JP2008180131A - 複合発電設備 - Google Patents

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良一 萩原
Toru Nakazono
徹 中園
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Abstract

【課題】燃料電池と他の発電装置等を備えた複合発電設備において、設備をコンパクトにすると共に発電効率を向上させることを目的とする。
【解決手段】複合発電設備は、燃料電池3と、燃料電池3から排出されるオフガスを取り入れて燃焼する往復動内燃機関、たとえばガスエンジン5と、該ガスエンジン5により駆動する発電機4と、を備えている。好ましくは、前記燃料電池3から排出されるオフガスにより駆動すると共に発電機42に連結されたランキンサイクル発電装置R1の動力発生部41を、前記燃料電池3と前記ガスエンジン5との間に備え、前記ガスエンジン5は、前記動力発生部41から排出される前記オフガスを取り入れて燃焼する。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池と、他の発電装置とを組み合わせた複合発電設備に関する。
図22は従来の複合発電設備の一例であり(特許文献1)、直流/交流変換器113に電気的に接続された固体酸化物型燃料電池(SOFC)101と、発電機103に連結されたガスタービン102と、ランキンサイクル発電装置Rと、を備えている。ランキンサイクル発電装置Rは、一般的に、蒸気発生器、膨張機及び凝縮器等からなる動力発生部105と、該動力発生部105に連結された発電機106から構成されている。
燃料電池101は、燃料極110と空気極111とを備え、燃料極110の燃料入口は燃料改質器107を介して燃料供給装置に接続され、空気極111の入口はガスタービン102のコンプレッサ部102bの圧縮空気出口に接続されている。燃料極110及び空気極111の両出口は、ガスタービン102のタービン部102aに接続され、タービン部102aの出口は、ランキンサイクル発電装置105に接続されている。また、燃料極110の出口は、熱交換器114を介して前記燃料改質器107に接続され、燃料改質器107を加熱し、また、オフガスを再利用するようになっている。
燃料電池101の燃料極110及び空気極111から排出されるオフガス等は高圧状態でタービン部102aに供給され、ガスタービン102を回転させ、発電機103を駆動する。また、コンプレッサ部102bから排出される圧縮空気は、燃料電池101の空気極111に供給される。さらに、タービン部102aから排出されるオフガスは、ランキンサイクル発電装置Rの動力発生部105に供給され、発電機106を駆動する。
なお、別の従来例として、図22において、ランキンサイクル発電装置Rの代わりに、廃熱回収ボイラ又はスターリングエンジンを配設した構造もある。
特開2004−169696号公報
図22の従来技術では、次のような課題がある。
(1)ガスタービン102へ高圧のガスを送り込む必要があり、複合発電設備全体が高圧(0.4MPa程度)になるため、発電設備全体を高圧容器に収納しなければならず、設備コストが高くなると共に管理に手間がかかる。
(2)通常の都市ガスを使用する場合、供給圧力が数KPa程度であるので、ガスタービン102に燃料供給を行う際には、コンプレッサ等を使用して昇圧する必要があり、設備コストが高くなる。
(3)燃料電池101内に高圧ガスを流すことになるので、燃料電池101の耐久性が低下する。
(4)ガスタービン102は、小出力域では効率がかなり低いので、小形の発電設備では発電効率が低くなる。
[発明の目的]
本発明の目的は、複合発電設備全体を常圧状態で使用することができ、ガスタービンを利用した従来の複合発電設備よりも発電効率が高い複合発電設備を提供することである。
上記課題を解決するため、本願請求項1記載の発明による複合発電設備は、燃料電池と、該燃料電池から排出されるオフガスを取り入れて燃焼する往復動内燃機関と、該往復動内燃機関により駆動する発電機と、を備えている。
上記構成によると、(1)図22のガスタービンを備えた従来例と比較して、設備全体を常圧で稼働させることができ、設備の高圧対策を行う必要がなく、たとえば設備を高圧収納容器等に収納する必要がなく、設備コストを廉価に抑えることができる。また、設備の設置面積も狭くできる。勿論、燃料電池のオフガスを利用して往復動内燃機関を駆動し、発電するため、燃料電池単体で発電するよりも高効率である。
(2)燃料電池の燃料を昇圧する必要がないので、燃料電池の耐久性を向上させることができ、また、コンプレッサ等の昇圧用の設備も不要となる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の複合発電設備において、前記燃料電池から排出されるオフガスにより駆動するランキンサイクル発電装置を、前記燃料電池と前記往復動内燃機関との間に備え、前記往復動内燃機関は、前記ランキンサイクル発電装置から排出される前記オフガスを取り入れて燃焼する。
上記構成によると、燃料電池からのオフガスを、ランキンサイクル発電装置の駆動と往復動内燃機関の駆動とに利用でき、すなわち、2段構えで有効利用できるので、高効率・高性能を実現できる。しかも、オフガスを、ランキンサイクル発電装置に利用後に往復動内燃機関に利用するので、オフガスの往復動内燃機関の入口温度が下がり、吸気冷却装置が不要になる。
請求項3記載の発電設備は、請求項1記載の複合発電設備において、前記燃料電池から排出されるオフガスにより駆動する廃熱回収ボイラを、前記燃料電池と前記往復動内燃機関との間に備え、前記往復動内燃機関は、前記廃熱回収ボイラから排出される前記オフガスを取り入れて燃焼する。
