JP2011159007A - 操作装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

操作装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011159007A
JP2011159007A JP2010018620A JP2010018620A JP2011159007A JP 2011159007 A JP2011159007 A JP 2011159007A JP 2010018620 A JP2010018620 A JP 2010018620A JP 2010018620 A JP2010018620 A JP 2010018620A JP 2011159007 A JP2011159007 A JP 2011159007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation button
user
unit
screen
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010018620A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenta Nakatsu
健太 中津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2010018620A priority Critical patent/JP2011159007A/ja
Publication of JP2011159007A publication Critical patent/JP2011159007A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】操作ボタンに対するユーザの操作ミスを防止するとともに、操作ボタンを効率よく画面に表示することが可能な操作部103を提供する。
【解決手段】前記押下領域が前記操作ボタンの表示領域内であると判定された場合、当該押下領域を記憶する押下領域記憶手段504と、所定数の押下領域と、当該押下領域の形状に対応する操作ボタンの形状とを関連付けて記憶する操作ボタン記憶手段505と、前記画面表示手段502が前記画面を表示する際に、前記操作ボタン記憶手段504の操作ボタンの形状のうち、前記押下領域記憶手段505に記憶された押下領域に対応する操作ボタンの形状を選択する操作ボタン選択手段503と、前記画面表示手段502に、選択された操作ボタンの形状で操作ボタンを含む画面を表示するように指示する操作ボタン変更手段506とを備える操作部103を提供する。
【選択図】図5

Description

本発明は、操作装置及びそれを備えた画像形成装置に関し、詳しくは、操作ボタンに対するユーザの操作ミスを防止するとともに、操作ボタンを効率よく画面に表示することが可能な操作装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
複写機やファクシミリ装置等の画像形成装置は、マンマシンインタフェースとしての操作装置を備えているが、この操作装置としてタッチパネルを用いたものが知られている。前記タッチパネルは、周知のように表示機能と検出機能とを兼ね備えた操作装置であり、操作ボタンを画像として表示すると共に、表示面に設けられた押圧センサ等によってユーザの操作位置(押圧位置)を検出する。
上述したタッチパネルでは、所定の傾斜角度で固定された状態となるため、ユーザの身長に応じて当該タッチパネル上に表示された画面の映り方が異なり、当該タッチパネルの視野ずれに起因する誤入力が発生するという問題があった。これに対して、当該タッチパネルの視野ずれに起因する誤入力を防止するために、1回目のタッチ操作において操作ボタンに対する操作位置のずれを検出し、検出したずれに応じて検出領域を変更して2回目以降の操作を検出するようにしたタッチパネル装置が知られている。
しかしながら、上述した従来のタッチパネル装置では、隣接する操作ボタンの間隔が狭い場合にはどの操作ボタンを操作しようとしたのかを明確に判定することができず、検出領域を逆の方向へ変更してしまうという問題があった。
このような問題を解決する技術として、特開2005−234958号公報(特許文献1)には、操作ボタンを含む入力画面を表示する表示手段と、前記表示手段の表示画面上の操作位置を検出する操作位置検出手段と、入力画面の操作ボタンの表示面積をしきい値と比較して大きな操作ボタンか小さな操作ボタンかを判定する操作ボタン判定手段と、前記大きな操作ボタンが表示された入力画面上で操作ボタンの表示位置に対する前記操作位置のずれの傾向を検出する操作ずれ検出手段と、前記小さな操作ボタンが表示された入力画面上で前記操作位置のずれ傾向に応じて各操作ボタンの操作検出領域を設定する領域設定手段と、前記小さな操作ボタンが表示された入力画面上で前記操作位置がどの操作ボタンの前記操作検出領域内にあるかを検出して操作された操作ボタンを特定する操作ボタン特定手段とを備えることを特徴とするタッチパネル装置が開示されている。当該構成により、タッチパネルの視野ずれに起因した誤入力を防止できるとしている。
特開2005−234958号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、操作ボタンの操作検出領域を補正した場合、当該操作ボタンの表示領域(表示面積)は、補正前と同様であるため、補正後の操作検出領域と当該表示領域とにズレが生じ、補正後の操作検出領域を介してユーザが操作ボタンに対応する条件を適切に入力することが出来ないという問題がある。
ところで、タッチパネル上に表示される画面の操作ボタンの大きさ(寸法)は、所定の画面に表示すべき操作ボタンの個数等に応じて適宜設計されるものの、操作ボタンに対するユーザの操作ミス(誤検知)を防止する観点やデザイン上の観点等から、必要以上に大きく設計される場合がある。前記操作ボタンの大きさが大きく設計されると、一の画面に表示可能な操作ボタンの個数は、当然に少なくなるから、一の設定条件(設定項目)に対する所定数の操作ボタンを二以上の画面に渡って表示させる必要が生じ、ユーザに対する操作性が悪化するという問題がある。特に、近年における画像形成装置の多機能化に伴い、当該画像形成装置に搭載された、タッチパネルを有する操作部では、当該タッチパネル上の画面に表示される操作ボタンの個数の増大は顕著であり、上述した問題が深刻化している。
一方、所定の操作ボタンに対してユーザが押下する傾向(操作傾向)は、様々であり、その押下領域の形状もユーザの指先の大きさによって様々であるものの、当該押下領域の形状に対応する形状の操作ボタンでは、当該押下領域の形状を考慮せずに設計された操作ボタンに対して押下外れ率(エラー率)が低いという知見がある。そのため、闇雲に操作ボタンの大きさを設計するのではなく、ユーザが操作ボタンを押下した際の押下領域(押下面積)に対応するように操作ボタンの大きさを設計すれば、操作ボタンに対するユーザの操作ミスを防止することが出来るとともに、操作ボタンの大きさもユーザの押下傾向に応じて最適化されるため、操作ボタンを必要以上に大きく設計する必要が無くなり、画面内の無駄な領域を排除し、表示可能な操作ボタンの個数を増加させることが出来る可能性がある。
そこで、本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、操作ボタンに対するユーザの操作ミスを防止するとともに、操作ボタンを効率よく画面に表示することが可能な操作装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る操作装置は、以下の構成を採用する。
即ち、操作装置は、操作ボタンを含む画面をタッチパネル上に表示する画面表示手段と、ユーザにより前記タッチパネル上の所定の領域が押下されると、当該押下領域を検出する押下領域検出手段とを備える。又、当該操作装置は、検出された押下領域が、前記操作ボタンの表示領域内であるか否かを判定する押下判定手段と、前記押下領域が前記操作ボタンの表示領域内であると判定された場合、当該押下領域の形状を記憶する押下領域記憶手段とを備える。更に、当該操作装置は、所定数の押下領域の形状と、当該押下領域の形状に対応する操作ボタンの形状とを関連付けて記憶する操作ボタン記憶手段と、前記画面表示手段が前記画面を表示する際に、前記操作ボタン記憶手段の操作ボタンの形状のうち、前記押下領域記憶手段に記憶された押下領域の形状に対応する操作ボタンの形状を選択する操作ボタン選択手段と、前記画面表示手段に、選択された操作ボタンの形状で操作ボタンを含む画面を表示するように指示する操作ボタン変更手段とを備える。
