JP2011161985A - 車両用操舵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラック軸のねじれを確実に抑制することができ、かつ構造の簡易な車両用操舵装置を提供する。
【解決手段】車両用操舵装置1のラック軸9のラック歯91の背面92には、軸方向S1に沿って延びる平坦部93が形成されている。ラック軸支持装置22の複数のころ23は、平坦部93とはラック軸9の幅方向に所定の接触長さで転がり接触しており、且つ、保持ユニット24に保持されている。保持ユニット24に隣接する板状の付勢部材25は、略矩形の板状に形成されており、軸方向S1に関して複数のころ23の両端のころ23間の間隔L3以上の長さに、且つラック軸9の幅方向に関して平坦部93以上の長さに形成されており、保持ユニット24を介して各ころ23を平坦部93側に弾性的に付勢する。ラックハウジング16に固定された蓋部材26は、付勢部材25を挟んで保持ユニット24と対向し、付勢部材25を支持する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用操舵装置に関する。
ラックアンドピニオン式の車両用操舵装置には、通常、ピニオンとラックとの噛み合い状態を維持するためのラック軸支持装置が備えられている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1のラック軸支持装置は、ラック軸の背面を受けるラックガイドと、ラックガイドをラック軸側に付勢するコイルばねとを含んでいる。また、ラックガイドのうちラック軸の背面に対向する対向面には、ラック軸の軸方向に延びる凹部が形成されている。この凹部には、直動転がり軸受が配置されている。直動転がり軸受は、ラック軸の軸方向に関してラックガイドよりも数倍長く形成された板状の保持器と、保持器に保持された複数のころとを含んでいる。ラック軸が軸方向に移動すると、ころがラック軸の背面および凹部に対して転がるようになっている。
特許文献2のラック軸支持装置は、ラックの側方に一体成形されたリブと、このリブが嵌る溝状に形成されステアリングボディに固定されたすべり軸受とを含んでいる。
特許文献3のラック軸支持装置は、ラックの軸方向に並び、ラックの背面に接触する3つのローラを含んでいる。各ローラは、それぞれ、第1ハウジングによって回転自在に支持されている。各第1ハウジングは、それぞれ、コイルばねを介して第2ハウジングに支持されている。各コイルばねは、対応する第1ハウジングを介して対応するローラをラック軸側に付勢している。
実開昭58−168965号公報 実開平2−33171号公報 特開2004−331000号公報
ところで、ラック軸は、ラックとピニオンの噛み合い等に起因して、ラック軸の軸線回りにねじれる力を受ける。ラック軸がねじれると、ラック歯とピニオンの互いの噛み合い(歯当たり)の精度が悪くなり、その結果、ラック歯やピニオンの歯面の一部に大きな負荷が作用してしまう。したがって、ラック軸のねじれを抑制する必要がある。
しかしながら、特許文献1記載の構成では、ラック軸の軸方向に関して、ラックガイドがころを介してラック軸を支持できる長さが短く、しかも、ラック軸のねじれに伴うラックガイドのねじれ運動をコイルばねで抑制することができないので、ラック軸のねじれを抑制する効果が十分ではない。
また、特許文献2記載の構成では、ラック軸のリブと、ラックボディ側のすべり軸受との間に遊び(隙間)が必要であるので、リブがすべり軸受に接触するまでの間、ラック軸のねじれを抑制することができない。
また、特許文献3記載の構成では、各ローラごとにコイルばね、第1のハウジングおよび第2のハウジングを設ける必要があり、構造が複雑になってしまう。
本発明は、かかる背景のもとでなされたもので、ラック軸のねじれを確実に抑制することができ、かつ構造の簡易な車両用操舵装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、ピニオン(8)に噛み合うラック歯(91)、および前記ラック歯の背面(92;92B)に形成され前記ラック歯の移動方向(S1)に沿って延びる平坦部(93;93B)を含むラック軸(9;9B)と、前記平坦部とは前記ラック軸の幅方向(W1)に所定の接触長さ(L2;L2B)で転がり接触し、前記ラック軸の前記移動方向への移動を案内する複数の転動体(23)と、前記移動方向に所定の間隔を隔てて前記複数の転動体を保持する保持ユニット(24;24A;24B;24C)と、前記移動方向に関して前記複数の転動体の両端の転動体間の間隔(L3)以上の長さに、且つ前記幅方向に関して前記平坦部以上の長さに形成され、前記保持ユニットを介して前記複数の転動体を前記平坦部側に弾性的に付勢する略板状の付勢部材(25)と、前記付勢部材を挟んで前記保持ユニットと対向し前記付勢部材を支持する支持部材(26)と、を備えることを特徴とする車両用操舵装置(1)を提供する(請求項1)。
