JP2011168004A - 記憶装置、基板、液体容器、ホスト装置及びシステム - Google Patents

記憶装置、基板、液体容器、ホスト装置及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】端子数の増加を抑止しながら効率良く接続検出ができる記憶装置、基板、液体容器、ホスト装置及びシステム等を提供すること。
【解決手段】記憶装置100は、記憶部130と、記憶部130のアクセスを制御する記憶制御部120と、ホスト装置との通信処理を行う制御部110と、データ端子SDAと、リセット端子XRSTと、クロック端子SCKとを含む。制御部110は、クロック端子SCKに入力されるクロックの第1〜第n(nは2以上の整数)のクロックサイクルのうちの当該記憶装置100のID情報に対応する第m(mは1≦m≦nである整数)のクロックサイクルにおいて、プルアップされたデータ端子SDAの電圧レベルを低電位レベルに設定するための制御信号RSPを出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、記憶装置、基板、液体容器、ホスト装置及びシステム等に関する。
インクカートリッジ(液体容器)が装着されて用いられるプリンターでは、インクカートリッジが装着されていない状態での印刷処理の実行を防止するために、インクカートリッジの装着の有無を検出することが必要である。
この課題に対して例えば特許文献1には、プリンター及びインクカートリッジに検出端子を設けて、電気的な導通の有無を検出することで、インクカートリッジの装着の有無を検出する手法が開示されている。しかしながらこの手法では、端子数が増加するなどの問題がある。
また、例えば特許文献2には、インク残量を検出するための端子をインクカートリッジの装着の有無の検出に兼用する手法が開示されている。しかしながらこの手法では、インク残量の検出を他の方法に変更した場合でも、端子数を削減することができないなどの問題がある。
特開2002−14870号公報 特開2009−274438号公報
本発明の幾つかの態様によれば、端子数の増加を抑止しながら効率良く接続検出ができる記憶装置、基板、液体容器、ホスト装置及びシステム等を提供できる。
本発明の一態様は、記憶部と、前記記憶部のアクセスを制御する記憶制御部と、ホスト装置との通信処理を行う制御部と、データ端子と、リセット端子と、クロック端子とを含み、前記制御部は、前記クロック端子に入力されるクロックの第1のクロックサイクル〜第n(nは2以上の整数)のクロックサイクルのうちの当該記憶装置のID情報に対応する第m(mは1≦m≦nである整数)のクロックサイクルにおいて、プルアップされた前記データ端子の電圧レベルを低電位レベルに設定するための制御信号を出力する記憶装置に関係する。
本発明の一態様によれば、当該記憶装置のID情報に対応する第mのクロックサイクルにおいて、プルアップされたデータ端子の電圧レベルが低電位レベルに設定されるから、データ端子の電圧レベルの変化を検出することで、各記憶装置が接続されているか否かを検出することができる。こうすることで、各記憶装置の有無を検出するための端子が不要になり、端子数を低減することができる。また、1クロックサイクルの期間で1つの記憶装置の有無を検出することができるから、検出時間を短縮することが可能になる。その結果、記憶装置の接続検出を効率良く行うことなどが可能になる。
また本発明の一態様では、制御端子を含み、前記制御部は、前記制御端子を介して、プルアップされた前記データ端子の電圧レベルを低電位レベルに設定するための前記制御信号を出力してもよい。
このようにすれば、制御端子を介して制御信号を出力することができるから、記憶装置の外部に制御信号を出力して、プルアップされた前記データ端子の電圧レベルを低電位レベルに設定することができる。
また本発明の一態様では、前記制御部は、動作モードが通常通信モードであるか、接続検出モードであるかを判定するモード判定部と、前記制御信号を出力するための応答部とを含み、前記応答部は、前記動作モードが前記接続検出モードであると判定された場合に、プルアップされた前記データ端子の電圧レベルを低電位レベルに設定するための前記制御信号を出力してもよい。
このようにすれば、接続検出モードであると判定された場合に、プルアップされたデータ端子の電圧レベルを低電位レベルに設定するための制御信号を出力することができるから、通常通信モードと区別して接続検出のための制御処理を行うことができる。通常通信モードと区別して制御処理を行うことで、記憶部へのアクセスをID情報に制限することができるから、意図しない記憶データの破壊を防止することなどが可能になる。
また本発明の一態様では、前記モード判定部は、前記リセット端子の電圧レベルが低電位レベルである場合に、前記動作モードが前記接続検出モードであると判定し、前記リセット端子の電圧レベルが高電位レベルである場合に、前記動作モードが前記通常通信モードであると判定してもよい。
このようにすれば、リセット端子の電圧レベルによって動作モードを判定することができる。こうすることで、動作モードを設定するための特別の信号を不要にすることが可能になるため、端子数を低減することができる。
また本発明の一態様では、前記応答部は、電源投入後に、前記クロック端子の電圧レベルが第1の電圧レベルから第2の電圧レベルに変化するタイミングを、前記第1のクロックサイクルの開始タイミングであると判断し、前記応答部は、前記開始タイミング後の前記第mのクロックサイクルにおいて、前記制御信号を出力してもよい。
このようにすれば、第1のクロックサイクルの開始タイミングを確定することができるから、ID情報に対応するクロックサイクルにおいて適正なタイミングで制御信号を出力することができる。
また本発明の一態様では、前記応答部は、前記クロック端子に入力されるクロックの各クロックサイクルの長さをTCとした場合に、電源投入タイミングから前記TCよりも長い期間が経過した後に、前記クロック端子の電圧レベルが前記第1の電圧レベルから前記第2の電圧レベルに変化するタイミングを、前記開始タイミングであると判断してもよい。
このようにすれば、電源投入タイミングから第1のクロックサイクルの開始タイミングまでの期間に、モード判定部が接続検出モードであると判定し、続いて記憶部からID情報が読み出されるまでの時間を確保することができる。
また本発明の一態様では、前記応答部は、カウンターと、前記カウンターのカウント値と前記記憶部から読み出された前記ID情報の値との一致を判定する一致判定部とを含み、前記応答部は、前記カウント値と前記ID情報の値とが一致した場合に、前記制御信号を出力してもよい。
