JP2011165528A - Led照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
従来の蛍光灯器具のソケットに取り付けられるLEDを用いたLED照明装置では部品交換等が簡単にはできなかったり、できたとしても作業性や信頼性が悪かったり、余計な部品が必要であると言った問題があった。
【解決手段】
本体と、蛍光灯器具のソケットに嵌合する一対のピン端子を保持したキャップと、プリント基板に実装されたLEDと、ピン端子に接続するための接続端子とからなり、接続端子には基板接続バネ部とピン端子接続部とを設け、プリント基板の回路接続部に基板接続バネ部を接続し、ピン端子にピン端子接続部を接続する。
【選択図】 図2
従来の蛍光灯器具のソケットに取り付けられるLEDを用いたLED照明装置では部品交換等が簡単にはできなかったり、できたとしても作業性や信頼性が悪かったり、余計な部品が必要であると言った問題があった。
【解決手段】
本体と、蛍光灯器具のソケットに嵌合する一対のピン端子を保持したキャップと、プリント基板に実装されたLEDと、ピン端子に接続するための接続端子とからなり、接続端子には基板接続バネ部とピン端子接続部とを設け、プリント基板の回路接続部に基板接続バネ部を接続し、ピン端子にピン端子接続部を接続する。
【選択図】 図2
Description
この発明は、蛍光灯器具のソケットに取り付けられるLED(発光ダイオード)を用いたLED照明装置に関するものである。
既存の蛍光灯等に代わる照明装置として、省エネ、高輝度で長寿命を実現できる白色LEDを使用したLED照明装置が開発されている。
特許文献1には既設の蛍光灯器具に簡単に取り付けられるLED照明装置が提案されている。
特許文献2には組み立て作業の効率化を図ることが出来るLED照明装置が提案されている。
図8は従来のLED照明装置の内部構造を示したものである。
本体1と、既設の蛍光灯器具に取り付けができる一対のピン端子2を保持し、本体1に接合されるキャップ3と、本体1に内蔵され、電気制御回路を搭載したプリント基板4と、プリント基板4に実装された複数のLED5と、一端がプリント基板4に接続され、他端がピン端子2に直接接続された電線7から構成され、ピン端子2と電線7とは加締めや半田付けにて接続している。
しかしながら、加締めや半田付けによる接続は作業性が悪いばかりでなく、接続後は電線の取り外しが難しく、部品交換等が簡単に出来ない構造である。
本体1と、既設の蛍光灯器具に取り付けができる一対のピン端子2を保持し、本体1に接合されるキャップ3と、本体1に内蔵され、電気制御回路を搭載したプリント基板4と、プリント基板4に実装された複数のLED5と、一端がプリント基板4に接続され、他端がピン端子2に直接接続された電線7から構成され、ピン端子2と電線7とは加締めや半田付けにて接続している。
しかしながら、加締めや半田付けによる接続は作業性が悪いばかりでなく、接続後は電線の取り外しが難しく、部品交換等が簡単に出来ない構造である。
特許文献3にはLED照明部及び/又はLED自体の交換を可能とするLED照明装置が提案されている。
ところで、蛍光灯器具の配線は図9に示すようにソケット8の一対の電極のうち、どちらか1極のみしか電源と接続されていない場合があるため、ピン端子2の両方ともプリント基板4と接続しておく必要がある。
その対応として、図8のようにピン端子2の両方とプリント基板4をそれぞれ2本の電線で接続している。
別の対応としては、図10のようにプリント基板4から引き出された電線7の一端に丸形端子9aを接続してピン端子2とネジにて接続している。なお、丸形端子9aとは別の丸形端子9bはジャンパー線10にて相互が短絡され、別のピン端子2とネジにて接続している。
その対応として、図8のようにピン端子2の両方とプリント基板4をそれぞれ2本の電線で接続している。
別の対応としては、図10のようにプリント基板4から引き出された電線7の一端に丸形端子9aを接続してピン端子2とネジにて接続している。なお、丸形端子9aとは別の丸形端子9bはジャンパー線10にて相互が短絡され、別のピン端子2とネジにて接続している。
また、蛍光灯器具にてAC−DC変換を行い、LED照明装置には直流電流(DC)を供給するタイプも存在している。
この様に、従来の方法では部品交換等が簡単にはできなかったり、できたとしても作業性や信頼性が悪かったり、余計な部品が必要であると言った問題があった。
