JP2011168963A - 足場における養生シートの開閉システム - Google Patents

足場における養生シートの開閉システム Download PDF

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Abstract

【課題】開閉作業時の負担が大きい。
【解決手段】 建物Wの外側に設置された足場Aにおける外側を横方向に区割した複数箇所の遮蔽エリアB、Ba…に複数台の開閉装置1、1a…を設置し、該開閉装置1、1a…は、隣接する開閉装置1、1a…の端部同士が前後方向に重なる様に前後に交互に配置され、上記開閉装置1、1a…の夫々は、上下方向に長い一対の軌道2、2aと、該一対の該軌道2、2aの間に配置して両側部を軌道2、2aに開閉可能に取り付け、下端を固定端、上端を自由端とした養生シート3と、該養生シート3の上端を上下方向に昇降させる養生シート3の自動開閉手段4とを有したことを特徴とする足場における養生シートの開閉システムによれば、自動開閉手段4により往復動させられるのは養生シート3だけのため、自動開閉手段4への負担が軽くなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、マンションの様な多層建築物の外装工事用仮設足場に使用する養生シートの開閉システムに関する。
従来、かかる養生シートにあっては、仮設足場の外側に、建物外面を遮蔽したり、塗料などの飛散を防止するために、メッシュ素材からなる養生シートが取り付けられるが、該養生シートは仮設足場に縛りつけられている。
よって、例えば改装工事の場合には居住者が居住したまま作業するが、養生シートに透光性及び通風性が備わっていたとしても解放感はないため、休日など作業していない時だけでもシートを開放して欲しい強い願望が居住者側にある場合が多いが、養生シートは仮設足場に縛りつけられていることから、休日前の終業時に養生シートを外して休日後の始業時に養生シートを取り付けることは事実上不可能なため、対応できなかった。
そこで、工事中の建物の外面を遮蔽するための養生シートを簡単に開閉可能にした養生シートの開閉装置が開発された(例えば、特許文献1参照)。
これは、上端部が固定された養生シートにおける上下方向の略中央部に取付けられた巻取パイプと、該巻取パイプに、これと略同心に取付けられたドラム体と、該ドラム体に、養生シートの巻取方向と逆方向に巻回された巻取ロープの巻き取り・繰り出しを行うための巻取手段とを備え、該巻取手段により巻取ロープに張力を与え、ドラム体に巻回された巻取ロープを繰り出して、前記巻取パイプを巻取方向に転動させながら、前記養生シートの上半部と下半部とを略同時に巻き取って養生シートを開き、前記巻取手段による巻取ロープの張力を解放させ、巻取パイプを、その自重によって養生シートの繰り出し方向に転動させながら、前記養生シートの上半部と下半部とを略同時に繰り出して、養生シートを閉じる様に構成することで、巻取パイプの上昇量を養生シートの全高の約半分にして、開閉作業の効率化を図る様にしている。
特開2001−132236号公報(請求項1、段落番号〔0006〕、図3、4、6、8)
しかし、上記従来技術にあっては、養生シートの略中央に巻取パイプがあるため、強風下で養生シートが煽られると巻取パイプが足場に当たって衝突音が発生するため、居住者及び周辺住民に不快感を与える可能性が大きく、而も巻取パイプを転動させながら上下動させることで、養生シートの巻き取り・繰り出しを行うため、開閉作業時の負担が非常に大きくなるなど、解決せねばならない課題があった。
本発明は、上記従来技術に基づく、強風時に衝突音が発生したり、開閉作業時の負担が大きい課題に鑑み、建物の外側に設置された足場における外側を横方向に区割した複数箇所の遮蔽エリアに複数台の開閉装置を設置し、該開閉装置は、隣接する開閉装置の端部同士が前後方向に重なる様に前後に交互に配置され、上記開閉装置の夫々は、上下方向に長い一対の軌道と、該一対の該軌道の間に配置して両側部を軌道に開閉可能に取り付け、下端を固定端、上端を自由端とした養生シートと、該養生シートの上端を上下方向に昇降させる養生シートの自動開閉手段を有していることによって、閉鎖状態の養生シートが足場に当たった際に発生する音が極めて小さなり、自動開閉手段を始動させるだけで養生シートを開閉出来るため、養生シートの開閉作業の簡略化可能にし、而も自動開閉手段により往復動させられるのは養生シートだけであるため、駆動部への負担を軽くする様にして、上記課題を解決する。
要するに本発明は、建物の外側に設置された足場における外側を横方向に区割した複数箇所の遮蔽エリアに複数台の開閉装置を設置し、該開閉装置は、隣接する開閉装置の端部同士が前後方向に重なる様に前後に交互に配置され、上記開閉装置の夫々は、上下方向に長い一対の軌道と、該一対の該軌道の間に配置して両側部を軌道に開閉可能に取り付け、下端を固定端、上端を自由端とした養生シートと、該養生シートの上端を上下方向に昇降させる養生シートの自動開閉手段を有したので、作業者による養生シートの開閉作業を無くすことが出来ると共に、上記自動開閉手段により往復動させられるのは養生シートだけであるため、開閉作業時の負担を軽減することが出来る。