上記構成によると、燃料電池からのオフガスを、往復動内燃機関の駆動に利用できることに加え、燃料電池のオフガスの排熱を廃熱回収ボイラの熱源として有効利用できるので、高効率・高性能を実現できる。しかも、オフガスを、廃熱回収ボイラに利用後に往復動内燃機関に利用するので、オフガスの往復動内燃機関の入口温度が下がり、吸気冷却装置が不要になる。また、電気だけでなく、廃熱回収ボイラにより、温水、温風も供給することができる。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の複合発電設備において、前記燃料電池から排出されるオフガスにより駆動すると共に発電機に連結されたスターリングエンジンを、前記燃料電池と前記往復動内燃機関との間に備え、前記往復動内燃機関は、前記スターリングエンジンから排出される前記オフガスを取り入れて燃焼する。
上記構成によると、燃料電池からのオフガスを、往復動内燃機関の駆動に利用できることに加え、燃料電池の排熱をスターリングエンジンの熱源としても有効利用できるので、高効率・高性能を実現できる。しかも、オフガスを、スターリングエンジンに利用後に往復動内燃機関に利用するので、オフガスの往復動内燃機関の入口温度が下がり、吸気冷却装置が不要になる。さらに、スターリングエンジンは、理論的にはカルノーサイクルであるので、より効率よく排熱を回収できる。
請求項5,6及び請求項7記載の発明は、請求項2記載の複合発電設備において、前記往復動内燃機関から排出される排気ガスにより駆動する第2のランキンサイクル発電装置、廃熱回収ボイラ又はスターリングエンジンを備えている。
上記構成によると、請求項2の効果に加え、往復動内燃機関の排気ガスの熱をさらに有効利用できるので、高効率・高性能を実現できる。廃熱回収ボイラを備えている場合には、電気だけでなく、温水、温風も供給することができ、スターリングエンジンを備えている場合には、スターリングエンジンは、理論的にはカルノーサイクルであるので、より高効率で排熱を回収できる。
請求項8、9及び10記載の発明は、請求項3記載の複合発電設備において、前記往復動内燃機関から排出される排気ガスにより駆動するランキンサイクル発電装置、第2の廃熱回収ボイラ又はスターリングエンジンを備えている。
上記構成によると、請求項3の効果に加え、往復動機関の排気ガスの熱を有効利用できるので、高効率・高性能を実現できる。
請求項11、12及び13記載の発明は、請求項4記載の複合発電設備において、前記往復動内燃機関から排出される排気ガスにより駆動するランキンサイクル発電装置、廃熱回収ボイラ又は第2のスターリングエンジンを備えている。
上記構成によると、請求項4の効果に加え、往復動機関の排気ガスの熱を有効利用できるので、高効率・高性能を実現できる。廃熱回収ボイラを備えている場合には、電気だけでなく、温水、温風も供給することができ、スターリングエンジンを備えている場合には、スターリングエンジンは、理論的にはカルノーサイクルであるので、より高効率で排熱を回収できる。
請求項14記載の発明は、請求項1記載の複合発電設備において、前記往復動内燃機関は、前記燃料電池からのオフガスとは別の燃料を供給する燃料供給装置と、該燃料供給装置を制御する制御装置とを備え、前記燃料電池の起動時及び暖機運転時に、上記燃料供給装置からの燃料により前記往復動内燃機関を立ち上げると共に、前記往復動内燃機関の排気ガスの熱により前記燃料電池を加熱するようにしている。
上記構成によると、往復動内燃機関の排気ガスの熱により、燃料電池の起動及び暖機運転を速やかに行うことができ、しかも燃料電池の暖機中は、往復動内燃機関が発電を代替することできる。
請求項15記載の発明は、請求項1記載の複合発電設備において、前記燃料電池のオフガス中の水素濃度を検知する水素濃度センサーを備え、前記往復動内燃機関は、前記燃料電池からのオフガスとは別の燃料を供給する燃料供給装置と、空気供給装置と、該空気供給装置及び前記燃料供給装置を制御する制御装置と、を備え、前記水素濃度センサーにより検出した水素濃度に基づき、前記往復動内燃機関が所定の空燃比を保つように前記空気供給装置による空気量及び又は前記燃料供給装置による燃料量を制御するようにしている。
上記構成によると、燃料電池から排出されるオフガスの水素濃度が変化した場合でも、オフガス中の水素濃度を検知することにより、往復動内燃機関にフィードバック制御をかけ、供給空気量を調節し、あるいは供給空気量と共に燃料供給装置からの供給燃料量を調節することにより、常に一定の空燃比を保ち、安定した運転を行うことができる。
請求項16記載の発明は、請求項1記載の複合発電設備において、前記燃料電池のオフガス中のCO濃度を検知するCO濃度センサーを備えると共に、前記往復動内燃機関は、前記燃料電池からのオフガスとは別の燃料を供給する燃料供給装置と、空気供給装置と、該空気供給装置及び前記燃料供給装置を制御する制御装置と、を備え、前記CO濃度センサーにより検出したCO濃度に基づき、前記往復動内燃機関が所定の空燃比を保つように前記空気供給装置による空気量及び又は前記燃料供給装置による燃料量を制御するようにしている。
上記構成によると、燃料電池から排出されるオフガスのCO濃度が変化した場合でも、オフガス中のCO濃度を検知することにより、往復動機関にフィードバック制御をかけ、常に一定の空燃比を保ち、供給空気量を調節し、あるいは供給空気量と共に燃料供給装置からの供給燃料量を調節することにより、常に一定の空燃比を保ち、安定した運転を行うことができる。
[本発明の第1の実施の形態]
図1は本発明による複合発電設備の第1の実施の形態であり、この図1において、複合発電設備は、主たる構成品として、燃料改質器1と、直流/交流変換器2に電気的に接続された固体酸化物型燃料電池(「SOFC」)3と、発電機4に連結された往復動内燃機関、たとえばガスエンジン5と、を備えている。実線で示す矢印は燃料電池3に供給される燃料(燃料ガス)の流れを示し、一点鎖線で示す矢印は燃料電池3に供給される空気の流れ並びにガスエンジン5に供給される燃料(燃料ガス)及び排気ガスの流れを示し、破線で示す矢印はオフガスの流れを示している。