本発明によれば、所定間隔で並ぶ複数の転動体が、ラック軸の平坦部と幅方向に所定長さで接触している。これにより、ラック軸にねじり力が作用したときに、このねじり力を各転動体で堅固に受けることができるので、ラック軸のねじれを抑制することができる。したがって、ラック歯とピニオンとの噛み合いの精度が高い状態を維持することができる。その結果、ラックとピニオンの歯面の強度を高くすることができ、且つ操舵フィーリングを向上することができる。さらに、付勢部材は、保持ユニットと支持部材との間において、移動方向に長く、且つ幅方向に広い略板状に形成されている。これにより、ラック軸のねじれが転動体および保持ユニットを介して付勢部材に作用したときに、付勢部材は、このねじれ力を広い範囲で受けることができる。その結果、付勢部材は、ラック軸のねじれ運動をより確実に抑制することができる。しかも、付勢部材が転動体をラック軸の平坦部側に常時付勢しているので、ラック軸の平坦部から転動体が離れてしまうことがなく、ラック軸のねじれを確実に抑制することができる。また、付勢部材は、1つ用いればよいので、部品点数が少なくて済み、簡易な構造を実現することができる。
また、本発明において、前記ラック歯の背面は、断面V字形形状に形成されており、前記平坦部は、前記ラック歯の背面のV字の頂部(923B)を挟んで一対設けられ、前記複数の転動体は、前記一対の平坦部にそれぞれ配置されている場合がある(請求項2)。
この場合、複数の転動体が、ラック軸の背面のV字の頂部の両側に配置されているので、ラック軸のねじれを、これらの転動体によって、より確実に抑制することができる。
また、本発明において、前記保持ユニットは、前記複数の転動体を回転可能に保持する保持器(29;29B)を含み、前記付勢部材は、前記保持器を介して前記複数の転動体を付勢する場合がある(請求項3)。
この場合、付勢部材の付勢力を、保持器を介して複数の転動体のそれぞれに付与することができる。付勢部材の付勢力を直接複数の転動体に付与する構成と比べて、各転動体に付与される付勢力に偏りが生じることを抑制できる。
この場合において、例えば、前記保持器および前記複数の転動体は、前記移動方向への移動が規制されていてもよい。この場合において、ラック軸が移動方向へ移動しているとき、複数の転動体は、それぞれ、ラック軸の平坦部とは転がり接触しつつ、保持器とはすべり接触する。この場合、保持器および複数の転動体が移動方向へ移動するためのスペースを確保する必要がなく、車両用操舵装置をより小型にすることができる。
また、本発明において、前記保持ユニットは、前記複数の転動体を回転可能に保持する保持器(29A;29C)と、前記複数の転動体と転がり接触する接触部(402;402C)を有し前記複数の転動体と前記付勢部材との間に介在する中間部材(40;40C)と、を含み、前記付勢部材は、前記中間部材を介して前記複数の転動体を付勢する場合がある(請求項4)。
この場合、付勢部材の付勢力を、中間部材を介して複数の転動体のそれぞれに付与することができる。付勢部材の付勢力を直接複数の転動体に付与する構成と比べて、各転動体に付与される付勢力に偏りが生じることを抑制できる。
この場合において、例えば、前記保持器および前記複数の転動体は、前記移動方向に移動可能であってもよい。この場合において、ラック軸が移動方向に沿って移動しているとき、複数の転動体は、それぞれ、ラック軸の平坦部および中間部材の接触部と転がり接触する。この場合、各転動体の回転抵抗が小さくて済むので、ラック軸の移動抵抗をより小さくすることができる。
なお、上記において、括弧内の数字等は、後述する実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
