JP2011159366A - 光ピックアップ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】安定したサーボ特性を有する小型の光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】光ピックアップ装置は、ベース部材4と、前記ベース部材に固定された対物レンズ1aと、前記ベース部材に固定されたコイル2a,2bと、を備える。前記ベース部材4は、前記対物レンズ1aの光軸と平行な側面に、内側に切り欠かれた切り欠き部41,42を有し、前記コイル2a,2bは、前記切り欠き部41,42に固定されていることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】光ピックアップ装置は、ベース部材4と、前記ベース部材に固定された対物レンズ1aと、前記ベース部材に固定されたコイル2a,2bと、を備える。前記ベース部材4は、前記対物レンズ1aの光軸と平行な側面に、内側に切り欠かれた切り欠き部41,42を有し、前記コイル2a,2bは、前記切り欠き部41,42に固定されていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、光学式記録再生装置に用いられる光ピックアップ装置に関するものである。
BD、DVD、CD等の光ディスク記録媒体に記録された情報の読み取り、あるいは光ディスク記録媒体への記録のために、従来から、対物レンズと光ディスクとの相対位置をコイルとマグネットから構成された電磁アクチュエータにより制御する光ピックアップが一般的に用いられている。この光ピックアップは対物レンズとこれを保持するレンズホルダーと、このレンズホルダーに設けられたフォーカス方向に駆動するためのフォーカスコイルとトラッキング方向に駆動するトラッキングコイルを有し、例えば6本のワイヤーにより片持ち支持された構成となっている。
近年、光ピックアップは益々小形化、薄型化され集積化される傾向にあり、これに伴い、アクチュエータの小型化、薄型化も進んでいる。これによりレンズホルダーの剛性が低下し、二次共振周波数が低い帯域で発生する為、ディスクの面反りや偏心に伴う面ブレにアクチュエータのサーボが追従出来なくなるという課題が発生していた。
そこで、上記の課題を解決するために、特許文献1に開示された光ピックアップが考案されている。この光ピックアップによると、角形コイルにそれぞれ隣接するようにして金属体でない絶縁体からなる高剛性体をホルダ側の角形コイルの取り付けられる面の残りの領域にのみ貼り付けるので、対物レンズホルダに取り付けられているフォーカスコイルやトラッキングコイルの剛性を増して対物レンズアクチュエータの副次共振周波数をより高くすることかできるというものである。
しかしながら、特許文献1に開示されたアクチュエータの構成では、角形のレンズホルダーの角部で発生するねじれ、もしくは折れ曲りによる局所的な振動モードには効果があるが、レンズホルダー全体で発生する振動モードを効率的に抑えることができない。また、この構成ではレンズホルダー内を通過する光軸は対物レンズに対向する面に垂直に入射し、レンズから出射する方向に限定されるので、アクチュエータを除く光学系部品を搭載した光ピックアップ部分とアクチュエータを重なる構成になるため、アクチュエータの厚みが加わる分、光ピックアップ全体の薄型化が困難である。
本発明はかかる点に鑑み、安定したサーボ特性を実現するアクチュエータを有する小型の光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、光ピックアップ装置は、
ベース部材と、
前記ベース部材に固定された対物レンズと、
前記ベース部材に固定されたコイルと、を備え、
前記ベース部材は、前記対物レンズの光軸と平行な側面に、内側に切り欠かれた切り欠き部を有し、
前記コイルは、前記切り欠き部に固定されている。
ベース部材と、
前記ベース部材に固定された対物レンズと、
前記ベース部材に固定されたコイルと、を備え、
前記ベース部材は、前記対物レンズの光軸と平行な側面に、内側に切り欠かれた切り欠き部を有し、
前記コイルは、前記切り欠き部に固定されている。
ここに開示された技術によれば、安定したサーボ特性を有する小型の光ピックアップ装置を提供することが可能である。
<実施形態>
以下、本発明の実施形態について図面を参照にして説明する。
以下、本発明の実施形態について図面を参照にして説明する。
図1および図2を用いて光ピックアップ装置の構成を以下に説明する。光ピックアップ装置は、2つの対物レンズ1a,1bと、フォーカスコイル2a、2b(コイルの一例)と、トラッキングコイル3a〜3dと、レンズホルダー4(ベース部材の一例)と、を備える。
対物レンズ1a,1bは、図示しないレーザーからの光を光ディスクに集光するためのレンズである。対物レンズ1aと対物レンズ1bとは、異なる光学特性を有している。
レンズホルダー4は、液晶ポリマー樹脂等の樹脂で形成されている。例えば、射出成形により製造される。レンズホルダー4は、2つの対物レンズ1a,1bと、フォーカスコイル2a、2bと、トラッキングコイル3a〜3dを支持する。レンズホルダー4は、対物レンズ1a,1bと平行な側面に、内側に切り欠かれた切り欠き部41,42を有している。
フォーカスコイル2a、2bは、切り欠き部41,42に固定されている。これにより、レンズホルダー4を含む光ピックアップ装置の可動部のトラッキング方向の設計寸法を短くすることができる。フォーカスコイル2a、2bは、レンズホルダー4をフォーカス方向(対物レンズの光軸方向)へ駆動するための駆動力を発生する。