このようにすれば、ID情報に対応するクロックサイクルにおいて、確実に制御信号を出力することができる。
また本発明の一態様では、前記応答部は、電源投入後に、前記クロック端子の電圧レベルが第1の電圧レベルから第2の電圧レベルに変化するタイミングを、前記第1のクロックサイクルの開始タイミングであると判断し、前記カウンターは、前記開始タイミング後に前記クロック端子に入力されるクロックのカウント処理を行ってもよい。
このようにすれば、第1のクロックサイクルから第nのクロックサイクルまで適正にクロックサイクルをカウントすることができるから、ID情報に対応する適正なクロックサイクルにおいて、制御信号を出力することができる。
また本発明の一態様では、前記応答部は、前記第1のクロックサイクル〜前記第nのクロックサイクルのうちの複数のクロックサイクルにおいて、前記制御信号を出力してもよい。
このようにすれば、1つの記憶装置が、複数のクロックサイクルにおいて、制御信号を出力することができる。
また本発明の一態様では、前記データ端子の電圧レベルを設定する電圧設定回路を含み、前記電圧設定回路は、前記リセット端子の電圧レベルが低電位レベルである期間に前記データ端子の電圧レベルをプルアップし、前記制御信号に基づいて前記データ端子の電圧レベルを低電位レベルに設定してもよい。
このようにすれば、データ端子の電圧レベルを、リセット端子の電圧レベルが低電位レベルである期間にプルアップしておき、制御信号が出力された期間に低電位レベルに設定することができる。
本発明の他の態様は、上記のいずれかに記載の記憶装置を含む基板に関係する。
本発明の他の態様は、上記のいずれかに記載の記憶装置を含む液体容器に関係する。
本発明の他の態様によれば、液体容器に含まれる記憶装置が適正に接続されているか否かを効率良く検出することができるから、液体容器が適正に装着されているか否かを効率良く検出することなどが可能になる。
また本発明の他の態様では、複数色の液体を格納する場合に、前記第1のクロックサイクル〜前記第nのクロックサイクルのうちの前記複数色に対応する複数のクロックサイクルにおいて、前記制御信号を出力してもよい。
このようにすれば、液体容器が複数色の液体を格納する場合であっても、複数色を複数のクロックサイクルと各々対応させることができる。
本発明の他の態様は、上記のいずれかに記載の記憶装置と、前記ホスト装置とを含むシステムに関係する。
本発明の他の態様によれば、記憶装置が適正に接続されているか否かを、ホスト装置が効率良く検出することができるから、システムの信頼性を向上させることなどが可能になる。
本発明の他の態様は、第1のホスト側端子〜第k(kは2以上の整数)のホスト側端子と、前記第1のホスト側端子〜前記第kのホスト側端子を介して、第1の記憶装置〜第n(nは2以上の整数)の記憶装置との通信処理を行う通信処理部と、監視部とを含み、前記第1のホスト側端子〜前記第kのホスト側端子のうちの1つはホスト側データ端子であって、前記監視部は、前記第1の記憶装置〜前記第nの記憶装置に供給するクロックの第1のクロックサイクル〜第nのクロックサイクルの各クロックサイクルにおいて、プルアップされた前記ホスト側データ端子の電圧レベルが低電位レベルに設定されたか否かを監視することで、前記第1の記憶装置〜前記第nの記憶装置の接続検出を行うホスト装置に関係する。
本発明の他の態様によれば、第1〜第nのクロックサイクルの各クロックサイクルにおいて、プルアップされたホスト側データ端子の電圧レベルが低電位レベルに設定されたか否かを監視することで、各記憶装置が接続されているか否かを検出することができる。
また本発明の他の態様では、前記第1の記憶装置〜前記第nの記憶装置に対して電源を供給する電源供給部を含み、前記電源供給部は、通常通信モードの電源供給期間と次の通常通信モードの電源供給期間との間に接続検出モードの電源供給期間が設けられ、前記通常通信モードの電源供給期間の長さをTAとし、前記接続検出モードの電源供給期間の長さをTBとした場合に、TA>TBとなるように電源供給を行ってもよい。
このようにすれば、1つの通常通信モードの期間と次の通常通信モードの期間との間に短い期間の接続検出モードの期間を設けることができるから、通常のデータ通信に支障を与えることなく、記憶装置の接続検出を行うことができる。その結果、システムの信頼性を向上させることなどが可能になる。
また本発明の他の態様では、電源投入後に、前記ホスト側データ端子の電圧レベルが高電位レベルにプルアップされている場合には、クロックを出力することにより前記第1の記憶装置〜前記第nの記憶装置の接続検出処理を行い、電源投入後に、前記ホスト側データ端子の電圧レベルが高電位レベルにプルアップされていない場合には、前記クロックの出力処理を行わなくてもよい。
このようにすれば、全ての記憶装置が非接続である場合に、不要なクロックを出力することを防止できる。
また本発明の他の態様では、前記接続検出の結果を表示部に表示する制御を行う表示制御部を含んでもよい。
このようにすれば、記憶装置が適正に接続されているか否かをリアルタイムで表示することができる。その結果、ユーザーが液体容器を交換する際のエラーを防止し、操作性を向上させることなどが可能になる。
また本発明の他の態様では、電源投入後に、前記ホスト側データ端子の電圧レベルが高電位レベルにプルアップされていない場合には、前記第1の記憶装置〜前記第nの記憶装置の全ての記憶装置が非接続であることを通知表示するための処理を行ってもよい。
このようにすれば、全ての記憶装置が非接続であることをリアルタイムで通知表示することができる。その結果、全ての液体容器が装着されていない状態で、ユーザーが誤って操作することなどを防止できる。
システムの基本的な構成例。 記憶装置の基本的な構成例。 記憶装置の変形例。 記憶装置のタイミングチャートの一例。 図5(A)〜図5(C)は、モード判定部の構成例を説明する図。 応答部の基本的な構成例。 ID情報とクロックサイクルとの対応関係の一例。 ID情報とクロックサイクルとの対応関係の別の例。 液体容器の詳細な構成例。 図10(A)、図10(B)は、回路基板の詳細な構成例。 ホスト装置の基本的な構成例。 通常通信モード及び接続検出モードの電源供給期間を説明する図。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
1.システムの基本的な構成例
