JP2011165498A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】SOFCの発電停止後の燃料極における燃料ガスのパージを簡単な構成で実現した燃料電池システムの提供。
【解決手段】燃料極2a及び空気極2bを有するSOFC2と、燃料極2aへ燃料ガスを供給する燃料供給通路10と、空気極2bへ空気を供給する空気供給通路11と、燃料供給通路10と空気供給通路11とを連通する連通路12と、連通路12に設けられた連通弁22と、連通弁22の開閉を制御するコントロールユニット5とを備え、コントロールユニット5は、SOFC2の発電中に連通路12を遮断し、かつ、燃料極2aへの燃料ガスの供給が停止した後、連通路12を開放して、空気供給通路11により供給される空気の少なくとも一部を燃料供給通路10を介して燃料極2aへ供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は燃料電池システムに係り、より詳細には、固体酸化物型燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell:SOFC)を備えた燃料電池システムに関する。
従来のSOFCの一例が、下記の特許文献1に開示されている。SOFCは、作動時に燃料ガスが供給されるアノード(燃料極)と、空気等の酸化剤ガスが供給されるカソード(空気極)とから構成されている。そして、特許文献1に開示の技術によれば、SOFCの発電停止後のクールダウン時に、作動時とは逆に、アノードに酸化剤ガスを供給し、かつ、カソードに燃料ガスを供給する。これにより、アノード及びカソードで作動時の酸化還元反応とは逆の反応が進行して、電極劣化による電池特性の低下が抑制される。
特開2000−156239号公報
ところで、SOFCの発電を停止する際に、単に燃料ガスの供給を停止しただけでは、燃料極に燃料ガスが残留してしまう。その結果、燃料ガスに含まれる炭化水素が燃料極に析出して燃料極が劣化する。そこで、燃料極の劣化を防止するために、SOFCの停止時に燃料極に残留している燃料ガスをパージする必要がある。
上記の特許文献1に開示の技術では、クールダウン時に発電時の酸化還元反応とは逆の反応を進行させることを目的とするものであるが、クールダウン時に燃料極に酸化剤ガスが供給されることによって燃料極から燃料ガスがパージされる。
しかし、特許文献1に開示の技術では、特許文献1の図1に示されるように、SOFCの発電時に、燃料極及び空気極に燃料ガス及び酸化剤ガスをそれぞれ供給する経路と、クールダウン時に、燃料極及び空気極に酸化剤ガス及び燃料ガスをそれぞれ逆に供給する経路とが別々に設けられている。このため、クールダウン時に使用される経路が新たに多く必要となり、その分、装置が大型化し、また、装置の製造コストも上昇してしまうと考えられる。
そこで、本発明は、SOFCの発電停止後の燃料極における燃料ガスのパージを簡単な構成で実現した燃料電池システムを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、本発明の燃料電池システムは、燃料極及び空気極を有する固体酸化物型燃料電池と、前記燃料極へ燃料ガスを供給する燃料供給通路と、前記空気極へ空気を供給する空気供給通路と、前記燃料供給通路と前記空気供給通路とを連通する連通路と、前記連通路に設けられた連通弁と、前記連通弁の開閉を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記固体酸化物燃料電池の発電中に前記連通路を遮断し、かつ、前記燃料極への燃料ガスの供給が停止した後、前記連通路を開放して、前記空気供給通路により供給される空気の少なくとも一部を前記燃料供給通路を介して前記燃料極へ供給させる、ことを特徴とする。
このように構成された本発明は、連通路及び連通弁を設け、燃料極への燃料ガスの供給が停止した後に連通路を開放することによって、燃料極に残留した燃料ガスをパージする。したがって、本発明によれば、SOFCの発電停止後の燃料極における燃料ガスのパージを、連通路及び連通弁を設けるという簡単な構成で実現することができる。その結果、燃料電池システムの小型化及び低コスト化を図ることもできる。
