JP2011170026A - 光フィルタ、その製造方法及びその設計方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光フィルタ100における傾斜グレーティング3の傾斜角度θは、当該光フィルタ100のブラッグ反射量が、当該光フィルタ100における傾斜グレーティング3の形成に採用された第1の露光条件を基準にして紫外光の露光量のみを増減させた第2の露光条件によって傾斜グレーティングが形成されたコアを備える他の光フィルタのブラッグ反射の量と比較して極小となる角度である。
【選択図】図1
Description
(1)第1の工程(評価用露光工程)は、予め設定された前記露光条件を元に前記傾斜角度及び前記露光量の両条件の組合せを順次変更した複数の評価用露光条件各々での前記露光により、評価用光ファイバが備えるコアに対して前記傾斜グレーティングを形成する工程である。
(2)第2の工程(第1測定工程)は、前記評価用露光条件での前記露光が行われた前記評価用光ファイバのクラッドモードによる光の遮断量を測定する工程である。
(3)第3の工程(第2測定工程)は、前記評価用露光条件での前記露光が行われた前記評価用光ファイバのブラッグ反射の量を測定する工程である。
(4)第4の工程(決定工程)は、前記第1測定工程で測定される前記遮断量が予め定められた目標遮断量を満足する前記評価用露光条件の中で、前記第2測定工程で測定される前記ブラッグ反射の量が、前記露光量の変化又は前記傾斜角度の変化に対して極小となるときの前記評価用露光条件を、前記光フィルタを製造するときの前記露光条件として決定する工程である。
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係る光フィルタ100及びその製造方法について説明する。図1は、光フィルタ100の製造方法における露光工程の様子を露光方向に直行する方向からの視点で示す模式図である。また、図2は、図1により示される露光工程の様子を露光方向からの視点で示す模式図である。
以下、図6に示されるフローチャートを参照しつつ、光フィルタ100を製造するときの紫外光の露光量及び傾斜角度θの両条件を決定する方法(設計方法)の第1例の手順について説明する。なお、以下に示されるS1,S2,…,S19は、手順の識別符号である。
第1の例においては、まず、評価用光ファイバに露光工程を実施する際の露光条件の初期設定が行われる(S1)。この初期の露光条件は、光フィルタ100に要求される光の遮断帯域及び遮断量(目標遮断量)などの要求仕様に基づいて、過去の経験又は理論計算などにより予め設定される条件である。また、初期の露光条件は、任意に設定されてもよい。
次に、初期の露光条件に従って紫外光を評価用光ファイバに照射する露光工程が実行される(S2)。これにより、初期の露光条件に対応した傾斜グレーティングが、評価用光ファイバのコアに形成される。
次に、ステップS2での露光により傾斜グレーティングが形成された評価用光ファイバにおけるクラッドモードによる光の遮断量とブラッグ反射の量とが測定され、その測定値が記録される(S3,S4)。ここで、遮断量は、クラッドモードによる光の損失量である。クラッドモードによる光の遮断量及びブラッグ反射量は、広帯域光源及びスペクトルアナライザなどを使用して測定できる。その測定は、広帯域光源の光が光ファイバを通して傾斜グレーティングに入射した状態で、透過光の波長スペクトルをスペクトルアナライザで測定することにより行われる。その測定結果と傾斜グレーティングが形成される前の波長スペクトルとの差分が、クラッドモードの損失量の波長スペクトルであり、その差分に基づいて遮断量の測定が可能である。また、ブラッグ反射に関し、反射光の波長スペクトルは、傾斜グレーティングの反射光を光サーキュレータなどで取り出すことによって測定可能である。反射の場合には、例えば、ファイバ端に取り付けた反射率100%の反射ミラーからの反射光の波長スペクトルとの差分が、反射量の波長スペクトルであり、その差分に基づいてブラッグ反射量の測定が可能である。
そして、ステップS3,S4での測定結果において、評価用光ファイバにおけるブラッグ反射量の測定値が、遮断量の測定値の変化に対して極小となる第1の特性が確認されるか否かが判定される(S5)。
そして、ステップS5において、評価用光ファイバの測定値に第1の特性が確認されるまで、同一の評価用光ファイバに対し、単位量ずつの紫外光の照射が順次重ねて行われ(S6)、その単位量の露光ごとに、ステップS3〜S5の手順が繰り返される。なお、ステップS6において、露光量以外の露光条件は変更されない。ステップS6での1回の露光における単位露光量は、例えば、紫外レーザ光の往復走査1回分の露光量である。
ステップS3及びS4において得られる評価用光ファイバの測定値に第1の特性が確認されると、次に、ブラッグ反射量の測定値が極小となるときの露光条件において、遮断量(クラッドモードによる光の損失量)の測定値が、要求仕様における目標遮断量を満たしているか否か、即ち、遮断量が目標範囲内であるか否かを判定する(S7)。