当該構成により、ユーザの押下領域の形状に対応する形状の操作ボタンが表示されるため、ユーザの押下外れ率を低下させることが可能となる。又、表示される操作ボタンの形状は、ユーザの押下領域に合致した最適の形状であるため、画面内に無駄な領域が生じることがなく、所定の画面に表示可能な操作ボタンの個数を増加させることが可能となる。そのため、ユーザの操作ボタンの押下時に発生する押下誤検知を出来るだけ防止することが可能となるとともに、操作ボタンを効率よく一の画面に表示することが可能となる。その結果、操作ボタンの押下外れによるユーザのストレス発生を低減させ、操作部におけるユーザインターフェースの利便性を向上させることが可能となる。
特に、操作ボタンの表示を変更する構成であるため、新たな部材等を追加する必要が無く、部品点数を減少させ、コストパフォーマンスの優れた操作装置を提供することが可能となる。
尚、前記押下領域の形状は、例えば、当該押下領域の外周と、縦横比とが該当する。
又、当該操作装置は、前記操作ボタン選択手段が、前記押下領域記憶手段に記憶された全ての押下領域の形状から統計値を算出し、当該統計値に対応する操作ボタンの形状を選択するよう構成することができる。前記統計値は、例えば、平均値、中央値、最大値、最小値等が該当する。
当該構成により、表示される操作ボタンの形状は、今まで操作ボタンを押下したユーザの押下傾向を全て反映した押下領域の形状に対応するため、どのようなユーザが操作ボタンを操作することになっても、ユーザの押下外れ率を低下させるとともに、操作ボタンを出来るだけ多く表示させることが可能となる。
又、当該操作装置は、前記操作ボタン選択手段が、前記画面表示手段が初期画面を最初に表示する際に、前記操作ボタンの形状を選択し、前記操作ボタン変更手段が、前記画面表示手段に、選択された操作ボタンの形状で操作ボタンを含む画面を表示するように指示するとともに、当該画面表示手段が初期画面を最初に表示してからスタートキーが押下されるまで、当該指示を継続するよう構成することができる。前記画面表示手段が初期画面を最初に表示する際とは、例えば、画面表示手段(操作装置)が起動した際、画面表示手段が省電力モードのスリープ状態を解除した際、画面表示手段が、従前のユーザから所定の条件を受け付けた直後に、新たに所定の条件を受け付ける際、画面表示手段がストップキーやクリアーキー等に対応する条件入力の中止を受け付けた直後に、新たに所定の条件を受け付ける際等が該当する。
当該構成により、例えば、最初に初期画面が表示されてから、一連の条件受付が完了するまで、一度選択された形状で操作ボタンが画面に表示されることとなるため、ユーザは、操作ボタンの形状や配置を把握しやすくなり、操作ボタンの選択やその押下を素早く出来るようになり、押下外れ率の低下や操作ボタンの表示可能個数の増大と合わせて、ユーザに対する操作ボタンの操作性も向上させ、ユーザにタッチパネルの操作を円滑に進めさせることが可能となる。
又、当該操作装置は、更に、ユーザを識別するユーザ識別情報が入力されると、ユーザ認証を行ないユーザをログインさせる認証手段と、前記ユーザ認証を無効化するログアウトキーが押下されると、ユーザをログアウトさせるログアウト手段とを備える。そして、前記押下領域記憶手段は、前記押下領域の形状を、前記認証手段がユーザをログインさせた際のユーザ識別情報と関連付けて記憶し、前記操作ボタン選択手段は、前記認証手段がユーザをログインさせた際に、前記操作ボタン記憶手段の操作ボタンの形状のうち、当該ユーザのユーザ識別情報に関連付けられた押下領域の形状に対応する操作ボタンの形状を選択し、前記操作ボタン変更手段は、前記認証手段がユーザをログインさせてから前記ログアウト手段が当該ユーザをログアウトさせるまで、前記画面表示手段に、選択された操作ボタンの形状で操作ボタンを含む画面を表示するよう指示するよう構成することができる。
当該構成により、ユーザ毎に、当該ユーザの指先や操作ボタンの押下傾向に対応する操作ボタンの形状で操作ボタンが画面に表示されることとなり、更に、ユーザの押下がズレ率を低下させるとともに、ユーザに対する操作ボタンの操作性を向上させることが可能となる。特に、ユーザの性別(男性、女性)と、年齢(大人、小人)と、身長等で、ユーザの指先の寸法は大きくことなることが通常であるため、ユーザ識別情報毎に操作ボタンの形状が選択(決定)されるように構成すると、それぞれのユーザの押下外れ率を低下させ、全体として大きく押下外れ率を低下させることが可能となり、通常の業務の進行を著しく促進させることが可能となる。
又、当該操作装置は、画像形成装置に適用することが出来る。
当該構成により、画像形成装置のタッチ操作を実行するユーザは、快適にタッチパネルを操作することが可能となる。
本発明の操作装置及びこれを備えた画像形成装置によれば、操作ボタンに対するユーザの操作ミスを防止するとともに、操作ボタンを効率よく画面に表示することが可能となる。
本発明に係る複合機100の内部の全体構成を示す概念図である。 本発明に係る画像読取部111の拡大図である。 本発明に係る操作部103の全体構成を示す概念図である。 本発明に係る複合機100及び操作部103の制御系ハードウェアの構成を示す図である。 本発明の実施形態における複合機100及び操作部103の機能ブロック図である。 本発明の実施形態の実行手順を示すためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る押下領域テーブル700の一例を示す図(図7A1)と、ユーザの押下傾向の一例を示す図(図7A2)と、本発明の実施形態に係る操作ボタンテーブル704の一例を示す図(図7B)である。 本発明の実施形態に係るボタン項目テーブル800の一例を示す図(図8C)と、本発明の実施形態に係る所定数の操作ボタンの画像の一例を示す図(図8D)である。 本発明の実施形態に係る初期画面の一例を示す第一の図(図9E)と、本発明の実施形態に係る初期画面の一例を示す第二の図(図9F)である。 本発明の実施形態に係る初期画面の一例を示す第三の図(図10G)と、本発明の実施形態に係る押下領域の外周と縦横比との一例を示す図(図10H)である。 本発明の他の実施形態に係る押下領域テーブル1100の一例を示す図(図11I)である。
以下に、添付図面を参照して、本発明の操作装置を備えた画像形成装置の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。又、フローチャートにおける数字の前に付されたアルファベット「S」はステップを意味する。
<画像形成装置及び操作装置>
以下に、本発明に係る操作装置(例えば、操作部)を備えた画像形成装置(例えば、複合機)について説明する。
図1は、本発明に係る複合機100の内部の全体構成を示す概念図である。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
本発明の複合機100は、例えばプリンタやスキャナ単体、あるいはプリンタ、コピー、スキャナ、ファックス等を備えた複合機等が該当する。尚、一例として複合機を利用して原稿のコピー機能を提供する際の複合機100の動作を簡単に説明する。
ユーザが複合機100を利用して例えば原稿Pの印刷を行う場合、原稿Pを図1に示す原稿台101、或いは載置台102に配置し、原稿台101近傍に供えられた操作部103に対してコピー条件を入力し、印刷の指示を行う。操作部103の構成については後述する。当該印刷の指示があると、以下に示す各部(駆動部)が動作することで、印刷が行われる。
即ち、図1に示すように、本発明の複合機100は、本体104と、本体104の上方に取り付けられたプラテンカバー105を備える。本体104の上面は原稿台101が設けられており、原稿台101は、プラテンカバー105によって開閉されるようになっている。プラテンカバー105は、自動原稿給紙装置106と載置台102と排紙台107が設けられている。
自動原稿給紙装置106は、プラテンカバー105の内部に形成された原稿搬送路108と、プラテンカバー105の内部に備えられたピックアップローラ109や搬送ローラ110A、110B等で構成される。原稿搬送路108は、載置台102から、本体104に設けられた画像読取部111にて読み取りが行なわれる読取位置Xを経由して、排紙台107に通じる原稿の搬送路である。