本発明の一実施形態にかかる車両用操舵装置の概略構成を示す図解図である。 ラック軸支持装置の周辺の図解的な断面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 本発明の別の実施形態の要部の断面図である。 本発明のさらに別の実施形態の要部の概略構成を示す図解図である。 ラック軸支持装置の周辺の拡大図である。 図6のVII−VII線に沿う断面図である。 図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。 本発明のさらに別の実施形態の要部の断面図である。 図9のX−X線に沿う断面図である。
本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる車両用操舵装置1の概略構成を示す図解図である。本実施形態では、車両用操舵装置がマニュアルステアリング装置である場合に則して説明するけれども、これに限らず、例えば、パワーステアリング装置であってもよい。
車両用操舵装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2と、操舵部材2に連結されるステアリングシャフト3と、ステアリングシャフト3に自在継手4を介して連結される中間軸5と、中間軸5に自在継手6を介して連結される舵取り機構7とを備える。
舵取り機構7は、自在継手6を介して中間軸5に連結されるピニオン8と、ピニオン8に噛み合うラック歯91を有し車両の左右方向に沿って延びるラック軸9とを含む。ピニオン8は、ラック軸9の軸方向S1に関するラック軸9の一端(図1の左端)寄りに配置されている。ラック軸9の両端には、タイロッド10,11を介してナックル(図示せず)が取り付けられている。これらのナックルは、転舵輪12,13を支持している。
上記の構成により、操舵部材2の操舵トルクは、ステアリングシャフト3および中間軸5を介してピニオン8に伝わる。そして、ピニオン8とラック歯91との噛み合いによって、ラック軸9が、移動方向としてのラック軸9の軸方向S1(車両の左右方向)に移動する。ラック軸9がその軸方向S1に移動することで、タイロッド10,11が左右に移動し、その結果、左右のナックルおよび転舵輪12,13が回動する。これにより、車両を操向することができる。
車両用操舵装置1は、ハウジング14を含む。ハウジング14は、ピニオン8を図示しない軸受を介して回転可能に支持するピニオンハウジング15と、ピニオンハウジング15に接続され、ラック軸9を収容するラックハウジング16とを含む。
ラックハウジング16は、ラック軸9を取り囲む筒状に形成されており、ラック軸9の軸方向S1(以下、単に軸方向S1ともいう)に延びている。ラックハウジング16の両端部161,162は、それぞれ、ラックブッシュ18,19を介して、ラック軸9を軸方向S1に往復移動可能に支持している。ラックハウジング16の両端部161,162から、ラック軸9が突出している。ラックハウジング16は、ブラケット20を介して車体21に支持されている。
車両用操舵装置1は、ラック軸9を支持するラック軸支持装置22を含む。ラック軸支持装置22は、ラック軸9を軸方向S1に移動可能に支持し、且つ、ラック歯91とピニオン8との噛み合い部30におけるラック軸9の背面92を、ピニオン8側に付勢する。
図2は、ラック軸支持装置22の周辺の図解的な断面図である。図2を参照して、ラック軸支持装置22は、転動体としての複数の針状ころ等のころ23と、これらのころ23を保持する保持ユニット24と、保持ユニット24に当接する付勢部材25と、付勢部材25に当接する支持部材としての蓋部材26と、付勢部材25を軸方向S1に挟む一対の規制部材27,28と、を含む。
図3は、図2のIII−III線に沿う断面図である。図2および図3を参照して、ラック軸9の背面92は、軸方向S1に沿って延びる平坦部93を含む。平坦部93は、軸方向S1に延びているとともに、軸方向S1と直交するラック軸9の幅方向W1に所定の長さを有している。幅方向W1は、ピニオン8の軸方向と平行である。軸方向S1に沿って見たとき、平坦部93の幅L2は、ラック歯91の幅と略同じである。
各ころ23は、ラック軸9の平坦部93に転がり接触することにより、ラック軸9の軸方向S1への移動を案内する。各ころ23は、幅方向W1に延びる円柱状に形成されており、幅方向W1に関して平坦部93よりも長い。幅方向W1に関して、各ころ23と平坦部93との接触長さL2は、平坦部93の幅L1と同じである。各ころ23は、軸方向S1に所定の間隔を隔てて複数(例えば、5個)配置されている。