ところで、SOFCは、例えば600〜1000℃という高い作動温度で発電される。このため、SOFCの発電停止後に、残留燃料ガスのパージのために、燃料極に空気を直接導入すると、燃料極の温度が急激に低下する。SOFCの燃料極は、急激な温度変化に弱いセラミックスで形成されている。このため、燃料極の急激な温度変化が繰り返されると、燃料極にひび割れが生じて燃料極が破損してしまうおそれがある。
そこで、本発明において、好ましくは、前記燃料供給通路に、炭化水素化合物を含有する燃料ガスを改質して水素ガスを生成する改質器を更に備え、前記連通路は、前記改質器で又は前記改質器よりも上流側で前記燃料供給通路に接続する。
これにより、燃料極から燃料ガスをパージするためのパージ用空気は、改質器を通ってから燃料極へ供給される。燃料電池システムの発電中、改質器は数百℃の温度で作動しているため、改質器に通されたパージ用空気は改質器によって暖められる。その結果、暖められたパージ用空気が燃料極へ供給される。これにより、パージ用空気を燃料極へ直接供給する場合に比べて、燃料極の急激な温度低下が緩和される。したがって、燃料極のひび割れによる破損の防止を図ることができる。
また、本発明において、好ましくは、前記固体酸化物型燃料電池から排出されたオフガスを燃料の一部として吸引する内燃機関と、前記内燃機関から排出された排気ガスを、前記固体酸化物型燃料電池の加熱に利用するために前記固体酸化物型燃料電池へ導く第2排気ガス通路と、前記第2排気ガス通路に設けられた第2排気ガス弁と、前記内燃機関から排出された排気ガスを前記改質器の加熱に利用するために前記改質器へ導く第1排気ガス通路と、前記第1排気ガス通路に設けられた第1排気ガス弁と、前記内燃機関から排出された排気ガスを前記固体酸化物型燃料電池及び改質器のいずれにも導かずに排気する第3排気ガス通路と、前記第3排気ガス通路に設けられた第3排気ガス弁とを更に備え、前記制御手段は、前記第1、第2及び第3排気ガス弁の開閉を制御し、前記燃料極への燃料ガスの供給が停止した後、前記第2排気ガス通路を遮断するとともに前記第1排気ガス通路及び第3排気ガス通路の少なくとも一方を開放して、前記内燃機関から排出された排気ガスが前記固体酸化物型燃料電池へ導かれないようにする。
内燃機関は、燃料ガスをSOFCへ供給するブロアー(ポンプ)の機能を果たす。具体的には、内燃機関が駆動することによって、SOFCのオフガスが吸引される。その結果、さらに改質器からSOFCへ燃料ガスが吸引される。
また、内燃機関の排気ガスは、起動時の暖機に利用することができる。具体的には、燃料電池システムの起動時に、排気ガスを第1排気ガス通路に流せば、改質器が暖機される、また、排気ガスを第2排気ガス通路に流せば、SOFCが暖機される。
さらに、内燃機関の排気ガスは、燃料電池システムの発電中、改質器の加熱に利用することができる。具体的には、内燃機関の排気ガスを、第1排気ガス通路に流せば、改質器が加熱される。
ところで、SOFCの発電停止後に、ポンプとして内燃機関をモータにより駆動させた場合、内燃機関からは低温のパージ用空気が排気ガスとして排気される。この低温の排気ガスがSOFCに導かれると、SOFCが、燃料極に供給されるパージ用空気よって冷却されるだけでなく、低温の排気ガスによっても冷却される。かかる状態は、SOFCのセラミックス製の燃料極の急激な温度低下を招くため好ましくない。
一方、SOFCの発電停止後も、ポンプとして内燃機関を燃料により燃焼駆動させた場合、内燃機関からは数百℃の高温の排気ガスが排気される。この高温の排気ガスがSOFCに導かれると、SOFCは、燃料極に供給されるパージ用空気によって冷却されると同時に、高温の排気ガスよって加熱される。かかる状態も、SOFCのセラミックス製の燃料極に大きな温度勾配が生じるため好ましくない。
そこで、SOFCの発電停止後に、第2排気ガス通路を遮断することによって、排気ガスをSOFCへ導かないようにする。その結果、低温の排気ガスによるSOFCの燃料極の急激な温度低下も、高温の排気ガスによる燃料極の大きな温度勾配の発生も回避される。これにより、セラミックス製の燃料極のひび割れによる破損の防止を図ることができる。
