JP3192284U - Ledチューブランプの端部組立構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】組付け手順を簡素化し、生産効率を向上することができるLEDチューブランプの端部組立構造を提供する。
【解決手段】透光性のチューブランプ本体1の両端に開口が設けられ、チューブランプ本体内部には少なくとも一つの回路基板3が設けられ、回路基板のチューブランプ本体両端開口に近接する部位には被結合部33がそれぞれ設けられている。また別に二つの個別の側板部材2を有しており、各側板部材の一方側表面には一般的な蛍光灯照明器具に結合可能な二つの導電性端子ピン21が設けられ、各側板部材の他方表面には被結合部に結合して固定することができる結合部22が設けられ、結合部は二つの導電性端子ピンに電気的に接続されている。これにより、蛍光灯照明器具の外部電源が導電性端子ピン、被結合部及び結合部を経て回路基板に直接導入される。
【選択図】図2
【解決手段】透光性のチューブランプ本体1の両端に開口が設けられ、チューブランプ本体内部には少なくとも一つの回路基板3が設けられ、回路基板のチューブランプ本体両端開口に近接する部位には被結合部33がそれぞれ設けられている。また別に二つの個別の側板部材2を有しており、各側板部材の一方側表面には一般的な蛍光灯照明器具に結合可能な二つの導電性端子ピン21が設けられ、各側板部材の他方表面には被結合部に結合して固定することができる結合部22が設けられ、結合部は二つの導電性端子ピンに電気的に接続されている。これにより、蛍光灯照明器具の外部電源が導電性端子ピン、被結合部及び結合部を経て回路基板に直接導入される。
【選択図】図2
Description
本考案はLEDチューブランプの端部組立構造に関し、とりわけ組付け手順を簡素化し、生産効率を向上することができるLEDチューブランプの端部組立構造に関する。
常用されるLEDチューブランプ構造では、主に透光性のあるチューブランプ本体上に少なくとも一つの開口が設けられており、前記開口外側にはエンドキャップが嵌合可能であるとともに、各エンドキャップ上には外部電源に接続して導通する複数の接点が設けられている。チューブランプ本体内部には少なくとも一つの回路基板が設けられており、前記回路基板上には必要に応じて発光素子(LED)及びその他必要な電子素子(定電圧回路)をハンダ付けして設けることが可能であって、前記回路基板と前記エンドキャップ上の各接点との間は導線で互いに接続されることで、外部電源を前記回路基板に導入する。
図1に示すように、一般的な蛍光灯照明器具に適用されるLEDチューブランプ構造では、主にヒートシンク11と透光性カバー12とが対向してチューブランプ本体1を構成しており、前記チューブランプ本体1の両端には開口が設けられており、各開口の外側にはエンドキャップ20がそれぞれ嵌合可能であるとともに、前記各エンドキャップ20には前記チューブランプ本体1の外側に平行して突出する二つの導電性端子ピン21が設けられることで、蛍光灯照明器具における対応するソケット(図示しない)の挿入孔内に挿入して、外部電源と導通するようになっている。前記チューブランプ本体1内には少なくとも一つの回路基板30及び定電圧回路モジュール(図示しないが、本実施例では、前記定電圧回路モジュールは前記ヒートシンクに予め設けられている中空部位内に設けられる)が設けられており、前記回路基板30上には必要に応じて発光素子31(LED)をハンダ付けで設けることが可能であって、更にそれぞれ各導線201で前記二つのエンドキャップ20の導電性端子ピン21と前記定電圧回路モジュールを接続し、及び導線301で前記定電圧回路モジュールと前記回路基板30とを接続することで、前記外部の交流電源を前記導電性端子ピン21、前記導線201を経て前記定電圧回路モジュールに導入して、更に前記定電圧回路モジュールから直流電源を前記導線301を経て前記回路基板30に導入する。
しかしながら、上記構造は組立てるときに、まず組付け済みの前記回路基板30を前記チューブランプ本体1内に固定した後、前記導線201、301で前記回路基板30と前記定電圧回路モジュールと前記エンドキャップ20との間を接続して、最後に前記エンドキャップ20を前記チューブランプ本体1の両端の開口外側に組付けて固定する。このような、前記導線201、301で前記回路基板30、前記定電圧回路モジュールと前記エンドキャップ20とをそれぞれハンダ付けする組付け構造では、加工がいさかか不便で、組立効率に影響を及ぼしやすいだけでなく、そのハンダ付け部位もまた設置の不手際又は外力の作用により脱落してしまい、故障又は接触不良の不具合を招きやすい。
従来の長尺状のLEDチューブランプ構造に上記した欠点があることに鑑み、考案者はこれら欠点につき改善策を研究することで、ついに本考案を発案した。