トラッキングコイル3a〜3dは、フォーカスコイル2a、2bに固定されている。トラッキングコイル3a〜3dは、レンズホルダー4をトラッキング方向(対物レンズの光軸方向に直交する方向)へ駆動するための駆動力を発生する。
以上のように、光ピックアップ装置は小型化を実現している。しかし、切り欠き部41,42を設けると、レンズホルダー4の剛性が低下し、二次共振周波数が低い帯域で発生してしまう。すると、例えば、ディスクの面反りや偏心に伴う面ブレに可動部のサーボが追従出来なくなる。
そこで、本実施形態の光ピックアップ装置は、レンズホルダー4を補強する補強部7a、7bをさらに備える。補強部7a、7bは、レンズホルダー4よりも剛性が高い材料で形成されている。補強部7a、7bは、例えば、金属板で形成されている。補強部7a、7bは、レンズホルダー4に固定される。具体的には、補強部7a、7bは、切り欠き部41,42の近傍に固定され、切り欠き部41,42の剛性を高める。したがって、全体の剛性が高まり、二次共振周波数が高い帯域まで発生しない。
さらに、補強部7a、7bは、少なくとも一部に導電性を有する導電部を有している。本実施形態では、補強部7a、7b全体が導電性を有する。つまり、補強部7a、7b全体が導電部を構成している。補強部7a、7bは、フォーカスコイル2a、2bに電気的に接続されている。また、補強部7a、7bは、端子板11に電気的に接続されている。
フレキシブルプリント基板8は、アクチュエータベース10に固定されている。フレキシブルプリント基板8には、6本のワイヤー9が電気的に接続されている。6本のワイヤー9は、導電性を有する。6本のワイヤー9は、アクチュエータベース10に固定されている。ワイヤー9のもう一方の端部は端子板11に電気的に接続されている。端子板11は、レンズホルダー4に接着固定されている。つまり、ワイヤー9は、レンズホルダー4を片持ち支持している。
本実施形態では、フォーカスコイル2a、2bと端子板11との電気接続経路として導電部を用いるため、配線作業の効率化を図ることができる。
なお、トラッキングコイル3a〜3dと端子板11との電気接続経路として導電部を用いてもよい。
<実施形態の特徴>
本実施形態によれば、レンズホルダー4(ベース部材の一例)の切り欠き部41,42にフォーカスコイル2a、2b(コイルの一例)を固定することで、光ピックアップ全体での薄型化が可能になる。また、トラッキング方向の可動距離を含めた設計寸法を小さくすることができるので、光ピックアップの小型化が可能となる。
本実施形態によれば、レンズホルダー4(ベース部材の一例)の切り欠き部41,42にフォーカスコイル2a、2b(コイルの一例)を固定することで、光ピックアップ全体での薄型化が可能になる。また、トラッキング方向の可動距離を含めた設計寸法を小さくすることができるので、光ピックアップの小型化が可能となる。
また、補強部7a、7bにより、全体で生じる振動モードを低減することが可能となる。
さらに、導電部により、コイルを端子板11に接続する作業の効率を向上することができる。
本発明は、光ピックアップ装置に利用可能である。
1a,1b 対物レンズ
2a、2b フォーカスコイル(コイルの一例)
3a、3b、3c、3d トラッキングコイル
4 レンズホルダー
41,42 切り欠き部
7a、7b 補強部
8 フレキシブルプリント基板
9 ワイヤー
10 アクチュエータベース
11 端子板
2a、2b フォーカスコイル(コイルの一例)
3a、3b、3c、3d トラッキングコイル
4 レンズホルダー
41,42 切り欠き部
7a、7b 補強部
8 フレキシブルプリント基板
9 ワイヤー
10 アクチュエータベース
11 端子板
Claims (3)
- ベース部材と、
前記ベース部材に固定された対物レンズと、
前記ベース部材に固定されたコイルと、を備え、
前記ベース部材は、前記対物レンズの光軸と平行な側面に、内側に切り欠かれた切り欠き部を有し、
前記コイルは、前記切り欠き部に固定されている、
光ピックアップ装置。 - 前記ベース部材よりも剛性が高い材料からなり、前記切り欠き部を補強する補強部をさらに備える、
請求項1に記載の光ピックアップ装置。 - 前記補強部は、少なくとも一部に導電性を有する導電部を有し、
前記コイルは、前記導電部を介して通電される。
請求項1から2に記載の光ピックアップ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010021764A JP2011159366A (ja) | 2010-02-03 | 2010-02-03 | 光ピックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010021764A JP2011159366A (ja) | 2010-02-03 | 2010-02-03 | 光ピックアップ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011159366A true JP2011159366A (ja) | 2011-08-18 |
Family
ID=44591184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010021764A Pending JP2011159366A (ja) | 2010-02-03 | 2010-02-03 | 光ピックアップ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011159366A (ja) |
-
2010
- 2010-02-03 JP JP2010021764A patent/JP2011159366A/ja active Pending
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