保持ユニット24は、保持器29を含む。保持器29は、例えば、合成樹脂を用いて矩形板状に形成されており、各ころ23を、軸方向S1に所定の間隔を隔てて保持する。保持器29の上面291には、ころ23の数と同じ数の保持部292が形成されている。各保持部292には、対応するころ23が収容されている。
各保持部292は、対応するころ23を、当該対応するころ23の中心軸線回りに自転可能に支持している。軸方向S1において、1つのころ23の位置は、ピニオン8とラック歯91との噛み合い部30の位置と略揃っている。また、噛み合い部30を中心として、軸方向S1の両側にころ23が配置されている。各保持器29の下面293には、保持部292が開放されていない。
付勢部材25は、保持器29を介して各ころ23をラック軸9の平坦部93側へ弾性的に付勢するためのものである。付勢部材25は、例えば、矩形の金属板等の弾性部材を波形形状に形成した略矩形状の波状板ばねであり、保持器29の下面293に隣接して配置されている。付勢部材25の軸方向S1の長さおよび幅方向W1の長さは、それぞれ、保持器29の軸方向S1の長さおよび幅方向W1の長さと略等しい。また、付勢部材25は、軸方向S1に関して、複数のころ23の両端のころ23,23間の間隔L3以上の長さに、且つ、幅方向W1に関して平坦部93以上の長さに形成されている。
付勢部材25は、軸方向S1に沿って起伏する波形形状をなす付勢部材本体31と、幅方向W1に関する付勢部材本体31の両端部に形成された耳部32,33とを含んでいる。
付勢部材本体31は、保持器29に向けて凸となる凸条の部分の先端のそれぞれが、保持器29と接触する接触部311とされている。軸方向S1に関して、接触部311が形成されている領域と、ころ23が配置されている領域とは略重なっている。また、軸方向S1に関して、ころ23が配置されている領域よりも、接触部311が形成されている領域のほうが長い。
耳部32,33は、付勢部材本体31の幅方向W1の両端部からそれぞれ蓋部材26に向けて延び、平状に形成されている。耳部32,33が設けられていることにより、付勢部材25のねじれ強度(軸方向S1に沿ってみたときの付勢部材25のねじれに対する強度)が向上されている。
蓋部材26は、付勢部材25を挟んで保持器29と対向し付勢部材25を支持する支持部材として設けられている。蓋部材26は、ラックハウジング16のうち付勢部材25が対向する部分に形成された矩形の孔部163に取り付けられている。
蓋部材26は、孔部163を塞ぐ蓋本体261と、蓋本体261から突出する取付フランジ262,263とを含む。蓋本体261は、矩形の板状に形成されており、付勢部材25と対向している。蓋本体261は、付勢部材25の耳部32,33を受けている。これにより、付勢部材25は、蓋部材26と保持器29との間で弾性的に圧縮されている。付勢部材25は、保持器29を介して各ころ23平坦部93側を向く弾性反発力を付与している。また、蓋本体261には、幅方向W1に関して付勢部材25および保持器29を位置決めする位置決め突起264,265が形成されている。位置決め突起264,265は、付勢部材25および保持器29を挟んでいる。
取付フランジ262,263は、例えば、軸方向S1に関する蓋本体261の両端部に設けられている。各取付フランジ262,263は、ラックハウジング16の孔部163の周縁部に取付ねじ34,35を用いて固定されている。例えば、取付フランジ262,263とラックハウジング16の互いの対向面の間に図示しないシムを挟むことにより、蓋本体261の位置を調整し、これにより、蓋部材26による付勢部材25の押圧量を調整することができる。
一対の規制部材27,28は、保持器29および付勢部材25を軸方向S1に位置決めするためのものである。各規制部材27,28は、環状の板部材を用いて形成されており、ラック軸9が挿通されている。各規制部材27,28は、ラックハウジング16に固定されている。各規制部材27,28は、保持器29を軸方向S1に挟んでおり、且つ、付勢部材25を軸方向S1に挟んでいる。
なお、一対の規制部材27,28の厚みを変更する事等により、一対の規制部材27,28が付勢部材25を軸方向S1に圧縮する量を調整してもよい。これにより、付勢部材25が保持器29を介して各ころ23を付勢する力を調整することができる。