また、本発明において、好ましくは、前記固体酸化物型燃料電池の発電によって発電された電気を蓄電する2次電池と、前記内燃機関を駆動するモータとを更に備え、前記制御手段は、前記2次電池の充電状態値が所定の基準値以上である場合に、前記2次電池に蓄電された電気によって前記モータを駆動して前記内燃機関を駆動し、かつ、前記第1及び第2排気ガス通路を遮断するとともに前記第3排気ガス通路を開放して、前記内燃機関から排出された排気ガスが前記固体酸化物型燃料電池へも前記改質器へも導かれないようにする。
SOFCの発電停止後に、ポンプとして内燃機関をモータにより駆動させた場合、内燃機関からは低温のパージ用空気が排気ガスとして排気される。この低温の排気ガスが改質器へ導かれると、改質器が冷却されてしまう。その結果、パージ用空気を改質器を通して暖めることが困難となる。また、この低温の排気ガスがSOFCに導かれると、SOFCのセラミックス製の燃料極の温度が急激に低下してしまう。
そこで、SOFCの発電停止後に、第1及び2排気ガス通路を遮断し、第3排気ガス通路を開放することによって、排気ガスを改質器にもSOFCにも導かないようにする。その結果、低温の排気ガスによる改質器の冷却が回避されて、改質器の余熱によるパージ用空気の暖めが確保されるとともに、低温の排気ガスによるSOFCの燃料極の急激な温度低下も回避される。
また、本発明において、好ましくは、前記制御手段は、前記2次電池の充電状態値が所定の基準値未満である場合に、前記内燃機関を燃料で駆動し、かつ、前記第1及び第3排気ガス通路を遮断するとともに前記第1排気ガス通路を開放して、前記内燃機関から排出された排気ガスを前記改質器へ導く。
SOFCの発電停止後に、第2及び第3排気ガス通路を遮断し、第1排気ガス通路を開放することによって、内燃機関から排気される高温の排気ガスが改質器へ導入される。その結果、SOFCの発電停止後も、高温の排気ガスによって改質器が加熱され、改質器を通るパージ用空気をより暖めることができる。
また、本発明において、好ましくは、前記固体酸化物型燃料電池の燃料極から排出されたオフガスを、前記改質器の加熱に利用するために前記改質器を経由させてから前記内燃機関へ供給するオフガス通路と、前記オフガス通路に設けられたオフガス弁と、前記オフガスを、前記改質器を経由させずに前記内燃機関へ供給するバイパス通路と、前記バイパス通路に設けられたバイパス弁とを備え、前記制御手段は、前記オフガス弁及び前記バイパス弁の開閉を制御し、前記固体酸化物燃料電池の発電中に、前記オフガス通路を開放するとともに前記バイパス通路を遮断して前記オフガスを前記改質器を経由して前記内燃機関へ供給させ、かつ、前記燃料極への燃料ガスの供給が停止した後に、前記オフガス通路を遮断するとともに前記バイパス通路を開放して、前記改質器を経由させずに前記オフガスを前記内燃機関へ供給させる。
SOFCの発電が停止すると、SOFCの燃料極から排出されるオフガスの温度が低下する。この低温のオフガスが改質器へ導かれると、改質器が冷却される。その結果、パージ用空気を改質器を通して暖めることが困難となる。
そこで、SOFCの発電停止後に、前記オフガス通路を遮断するとともに前記バイパス通路を開放することによって、排気ガスを改質器に導かないようにする。その結果、低温のオフガスによる改質器の冷却が回避されて、改質器の余熱によるパージ用空気の暖めが確保される。
本発明の燃料電池システムによれば、SOFCの発電停止後の燃料極における燃料ガスのパージを、簡単な構成で実現することができる。
本発明の実施形態による燃料電池システムの基本構成を示す概略図である。 本発明の実施形態による燃料電池システムのコントロールユニットの入出力関係を示すブロック図である。 本発明の実施形態による燃料電池システムの基本制御を示すローチャートである。 本発明の実施形態による燃料電池システムにおけるパージ用空気及び排気ガスの流れの制御を示すフローチャートである。 本発明の実施形態による燃料電池システムにおいて、エンジンをモータにより駆動した場合のパージ用空気の流れの制御を示す概略図である。 本発明の実施形態による燃料電池システムにおいて、エンジンを燃料により駆動した場合のパージ用空気の流れの制御を示す概略図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の燃料電池システムの実施形態を説明する。
