JP2011164357A - 光伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】受光側光伝送路の小径化を可能とする光伝送装置を提供する。
【解決手段】光伝送装置100は、三次元的に配置された発光側光ファイバー112A〜Cと、受光側光ファイバー122と、両者を光結合する光路変換部材130とを有している。光路変換部材130は、発光側光ファイバー112A〜Cとそれぞれ一対一に光結合するとともに光ファイバー122と共通に光結合する光伝送部142A〜Cを有している。光伝送部142A〜Cの入射端部144A〜Cはそれぞれ発光側光ファイバー112A〜Cに整列され、光伝送部142A〜Cの出射端部146A〜Cは全体として受光側光ファイバー122に整列されている。出射端部146A〜Cは入射端部144A〜Cに比べて互いに近接して互いにほぼ平行に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の光伝送路が他の光伝送路と光結合された光伝送装置に関する。
特開2005−283917号公報は光伝送装置の一従来例を開示している。この光伝送装置を図8〜図9を用いて説明する。この光伝送装置では、複数の発光側光伝送路50,51,52の一方の端部にはそれぞれ光源ホルダー55,56,57が設けられている。光源ホルダー55,56,57はそれぞれ光源58,59,60に光結合されている。また、複数の発光側光伝送路50,51,52の他方の端部は共に単体のフェルール53で包囲され、その発光側光伝送路50,51,52の端面がフェルール53の端面の任意の位置に臨むように設けられている。フェルール53の端面の近くには受光側光伝送路54が配置され、受光側光伝送路54の端面は複数の発光側光伝送路50,51,52の端面と対向している。発光側光伝送路50,51,52および受光側光伝送路54はいずれも、いわゆる光ファイバーで構成され、光路となるコアと、それを取り囲むクラッドとを有している。複数の光源58,59,60から発せられた光はそれぞれ発光側光伝送路50,51,52に導入され、発光側光伝送路50,51,52内を伝播し、発光側光伝送路50,51,52の端面から出射し、受光側光伝送路54のコアに入射する。
発光側光伝送路端末部のフェルール53の端面で露出する各発光側光伝送路50,51,52のコアを占有する包囲コア径は受光側伝送路のコア径と同一又はそれ以下になり、且つ、受光側伝送路のコア及びクラッドの屈折率で決定される開口数(NA)が各伝送路50,51,52の最大開口数(NA)と同一又はそれよりも大きくなるように設けられている。
複数の発光側光伝送路50,51,52の端部が単体のフェルール53で包囲されつつ、発光側光伝送路の端面がフェルールの端面の任意の位置に臨むように設けられているために、発光側光伝送路端末部は取り扱いが容易であり、且つ小型に構成することができる点では優れている。
特開2005−283917号公報
しかしながら、複数の発光側光伝送路50,51,52のコアの間隔は、その構造上、クラッド外径の干渉によってある一定間隔以内に接近させることができない。つまり、たとえば図10に示されるように、発光側光伝送路50,51を隣接させた構成においても、発光側光伝送路50,51のコアは、少なくとも発光側光伝送路50,51のクラッドの厚さ分は互いに離れている。このため、使用できる受光側光伝送路54は、それに見合った径のコアを有するものに限られる。これは、受光側光伝送路の小径化を妨げている要因である。
たとえば図11の例では、発光側光伝送路50の周りに複数の発光側光伝送路51が配置されて、それら発光側光伝送路50,51の端部がフェルール40に保持されている。また受光側光伝送路54は、同軸的に配置された二つのコア54a,54bと、それらを取り囲むクラッド54cとから構成され、その端面がフェルール53の端面に対向して配置されている。この例でも、受光側伝送路54のコア径は発光側光伝送路50,51のコアを占有する包囲コア径よりも大きい。
また図12の例では、受光側光伝送路54は、単一のコア54dがクラッド54eで取り囲まれた構成を有しており、またフェルール53の端面の周縁部分が斜めに形成されている。この構成では、外側の発光側光伝送路51からの出射光は内側に向けて斜めに出射するため、図11の例と比較して受光側伝送路54の小径化を望めるが、結合効率等を考慮すると、大幅な小径化は望めない。
本発明は、受光側光伝送路の小径化を可能とする光伝送装置を提供することを目的としている。
