JP2011164733A - 記録装置及び記録方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】フラッシュメモリなどの不揮発メモリ媒体に対し、ファイルを記録するにあたって、ファイル管理情報の更新が遅延してしまうという課題がある。
【解決手段】記録装置100は、コンテンツファイルのディレクトリ構造に関するディレクトリ管理情報が記録された記録媒体130にアクセスする記録媒体制御部120と、コンテンツデータが入力される映像・音声入力部150と、映像・音声入力部150で入力されたコンテンツデータを記録媒体130へ記録する際に、記録媒体130上に存在する記録済みコンテンツファイルとコンテンツデータを含むファイルとに関するディレクトリ管理情報を、記録媒体制御部120を介して、記録媒体130上の連続する領域にまとめて配置するよう制御するシステム制御部110と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】記録装置100は、コンテンツファイルのディレクトリ構造に関するディレクトリ管理情報が記録された記録媒体130にアクセスする記録媒体制御部120と、コンテンツデータが入力される映像・音声入力部150と、映像・音声入力部150で入力されたコンテンツデータを記録媒体130へ記録する際に、記録媒体130上に存在する記録済みコンテンツファイルとコンテンツデータを含むファイルとに関するディレクトリ管理情報を、記録媒体制御部120を介して、記録媒体130上の連続する領域にまとめて配置するよう制御するシステム制御部110と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は入力されたデータを半導体メモリカード等の記録媒体に記録する記録装置及び記録方法に関するものであり、特に記録媒体上のファイルのディレクトリ構造を管理するディレクトリ管理情報の配置を変更する記録装置及び記録方法に関するものである。
近年、デジタルビデオカメラ等で得られた映像データや音声データをフラッシュメモリ等の記録媒体に記録し、パーソナルコンピュータでデータを編集するといったことが行われている。このような場合、パーソナルコンピュータで認識することができるデータフォーマットに準拠した形式で記録する必要があり、FATやUDFなどのファイルシステムを利用し、ファイルとして記録することが一般的である。これらのファイルシステムでは、映像や音声などの実データのほかに、実データの配置情報などのファイル管理情報も記録される。
ファイル管理情報の更新データは、記録される映像データや音声データに比べ、非常に小さいサイズのデータとなる。一般に、フラッシュメモリなどの不揮発メモリ媒体に対し、小さなサイズのデータを頻繁に更新する場合、メモリ媒体の書換え寿命、すなわち書換え可能な回数が徐々に減少したり、小さなサイズのデータ更新に要する処理時間が長くなったりするなどの課題が知られている。
特に、フラッシュメモリ等では近年の大容量化に伴い、一括消去可能なブロックサイズが大きくなる傾向がある。また、一度記録された領域をブロックサイズよりも小さなサイズで部分的に更新する場合には、その更新する部分を含むブロックの全体を読み込み、そのブロックの全体から更新する部分だけのデータを置き換え、そのブロックの全体を書き戻す処理が必要である。その結果、ブロックサイズが大きくなるに伴い、小さなサイズのデータ更新に要する処理時間が悪化する傾向がある。
これらの課題を解決するため、特許文献1では、一つのメモリカード内に特性の異なる2種類の不揮発性メモリ媒体を備え、小さなサイズのデータ更新に適した種類のメモリ媒体のほうにファイル管理情報を記録する方法が開示されている。
しかしながら、上記手法では、小さなサイズのデータ更新に適したメモリ媒体が存在しない、あるいはメモリ媒体が書き込みにより一杯になった場合に、別のメモリ媒体への書き込みが発生し、ファイル管理情報の更新が遅延してしまうという課題がある。
上記課題を解決するために、本発明の記録装置は、コンテンツファイルのディレクトリ構造に関するディレクトリ管理情報が記録された記録媒体にアクセスする記録媒体制御部と、コンテンツデータが入力される入力部と、前記入力部で入力された前記コンテンツデータを前記記録媒体へ記録する際に、前記記録媒体上に存在する記録済みコンテンツファイルと前記コンテンツデータを含むファイルとに関するディレクトリ管理情報を、前記記録媒体制御部を介して、前記記録媒体上の連続する領域にまとめて配置するよう制御する制御部と、を備える。
上記の構成によれば、記録媒体上に存在する記録済みコンテンツファイルに関するディレクトリ管理情報が、記録媒体上に分散して配置されている場合でも、ディレクトリ管理情報をまとめて再配置することができ、書き込み性能を向上することができる。
以下、実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態1)
(1−1.記録装置の構成)