図1に本実施形態のシステムの基本的な構成例を示す。本実施形態のシステムの基本的な構成例は、第1の記憶装置100−1〜第n(nは2以上の整数)の記憶装置100−n、記憶装置が実装されるn個の基板200−1〜200−n、基板を備えるn個の液体容器300−1〜300−n及びホスト装置400を含む。なお、本実施形態のシステムは図1の構成に限定されず、その構成要素の一部を省略したり、他の構成要素に置き換えたり、他の構成要素を追加するなどの種々の変形実施が可能である。
第1の記憶装置100−1〜第nの記憶装置100−nは、それぞれリセット端子XRST、クロック端子SCK、データ端子SDA、第1の電源端子VSS及び第2の電源端子VDDを含む。後述するように、これらn個の記憶装置100−1〜100−nの各々は、記憶部(例えば不揮発性メモリー等)を含み、それぞれの記憶部にはn個の液体容器(例えばインクカートリッジ等)300−1〜300−nを識別するためのID(Identification)情報(例えばID=1、ID=2、ID=3など)が記憶されている。IDは、液体容器が収容する液体の色などの種類毎に異なるものが付与される。
各記憶装置は、動作モードとして通常通信モード(通常動作モード)と接続検出モードとを有する。通常通信モードとは、記憶部のデータをホスト装置に送信したり、ホスト装置から受信したデータで記憶部のデータを更新するモードである。接続検出モードとは、ホスト装置が、各記憶装置がホスト装置と接続されているかを検出する際の記憶装置の動作モードである。
各記憶装置は、接続検出モードにおいて、ホスト装置400から供給されるクロックの各クロックサイクルに対応して、プルアップされたデータ端子SDAの電圧レベルを低電位レベル(Lレベル)に設定するための制御信号を出力する。この制御信号は、各記憶装置のID情報に対応する第m(mは1≦m≦nである整数)のクロックサイクルにおいて出力される。
ホスト装置400は、第1のホスト側端子〜第k(kは2以上の整数)のホスト側端子を含む。具体的には、例えばホスト側リセット端子HRST、ホスト側クロック端子HCK、ホスト側データ端子HDA、第1のホスト側電源端子HVSS及び第2のホスト側電源端子HVDDを含む。このホスト装置400は、例えばプリンター本体などであって、後述するように、プルアップされたホスト側データ端子HDAの電圧レベルが、記憶装置100−1〜100−nにより低電位レベル(Lレベル)に設定されたか否かを監視する。
記憶装置100が接続されている場合には、プルアップされたホスト側データ端子HDAの電圧レベルは、その記憶装置に対応するクロックサイクルにおいて、Lレベルに変化する。一方、記憶装置100が接続されていない場合には、ホスト側データ端子HDAの電圧レベルは変化せず、プルアップされた状態、すなわち高電位レベル(Hレベル)を保持する。従って、ホスト側データ端子HDAの電圧レベルがLレベルに設定されたか否かを監視することで、各記憶装置が接続されているか否か、すなわち各液体容器300が装着されているか否かを判断することができる。
以上説明したように、本実施形態のシステムによれば、各記憶装置100は、接続検出モードにおいて、ホスト装置400から供給されるクロックの各クロックサイクルに対応して、プルアップされたデータ端子SDAの電圧レベルをLレベルに設定するための制御信号を出力する。ホスト装置400は、プルアップされたホスト側データ端子HDAの電圧レベルが、各記憶装置100によりLレベルに設定されたか否かを監視する。こうすることで、各記憶装置100(液体容器300)の有無を検出するための端子が不要になり、端子数を低減することができる。また、各クロックサイクルにおいて各記憶装置が接続されているか否かを検出することができるから、検出時間を短縮することが可能になる。さらに各記憶装置からの制御信号は、各記憶装置のID情報に対応する第mのクロックサイクルにおいて出力されるから、ホスト装置400は、n個の記憶装置(液体容器)のうちのどの記憶装置(液体容器)が装着されていないかを識別することができる。
2.記憶装置
図2に、本実施形態の記憶装置100の基本的な構成例を示す。本実施形態の記憶装置100は、制御部110、記憶制御部120、記憶部130、電圧設定回路190、データ端子SDA、リセット端子XRST、クロック端子SCKを含む。なお、本実施形態の記憶装置100は図2の構成に限定されず、その構成要素の一部を省略したり、他の構成要素に置き換えたり、他の構成要素を追加するなどの種々の変形実施が可能である。
記憶部130は、製造時に書き込まれたID情報、製造情報や、ホスト装置400から書き込まれた情報を記憶する。例えばインクカートリッジの場合、記憶部130は、製造情報として製造日の情報、インクの色の情報などを記憶し、ホスト装置400から書き込まれる情報としてインクの残量の情報などを記憶する。記憶部130は、例えばFERAM(強誘電体メモリー)や、フラッシュメモリー等の不揮発性メモリーにより構成される。
なお、記憶装置100を識別するID情報を不揮発性メモリー等の記憶部130に記憶することは、必須の構成要件ではない。例えば、ヒューズ素子を用いてID情報を記憶することが可能であり、或いはロジック回路によりID情報を出力させることもできる。
記憶制御部120は、通常通信モード(通常動作モード)において記憶部130のアクセスを制御する。
制御部110は、通信部140、モード判定部150、応答部160を含む。通信部140はホスト装置400との通信を行う。
モード判定部150は、動作モードが通常通信モード(通常動作モード)であるか、接続検出モードであるかを判定する。通常通信モードであると判定した場合には、記憶制御部120に対するモード設定信号SCOMをアクティブレベルにし、接続検出モードであると判定した場合には、応答部160に対するモード設定信号SDETをアクティブレベルにする。
具体的には、モード判定部150は、リセット端子XRSTの電圧レベルがLレベルである場合に、動作モードが接続検出モードであると判定する。一方、リセット端子XRSTの電圧レベルがHレベルである場合に、動作モードが通常通信モードであると判定する。
通常通信モード(通常動作モード)は、ホスト装置400と記憶装置100との間で、インク残量等のデータをやり取りするためのデータ通信を行う動作モードである。
接続検出モードは、記憶装置100が接続されているか否かを検出するための動作モードである。
制御部110は、クロック端子SCKに入力されるクロックの第1〜第n(nは2以上の整数)のクロックサイクルのうちの当該記憶装置100のID情報に対応する第m(mは1≦m≦nである整数)のクロックサイクルにおいて、プルアップされたデータ端子SDAの電圧レベルをLレベルに設定するための制御信号RSPを出力する。具体的には、例えばID=1である記憶装置は、そのID情報に対応する第1のクロックサイクルにおいて、プルアップされたデータ端子SDAの電圧レベルをLレベルに設定するための制御信号RSPを出力し、またID=2である記憶装置は、そのID情報に対応する第2のクロックサイクルにおいて、制御信号RSPを出力する。