本発明による光伝送装置は、三次元的に配置された三つ以上の発光側光ファイバーと、単一の受光側光ファイバーと、前記発光側光ファイバーと前記受光側光ファイバーを光結合する光路変換部材とを備えている。前記光路変換部材は、前記三つ以上の発光側光ファイバーとそれぞれ一対一に光結合するとともに前記単一の受光側光ファイバーと共通に光結合する複数の光伝送部を有している。前記複数の光伝送部の入射端部は、それぞれ、前記三つ以上の発光側光ファイバーの出射端部に整列されている。前記複数の光伝送部の出射端部は、全体として、前記単一の受光側光ファイバーの入射端部に整列されている。前記複数の光伝送部の前記出射端部は、前記複数の光伝送部の前記入射端部に比べて互いに近接して互いにほぼ平行に配置されている。
本発明によれば、受光側光伝送路の小径化を可能とする光伝送装置が提供される。
本発明の第1の実施の形態の光伝送装置の分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態の光伝送装置の組立斜視図である。 本発明の第1の実施の形態の光伝送装置の出射側から視た組立図である。 本発明の第1の実施の形態の光伝送装置のA−A’断面図である。 本発明の第2の実施の形態の光伝送装置の分解斜視図である。 本発明の第2の実施の形態の光伝送装置の出射側から視た組立図である。 本発明の第の実施の形態の光伝送装置のB−B’断面図である。 従来の光伝送装置の一例を示している。 図8のフェルールを示している。 従来の光伝送装置の別の例におけるフェルールの端面を示している。 従来の光伝送装置のさらに別の例における発光側伝送路から受光側伝送路への光の伝播を示している。 従来の光伝送装置のまたさらに別の例における発光側伝送路から受光側伝送路への光の伝播を示している。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
図1〜図4に本発明の第1の実施の形態を示す。図1は、本発明の第1の実施の形態の光伝送装置の分解斜視図を示す。図2は、本発明の第1の実施の形態の光伝送装置の組立斜視図を示す。図3は、本発明の第1の実施の形態の光伝送装置の出射側から視た組立図を示す。図4は、本発明の第1の実施の形態の光伝送装置のA−A’断面図を示す。
(構成)
図1〜図4を参照して、この実施の形態の光伝送装置の構成を説明する。
図1と図2に示すように、光伝送装置100は、発光側光伝送路部110と、受光側光伝送路部120と、発光側光伝送路部110と受光側光伝送路部120を光結合する光路変換部材130とを有している。
発光側光伝送路部110は、たとえば、三つの発光側光伝送路である発光側光ファイバー112A,112B,112Cを有している。三つの発光側光ファイバー112A,112B,112Cは三次元的に配置されている。別の言い方をすれば、三つの発光側光ファイバー112A,112B,112Cは同一平面上に位置していない。ここでは、発光側光伝送路部110が三つの発光側光ファイバー112A,112B,112Cを有している例を示したが、発光側光伝送路部110はそれよりも多くの発光側光ファイバーを有していてもよい。すなわち、発光側光伝送路部110は、三次元的に配置された三つ以上の発光側光ファイバー112A,112B,112Cを有している。発光側光ファイバー112A,112B,112Cは、たとえば、いずれもコア・クラッド型ファイバーである。コア・クラッド型ファイバーは、光路となるコアと、コアを取り囲むクラッドとから構成され、コアはクラッドよりも高い屈折率を有している。コアに適正に入射した光は、コアとクラッドの界面で全反射を繰り返しながらコア内を伝播する。つまり、発光側光ファイバー112A,112B,112Cは、それぞれ、そのようなコア114A,114B,114Cと、クラッド116A,116B,116Cとを有している。
受光側光伝送路部120は、単一の受光側光伝送路部である受光側光ファイバー122を有している。受光側光ファイバー122は、たとえば、単ファイバーである。単ファイバーは、単線状の透明体で構成され、この透明体は大気よりも高い屈折率を有している。単ファイバーに適正に入射した光は、単ファイバーの外周面、すなわち透明体と大気の界面で全反射を繰り返しながら単ファイバー内を伝播する。
光路変換部材130は、二つのリジッド光導波路基板132A,132Bを有している。リジッド光導波路基板132Aは一つの光伝送部142Aを有し、リジッド光導波路基板132Bは二つの光伝送部142B,142Cを有している。別の見方をすれば、光路変換部材130は複数の光伝送部142A,142B,142Cを有しており、これら複数の光伝送部142A,142B,142Cが二つのリジッド光導波路基板132A,132Bに分配されている。
リジッド光導波路基板132A,132Bは、光ファイバーと同様の構造をしており、光路(すなわち光伝送部)となるコアと、コアを取り囲むクラッドとから構成され、コアはクラッドよりも高い屈折率を有している。コアに適正に入射した光は、コアとクラッドの界面で全反射を繰り返しながらコア内を伝播する。