燃料電池3は、燃料極11と空気極12とを備え、燃料極11の入口は燃料通路31を介して燃料改質器1に接続され、空気極12の入口は、空気通路32を介して図示しない空気供給装置に接続されている。燃料改質器1の入口は、燃料通路33を介して、たとえばメタンガス(CH4等)を供給する燃料供給装置に接続されている。燃料極11の出口は、オフガス通路34を介して吸気冷却装置14に接続され、前記オフガス通路34の途中は、分岐通路36及び熱交換器18を介して燃料改質器1に接続し、オフガスの一部を燃料改質器1の加熱に利用すると共に、燃料としても再利用するようになっている。また、前記オフガス通路34の途中には、前記分岐通路36との分岐点よりも下流側の箇所において、空気極12の出口に接続された空気通路35が合流し、さらに該記合流点よりも下流側には排水ドレン19が設けられている。吸気冷却装置14はガスエンジン5の吸気通路及び燃料混合器等を介してガスエンジン5内の燃焼室に連通している。
ガスエンジン5には、空気供給装置20と、前記オフガスとは別に燃料を供給するための燃料供給装置21とが接続されている。
(作用)
(1)燃料供給装置から燃料通路33を介して燃料改質器1内にメタンガス(CH4)等の燃料を供給し、燃料改質器1内で所定の温度に加熱することにより、H2及びCO等を生成し、これらH2及びCOを主成分とする燃料ガスを、燃料ガス通路31を介して燃料電池3の燃料極11に供給する。一方、空気極12には、空気供給装置から空気通路32を介して空気(酸素)を供給する。燃料電池3内における発電作用は従来の固体酸化物型燃料電池と同様であり、空気極(陽極)12で発生した酸化物イオン(O2−)がジルコニア系セラミックス等の電解質を通って燃料極(陰極)11に移動し、燃料極11に到達した酸化物イオンは、燃料ガス中のH2やCOと反応して、反応生成物H2O及びCO2等を生成し、燃料極11に電子を放出する。これにより発電が行われる。
燃料電池3により発生した電力は、直流/交流交換器2により交流に変換され、適宜の電力供給装置に供給される。
(2)燃料極11の出口からオフガス通路34にはオフガスが排出されるが、オフガス中には、前記反応物(H2O、CO2等)と共に、反応に用いられなかったH2及びCOが含まれており、これらH2及びCOを含むオフガスは、一部が、分岐通路36及び熱交換器18を介して燃料改質器1に戻され、燃料改質器1を加熱すると共に再度発電に利用される。残りのオフガスは、オフガス通路34の途中において、空気極12からの排出空気と合流し、水分を排水ドレン19に排出した後、吸気冷却装置14に送り込まれ、冷却され、ガスエンジン5の燃焼室に供給される。
(3)ガスエンジン5内では、燃料電池3からのオフガスと、空気供給装置20から供給される空気とが混合し、この混合ガスが燃焼室で燃焼される。これによりガスエンジン5を運転し、発電機4を駆動して、発電する。発電機4により発電された電力は、たとえば前記直流/交流交換器2から電力を供給する電気供給装置と同じ電気供給装置に供給される。
該実施の形態によると、設備全体が常圧で稼働するので、設備の高圧対策を行う必要がなく、たとえば設備を高圧収納容器等に収納する必要がなく、設備コストを廉価に抑えることができ、設備の設置面積も狭くできる。勿論、燃料電池3のオフガスを利用してガスエンジン5を駆動し、発電するため、燃料電池3単体で発電するよりも高効率である。また、燃料電池3に供給する燃料ガスを昇圧する必要がないので、燃料電池3の耐久性を向上させることができ、コンプレッサ等の昇圧用の設備も不要となる。
[第2の実施の形態]
図2は本発明による複合発電設備の第2の実施の形態であり、前記図1の第1の実施の形態と異なる構成は、吸気冷却装置の代わりに、ランキンサイクル発電装置R1をオフガス通路34に配設していることである。その他の構成は前記第1の実施の形態と同様であり、同じ部品には、同じ符号(番号)を付し、詳しい説明は省略する。
ランキンサイクル発電装置R1は、蒸気発生器、膨張機及び凝縮器等からなる動力発生部41と、該動力発生部41の膨張機に連結された発電機42から構成されており、前記膨張機は、たとえば作動媒体の膨張を利用して駆動するスクロール形膨張機である。ランキンサイクル発電装置R1の基本的な構成は周知であり、蒸気発生器において、前記燃料電池3から排出される高温のオフガスの熱により作動媒体の蒸気を発生させ、この蒸気を膨張機に供給することにより、該膨張機を回転させ、発電機42を駆動するようになっている。膨張機で使用後の作動媒体は、凝縮器により液相に変換させ、再び蒸気発生器に供給される。
(作用)
燃料電池3の燃料極11から通路34に排出される高温のオフガスは、まず、ランキンサイクル発電装置R1の動力発生部41を駆動して、発電機42により発電し、動力発生部41から排出されたオフガスを、ガスエンジン5の燃料とし、ガスエンジン5を駆動し、発電機4により発電する。
該実施の形態によると、燃料電池3からの高温のオフガスを、ランキンサイクル発電装置R1とガスエンジン5との駆動に、2段構えで有効利用しているので、発電設備の高効率・高性能を実現できる。しかも、ランキンサイクル発電装置R1により、オフガスのガスエンジン5の入口温度が下がるので、前記第1の実施の形態における吸気冷却装置を省略することができる。
[第3の実施の形態]
図3は本発明による複合発電設備の第3の実施の形態であり、前記図1の第1の実施の形態と異なる構成は,吸気冷却装置の代わりに、廃熱回収ボイラ43を、オフガス通路34に配設していることである。その他の構成は前記第1の実施の形態と同様であり、同じ部品には、同じ符号(番号)を付し、詳しい説明は省略する。
