JP2011162680A - 発熱発泡型洗浄剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 洗浄剤そのものやその使用時において刺激臭がなく、使い勝手に優れ、なおかつ排水口のような広いところであっても十分な洗浄効果を得ることができる発熱発泡型洗浄剤を提供すること。
【解決手段】 上記課題を解決する発熱発泡型洗浄剤は、(A)発泡成分として過酸化水素を含有する発泡型ヌメリ溶解剤、(B)発泡助剤、(C)亜硫酸アルカリ金属塩、及び(D)泡沫形成剤を含むことを特徴とする。
【選択図】 なし

Description

本発明は、住居における水まわり用の発熱発泡型洗浄剤に関し、詳しくは風呂釜や台所の排水管、排水口等用の発熱発泡型洗浄剤に関する。
住居における風呂釜や排水管、排水口等の水まわりの汚れ、特に台所の排水口や配水管の汚れは、食品屑や油等、及び菌等の微生物に起因する代謝物等によるものが多く、ヌメリを有するとともに悪臭の原因にもなっている。
このような汚れを効果的に除去するための洗浄剤として、使用時に発熱と発泡を同時に伴う洗浄剤が種々検討されている。例えば、下記特許文献1には、過炭酸塩と亜硫酸塩とを配合し、水を加えて使用される排水管用洗浄剤が開示されている。下記特許文献2には、過炭酸アルカリ金属塩などの過酸化水素付加物とカタラーゼよりなる風呂釜用洗浄剤が開示されている。下記特許文献3には、過炭酸ナトリウム、アジピン酸ヒドラジド、界面活性剤及び反応開始剤からなる風呂釜用・配水管用洗浄剤が開示されている。
特開昭56−78695号公報 特開平8−283788号公報 特許第3,370,409号公報
しかしながら、特許文献1に記載の洗浄剤は、亜硫酸塩として用いているピロ亜硫酸ナトリウムそのものが刺激臭のある二酸化硫黄を発生することから使用の際十分な換気に留意しなければならない。そのうえ、例えば台所の排水口を洗浄する場合には、発熱や発泡を同時に伴ってもその効果が排水口全体に行き渡らないため、十分な洗浄効果が得られないという問題がある。
特許文献2に記載の過炭酸ナトリウムとカタラーゼとを配合した洗浄剤は、洗浄剤そのもののにおい或いは使用時に発生するガスには刺激がない。しかし、このような洗浄剤を用いて例えば台所の排水口を洗浄する場合には、以下の理由から洗浄効果と使い勝手とを両立させることが難しい。すなわち、過炭酸ナトリウムとカタラーゼとの反応は主に排水口の底の水溜りの水に溶解してから進行するので溶解性の観点からは、過炭酸ナトリウムを排水口の水溜りの水に対し溶解度以下に相当する量で用いることが望ましい。しかし、この場合、発熱量不足となり十分な洗浄効果を得ることができない。これに対して、過炭酸ナトリウムをその溶解度を超える量で用いて十分な洗浄効果を得ようとすると、過炭酸ナトリウムの溶解を促進させるためにカタラーゼを余分に用いなくてはならない。そうした場合、洗浄剤が重くなることや、発泡量が過剰になることで泡が排水口からシンクの底に大量にあふれ出し、使用後その周辺を多量の水で洗い流さなくてはならないといった作業の煩雑化を招くなど、使い勝手が悪くなってしまうという問題が生じる。
特許文献3に記載の洗浄剤は、例えば台所の排水口を洗浄する場合でも十分な洗浄性能を有するものの、使用時に窒素酸化物などによる刺激臭が発生することがあり、使用の際十分な換気に留意する必要がある。
本発明は、上記従来技術が有する問題に鑑みてなされたものであって、洗浄剤そのものやその使用時において刺激臭がなく、使い勝手に優れ、なおかつ排水口のような広いところであっても十分な洗浄効果を得ることができる発熱発泡型洗浄剤を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定の発泡成分を含む発泡型ヌメリ溶解剤と、発泡助剤と、亜硫酸アルカリ金属塩とを組み合わせることにより、発熱量と発泡量を適度に制御することができ、更にこれに泡沫形成剤を組み合わせることにより、排水口などであっても十分な洗浄効果が得られ、刺激臭がなく使い勝手に優れる洗浄剤が実現できることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、以下の[1]〜[5]に関する。