光伝送部142A,142B,142Cは、発光側光ファイバー112A,112B,112Cとそれぞれ一対一に光結合する。すなわち、光伝送部142Aは発光側光ファイバー112Aと光結合し、光伝送部142Bは発光側光ファイバー112Bと、光伝送部142Cは発光側光ファイバー112Cと光結合する。光伝送部142A,142B,142Cは、それぞれ、発光側光ファイバー112A,112B,112Cのコア114A,114B,114Cとほぼ等しい屈折率を有している。また光伝送部142A,142B,142Cは、受光側光ファイバー122と共通に光結合する。光伝送部142A,142B,142Cはいずれも受光側光ファイバー122とほぼ等しい屈折率を有している。
続く説明において、光ファイバーおよび光伝送部に関して、光が入射する側の端部を入射端部と呼び、光が出射する側の端部を出射端部と呼ぶ。
発光側光ファイバー112A,112B,112Cの出射端部はフェルール118により互いに近接して互いにほぼ平行に保持されている。フェルール118は、発光側光ファイバー112A,112B,112Cがそれぞれ挿入される複数の貫通穴を有し、これらの貫通穴に発光側光ファイバー112A,112B,112Cの出射端部が挿入されることにより、発光側光ファイバー112A,112B,112Cの出射端部を一定の位置関係で保持する。光路変換部材130と光結合するフェルール118の端面は研磨されていて、発光側光ファイバー112A,112B,112Cのコア114A,114B,114Cおよびクラッド116A,116B,116Cを露出している。
図2と図3に示されるように、光伝送部142A,142B,142Cの入射端部144A,144B,144Cは、それぞれ、発光側光ファイバー112A,112B,112Cの出射端部のコアに整列されている。すなわち、光伝送部142A,142B,142Cの入射端部144A,144B,144Cの端面がそれぞれ発光側光ファイバー112A,112B,112Cの出射端部のコアの端面に対向している。光伝送部142A,142B,142Cの入射端部144A,144B,144Cの開口幅は、それぞれ、発光側光ファイバー112A,112B,112Cの出射端部のコア径以上である。発光側光ファイバー112A,112B,112Cの出射端部のコアの端面全体が、光伝送部142A,142B,142Cの入射端部144A,144B,144Cの端面にそれぞれ対向している。
また、光伝送部142A,142B,142Cの出射端部146A,146B,146Cは、全体として、単一の受光側光ファイバー122の入射端部に整列されている。すなわち、光伝送部142A,142B,142Cの出射端部146A,146B,146Cの端面がいずれも受光側光ファイバー122の入射端部の端面に対向している。受光側光ファイバー122は、光伝送部142A,142B,142Cの出射端部146A,146B,146Cの外接円の直径以上の外径を有している。受光側光ファイバー122は、たとえば、その外接円と同中心に配置されている。
二つのリジッド光導波路基板132A,132B内に設けられた二つの光伝送部142A,142B,142Cは、その面内で所望の曲率に湾曲して形成されており、二つのリジッド光導波路基板132A,132Bは面接触して互いに隣接して配置されている。光伝送部142Aの出射端部146Aは光伝送部142Aの入射端部144Aに比べて二つのリジッド光導波路基板132A,132Bの接触面に近接して配置されている。また、リジッド光導波路基板132Bに含まれる二つの光伝送部142B,142Cは、それらの出射端部146B,146Cがそれらの入射端部144B,144Cに比べて互いに近接して配置されている。その結果、光伝送部142A,142B,142Cの出射端部146A,146B,146Cは光伝送部142A,142B,142Cの入射端部144A,144B,144Cに比べて互いに近接して配置されている。さらに、光伝送部142A,142B,142Cの出射端部146A,146B,146Cは互いにほぼ平行に配置されている。すなわち、出射端部146A,146B,146Cはそれらの中心軸が互いにほぼ平行になるように配置されている。
図3の例では、光伝送部142A,142B,142Cの入射端部144A,144B,144Cの開口は、それぞれ、光伝送部142A,142B,142Cの出射端部146A,146B,146Cの開口と同じ大きさである。しかし、入射端部144A,144B,144Cと出射端部146A,146B,146Cの開口は同じ大きさである必要はなく、異なる大きさであってもよい。たとえば、別の例では、各光伝送部142A,142B,142Cの出射端部146A,146B,146Cの開口は、その光伝送部142A,142B,142Cの入射端部144A,144B,144Cの開口よりも小さい。