本考案の主な目的は、チューブランプ本体内に少なくとも一つの回路基板が設けられており、前記回路基板上には少なくとも一つの被結合部が設けられ、また別に少なくとも一つの個別の側板部材を有しており、前記側板部材の一方側表面には一般的な蛍光灯照明器具に結合可能な二つの導電性端子ピンが設けられており、各側板部材の他方側表面には前記二つの導電性端子ピンと電気的に接続する結合部が設けられており、前記結合部が直接に前記被結合部とを結合して固定することで、組付け手順を効果的に簡素化し、生産効率を向上することができるLEDチューブランプの端部組立構造を提供するところにある。
本考案の他の目的は、導線でハンダ付け接続する必要をなくすることで、ハンダ付け不良によるその後の緩み脱落といった故障不具合の発生を防止することができるLEDチューブランプの端部組立構造を提供するところにある。
本考案の更に他の目的は、前記側板部材が必要に応じて一つの回路基板とすることができ、しかも各回路基板上には所望の電子部品を直接実装することで、組付けをより一層簡素化するとともに、前記チューブランプ本体内部に必要な空間を節約することができるLEDチューブランプの端部組立構造を提供するところにある。
上記した目的及び効果を達成するために、本考案で採用する技術的手段は以下の内容を含む。内部には少なくとも一つの回路基板が設けられており、前記回路基板上には前記チューブランプ本体の開口に近接する被結合部が設けられている、透光性のチューブランプ本体と;一方側表面には突出する二つの導電性端子ピンが設けられており、他方側表面には前記二つの導電性端子ピンと電気的に接続する結合部が設けられており、前記結合部が直接に前記被結合部とを結合して固定するとともに、前記側板部材と前記回路基板とを電気的に接続することができる、少なくとも一つの個別の側板部材とを備えている。
上記構造により、前記チューブランプ本体は両端部に開口がそれぞれ設けられるとともに、前記回路基板にて前記チューブランプ本体の二つの開口に近接する部位には被結合部がそれぞれ設けられており、前記二つの被結合部が前記二つの側板部材の結合部とそれぞれ結合固定する。
上記構造により、前記二つの側板部材の導電性端子ピンが蛍光灯照明器具の二つのソケット内にそれぞれ挿入されて位置決め及び電気的に接続することができる。
上記構造により、前記被結合部がソケットであり、前記結合部が前記ソケットに挿入可能なプラグである。
上記構造により、前記結合部がソケットであり、前記被結合部が前記ソケットに挿入可能なプラグである。
上記構造により、前記側板部材が側部回路基板であるとともに、前記側部回路基板上には電子素子が実装される。
本考案の上記目的、効果及び特徴がより具体的に理解されるために、下記の図面に基づいて以下の通り説明する。
図2乃至図4を参照されたい。本考案の構造は主に以下の内容を含むことが分かる。チューブランプ本体1と、側板部材2となどの部分を備えており、このうち前記チューブランプ本体1は透光性のチューブ体であって、実行可能な実施例において、前記チューブランプ本体1は断面が半円形であるヒートシンク11及び透光性カバー12の二つが対向して組付けられてなる長尺状チューブ体であって、前記ヒートシンク11の外周側面には平坦な位置決め面111が設けられ、そして空気との接触面積が広い放熱表面112を備えており、前記位置決め面111の両側面には位置決め溝113が各々設けられ、前記ヒートシンク11内部には収容空間114が設けられている。
前記透光性カバー12は、前記位置決め溝113内に嵌入可能なフック部121が両側に設けられることで、前記透光性カバー12を前記ヒートシンク11に結合するとともに、前記チューブランプ本体1の少なくとも一端には開口が設けられている。
回路基板3は前記位置決め面111上に固定されており、前記回路基板3上には発光素子31(LED)及びその他電子素子32(定電圧回路)がハンダ付けして設けられており、また前記回路基板3にて前記チューブランプ本体1の開口に近接する部位には被結合部33が設けられている。実行可能な実施例において、前記被結合部33は挿入孔331を備えたソケットとすることができる。
前記側板部材2は板状構造体であって、前記側板部材2の一方側表面には二つの導電性端子ピン21が設けられており、前記側板部材2の他方側表面には前記被結合部33に結合して固定することができる結合部22が設けられている。実行可能な実施例において、前記結合部22は突起導電部221を備えたプラグとするとともに、前記結合部22は前記二つの導電性端子ピン21に電気的に接続する。
実際の応用に際しては、前記側板部材2は一つの側部回路基板としてもよく、前記側部回路基板上には必要に応じて所望の電子素子23を実装することで、前記回路基板3における相対的に必要な面積及び空間を削減して、ひいては前記チューブランプ本体1内部の空間利用効率を向上することができる。
組立時、前記側板部材2の前記結合部22(前記突起導電部221)で前記被結合部33(前記挿入孔331)に接続(挿入)するとともに、適度に位置決めし、且つ必要に応じて別途前記チューブランプ本体1の両端部と前記側板部材2との間に接着性の物質を設けることで、前記側板部材2が前記チューブランプ本体1の両端部にしっかりと結合されるようにしてもよい。このような直接(挿接)組付け構造により、前記側板部材2と前記チューブランプ本体1との組立を効果的に簡素化するとともに、導線を使用する必要はなくなり、生産コストを低減することができる。