自動原稿給紙装置106は、載置台102に載置された複数の原稿から1枚ずつ原稿をピックアップローラ109で搬送路内108に引き出し、搬送ローラ等によって引き出した原稿を、読取位置Xを通過させて、搬送ローラ110Bにより排紙台107に排紙する。読取位置Xを通過する時に原稿は画像読取部111にて読み取られる。
上記画像読取部111は、原稿台101の下方に設けられており、図2にその詳細が示されている。画像読取部111は、原稿台102を照射する走査方向に長い光源112と、原稿台からの光を選択的に通過させるスリット113と、原稿台からの光を導くミラー114とを備える第一の移動キャリッジ115や、第一の移動キャリッジ115からの反射光を再度反射するミラー116A、116Bを備える第二の移動キャリッジ117、更にミラーで導かれた光を光学的に補正するレンズ群118、当該レンズ群118より補正された光を受光する撮像素子119、撮像素子119にて受光した光を電気信号に変換し、必要に応じて補正処理・画質処理・圧縮処理などを行う画像データ生成部120とで構成されている。
自動原稿給紙装置106上の原稿を読み取る場合には、光源112は、読取位置Xを照射できる位置に移動して発光する。光源112からの光は、原稿台101を透過して読取位置Xを通過する原稿にて反射し、スリット113、ミラー114、116A、116B、レンズ群118によって撮像素子119に導かれる。撮像素子119は、受光した光を電気信号に変換して画像データ生成部120に送信する。画像データ生成部120には、上記撮像素子119にて受光された光がR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)のアナログ電気信号として入力され、ここでアナログ−デジタル変換され、即ちデジタル化される。さらに、画像データ生成部120では、順次変換されたデジタル信号を単位データとし、これら単位データを補正処理、画質処理、圧縮処理等することで複数の単位データからなる画像データを生成する。
又、画像読取部111は、自動原稿給紙装置106で搬送される原稿だけでなく、原稿台101に載置された原稿も読み取ることが可能となっている。原稿台101に載置された原稿を読み取る場合は、第一のキャリッジ114は、光源112を発光しながら副走査方向に移動し、光源112から撮像素子119までの光路長を一定にするために、第二の移動キャリッジ117は第一の移動キャリッジ115の1/2の速度で撮像素子119方向に移動する。
撮像素子119は、自動原稿給紙装置106に搬送された原稿のときと同様に、ミラー114、116A、116Bに導かれた光に基づいて原稿台101に載置された原稿からの光を電気信号に変換し、これに基づいて画像データ生成部120が画像データを生成し、記憶部120Bに記憶する。
本体104の画像読取部111の下方には、画像データを印刷する画像形成部121を備えている。画像形成部121が印刷できる画像データは、上記のように画像データ生成部120にて生成されたものや、その他複合機100とLAN等のネットワークに接続されたパーソナルコンピューター等の端末から、ネットワークインターフェイスを介して受信したものである。
画像形成部121が行う印刷方式には、電子写真方式が用いられている。即ち、感光ドラム122を帯電器123で一様に帯電させ、その後レーザ124で感光ドラム122を照射して感光ドラム122に潜像を形成し、現像器125で潜像にトナーを付着させて可視像を形成し、転写ローラにて可視像を転写媒体に転写する方式である。
尚、フルカラー画像に対応した複合機では、上記現像器(ロータリー現像器)125が、図1の紙面に対して垂直方向に構成される回転軸を中心として周方向に回転させられ、対応する色のトナーが格納された現像ユニットが感光ドラム122の対向位置に配置される。この状態で、感光ドラム122上の潜像が、現像器125が格納するトナーにより現像され、中間転写ベルト126Aに転写される。なお、現像器125は、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各トナーをそれぞれ格納する4つの現像ユニット125(Y)、(C)、(M)、(K)を有している。上記中間転写ベルト126Aへの転写を上記各色毎に繰り返すことにより、当該中間転写ベルト126A上にフルカラー画像が形成される。
可視像が印刷される転写媒体、即ち用紙は、給紙カセット132、133、134などの給紙トレイに載置されたものである。
画像形成部121が印刷を行う際には、何れか1つの給紙トレイから転写媒体1枚を、ピックアップローラ135を用いて引き出し、引き出した転写媒体を搬送ローラ136やレジストローラ137で中間転写ベルト126Aと転写ローラ126Bの間に送り込む。
画像形成部121は、中間転写ベルト126Aと転写ローラ126Bの間に送り込んだ転写媒体に、上記中間転写ベルト126A上の可視像を転写すると、可視像を定着させるために、搬送ベルト127で定着部128(定着装置)に転写媒体を送る。定着部128は、ヒータが内蔵された加熱ローラ129と、所定の圧力で加熱ローラ129に押し当てられた加圧ローラ130とで構成されている。加熱ローラ129と加圧ローラ130の間を転写媒体が通過すると、熱と転写媒体への押圧力によって可視像が転写媒体に定着する。定着が行われた転写媒体は排紙トレイ131に排紙される。
上記手順により、複合機100はコピー機能の処理をユーザに提供する。
図3は、本発明に係る操作部103の全体構成を示す概念図である。ユーザは、上記操作部103を用いて、上述のような画像形成についての設定条件等を入力したり、入力された設定条件を確認したりする。上記設定条件が入力される場合、上記操作部103に備えられたタッチパネル301(操作パネル)、タッチペン302、操作キー303が用いられる。
上記タッチパネル301には、アナログ抵抗膜方式が採用され、透光性を有する上部フィルムと下部ガラス基板とがスペーサを介して重ね合わされた構成となっており、上部フィルムと下部ガラス基板との各々の対向面には、ITO(Indium Tin Oxide)等からなる透明電極層が設けられている。上部フィルムがユーザにより押下されると、当該押下位置に対応する上部フィルム側の透明電極層と下部ガラス基板側の透明電極層とが接触するよう構成されている。上部フィルム又は下部ガラス基板に電圧を印加し、下部ガラス基板又は上部フィルムから押下位置に対応する電圧値を取り出すことにより、当該電圧値に対応する座標値(押下位置)を検出する。検出された押下位置が、タッチパネル上に表示された設定画面内の項目キー(項目ボタン等)の表示領域内に含まれると、当該項目に関連付けられた設定条件が入力される。尚、タッチパネル301の座標系の原点0(0、0)は、タッチパネルの左下端部に予め設定され、タッチパネル301の上下方向をY軸とし、左右方向をX軸とする。
又、下部ガラス基板の下方には、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部が設けられており、当該表示部が、例えば、初期画面等の画面を表示することにより、タッチパネル上に画面が表示される。当該表示部は、予め設定された画面データや後述する中心位置表示ボタンの画像データに応じた画面、画像を表示することになる。これにより、タッチパネル301には、設定条件を入力する機能と当該設定条件を表示する機能が兼ね備えられる。
又、タッチパネル301の近傍には、タッチペン302が備えられており、ユーザがそのタッチペン302の先をタッチパネル301に接触させると、当該接触位置(押下位置)に対応する座標値が、上記と同様に出力され、ユーザはタッチペン302により、表示された項目キーを押下・選択することが可能となる。
更に、タッチパネル301近傍には、所定数の操作キー303が設けられ、例えば、テンキー304、スタートキー305、クリアキー306、ストップキー307、リセットキー308、電源キー309が備えられている。尚、上記テンキー304は、部数や倍率を設定する際に具体的な数字の入力に用いられる。
次に、図4を用いて、複合機100及び操作部103の制御系ハードウェアの構成を説明する。図4は、本発明に係る複合機100及び操作部103の制御系ハードウェアの構成を示す図である。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