まず、図1を参照して、本発明の実施形態による燃料電池システムの構成について説明する。図1は、本実施形態による燃料電池システムの基本構成を示す概略図である。
図1に示すように、第1実施形態による燃料電池システム1は、電気自動車の駆動用電源であって、固体酸化物型燃料電池(SOFC)2と、炭化水素化合物を含有する燃料ガスを改質して水素ガスを生成する改質器3と、SOFC2から排出されたオフガスを燃料の一部として吸引する内燃機関としてのエンジン4とを備えている。
SOFC2は、燃料極(アノード)2aと空気極(カソード)2bを備えている。燃料極2aには、燃料供給通路10により燃料ガスが供給される。燃料供給通路10には燃料ガス弁20が設けられている。また、SOFC2の空気極2bには、空気供給通路11により空気が供給される。空気供給通路11には、空気弁21が設けられている。
また、燃料供給通路10の途中に改質器3が設けられている。このため、燃料極2aには、改質器3で改質された燃料ガスが供給される。燃料供給通路10と空気供給通路11とは、連通路12によって連通されている。本実施形態では、連通路12は、改質器3よりも上流側で燃料供給通路10に接続している。連通路12には、連通弁22設けられている。
なお、連通路12は、改質器3へ直接接続してもよい。
改質器3では、例えば600〜800℃の高温下で、メタン等の炭化水素化合物を含む燃料ガスに水蒸気が加えられることによって、炭化水素化合物が分解されて、水素が生成する。本実施形態では、燃料ガスとして液化天然ガス(liquefied petroleum gas:LPG)を使用する。
改質器3には、エンジン4の排気ガス及びSOFC2のオフガスによって改質器3を加熱するために、熱交換機構(図示せず)が設けられている。熱交換機構は、任意好適な構造を採用することができる。例えば、熱交換機構として、改質器3の周囲を排気ガスとオフガスを別々に通すジャケットで覆ってもよいし、改質器3の内部に、排気ガスとオフガスを別々に通す複数の配管を設けてもよい。
図1では、燃料ガス弁20が開いているため、燃料ガスが、改質器3を介して燃料供給通路10を通ってSOFC2の燃料極2aへ供給されている。また、空気弁21が開いているため、空気が、空気供給通路11を通ってSOFC2の空気極2bへ供給されている。一方、発電中、連通弁22は閉じているため、連通路12は遮断されている。
なお、図1では、燃料供給通路10を実線で示し、空気供給通路11を破線で示し、遮断されている同通路12を二点鎖線で示す。これらの通路は実際には配管で形成されている。また、図1に示す他の通路も配管で形成されている。また、図1では、開いている弁を白抜きで示し、閉じている弁を黒色で示す。
SOFC2では、燃料極2aに供給された燃料ガス中の水素と、空気極2bに供給された空気中の酸素とが反応して水が生成されるとともに、電気が発生する発電反応が行われる。発電反応で発生した電気は、燃料極2a及び空気極2bそれぞれのセラミック電極に接続された二次電池(図示せず)に蓄えられる。
また、SOFC2には、エンジン4の排気ガスの熱によってSOFC2を加熱するために、熱交換機構(図示せず)が設けられている。熱交換機構として、例えば、SOFC2の周囲を排気ガスを通すジャケットで覆ってもよいし、SOFC2の内部に、排気ガスを通す複数の配管を設けてもよい。
なお、従来のSOFCは、発電反応を行うために800〜1000℃という高い作動温度を必要としていた。しかし、近年、作動温度を例えば650℃ぐらいまで下げたSOFCも開発されている。発電反応は発熱反応であるため、発電反応が開始するとSOFCは自立的に加熱されて、SOFCの作動温度が維持される。したがって、排気ガスによるSOFC2の加熱は、SOFCの起動時の暖機に特に有用である。
SOFC2の燃料極2aから排出されたオフガスは、オフガス通路13により、改質器3を経由して改質器3の加熱に利用されてからエンジン4の吸気ポート41へ供給される。オフガス通路13には、オフガス弁23が設けられている。また、SOFC2の空気極2bから排出されたオフガスも、オフガス空気通路14により、改質器3の熱交換機構を経由して改質器3の加熱に利用されてからエンジン4の吸気ポート41へ供給される。