以下、図1を用いて実施の形態1におけるシステム構成について述べる。
(1−1.記録装置の構成)
以下、図1を用いて実施の形態1におけるシステム構成について述べる。
図1は、記録装置100の構成を示すブロック図である。記録装置100は、システム制御部110と、記録媒体制御部120と、映像信号や音声信号を入力する映像・音声入力部150と、映像信号や音声信号の符号化を行うエンコーダ140と、ユーザーによる指示を受け付ける入力部160とを含む。記録装置100は、着脱自在な記録媒体130が挿入可能であり、記録媒体130に各種データを記録する。なお、本実施の形態において、記録媒体130は記録装置100から着脱可能な形態について説明するが、これに限定されず、記録媒体130は記録装置100に内蔵されていても良い。
システム制御部110は、例えば、図示しないCPUとメモリとを含むコンピュータによって実現される。このシステム制御部110は、クリップ記録処理部111、配置チェック処理部112、再配置処理部113、空き領域検出処理部114及びファイルシステム115を含む。システム制御部110に含まれる各部は、CPUで各種のプログラムを実行することによって実現される。
記録媒体制御部120は記録媒体130を制御するためのインターフェースである。システム制御部110は記録媒体制御部120を介し記録媒体130へアクセスする。
記録媒体130は映像や音声を記録するための記録媒体であり、小型で耐久性のあるSDメモリカードなどが好ましい。
操作者は、入力部160を用いて、各種操作を行う。入力部160は、ボタンやキーボード等で構成される。
映像・音声入力部150は、外部から映像・音声データが入力される。記録装置100は、レンズ及び撮像素子等からなる撮像部、並びにマイクロホンを備え、撮像部で撮像した映像及びマイクロホンで集音した音声を、映像・音声入力部150に入力する形態であっても良い。
エンコーダ140は、映像・音声入力部150から入力される映像信号を、順次圧縮し符号化データとする。符号化データは図示しない記録バッファメモリに蓄積される。
記録バッファメモリに蓄積された符号化データは、クリップ記録処理部111により読み込まれ、MXF(Material Exchange Format)形式にファイル化され、記録媒体130に記録される。このとき、クリップ記録処理部111は先頭フレームのデータをビットマップ形式の画像ファイルとして作成し、記録媒体130に記録する。この画像データは、図示しないLCDモニターにサムネイル一覧として表示され、映像を探しやすくする。
また、エンコーダ140は、映像・音声入力部150から入力される音声信号を圧縮し、オーディオデータを出力する。オーディオデータは、クリップ記録処理部111によりWave形式にファイル化され、記録媒体130に記録される。
なお、本実施の形態において、映像データと音声データとは、別ファイルとして取り扱う。映像データと音声データを別ファイルとするのは、放送局などの業務用途の編集作業では、映像と音声とを独立して編集作業を行うことが多く、業務用途のノンリニア編集機では映像と音声とを別ファイルとするのが一般的なためである。上記映像ファイルと音声ファイルとの組み合わせをクリップと呼ぶ。なお、映像データと音声データとを別ファイルとする形式に限定されず、一つのファイルとしても良い。
クリップ記録処理部111は、映像データや音声データのフレームレートやフレーム数、データのサイズをフレーム数で表したデュレーション等の情報を管理し関連付けるためのクリップ管理情報を作成し、XML形式にファイル化する。クリップ管理情報はファイルシステム115により記録媒体130に記録される。クリップには、画像ファイル及びクリップ管理ファイルも含まれる。
ファイルシステム115はファイルをブロック単位で管理し、このファイルのブロックの配置情報を有している。例えばFATファイルシステムが好ましい。FATではクラスタと呼ばれるブロック単位でデータを管理する。ファイル及びディレクトリはディレクトリエントリと呼ばれる情報からファイル名・作成日時・ファイル属性・ファイルサイズ・開始クラスタ等が取得される。またFATテーブルと呼ばれるデータの配置を管理するテーブルにはファイルが使用するクラスタの位置・順番等の情報が記録されている。
記録媒体130はFATでフォーマットされており、記録媒体130へのファイルの書き出しは、ファイルシステム115によりFATテーブルの更新と、データの書き出し動作により行われる。
配置チェック処理部112は、コンテンツファイルを格納するコンテンツディレクトリが正しく配置されているかチェックする。正しく配置されていない場合は、再配置処理部113により、コンテンツディレクトリを正しい配置に再配置する。
クリップファイルの記録では、空き領域検出処理部114により、空き領域を検出し、検出した領域にクリップデータを記録する。
(1−2.ディレクトリ構成)
図2は、記録装置100により記録されるコンテンツのディレクトリ構成を示す。