応答部160は、動作モードが接続検出モードであると判定された場合に、電圧設定回路190に対して、プルアップされたデータ端子SDAの電圧レベルをLレベルに設定するための制御信号RSPを出力する。具体的には、モード判定部150からのモード設定信号SDETがアクティブレベルである場合に、応答部160は、記憶部130に記憶されているID情報を読み出し、そのID情報に対応するクロックサイクルにおいて、電圧設定回路190に対して制御信号RSPを出力する。より具体的には、例えば制御信号RSPの電圧レベルをHレベルに設定する。
内部発振回路170は、記憶装置100の内部クロックを生成し、制御部110、記憶制御部120、記憶部130などに供給する。
パワーオンリセット(POR)回路180は、第2の電源電圧VDDに基づいてパワーオンリセット処理を行う。すなわち、電源が投入されるまでは記憶装置100をリセット状態にし、電源が投入されたときには記憶装置100のリセットを解除する。具体的には、パワーオンリセット回路180は、ホスト装置400の電源が投入され、第2の電源電圧VDDと第1の電源電圧VSSの差が閾値電圧(所定の電圧)以上となったとき、パワーオンリセット信号POROUTをHレベル(高電位レベル、広義には第2の電圧レベル)にする。
電圧設定回路190は、2つのトランジスターQ1、Q2及びプルアップ抵抗RPを含む。リセット端子XRSTの電圧レベルがLレベル(広義にはリセット状態を示す電圧レベル)であり、応答部160からの制御信号RSPがLレベル(広義には非アクティブレベル)である場合には、トランジスターQ1はオン状態、トランジスターQ2はオフ状態となり、データ端子SDAの電圧レベルはHレベルにプルアップされる。
一方、リセット端子XRSTの電圧レベルがLレベルであり、制御信号RSPがHレベル(広義にはアクティブレベル)である場合には、トランジスターQ1、Q2は共にオン状態となる。この場合には、トランジスターQ1、Q2の電流駆動能力及びプルアップ抵抗RPの抵抗値を適正に設定することで、データ端子SDAの電圧レベルをLレベルに設定することができる。このように、電圧設定回路190は、リセット端子XRSTの電圧レベルがLレベルである期間にデータ端子SDAの電圧レベルをプルアップし、応答部160からの制御信号RSPに基づいてデータ端子SDAの電圧レベルをLレベルに設定する。
なお、図2に示す電圧設定回路190では、トランジスターQ1、Q2としてバイポーラートランジスターを用いているが、他のトランジスターを用いてもよい。例えばQ1としてP型のMOSトランジスター、Q2としてN型のMOSトランジスターを用いてもよい。
以上説明したように、本実施形態の記憶装置によれば、当該記憶装置のID情報に対応する第mのクロックサイクルにおいて、プルアップされたデータ端子SDAの電圧レベルをLレベルに設定するための制御信号RSPが出力される。ホスト装置(プリンター本体)は、各クロックサイクルにおいて、データ端子SDAの電圧レベルがLレベルに設定されたか否かを監視することで、各記憶装置の接続検出を行うことができる。こうすることで、各記憶装置(液体容器)の有無を検出するための端子が不要になり、端子数を低減することができる。
さらに接続検出モードの場合には、記憶部からID情報のみを読み出せばよいから、他のデータへのアクセスを禁止(マスク)することで、意図しない記憶内容の破壊等を防止できる。また、1クロックサイクルの期間で1つの記憶装置(液体容器)の有無を検出することができるから、検出時間を短縮することが可能になる。さらに各記憶装置からの制御信号は、各記憶装置のID情報に対応する第mのクロックサイクルにおいて出力されるから、ホスト装置は、どの記憶装置(液体容器)が装着されていないかを識別することができる。
一方、通常通信モード(通常動作モード)を用いて液体容器の有無を検出する方法では、通信のタイムアウトエラーが発生するまで待たなければならない等の理由で、検出までに時間がかかり、通信中にエラーが発生するおそれが大きくなる。その結果、液体容器が装着されているにもかかわらず、非装着と判断される可能性がある。
図3に、上述した本実施形態の記憶装置100の変形例を示す。図3に示す変形例では、記憶装置100は制御端子CTを含み、制御部110は、制御端子CTを介して、プルアップされたデータ端子SDAの電圧レベルをLレベルに設定するための制御信号RSPを電圧設定回路190に対して出力する。電圧設定回路190は、基板200に設けられ、図2の構成例と同様に2つのトランジスターQ1、Q2及びプルアップ抵抗RPを含む。
電圧設定回路190の動作は、図2で説明したものと同じである。すなわち、リセット端子XRSTの電圧レベルがLレベルであり、応答部160からの制御信号RSPがLレベルである場合には、トランジスターQ1はオン状態、トランジスターQ2はオフ状態となり、データ端子SDAの電圧レベルはHレベルにプルアップされる。一方、リセット端子XRSTの電圧レベルがLレベルであり、制御信号RSPがHレベルである場合には、トランジスターQ1、Q2は共にオン状態となる。この場合には、トランジスターQ1、Q2の電流駆動能力及びプルアップ抵抗RPの抵抗値を適正に設定することで、データ端子SDAの電圧レベルをLレベルに設定することができる。
なお、図2の電圧設定回路190と同様に、トランジスターQ1、Q2としてバイポーラートランジスター以外の他のトランジスターを用いてもよい。例えばQ1としてP型のMOSトランジスター、Q2としてN型のMOSトランジスターを用いてもよい。
図4は、記憶装置100のタイミングチャートの一例である。図4には、第2の電源電圧VDD及びリセット端子XRST、クロック端子SCK、データ端子SDAの各電圧レベル及び制御信号RSPを示す。制御信号RSPは、ID情報がID=1〜4の場合を示す。
図4に従って、記憶装置100の動作を説明する。最初に第2の電源電圧VDDが立ち上がり(図4のA1)、VDDが所定の電圧値に達すると、パワーオンリセット(POR)回路180がパワーオンリセット信号POROUT(図示せず)をHレベル(高電位レベル、広義には第2の電圧レベル)にして、パワーオンリセットを解除する。
モード判定部150は、リセット端子XRSTの電圧レベルがリセット状態を示す電圧レベル(図4ではLレベル)である場合に(図4のA2)、動作モードが接続検出モードであると判定する。