請求項1記載のLED照明装置は、本体(1)と、蛍光灯器具のソケット(8)に嵌合する一対のピン端子(2)を保持し、本体(1)に接合されるキャップ(3)と、本体(1)に内蔵され、電気制御回路を搭載したプリント基板(4)と、プリント基板(4)に実装されたLED(5)と、ピン端子(2)に接続するための接続端子(6)とからなり、接続端子(6)は基板接続バネ部(6a)とピン端子接続部(6b)とを金属板にて一体に形成され、プリント基板(4)の回路接続部(4a)に基板接続バネ部(6a)が接続され、ピン端子(2)にピン端子接続部(6b)が接続されることを特徴とする。
請求項2記載のLED照明装置は、請求項1の発明において、接続端子(6)に2個のピン端子接続部(6b)を形成し、一対のピン端子(2)にそれぞれ接続することを特徴とする。
請求項3記載のLED照明装置は、請求項1の発明において、2個の接続端子(6)を一対のピン端子(2)にそれぞれ接続し、回路接続部(4a)の正極(4a+)と負極(4a−)にそれぞれに基板接続バネ部(6a)を接続することを特徴とする。
請求項1の発明により、LED照明部及び/又はLED自体など、部品の交換が簡単に行うことができるばかりでなく、接続端子だけでピン端子とプリント基板との接続作業を容易に行うことができる。
請求項2の発明により、別部品を使うことなく簡単な構造で一対のピン端子に接続端子を接続することができる。
請求項3の発明により、簡単な構造で直流電流を供給するタイプに対応することができる。
図1と図2に示すように、本発明のLED照明装置は、本体1と、蛍光灯器具のソケット8に嵌合する一対のピン端子2を保持し、本体1に接合されるキャップ3と、本体1に内蔵され、電気制御回路を搭載したプリント基板4と、プリント基板4に実装されたLED5と、ピン端子2に接続するための接続端子6とからなる。
本体1は、透明又は半透明な樹脂(例えばポリカーボネート樹脂)でできた光拡散部1aと、アルミ合金などによる放熱部1bが組み合わされてできており、円筒状であるが、放熱部1bは凹凸形状のヒートシンクにする場合もある。
なお、本体1は必ずしもこの組み合わせである必要はなく、樹脂のみでできていてもよい。
なお、本体1は必ずしもこの組み合わせである必要はなく、樹脂のみでできていてもよい。
銅合金製のピン端子2を既設の蛍光灯器具に合う寸法にて取り付けたキャップ3は、本体1の両端に接合されるが、内部のメンテナンスのために本体1から取り外しできる構造になっている。
図3には一対のピン端子2を絶縁性樹脂で一体成形したキャップ3が示されているが、ピン端子2はキャップ3に圧入や加締めにて取り付けてもよい。
また図4に示す通り、キャップ3の内側には接続端子6を組み付ける受け溝3bと、接続端子6の基板接続バネ部6aと接続するプリント基板4の回路接続部4aが挿入される基板挿入溝3aが形成されている。
なお、キャップ3の材料は絶縁性樹脂に限らず金属を使用しても構わないが、感電を避けるためにピン端子2とキャップ3は電気的に絶縁されている。
図3には一対のピン端子2を絶縁性樹脂で一体成形したキャップ3が示されているが、ピン端子2はキャップ3に圧入や加締めにて取り付けてもよい。
また図4に示す通り、キャップ3の内側には接続端子6を組み付ける受け溝3bと、接続端子6の基板接続バネ部6aと接続するプリント基板4の回路接続部4aが挿入される基板挿入溝3aが形成されている。
なお、キャップ3の材料は絶縁性樹脂に限らず金属を使用しても構わないが、感電を避けるためにピン端子2とキャップ3は電気的に絶縁されている。
プリント基板4には、接続端子6の基板接続バネ部6aと接続する回路接続部4aが形成され、整流や電圧制御等を行う電気制御回路(図は省略)と複数のLED5が実装されている。
回路接続部4aはプリント配線された回路の電極である。
このプリント基板4は本体1に内蔵保持される。
なお、LED5は表面実装型の白色LEDを使用するが、砲弾型LEDを使用してもよい。また、LED5の数は照明の仕様により決められる。
回路接続部4aはプリント配線された回路の電極である。
このプリント基板4は本体1に内蔵保持される。
なお、LED5は表面実装型の白色LEDを使用するが、砲弾型LEDを使用してもよい。また、LED5の数は照明の仕様により決められる。
接続端子6は銅合金をプレス加工して作られ、図5に示す通り、基板接続バネ部6aと、ピン端子接続部6bと、基部6cで構成されている。
基部6cには圧入部が設けられ、キャップ3の受け溝3bに圧入固定される。
基部6cの一端から延出したピン端子接続部6bは2カ所に設けられ、一対のピン端子2を挿入接続できるようになっている。なお、ピン端子接続部6bは菊座金状であり、ピン端子2との接続を強固にするために内側に多数の歯が設けられている。