上記の構成により、ピニオン8の回転に伴いラック軸9が軸方向S1に変位するとき、ラック軸9の平坦部93は、各ころ23と転がり接触する。各ころ23は、保持器29の対応する保持部292に対して滑りながら自転する。このとき、保持器29および各ころ23は、軸方向S1に変位しない。
以上説明したように、本実施形態によれば、付勢部材25が保持器29を介して複数のころ23をラック軸9の平坦部93側に弾性的に付勢している。これにより、ラック歯91とピニオン8との噛み合い部30のバックラッシを詰めることができるので、ラック歯91とピニオン8との噛み合いの精度を高くすることができる。ラック歯91とピニオン8との接触面積が小さくなることを抑制できるので、ラック歯やピニオン8に局所的に大きな負荷が作用することを抑制できる。その結果、ピニオン8およびラック歯91の歯面の強度を高くすることができる。また、ピニオン8の回転に伴いラック軸9が軸方向S1に変位するときは、ラック軸9の平坦部93に対してころ23が転がるので、ラック軸9の軸方向S1への移動抵抗が小さくて済む。
また、軸方向S1に所定間隔で並ぶ複数のころ23が、ラック軸9の平坦部93と幅方向W1に所定の接触長さL2で接触している。これにより、ラック軸9にねじり力(ラック軸9の中心軸線回りのねじり力)が作用したときに、このねじり力を各ころ23で堅固に受けることができるので、ラック軸9のねじれを抑制することができる。したがって、ラック歯91とピニオン8との噛み合いの精度が高い状態を維持することができる。その結果、ラック軸9とピニオン8の歯面の強度を高くすることができ、且つ操舵フィーリングを向上することができる。
さらに、付勢部材25は、保持器29と蓋部材26との間において、軸方向S1に長く、且つ幅方向W1に広い板状に形成されている。これにより、ラック軸9のねじれ力が、各ころ23および保持器29を介して付勢部材25に作用したときに、付勢部材25は、このねじれ力を広い範囲で受けることができる。その結果、付勢部材25は、ラック軸9のねじれ運動をより確実に抑制することができる。しかも、付勢部材25がころ23をラック軸9の平坦部23側に常時付勢しているので、ラック軸9の平坦部93からころ23が離れてしまうことがなく、ラック軸9のねじれを確実に抑制することができる。また、付勢部材25は、1つ用いればよいので、部品点数が少なくて済み、簡易な構造を実現することができる。
さらに、付勢部材25は、波状のばねで形成され、軸方向S1に沿って起伏するように配置されている。これにより、ラック軸9がその中心軸線回りにねじれたときの、付勢部材25の支持の剛性を高くすることができるので、ラック軸9のねじれをより確実に抑制することができる。
また、付勢部材25は、保持器29を介して各ころ23をラック軸9側に付勢している。このように、付勢部材25の付勢力を、保持器29を介して各ころ23に付与することができる。付勢部材25の付勢力を直接各ころ23に付与する構成と比べて、各ころ23に付与される付勢力に偏りが生じることを抑制できる。
また、保持器29および各ころ23は、一対の規制部材27,28によって、軸方向S1への移動が規制されている。ラック軸9が軸方向S1へ移動しているとき、複数のころ23は、それぞれ、ラック軸9の平坦部93とは転がり接触しつつ、保持器29とはすべり接触する。その結果、保持器29および複数のころ23が軸方向S1へ移動するためのスペースを確保する必要がなく、車両用操舵装置1をより小型にすることができる。
この実施形態では、保持ユニット24が保持器29によって形成されている構成を説明したけれども、これに限定されない。例えば、保持ユニット24に代えて、図4に示すように、保持器29Aと中間部材40とを含む保持ユニット24Aを用いてもよい。
なお、以下では、図1〜図3に示す実施形態と異なる点について説明し、同様の構成には図に同様の符号を付してその説明を省略する。
保持ユニット24Aの保持器29Aは、各ころ23を、軸方向S1に所定の間隔を隔てて保持する。保持器29Aの保持部292Aは、対応するころ23を回転可能に保持している。各ころ23は、保持器29Aの上方および下方に突出している。保持器29Aは、軸方向S1に関して一対の規制部材27,28間の間隔よりも短く形成されており、一対の規制部材27,28の間で軸方向S1に移動可能である。