電圧設定回路190は、データ端子SDAの電圧レベルをHレベルにプルアップする(図4のA3)。上述したように、リセット端子XRSTの電圧レベルがLレベルで、制御信号RSPの電圧レベルもLレベルだからである。
次にクロック端子SCKの電圧レベルが、Lレベル(広義には第1の電圧レベル)からHレベル(広義には第2の電圧レベル)に変化する(図4のA4)。このタイミングが、第1のクロックサイクルT1の開始タイミングになる。すなわち応答部160は、電源投入後に、クロック端子SCKの電圧レベルが第1の電圧レベル(Lレベル)から第2の電圧レベル(Hレベル)に変化するタイミングを、第1のクロックサイクルT1の開始タイミングであると判断する。
制御部110は、クロック端子SCKに入力されるクロックの第1〜第n(nは2以上の整数)のクロックサイクルのうちの当該記憶装置100のID情報に対応する第m(mは1≦m≦nである整数)のクロックサイクルにおいて、プルアップされたデータ端子SDAの電圧レベルをLレベルに設定するための制御信号RSPを出力する。
具体的には、例えば図4に示すように、ID情報が1である記憶装置は、第1のクロックサイクルT1において、制御信号RSPをHレベルに設定する(図4のA5)。そしてID情報が2である記憶装置は、第2のクロックサイクルT2において、制御信号RSPをHレベルに設定する。以下同様に、第3、第4のクロックサイクルT3、T4において、制御信号RSPがHレベルに設定される。なお、各記憶装置のID情報は、接続検出モードであると判定された後、第1のクロックサイクルT1の開始タイミング前のID情報読み出し期間TRMにおいて、各記憶装置100の記憶部130から読み出される。
電圧設定回路190は、上述したように、制御信号RSPがHレベルである場合には、データ端子SDAの電圧レベルをLレベルに設定する。従って、例えば第1のクロックサイクルT1において、制御信号RSPがHレベルである期間に、データ端子SDAの電圧レベルはLレベルに設定される(図4のA6)。同様にして、第2〜第4のクロックサイクルT2〜T4においても、制御信号RSPがHレベルである期間に、データ端子SDAの電圧レベルはLレベルに設定される。
なお、図4では、制御信号RSPは、各クロックサイクルの前半期間においてHレベルに設定されるが、各クロックサイクルの後半期間においてHレベルに設定されてもよい。或いは、各クロックサイクルの中間期間においてHレベルに設定されてもよい。
電源投入タイミング(図4のA1)から第1のクロックサイクルT1の開始タイミング(図4のA4)までの長さをTPとし、クロック端子SCKに入力されるクロックの各クロックサイクルの長さをTCとした場合に、TP>TCである。すなわち応答部160は、電源投入タイミングからTCよりも長い期間が経過した後に、クロック端子SCKの電圧レベルが第1の電圧レベル(Lレベル)から第2の電圧レベル(Hレベル)に変化するタイミングを開始タイミングであると判断する。
このようにすることで、電源投入後にパワーオンリセット回路180によりパワーオンリセットが解除されてから、記憶装置100の各回路が動作を開始し、次にモード判定部150が接続検出モードであると判定し、続いて記憶部130からID情報が読み出されるまでの時間を確保することができる。
図5(A)〜図5(C)は、モード判定部150の構成例を説明する図である。図5(A)に示すように、モード判定部150は、リセット端子XRSTの電圧レベルがリセット状態を示す電圧レベル(Lレベル)である期間に、動作モードが接続検出モードであると判定する。そして応答部160に対するモード設定信号SDETをアクティブレベル(Hレベル)にする。
一方、リセット端子XRSTの電圧レベルがリセット解除状態を示す電圧レベル(Hレベル)である期間には、動作モードが通常通信モードであると判定する。そして応答部160に対するモード設定信号SCOMをアクティブレベル(Hレベル)にする。
図5(B)に、モード判定部150の構成例を示す。この構成例は、ディレイ回路、ANDロジック、インバーターを含む。2つのディレイ回路を設けることで、モード設定信号SDETとモード設定信号SCOMとが同時にアクティブレベルになることを防止できる。ディレイ回路は、偶数個のインバーターを縦続接続することで実現できる。
図5(C)は、モード判定部150の構成例の動作を説明するタイミングチャートである。リセット端子XRSTの電圧レベルがリセット状態を示す電圧レベル(Lレベル)である期間に、モード設定信号SDETはアクティブレベル(Hレベル)になる。一方、リセット端子XRSTの電圧レベルがリセット解除状態を示す電圧レベル(Hレベル)である期間に、モード設定信号SCOMはアクティブレベル(Hレベル)になる。
図6に、応答部160の基本的な構成例を示す。応答部160は、ID一致判定部161、カウンター162、ID保持部163、アクセス制御部164、出力部165を含む。
ID一致判定部161(広義には一致判定部)は、カウンター162のカウント値と記憶部130から読み出されたID情報の値との一致を判定する。カウンター162は、第1のクロックサイクルT1の開始タイミング後のクロック端子SCKに入力されるクロックCLKのカウント処理を行う。ID保持部163は、記憶部130から読み出されたID情報の値を保持して、ID一致判定部161に出力する。アクセス制御部164は、記憶部130にアクセスし、記憶されているID情報の値を読み出す。出力部165は、ID一致判定部161の判定結果に基づいて、電圧設定回路190に対して制御信号RSPを出力する。
応答部160は、カウント値とID情報の値とが一致した場合に、制御信号RSPを出力する。具体的には、例えば前述した図4のタイミングチャートに示すように、モード判定部150が動作モードを接続検出モードであると判定すると(図4のA2)、モード判定部150はモード設定信号SDETをアクティブレベルに設定する。そうするとアクセス制御部164は、ID情報読み出し期間TRMにおいて、記憶部130からID情報の値を読み出し、ID保持部163がそのID情報の値を保持する。次にカウンター162は、第1のクロックサイクルT1の開始タイミング(図4のA4)後のクロックCLKのカウント処理を開始する。
そしてID一致判定部161は、カウンター162のカウント値とID情報の値とが一致するか否かを判定し、一致する場合には出力部165から電圧設定回路190に対して制御信号RSPを出力する。例えば図4に示すように、第1のクロックサイクルT1ではカウント値が1であるから、ID=1である記憶装置から制御信号RSPが出力される。同様に第2のクロックサイクルT2ではカウント値が2であるから、ID=2である記憶装置から制御信号RSPが出力される。このようにして、各記憶装置のID情報の値に対応するクロックサイクルにおいて、制御信号RSPが出力される。