図2は、記録装置100により記録されるコンテンツのディレクトリ構成を示す。
コンテンツディレクトリ200には、ファイル種別毎にわけられたディレクトリ201〜204の4つのディレクトリが配置される。
ディレクトリ201にはクリップ管理ファイルが配置される。ディレクトリ202には音声ファイルが記録される。ディレクトリ203には映像ファイルが記録される。ディレクトリ204には画像ファイルが記録される。
(1−3.記録媒体上のディレクトリ配置)
図3は、図2に示すディレクトリ構成の記録媒体130上での配置を示す。
図3は、図2に示すディレクトリ構成の記録媒体130上での配置を示す。
管理情報300は、パーティション情報を示すPBR(Partition Boot Record)やファイルデータの配置を管理するFATテーブルで構成されている。このうちFATテーブルは小さい単位で頻繁に書換えが行われる。そのため、管理情報300は小さいブロックサイズでの更新が可能である特性を持ったフラッシュメモリを使用するシステム領域に配置される。
一方、ファイルやディレクトリ情報を示すディレクトリエントリやファイルの実データは、大きいブロックサイズでの更新が必要なデータ領域に配置される。以下ではこのブロックをAU(Allocation Unit)と呼ぶ。
また、ファイルやディレクトリが配置される位置は、一般的に先頭から順に使用していないクラスタに配置される。したがって、コンテンツディレクトリのディレクトリデータ301〜306が同じAU内に配置されるとは限らない。
ディレクトリデータ301〜306には、各ディレクトリ内にあるファイル及びディレクトリのディレクトリエントリが記録されており、ファイルの作成や更新を行うたびにAU単位での書換えが必要となる。
(1−4.コンテンツのディレクトリエントリ)
図4は、コンテンツディレクトリデータ構造を示す。図4aにおいて、ROOTのディレクトリデータ400は図3のディレクトリデータ301に対応しており、CONTENTSのディレクトリデータ410のディレクトリエントリ401が記録されている。同様に、図4bにおいて、ディレクトリデータ410は図3のディレクトリデータ302に対応しており、ディレクトリデータ410にはCLIP、AUDIO、VIDEO、ICONのディレクトリデータ420,430,440、450のディレクトリエントリ411、412、413、414がそれぞれ記録されている。図4cにおいて、ディレクトリデータ420、430、440、450は図3のディレクトリデータ303、304、305、306にそれぞれ対応しており、ディレクトリデータ420、430、440、450には、図2に示すCLIP、AUDIO、VIDEO、ICONの各ディレクトリに格納されたそれぞれのファイルのディレクトリエントリが記録されている。
図4は、コンテンツディレクトリデータ構造を示す。図4aにおいて、ROOTのディレクトリデータ400は図3のディレクトリデータ301に対応しており、CONTENTSのディレクトリデータ410のディレクトリエントリ401が記録されている。同様に、図4bにおいて、ディレクトリデータ410は図3のディレクトリデータ302に対応しており、ディレクトリデータ410にはCLIP、AUDIO、VIDEO、ICONのディレクトリデータ420,430,440、450のディレクトリエントリ411、412、413、414がそれぞれ記録されている。図4cにおいて、ディレクトリデータ420、430、440、450は図3のディレクトリデータ303、304、305、306にそれぞれ対応しており、ディレクトリデータ420、430、440、450には、図2に示すCLIP、AUDIO、VIDEO、ICONの各ディレクトリに格納されたそれぞれのファイルのディレクトリエントリが記録されている。
(2.動作)
図5を用いて、実施の形態1におけるコンテンツ記録時のディレクトリエントリ再配置の動作の流れを説明する。
図5を用いて、実施の形態1におけるコンテンツ記録時のディレクトリエントリ再配置の動作の流れを説明する。
ユーザーにより記録媒体130が記録装置100に挿入され、記録媒体制御部120が記録媒体130の挿入を検知すると(S500)、ファイルシステム115は記録媒体130のマウント処理を行う(S501)。マウント処理では管理情報の整合性チェックやクラスタサイズなどのパラメータ取得が行われる。マウント処理が完了すると、記録媒体130内のファイルにアクセスすることが可能となる。マウントが失敗した場合には、図示しないLCDモニターに警告メッセージを表示し処理を終了する。
次に、ファイルシステム115は、コンテンツを構成する全てのディレクトリ及びファイルのディレクトリエントリを読み込み、図示しない主記憶メモリに保持する(S502)。すなわち、図4のディレクトリデータ400、410、420、430、440、450が主記憶メモリに保持される。