中間部材40は、ころ23と付勢部材25との間に配置された矩形の板状部材である。中間部材40は、軸方向S1において一対の規制部材27,28に挟まれており、幅方向W1において蓋部材26の位置決め突起264,265(図3参照)に挟まれている。
図4を参照して、中間部材40の上面401は、平坦部93と平行に延びており、ころ23と接触部402で転がり接触している。中間部材40の下面403は、付勢部材25の接触部311と軸方向S1の複数箇所で接触している。
付勢部材25は、中間部材40を介して各ころ23をラック軸9の平坦部93側へ弾性的に付勢している。付勢部材25の軸方向S1の長さおよび幅方向W1の長さは、それぞれ、中間部材40の軸方向S1の長さおよび幅方向W1の長さと略等しい。
上記の構成により、ピニオン8の回転に伴いラック軸9が軸方向S1に変位するとき、ラック軸9の平坦部93は、各ころ23と転がり接触する。また、各ころ23は、中間部材40の上面401上を転がる。このとき、保持器29Aおよび各ころ23は、軸方向S1のうちラック軸9が移動する方向に変位する。
この場合、付勢部材25の付勢力を、中間部材40を介して複数のころ23のそれぞれに付与することができる。付勢部材25の付勢力を直接複数のころ23に付与する構成と比べて、各ころ23に付与される付勢力に偏りが生じることを抑制できる。
また、保持器29Aおよび複数のころ23が軸方向S1に移動可能である。ラック軸9が軸方向S1に沿って移動しているとき、複数のころ23は、それぞれ、ラック軸9の平坦部93および中間部材40の接触部402と転がり接触する。この場合、各ころ23の回転抵抗が小さくて済むので、ラック軸9の移動抵抗をより小さくすることができる。
図5は、本発明のさらに別の実施形態の要部の概略構成を示す図解図である。図5を参照して、この実施形態では、ラック軸支持装置22Bと、ラックブッシュ19とを介して、ラック軸9Bがラックハウジング16に支持されている。すなわち、ラックハウジング16の一端161にはラックブッシュが配置されておらず、ラックブッシュの数が少なくされている。
図6は、ラック軸支持装置22Bの周辺の拡大図であり、図7は、図6のVII−VII線に沿う断面図である。図6および図7を参照して、ラック軸9Bの背面92Bは、軸方向S1に沿って見たときの断面がV字形形状に形成されている。背面92Bの平坦部93Bは、この背面92BのV字の頂部923Bを挟んで一対設けられており、第1平坦部931Bと第2平坦部932Bとを含む。第1平坦部931Bおよび第2平坦部932Bは、幅方向W1に対称な形状である。
ラック軸支持装置22Bは、複数の針状ころ23と、これらのころ23を保持する保持ユニット24Bと、保持ユニット24Bに当接する付勢部材25と、付勢部材25に当接する蓋部材26と、付勢部材25を軸方向S1に挟む一対の規制部材27,28と、を含む。
ころ23は、第1平坦部931Bと第2平坦部932Bのそれぞれにおいて、軸方向S1に所定の間隔を隔てて複数(例えば、5個)配置されている。各ころ23は、その全長に亘って対応する第1および第2平坦部931B,932Bと接触している。第1および第2平坦部931B,932Bは、対応するころ23とは幅方向W1に関して所定の接触長さL2Bで接触している。第1平坦部931Bに接触するころ23と、第2平坦部932Bに接触するころ23とは、幅方向W1に対称に配置されている。
保持ユニット24Bは、保持器29Bを含む。保持器29Bは、例えば、合成樹脂を用いて形成されており、軸方向S1に沿って見たときに、断面溝形形状に形成されている。保持器29Bは、各ころ23を、軸方向S1に所定の間隔を隔てて保持する。保持器29Bの上面291Bは、第1平坦部931Bと平行に対向する第1対向面294Bと、第2平坦部932Bと平行に対向する第2対向面295Bとを含む。
図8は、図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。図7および図8を参照して、第1対向面294Bおよび第2対向面295Bには、ころ23の数と同じ数の保持部292Bが形成されている(図8において、第2対向面295B側のみを図示)。各保持部292Bには、対応するころ23が収容されている。各保持部292Bは、対応するころ23を、当該対応するころ23の中心軸線回りに自転可能に支持している。