燃料電池3の燃料極11からオフガス通路34に排出される高温のオフガスは、まず、廃熱回収ボイラ43を加熱して該廃熱回収ボイラ43を駆動させ、その後ガスエンジン5の燃料として利用され、ガスエンジン5を駆動し、発電機4により発電する。
該実施の形態によると、燃料電池3から排出される高温のオフガスを、廃熱回収ボイラ43の加熱源及びガスエンジン5の駆動源として、2段構えで有効利用しているので、設備の高効率・高性能を実現できる。しかも、廃熱回収ボイラ43により、オフガスのガスエンジン5の入口温度が下がるので、前記第1の実施の形態における吸気冷却装置を省略することができる。また、廃熱回収ボイラ43により、電気だけでなく、温水、温風も供給することができる。
[第4の実施の形態]
図4は本発明による複合発電設備の第4の実施の形態であり、前記図1の第1の実施の形態と異なる構成は,吸気冷却装置の代わりに、スターリングエンジン45を、オフガス通路34に配設していることである。その他の構成は前記第1の実施の形態と同様であり、同じ部品には、同じ符号(番号)を付し、詳しい説明は省略する。
スターリングエンジン45の動力取出部には2つ目の発電機46が連結されている。
燃料電池3の燃料極11からオフガス通路34に排出される高温のオフガスは、まず、スターリングエンジン45を加熱することにより該スターリングエンジン45を駆動し、発電機46により発電し、スターリングエンジン45から排出されたオフガスを、ガスエンジン5の燃料とし、発電機4により発電する。
上記構成によると、燃料電池3からの高温のオフガスを、ガスエンジン5の駆動に利用できることに加え、燃料電池3の排熱をスターリングエンジン45の燃料(加熱源)としても有効利用できるので、設備の高効率・高性能を実現できる。また、スターリングエンジン45により、オフガスのガスエンジン5の入口温度が下がるので、前記第1の実施の形態における吸気冷却装置を省略することができる。また、スターリングエンジン45は、理論的にはカルノーサイクルであるので、より効率よく排熱を回収できる。
[第5の実施の形態]
図5は本発明による複合発電設備の第5の実施の形態であり、前記図2の第2の実施の形態の構成に加え、ガスエンジン5の排気装置50に、第2のランキンサイクル発電装置R2を配置していることである。その他の構成は前記図2の第2の実施の形態と同様であり、同じ部品には、同じ符号(番号)を付し、詳しい説明は省略する。
第2のランキンサイクル発電装置R2は、前記オフガス通路34のランキンサイクル発電装置(第1のランキンサイクル発電装置)の構成と同様であり、蒸気発生器、膨張機及び凝縮器等からなる動力発生部51と、該動力発生部51の膨張機に連結された発電機52から構成されており、ガスエンジン5から排出された排気ガスの熱により作動媒体の蒸気を発生させ、この蒸気を膨張機に供給することにより、該膨張機を回転させ、発電機52を駆動するようになっている。膨張機で使用後の作動媒体は、凝縮器により液相に変換させ、再び蒸気発生器に供給される。
(作用)
燃料電池3の燃料極11からオフガス通路34に排出される高温のオフガスは、まず、第1のランキンサイクル発電装置R1の動力発生部41を駆動して、発電機42により発電し、動力発生部41から排出されたオフガスを、ガスエンジン5の燃料とし、発電機4により発電する。さらに、ガスエンジン5から排気装置50に排出された排気ガスの熱により、第2のランキンサイクル発電装置R2の動力発生部51を駆動し、3つ目の発電機52により発電する。
該実施の形態によると、燃料電池3のオフガスを利用することに加え、ガスエンジン5の排気ガスの熱を有効利用できるので、設備の高効率・高性能を実現できる。
[第6の実施の形態]
図6は本発明による複合発電設備の第6の実施の形態であり、前記図2の第2の実施の形態の構成に加え、ガスエンジン5の排気装置50に、廃熱回収ボイラ54を配置していることである。その他の構成は前記図2の第2の実施の形態と同様であり、同じ部品には、同じ符号(番号)を付し、詳しい説明は省略する。
(作用)
燃料電池3の燃料極11からオフガス通路34に排出される高温のオフガスは、まず、ランキンサイクル発電装置R1の動力発生部41を駆動して、発電機42により発電し、動力発生部41から排出されたオフガスを、ガスエンジン5の燃料とし、発電機4により発電する。さらに、ガスエンジン5の排気ガスの熱により、廃熱回収ボイラ54を加熱する。
該実施の形態によると、燃料電池3のオフガスを利用することに加え、ガスエンジン5の排気ガスの熱を有効利用できるので、高効率・高性能を実現できる。また、電気だけでなく、温水、温風も供給することができる。
[第7の実施の形態]
図7は本発明による複合発電設備の第7の実施の形態であり、前記図2の第2の実施の形態の構成に加え、ガスエンジン5の排気装置50に、スターリングエンジン57を配置していることである。その他の構成は前記図2の第2の実施の形態と同様であり、同じ部品には、同じ符号(番号)を付し、詳しい説明は省略する。
スターリングエンジン57には3つ目の発電機58が連結されている。
(作用)
燃料電池3の燃料極11からオフガス通路34に排出されるオフガスは、まず、ランキンサイクル発電装置R1の動力発生部41を駆動して、発電機42により発電し、動力発生部41から排出されたオフガスを、ガスエンジン5の燃料とし、発電機4により発電する。そして、ガスエンジン5の排気ガスを、スターリングエンジン57に供給し、スターリングエンジン57を駆動して、3つ目の発電機58により発電する。
該実施の形態によると、燃料電池3のオフガスを利用することに加え、ガスエンジン5の排気熱をさらに有効利用できるので、高効率・高性能を実現できる。また、スターリングエンジン57は、理論的にはカルノーサイクルであるので、より高効率で排熱を回収できる。