図4に示されるように、二つのリジッド光導波路基板132A,132Bは接着剤162によって互いに固定されている。二つのリジッド光導波路基板132A,132Bはまた、接着剤162によってフェルール118に固定されている。また、二つのリジッド光導波路基板132A,132Bは、接着剤162によって受光側光ファイバー122に固定されている。
発光側光ファイバー112Aのコア114Aと光伝送部142Aの光路間に空気や異なる屈折率の物質が介在しないように、発光側光ファイバー112Aの出射端部のコア114Aと光伝送部142Aの入射端部144Aとの間には屈折率整合部材152が配置されている。屈折率整合部材152は、発光側光ファイバー112Aのコア114Aおよび光伝送部142Aとほぼ同じ屈折率を有している。屈折率整合部材152はたとえばマッチングオイルで構成される。マッチングオイルは、それよりも屈折率が小さい接着剤162によって発光側光ファイバー112Aとリジッド光導波路基板132Aの間に封止されている。屈折率整合部材152はマッチングオイルに限らない。屈折率整合部材152は、発光側光ファイバー112Aのコアおよび光伝送部142Aとほぼ同じ屈折率を有している光学的に透明な物質でありさえすればよく、たとえば接着剤であってもよい。
図4には図示されていないが、発光側光ファイバー112B,112Cの出射端部のコア114B,114Cと光伝送部142B,142Cの入射端部144B,144Cとの間にも同様に屈折率整合部材が配置されている。これらの屈折率整合部材は、それぞれ、発光側光ファイバー112B,112Cのコア114B,114Cおよび光伝送部142B,142Cとほぼ同じ屈折率を有している。そのほか屈折率整合部材の詳細は、上述した屈折率整合部材152と同様である。
また、光伝送部142A,142Bの出射端部146A,146Bと受光側光ファイバー122の入射端部との間には屈折率整合部材154が配置されている。屈折率整合部材154は、受光側光ファイバー122および光伝送部142A,142Bとほぼ同じ屈折率を有している。屈折率整合部材154はたとえばマッチングオイルで構成される。マッチングオイルは、それよりも屈折率が小さい接着剤162によってリジッド光導波路基板132A,132Bと受光側光ファイバー122の間に封止されている。屈折率整合部材154は屈折率整合部材152と同様にマッチングオイルに限らない。屈折率整合部材154は、光伝送部142A,142Bおよび受光側光ファイバー122とほぼ同じ屈折率を有している光学的に透明な物質でありさえすればよく、たとえば接着剤であってもよい。
図4には図示されていないが、光伝送部142Cの出射端部146Cと受光側光ファイバー122の入射端部との間にも屈折率整合部材が配置されている。この屈折率整合部材は、光伝送部142Cの出射端部146Cと受光側光ファイバー122とほぼ同じ屈折率を有している。そのほか屈折率整合部材の詳細は、上述した屈折率整合部材154と同様である。
(作用)
図1〜図4を参照して、この実施の形態の作用を説明する。
たとえば、図2に示されるように、発光側光ファイバー112A,112B,112Cのコア114A,114B,114Cに、それぞれ、レーザー光LA,LB,LCが光結合される。レーザー光LA,LB,LCは、たとえば、それぞれ、図示しない三つの異なるレーザー光源から発せられた互いに異なる波長の可視光である。たとえば、レーザー光LA,LB,LCは、それぞれ、光の三原色であるRGBに対応する波長を有している。
レーザー光LAは、発光側光ファイバー112Aのコア114A内を伝播してフェルール118に保持された出射端部から出射し、屈折率整合部材152を通ってリジッド光導波路基板132Aの光伝送部142Aの入射端部144Aに入射する。その後、レーザー光LAは、光伝送部142A内を伝播して出射端部146Aから出射し、屈折率整合部材154を通って受光側光ファイバー122に入射する。
同様に、レーザー光LBは、発光側光ファイバー112Bのコア114B内を伝播してフェルール118に保持された出射端部から出射し、屈折率整合部材を通ってリジッド光導波路基板132Bの光伝送部142Bの入射端部144Bに入射する。その後、レーザー光LBは、光伝送部142B内を伝播して出射端部146Bから出射し、屈折率整合部材154Bを通って受光側光ファイバー122に入射する。
また、レーザー光LCは、発光側光ファイバー112Cのコア114C内を伝播してフェルール118に保持された出射端部から出射し、屈折率整合部材を通ってリジッド光導波路基板132Bの光伝送部142Cの入射端部144Cに入射する。その後、レーザー光LCは、光伝送部142C内を伝播して出射端部146Cから出射し、屈折率整合部材を通って受光側光ファイバー122に入射する。