SOFC2から排出されたオフガスは通常、数百℃という高温である。かかる高温のオフガスは、改質器3の熱交換機構において、改質器3と熱交換される。その結果、改質器3が加熱される一方、オフガスが冷却される。これにより、オフガスの排熱の有効利用を図ることができる。
さらに、オフガス通路13の一部分と並列する経路として、オフガスを改質器3を経由させずにエンジン4へ供給するバイパス通路15が設けられている。バイパス通路15にはバイパス弁25が設けられている。
図1では、オフガス弁23が開いているため、SOFC2の燃料極2aから排出されたオフガスは、オフガス通路13を通って、改質器3の熱交換機へ導かれる。その結果、燃料電池システムの発電中、改質器3は、燃料極2a及び空気極2bそれぞれから排出されたオフガスによって加熱される。
改質器3を経由したオフガスは、更にエンジン4の吸気ポート41へ供給される。また、SOFC2の空気極2bから排出された空気も、オフガス空気経路14を通って、エンジン4の吸気ポート41に吸引される。一方、バイパス弁25が閉じているため、バイパス通路15は遮断されている。
なお、図1では、オフガス通路13を実線で示し、オフガス空気通路14を破線で示し、遮断されているバイパス通路15を二点鎖線で示す。
エンジン4としては、吸気排気サイクルを有する内燃機関を利用することができる。例えば、エンジン4として、レシプロエンジンを採用してもよいし、ロータリーエンジンを採用してもよい。図1では、ピストン43を備えたレシプロエンジンの例を模式的に示す。エンジン4を内燃機関として駆動する際には、エンジン4での燃焼を最適なものとするため、エンジン4の吸気ポート41にオフガスとともに、燃料(LPG)及び空気(Air)が供給される。
エンジン4でオフガスを燃料の一部として利用することによって、オフガスに含まれる未反応の水素を燃焼させることができるとともに、オフガスに含まれる未改質の炭化水素化合物も燃焼させることができる。このように、エンジン4でオフガスを燃焼させることによって、引火性の高い水素ガスを大気中に放出することを回避することができるとともに、オフガス中の炭化水素化合物を減らして、排気ガスの浄化を図ることができる。
エンジン4は車両走行のための動力源ではなく、SOFC2に燃料ガス及び空気を送るブロアー(ポンプ)の機能を果たす。具体的には、エンジン4は、吸気サイクルにおいて、吸気ポート41からオフガスを吸引する。その結果、SOFC2の燃料極2aでは改質器3から燃料ガス等が吸引され、かつ、空気極2bでは空気が吸引される。さらに、改質器3では、燃料ガスが吸引される。したがって、本実施形態による燃料電池システムでは、燃料ガスを改質器及びSOFCへ送出するためのブロアーも、空気をSOFCへ送出するためのブロアーも必要ない。
また、エンジン4のピストンロッド44はモータ兼発電機6に連結されている。これにより、エンジン4は、オフガスを燃料の一部として内燃機関として駆動して、モータ兼発電機6で補助的に発電することもできる。また、二次電池に充電された電気を利用してモータ兼発電機6をモータとして駆動することによって、エンジン4のピストン43を運動させることもできる。
さらに、本実施形態の燃料電池システムは、エンジン4から排出された排気ガスを改質器3の熱交換機構へ導く第1排気ガス通路16と、エンジン4から排出された排気ガスをSOFC2の熱交換機構へ導く第2排気ガス通路17と、エンジン4から排出された排気ガスを、SOFC2及び改質器3のいずれにも導かずに排気する第3排気ガス通路18とを備えている。第1排気ガス通路16には、第1排気ガス弁26が設けられている。第2排気ガス通路17には、第2排気ガス弁27が設けられている。また、第3排気ガス通路18には、第3排気ガス弁28が設けられている。
図1では、第1排気ガス弁26が開いているため、エンジン4の排気ポート42から排出された排気ガスは、改質器3の熱交換機に導かれる。その結果、燃料電池システムの発電中、改質器3は、排気ガスによっても加熱される。一方、第2排気ガス弁27が閉じているため、SOFC2へ向かう第2排気ガス通路17は遮断されている。また、第3排気ガス弁28も閉じているため、第3排気ガス通路18も遮断されている。