[第8の実施の形態]
図8は本発明による複合発電設備の第8の実施の形態であり、前記図3の第3の実施の形態の構成に加え、ガスエンジン5の排気装置50に、ランキンサイクル発電装置R3の膨張機60を配置していることである。その他の構成は前記図3の第3の実施の形態と同様であり、同じ部品には、同じ符号(番号)を付し、詳しい説明は省略する。
ランキンサイクル発電装置R3は、前記図1の前記オフガス通路34のランキンサイクル発電装置(第1のランキンサイクル発電装置)R1の構成と同様であり、蒸気発生器、膨張機及び凝縮器等からなる動力発生部60と、該動力発生部60の膨張機に連結された発電機61とから構成されており、ガスエンジン5から排出された排気ガスの熱により作動媒体の蒸気を発生させ、この蒸気を膨張機に供給することにより、該膨張機を回転させ、発電機61を駆動するようになっている。膨張機で使用後の作動媒体は、凝縮器により液相に変換させ、再び蒸気発生器に供給される。
(作用)
燃料電池3の燃料極11からオフガス通路34に排出される高温のオフガスは、まず、廃熱回収ボイラ43を加熱し、廃熱回収ボイラ43から排出されたオフガスを、ガスエンジン5の燃料とし、発電機4により発電する。そして、ガスエンジン5の排気ガスを、ランキンサイクル発電装置R3の動力発生部60に供給し、動力発生部60を駆動して、3つ目の発電機61により発電する。
該実施の形態によると、燃料電池3のオフガスを利用することに加え、ガスエンジン5の排気ガスの熱を有効利用できるので、高効率・高性能を実現できる。
[第9の実施の形態]
図9は本発明による複合発電設備の第9の実施の形態であり、前記図3の第3の実施の形態の構成に加え、ガスエンジン5の排気装置50に、第2の廃熱回収ボイラ63を配置していることである。その他の構成は前記図3の第3の実施の形態と同様であり、同じ部品には、同じ符号(番号)を付し、詳しい説明は省略する。
燃料電池3の燃料極11からオフガス通路34に排出される高温のオフガスは、まず、廃熱回収ボイラ43を加熱し、廃熱回収ボイラ43から排出されたオフガスを、ガスエンジン5の燃料とし、発電機4により発電する。さらに、ガスエンジン5の排気ガスを、廃熱回収ボイラ63に供給する。
該実施の形態によると、燃料電池3のオフガスを利用することに加え、ガスエンジン5の排気ガスの熱を有効利用できるので、高効率・高性能を実現できる。
[第10の実施の形態]
図10は本発明による複合発電設備の第10の実施の形態であり、前記図3の第3の実施の形態の構成に加え、ガスエンジン5の排気装置50に、スターリングエンジン65を配置していることである。その他の構成は前記図3の第3の実施の形態と同様であり、同じ部品には、同じ符号(番号)を付し、詳しい説明は省略する。
燃料電池3の燃料極11からオフガス通路34に排出される高温のオフガスは、まず、廃熱回収ボイラ43を加熱し、該廃熱回収ボイラ43から排出されたオフガスを、ガスエンジン5の燃料とし、発電機4により発電する。さらに、ガスエンジン5の排気ガスを、スターリングエンジン65に供給し、スターリングエンジン65を駆動して、2つ目の発電機66により発電する。
該実施の形態によると、燃料電池3のオフガスを利用することに加え、ガスエンジン5の排気熱を有効利用できるので、高効率・高性能を実現できる。
[第11の実施の形態]
図11は本発明による複合発電設備の第11の実施の形態であり、前記図4の第4の実施の形態の構成に加え、ガスエンジン5の排気装置50に、ランキンサイクル発電装置R4を配置していることである。その他の構成は前記図4の第4の実施の形態と同様であり、同じ部品には、同じ符号(番号)を付し、詳しい説明は省略する。
ランキンサイクル発電装置R4は、前記図1のオフガス通路34のランキンサイクル発電装置(第1のランキンサイクル発電装置)R1の構成と同様であり、蒸気発生器、膨張機及び凝縮器等からなる動力発生部68と、該動力発生部68の膨張機に連結された発電機69とから構成されており、ガスエンジン5から排出された排気ガスの熱により作動媒体の蒸気を発生させ、この蒸気を膨張機に供給することにより、該膨張機を回転させ、発電機69を駆動するようになっている。膨張機で使用後の作動媒体は、凝縮器により液相に変換させ、再び蒸気発生器に供給される。
(作用)
燃料電池3の燃料極11からオフガス通路34に排出される高温のオフガスは、まず、スターリングエンジン45を加熱することにより該スターリングエンジン45を駆動し、発電機46により発電し、スターリングエンジン45から排出されたオフガスを、ガスエンジン5の燃料とし、発電機4により発電する。さらに、ガスエンジン5から排気装置50に排出される排気ガスをランキンサイクル発電装置R4の動力発生部68に供給し、該動力発生部68を駆動して、3つ目の発電機69により発電する。
該実施の形態によると、燃料電池3のオフガスを利用することに加え、ガスエンジン5の排気ガスの熱を有効利用できるので、設備の高効率・高性能を実現できる。
[第12の実施の形態]
図12は本発明による複合発電設備の第12の実施の形態であり、前記図4の第4の実施の形態の構成に加え、ガスエンジン5の排気装置50に、廃熱回収ボイラ70を配置していることである。その他の構成は前記図4の第4の実施の形態と同様であり、同じ部品には、同じ符号(番号)を付し、詳しい説明は省略する。
(作用)
燃料電池3の燃料極11からオフガス通路34に排出される高温のオフガスは、まず、スターリングエンジン45を加熱することにより該スターリングエンジン45を駆動し、発電機46により発電し、スターリングエンジン45から排出されたオフガスを、ガスエンジン5の燃料とし、発電機4により発電する。さらに、ガスエンジン5から排出される排気ガスを廃熱回収ボイラ70に供給し、該廃熱回収ボイラ70を加熱する。