図7に、ID情報とクロックサイクルとの対応関係の一例を示す。図7では、ID情報の値は3ビットで表現され、ID=0からID=7まで使用できる。ただし、図7のようにID=0を使用しないこともできる。ID=1には第1のクロックサイクルT1が対応し、ID=2には第2のクロックサイクルT2が対応する。以下同様にして、ID=3〜7には第3〜第7のクロックサイクルT3〜T7がそれぞれ対応する。なお、ID情報として必ずしもID=7まで使用する必要はない。例えば実際に使用するインクカートリッジ(広義には液体容器)の個数が4である場合には、ID情報としてID=1〜4を使用すればよい。具体的には、例えばインクカートリッジの4色(黒、シアン、マゼンタ、イエロー)にID=1〜4をそれぞれ対応させることができる。
図8に、ID情報とクロックサイクルとの対応関係の別の例を示す。図8には、1つの液体容器(インクカートリッジ)が1色の液体(インクなど)を格納する単色型液体容器の他に、1つの液体容器が複数色の液体を格納する一体型液体容器についても示す。
例えば単色型を用いる場合には、上述したようにID=1〜4を各色(黒、シアン、マゼンタ、イエロー)の液体容器に対応させ、クロックサイクルT1〜T4において制御信号RSPを出力することができる。また、4色一体型を用いる場合には、ID情報をID=7とし、クロックサイクルT1〜T4において制御信号RSPを出力することができる。また、黒色の単色型とカラー一体型とを併用する場合には、黒色の単色型のID情報をID=1としてクロックサイクルT1において制御信号RSPを出力し、カラー一体型のID情報をID=6として、クロックサイクルT2〜T4において制御信号RSPを出力することができる。
以上説明したように、本実施形態の記憶装置100によれば、応答部160は、第1〜第nのクロックサイクルT1〜Tnのうちの複数のクロックサイクルにおいて、制御信号RSPを出力することができる。また本実施形態の液体容器300によれば、液体容器300が複数色の液体を格納する場合に、第1〜第nのクロックサイクルT1〜Tnのうちの複数色に対応する複数のクロックサイクルにおいて、制御信号RSPを出力することができる。こうすることで、第1〜第nのクロックサイクルをn色のインクと各々対応させることができるから、インクカートリッジが単色型であっても、一体型であっても、ホスト装置のファームウェアを変更することなく対応することが可能になる。
3.基板及び液体容器
次に、上述した本実施形態の記憶装置100が設けられた液体容器300の詳細な構成例について、図9を用いて説明する。なお以下では、ホスト装置400がインクジェット方式のプリンターであり、液体容器300がインクカートリッジであり、基板200が、インクカートリッジに設けられた回路基板である場合を例に説明する。但し、本実施形態では、ホスト装置、液体容器、基板は、他の装置、容器、基板であってもよい。例えば、ホスト装置はメモリーカードのリーダー/ライターであってもよく、基板はメモリーカードに設けられた回路基板であってもよい。
図9に示すインクカートリッジ300(広義には液体容器)の内部には、インクを収容するための図示しないインク室が形成される。また、インクカートリッジ300には、インク室に連通するインク供給口340が設けられる。このインク供給口340は、インクカートリッジ300がプリンターに装着されたときに、印刷ヘッドユニットにインクを供給するためのものである。
インクカートリッジ300は、回路基板200(広義には基板)を含む。回路基板200には、本実施形態の記憶装置100が設けられ、データの記憶やホスト装置400とのデータ送受信を行う。回路基板200は、例えばプリント基板により実現され、インクカートリッジ300の表面に設けられる。回路基板200には、第2の電源端子VDD等の端子が設けられる。そして、インクカートリッジ300がプリンターに装着されたときに、それらの端子とプリンター側の端子が接触(電気的に接続)することで、電源やデータのやり取りが行われる。
図10(A)、図10(B)に、本実施形態の記憶装置100が設けられた回路基板200の詳細な構成例を示す。図10(A)に示すように、回路基板200の表面(プリンターと接続される面)には、複数の端子を有する端子群が設けられる。この端子群は、第1の電源端子VSS、第2の電源端子VDD、リセット端子XRST、クロック端子SCK、データ端子SDAを含む。各端子は、例えば矩形状(略矩形状)に形成された金属端子により実現される。そして、各端子は、回路基板200に設けられた図示しない配線パターン層やスルホールを介して、記憶装置100に接続される。
図10(B)に示すように、回路基板200の裏面(プリンターと接続される面の裏側の面)には、本実施形態の記憶装置100が設けられる。記憶装置100は、例えば、強誘電体メモリーを有する半導体記憶装置により実現できる。この記憶装置100には、インク又はインクカートリッジ300に関連する種々のデータが格納され、例えば、インクカートリッジ300を識別するためのID情報やインクの消費量等のデータが格納される。インク消費量のデータは、インクカートリッジ300内に収容されたインクについて、印刷の実行等に伴い消費されるインク量の累計を示すデータである。このインク消費量のデータは、インクカートリッジ300内のインク量を示す情報であってもよく、消費したインク量の割合を示す情報であってもよい。
4.ホスト装置
図11に、本実施形態のホスト装置400の基本的な構成例を示す。ホスト装置400は、例えばプリンター本体であって、電源供給部410、通信処理部420、監視部430、ホスト制御部440、表示部450、表示制御部460を含む。さらにホスト装置400は、第1〜第k(kは2以上の整数)のホスト側端子を含む。具体的には、例えばホスト側リセット端子HRST、ホスト側クロック端子HCK、ホスト側データ端子HDA、第1のホスト側電源端子HVSS及び第2のホスト側電源端子HVDDを含む。
電源供給部410は、第1〜第nの記憶装置100−1〜100−nに対して電源を供給する。通信処理部420は、第1〜第kのホスト側端子、例えばホスト側リセット端子HRST、ホスト側クロック端子HCK、ホスト側データ端子HDAを介して、第1〜第nの記憶装置100−1〜100−nとの通信処理を行う。
監視部430は、第1〜第nの記憶装置100−1〜100−nに供給するクロックの第1〜第nのクロックサイクルT1〜Tnの各クロックサイクルにおいて、プルアップされたホスト側データ端子HDAの電圧レベルがLレベルに設定されたか否かを監視する。