[1](A)発泡成分として過酸化水素を含有する発泡型ヌメリ溶解剤、(B)発泡助剤、(C)亜硫酸アルカリ金属塩、及び(D)泡沫形成剤を含む発熱発泡型洗浄剤。
[2](A)発泡型ヌメリ溶解剤が過炭酸アルカリ金属塩であり、(D)泡沫形成剤が脂肪酸多価アルコールエステルである、[1]に記載の発泡発熱型洗浄剤。
[3](A)発泡型ヌメリ溶解剤と(C)亜硫酸アルカリ金属塩との質量比が、(A)/(C)=95/5〜55/45である、[1]又は[2]に記載の発熱発泡型洗浄剤。
[4]排水口用である、[1]〜[3]のいずれかに記載の発熱発泡型洗浄剤。
[5](A)発泡型ヌメリ溶解剤と(C)亜硫酸アルカリ金属塩とが互いに隔離されている、[1]〜[4]のいずれかに記載の発熱発泡型洗浄剤。
本発明によれば、洗浄剤そのものやその使用時において刺激臭がなく、使い勝手に優れ、なおかつ排水口のような広いところであっても十分な洗浄効果、特にはヌメリ洗浄効果を得ることができる発熱発泡型洗浄剤を提供することができる。
本発明について、以下具体的に説明する。
本発明の発熱発泡型洗浄剤は、(A)発泡成分として過酸化水素を含有する発泡型ヌメリ溶解剤、(B)発泡助剤、(C)亜硫酸アルカリ金属塩、及び(D)泡沫形成剤を含む。
本明細書において「ヌメリ」とは、住居における風呂釜や排水管、排水口等の水まわりで発生している粘状物質をいう。
ヌメリ発生のメカニズムについては、例えば、排水口等の基材表面に付着したシュードモナス菌などの微生物が蛋白質などを餌としてアルギン酸などの多糖類を細胞外に産出し、これが水道水中に溶解しているカルシウムイオンと反応して、網目状の強い構造を有する水に溶けにくいアルギン酸カルシウムを形成すると捉えられている。
本発明の発熱発泡型洗浄剤に用いられる(A)発泡型ヌメリ溶解剤とは、発泡成分として過酸化水素を含有するとともに、アルギン酸カルシウムを水に可溶な物質に変換できる機能を有する物質をいう。この発泡型ヌメリ溶解剤としては、過硼酸アルカリ金属塩及び過炭酸アルカリ金属塩からなる群より選択される1種以上の化合物が挙げられる。過硼酸アルカリ金属塩としては、過硼酸ナトリウムなどが挙げられる。過炭酸アルカリ金属塩としては、過炭酸ナトリウムなどが挙げられる。本発明においては、溶解性等の点で、(A)発泡型ヌメリ溶解剤が過炭酸アルカリ金属塩であることが好ましく、過炭酸ナトリウムであることがより好ましい。更に、家庭内での安全な取り扱いの観点から、有効酸素濃度が12.5質量%未満の過炭酸ナトリウムを用いることが好ましい。また、物流から住居内等での使用前までの保存性の観点から、主成分の過炭酸ナトリウムを、炭酸アルカリ金属塩や硫酸金属塩などで被覆した混合物が更により好ましい。そのような過炭酸ナトリウムの市販品の具体例としては、株式会社ADEKA製「CPC−B」、日本パーオキサイド株式会社製「PC−NK」などが挙げられる。
(A)発泡型ヌメリ溶解剤として過炭酸アルカリ金属塩を用いた場合、水への溶解によって炭酸アルカリ金属塩と過酸化水素とが分離発生し、炭酸アルカリ金属塩がヌメリ溶解成分として働き、過酸化水素が発泡成分として働く。
本発明の発熱発泡型洗浄剤に用いられる(B)発泡助剤とは、自らは化学変化せずに(A)発泡型ヌメリ溶解剤に含有される過酸化水素の分解発泡を促すものをいう。発泡型ヌメリ溶解剤から生じた過酸化水素に発泡助剤が作用することで、酸素の放出による発泡が促進され、それと同時に発熱が生じる。これにより、ヌメリ溶解剤を排水口等の壁面等へ拡散しやすくし、また、排水口等の雰囲気温度を上昇させることができ、ヌメリの溶解を促進させることができる。更に、発泡による攪拌作用によって液中にある(A)発泡型ヌメリ溶解剤、(B)発泡助剤、(C)亜硫酸アルカリ金属塩、及び(D)泡沫形成剤等の各成分の未溶解物の早期溶解を促進することができる。
