記自立運転状態に切り換えられているときは前記電源手段の運転の強制停止を行なわない強制停止管理手段とを備え、
前記判定手段は、前記電源手段が前記自立運転状態で動作しているとき、前記指標値管理手段が管理している前記累積運転指標値の大きさが、前記運転停止の強制基準値よりも後の時点に設定される猶予終了基準値に到達したか否かを判定し、
前記強制停止管理手段は、前記自立運転状態に切り換えられた状態で前記猶予終了基準値に到達したと前記判定手段によって判定されたとき前記電源手段の運転の強制停止を行う点にある。
これに対して、電源手段が自立運転状態に切り換えられているときは、累積運転指標値の大きさが運転停止の強制基準値に到達しても電源手段の運転の強制停止を行わず、電源手段の運転継続が許容される。電源手段が自立運転状態に切り換えられている状態は、外部の電力系統からの電力供給が正常に行われていない状態であり、電力消費装置に対する電力供給は電源手段のみから可能となっている状態であるので、このように電源手段の運転継続を許容することで、電力消費装置に対する電力供給を継続できる。
また、電源手段が自立運転状態に切り換えられているときは、累積運転指標値の大きさが猶予終了基準値に到達すると電源手段の運転の強制停止が行われて、電源手段の点検が適宜行われるようになる。その結果、電源手段が自立運転状態に切り換えられている場合においても、電源手段の点検が行われないまま無制限に運転され続けるような事態を自動的に回避できる。
従って、電源手段の点検が確実に行われるようにしながらも、電源手段からの自立運転状態での電力供給能力を有効に活用できる電源装置を提供できる。
以下に図面を参照して第1実施形態の電源装置10A(10)について説明する。図1は、電源装置10Aが設けられる電力供給システムの構成を説明する図である。電力供給システムは、電力消費装置3に対して、外部の電力系統1及び電源装置10Aの少なくとも何れか一方から電力を供給可能に構成されている。
以下に、電力供給システムの構成について具体的に説明する。
電源装置10Aが備える電源手段11は、各種発電装置や蓄電装置などである。例えば、電源手段11として、エンジンとそのエンジンによって駆動される発電機や、燃料電池や、太陽光発電装置などを用いることができる。また、蓄電池(例えば、化学電池)や電気二重層キャパシタなどの蓄電装置を上記電源手段11として用いることができる。
その後、電力系統1からの電力供給が正常に行なわれるようになると、使用者は、連系/自立切換スイッチ13を操作して電源装置10を連系運転状態に切り換える。また、使用者は、電気プラグ6を連系用電気コンセント4に接続して、電力消費装置3A及び電力消費装置3Bに対して、電力系統1から供給される電力及び電源手段11から供給される電力の少なくとも一方が分電盤2を介して供給される状態にする。
本実施形態で説明する電源装置10Aは、上述したように自立運転状態での電力供給能力を有効に活用するような仕組みを備えている。具体的には、図1に示すように、電源装置10Aは、電源手段11の運転に伴って累積される累積運転指標値の大きさを管理する指標値管理手段14と、指標値管理手段14が管理している累積運転指標値の大きさが、電源手段11の点検を行うために必要な運転停止の強制基準値に到達したか否かを判定する判定手段15と、運転停止の強制基準値に到達したと判定手段15によって判定されたとき、連系運転状態に切り換えられているときは電源手段11の運転の強制停止を行い、自立運転状態に切り換えられているときは電源手段11の運転の強制停止を行なわない強制停止管理手段16とを備える。
次に、第2実施形態の電源装置10B(10)について説明する。
図2は、第2実施形態の電源装置10Bが設けられる電力供給システムの構成を説明する図である。本実施形態の電源装置10Bは、電源手段11の運転停止の強制基準値よりも前の時点に、点検推奨基準値を設定している。そして、電源装置10Bが備える判定手段15は、指標値管理手段14が管理している上記累積運転指標値の大きさが点検推奨基準値に到達したか否かを判定する。図示するように、本実施形態の電源装置10Bは報知手段17を備えており、この報知手段17は、点検推奨基準値に到達したと判定手段15によって判定されたとき、点検推奨基準値に到達していることを使用者に対して報知する。