光伝送部142A,142B,142Cの出射端部146A,146B,146Cはほぼ平行に配置されているため、レーザー光LA,LB,LCは出射端部146A,146B,146Cから互いにほぼ平行に出射する。また、出射端部146A,146B,146Cが互いに近接して配置されているため、出射端部146A,146B,146Cを出射したレーザー光LA,LB,LCは、受光側光ファイバー122に互いに近い位置で入射する。受光側光ファイバー122に入射したレーザー光LA,LB,LCは、受光側光ファイバー122内で拡散しつつ出射端部へ伝播していく。
(効果)
この実施の形態には、次のような特有の効果がある。
光路変換部材130の光伝送部142A,142B,142Cの出射端部146A,146B,146Cが互いに近接して配置されているので、受光側光ファイバー122に対するレーザー光LA,LB,LCの入射位置が近い。したがって、受光側光伝送路である受光側光ファイバー122の小径化が可能である。また、出射端部146A,146B,146Cがほぼ平行に配置されているので、レーザー光LA,LB,LCは出射端部146A,146B,146Cから互いにほぼ平行に出射する。このため、受光側光ファイバー122に入射したレーザー光LA,LB,LCは早い段階で均一に拡散して混色する。その結果、受光側光ファイバー122の光路長が短くてよい。
<第2の実施形態>
図5〜図7に本発明の第2の実施の形態を示す。図5は、本発明の第2の実施の形態の光伝送装置の分解斜視図を示す。図6は、本発明の第2の実施の形態の光伝送装置の出射側から視た組立図を示す。図7は、本発明の第の実施の形態の光伝送装置のB−B’断面図を示す。図5〜図7において、図1〜図4に示した部材と同一の参照符号を付した部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。
(構成)
図5〜図7を参照して、この実施の形態の光伝送装置の構成を説明する。
図5に示すように、光伝送装置200は、発光側光伝送路部110と、受光側光伝送路部120と、発光側光伝送路部110と受光側光伝送路部120を光結合する光路変換部材230とを有している。発光側光伝送路部110と受光側光伝送路部120は第1の実施の形態で説明した通りである。つまり、第2の実施の形態の光伝送装置200の構成は、光路変換部材230を除いては、第1の実施の形態の光伝送装置100と同じである。
光路変換部材230は、二つのフレキシブル光導波路基板232A,232Bを有している。フレキシブル光導波路基板232Aは一つの光伝送部242Aを有し、フレキシブル光導波路基板232Bは二つの光伝送部242B,242Cを有している。別の見方をすれば、光路変換部材230は複数の光伝送部242A,242B,242Cを有しており、これら複数の光伝送部242A,242B,242Cが二つのフレキシブル光導波路基板232A,232Bに分配されている。
フレキシブル光導波路基板232A,232Bは可撓性を有しており、比較的自由に曲げることができる。フレキシブル光導波路基板232A,232Bは、光ファイバーと同様の構造をしており、光路(すなわち光伝送部)となるコアと、コアを取り囲むクラッドとから構成され、コアはクラッドよりも高い屈折率を有している。コアに適正に入射した光は、コアとクラッドの界面で全反射を繰り返しながらコア内を伝播する。
光伝送部242A,242B,242Cは、発光側光ファイバー112A,112B,112Cとそれぞれ一対一に光結合する。すなわち、光伝送部242Aは発光側光ファイバー112Aと光結合し、光伝送部242Bは発光側光ファイバー112Bと、光伝送部242Cは発光側光ファイバー112Cと光結合する。光伝送部242A,242B,242Cは、それぞれ、発光側光ファイバー112A,112B,112Cのコア114A,114B,114Cとほぼ等しい屈折率を有している。また光伝送部242A,242B,242Cは、受光側光ファイバー122と共通に光結合する。光伝送部242A,242B,242Cはいずれも受光側光ファイバー122とほぼ等しい屈折率を有している。
光路変換部材230はまた、二つのフレキシブル光導波路基板232A,232Bを保持する保持部材270を有している。保持部材270は、一対の保持板272と、この保持板272に固定された複数のピン274とを有している。ピン274は一対の保持板272の間に延びていて、両端が保持板272に固定されている。フレキシブル光導波路基板232A,232Bはピン274の間に挿入されて保持されている。