(B)発泡助剤としては、例えば、過酸化水素を分解して酸素と水とに分解することが可能な触媒、酵素及び活性炭などが挙げられる。触媒としては、二りん酸鉄(III)、りん酸第二鉄などの第二鉄塩、及び硫酸第二鉄アンモニウム12水和物、硫酸第二鉄アルカリ金属塩12水和物等の鉄ミョウバンなどの第二鉄塩の複合塩が挙げられる。酵素としては、過酸化水素分解酵素であるカタラーゼ等が挙げられる。また、活性炭としては、木材、セルロース、のこくず、木炭、ヤシガラ炭、パーム核炭、素灰などの植物質を原料としたもの、泥炭、亜炭、褐炭、瀝青炭、無煙炭などの石炭系鉱物質を原料としたもの、石油残渣、硫酸スラッジ、オイルカーボンなどの石油系鉱物質を原料としたもの、蛋白質を原料としたもの、蛋白質を含有する汚泥もしくは廃棄物を出発原料としたもの、発酵生産の廃菌体を原料としたもの、ポリアクリロニトリル(PAN)を原料としたもの、などの過酸化水素分解能力を付与したものが好ましいものとして挙げられる。
カタラーゼは、動物の肝臓、腎臓のような臓器及び赤血球等、植物並びに微生物等から抽出、精製されたものであり、食品用及び工業用として幅広く用いられている。カタラーゼの形態としては、カタラーゼの水溶液とした液剤や、カタラーゼを澱粉、蔗糖、トレハロース、デキストリン等の担体に保持させた粉末製剤或いは顆粒製剤がある。本発明においては、発泡助剤としてカタラーゼの粉末製剤或いは顆粒製剤を用いることが、本発明の発熱発泡型洗浄剤に用いられる他の成分と予め混合して使用できる点で好ましい。
(B)発泡助剤の配合割合は、発泡助剤の過酸化水素分解能力に応じて適宜設定することができる。例えば、(B)発泡助剤としてカタラーゼ顆粒製剤を用いた場合、その配合割合は、(A)発泡型ヌメリ溶解剤及び(C)亜硫酸アルカリ金属塩の総量を100質量部としたときに、0.05〜25質量部であることが好ましく、0.1〜20質量部であることがより好ましく、0.2〜15質量部であることが更により好ましい。この配合割合が0.05質量部以上であれば、比較的短時間で発泡させることができるため洗浄時間を短縮することができ、25質量部以下であれば、洗浄剤総量を適度にすることができ、使い勝手が良くなり、また比較的短時間で発泡させて泡沫を形成しても、(A)発泡型ヌメリ溶解剤、(B)発泡助剤、(C)亜硫酸アルカリ金属塩、及び(D)泡沫形成剤等の各成分を十分に水に溶解させることができる。その結果、発熱が十分となり、洗浄性能を向上させることが可能となる。
また、例えば、(B)発泡助剤として二りん酸鉄(III)などの第二鉄塩を用いた場合、その配合割合は、(A)発泡型ヌメリ溶解剤及び(C)亜硫酸アルカリ金属塩の総量を100質量部としたときに、0.05〜30質量部であることが好ましく、0.1〜25質量部であることがより好ましく、0.2〜23質量部であることが更により好ましい。この配合割合が0.05質量部以上であれば、比較的短時間で発泡させることができるため洗浄時間を短縮することができ、30質量部以下であれば、洗浄剤総量を適度にすることができ、使い勝手が良くなり、また比較的短時間で発泡させて泡沫を形成しても、(A)発泡型ヌメリ溶解剤、(B)発泡助剤、(C)亜硫酸アルカリ金属塩、及び(D)泡沫形成剤等の各成分を十分に水に溶解させることができる。その結果、発熱が十分となり、洗浄性能を向上させることが可能となる。
更に、例えば、(B)発泡助剤として活性炭を用いた場合、その配合割合は、(A)発泡型ヌメリ溶解剤及び(C)亜硫酸アルカリ金属塩の総量を100質量部としたときに、0.1〜35質量部であることが好ましく、0.15〜30質量部であることがより好ましく、0.2〜25質量部であることが更により好ましい。この配合割合が0.1質量部以上であれば、比較的短時間で発泡させることができるため洗浄時間を短縮することができ、35質量部以下であれば、洗浄剤総量を適度にすることができ、使い勝手が良くなり、また比較的短時間で発泡させて泡沫を形成しても、(A)発泡型ヌメリ溶解剤、(B)発泡助剤、(C)亜硫酸アルカリ金属塩、及び(D)泡沫形成剤等の各成分を十分に水に溶解させることができる。その結果、発熱が十分となり、洗浄性能を向上させることが可能となる。
本発明の発熱発泡型洗浄剤に用いられる(C)亜硫酸アルカリ金属塩としては、化学式MSO(M:アルカリ金属塩)で表される化合物の水和物や無水物が挙げられる。より具体的には、例えば亜硫酸カリウムや亜硫酸ナトリウムなどの水和物や無水物を用いることができる。本発明においては、洗浄性能向上の点で、亜硫酸アルカリ金属塩の無水物が好ましく、亜硫酸ナトリウムの無水物がより好ましい。