図5を参照されたい。本考案の上記構造は実際の応用に際して、前記チューブランプ本体1の長さを蛍光灯の規格に適合させるうえ、前記チューブランプ本体1両端部には前記側板部材2がそれぞれ結合され、前記各側板部材2上の前記導電性端子ピン21は一般的な蛍光灯の両端部の寸法と同じ構造を有している。したがって、使用時には、前記チューブランプ本体1を蛍光灯照明器具9の両端部に予め設けられているソケット91の間に配置するとともに、前記二つの側板部材2の前記導電性端子ピン21を前記ソケット91の挿入孔911内に直接挿入して、前記チューブランプ本体1内の発光素子31(LED)が所望の電源を得るとともに照明発光することで、蛍光灯の代わりに前記蛍光灯照明器具9に応用されることになる。
以上の記述をまとめるに、本考案のLEDチューブランプの端部組立構造は組付け手順を簡素化し、生産効率を向上するとともに、空間利用効率を増やすという効果をもたらすことから、新規性及び進歩性を備えた考案であることは確かである。ただし上記説明した内容は、単に本考案における好ましい実施例の説明に過ぎず、凡そ本考案の技術的手段及び範疇に基づく派生的な変更、付加、改変又は等価の置き換えもまた本考案の実用新案登録請求の範囲内に収まるものである。
1 チューブランプ本体
11 ヒートシンク
111 位置決め面
112 放熱表面
113 位置決め溝
114 収容空間
12 透光性カバー
121 フック部
2 側板部材
21 導電性端子ピン
22 結合部
221 突起導電部
23 電子素子
32 電子素子
20 エンドキャップ
201 導線
301 導線
3 回路基板
31 発光素子
33 被結合部
331 挿入孔
30 回路基板
9 蛍光灯照明器具
91 ソケット
911 挿入孔
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911 挿入孔
Claims (6)
- 少なくとも一つの開口を備え、内部には前記開口に近接する被結合部を設ける少なくとも一つの回路基板が設けられる、透光性のチューブランプ本体と、
一方側表面には突出する二つの導電性端子ピンが設けられ、他方側表面には前記二つの導電性端子ピンと電気的に接続する結合部が設けられており、前記結合部は直接前記被結合部と結合固定するとともに、前記回路基板と電気的に接続することができる、少なくとも一つの個別の側板部材と、を備えた、ことを特徴とするLEDチューブランプの端部組立構造。 - 前記チューブランプ本体は両端部に開口がそれぞれ設けられるとともに、前記回路基板は前記チューブランプ本体の二つの開口に近接する部位において被結合部がそれぞれ設けられ、前記二つの被結合部は二つの側板部材の結合部とそれぞれ結合固定する、ことを特徴とする請求項1に記載のLEDチューブランプの端部組立構造。
- 前記二つの側板部材の導電性端子ピンは蛍光灯照明器具の二つのソケット内にそれぞれ挿入されて位置決め及び電気的に接続することができる、ことを特徴とする請求項2に記載のLEDチューブランプの端部組立構造。
- 前記被結合部はソケットであり、前記結合部は前記ソケットに挿入可能なプラグである、ことを特徴とする請求項1に記載のLEDチューブランプの端部組立構造。
- 前記結合部はソケットであり、前記被結合部は前記ソケットに挿入可能なプラグである、ことを特徴とする請求項1に記載のLEDチューブランプの端部組立構造。
- 前記側板部材は側部回路基板であるとともに、前記側部回路基板上には電子素子が実装される、ことを特徴とする請求項1に記載のLEDチューブランプの端部組立構造。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW102223242 | 2013-12-10 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3192284U true JP3192284U (ja) | 2014-08-07 |
Family
ID=
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018185901A (ja) * | 2017-04-24 | 2018-11-22 | Necライティング株式会社 | Led光源ユニット |
CN113543474A (zh) * | 2021-05-24 | 2021-10-22 | 赛尔富电子有限公司 | 灯具端部组件及对应的灯具 |
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JP2018185901A (ja) * | 2017-04-24 | 2018-11-22 | Necライティング株式会社 | Led光源ユニット |
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