複合機100の制御回路は、CPU(Central Processing Unit)401、ROM(Read Only Memory)402、RAM(Random Access Memory)403、HDD(Hard Disk Drive)404、各駆動部に対応するドライバ405を内部バス406によって接続している。上記CPU401は、例えば、RAM403を作業領域として利用し、上記ROM402、HDD404等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいて上記ドライバ405と図示しない操作部103からのデータや指示を授受し、上記図1に示した各駆動部の動作を制御する。また、上記駆動部以外の後述する各手段(図5に示す)についても、上記CPU401がプログラムを実行することで当該各手段を実現する。
又、制御回路の内部バス406には、内部インターフェイス407も接続されており、当該内部インターフェイス407は、操作部103の制御回路等と複合機100の制御回路とを接続する。CPU401は、内部インターフェイス407を介して操作部103等の制御回路からの命令信号を受信したり、操作部103等の制御回路へ命令信号、データ等を送信したりする。
又、操作部103の制御回路には、内部バス415に、CPU409、ROM410、RAM411、LCD412、操作キー413(303)、タッチパネル414(301)、内部インターフェイス408を備える。操作キー413やタッチパネル414をユーザが操作すると、CPU409は、内部インターフェイス408を介して、当該操作に基づく命令信号を複合機100の制御回路に送信する。又、CPU409、ROM410、RAM411の機能も上記と同様であり、後述する各手段(図5に示す)についても、上記CPU409がプログラムを実行することで当該各手段を実現する。上記ROM410には、以下に説明する各手段を実現するプログラムやデータが記憶されている。
<本発明の実施形態>
次に図5、図6を参照しながら、本発明の実施形態に係る操作部103が、ユーザにボタン押下を確実に実行させる手順について説明する。図5は、本発明の実施形態に係る操作部103及び複合機100の機能ブロック図である。図6は、本発明の実施形態に係る実行手順を示すためのフローチャートである。
まず、ユーザが、原稿Pを原稿台101に載置して、複合機100の電源を投入すると、複合機100とともに操作部103が起動し、複合機100の画像形成制御手段501が、操作部103の画面表示手段502に、初期画面(例えば、コピー設定画面)をタッチパネル301上に最初に表示するよう指示する(図6:S101)。当該指示を受けた画面表示手段502は、操作ボタン選択手段503に、画面に表示する操作ボタンの形状を選択する旨を通知する。当該通知を受けた操作ボタン選択手段503は、押下領域記憶手段504に記憶されている押下領域テーブルを参照して、当該押下領域テーブルに記憶された押下領域の外周と、押下領域の縦横比とを取得する(図6:S102)。
図7A1は、本発明の実施形態に係る押下領域テーブル700の一例を示す図である。
押下領域テーブル700には、図7A1に示すように、押下領域の外周701と、押下領域の縦横比702(アスペクト比ともいう)とが関連付けて記憶されている。ここで、押下領域とは、図7A2に示すように、ユーザが操作ボタン703aを押下した際の当該ユーザの指先703bと操作ボタン703a(タッチパネル301)との接触領域703cに対応し、押下領域703cの形状を示す外周701と縦横比702は、操作ボタン703aに対するユーザの押下傾向を反映している。図7A2に示すように、押下領域703cの形状が横長であれば、ユーザは指先703bを横にして押下する傾向が強く、押下領域703cの形状が縦長であれば、ユーザは指先703bを縦にして押下する傾向が強いことが理解される。尚、押下領域の縦横比701は、当該押下領域(円形、楕円形等)の横の長さに対する縦の長さの比を示し、横方向は、タッチパネルの座標系におけるX軸方向に、縦方向は、タッチパネルの座標系におけるY軸方向にそれぞれ対応する。又、当該押下領域の外周701と縦横比702との算出方法については、後述する。
さて、操作ボタン選択手段503が押下領域の外周701と縦横比702とを取得する場合、例えば、押下領域テーブル700に記憶されている全ての外周701から所定の統計値(例えば、平均値、中央値、最大値、最小値等)を算出して、当該統計値を外周701の代表値(基準外周とする)として取得する。本発明の実施形態では、統計値を平均値とする。又、押下形状テーブル700に記憶されている全ての縦横比702から、統計値として平均値を算出して、当該平均値を縦横比702の代表値(基準縦横比とする)として取得する。これにより、押下領域テーブル700に記憶されたユーザの押下傾向を全て反映した外周701と縦横比702とを取得することが可能となる。例えば、特定のオフィス、事務所等に常時設置された複合機100(操作部103)であれば、当該複合機100を使用するユーザはほとんど限定されるため、当該ユーザの押下傾向を全て反映させると、前記オフィス等で働くユーザに対する操作性が向上するため、好ましい。
前記基準外周と前記基準縦横比とを取得した操作ボタン選択手段503は、当該基準外周と当該基準縦横比とに対応した操作ボタンの形状を選択する(図6:S103)。操作ボタン選択手段503が操作ボタンの形状を選択する方法は、どのような方法でも構わないが、例えば、以下の方法によりなされる。
まず、操作ボタン選択手段503は、操作ボタン記憶手段505に予め記憶されている操作ボタンテーブルを参照する。
図7Bは、本発明の実施形態に係る操作ボタンテーブル704の一例を示す図である。
操作ボタンテーブル704には、図7Bに示すように、一の境界値(例えば、大型の青年男性の楕円状の指紋の外周に対応する80mm)により区分された二種類の外周の範囲705と、外周の範囲705毎に対応付けられた、二の境界値(例えば、0.75、1.25)により区分された三種類の縦横比の範囲706と、外周の範囲705と縦横比の範囲706とに基づいて決定される押下領域の形状を内包(内挿)する形状の操作ボタンの画像707と、当該操作ボタンの寸法708とが関連付けて記憶されている。ここで、前記操作ボタンの寸法708には、タッチパネル301上に設定された座標系(タッチパネルの上下方向(縦方向)がY軸方向、左右方向(横方向)がX軸方向)に基づいて、対応する操作ボタンの画像706の寸法(大きさ)と同一の寸法が記憶される。
例えば、外周の範囲705が「80mm未満」であり、縦横比の範囲706が「1.25<」である場合、操作ボタンの画像707には、「80mm未満」と「1.25<」とで決定された縦長の楕円形を内包する「縦長」形状の操作ボタンの画像が記憶され、対応する操作ボタンの寸法708には、当該「縦長」形状の操作ボタンの画像を示す寸法「Y座標における寸法:25mm、X座標における寸法:15mm」が記憶される。
操作ボタン選択手段503は、操作ボタンテーブル704に係る外周の範囲705を区分する外周境界値(80mm)と、基準外周とを比較して、当該基準外周が、外周境界値よりも小さい外周の範囲「80mm未満」に属するか、外周境界値以上の外周の範囲「80mm以上」に属するか判定する。当該判定の結果、当該基準外周が属する一の外周の範囲705を決定すると、操作ボタン選択手段503は、決定した外周の範囲705に対応する縦横比の範囲706を区分する二の縦横比境界値(例えば、下限境界値「0.75」を第一の縦横比境界値、上限境界値「1.25」を第二の縦横比境界値とする)と、基準縦横比とを比較して、当該基準縦横比が、第一の縦横比境界値よりも小さい縦横比の範囲「<0.75」に属するか、第一の縦横比境界値以上で第二の縦横比境界値以下の縦横比の範囲「0.75≦、≦1.25」に属するか、第二の縦横比よりも大きい縦横比の範囲「1.25<」に属するかを判定する。当該判定の結果、当該基準縦横比が属する一の縦横比の範囲706を決定すると、操作ボタン選択手段503は、決定した縦横比の範囲706に対応する、操作ボタンの画像707と寸法708とを選択する。