(C)亜硫酸アルカリ金属塩は、水に対する溶解しやすさの観点から、目開き150μm篩を通過できる粒子の含有割合が10質量%以上のものが好ましく、70質量%以上のものがより好ましく、80質量%以上のものが更により好ましい。
本発明の発熱発泡型洗浄剤において、(C)亜硫酸アルカリ金属塩は、以下の作用効果を奏することができる。例えば、(A)発泡型ヌメリ溶解剤として過炭酸アルカリ金属塩を用いた場合、水への溶解によって過炭酸アルカリ金属塩が炭酸アルカリ金属塩と過酸化水素とに分離され、発生した過酸化水素の分解反応(H→HO+O)により発熱と発泡が生じるが、(B)発泡助剤によって上記の発熱及び発泡が更に促進される。この反応とともに、過酸化水素と(C)亜硫酸アルカリ金属塩との酸化還元反応(例えば、NaSO+H→NaSO+HO)が進行し、発熱が生じる。過酸化水素と(C)亜硫酸アルカリ金属塩との反応における発熱量は、(B)発泡助剤存在下における過酸化水素の分解反応の発熱量よりも大きいことから、(C)亜硫酸アルカリ金属塩と(B)発泡助剤とを併用することにより、排水口等の雰囲気温度を効率よく上昇させてヌメリの溶解を促進させることができる。これにより、洗浄剤の使用量を低減することも可能となる。さらには、(B)発泡助剤及び(C)亜硫酸アルカリ金属塩の併用によって、過酸化水素の分解反応による発泡量を適度に抑制することができ、洗浄力を損なうことなく使い勝手を向上させることが可能となる。
(C)亜硫酸アルカリ金属塩の配合割合は、洗浄剤の適用場所や(A)発泡型ヌメリ溶解剤の使用量に応じて適宜設定することができる。例えば、洗浄剤を台所等の排水口に用いる場合、発熱量と発泡量とを適度にバランスさせる観点から(A)発泡型ヌメリ溶解剤と(C)亜硫酸アルカリ金属塩との質量比が、(A)/(C)=95/5〜55/45であることが好ましく、90/10〜60/40であることがより好ましい。(C)亜硫酸アルカリ金属塩に対する(A)発泡型ヌメリ溶解剤の質量比(A)/(C)が95/5以下であると、所定洗浄時間経過後に泡沫を洗い流すための水量が少なくてすむため、使い勝手性が良好となり、(A)/(C)が55/45以上であると、泡沫が排水口を十分に覆うことができ、或いは発熱量が適度になり、洗浄性能が向上する。
本発明の発熱発泡型洗浄剤に用いられる(D)泡沫形成剤とは、発泡等により液体中にできた気泡間に泡膜を形成させた状態、いわゆる泡沫を形成させるものをいう。泡沫形成剤としては、例えば、両イオン性界面活性剤、オレイン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩などの陰イオン系界面活性剤、脂肪酸多価アルコールエステルなどの非イオン系界面活性剤等が挙げられる。これらのうち、安全性の点で、非イオン系界面活性剤が好ましく、ポリグリセリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステルなどの脂肪酸多価アルコールエステルがより好ましく、蔗糖脂肪酸エステルが更により好ましい。
(D)泡沫形成剤は、(A)発泡型ヌメリ溶解剤、(B)発泡助剤、及び(C)亜硫酸アルカリ金属塩により発生した熱とヌメリ溶解剤を伴った泡沫が一定時間排水口等全体を覆うこと、すなわち、一定時間排水口等全体を保温しながら発泡型ヌメリ溶解剤のヌメリ溶解成分(例えば、炭酸アルカリ金属塩など)がヌメリに接触することによりヌメリの溶解を促進させる効果を奏する。
(D)泡沫形成剤の配合割合は、(A)発泡型ヌメリ溶解剤及び(C)亜硫酸アルカリ金属塩の総量を100質量部としたときに、0.02〜5質量部であることが好ましく、0.05〜3質量部であることがより好ましく、0.05〜2.5質量部であることが更により好ましい。この配合割合が、0.02質量部以上であると消泡しにくく、5質量部以下であると、(A)発泡型ヌメリ溶解剤、(B)発泡助剤及び(C)亜硫酸アルカリ金属塩が十分に水に溶けることができ、泡沫が排水口を十分覆うとともに排水口等の雰囲気温度が適度に上がり、洗浄性能の向上効果がより確実に得られる。