該実施の形態によると、燃料電池3のオフガスを利用することに加え、ガスエンジン5の排気ガスの熱を有効利用できるので、設備の高効率・高性能を実現できる。また、電気だけでなく、温水、温風も供給することができる。
[第13の実施の形態]
図13は本発明による複合発電設備の第13の実施の形態であり、前記図4の第4の実施の形態の構成に加え、ガスエンジン5の排気装置50に、第2のスターリングエンジン72を配置していることである。その他の構成は前記図4の第4の実施の形態と同様であり、同じ部品には、同じ符号(番号)を付し、詳しい説明は省略する。
第2のスターリングエンジン72の動力取出部には、3つ目の発電機73が連結されている。
(作用)
燃料電池3の燃料極11からオフガス通路34に排出される高温のオフガスは、まず、スターリングエンジン45を加熱することにより該スターリングエンジン45を駆動し、発電機46により発電し、スターリングエンジン45から排出されたオフガスを、ガスエンジン5の燃料とし、発電機4により発電する。さらに、ガスエンジン5から排気装置50に排出される排気ガスを第2のスターリングエンジン72に供給し、第2のスターリングエンジン72を駆動して、3つ目の発電機73により発電する。
該実施の形態によると、燃料電池3のオフガスを利用することに加え、ガスエンジン5の排気ガスの熱を有効利用できるので、設備の高効率・高性能を実現できる。また、また、スターリングエンジン45、72は、理論的にはカルノーサイクルであるので、より高効率で排熱を回収できる。
[第14の実施の形態]
図14、図15及び図16は本発明による複合発電設備の第14の実施の形態であり、図1の第1の実施の形態の複合発電設備の構成に加え、ガスエンジン5の空気供給装置20及び燃料供給装置21を、制御装置80に電気的に接続して、空気供給装置20からガスエンジン5に供給される空気量及び燃料供給装置21からガスエンジン5に供給される燃料量を制御できるように構成されている。さらに、ガスエンジン5の排気装置50を、熱交換器81を介して燃料改質器1に接続し、ガスエンジン5の排気ガスの熱により、燃料改質器1を加熱するように構成されている。その他の構成は前記図1の第1の実施の形態と同じ部品には、同じ符号(番号)を付しており、詳しい説明は省略する。
前記制御装置80は、燃料電池3の起動時並びに暖機運転時に、燃料電池3からのオフガスとは別に、ガスエンジン5の燃料供給装置21から燃料をガスエンジン5に供給するようにプログラムされている。
通常運転時の設備全体の作用は、前記図1の第1の実施の形態と同様であるので、省略し、燃料電池3の起動時の作用を説明する。
燃料電池3の起動時には、まず、ガスエンジン5に、燃料供給装置21から燃料を供給すると共に空気供給装置20から空気を供給することにより、ガスエンジン5を運転し、発電機4による発電を開始すると共に、ガスエンジン5の排気ガスを燃料改質器1及び燃料電池3に導き、燃料改質器1及び燃料電池3を予加熱し、燃料電池3の暖機の補助を行う。
燃料電池3及び燃料改質器1が、所定の作動温度(たとえば800℃程度)に達すると、燃料改質器1においては燃料(メタンガス等)が改質され、H2水素及びCOが生成され、燃料電池3の燃料極11に供給されることより、燃料電池3による発電が開始する。
図15は、ガスエンジン5により燃料電池3の起動を支援した場合の総電力量を示す共に、総電力量のうち、送電線等から供給される系統電力量(一定)と、ガスエンジン5に連結された発電機4により発電された電力量と、燃料電池3により発電された電力量との割合の変化を示すグラフである。最下段のクロスハッチングの領域X1は、送電線等から供給される系統電力量(一定)であり、ハッチングの領域X2(下から2段目の領域と最上段の領域)は、ガスエンジン5に連結された発電機4により発電された電力量であり、ハッチングを施していない領域X3は、燃料電池3により発電された電力量である。
この図15において、前述のように、燃料電池起動期間T1では、系統電力及びガスエンジン5による電力によって、発電設備の機能を果たし、燃料電池3が発電開始(点P1)した後は、系統電力、ガスエンジン5による電力及び燃料電池3による電力によって、総電力量が構成される。
また、図16は、ガスエンジン5により燃料電池3の起動を支援した場合において、ガスエンジン5の出力、燃料改質器1の温度(改質温度)、燃料改質器1の出口の水素量、燃料電池3の出力(電力)、燃料電池3の出口の水素量及びCO量のそれぞれの変化を示すグラフである。
図16において、点P0がガスエンジン5の運転開始時、点P1が前述のように燃料電池3の発電開始時であり、点P0と点P1との間の起動時間T1内で、燃料改質器1はガスエンジン5の排気ガスの熱により加熱され、所定温度まで上昇し、それにより燃料改質器1から排出される燃料の水素濃度(及びCO濃度)が一定量まで増加する。また、起動時間T1内では、燃料電池3による発電が行われていないことから、燃料改質器1で生成されたH2水素及びCOは、燃料電池3内を素通りして、燃料電池から排出されるため、燃料電池3の発電開始点P1までは、水素及びCO排出量は一定量まで増加する。
点P3は、燃料電池3による定格発電開始時を示しており、前記点P1から発電量が増加して、点P3において定格発電量に至り、その後は、定格発電量により運転される。
点P1から点P3までの間では、燃料電池3内で発電に使用されるH2及びCOが増加するので、燃料電池3から排出されるオフガス中のH2量及びCO量は減少する。また、ガスエンジン5には、燃料電池3から排出されるオフガスが、ガスエンジン5の燃料として利用され始め、一方、燃料供給装置21からの燃料は減少し、エンジン出力は低下する。