なお、図1では、第1排気ガス通路16を太線で示し、遮断されている第2排気ガス通路17及び第3排気ガス通路18を二点鎖線で示す。各排気ガス通路16〜18は、共通通路部分を有し、途中で分岐している。また、各排気ガス弁26〜28は、各排気ガス通路16〜18のうちの共通通路部分以外の分岐後の部分に設けられている。第3排気ガス通路18の配管の構造及び長さは、任意好適なものとすることができる。例えば、第1又は第2排気ガス通路の開口部を第3排気通路として、その開口部に第3排気弁28を設けてもよい。
また、エンジン4を燃料で駆動させれば、エンジン4の排気ポート42から数百℃の高温の排気ガスが排出される。そこで、燃料電池システムの起動時に、第2排気ガス弁27を開いて、この排気ガスを第2排気ガス通路17を通してSOFC2の熱交換機へ導けば、SOFC2を暖機することができる。
各弁の開閉は、制御手段としてのコントロールユニット5によって制御される。
ここで、図2にコントロールユニット5の入出力関係を示すブロック図を示す。図2に示すように、コントロールユニット5には、電気自動車のイグニッションスイッチ(IG SW)のオン情報51、エンジン回転数52、車速53、アクセル開度54、二次電池の充電状態(state of charge:SOC)55、SOFC温度56及び改質器温度57の情報が入力される。なお、これらの情報は、それぞれ不図示のセンサによって検出される。また、コントロールユニット5は、各弁の開閉や開度を制御するだけでなく、モータ兼発電機6の動作も制御する。
次に、図3のフローチャートを参照して、コントロールユニット5による燃料電池システムの作動時の基本制御について説明する。
まず、車速、アクセル開度及び二次電池のSOCの情報がコントロールユニット5に読み込まれる(S31)。
次いで、車速及びアクセル開度から、走行に必要な電力を算出する(S32)。
次いで、二次電池のSOCからSOFC2で発電すべき充電電力を算出する(S33)。
次いで、算出した充電電力に応じて、SOFC2へ供給すべき燃料量及び空気量を算出する(S34)。
次いで、算出した供給すべき燃料量に応じて、エンジン燃料弁29及びエンジン空気弁29aの開度を制御する(S35)。
次いで、算出した供給すべき空気量に応じて、エンジンの目標回転数を設定する(S36)。エンジン4はブロアとしても機能するため、エンジンの回転数によって、空気供給量が調節される。
次いで、エンジン4が目標回転数となるように、エンジン4を制御する(S37)。このようにして、車両の走行中、SOFC2によって適切な電力が発電される。
次に、図4のフローチャートを参照して、本実施形態における燃料電池システムの停止時に燃料極の残留燃料ガスをパージするための制御を説明する。
先ず、イグニッションスイッチ(IG SW)がオフされると(S41で「Yes」の場合)、コントロールユニット5は、燃料ガス弁20を閉じて燃料供給通路10を遮断し、SOFC2への燃料ガスの供給を停止する(S42)。
次いで、コントロールユニット5は、連通弁22を開いて連通路12を開放するとともに、空気弁21を閉じて、空気弁21より先の空気供給通路11を遮断する(S43)。その結果、空気供給通路11を流れてきた空気は、パージ用空気として、連通路12及び燃料供給通路10を通って、改質器3へ供給される。改質器3の余熱によって暖められたパージ用空気は、SOFC2の燃料極2aへ供給される。これにより、燃料極2aの残留燃料ガスがパージされる。
このようにして、SOFCの発電停止後の燃料極2aにおける燃料ガスのパージが、連通路12及び連通弁22を設けるという簡単な構成で実現される。その結果、燃料電池システムの小型化及び低コスト化を図ることができる。
次いで、コントロールユニット5は、オフガス弁23を閉じて、オフガス通路13を遮断するとともに、バイパス弁25を開いて、バイパス通路15を開放する。その結果、SOFC2の燃料極2aから排出されたパージ用空気は、改質器3を経由せずに、エンジン4の吸気ポート41に吸入されることになる。これにより、パージ用空気によって改質器3の冷却されてしまうことを防止することができる。