操作ボタン選択手段503が、操作ボタンの画像707と寸法708とを選択すると、その旨を操作ボタン変更手段506に通知する。当該通知を受けた操作ボタン変更手段506は、画面表示手段502に、選択された操作ボタンの画像707と寸法708とを用いて画面を表示するよう指示する(図6:S104)。当該指示を受けた画面表示手段502は、前記操作ボタンの画像707と寸法708とに基づいて画面を編集し(図6:S105)、編集後の画面をタッチパネル上に表示する(図6:S106)。ここで、画面表示手段502が前記操作ボタンの画像707と寸法708とに基づいて画面を編集し、当該画面を表示する方法は、どのような方法でも構わないが、例えば、以下の方法によりなされる。
まず、操作ボタン変更手段506から指示を受けた画面表示手段502は、ボタン項目記憶手段507に予め記憶されているボタン項目テーブル800を参照する。
図8Cは、本発明の実施形態に係るボタン項目テーブル800の一例を示す図である。
ボタン項目テーブル800には、図8Cに示すように、所定の画面を識別する画面識別情報801と、当該画面識別情報801の画面に表示される操作ボタンを識別する操作ボタン識別情報802とが関連付けて記憶されている。ここで、前記操作ボタン識別情報802は、対応する画面識別情報801の画面に表示されるべき操作ボタンの個数だけ記憶されている。
ボタン項目テーブル800を参照した画面表示手段502は、先ほど画像形成制御手段501から受けた指示に係る初期画面の画面識別情報(例えば、「初期画面」)と、ボタン項目テーブル800の画面識別情報801とを照合し、照合した画面識別情報に対応する、ボタン項目テーブル800の操作ボタン識別情報802を全て取得する。次に、画面表示手段502は、取得した操作ボタン識別情報802に対応する文字(指示、条件、命令等)を、操作ボタン変更手段506から受けた指示に係る操作ボタンの画像707の中心位置に配置する。ここで、画面表示手段502が、文字を操作ボタンの画像707の中心位置に配置する場合、図8Dに示すように、当該操作ボタンの形状803aが縦長であれば、当該文字803bを縦書きとし、当該操作ボタンの形状804aが横長であれば、当該文字804bを横書きとし、当該操作ボタンの形状805aが正方形であれば、当該文字805bを横書きとする。前記操作ボタンの形状の寸法が大きい場合(外周が80mm以上)、当該操作ボタン806aに当該文字806bが内包されるように当該操作ボタン806aの寸法に合わせて当該文字806bの寸法を適宜変更する(例えば、フォントを変更する)。そして、画面表示手段502は、所定のメモリに予め記憶されている初期画面のフレームを取得して、図9Eに示すように、当該フレーム900のメッセージ欄901の下方に位置する操作ボタン表示欄902の左上近傍から、文字が配置された操作ボタンの画像903(例えば、図8Dに示す、横長形状の操作ボタン804a)を下方に向かって所定の間隔で配置していく。一の操作ボタンを配置すると、画面表示手段502は、当該操作ボタンの文字に対応する操作ボタン識別情報802と、当該操作ボタンの寸法708とに基づいて配置した操作ボタンの画像903に対応する表示領域(押下判定領域、感知領域)を決定し、当該表示領域に当該操作ボタン識別情報802を対応付ける。
例えば、タッチパネル301上の座標系において操作ボタン表示欄902の左上近傍の位置904が、X座標において「2」(単位:mm)、Y座標において「80」(単位:mm)であり、配置される操作ボタンの画像903(例えば、図8Dに示す、横長の形状の操作ボタン804a)の寸法708が、Y座標における寸法「15」mm、X座標における寸法「25」mmであり、当該操作ボタンの文字に対応する操作ボタン識別情報802が、「集約」であり、当該位置904に当該操作ボタンの画像903の左上端を合わせて当該操作ボタンを配置した場合に、画面表示手段502は、当該操作ボタンの表示領域を、X座標において「2〜27」905、Y座標において「65〜80」906と決定し、当該表示領域に前記操作ボタン識別情報「集約」907を対応付ける。これにより、当該「集約」操作ボタンの表示領域がユーザにより押下されると、操作ボタン識別情報「集約」に対応する命令信号が出力される。
又、図9Eに示すように、上下方向において操作ボタンの画像が4つ配置され、5つ目の操作ボタンの画像が操作ボタン表示欄902からはみ出る場合、既に配置した操作ボタンの画像の列908に対して右近傍に、5つ目の操作ボタンの画像909を配置し、6つ目の操作ボタンの画像は、5つ目の操作ボタンの画像909の下方に配置されていく。このようにして、所定数の操作ボタンの画像が操作ボタン表示欄902に敷き詰められる。
ここで、操作ボタンの個数が多く、全ての操作ボタンの画像が操作ボタン表示欄902に収まりきれない場合は、画面表示手段502が、操作ボタン表示欄902を複製し、複製した操作ボタン表示欄に、収まりきれない操作ボタンの画像を上記と同様に配置していく。この場合、図9Fに示すように、画面表示手段502は、操作ボタン表示欄902相互を切り替え表示可能とするスクロールキー910を用意する。この場合には、例えば、図9Fに示す外周が80mm以上の横長形状の操作ボタンの画像911が操作ボタン表示欄902に配置される場合に該当する。
一方、他の操作ボタンの画像の形状と比較して小さい形状の操作ボタンの画像が操作ボタン表示欄に配置される場合、例えば、外周が80mm未満の正方形の操作ボタンの画像が操作ボタン表示欄に配置される場合、図10Gに示すように、全ての操作ボタンの画像1001が操作ボタン表示欄1002に収まるとともに、未だ配置可能な領域1003が生じることになる。この場合は、図9Eに示したように、外周が80mm未満の横長の操作ボタンの画像903が操作ボタン表示欄902に配置される場合と比較すると、操作ボタン表示欄1002に表示可能な操作ボタンの画像1001の個数が増加し(図9Eでは、表示可能な操作ボタンの画像903の個数は16個、図10Gでは、21個)、画面上の領域を有効活用できることになる。
さて、画面表示手段502が、初期画面の操作ボタン表示欄に全ての操作ボタンの画像を配置し、配置した操作ボタンの表示領域を全て決定し、更に、当該表示領域に操作ボタン識別情報を全て対応付けると(つまり、画面の編集が完了すると)(図6:S105)、当該初期画面をタッチパネル301上に表示する(図6:S106)。表示された操作ボタンは、ユーザの押下領域の形状に対応する形状であるため、ユーザに対する操作ボタンの押下外れ率を低下させることが可能となる(後述する)。
初期画面を見ながら、ユーザが所定の操作ボタンを押下すると、押下領域検出手段508が、ユーザにより押下された押下領域を検出して(図6:S107)、検出した押下領域を押下判定手段509に送信する。当該押下領域を受信した押下判定手段509は、画面表示手段502から操作ボタンの表示領域を取得し、当該押下領域が当該操作ボタンの表示領域内であるか否かを判定する(図6:S108)。
当該判定の結果、押下領域が所定の操作ボタンの表示領域内であると判定されると(図6:S108YES)、押下判定手段509は、判定した当該操作ボタンの操作ボタン識別情報に対応する指示内容の命令信号を画像形成制御手段501に送信する(図6:S109)。当該命令信号を受信した画像形成制御手段501は、当該命令信号に基づいて処理を実行することになる。
ここで、押下判定手段509が所定の命令信号を画像形成制御手段501に送信した場合、当該押下判定手段509を監視していた算出手段510は、押下判定手段509が判定で使用した押下領域を取得して、取得した押下領域の座標値(X座標値、Y座標値)に基づき当該押下領域の外周と当該押下領域の縦横比とを算出する(図6:S110)。外周の算出方法は、例えば、図10Hに示すように、押下領域1004の境界線1005の長さを押下領域1004の座標値から算出し、当該境界線1005の長さを外周とする方法が挙げられる。又、縦横比の算出方法は、例えば、押下領域1004のY軸方向の最大長1006とX軸方向の最大長1007とを押下領域の座標値から算出し、当該縦方向の最大長1006を当該横方向の最大長1007で除算した値を縦横比とする方法が挙げられる。尚、縦横比の算出に関して、押下領域1008が横方向に対して所定の角度(例えば、45度)で傾斜する場合、上述のように、当該押下領域1008のY軸方向の最大長1009とX軸方向の最大長1010とを押下領域1008の座標値から算出しても、当該押下領域1008の形状は、正方形の押下ボタンの画像1011に対応付けられることになるため、問題とならない。