尚、判定手段15が、指標値管理手段14が管理している累積運転期間の長さが点検推奨時期に到達していないと判定したとき(工程#10で「No」の場合)、図3の点検制御のフローチャートの最初にリターンする。
<1>
上記実施形態において、点検推奨基準値、運転停止の強制基準値、猶予終了基準値などの各基準値は、電源装置10の種類、電源装置10に用いている部品や消耗品などの耐久性などに応じて適宜設定可能である。
上記実施形態において、報知手段17による報知の具体的な態様については適宜設定可能である。例えば、報知手段17が、累積運転指標値が上記点検推奨基準値に到達するよりも前の段階で、点検推奨基準値への到達が近いと予測されること等を報知するような変更を行ってもよい。
上記実施形態では電源装置10の構成について具体例を挙げて説明したが、それらの具体例はあくまでも例示目的で説明したものであり、本発明に係る電源装置10がそれらの具体例に限定されることはない。例えば、電源装置10が電気に加えて熱を発生させる熱電併給装置で構成される場合であれば、電源装置がその熱を蓄える蓄熱装置を更に備えていてもよい。
上記実施形態では、連系/自立切換スイッチ13が使用者によって操作されるスイッチである例を説明したが、使用者の操作によらず自動的に切り換えられるスイッチを採用することもできる。例えば、電力系統1の電圧値を検出し、その電圧値が所定の電圧値未満になると電力系統1で停電が発生したと判定して「自立運転状態」に切り換え、電圧値が所定の電圧値以上になると電力系統1から正常に電力供給が行われていると判定して「連系運転状態」に切り換えるような連系/自立切換スイッチ13を採用することができる。
3 電力消費装置
3A 電力消費装置
3B 電力消費装置
10(10A、10B) 電源装置
11 電源手段
13 連系/自立切換スイッチ
14 指標値管理手段
15 判定手段
16 強制停止管理手段
17 報知手段
18 情報受付手段
Claims (5)
- 外部の電力系統に電気的に接続された状態で電力消費装置に対して給電可能な連系運転状態と、前記電力系統とは電気的に遮断された状態で前記電力消費装置に対して給電可能な自立運転状態とを切り換えて動作可能な電源手段を備える電源装置であって、
前記電源手段の運転に伴って累積される累積運転指標値を管理する指標値管理手段と、
前記指標値管理手段が管理している前記累積運転指標値の大きさが、前記電源手段の点検を行うために必要な運転停止の強制基準値に到達したか否かを判定する判定手段と、
前記運転停止の強制基準値に到達したと前記判定手段によって判定されたとき、前記連系運転状態に切り換えられているときは前記電源手段の運転の強制停止を行い、前記自立運転状態に切り換えられているときは前記電源手段の運転の強制停止を行なわない強制停止管理手段とを備え、
前記判定手段は、前記電源手段が前記自立運転状態で動作しているとき、前記指標値管理手段が管理している前記累積運転指標値の大きさが、前記運転停止の強制基準値よりも後の時点に設定される猶予終了基準値に到達したか否かを判定し、
前記強制停止管理手段は、前記自立運転状態に切り換えられた状態で前記猶予終了基準値に到達したと前記判定手段によって判定されたとき前記電源手段の運転の強制停止を行う電源装置。 - 前記判定手段は、前記指標値管理手段が管理している前記累積運転指標値の大きさが、前記運転停止の強制基準値よりも前の時点に設定される点検推奨基準値に到達したか否かを判定し、
前記点検推奨基準値に到達したと前記判定手段によって判定されたとき、前記点検推奨基準値に到達していることを報知する報知手段を備える請求項1に記載の電源装置。 - 情報の入力を受け付ける情報受付手段を備え、
前記指標値管理手段は、前記情報受付手段が前記電源手段の点検が終了したことを受け付けると、管理している前記累積運転指標値の大きさを零に変更する請求項1又は2に記載の電源装置。 - 前記累積運転指標値が、前記電源手段の運転に伴って累積される累積運転期間である請求項1〜3の何れか一項に記載の電源装置。
- 前記累積運転指標値が、前記電源手段の運転に伴って累積される累積給電電力量である請求項1〜3の何れか一項に記載の電源装置。
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