図6を参照して、軸方向S1において、1つのころ23の位置は、ピニオン8とラック歯91との噛み合い部30の位置と略揃っている。また、噛み合い部30を中心として、軸方向S1の両側にころ23が配置されている。各保持部292Bの下面293Bには、保持部292Bが開放されていない。
図6および図7を参照して、付勢部材25は、保持器29Bを介して各ころ23をラック軸9Bの対応する第1平坦部931Bおよび第2平坦部932B側へ弾性的に付勢する。付勢部材25の軸方向S1の長さおよび幅方向W1の長さは、それぞれ、保持器29Bの軸方向S1の長さおよび幅方向W1の長さと略等しい。また、付勢部材25は、軸方向S1に関して、複数のころ23の両端のころ23,23間の間隔L3以上の長さに、且つ、幅方向W1に関して第1平坦部931Bおよび第2平坦部932B以上の長さに形成されている。
付勢部材25は、保持器29Bを介して各ころ23に、ラック軸9Bの対応する第1および第2平坦部931B,932B側へ向かう弾性反発力を付与している。
各規制部材27,28は、軸方向S1に関して保持器29Bを挟んでおり、且つ、付勢部材25を挟んでいる。
上記の構成により、ピニオン8の回転に伴いラック軸9Bが軸方向S1に変位するとき、ラック軸9Bの第1および第2平坦部931B,932Bに対して、対応するころ23が転がり接触する。このとき、保持器29Bおよび各ころ23は、軸方向S1に変位しない。
以上説明したように、本実施形態によれば、図1〜図3に示す実施形態と同様の効果を得ることができる。また、複数のころ23が、ラック軸9Bの背面92BのV字の頂部923Bの両側に配置されているので、ラック軸9Bのねじれを、これらのころ23によって、より確実に抑制することができる。
さらに、保持器29BがV字形形状に形成され、ラック軸9BのV字の背面92Bを支持している。ラック軸9Bとピニオン8との噛み合いに起因して、ラック軸9Bに、ラック軸9Bの中心軸線およびピニオン8の中心軸線の双方に直交する軸線(図5において、上下に延びる軸線)回りの回転力が作用したとき、保持器29Bおよびラックブッシュ19によってこの回転力を受けることができる。したがって、ラック軸9Bの両端部の両方にラックブッシュを設ける必要がなく、車両用操舵装置1の部品点数を少なくすることができる。
なお、ラック軸支持装置22Bを軸方向S1に関してより長く形成することにより、ラック軸9Bを軸方向S1に関してより長い範囲に亘って支持してもよい。この場合、ラックブッシュ19を廃止することも可能となる。
この実施形態では、保持ユニット24Bが保持器29Bによって形成されている構成を説明したけれども、これに限定されない。例えば、保持ユニット24Bに代えて、図9および図10に示すように、保持器29Cと中間部材40Cとを含む保持ユニット24Cを用いてもよい。
なお、以下では、図6〜図8に示す実施形態と異なる点について説明し、同様の構成には図に同様の符号を付してその説明を省略する。
保持ユニット24Cの保持器29Cは、ラック軸9Bの第1平坦部931Bの近傍および第2平坦部932Bの近傍のそれぞれに配置されている。各保持器29Cは、ころ23を、軸方向S1に所定の間隔を隔てて保持する。各保持器29Cの保持部292Cは、対応するころ23を保持している。各ころ23は、対応する保持器29Cの厚み方向の両側に突出している。各保持器29Cは、軸方向S1に関して一対の規制部材27,28(図6参照)間の間隔よりも短く形成されており、一対の規制部材27,28の間で軸方向S1に移動可能となっている。
図9および図10を参照して、中間部材40Cは、ころ23と付勢部材25との間に配置されており、軸方向S1に沿って見たときに、断面溝形形状に形成されている。中間部材40Cは、中間部材40(図4参照)と同様に、軸方向S1において一対の規制部材27,28の間に配置されるようになっている。また、中間部材40Cは、幅方向W1において蓋部材26の位置決め突起264,265に挟まれている。
中間部材40Cの上面401Cは、第1平坦部931Bと平行に対向する第1対向面403Cと、第2平坦部932Bと平行に対向する第2対向面404Cとを含む。第1対向面403Cおよび第2対向面404Cは、それぞれ、ころ23と接触部402Cで転がり接触している。中間部材40Cの下面は、付勢部材25と軸方向S1に関して複数箇所で接触するようになっている。