保持部材270は、光伝送部242A,242B,242Cの入射端部244A,244B,244Cが配置されたフレキシブル光導波路基板232A,232Bの入射側端部234A,234Bに比べて、光伝送部242A,242B,242Cの出射端部246A,246B,246Cが配置されたフレキシブル光導波路基板232A,232Bの出射側端部236A,236Bが互いに近接して配置されるように、フレキシブル光導波路基板232A,232Bを所望の曲率に湾曲させて保持している。また、フレキシブル光導波路基板232Bに含まれる二つの光伝送部242B,242Cはそれらの出射端部246B,246Cがそれらの入射端部244B,244Cに比べて互いに近接して配置されている。その結果、光伝送部242A,242B,242Cの出射端部246A,246B,246Cは光伝送部242A,242B,242Cの入射端部244A,244B,244Cに比べて互いに近接して配置されている。さらに、光伝送部242A,242B,242Cの出射端部246A,246B,246Cは互いにほぼ平行に配置されている。すなわち、出射端部246A,246B,246Cはそれらの中心軸が互いにほぼ平行になるように配置されている。
ここでは、保持部材270が二つのフレキシブル光導波路基板232A,232Bの両方を湾曲させて保持する例を示したが、保持部材270は二つのフレキシブル光導波路基板232A,232Bの一方を湾曲させずに保持してもよい。また、光路変換部材230が二つのフレキシブル光導波路基板232A,232Bを有している例を示したが、光路変換部材230はそれよりも多くのフレキシブル光導波路基板を有していてもよい。すなわち、保持部材270は、フレキシブル光導波路基板の入射側端部に比べてフレキシブル光導波路基板の出射側端部が互いに近接して配置されるように、少なくとも一つのフレキシブル光導波路基板を湾曲させて保持している。
光伝送部242A,242B,242Cの入射端部244A,244B,244Cは、それぞれ、発光側光ファイバー112A,112B,112Cの出射端部のコアに整列されている。すなわち、光伝送部242A,242B,242Cの入射端部244A,244B,244Cの端面がそれぞれ発光側光ファイバー112A,112B,112Cの出射端部のコアの端面に対向している。光伝送部242A,242B,242Cの入射端部244A,244B,244Cの開口幅は、それぞれ、発光側光ファイバー112A,112B,112Cの出射端部のコア径以上である。発光側光ファイバー112A,112B,112Cの出射端部のコアの端面全体が、光伝送部242A,242B,242Cの入射端部244A,244B,244Cの端面にそれぞれ対向している。
また、光伝送部242A,242B,242Cの出射端部246A,246B,246Cは、全体として、単一の受光側光ファイバー122の入射端部に整列されている。すなわち、光伝送部242A,242B,242Cの出射端部246A,246B,246Cの端面がいずれも受光側光ファイバー122の入射端部の端面に対向している。受光側光ファイバー122は、光伝送部242A,242B,242Cの出射端部246A,246B,246Cの外接円の直径以上の外径を有している。受光側光ファイバー122は、たとえば、その外接円と同中心に配置されている。
図6の例では、光伝送部242A,242B,242Cの入射端部244A,244B,244Cの開口は、それぞれ、光伝送部242A,242B,242Cの出射端部246A,246B,246Cの開口と同じ大きさである。しかし、入射端部244A,244B,244Cと出射端部246A,246B,246Cの開口は同じ大きさである必要はなく、異なる大きさであってもよい。たとえば、別の例では、各光伝送部242A,242B,242Cの出射端部246A,246B,246Cの開口は、その光伝送部242A,242B,242Cの入射端部244A,244B,244Cの開口よりも小さい。
図7に示されるように、二つのフレキシブル光導波路基板232A,232Bと保持板272は、接着剤262によってフェルール118に固定されている。また二つのフレキシブル光導波路基板232A,232Bは、接着剤262によって受光側光ファイバー122に固定されている。さらに、図示されていないが、受光側光ファイバー122は接着剤によって保持板272に固定されている。
発光側光ファイバー112Aのコア114Aと光伝送部242Aの光路間に空気や異なる屈折率の物質が介在しないように、発光側光ファイバー112Aの出射端部のコア114Aと光伝送部242Aの入射端部244Aとの間には屈折率整合部材252が配置されている。屈折率整合部材252は、発光側光ファイバー112Aのコア114Aおよび光伝送部242Aとほぼ同じ屈折率を有している。屈折率整合部材252はたとえばマッチングオイルで構成される。マッチングオイルは、それよりも屈折率が小さい接着剤262によって発光側光ファイバー112Aとフレキシブル光導波路基板232Aの間に封止されている。屈折率整合部材252はマッチングオイルに限らない。屈折率整合部材252は、発光側光ファイバー112Aのコア114Aおよび光伝送部242Aとほぼ同じ屈折率を有している光学的に透明な物質でありさえすればよく、たとえば接着剤であってもよい。