上記軌道の上下端部を、足場側に固定された上下方横フレームの端部に固定し、上記養生シートの下端を下方横フレームに固定したので、かかる開閉装置を夫々にユニット化することが出来るため、設置作業の簡易化を図ることが出来、而も上記自動開閉手段は、養生シートの上端部に固定する昇降バーと、上方横フレームの両端側下部に設けた滑車と、該滑車に掛けられて一端部を上記昇降バーの両端側に固定するワイヤーと、該ワイヤーの他端側を巻き取るウィンチとを有したので、該ウィンチによる上記ワイヤーの巻取り・繰出しにより簡単に開閉作業を行うことが出来る等その実用的効果甚だ大である。
本発明に係る養生シート開閉システムの閉鎖状態を状態を示す斜視図である。 養生シート開閉装置における閉鎖状態を示す斜視図である。 養生シート開閉装置における開放状態を示す斜視図である。 図2の縦断面図である。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
本発明に係る養生シートの開閉装置システムにあっては、建物Wの外側に設置された足場Aにおける外側を横方向に区割した複数箇所の遮蔽エリアB、Ba…に設置する複数台の開閉装置1、1a…で構成され、該開閉装置1、1a…は、隣接する開閉装置1、1a…の端部同士が前後方向に重なる様に前後に交互に配置されている。
上記開閉装置1、1a…の夫々は、上下方向に長い一対の軌道2、2aと、該一対の該軌道2、2aの間に配置して両側部を軌道2、2aに開閉可能に取り付け、下端を固定端、上端を自由端とした養生シート3と、該養生シート3の上端を上下方向に昇降させる養生シート3の自動開閉手段4とを有している。
以下、具体的に説明する。
上記軌道2、2aにあっては、ワイヤー、ロープ、棒鋼などの線状材とし、図1〜4に示す様に、上下端部を、足場A側に固定された上下方横フレーム5、5aの端部に固定し、上記養生シート3の下端を下方横フレーム5aに固定し、養生シート3側に設けた複数個のリングに挿通させて、軌道2、2aに対し養生シート3が開閉可能に取り付けられ、一対の軌道2、2aの間隔寸法及び養生シート3の幅を各遮蔽エリアB、Ba…の幅より広く設定している。
具体的には、養生シート3の両側部に等間隔に設けた鳩目にリングを取り付けている。
上記養生シート3の自動開閉手段4にあっては、図2〜4に示す様に、養生シート3の上端部に固定する昇降バー6と、上方横フレーム5の両端側下部に設けた滑車7、7aと、該滑車7、7aに掛けられて一端部を上記昇降バー6の両端側に固定するワイヤー8、8aと、該ワイヤー8、8aの他端側を巻き取るウィンチ9とを有し、該ウィンチ9によるワイヤー8、8aの巻取り・繰出しにより、該ワイヤー8、8aを介して昇降バー6を昇降させて、養生シート3を開閉する様にしている。
又、上記ワイヤー8、8aは、図2、3に示す様に、上記滑車7、7aと、上方横フレーム5の中央下部に設けた滑車10、10a に掛ける様にしている。
上記ウィンチ9にあっては、足場A側に設置するか、或いは後述する下方の取付枠12、12a に設置し、可能な限り開閉装置1、1a…の下部側に設けれるのが好ましい。
よって、上記開閉装置1、1a…は、軌道2、2a、養生シート3、自動開閉手段4及び上下方横フレーム5、5aで構成される、各々が1つのユニットとなり、軌道2、2aの長さを調節可能にし、養生シート3及び自動開閉手段4のワイヤー8、8aの長さを軌道2、2aの最長寸法に対応可能に設定すれば、異なる現場に対応可能になる。
上記上方横フレーム5にあっては、図1〜4に示す様に、各遮蔽エリアB、Ba…の上方二隅部に外方突設した上方の取付枠11、11a の下部に、上記下方横フレーム5aにあっては、各遮蔽エリアB、Ba…の下方二隅部に外方突設した下方の取付枠12、12a の上部に夫々架設されている。
尚、図面上、隣接する遮蔽エリアB、Ba…の境界の上下方の取付枠11、11a 、12、12a を共用しているが、別々にしても良い。
尚、上記実施例における軌道2、2aにあっては、ワイヤー、ロープ、棒鋼などの線状材であるが、図示しないが例えばレールであっても良く、この場合、レールに対し移動可能に備えられた複数個の移動子に養生シート3を取り付ける様にしている。
次に本発明に係る養生シート開閉装置の作用について説明する。
閉鎖状態の養生シート3を開く場合、自動開閉手段4におけるウィンチ9を逆動させてワイヤー8、8aを繰り出して、昇降バー6を下降させて養生シート3の上端が徐々下がって、遮蔽エリアB、Ba…が開放され、開放状態の養生シート3を閉める場合、自動開閉手段4におけるウィンチ9を正動させてワイヤー8、8aを巻き取り、昇降バー6を上昇させて養生シート3の上端を徐々に引っ張り上げて、養生シート3により遮蔽エリアB、Ba…が閉鎖される。
尚、全ての遮蔽エリアB、Ba…の開閉装置1、1a…を1箇所の操作パネル(図示せず)で操作可能にしても良い。
1、1a… 開閉装置
2、2a 軌道
3 養生シート
4 自動開閉手段
5、5a 上下方横フレーム
6 昇降バー
7、7a 滑車
8、8a ワイヤー
9 ウィンチ
A 足場
B、Ba… 遮蔽エリア
W 建物