付勢部材25は、中間部材40Cを介して、各ころ23をラック軸9Bの対応する第1平坦部931Bおよび第2平坦部932B側へ弾性的に付勢している。
上記の構成により、ピニオン8の回転に伴いラック軸9Bが軸方向S1に変位するとき、ラック軸9Bの第1および第2平坦部931B,932Bは、各ころ23と転がり接触する。また、各ころ23は、中間部材40Cの対応する第1対向面403Cおよび第2対向面404C上を転がる。このとき、保持器29Cおよび各ころ23は、軸方向S1のうちラック軸9Bが移動する方向に変位する。
この場合、付勢部材25の付勢力を、中間部材40Cを介して複数のころ23のそれぞれに付与することができる。付勢部材25の付勢力を直接複数のころ23に付与する構成と比べて、各ころ23に付与される付勢力に偏りが生じることを抑制することができる。
また、保持器29Cおよび複数のころ23が軸方向S1に移動可能である。ラック軸9Bが軸方向S1に沿って移動しているとき、各ころ23は、ラック軸9Bの対応する第1および第2平坦部931B,932Bと、中間部材40Cの対応する第1および第2対向面403C,404Cとに転がり接触する。この場合、各ころ23の回転抵抗が小さくて済むので、ラック軸9Bの移動抵抗をより小さくすることができる。
本発明は、以上の実施の形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、図1〜図3に示す実施形態において、保持器29や各ころ23が、ラック軸9の移動に伴って軸方向S1に移動できるようにしてもよい。同様に、図5〜図8に示す実施形態において、保持器29Bや各ころ23が、ラック軸9Bの移動に伴って軸方向S1に移動できるようにしてもよい。
また、付勢部材25は、ころ23を弾性的に付勢できるものであればよく、波状のばね以外の他の弾性部材を用いてもよい。さらに、蓋部材26を廃止し、ラックハウジング16で付勢部材25を支持してもよい。この場合、ラックハウジング16が支持部材となる。
1…車両用操舵装置、8…ピニオン、9,9B…ラック軸、23…ころ(転動体)、24,24A,24B,24C…保持ユニット、25…付勢部材、26…蓋部材(支持部材)、29,29A,29B,29C…保持器、40,40C…中間部材、91…ラック歯、92,92B…ラック歯の背面、93,93B…平坦部、402,402C…接触部、923B…頂部、L2,L2B…接触長さ、L3…両端の転動体間の間隔、S1…軸方向(移動方向)、W1…幅方向。

Claims (4)

  1. ピニオンに噛み合うラック歯、および前記ラック歯の背面に形成され前記ラック歯の移動方向に沿って延びる平坦部を含むラック軸と、
    前記平坦部とは前記ラック軸の幅方向に所定の接触長さで転がり接触し、前記ラック軸の前記移動方向への移動を案内する複数の転動体と、
    前記移動方向に所定の間隔を隔てて前記複数の転動体を保持する保持ユニットと、
    前記移動方向に関して前記複数の転動体の両端の転動体間の間隔以上の長さに、且つ前記幅方向に関して前記平坦部以上の長さに形成され、前記保持ユニットを介して前記複数の転動体を前記平坦部側に弾性的に付勢する略板状の付勢部材と、
    前記付勢部材を挟んで前記保持ユニットと対向し前記付勢部材を支持する支持部材と、を備えることを特徴とする車両用操舵装置。
  2. 請求項1において、前記ラック歯の背面は、断面V字形形状に形成されており、前記平坦部は、前記ラック歯の背面のV字の頂部を挟んで一対設けられ、
    前記複数の転動体は、前記一対の平坦部にそれぞれ配置されていることを特徴とする車両用操舵装置。
  3. 請求項1または2において、前記保持ユニットは、前記複数の転動体を回転可能に保持する保持器を含み、
    前記付勢部材は、前記保持器を介して前記複数の転動体を付勢することを特徴とする車両用操舵装置。
  4. 請求項1または2において、前記保持ユニットは、前記複数の転動体を回転可能に保持する保持器と、前記複数の転動体と転がり接触する接触部を有し前記複数の転動体と前記付勢部材との間に介在する中間部材と、を含み、
    前記付勢部材は、前記中間部材を介して前記複数の転動体を付勢することを特徴とする車両用操舵装置。
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