本発明の発熱発泡型洗浄剤には、本発明の効果を損なわない範囲で、公知の、無機硫酸アルカリ金属塩等の無機硫酸金属塩等、プロテアーゼなどの他の酵素、ビルダー、キレート剤、増粘剤、アルコール類、香料、色素、消臭剤、脱臭剤、吸湿剤、除菌剤などを含有させることができる。
本発明の発熱発泡型洗浄剤の形態は、(A)発泡型ヌメリ溶解剤、(B)発泡助剤、(C)亜硫酸アルカリ金属塩、及び(D)泡沫形成剤の各成分が分けられている4剤型、3剤型或いは2剤型や、各成分をすべて含む1剤型とすることができる。
本発明の発熱発泡型洗浄剤においては、保存安定性及び使い勝手性の観点から、(A)発泡型ヌメリ溶解剤と(C)亜硫酸アルカリ金属塩とが互いに隔離されていることが好ましい。具体的には、(A)成分と(C)成分とが異なる包装物(例えば、容器や袋等)に収容された2剤以上からなる洗浄剤や、(A)成分或いは(C)成分がマイクロカプセル化された形態で含まれる洗浄剤などが挙げられる。
2剤型洗浄剤の具体例としては、(A)発泡型ヌメリ溶解剤を含むa剤と、(B)発泡助剤、(C)亜硫酸アルカリ金属塩及び(D)泡沫形成剤を含むb剤とからなる2剤型の発熱発泡型洗浄剤;(A)発泡型ヌメリ溶解剤及び(D)泡沫形成剤を含むa剤と、(B)発泡助剤及び(C)亜硫酸アルカリ金属塩を含むb剤とからなる2剤型の発熱発泡型洗浄剤;(A)発泡型ヌメリ溶解剤及び(B)発泡助剤を含むa剤と、(C)亜硫酸アルカリ金属塩及び(D)泡沫形成剤を含むb剤とからなる2剤型の発熱発泡型洗浄剤;(A)発泡型ヌメリ溶解剤、(B)発泡助剤及び(D)泡沫形成剤を含むa剤と、(C)亜硫酸アルカリ金属塩を含むb剤とからなる2剤型の発熱発泡型洗浄剤などが挙げられる。
3剤型洗浄剤の具体例としては、(A)発泡型ヌメリ溶解剤を含むa剤と、(B)発泡助剤及び(C)亜硫酸アルカリ金属塩を含むb剤と、(D)泡沫形成剤を含むc剤とからなる3剤型の発熱発泡型洗浄剤;(A)発泡型ヌメリ溶解剤及び(D)泡沫形成剤を含むa剤と、(B)発泡助剤を含むb剤と、(C)亜硫酸アルカリ金属塩を含むc剤とからなる3剤型の発熱発泡型洗浄剤;(A)発泡型ヌメリ溶解剤を含むa剤と、(B)発泡助剤を含むb剤と、(C)亜硫酸アルカリ金属塩及び(D)泡沫形成剤を含むc剤とからなる3剤型の発熱発泡型洗浄剤などが挙げられる。
更に、4剤型洗浄剤の具体例としては、上記(A)〜(D)の各成分を別々に含むa剤、b剤、c剤及びd剤からなる4剤型の発熱発泡型洗浄剤が挙げられる。また、1剤型洗浄剤の具体例としては、(A)発泡型ヌメリ溶解剤をマイクロカプセルに内包したものと、(B)発泡助剤と、(C)亜硫酸アルカリ金属塩をマイクロカプセルに内包したものと、(D)泡沫形成剤とを含む1剤のみからなる発熱発泡型洗浄剤が挙げられる。
2剤型、3剤型及び4剤型の洗浄剤は、例えば排水口等を洗浄する場合、洗浄に際し各剤を適宜混合してから用いる、或いは所定量に秤量された各剤を順に排水口等に投入するなどして用いることができる。また、各剤の形状は、粉末、或いは顆粒状でもよいし、錠剤型に成型されたものでもよい。
本発明の発熱発泡型洗浄剤は、適度な発泡力と発熱力を併せ持ち、ヌメリ溶解成分を所望の範囲で効果的に働かせることができるので、排水口のように広い箇所のヌメリを取るのに特に好適である。
本発明を実施例に基づいて更に説明する。
実施例及び比較例で用いた成分並びに表1〜3に示される成分は下記のとおりである。
イ:株式会社ADEKA製「CPC−B」(過炭酸ナトリウム含有量90質量%・無機硫酸塩含有量10質量%の混合物、有効酸素濃度12.1質量%)
ロ:主成分カタラーゼの顆粒製剤1(カタラーゼ含有量2質量%、他成分はトレハロース)
ハ:関東化学株式会社製試薬「亜硫酸ナトリウム(無水物) 特級」をボールミルで粉砕し、目開き150μmの篩を通過する粒子の含有割合を84質量%としたもの
ニ:関東化学株式会社製試薬「炭酸ナトリウム(無水物) 鹿1級」
ホ:蔗糖ステアリン酸エステル(HLB15)
ヘ:日本パーオキサイド株式会社製「PC−NK」(過炭酸ナトリウム含有量75質量%・炭酸アルカリ金属塩含有量25質量%の混合物、有効酸素濃度11.7質量%)
ト:主成分カタラーゼの顆粒製剤2(カタラーゼ含有量2質量%、他成分はデキストリン)
チ:関東化学株式会社製試薬「亜硫酸ナトリウム(無水物) 特級」をボールミルで粉砕し、目開き150μmの篩を通過する粒子の含有割合を15質量%としたもの