算出手段510が押下形状の外周と縦横比とを算出すると、押下領域記憶手段504に記憶されている押下領域テーブル700の最下段に、算出した外周と縦横比とを記憶させる(図6:S111)。これにより、ユーザにより操作ボタンが適切に押下されると、当該押下領域の外周と縦横比とが順次押下領域テーブル700に記憶される。記憶された外周と縦横比は、次に操作ボタン選択手段503が操作ボタンの形状を選択する際に利用される。
さて、前記命令信号を受信した画像形成制御手段501は、当該命令信号に基づいて処理を実行するが、例えば、当該命令信号が「集約」内容の命令信号であれば、画像形成制御手段501は、画面表示手段502に、「集約」に関する所定数の操作ボタン(例えば、「2in1」、「4in1」等)を含む集約設定画面(新たな画面、次の階層の画面)を表示(移行)する旨を通知する(図6:S112YES)。当該通知を受けた画面表示手段502は、画像形成制御手段501から所定(例えば、「集約」内容)の命令信号を受けて、上述したように、操作ボタンの画像707と寸法708とボタン項目テーブル800とに基づいて集約設定画面を編集し(図6:S105)、当該集約設定画面をタッチパネル上に表示することになる(図6:S106)。
一方、画像形成制御手段501が新たな画面を表示する旨を画面表示手段502に通知しない場合(図6:S112NO)、押下領域検出手段508は、スタートキーが押下されるまで待機することになる(図6:S113NO)。
ところで、ユーザが操作ボタンを適切に押下出来なかった場合、つまり、押下判定手段509による判定の結果、押下領域が操作ボタンの表示領域内でないと判定された場合(図6:S108NO)、当該押下判定手段509は、何もしない。この場合は、S107に戻り、押下領域検出手段508が、ユーザによる押下がなされるまで待機する(図6:S107)。もちろん、算出手段510は、押下領域の外周と縦横比とを算出しない。
このように、画面表示手段502が最初に初期画面をタッチパネル301上に表示した後に、ユーザが画面上の操作ボタンを押下することによって、画面が切り替わったり、コピー条件が入力されたりする。ここで、前記操作ボタン変更手段506は、ユーザにより、処理開始を指示するスタートキーが押下されるまで(図6:S113NO)、前記画面表示手段502に、特定の操作ボタンの形状で操作ボタンを含む画面を表示する指示を継続し(図6:S112YES)、当該画面表示手段502は、上述した操作ボタンの画像707と寸法708とボタン項目テーブル800とに基づいて画面の編集、タッチパネル301上への表示を継続することになる(図6:S105→S106)。
さて、ユーザが、自己の希望するコピー条件を操作部103を介して画像形成制御手段501に入力し、操作部103に備えられたスタートキー307を押下すると、押下領域検出手段508が当該押下を検出し(図6:S113YES)、前記押下判定手段509が、スタートキー307が押下された旨(処理開始の命令信号)を画像形成制御手段501に通知する。当該通知を受けた画像形成制御手段501は、印刷を開始し、今まで受信した命令信号に対応するコピー条件に基づいて画像読取手段511と画像記憶手段512と画像形成手段513とを制御し、画像形成を実行する。つまり、画像読取手段511が原稿の画像データを読み取って画像記憶手段512に記憶し、画像形成手段513が当該画像記憶手段512に記憶された画像データに基づいて画像形成を実行する。
ここで、前記押下判定手段509を監視していた操作ボタン変更手段506は、スタートキーが押下されたことを検知し(図6:S113YES)、当該画面表示手段502に行なった指示、つまり、当該画面表示手段502に特定の操作ボタンを含む画面を表示する指示を解除する(図6:S114)。これにより、例えば、次のユーザが複合機に訪れて、画面表示手段502が初期画面を最初に表示する際に、操作ボタン選択手段503は、従前のユーザの押下領域を反映した操作ボタンの形状を新たに選択し、操作ボタン変更手段506は、最新のユーザの押下傾向に対応する操作ボタンの形状で当該操作ボタンを含む画面を前記画面表示手段502に表示するよう指示することになり、ユーザに対するタッチパネルの操作性を向上させる。
尚、上述では、ハードキーであるスタートキー307が押下された場合について説明したが、例えば、ユーザが、画面表示手段502が表示した画面内のスタートキー(操作ボタン)を押下した場合(図6:S108YES)、押下判定手段509が、画像形成制御手段に処理開始の命令信号を送信することになるが(図6:S109)、この場合は、押下領域検出手段508が検出した押下領域を算出手段510が受けて、押下領域の外周と縦横比とを算出し(図6:S110)、当該外周と縦横比とを押下領域テーブル700に記憶させるとともに(図6:S111)、操作ボタン変更手段506が、前記処理開始の命令信号を検知して(図6:S112NO→S113YES)、画面表示手段に対する指示を解除することになる(図6:S114)。
<本発明の実施形態に係る操作部103に関する作用・効果>
次に、本発明の実施形態に係る操作部103を用いた際の作用・効果について説明する。
所定数のユーザ(例えば、10人)に操作部103の前方で待機してもらい、当該操作部103のタッチパネル301上に、所定の形状の操作ボタン(例えば、図8Dに示す、外周が80mm未満で横長の操作ボタン804a)のみを表示した画面(以下、比較例画面とする)を表示し、待機していたユーザに当該操作ボタンを一回の押下作業で押下してもらった。そして、所定数のユーザのうち、一回の押下作業で、当該操作ボタンを的確に押下することが出来なかったユーザをカウントして、その割合(押下外れ率、エラー率ともいう)を算出した。すると、画面(タッチパネル)の大きさ、操作ボタンの大きさ、ユーザの指先の太さ等に応じて押下外れ率は変動するものの、比較例画面における押下外れ率は約50%であった。
ここで、比較例画面における押下外れ率を算出する際に、ユーザが操作ボタンを押下した際の押下領域をユーザ毎に検出し、検出した押下領域の外周と縦横比とを算出し、当該外周と縦横比とに対応する操作ボタンの形状を図7Bに示す操作ボタンテーブル704に基づいて選択した。上述した比較例画面の操作ボタンに代えて、選択した形状の操作ボタン(例えば、図8Dに示す、外周が80mm未満で縦長の操作ボタン803a)のみを示した画面(以下、実施例画面とする)を用意して、上述と同様に、押下外れ率を算出した。すると、画面(タッチパネル)の大きさ、操作ボタンの大きさ、ユーザの指先の太さ等に応じて押下外れ率は変動するものの、実施例画面における押下外れ率は約30%となった。これは、ユーザの押下領域の形状が、操作ボタンの形状に合致(一致)するため、ユーザが操作ボタンを押下し易くなり、押下判定手段509が当該ユーザの操作ボタンの押下を確実に判定(認識)することが出来たものと推認される。このように、ユーザの押下領域の形状に対応する形状の操作ボタンの方が、他の形状の操作ボタンと比較して、押下外れ率を低下させることが可能であることが理解される。そのため、本発明の実施形態に係る操作部103において、ユーザの押下領域の形状に対応する形状の操作ボタンを表示することにより、ユーザの押下外れ率を低下させることが可能であると推認される。
このように、本発明に係る操作部103は、操作ボタンを含む画面をタッチパネル上に表示する画面表示手段502と、ユーザにより前記タッチパネル上の所定の領域が押下されると、当該押下領域を検出する押下領域検出手段508とを備える。又、当該操作部103は、検出された押下領域が、前記操作ボタンの表示領域内であるか否かを判定する押下判定手段509と、前記押下領域が前記操作ボタンの表示領域内であると判定された場合、当該押下領域の形状を記憶する押下領域記憶手段504とを備える。更に、当該操作部103は、所定数の押下領域の形状と、当該形状に対応する操作ボタンの形状とを関連付けて記憶する操作ボタン記憶手段505と、前記画面表示手段502が前記画面を表示する際に、前記操作ボタン記憶手段505の操作ボタンの形状のうち、前記押下領域記憶手段504に記憶された押下領域の形状に対応する操作ボタンの形状を選択する操作ボタン選択手段503と、前記画面表示手段502に、選択された操作ボタンの形状で操作ボタンを含む画面を表示するように指示する操作ボタン変更手段506とを備える。