次に、空き領域検出処理部114が、空きAUを検出する(S503)。ここで、空きAUの検出はFATテーブルのエントリ値を参照することで行う。すなわち、空き領域検出処理部114は、FATテーブルを先頭から参照し、エントリ値が未使用を示す値(通常は0)がAUサイズ分連続続いている場合に空きAUとしてカウントする。例えば、クラスタサイズが32KB、AUサイズが4MBの場合、AUは4MB/32KB=128クラスタで構成されるため、空き領域検出処理部114は、FATテーブルから128クラスタ分ずつエントリ値を参照し、128クラスタすべてが空きの場合に空きAUとしてカウントする。空き領域検出処理部114は、空きAUがない場合にはLCDモニターに警告メッセージを表示し処理を終了する。
次に、配置チェック処理部112により、コンテンツを構成するディレクトリが同一AU内に配置されているかチェックされる(S504)。すなわち、配置チェック処理部112は、S502で主記憶メモリに保持した各ディレクトリデータ内のディレクトリエントリ401、411、412、413、414から開始クラスタを参照し、同一AU内に配置されているかチェックする。具体的には、配置チェック処理部112は、先頭クラスタ番号は2であるため、各ディレクトリの開始クラスタから2を引き、AUサイズである128クラスタで割った商がすべて等しいときコンテンツを構成するディレクトリが同一AU内に配置されていると判定する。図4a〜図4cでは、ディレクトリエントリ401、411、412、413、414が示すディレクトリはすべて異なるAUに配置されている。
コンテンツを構成するディレクトリが異なるAUに配置されている場合には(S505でNo)、再配置処理部113は、ディレクトリの再配置を行う(S506)。ディレクトリの再配置は、コンテンツディレクトリのディレクトリデータ410、420、430、440、450をS503で検出した図3の空きAU308へ移動させる。具体的には、再配置処理部113は、ディレクトリデータ410、420、430、440、450のディレクトリエントリ401、411、412、413、414の開始クラスタに対し、図6a、図6bのディレクトリエントリ601、611、612、613、614のように、空きAU308の先頭クラスタから順に割り当てる。なお、この段階では、再配置処理部113は、主記憶メモリ上で処理し、記録媒体130へは記録を行わない。
コンテンツを構成するディレクトリが同一AUに配置されている場合には(S505でYes)、ディレクトリの再配置は行われない。
ユーザーにより、入力部160を用いて記録が開始されると(S507)、クリップ記録処理部111により、ファイルシステム115を介してクリップファイルが作成される(S508)。なお、ファイルの作成はディレクトリエントリの追加により行われる。すなわち、図6cのディレクトリデータ620、630、640、650に示すように、主記憶メモリに保持してある各ディレクトリデータに新たに作成するファイルのディレクトリエントリが追加される。
次に、クリップ記録処理部111は、ファイルシステム115を介し、主記憶メモリに保持してあるディレクトリデータ600、610、620、630、640、650を記録媒体130へ記録する(S509)。
記録にあたっては、まずディレクトリデータ610、620、630、640、650がS503で検出した図3の空きAU308へ記録される。なお、同じAUであるため一括で記録が行われる。続いて対応するFATテーブルが記録される。この段階では、ディレクトリデータ301の内容はディレクトリデータ400のままなので、電源が切られたり、記録媒体130が抜かれたりした場合には、コンテンツディレクトリの参照ではディレクトリデータ410、420、430、440、450が使用される。すなわち、記録開始前の状態と同様となる。
次に、ディレクトリデータ600が図3の先頭AU307へ記録される。なお、ルートディレクトリは必ず先頭クラスタに置かれる。この段階で、ディレクトリデータ301の内容はディレクトリデータ600に置き換わり、コンテンツディレクトリの参照ではディレクトリデータ610、620、630、640、650が使用される。続いてディレクトリデータ410、420、430、440、450に対応するFATテーブルのエントリ値が、未使用を示す0に設定される。
このことにより、図7のAU700のように、同一AUにコンテンツディレクトリが配置され、以降のコンテンツファイルのディレクトリエントリ更新は同一AUに配置されているため、一括で行うことが可能となる。
なお、ルートディレクトリは必ず先頭クラスタに記録されるため、本実施の形態では、ルートディレクトリとそれ以外のディレクトリとが異なるAUに配置される形態について説明したが、先頭のAUに、ルートディレクトリのディレクトリデータ以外のデータが存在しない場合に、先頭のAUに全てのディレクトリデータをまとめて配置する形態であってもよい。
クリップ記録処理部111は、エンコーダ140により順次圧縮され記録バッファメモリに蓄積された符号化データを、ファイルシステム115を介し、記録媒体130へ記録する(S510)。