リ:蔗糖ステアリン酸エステル(HLB5)
ヌ:ポリグリセリンラウリン酸エステル(HLB14.5)
ル:和光純薬株式会社製試薬「二りん酸鉄(III)、溶性」
ヲ:三菱カルゴン株式会社 活性炭「ダイアホープP」
<洗浄剤の調製>
(実施例1)
(A)発泡型ヌメリ溶解剤として「イ」18.0gを用意し、これをa剤とした。一方で、(B)発泡助剤として「ロ」2.0g、(C)亜硫酸アルカリ金属塩として「ハ」8.7g、及び(D)泡沫形成剤として「ホ」0.1gを混合し、これをb剤とした。こうして、a剤及びb剤からなる実施例1の洗浄剤を得た。
(実施例2)
(A)発泡型ヌメリ溶解剤として「イ」に代えて「ヘ」を用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例2の洗浄剤を得た。
(実施例3)
(B)発泡助剤として「ロ」に代えて「ホ」を用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例3の洗浄剤を得た。
(実施例4)
(C)亜硫酸アルカリ金属塩として「ハ」に代えて「チ」を用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例4の洗浄剤を得た。
(実施例5)
(D)泡沫形成剤として「ホ」0.1gに代えて「リ」を0.6g用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例5の洗浄剤を得た。
(実施例6)
(D)泡沫形成剤として「ホ」0.1gに代えて「ヌ」を0.6g用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例6の洗浄剤を得た。
(実施例7)
(B)発泡助剤として「ロ」2.0gに代えて「ル」を4.0g用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例7の洗浄剤を得た。
(実施例8)
(B)発泡助剤として「ロ」2.0gに代えて「ヲ」を4.0g用いたこと以外は実施例1と同様にして、実施例8の洗浄剤を得た。
(実施例9)
(A)発泡型ヌメリ溶解剤としての「イ」の配合量を25.4gに変更したこと、及び(C)亜硫酸アルカリ金属塩としての「ハ」の配合量を1.3gに変更したこと以外は実施例1と同様にして、実施例9の洗浄剤を得た。
(実施例10)
(A)発泡型ヌメリ溶解剤としての「イ」の配合量を24.0gに変更したこと、及び(C)亜硫酸アルカリ金属塩としての「ハ」の配合量を2.7gに変更したこと以外は実施例1と同様にして、実施例10の洗浄剤を得た。
(実施例11)
(A)発泡型ヌメリ溶解剤としての「イ」の配合量を20.0gに変更したこと、及び(C)亜硫酸アルカリ金属塩としての「ハ」の配合量を6.7gに変更したこと以外は実施例1と同様にして、実施例11の洗浄剤を得た。
(実施例12)
(A)発泡型ヌメリ溶解剤としての「イ」の配合量を16.0gに変更したこと、及び(C)亜硫酸アルカリ金属塩としての「ハ」の配合量を10.7gに変更したこと以外は実施例1と同様にして、実施例12の洗浄剤を得た。
(実施例13)
(A)発泡型ヌメリ溶解剤としての「イ」の配合量を14.7gに変更したこと、及び(C)亜硫酸アルカリ金属塩としての「ハ」の配合量を12.0gに変更したこと以外は実施例1と同様にして、実施例13の洗浄剤を得た。
(比較例1)
(C)亜硫酸アルカリ金属塩である「ハ」を用いなかったこと、及び(A)発泡型ヌメリ溶解剤としての「イ」の配合量を26.7gに変更したこと以外は実施例1と同様にして、比較例1の洗浄剤を得た。
なお、比較例1の洗浄剤における(A)発泡型ヌメリ溶解剤の配合量は、実施例1における(A)発泡型ヌメリ溶解剤と(C)亜硫酸アルカリ金属塩との合計量と同じ量である。これは、発泡型ヌメリ溶解剤の量が、<洗浄性能>評価を行う際に使用した排水口の底面の水溜りの量に対して、溶解度以下になるように配慮した組成である。
(比較例2)
(C)亜硫酸アルカリ金属塩である「ハ」を用いなかったこと、及び(A)発泡型ヌメリ溶解剤としての「イ」の配合量を42.0gに変更したこと以外は、実施例1と同様にして、比較例2の洗浄剤を得た。