基部6cの他端にはキャップ3に固定された際に基板挿入溝3aに突出するように基板接続バネ部6aが断面U字状に形成されている。従って、基板挿入溝3aに回路接続部4aが挿入された時に基板接続バネ部6aが撓むことで回路接続部4aに接触して電気的に接続する。
基部6cには圧入部が設けられ、キャップ3の受け溝3bに圧入固定される。
基部6cの一端から延出したピン端子接続部6bは2カ所に設けられ、一対のピン端子2を挿入接続できるようになっている。なお、ピン端子接続部6bは菊座金状であり、ピン端子2との接続を強固にするために内側に多数の歯が設けられている。
基部6cの他端にはキャップ3に固定された際に基板挿入溝3aに突出するように基板接続バネ部6aが断面U字状に形成されている。従って、基板挿入溝3aに回路接続部4aが挿入された時に基板接続バネ部6aが撓むことで回路接続部4aに接触して電気的に接続する。
実施例2は、蛍光灯器具にてAC−DC変換を行い、LED照明装置には直流電流(DC)を供給するタイプに対応する発明である。
以下、実施例1と異なる構成について図6と図7を使って説明する
以下、実施例1と異なる構成について図6と図7を使って説明する
プリント基板4の回路接続部4aは正極4a+と負極4a−が形成されている。
接続端子6は、正極4a+と負極4a−にそれぞれ接続するために、本体1の片方のキャップ3に2個の接続端子6が使用される。
そして、本体1の反対側のキャップに設けられたピン端子は電気的に作用することはなく、いわゆるダミーである。
接続端子6は、正極4a+と負極4a−にそれぞれ接続するために、本体1の片方のキャップ3に2個の接続端子6が使用される。
そして、本体1の反対側のキャップに設けられたピン端子は電気的に作用することはなく、いわゆるダミーである。
実施例2の接続端子6は基板接続バネ部6aと、ピン端子接続部6bと、基部6cで構成されている。
基部6cには圧入部が設けられ、キャップ3の受け溝3bに圧入固定される。
基部6cの一端から延出したピン端子接続部6bはピン端子2を挿入接続できるようになっている。なお、ピン端子接続部6bは菊座金状であり、ピン端子2との接続を強固にするために内側に多数の歯が設けられている。
基部6cの他端にはキャップ3に固定された際に基板挿入溝3aに突出するように基板接続バネ部6aが断面U字状に形成されている。従って、基板挿入溝3aに回路接続部4aが挿入された時に基板接続バネ部6aが撓むことで回路接続部4aに接触して電気的に接続する。
基部6cには圧入部が設けられ、キャップ3の受け溝3bに圧入固定される。
基部6cの一端から延出したピン端子接続部6bはピン端子2を挿入接続できるようになっている。なお、ピン端子接続部6bは菊座金状であり、ピン端子2との接続を強固にするために内側に多数の歯が設けられている。
基部6cの他端にはキャップ3に固定された際に基板挿入溝3aに突出するように基板接続バネ部6aが断面U字状に形成されている。従って、基板挿入溝3aに回路接続部4aが挿入された時に基板接続バネ部6aが撓むことで回路接続部4aに接触して電気的に接続する。
この発明は、蛍光灯器具のソケットに取り付けられるLED(発光ダイオード)を用いたLED照明装に関するものである。
1 本体
2 ピン端子
3 キャップ
4 プリント基板
5 LED
6 接続端子
2 ピン端子
3 キャップ
4 プリント基板
5 LED
6 接続端子
Claims (3)
- 本体(1)と、
蛍光灯器具のソケット(8)に嵌合する一対のピン端子(2)を保持し、本体(1)に接合されるキャップ(3)と、
本体(1)に内蔵され、電気制御回路を搭載したプリント基板(4)と、
プリント基板(4)に実装されたLED(5)と、
ピン端子(2)に接続するための接続端子(6)とからなり、
接続端子(6)は基板接続バネ部(6a)とピン端子接続部(6b)とを金属板にて一体に形成され、
プリント基板(4)の回路接続部(4a)に基板接続バネ部(6a)が接続され、
ピン端子(2)にピン端子接続部(6b)が接続されることを特徴とするLED照明装置。
- 接続端子(6)に2個のピン端子接続部(6b)を形成し、一対のピン端子(2)にそれぞれ接続することを特徴とする請求項1記載のLED照明装置。
- 2個の接続端子(6)を一対のピン端子(2)にそれぞれ接続し、回路接続部(4a)の正極(4a+)と負極(4a−)にそれぞれに基板接続バネ部(6a)を接続することを特徴とする請求項1記載のLED照明装置。
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