ホスト制御部440は、電源供給部410、通信処理部420、監視部430及び表示部450のそれぞれの制御処理を行う。
表示部450は、例えばLCD(液晶ディスプレイ)等であって、ホスト装置400(プリンター)の操作画面、動作状態、エラーメッセージ等を表示する。接続検出モードにおいては、表示部450は、監視部430の監視結果に基づいて、接続検出結果を表示する。
表示制御部460は、接続検出結果を表示部450に表示する制御を行う。この表示制御部460は、公知の表示コントローラーなどにより実現される。
図12は、通常通信モード及び接続検出モードの電源供給期間を説明する図である。電源供給部410は、通常通信モードの電源供給期間の長さをTAとし、接続検出モードの電源供給期間の長さをTBとした場合に、TA>TBとなるように電源供給を行う。また、通常通信モードの電源供給期間と次の通常通信モードの電源供給期間との間に接続検出モードの電源供給期間を設けてもよい。なお、図示していないが、接続検出モードの電源供給期間を続けて複数回設けてもよい。
このようにすることで、1つの通常通信モードの期間と次の通常通信モードの期間との間の短い期間に接続検出モードの期間を設けることができるから、通常のデータ通信に支障を与えることなく、インクカートリッジの接続検出を行うことができる。その結果、プリンターシステムの信頼性を向上させることが可能になる。
さらに、短い時間でインクカートリッジの接続検出を行うことができるから、インクカートリッジの有無をリアルタイムで表示部450に表示することができる。その結果、ユーザーがインクカートリッジを交換する際のエラーを防止し、操作性を向上させることが可能になる。
本実施形態の比較例の手法として、通常通信モード(通常動作モード)において、通信のタイムアウトエラーを検出する手法が考えられる。しかしこの手法では、通信のタイムアウトエラーが発生するまで待たなければならないため、接続検出の時間が長くなるという問題がある。そのために、通信中にエラーが発生するおそれが大きくなり、エラーが発生した場合には、インクカートリッジが装着されているにもかかわらず、非装着と判断されるおそれがある。
本実施形態では、通常通信モードとは別の接続検出モードを設けて、その接続検出モードにおいて図4に示すように、クロックのnサイクル分で接続検出を完了できる。これにより、図12に示すように、通常通信モードとは別に接続検出モードを設けたとしても、その接続検出モードの電源供給期間の長さTBを通常通信モードの電源供給期間の長さTAより十分に小さくできる。こうすることで、1つの通常通信モードの期間と次の通常通信モードの期間との間に、短時間の接続検出モードの期間を設定して、そこで接続検出を行うことが可能になる。その結果、通常通信モードにおいて接続検出を行う必要もないし、接続検出モードを設けたことで、通常通信モードの帯域が制限されることも防止できる。また、接続検出に要する時間を短縮できるから、検出結果をリアルタイムに表示したり、検出時のエラーを低減することが可能になる。
また本実施形態の記憶装置、ホスト装置等によれば、電源投入後にホスト側データ端子HDAの電圧レベルがHレベルにプルアップされていない場合には、ホスト装置400は、全ての記憶装置(液体容器)が非接続(非装着)であると判断することができる。全ての記憶装置100が接続されていない場合には、データ端子SDAの電圧レベルをプルアップするための電圧設定回路190が接続されないからである。
ホスト装置400は、全ての記憶装置が非接続であると判断した場合には、クロックの出力処理を行わないことができる。具体的には、電源投入後に、ホスト側データ端子HDAの電圧レベルがHレベルにプルアップされている場合には、クロックを出力することにより第1〜第nの記憶装置の接続検出処理を行う。一方、電源投入後に、ホスト側データ端子HDAの電圧レベルがHレベルにプルアップされていない場合には、クロックの出力処理を行わずに、第1〜第nの記憶装置の全ての記憶装置が非接続であることを通知表示するための処理を行う。
この通知表示は、例えば表示制御部460の制御により表示部450(液晶ディスプレイ等)に表示したり、或いはLED(発光ダイオード)等を点灯することなどで通知したり、或いはホスト装置400と接続されたパーソナルコンピューター(PC)に通知することで実行される。
このようにすることで、全ての記憶装置が非接続である場合に、不要なクロックを出力せずに、直ちに電源供給を停止することができる。さらに全ての記憶装置が非接続であることをリアルタイムで通知表示することができる。その結果、ユーザーがインクカートリッジを未装着のまま、誤ってプリント処理を実行することを防止できるなど、誤操作によるトラブルを低減することが可能になる。
なお、以上のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義又は同義な異なる用語(第1の電圧レベル、第2の電圧レベル)と共に記載された用語(Lレベル、Hレベル)は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また記憶装置、基板、液体容器、ホスト装置及びシステムの構成、動作も本実施形態で説明したものに限定されず、種々の変形実施が可能である。
100 記憶装置、110 制御部、120 記憶制御部、130 記憶部、
140 通信部、150 モード判定部、160 応答部、161 ID一致判定部、
162 カウンター、163 ID保持部、164 アクセス制御部、165 出力部、
170 内部発振回路、180 パワーオンリセット回路、190 電圧設定回路、
200 基板、300 液体容器、340 インク供給口、400 ホスト装置、
410 電源供給部、420 通信処理部、430 監視部、440 ホスト制御部、
450 表示部、460 表示制御部、
SCK クロック端子、SDA データ端子、SCOM、SDET モード設定信号、
VDD 第2の電源端子、VSS 第1の電源端子、XRST リセット端子

Claims (19)

  1. 記憶部と、
    前記記憶部のアクセスを制御する記憶制御部と、
    ホスト装置との通信処理を行う制御部と、
    データ端子と、
    リセット端子と、
    クロック端子とを含み、
    前記制御部は、
    前記クロック端子に入力されるクロックの第1のクロックサイクル〜第n(nは2以上の整数)のクロックサイクルのうちの当該記憶装置のID情報に対応する第m(mは1≦m≦nである整数)のクロックサイクルにおいて、プルアップされた前記データ端子の電圧レベルを低電位レベルに設定するための制御信号を出力することを特徴とする記憶装置。