なお、比較例2の洗浄剤は、(A)発泡型ヌメリ溶解剤の配合量が、<洗浄性能>評価を行う際に使用した排水口の底面の水溜りの量に対して、溶解度を超えるように配慮した組成である。
(比較例3)
(A)発泡型ヌメリ溶解剤である「イ」を用いなかったこと、及び、(C)亜硫酸アルカリ金属塩としての「ハ」の配合量を26.7gに変更したこと以外は実施例1と同様にして、b剤のみからなる比較例3の洗浄剤を得た。
なお、比較例1の洗浄剤における(C)亜硫酸アルカリ金属塩の配合量は、実施例1における(A)発泡型ヌメリ溶解剤と(C)亜硫酸アルカリ金属塩との合計量と同じ量である。
(比較例4)
(B)発泡助剤である「ロ」を用いなかったこと以外は実施例1と同様にして、比較例4の洗浄剤を得た。
(比較例5)
(D)泡沫形成剤である「ホ」を用いなかったこと以外は実施例1と同様にして、比較例5の洗浄剤を得た。
(比較例6)
(B)亜硫酸アルカリ金属塩である「ハ」に代えて「ニ」を用いたこと以外は実施例1と同様にして、比較例6の洗浄剤を得た。
上記で得られた実施例1〜13及び比較例1〜6の洗浄剤について、下記の<液温>、<発泡量>、<洗浄性能>、<洗浄剤のにおい>、<洗浄中のにおい>、及び<使い勝手性>の評価方法に従って評価を行った。結果を表1〜3に示した。
[評価方法]
<液温>
20℃の室内において、a剤及びb剤(比較例3はb剤のみ)を、20℃の水200mを入れた株式会社サンプラテック製300mlメチルペンテン樹脂ビーカーに順に投入し、その後の水温を株式会社カスタム製デジタル温度計「CT−280R」で40分間測定した。このときに測定された最高温度(℃)を液温とした。
<発泡量>
20℃の室内において、半分の量のa剤と半分の量のb剤と(但し、比較例1及び比較例2については1/4の量のa剤及びb剤、比較例3については半分の量のb剤のみ)を、20℃の水100mlを入れた株式会社サンプラテック製1000mlメチルペンテン樹脂メスシリンダーに順に投入し、そのときの発泡量を目測した。測定時間は40分間とした。
このときの泡の高さの最高目盛り(ml)を記録し、この最高目盛り(ml)から下記式(1)(比較例1及び比較例2以外の場合)又は式(2)(比較例1及び比較例2の場合)を用いて発泡量を求めた。
式(1):発泡量(ml)={(泡の高さ最高目盛り、ml)−100}×2
式(2):発泡量(ml)={(泡の高さ最高目盛り、ml)−100}×4
<洗浄性能>
ヌメリモデルとして、ベニコウジ色素で着色した厚み12μmのアルギン酸カルシウム乾燥フィルムを作り、これをポリエチレン基材の両面テープの片面に皺無く貼り付け、縦60mm×横10mmにカットして短冊状のテストピースを作成した。
他方で、口径80mmφ、底面に容量200mlの水溜り部を有し、水溜りの水面から排水口最上面までの高さが60mmである排水口を備えるシンクを用意した。そして、上記で作成したテストピースの両面テープのもう片面を剥がしたものを、排水口の側壁面に、テストピースの縦方向(長手方向)が排水口の最上面側から底面側に向かう方向となるように、まっすぐ縦長に貼り付けた。更に、この貼り付けたテストピースと向かい合う位置の排水口の側壁面に、テストピースをもう一つ同様にして貼り付けた。次に、20℃の室内において、排水口に20℃の水300mlを注ぎ入れて排水口底面の水溜りに水を充填した後、20℃の水を充填したスプレーを用いて排水口の壁面を軽く湿らせてから3分間置いた。
そして、上記の排水口の底面の水溜りに、a剤とb剤とをこの順に投入し、1.5時間放置した。なお、比較例3については、b剤のみを投入して、1.5時間放置した。
1.5時間放置後、排水口のまわりに水500mlを流し、ヌメリモデルのフィルムに触れないように注意しながら各テストピースを排水口側壁面から剥がし、これを乾燥させた。乾燥後のテストピースについて、両面テープの粘着面がむき出しになっている部分(ヌメリモデルが除去された部分)を触手で確認し、該当するエリアをマークすることにより、ヌメリ除去面積(mm)を測定した。次いで、この操作をもう一方のテストピースにおいても同様に行い、ヌメリ除去面積(mm)を測定した。そして、これらの平均値(mm)とテストピースの面積(600mm)とから下記式を用いてヌメリ除去率(%)を算出した。