該実施の形態によると、設備の運転開始時、ガスエンジン5を燃料供給装置21から供給される燃料のみで運転し、それにより発電機4で発電を行うと共に、ガスエンジン5の排気ガスの熱により、燃料改質器1及び燃料電池3を予熱するので、燃料電池3の起動及び暖機運転を速やかに行うことができ、かつ燃料電池3の暖機中は、ガスエンジン5が発電を代替することできる。
[第15の実施の形態]
図17は本発明による複合発電設備の第15の実施の形態であり、請求項1記載の複合発電設備の構成に加え、ガスエンジン5の空気供給装置20及び燃料供給装置21を、制御装置80に電気的に接続して、空気供給装置20からガスエンジン5に供給される空気量及び燃料供給装置21からガスエンジン5に供給される燃料量を制御できるように構成すると共に、ガスエンジン5の入口に水素濃度センサー83を配置し、該水素濃度センサー83を制御装置80に電気的に接続し、水素濃度センサー83で検出した水素濃度に応じて、最適な空燃比となるように、空気供給装置20及び燃料供給装置21を制御するように構成する。その他の構成は前記図1の第1の実施の形態と同じ部品には、同じ符号(番号)を付しており、詳しい説明は省略する。
制御装置80による制御を、図18のフロー図並びに図19のガスエンジン5における理論空燃比と水素濃度との関係のグラフにより説明する。図19に示すように、ガスエンジン5において、理論空燃比と燃料中の水素濃度とは一定の比例関係にあり、水素濃度が決まれば、理論空燃比も決定される。かかる理論空燃比と水素濃度との関係を、理論空燃比マップとして、制御装置80の記憶装置に記憶させておく。
図18のフロー図において、まず、ステップS1において、水素濃度センサー83により、ガスエンジン5の入口の水素濃度を検出し、制御装置80に入力する。ステップS2において、制御装置80の演算部により、前記入力された水素濃度から、理論空燃比マップに基づき、理論空燃比を演算する。そして、ステップS3において、前記演算された理論空燃比から目標空燃比を設定し、空気供給装置20による供給空気量を調節する。または、空気量と共に、燃料供給装置21により供給燃料も併せて調節し、目標空燃比に近づける。
該実施の形態によると、燃料電池3から排出されるオフガスの水素濃度が変化した場合でも、オフガス中の水素濃度を検知することにより、ガスエンジン5にフィードバック制御をかけ、空気供給装置20からの供給空気量を調節し、あるいは空気量と共に燃料供給装置21からの供給燃料量を調節することにより常に一定の空燃比を保ち、安定した運転を行うことができる。
[第16の実施の形態]
図20は本発明による複合発電設備の第16の実施の形態であり、図1の第1の実施の形態の複合発電設備の構成に加え、ガスエンジン5の空気供給装置20及び燃料供給装置21を、制御装置80に電気的に接続して、空気供給装置20からガスエンジン5に供給される空気量及び燃料供給装置20からガスエンジン5に供給される燃料量を制御できるように構成すると共に、ガスエンジン5の入口にCO濃度センサー84を配置し、該CO濃度センサー84を制御装置80に電気的に接続し、CO濃度センサー84で検出したCO濃度に応じて、最適な空燃比となるように、空気供給装置20及び燃料供給装置21を制御するように構成する。その他の構成は前記図1の第1の実施の形態と同じ部品には、同じ符号(番号)を付しており、詳しい説明は省略する。
該第16の実施の形態は、前記第15の実施の形態と比較して、ガスエンジン5の入口の水素成分を検出する代わりに、CO成分を検出して、ガスエンジン5の空燃比を理論空燃比の近づけるように構成したものである。したがって、基本的な作用は前記第15の実施の形態と同様であり、図21に該実施の形態における作用をフロー図で示し、詳しい説明は省略する。
該実施の形態によると、燃料電池3から排出されるオフガスのCO濃度が変化した場合でも、オフガス中のCO濃度を検知することにより、ガスエンジン5にフィードバック制御をかけ、空気供給装置20からの供給空気量を調節し、あるいは空気量と共に燃料供給装置21からの供給燃料量を調節することにより常に一定の空燃比を保ち、安定した運転を行うことができる。
[他の実施の形態]
往復動内燃機関としては、ガスとガソリンとを併用する往復動内燃機関を備えることもできる。
本発明による複合発電設備の第1の実施の形態の配管略図である。 本発明による複合発電設備の第2の実施の形態の配管略図である。 本発明による複合発電設備の第3の実施の形態の配管略図である。 本発明による複合発電設備の第4の実施の形態の配管略図である。 本発明による複合発電設備の第5の実施の形態の配管略図である。 本発明による複合発電設備の第6の実施の形態の配管略図である。 本発明による複合発電設備の第7の実施の形態の配管略図である。 本発明による複合発電設備の第8の実施の形態の配管略図である。 本発明による複合発電設備の第9の実施の形態の配管略図である。 本発明による複合発電設備の第10の実施の形態の配管略図である。 本発明による複合発電設備の第11の実施の形態の配管略図である。 本発明による複合発電設備の第12の実施の形態の配管略図である。 本発明による複合発電設備の第13の実施の形態の配管略図である。 本発明による複合発電設備の第14の実施の形態の配管略図である。 第14の実施の形態における総電力量の変化及び電力割合の変化を示す図である。 第14の実施の形態におけるエンジン出力、改質温度、改質器出口温度、燃料電池出力、燃料電池出口のH2量及び燃料電池出口のCO量の変化を示す図である。 本発明による複合発電設備の第15の実施の形態の配管略図である。 第15の実施の形態の制御を示すフロー図である。 ガスエンジンの燃料の水素濃度と理論空燃比との関係を示す図である。 本発明による複合発電設備の第16の実施の形態の配管略図である。 第16の実施の形態の制御を示すフロー図である。 従来例の配管略図である。