そして、ブラッグ反射量の極小値に対応する遮断量が目標範囲内となるまで、その遮断量の測定値の目標遮断量に対する偏差に応じて、傾斜グレーティングの傾斜角度θ(位相マスクの傾斜角度)が変更され(S8)、変更後の露光条件を用いて、新たな評価用光ファイバに対してステップS2〜S7の手順が繰り返される。即ち、ステップS8において、評価用光ファイバは、露光工程(S2,S6)が未実施の新たな光ファイバへ取り替えられる。
そして、評価用光ファイバの測定値に第1の特性が確認され、かつ、ブラッグ反射量の測定値が極小となるときの露光条件において、クラッドモードによる光の遮断量の測定値が目標遮断量を満たしている(目標範囲内である)場合、そのときの評価用光ファイバの露光条件を、光フィルタ100を製造するときの露光条件として設定する(S9)。これにより、光フィルタ100の露光条件の設計が終了する。
次に、図9に示されるフローチャートを参照しつつ、光フィルタ100を製造するときの紫外光の露光量及び傾斜角度θの両条件を決定する方法(設計方法)の第2例の手順について説明する。
第2例においても、第1例の手順におけるステップS1と同様に、まず、評価用光ファイバに露光工程を実施する際の露光条件の初期設定が行われる(S11)。なお、後述するステップS15において、評価用光ファイバに対する露光量は、評価用光ファイバの遮断量が目標条件を満たすまで順次増やされる。また、後述するステップS18において、グレーティングの傾斜角度θは、評価用光ファイバの所定の特性(第2の特性)が認められるまで順次変更される。
次に、第2例の手順におけるステップS2と同様に、初期の露光条件に従って紫外光を評価用光ファイバに照射する露光工程が実行される(S12)。これにより、初期の露光条件に対応した傾斜グレーティングが、評価用光ファイバのコアに形成される。
次に、第1例の手順におけるステップS3と同様に、ステップS12での露光により傾斜グレーティングが形成された評価用光ファイバにおけるクラッドモードによる光の遮断量が測定され、その測定値が記録される(S13)。ここで、遮断量は、クラッドモードによる光の損失量である。クラッドモードによる光の遮断量は、広帯域光源及びスペクトルアナライザなどを使用して測定できる。その測定は、広帯域光源の光が光ファイバを通して傾斜グレーティングに入射した状態で、透過光の波長スペクトルをスペクトルアナライザで測定することにより行われる。傾斜グレーティングが形成される前の波長スペクトルとの差分がクラッドモードの損失量の波長スペクトルであり、その差分によって遮断量の測定が可能である。
次に、ステップS13で得られた遮断量(クラッドモードによる光の損失量)の測定値が、要求仕様における目標遮断量に達しているか否か、即ち、遮断量が目標範囲内であるか否かを判定する(S14)。遮断量の目標範囲は、第1例の手順におけるステップS7で用いられる目標範囲と同様の範囲である。
そして、評価用光ファイバの遮断量の測定値が目標範囲内に達するまで、同一の評価用光ファイバに対し、単位量ずつの紫外光の照射が行われ(S15)、その単位量の露光ごとに、ステップS13及びS14の手順が繰り返される。なお、ステップS15において、露光量以外の露光条件は変更されない。ステップS15での1回の露光における単位露光量は、例えば、紫外レーザ光の往復走査1回分の露光量である。
次に、遮断量の測定値が目標範囲内に達した評価用光ファイバについて、ブラッグ反射の量が測定され、その測定値が記録される(S16)。このとき、そのブラッグ反射量の測定値が得られるときの露光量の条件(往復走査回数など)も併せて記録される。これにより、遮断量が目標遮断量に達したときの評価用光ファイバについて、それが得られるときの露光量及び傾斜角度θの組合せの情報と、その組合せの条件下で得られる評価用光ファイバのブラッグ反射量とが判明する。ブラッグ反射量は、広帯域光源とスペクトルアナライザなどを使用して測定できる。その測定は、広帯域光源の光が光ファイバを通して傾斜グレーティングに入射した状態で、反射光を光サーキュレータなどで取り出すことにより行われる。反射の場合には、例えば、ファイバ端に取り付けられた反射率100%の反射ミラーからの反射光の波長スペクトルとの差分が、反射量の波長スペクトルであり、その差分によってブラッグ反射量の測定が可能である。
そして、ステップS13,S16での測定結果において、評価用光ファイバにおけるブラッグ反射量の測定値が、傾斜グレーティングの傾斜角度の変化に対して極小となる第2の特性が確認されるか否かが判定される(S17)。
そして、ステップS17において、評価用光ファイバの測定値に第2の特性が確認されるまで、単位角度ずつグレーティングの傾斜角度θを順次変更し(S18)、傾斜角度θの変更ごとに、新たな評価用光ファイバに対し、ステップS12〜S15の手順が繰り返される。傾斜角度θの変更幅(単位角度)は、例えば、0.05度程度以下のごく小さな角度幅とする。また、経験上、特に密に測定すべき傾斜角度がわかっている場合には、傾斜角度θの大きさに応じて単位角度を変更することも考えられる。
そして、遮断量が目標遮断量を満たす(目標範囲内である)ときの評価用光ファイバの測定値に第2の特性が確認された場合、ブラッグ反射量の測定値が極小となるときの評価用光ファイバの露光条件を、光フィルタ100を製造するときの露光条件として設定する(S19)。これにより、光フィルタ100の露光条件の設計が終了する。