次いで、コントロールユニット5は、2次電池の充電状態値(SOC)が所定の基準値(SOC1)以上である場合(S45で「Yes」の場合)、2次電池に蓄電された電気によってモータ兼発電機6を駆動してエンジン4を駆動させる(S46)。
なお、2次電池の充電状態は、例えば、2次電池の端子電圧といった任意好適なパラメータで表すことができる。また、基準値(SOC1)は、任意好適な値を設定することができる。
次いで、コントロールユニット5は、第1排気ガス弁26及び第2排気ガス弁27を閉じて、第1排気ガス通路16及び第2排気ガス通路17を遮断し、かつ、第3排気ガス弁28を閉じて、第3排気ガス通路18を開放する。
ここで、図5に、エンジンをモータで駆動する場合のパージ用空気の流れの制御を示す。エンジン4から排出されたパージ用空気は、第3排気ガス通路18を通って排気される。このため、パージ用空気によって、改質器3及びSOFC2が冷却されることが回避される。
なお、図5においても、開いている弁を白抜きで示し、閉じている弁を黒色で示し、また、遮断されている通路を二点差線で示す。図6においても同様である。
モータ兼発電機6によるエンジン4の駆動は、タイマスタート(S48)から所定の時間(T0)が経過するまで(S49)続けられる。所定の時間(T0)は任意好適な値を設定することができる。例えば、数秒間〜数分間の時間を設定するとよい。
一方、コントロールユニット5は、2次電池の充電状態値(SOC)が所定の基準値()未満である場合(S45で「No」の場合)に、エンジン4を燃料で駆動する(S50)。
次いで、コントロールユニット5は、第1排気ガス弁26を開いて、第1排気ガス通路16を開放するとともに、第2排気ガス弁27及び第3排気ガス弁28を閉じて、第2排気ガス通路17及び第3排気ガス通路18を遮断する(S51)。
ここで、図6に、エンジンを燃料で駆動する場合のパージ用空気及び排気ガスの流れの制御を示す。エンジン4から排気された高温の排気ガスは、第1排気ガス通路16を通って改質器3の熱交換機構へ導かれる。その結果、SOFC2の発電停止後も、高温の排気ガスによって改質器3が加熱され、改質器3を通るパージ用空気が暖められる。
そして、燃料によるエンジン4の駆動も、タイマスタート(S48)から所定の時間(T0)が経過するまで(S49)続けられる。
また、上述の実施形態では、本発明の燃料電池システムを電気自動車の駆動用の燃料電池システムとした例について説明したが、本発明の燃料電池システムの用途は電気自動車に限定されない。
上述した実施形態では、停止時に空気弁を閉じた例について説明したが、停止時に空気弁を閉じなくともよい。なお、空気弁を閉じない場合には、空気極からのオフガスも、改質器を経由させずに、エンジンへ供給することが望ましい。
上述した実施形態では、改質器及びエンジンを備えた例について説明したが、本発明は、改質器及びエンジンの一方又は両方を備えていない場合にも適用される。
また、各弁の構造は任意好適なものを採用することができる。また、複数の弁の機能を一つの弁で兼ねてもよい。例えば、第1〜第3排気ガス弁を一つの三方弁で置き換えてもよい。
また、上述した実施形態では、SOFCの発電停止後に、第1排気ガス通路及び第3排気ガス通路の一方を開放する例について説明したが、本発明では、第1排気ガス通路及び第3排気ガス通路の両方を開放するようにしてもよい。
本発明の燃料電池システムは、例えば、電気自動車の駆動用電源として利用可能である。
1 燃料電池システム
2 SOFC
2a 燃料極
2b 空気極
3 改質器
4 エンジン
5 コントロールユニット
6 モータ兼発電機
10 燃料供給通路
11 空気供給通路
12 連通路
13 オフガス通路
14 オフガス空気経路
15 バイパス通路
16 第1排気ガス通路
17 第2排気ガス通路
18 第3排気ガス通路
20 燃料ガス弁
21 空気弁
22 連通弁
23 オフガス弁
25 バイパス弁
26 第1排気ガス弁
27 第2排気ガス弁
28 第3排気ガス弁
29 エンジン燃料弁
29a エンジン空気弁
41 吸気ポート
42 排気ポート
43 ピストン
44 ピストンロッド

Claims (6)

  1. 燃料極及び空気極を有する固体酸化物型燃料電池と、
    前記燃料極へ燃料ガスを供給する燃料供給通路と、