図7には図示されていないが、発光側光ファイバー112B,112Cの出射端部のコア114B,114Cと光伝送部242B,242Cの入射端部244A,244Bとの間にも同様に屈折率整合部材が配置されている。これらの屈折率整合部材は、それぞれ、発光側光ファイバー112B,112Cのコア114B,114Cおよび光伝送部242B,242Cとほぼ同じ屈折率を有している。そのほか屈折率整合部材の詳細は、上述した屈折率整合部材252と同様である。
また、光伝送部242A,242Cの出射端部246A,246Cと受光側光ファイバー122の入射端部との間には屈折率整合部材254が配置されている。屈折率整合部材254は、受光側光ファイバー122および光伝送部242A,242Cとほぼ同じ屈折率を有している。屈折率整合部材254はたとえばマッチングオイルで構成される。マッチングオイルは、それよりも屈折率が小さい接着剤262によってフレキシブル光導波路基板232A,232Bと受光側光ファイバー122の間に封止されている。屈折率整合部材254は屈折率整合部材252と同様にマッチングオイルに限らない。屈折率整合部材254は、光伝送部242A,242Cおよび受光側光ファイバー122とほぼ同じ屈折率を有している光学的に透明な物質でありさえすればよく、たとえば接着剤であってもよい。
図7には図示されていないが、光伝送部242Bの出射端部246Bと受光側光ファイバー122の入射端部との間にも屈折率整合部材が配置されている。この屈折率整合部材は、光伝送部242Bの出射端部246Bと受光側光ファイバー122とほぼ同じ屈折率を有している。そのほか屈折率整合部材の詳細は、上述した屈折率整合部材254と同様である。
(作用)
図5〜図7を参照して、この実施の形態の作用を説明する。
図5に示されるように、発光側光ファイバー112A,112B,112Cのコア114A,114B,114Cに、それぞれ、レーザー光LA,LB,LCが光結合される。レーザー光LA,LB,LCは、たとえば、それぞれ、図示しない三つの異なるレーザー光源から発せられた互いに異なる波長の可視光である。
レーザー光LAは、発光側光ファイバー112Aのコア114A内を伝播してフェルール118に保持された出射端部から出射し、屈折率整合部材252を通ってフレキシブル光導波路基板232Aの光伝送部242Aの入射端部244Aに入射する。その後、レーザー光LAは、光伝送部242A内を伝播して出射端部246Aから出射し、屈折率整合部材254を通って受光側光ファイバー122に入射する。
同様に、レーザー光LBは、発光側光ファイバー112Bのコア114B内を伝播してフェルール118に保持された出射端部から出射し、屈折率整合部材を通ってフレキシブル光導波路基板232Bの光伝送部242Bの入射端部244Bに入射する。その後、レーザー光LBは、光伝送部242B内を伝播して出射端部246Bから出射し、屈折率整合部材254Bを通って受光側光ファイバー122に入射する。
また、レーザー光LCは、発光側光ファイバー112Cのコア114C内を伝播してフェルール118に保持された出射端部から出射し、屈折率整合部材を通ってフレキシブル光導波路基板232Bの光伝送部242Cの入射端部244Cに入射する。その後、レーザー光LCは、光伝送部242C内を伝播して出射端部246bから出射し、屈折率整合部材を通って受光側光ファイバー122に入射する。
光伝送部242A,242B,242Cの出射端部246A,246B,246Cはほぼ平行に配置されているため、レーザー光LA,LB,LCは出射端部246A,246B,246Cから互いにほぼ平行に出射する。また、出射端部246A,246B,246Cが互いに近接して配置されているため、出射端部246A,246B,246Cを出射したレーザー光LA,LB,LCは、受光側光ファイバー122に互いに近い位置で入射する。受光側光ファイバー122に入射したレーザー光LA,LB,LCは、受光側光ファイバー122内で拡散しつつ出射端部へ伝播していく。
(効果)
この実施の形態には、次のような特有の効果がある。
光路変換部材230の光伝送部242A,242B,242Cの出射端部246A,246B,246Cが互いに近接して配置されているので、受光側光ファイバー122に対するレーザー光LA,LB,LCの入射位置が近い。したがって、受光側光伝送路である受光側光ファイバー122の小径化が可能である。また、出射端部246A,246B,246Cがほぼ平行に配置されているので、レーザー光LA,LB,LCは出射端部246A,246B,246Cから互いにほぼ平行に出射する。このため、受光側光ファイバー122に入射したレーザー光LA,LB,LCは早い段階で均一に拡散して混色する。その結果、受光側光ファイバー122の光路長が短くてよい。また、フェルール118と受光側光ファイバー122に固定されたフレキシブル光導波路基板232A,232Bは機械的強度が比較的低いが、フェルール118と受光側光ファイバー122は保持板272にも固定されているので、高い機械的強度を有し得る。