Claims (3)

  1. 建物の外側に設置された足場における外側を横方向に区割した複数箇所の遮蔽エリアに複数台の開閉装置を設置し、該開閉装置は、隣接する開閉装置の端部同士が前後方向に重なる様に前後に交互に配置され、上記開閉装置の夫々は、上下方向に長い一対の軌道と、該一対の該軌道の間に配置して両側部を軌道に開閉可能に取り付け、下端を固定端、上端を自由端とした養生シートと、該養生シートの上端を上下方向に昇降させる養生シートの自動開閉手段を有したことを特徴とする足場における養生シートの開閉システム。
  2. 上記軌道の上下端部を、足場側に固定された上下方横フレームの端部に固定し、上記養生シートの下端を下方横フレームに固定したことを特徴とする請求項1記載の足場における養生シートの開閉システム。
  3. 上記自動開閉手段は、養生シートの上端部に固定する昇降バーと、上方横フレームの両端側下部に設けた滑車と、該滑車に掛けられて一端部を上記昇降バーの両端側に固定するワイヤーと、該ワイヤーの他端側を巻き取るウィンチとを有したことを特徴とする請求項2記載の足場における養生シートの開閉システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015010355A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 東日本旅客鉄道株式会社 保線作業用防音・吸音装置
JP7033345B1 (ja) 2021-01-22 2022-03-10 綜建産業株式会社 仮囲い養生装置

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