ヌメリ除去率(%)={(ヌメリ除去面積の平均値、mm)/600}×100
<洗浄剤のにおい>
男女5人ずつの計10人に、<洗浄性能>試験前の各洗浄剤に鼻を近づけたときの臭気を嗅いでもらい、下記3段階の評価基準に従って点数をつけてもらった。
3点:刺激臭を全く感じない。
2点:刺激臭を僅かに感じるが、耐えられる程度。
1点:刺激臭を感じ、耐えられない。
集計した点数の平均値を求め、洗浄剤の刺激臭について判定した。
<洗浄中のにおい>
男女5人ずつの計10人に、<洗浄性能>試験開始から3分後〜5分後の間で排水口から10cmの高さに鼻を近づけたときの臭気を嗅いでもらい、下記3段階の評価基準に従って点数をつけてもらった。
3点:刺激臭を全く感じない。
2点:刺激臭を僅かに感じるが、耐えられる程度。
1点:刺激臭を感じ、耐えられない。
集計した点数の平均値を求め、洗浄剤の刺激臭について判定した。
<使い勝手性>
<洗浄性能>試験において、洗浄開始から1.5時間後に排水口まわりに500mlの水を流し入れた。このときの排水口まわりと排水口内の泡残りについて、男女5人ずつの計10人に観察してもらい、再度水を流し入れなければならないほど気になるか否かを下記3段階の評価基準に従って点数をつけてもらった。
3点:排水口まわりや排水口内に泡が殆ど残っていないように感じ、全く気にならない。
2点:排水口まわり、或いは排水口内に泡が少し残っているように感じるが、あまり気にならない。
1点:排水口まわり、或いは排水口内に泡が残っているのが気になる。
集計した点数の平均値を求め、使い勝手性について判定した。
Figure 2011162680

Figure 2011162680

Figure 2011162680

表1〜3に示されるように、(A)発泡成分として過酸化水素を含有する発泡型ヌメリ溶解剤、(B)発泡助剤、(C)亜硫酸アルカリ金属塩、及び(D)泡沫形成剤を含む実施例1〜13の洗浄剤は、洗浄剤そのものや洗浄中の刺激臭がなく、排水口のヌメリに対する洗浄性能や使い勝手性に優れていることが分かった。また、実施例1、9〜13の結果から、洗浄性能と使い勝手性を更に高めるためには、(A)/(C)を90/10〜60/40の範囲とすること(実施例10〜12)が好ましく、75/25〜65/35の範囲とすること(実施例1及び11)がより好ましいことが分かった。
本発明の発熱発泡型洗浄剤は、洗浄剤そのものやその使用時において刺激臭がなく、使い勝手に優れ、なおかつ排水口のような広いところであっても十分な洗浄効果を得ることができる。本発明の発熱発泡型洗浄剤は、住居における風呂釜、台所等の排水管や排水口などの水まわり用の洗浄剤として好適に利用できる。

Claims (5)

  1. (A)発泡成分として過酸化水素を含有する発泡型ヌメリ溶解剤、(B)発泡助剤、(C)亜硫酸アルカリ金属塩、及び(D)泡沫形成剤、を含む、発熱発泡型洗浄剤。
  2. 前記(A)発泡型ヌメリ溶解剤が過炭酸アルカリ金属塩であり、前記(D)泡沫形成剤が脂肪族多価アルコールエステルである、請求項1に記載の発泡発熱型洗浄剤。
  3. 前記(A)発泡型ヌメリ溶解剤と前記(C)亜硫酸アルカリ金属塩との質量比が、(A)/(C)=95/5〜55/45である、請求項1又は2に記載の発熱発泡型洗浄剤。
  4. 排水口用である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発熱発泡型洗浄剤。
  5. 前記(A)発泡型ヌメリ溶解剤と前記(C)亜硫酸アルカリ金属塩とが互いに隔離されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発熱発泡型洗浄剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018012753A (ja) * 2016-07-19 2018-01-25 株式会社宮崎化学 洗浄組成物、および、洗濯槽の洗浄方法
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