これまで、図面を参照しながら本発明の実施形態を述べたが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において様々な変形や変更が施されてもよい。
100…光伝送装置、110…発光側光伝送路部、112A,112B,112C…発光側光ファイバー、114A,114B,114C…コア、116A,116B,116C…クラッド、118…フェルール、120…受光側光伝送路部、122…受光側光ファイバー、130…光路変換部材、132A,132B…リジッド光導波路基板、142A,142B,142C…光伝送部、144A,144B,144C…入射端部、146A,146B,146C…出射端部、152,154…屈折率整合部材、162…接着剤、200…光伝送装置、230…光路変換部材、232A,232B…フレキシブル光導波路基板、234A,234B…入射側端部、236A,236B…出射側端部、242A,242B,242C…光伝送部、244A,244B,244C…入射端部、246A,246B,246C…出射端部、252,254…屈折率整合部材、262…接着剤、270…保持部材、272…保持板、274…ピン、LA,LB,LC…レーザー光。

Claims (9)

  1. 三次元的に配置された三つ以上の発光側光ファイバーと、
    単一の受光側光ファイバーと、
    前記発光側光ファイバーと前記受光側光ファイバーを光結合する光路変換部材とを備え、
    前記光路変換部材は、前記三つ以上の発光側光ファイバーとそれぞれ一対一に光結合するとともに前記単一の受光側光ファイバーと共通に光結合する複数の光伝送部を有し、前記複数の光伝送部の入射端部は、それぞれ、前記三つ以上の発光側光ファイバーの出射端部に整列され、前記複数の光伝送部の出射端部は、全体として、前記単一の受光側光ファイバーの入射端部に整列され、前記複数の光伝送部の前記出射端部は、前記複数の光伝送部の前記入射端部に比べて互いに近接して互いにほぼ平行に配置されている光伝送装置。
  2. 前記光路変換部材は、前記複数の光伝送部が分配された複数のフレキシブル光導波路基板と、前記複数のフレキシブル光導波路基板を保持する保持部材とを有し、
    前記保持部材は、前記複数の光伝送部の入射端部が配置された前記フレキシブル光導波路基板の入射側端部に比べて、前記複数の光伝送部の出射端部が配置された前記フレキシブル光導波路基板の出射側端部が互いに近接して配置されるように、少なくとも一つのフレキシブル光導波路基板を湾曲させて保持する請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 少なくとも一つのフレキシブル光導波路基板は二つ以上の光伝送部を含み、一つのフレキシブル光導波路基板に含まれる二つ以上の光伝送部はそれらの出射端部がそれらの入射端部に比べて互いに近接して配置されている請求項2に記載の光伝送装置。
  4. 前記光路変換部材は、前記複数の光伝送部が分配された複数のリジッド光導波路基板を有し、前記複数のリジッド光導波路基板は面接触して互いに隣接して配置され、前記複数の光伝送部の前記出射端部は前記複数の光伝送部の前記入射端部に比べて前記複数のリジッド光導波路基板の接触面に近接して配置されている請求項1に記載の光伝送装置。
  5. 少なくとも一つのリジッド光導波路基板は二つ以上の光伝送部を含み、一つのリジッド光導波路基板に含まれる二つ以上の光伝送部はそれらの出射端部がそれらの入射端部に比べて互いに近接して配置されている請求項4に記載の光伝送装置。
  6. 前記発光側光ファイバーはいずれもコア・クラッド型ファイバーであり、前記光伝送部の入射端部の開口幅は、それぞれ、対応発光側光ファイバーの出射端部のコア径以上である請求項1〜請求項5のいずれかに記載の光伝送装置。
  7. 各光伝送部の出射端部の開口は、その光伝送部の入射端部の開口よりも小さい請求項6に記載の光伝送装置。
  8. 前記発光側光ファイバーの出射端部と前記複数の光伝送部の複数の入射端部との間に、前記発光側光ファイバーおよび前記光伝送部とほぼ同じ屈折率を有している屈折率整合部材が配置され、前記複数の光伝送部の複数の出射端部と前記受光側光ファイバーの入射端部との間に、前記受光側光ファイバーおよび前記光伝送部とほぼ同じ屈折率を有している屈折率整合部材が配置されている、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の光伝送装置。
  9. 前記保持部材は、保持板と、この保持板に固定された複数のピンとを有し、前記フレキシブル光導波路基板は前記ピンの間に挿入されて保持される請求項2に記載の光伝送装置。
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