ユーザーにより、入力部160を用いて記録が停止されると(S511)、クリップ記録処理部111により、ファイルシステム115を介してクリップファイルのクローズ処理が行われる。クローズ処理ではファイルシステム115により、ファイルのディレクトリエントリ内のファイルサイズが更新される。なお、ディレクトリエントリの記録媒体130への記録は、すべてのコンテンツファイルがクローズされた時点で、ファイルシステム115により、AU一括で記録される。
(3.まとめ)
記録装置100は、コンテンツファイルのディレクトリ構造に関するディレクトリ管理情報が記録された記録媒体130にアクセスする記録媒体制御部120と、コンテンツデータが入力される映像・音声入力部150と、映像・音声入力部150で入力されたコンテンツデータを記録媒体130へ記録する際に、記録媒体130上に存在する記録済みコンテンツファイルとコンテンツデータを含むファイルとに関するディレクトリ管理情報を、記録媒体制御部120を介して、記録媒体130上の連続する領域にまとめて配置するよう制御するシステム制御部110と、を備えることにより、記録媒体130上に存在する記録済みコンテンツファイルに関するディレクトリ管理情報が、記録媒体130上に分散して配置されている場合でも、ディレクトリ管理情報をまとめて再配置することができ、書き込み性能を向上することができる。
記録装置100は、コンテンツファイルのディレクトリ構造に関するディレクトリ管理情報が記録された記録媒体130にアクセスする記録媒体制御部120と、コンテンツデータが入力される映像・音声入力部150と、映像・音声入力部150で入力されたコンテンツデータを記録媒体130へ記録する際に、記録媒体130上に存在する記録済みコンテンツファイルとコンテンツデータを含むファイルとに関するディレクトリ管理情報を、記録媒体制御部120を介して、記録媒体130上の連続する領域にまとめて配置するよう制御するシステム制御部110と、を備えることにより、記録媒体130上に存在する記録済みコンテンツファイルに関するディレクトリ管理情報が、記録媒体130上に分散して配置されている場合でも、ディレクトリ管理情報をまとめて再配置することができ、書き込み性能を向上することができる。
システム制御部110は、ルートディレクトリを除くディレクトリに関するディレクトリ管理情報を、記録媒体130上の連続する領域にまとめて配置するよう制御することにより、記録媒体130上に存在するルートディレクトリを除くディレクトリのディレクトリ管理情報が、記録媒体130上に分散して配置されている場合でも、ディレクトリ管理情報をまとめて再配置することができ、書き込み性能を向上することができる。
記録媒体130は、小さいブロックサイズ単位で書き込み可能なシステム領域と、大きいブロックサイズ単位で書き込み可能なデータ領域からなり、システム制御部110は、ディレクトリ管理情報を、データ領域上の連続する領域にまとめて配置するよう制御することにより、ディレクトリ管理情報を、システム領域ではなく、データ領域に記録しつつ、書き込み性能を向上できる。
(その他の実施の形態)
実施の形態1では、コンテンツディレクトリがすべて存在するものとして扱ったが、ディレクトリがない場合には、主記憶メモリ上に新たにディレクトリデータサイズ分の領域を確保することで同様に実現可能である。なお、確保する領域は0で初期化することで、ディレクトリ内にファイルやディレクトリが存在しないことを示すことができる。
実施の形態1では、コンテンツディレクトリがすべて存在するものとして扱ったが、ディレクトリがない場合には、主記憶メモリ上に新たにディレクトリデータサイズ分の領域を確保することで同様に実現可能である。なお、確保する領域は0で初期化することで、ディレクトリ内にファイルやディレクトリが存在しないことを示すことができる。
実施の形態1では、既存のコンテンツディレクトリのサイズを変更せずに再配置したが、図8のAU800のようにディレクトリサイズを拡張する方式を用いても構わない。ディレクトリサイズの拡張はFATテーブルのチェーンを拡張することで行う。
これは、ディレクトリデータ内に新たにディレクトリエントリを追加する領域がなくなった場合、空き領域検出処理部114により新たに空きクラスタを検出し、ディレクトリデータ領域を拡張する必要があり、異なるAUに拡張される可能性があるため、これを防ぐことを目的としている。
本実施の形態の記録装置によれば、ディレクトリ管理情報が、記録媒体上に分散して配置されている場合でも、ディレクトリ管理情報をまとめて再配置することができ、書き込み性能を向上することができるため、デジタルビデオカメラ等の記録装置に適用することができ、有用である。
100 記録装置
110 システム制御部
111 クリップ記録処理部
112 配置チェック処理部
113 再配置処理部
114 空き領域検出処理部
115 ファイルシステム
120 記録媒体制御部
130 記録媒体
140 エンコーダ
150 映像・音声入力部
160 入力部
110 システム制御部