    前記空気極へ空気を供給する空気供給通路と、
    前記燃料供給通路と前記空気供給通路とを連通する連通路と、
    前記連通路に設けられた連通弁と、
    前記連通弁の開閉を制御する制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記固体酸化物燃料電池の発電中に前記連通路を遮断し、かつ、前記燃料極への燃料ガスの供給が停止した後、前記連通路を開放して、前記空気供給通路により供給される空気の少なくとも一部を前記燃料供給通路を介して前記燃料極へ供給させる
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記燃料供給通路に、炭化水素化合物を含有する燃料ガスを改質して水素ガスを生成する改質器を更に備え、
    前記連通路は、前記改質器で又は前記改質器よりも上流側で前記燃料供給通路に接続する、
    ことを特徴とする請求項1記載の燃料電池システム。
  3. 前記固体酸化物型燃料電池から排出されたオフガスを燃料の一部として吸引する内燃機関と、
    前記内燃機関から排出された排気ガスを、前記改質器の加熱に利用するために前記改質器へ導く第1排気ガス通路と、
    前記第1排気ガス通路に設けられた第1排気ガス弁と、
    前記内燃機関から排出された排気ガスを、前記固体酸化物型燃料電池の加熱に利用するために前記固体酸化物型燃料電池へ導く第2排気ガス通路と、
    前記第2排気ガス通路に設けられた第2排気ガス弁と、
    前記内燃機関から排出された排気ガスを、前記固体酸化物型燃料電池及び改質器のいずれにも導かずに排気する第3排気ガス通路と、
    前記第3排気ガス通路に設けられた第3排気ガス弁と、を更に備え、
    前記制御手段は、前記第1、第2及び第3排気ガス弁の開閉を制御し、前記燃料極への燃料ガスの供給が停止した後、前記第2排気ガス通路を遮断するとともに前記第1排気ガス通路及び第3排気ガス通路の少なくとも一方を開放して、前記内燃機関から排出された排気ガスが前記固体酸化物型燃料電池へ導かれないようにする、
    ことを特徴とする請求項2記載の燃料電池システム。
  4. 前記固体酸化物型燃料電池の発電によって発電された電気を蓄電する2次電池と、
    前記内燃機関を駆動するモータとを更に備え、
    前記制御手段は、前記2次電池の充電状態値が所定の基準値以上である場合に、前記2次電池に蓄電された電気によって前記モータを駆動して前記内燃機関を駆動し、かつ、前記第1及び第2排気ガス通路を遮断するとともに前記第3排気ガス通路を開放して、前記内燃機関から排出された排気ガスが前記固体酸化物型燃料電池へも前記改質器へも導かれないようにする、
    ことを特徴とする請求項3記載の燃料電池システム。
  5. 前記制御手段は、前記2次電池の充電状態値が所定の基準値未満である場合に、前記内燃機関を燃料で駆動し、かつ、前記第1及び第3排気ガス通路を遮断するとともに前記第1排気ガス通路を開放して、前記内燃機関から排出された排気ガスを前記改質器へ導く、
    ことを特徴とする請求項4記載の燃料電池システム。
  6. 前記固体酸化物型燃料電池の燃料極から排出されたオフガスを、前記改質器の加熱に利用するために前記改質器を経由させてから前記内燃機関へ供給するオフガス通路と、
    前記オフガス通路に設けられたオフガス弁と、
    前記オフガスを、前記改質器を経由させずに前記内燃機関へ供給するバイパス通路と、
    前記バイパス通路に設けられたバイパス弁とを備え、
    前記制御手段は、前記オフガス弁及び前記バイパス弁の開閉を制御し、前記固体酸化物燃料電池の発電中に、前記オフガス通路を開放するとともに前記バイパス通路を遮断して前記オフガスを前記改質器を経由して前記内燃機関へ供給させ、かつ、前記燃料極への燃料ガスの供給が停止した後に、前記オフガス通路を遮断するとともに前記バイパス通路を開放して、前記改質器を経由させずに前記オフガスを前記内燃機関へ供給させる、
    ことを特徴とする請求項3〜5の何れか一項に記載の燃料電池システム。
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