これにより、ユーザの押下領域の形状に対応する形状の操作ボタンが表示されるため、ユーザの押下外れ率を低下させることが可能となる。又、表示される操作ボタンの形状は、ユーザの押下領域に合致した最適の形状であるため、画面内に無駄な領域が生じることがなく、所定の画面に表示可能な操作ボタンの個数を増加させることが可能となる。そのため、ユーザの操作ボタンの押下時に発生する押下誤検知を出来るだけ防止することが可能となるとともに、操作ボタンを効率よく一の画面に表示することが可能となる。その結果、操作ボタンの押下外れによるユーザのストレス発生を低減させ、操作部におけるユーザインターフェースの利便性を向上させることが可能となる。仮に、大きな形状の操作ボタンが表示されたとしても、ユーザの押下領域の形状に対応しているため、ユーザの押下外れ率を低下させることはない。
尚、本発明の実施形態では、前記操作ボタン選択手段503が、前記画面表示手段が初期画面を最初に表示する際に、前記操作ボタンの形状を選択し、前記操作ボタン変更手段506が、前記画面表示手段502に、選択された操作ボタンの形状で操作ボタンを含む画面を表示するように指示するとともに、当該画面表示手段502が初期画面を最初に表示してからスタートキーが押下されるまで、当該指示を継続するよう構成したが、他の構成でも構わない。例えば、前記操作ボタン選択手段503が、前記押下領域テーブルに新たな押下領域の形状が記憶されると、当該押下領域テーブルと前記操作ボタンテーブルとに基づいて操作ボタンの形状を選択し、前記操作ボタン変更手段506が、前記画面表示手段502に、選択された操作ボタンの形状で当該操作ボタンを含む画面を表示するように指示するよう構成しても構わない。つまり、ユーザが操作ボタンを適切に押下する毎に、前記操作ボタン選択手段503が、特定の操作ボタンの形状を選択し、前記操作ボタン変更手段506が、前記画面表示手段502に、特定の操作ボタンの形状で当該操作ボタンを含む画面を表示するように指示するよう構成される。当該構成により、画面中の操作ボタンの形状が随時変更され、操作中のユーザの押下傾向(押下領域)に近づいていくこととなり、ユーザに対する操作ボタンの操作性を向上させ、ユーザにタッチパネルの操作を円滑に進めさせることが可能となる。
又、本発明の実施形態に係る操作部103では、更に、ユーザを識別するユーザ識別情報が入力されると、ユーザ認証を行ないユーザをログインさせる認証手段と、前記ユーザ認証を無効化するログアウトキーが押下されると、ユーザをログアウトさせるログアウト手段とを備えるよう構成して、ユーザのログイン中において、前記操作ボタン選択手段503が、ログイン中のユーザのユーザ識別情報に対応する特定の操作ボタンの形状を選択し、前記操作ボタン変更手段506が、前記画面表示手段502に、当該ユーザ識別情報に対応する特定の操作ボタンの形状で当該操作ボタンを含む画面を表示するように指示するよう構成しても構わない。具体的には、前記認証手段と、前記ログアウト手段とを備え、前記押下領域記憶手段は、前記押下領域の形状を、前記認証手段がユーザをログインさせた際のユーザ識別情報と関連付けて記憶し、前記操作ボタン選択手段は、前記認証手段がユーザをログインさせた際に、前記操作ボタン記憶手段の操作ボタンの形状のうち、当該ユーザのユーザ識別情報に関連付けられた押下領域の形状に対応する操作ボタンの形状を選択し、前記操作ボタン変更手段は、前記認証手段がユーザをログインさせてから前記ログアウト手段が当該ユーザをログアウトさせるまで、前記画面表示手段に、選択された操作ボタンの形状で操作ボタンを含む画面を表示するよう指示するよう構成される。
当該構成により、ユーザ毎に、当該ユーザの指先や操作ボタンの押下傾向に対応する操作ボタンの形状で操作ボタンが画面に表示されることとなり、更に、ユーザの押下がズレ率を低下させるとともに、ユーザに対する操作ボタンの操作性を向上させることが可能となる。特に、ユーザの性別(男性、女性)と、年齢(大人、小人)と、身長等で、ユーザの指先の寸法は大きくことなることが通常であるため、ユーザ識別情報毎に操作ボタンの形状が選択(決定)されるように構成すると、それぞれのユーザの押下外れ率を低下させ、全体として大きく押下外れ率を低下させることが可能となり、通常の業務の進行を著しく促進させることが可能となる。
尚、ユーザ識別情報毎に押下領域の形状を記憶する構成を採用する場合、押下領域記憶手段504に記憶される押下領域テーブル1100には、例えば、図11Iに示すように、認証手段が受けたユーザ識別情報1101(例えば、「A001」)と、当該ユーザ識別情報でログインしたユーザについての押下領域の外周1102と、押下領域の縦横比1103とが関連付けて記憶される。押下領域テーブル1100に、所定の外周と縦横比とを記憶させる場合、前記算出手段510が、所定の外周と縦横比とを算出すると、認証手段からログイン中のユーザ識別情報を取得して、取得したユーザ識別情報と、外周と、縦横比とを押下領域テーブルに記憶させることになる。又、認証手段がユーザをログインさせると、前記操作ボタン選択手段503は、前記認証手段がユーザをログインさせた際に、当該認証手段から認証したユーザ識別情報を受けて(又は取得して)、当該ユーザ識別情報(例えば、「A001」)に照合するユーザ識別情報の外周と縦横比とを押下領域テーブルから参照し、当該外周の平均値と当該縦横比の平均値を算出し、当該外周の平均値と当該縦横比の平均値とにそれぞれ対応する操作ボタンテーブル(操作ボタン記憶手段505)の操作ボタンの形状を選択することになる。選択後の処理については、上述と同様であるため、割愛する。
又、前記認証手段が認証する方法は、どのような方法でも構わないが、例えば、所定のメモリに、認証許可するユーザ識別情報と、当該ユーザ識別情報毎に設定されたパスワードとを関連付けて記憶する所定のメモリを予め用意し、認証手段が、ユーザから(例えば、画面表示手段、押下領域検出手段等を介して)ユーザ識別情報とパスワードとを受けると、受けたユーザ識別情報と、前記メモリに記憶されたユーザ識別情報とを照合し、両者が一致していれば、先ほど受けたパスワードと、前記メモリに記憶されるとともに、当該照合により一致したユーザ識別情報に対応するパスワードとを更に照合し、両者が一致していれば、ユーザを認証する方法が挙げられる。
又、本発明の実施形態に係る操作部103の押下検出手段は、抵抗膜方式を用いて実現したが、これに代えて、例えば、表面弾性波方式等のタッチパネルに関する技術分野で採用される方式を用いて実現しても構わない。
又、本発明の実施形態に係る操作部103では、複合機100のコピーサービスの処理に関して採用したが、例えば、ファクシミリ送受信サービス、プリントサービス等に対しても採用できる。更に、本発明の実施形態では、操作部103を複合機に適用した場合について説明したが、タッチパネルを操作装置として用いる各種画像形成装置、各種電子装置等に適用しても、同一の作用効果を奏する。
又、本発明の実施形態では、操作部103が各手段を備えるよう構成したが、当該各手段を実現するプログラムを記憶媒体に記憶させ、当該記憶媒体を提供するよう構成しても構わない。当該構成では、上記プログラムを操作部103或いは複合機100に読み出させ、その操作部103或いは複合機100が上記各手段を実現する。その場合、上記記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の作用効果を奏する。さらに、各手段が実行するステップをハードディスクに記憶させる方法として提供することも可能である。
以上のように、本発明に係る操作装置及びこれを備えた画像形成装置は、複合機はもちろん、複写機、プリンタ等に有用であり、操作ボタンに対するユーザの操作ミスを防止するとともに、操作ボタンを効率よく画面に表示することが可能な操作装置及びこれを備えた画像形成装置として有効である。
100 複合機
103 操作部
312 ハードキー
501 画像形成制御手段
502 画面表示手段
503 操作ボタン選択手段
504 押下領域記憶手段
505 操作ボタン記憶手段
506 操作ボタン変更手段
507 ボタン項目記憶手段
508 押下領域検出手段
509 押下判定手段
510 算出手段
511 画像読取手段
512 画像記憶手段
513 画像形成手段

Claims (5)

  1. 操作ボタンを含む画面をタッチパネル上に表示する画面表示手段と、
    ユーザにより前記タッチパネル上の所定の領域が押下されると、当該押下領域を検出する押下領域検出手段と、
    検出された押下領域が、前記操作ボタンの表示領域内であるか否かを判定する押下判定手段と、