ところで、光フィルタ100において、コアの長手方向における寸法が長い傾斜グレーティング3が形成される場合、第1の特性におけるブラッグ反射のディップが明確に現れない現象が生じる。以下、その現象について説明する。
次に、第3実施形態に係る光フィルタについて説明する。第3実施形態に係る光フィルタは、第2実施形態に係る光フィルタの応用例である。
次に、第4実施形態に係る光フィルタについて説明する。第4実施形態に係る光フィルタは、第3実施形態に係る光フィルタの応用例である。
次に、第5実施形態に係る光フィルタについて説明する。第5実施形態に係る光フィルタは、第1実施形態から第4実施形態における光フィルタの応用例である。
Claims (9)
- 傾斜グレーティングが紫外光による露光によって形成されたコア及び該コアの周囲のクラッドを備える光フィルタであって、
当該光フィルタにおける前記傾斜グレーティングの傾斜角度は、
当該光フィルタのブラッグ反射の量が、当該光フィルタにおける前記傾斜グレーティングの形成に採用された前記露光の条件である第1条件を基準にして紫外光の露光量のみを増減させた第2条件での前記露光によって前記傾斜グレーティングが形成された前記コアを備える他の光フィルタのブラッグ反射の量と比較して極小となる角度であることを特徴とする光フィルタ。 - 前記コアは、該コアの軸方向に間隔を空けて並ぶ複数の前記グレーティングが形成されている請求項1に記載の光フィルタ。
- 傾斜グレーティングが形成されたコア及び該コアの周囲のクラッドを備える光フィルタの製造方法であって、
紫外光の露光量及び前記傾斜グレーティングの傾斜角度の両条件を含む予め定められた紫外光による露光の条件である第1条件で前記コアを露光することによって前記コアに前記傾斜グレーティングを生成する露光工程を有し、
前記第1条件における前記傾斜角度は、
前記第1条件での前記露光によって前記傾斜グレーティングが形成されたコアを備える前記光フィルタのブラッグ反射の量が、前記第1条件を基準にして紫外光の露光量のみを増減させた第2条件での前記露光によって前記傾斜グレーティングが形成された前記コアを備える他の光フィルタのブラッグ反射の量と比較して極小となる角度であることを特徴とする光フィルタの製造方法。 - 前記露光工程は、前記コアに対し該コアの軸方向に並ぶ複数の領域各々を紫外光により順次露光することによって前記コアに前記傾斜グレーティングを生成する工程である請求項3に記載の光フィルタの製造方法。
- 前記露光工程は、前記コアに対し該コアの軸方向に間隔を空けて並ぶ複数の領域各々を紫外光により露光することによって前記コアに複数の前記傾斜グレーティングを生成する工程である請求項3に記載の光フィルタの製造方法。
- 前記露光工程は、前記コアにおける前記複数の領域各々に対し個別の露光量で紫外光による露光を行う工程である請求項4又は請求項5に記載の光フィルタの製造方法。
- 前記露光工程の後に、前記傾斜グレーティングに対してアニール処理を行う工程をさらに有する請求項3から請求項6のいずれかに記載の光フィルタの製造方法。
- 傾斜グレーティングが紫外光による露光によって形成されたコア及び該コアの周囲のクラッドを備える光フィルタを製造するときの紫外光の露光量及び前記傾斜グレーティングの傾斜角度の両条件を含む露光条件を決定する光フィルタの設計方法であって、
予め設定された前記露光条件を元に前記傾斜角度及び前記露光量の両条件の組合せを順次変更した複数の評価用露光条件各々での前記露光により、評価用光ファイバが備えるコアに対して前記傾斜グレーティングを形成する評価用露光工程と、
前記評価用露光条件での前記露光が行われた前記評価用光ファイバのクラッドモードによる光の遮断量を測定する第1測定工程と、
前記評価用露光条件での前記露光が行われた前記評価用光ファイバのブラッグ反射の量を測定する第2測定工程と、
前記第1測定工程で測定される前記遮断量が予め定められた目標遮断量を満足する前記評価用露光条件の中で、前記第2測定工程で測定される前記ブラッグ反射の量が、前記露光量の変化又は前記傾斜角度の変化に対して極小となるときの前記評価用露光条件を、前記光フィルタを製造するときの前記露光条件として決定する決定工程と、
を有することを特徴とする光フィルタの設計方法。 - 前記評価用露光工程は、予め設定された前記露光条件を元に前記露光量のみを順次増大させた複数段階の前記評価用露光条件各々での前記露光により、前記評価用光ファイバが備えるコアに対して前記傾斜グレーティングを形成する段階的な露光工程であり、
前記段階的な露光工程は、前記第1測定工程で測定される前記遮断量が前記目標遮断量を満足し、かつ、前記第2測定工程で測定される前記ブラッグ反射の量が前記露光量の変更に対して極小値となる前記評価用露光条件が判明するまで、前記評価用露光条件における前記傾斜角度の条件を順次変更して繰り返される請求項8に記載の光フィルタの設計方法。
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