  2. 請求項1において、
    制御端子を含み、
    前記制御部は、前記制御端子を介して、プルアップされた前記データ端子の電圧レベルを低電位レベルに設定するための前記制御信号を出力することを特徴とする記憶装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記制御部は、
    動作モードが通常通信モードであるか、接続検出モードであるかを判定するモード判定部と、
    前記制御信号を出力するための応答部とを含み、
    前記応答部は、前記動作モードが前記接続検出モードであると判定された場合に、プルアップされた前記データ端子の電圧レベルを低電位レベルに設定するための前記制御信号を出力することを特徴とする記憶装置。
  4. 請求項3において、
    前記モード判定部は、
    前記リセット端子の電圧レベルが低電位レベルである場合に、前記動作モードが前記接続検出モードであると判定し、
    前記リセット端子の電圧レベルが高電位レベルである場合に、前記動作モードが前記通常通信モードであると判定することを特徴とする記憶装置。
  5. 請求項3又は4において、
    前記応答部は、
    電源投入後に、前記クロック端子の電圧レベルが第1の電圧レベルから第2の電圧レベルに変化するタイミングを、前記第1のクロックサイクルの開始タイミングであると判断し、
    前記応答部は、
    前記開始タイミング後の前記第mのクロックサイクルにおいて、前記制御信号を出力することを特徴とする記憶装置。
  6. 請求項5において、
    前記応答部は、
    前記クロック端子に入力されるクロックの各クロックサイクルの長さをTCとした場合に、電源投入タイミングから前記TCよりも長い期間が経過した後に、前記クロック端子の電圧レベルが前記第1の電圧レベルから前記第2の電圧レベルに変化するタイミングを、前記開始タイミングであると判断することを特徴とする記憶装置。
  7. 請求項3乃至6のいずれかにおいて、
    前記応答部は、
    カウンターと、
    前記カウンターのカウント値と前記記憶部から読み出された前記ID情報の値との一致を判定する一致判定部とを含み、
    前記応答部は、前記カウント値と前記ID情報の値とが一致した場合に、前記制御信号を出力することを特徴とする記憶装置。
  8. 請求項7において、
    前記応答部は、
    電源投入後に、前記クロック端子の電圧レベルが第1の電圧レベルから第2の電圧レベルに変化するタイミングを、前記第1のクロックサイクルの開始タイミングであると判断し、
    前記カウンターは、
    前記開始タイミング後に前記クロック端子に入力されるクロックのカウント処理を行うことを特徴とする記憶装置。
  9. 請求項3乃至8のいずれかにおいて、
    前記応答部は、前記第1のクロックサイクル〜前記第nのクロックサイクルのうちの複数のクロックサイクルにおいて、前記制御信号を出力することを特徴とする記憶装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれかにおいて、
    前記データ端子の電圧レベルを設定する電圧設定回路を含み、
    前記電圧設定回路は、
    前記リセット端子の電圧レベルが低電位レベルである期間に前記データ端子の電圧レベルをプルアップし、前記制御信号に基づいて前記データ端子の電圧レベルを低電位レベルに設定することを特徴とする記憶装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の記憶装置を含むことを特徴とする基板。
  12. 請求項1乃至10のいずれかに記載の記憶装置を含むことを特徴とする液体容器。
  13. 請求項12において、
    複数色の液体を格納する場合に、前記第1のクロックサイクル〜前記第nのクロックサイクルのうちの前記複数色に対応する複数のクロックサイクルにおいて、前記制御信号を出力することを特徴とする液体容器。
  14. 請求項1乃至10のいずれかに記載の記憶装置と、
    前記ホスト装置とを含むことを特徴とするシステム。
  15. 第1のホスト側端子〜第k(kは2以上の整数)のホスト側端子と、
    前記第1のホスト側端子〜前記第kのホスト側端子を介して、第1の記憶装置〜第n(nは2以上の整数)の記憶装置との通信処理を行う通信処理部と、
    監視部とを含み、
    前記第1のホスト側端子〜前記第kのホスト側端子のうちの1つはホスト側データ端子であって、
    前記監視部は、
    前記第1の記憶装置〜前記第nの記憶装置に供給するクロックの第1のクロックサイクル〜第nのクロックサイクルの各クロックサイクルにおいて、プルアップされた前記ホスト側データ端子の電圧レベルが低電位レベルに設定されたか否かを監視することで、前記第1の記憶装置〜前記第nの記憶装置の接続検出を行うことを特徴とするホスト装置。
  16. 請求項15において、
    前記第1の記憶装置〜前記第nの記憶装置に対して電源を供給する電源供給部を含み、
    前記電源供給部は、
    通常通信モードの電源供給期間と次の通常通信モードの電源供給期間との間に接続検出モードの電源供給期間が設けられ、前記通常通信モードの電源供給期間の長さをTAとし、前記接続検出モードの電源供給期間の長さをTBとした場合に、TA>TBとなるように電源供給を行うことを特徴とするホスト装置。
  17. 請求項15又は16において、
    電源投入後に、前記ホスト側データ端子の電圧レベルが高電位レベルにプルアップされている場合には、クロックを出力することにより前記第1の記憶装置〜前記第nの記憶装置の接続検出処理を行い、
    電源投入後に、前記ホスト側データ端子の電圧レベルが高電位レベルにプルアップされていない場合には、前記クロックの出力処理を行わないことを特徴とするホスト装置。
  18. 請求項15乃至17のいずれかにおいて、
    前記接続検出の結果を表示部に表示する制御を行う表示制御部を含むことを特徴とするホスト装置。
  19. 請求項15乃至18のいずれかにおいて、
    電源投入後に、前記ホスト側データ端子の電圧レベルが高電位レベルにプルアップされていない場合には、前記第1の記憶装置〜前記第nの記憶装置の全ての記憶装置が非接続であることを通知表示するための処理を行うことを特徴とするホスト装置。
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