    前記押下領域が前記操作ボタンの表示領域内であると判定された場合、当該押下領域の形状を記憶する押下領域記憶手段と、
    所定数の押下領域の形状と、当該形状に対応する操作ボタンの形状とを関連付けて記憶する操作ボタン記憶手段と、
    前記画面表示手段が前記画面を表示する際に、前記操作ボタン記憶手段の操作ボタンの形状のうち、前記押下領域記憶手段に記憶された押下領域の形状に対応する操作ボタンの形状を選択する操作ボタン選択手段と、
    前記画面表示手段に、選択された操作ボタンの形状で操作ボタンを含む画面を表示するように指示する操作ボタン変更手段と
    を備える操作装置。
  2. 前記操作ボタン選択手段が、前記押下領域記憶手段に記憶された全ての押下領域の形状から統計値を算出し、当該統計値に対応する操作ボタンの形状を選択する
    請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記操作ボタン選択手段が、前記画面表示手段が初期画面を最初に表示する際に、前記操作ボタンの形状を選択し、
    前記操作ボタン変更手段が、前記画面表示手段に、選択された操作ボタンの形状で操作ボタンを含む画面を表示するように指示するとともに、当該画面表示手段が初期画面を最初に表示してからスタートキーが押下されるまで、当該指示を継続する
    請求項1又は2に記載の操作装置。
  4. 更に、ユーザを識別するユーザ識別情報が入力されると、ユーザ認証を行ないユーザをログインさせる認証手段と、
    前記ユーザ認証を無効化するログアウトキーが押下されると、ユーザをログアウトさせるログアウト手段とを備え、
    前記押下領域記憶手段は、前記押下領域の形状を、前記認証手段がユーザをログインさせた際のユーザ識別情報と関連付けて記憶し、
    前記操作ボタン選択手段は、前記認証手段がユーザをログインさせた際に、前記操作ボタン記憶手段の操作ボタンの形状のうち、当該ユーザのユーザ識別情報に関連付けられた押下領域の形状に対応する操作ボタンの形状を選択し、
    前記操作ボタン変更手段は、前記認証手段がユーザをログインさせてから前記ログアウト手段が当該ユーザをログアウトさせるまで、前記画面表示手段に、選択された操作ボタンの形状で操作ボタンを含む画面を表示するよう指示する
    請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の操作装置。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の操作装置を備える画像形成装置。
JP2010018620A 2010-01-29 2010-01-29 操作装置及びこれを備えた画像形成装置 Pending JP2011159007A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010018620A JP2011159007A (ja) 2010-01-29 2010-01-29 操作装置及びこれを備えた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010018620A JP2011159007A (ja) 2010-01-29 2010-01-29 操作装置及びこれを備えた画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011159007A true JP2011159007A (ja) 2011-08-18

Family

ID=44590927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010018620A Pending JP2011159007A (ja) 2010-01-29 2010-01-29 操作装置及びこれを備えた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011159007A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016146216A (ja) * 2016-04-28 2016-08-12 ブラザー工業株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム
US10015331B2 (en) 2011-12-26 2018-07-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, non-transitory storage medium storing program to be executed by the same, method of controlling the same, and terminal device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10015331B2 (en) 2011-12-26 2018-07-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, non-transitory storage medium storing program to be executed by the same, method of controlling the same, and terminal device
US10218861B2 (en) 2011-12-26 2019-02-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, non-transitory storage medium storing program to be executed by the same, method of controlling the same, and terminal device
JP2016146216A (ja) * 2016-04-28 2016-08-12 ブラザー工業株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5138736B2 (ja) 文字入力装置及び文字入力方法
JP5264685B2 (ja) 画像形成装置
JP5122544B2 (ja) 数値入力装置及び該数値入力装置を備えた画像形成装置
JP2012075025A (ja) 操作装置及び操作方法
JP5002028B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システム
US10063723B2 (en) Display input device for successively reducing the size of a screen element during a selected processing of an image forming apparatus
JP2011055131A (ja) 画像形成装置
JP2012078952A (ja) 改ざん検知装置及び改ざん検知方法
JP2011159007A (ja) 操作装置及びこれを備えた画像形成装置
JPWO2015079950A1 (ja) 画像処理装置及び画像処理システム
JP5680484B2 (ja) 表示内容制御装置及び表示内容制御方法
JP5085453B2 (ja) 画像形成装置
JP2011216039A (ja) 操作装置および電子機器
JP5449845B2 (ja) 画像形成システム
JP5356270B2 (ja) 操作装置及びこれを備えた画像形成装置
JP5420516B2 (ja) 電子装置の操作装置及び操作方法
JP5623379B2 (ja) 入力装置および処理装置
JP2010041453A (ja) 画像形成装置
JP2009267590A (ja) 画像形成装置
JP5599109B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP5649087B2 (ja) 画像形成装置
JP6260529B2 (ja) 操作装置及び操作方法
CN108881658B (zh) 数据传送装置、图像形成装置以及图像读取装置
JP5403610B2 (ja) 画像形成装置
JP2018063651A (ja) 操作パネルおよび画像形成装置