111 クリップ記録処理部
112 配置チェック処理部
113 再配置処理部
114 空き領域検出処理部
115 ファイルシステム
120 記録媒体制御部
130 記録媒体
140 エンコーダ
150 映像・音声入力部
160 入力部
Claims (5)
- コンテンツファイルのディレクトリ構造に関するディレクトリ管理情報が記録された記録媒体にアクセスする記録媒体制御部と、
コンテンツデータが入力される入力部と、
前記入力部で入力された前記コンテンツデータを前記記録媒体へ記録する際に、前記記録媒体上に存在する記録済みコンテンツファイルと前記コンテンツデータを含むファイルとに関するディレクトリ管理情報を、前記記録媒体制御部を介して、前記記録媒体上の連続する領域にまとめて配置するよう制御する制御部と、
を備える記録装置。 - 前記制御部は、
最上位のディレクトリを除くディレクトリに関するディレクトリ管理情報を、前記記録媒体上の連続する領域にまとめて配置するよう制御する
請求項1に記載の記録装置。 - 前記記録媒体は、
第1のサイズ単位で書き込み可能な第1の記録領域と、前記第1のサイズより大きい第2のサイズ単位で書き込み可能な第2の記録領域からなり、
前記制御部は、
前記ディレクトリ管理情報を、前記第2の記録領域上の連続する領域にまとめて配置するよう制御する
請求項1又は2に記載の記録装置。 - 前記制御部は、
前記記録媒体上に存在する記録済みコンテンツファイルと前記コンテンツデータを含むファイルとに関するディレクトリ管理情報を、前記記録媒体制御部を介して、前記記録媒体上の連続する領域にまとめて配置する際に、それぞれのディレクトリ管理情報のサイズを拡張して配置する
請求項1から3の何れかに記載の記録装置。 - コンテンツファイルのディレクトリ構造に関するディレクトリ管理情報が記録された記録媒体にアクセスする記録媒体制御工程と、
コンテンツデータが入力される入力工程と、
前記入力工程で入力された前記コンテンツデータを前記記録媒体へ記録する際に、前記記録媒体上に存在する記録済みコンテンツファイルと前記コンテンツデータを含むファイルとに関するディレクトリ管理情報を、前記記録媒体制御工程を用いて、前記記録媒体上の連続する領域にまとめて配置するよう制御する制御工程と、
を含む記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010023879A JP2011164733A (ja) | 2010-02-05 | 2010-02-05 | 記録装置及び記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010023879A JP2011164733A (ja) | 2010-02-05 | 2010-02-05 | 記録装置及び記録方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=44595376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11604593B2 (en) | 2019-08-23 | 2023-03-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Control apparatus that improves recording of data in a recording medium by allocating directory clusters to recording units in a more effective manner, and control method and non-transitory computer readable storage medium storing instructions thereof |
-
2010
- 2010-02-05 JP JP2010023879A patent/JP2011164733A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11604593B2 (en) | 2019-08-23 | 2023-03-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Control apparatus that improves recording of data in a recording medium by allocating directory clusters to recording units in a more effective manner, and control method and non-transitory computer readable storage medium storing instructions thereof |
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