符号の説明
1 燃料改質器
3 固形酸化物型燃料電池
4 発電機
5 ガスエンジン(往復動形内燃機関の一例)
20 空気供給装置
21 燃料供給装置
41 ランキンサイクル発電装置の動力発生部
42 ランキンサイクル発電装置の発電機
43 廃熱回収ボイラ
45 スターリングエンジン
46 スターリングエンジンに連結された発電機
50 ガスエンジンの排気装置
51 ランキンサイクル発電装置の動力発生部
52 ランキンサイクル発電装置の発電機
54 廃熱回収ボイラ
60 ランキンサイクル発電装置の動力発生部
61 ランキンサイクル発電装置の発電機
63 廃熱回収ボイラ
65 スターリングエンジン
66 スターリングエンジンに連結された発電機
68 ランキンサイクル発電装置
69 ランキンサイクル発電装置の動力発生部
70 廃熱回収ボイラ
72 スターリングエンジン
73 スターリングエンジンに連結された発電機
80 制御装置
83 水素濃度センサー
84 CO濃度センサー
R1、R2、R3、R4 ランキンサイクル発電装置

Claims (16)

  1. 燃料電池と、該燃料電池から排出されるオフガスを取り入れて燃焼する往復動内燃機関と、該往復動内燃機関により駆動する発電機と、を備えたことを特徴とする複合発電設備。
  2. 請求項1記載の複合発電設備において、
    前記燃料電池から排出されるオフガスにより駆動するランキンサイクル発電装置を、前記燃料電池と前記往復動内燃機関との間に備え、前記往復動内燃機関は、前記ランキンサイクル発電装置から排出される前記オフガスを取り入れて燃焼することを特徴とする複合発電設備。
  3. 請求項1記載の複合発電設備において、
    前記燃料電池から排出されるオフガスにより駆動する廃熱回収ボイラを、前記燃料電池と前記往復動内燃機関との間に備え、前記往復動内燃機関は、前記廃熱回収ボイラから排出される前記オフガスを取り入れて燃焼することを特徴とする複合発電設備。
  4. 請求項1記載の複合発電設備において、
    前記燃料電池から排出されるオフガスにより駆動すると共に発電機に連結されたスターリングエンジンを、前記燃料電池と前記往復動内燃機関との間に備え、前記往復動内燃機関は、前記スターリングエンジンから排出される前記オフガスを取り入れて燃焼することを特徴とする複合発電設備。
  5. 請求項2記載の複合発電設備において、
    前記往復動内燃機関から排出される排気ガスにより駆動する第2のランキンサイクル発電装置を備えたことを特徴とする複合発電設備。
  6. 請求項2記載の複合発電設備において、
    前記往復動内燃機関から排出される排気ガスにより駆動する廃熱回収ボイラを備えたことを特徴とする複合発電設備。
  7. 請求項2記載の複合発電設備において、
    前記往復動内燃機関から排出される排気ガスにより駆動するスターリングエンジンを備えたことを特徴とする複合発電設備。
  8. 請求項3記載の複合発電設備において、
    前記往復動内燃機関から排出される排気ガスにより駆動するランキンサイクル発電装置を備えたことを特徴とする複合発電設備。
  9. 請求項3記載の複合発電設備において、
    前記往復動内燃機関から排出される排気ガスにより駆動する第2の廃熱回収ボイラを備えたことを特徴とする複合発電設備。
  10. 請求項3記載の複合発電設備において、
    前記往復動内燃機関から排出される排気ガスにより駆動するスターリングエンジンを備えたことを特徴とする複合発電設備。
  11. 請求項4記載の複合発電設備において、
    前記往復動内燃機関から排出される排気ガスにより駆動するランキンサイクル発電装置を備えたことを特徴とする複合発電設備。
  12. 請求項4記載の複合発電設備において、
    前記往復動内燃機関から排出される排気ガスにより駆動する廃熱回収ボイラを備えたことを特徴とする複合発電設備。
  13. 請求項4記載の複合発電設備において、
    前記往復動内燃機関から排出されるオフガスにより駆動する第2のスターリングエンジンを備えたことを特徴とする複合発電設備。
  14. 請求項1記載の複合発電設備において、
    前記往復動内燃機関は、前記燃料電池からのオフガスとは別の燃料を供給する燃料供給装置と、該燃料供給装置を制御する制御装置とを備え、前記燃料電池の起動時及び暖機運転時に、上記燃料供給装置からの燃料により前記往復動内燃機関を立ち上げると共に、前記往復動内燃機関の排気ガスの熱により前記燃料電池を加熱するようにしたことを特徴とする複合発電設備。
  15. 請求項1記載の複合発電設備において、
    前記燃料電池のオフガス中の水素濃度を検知する水素濃度センサーを備え、前記往復動内燃機関は、前記燃料電池からのオフガスとは別の燃料を供給する燃料供給装置と、空気供給装置と、該空気供給装置及び前記燃料供給装置を制御する制御装置と、を備え、前記水素濃度センサーにより検出した水素濃度に基づき、前記往復動内燃機関が所定の空燃比を保つように前記空気供給装置による空気量及び又は前記燃料供給装置による燃料量を制御するようにしたことを特徴とする複合発電設備。
  16. 請求項1記載の複合発電設備において、
    前記燃料電池のオフガス中のCO濃度を検知するCO濃度センサーを備え、前記往復動内燃機関は、前記燃料電池からのオフガスとは別の燃料を供給する燃料供給装置と、空気供給装置と、該空気供給装置及び前記燃料供給装置を制御する制御装置と、を備え、前記CO濃度センサーにより検出したCO濃度に基づき、前記往復動内燃機関が所定の空燃比を保つように前記空気供給装置による空気量及び又は前記燃料供給装置による燃料量を制御するようにしたことを特徴とする複合発電設備。
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