JP2011157911A - ロータリ圧縮機 - Google Patents

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大輔 船越
Noboru Iida
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Abstract

【課題】ベーン先端の磨耗や焼きつきを抑制させ信頼性を確保しながら、組立てロスを減らしつつ、効率の高いロータリ圧縮機を提供すること。
【解決手段】シリンダ30内に配置されるシャフト31の偏心部31aと、偏心部31aに嵌合され、円柱状の溝32aが形成されたピストン32と、シリンダ30に形成されたスロット30b内に挿入され、シリンダ30内の空間を高圧側と低圧側とに仕切り、かつ溝32aに係合する円柱状の円柱部33aを有するベーン33とを備え、溝32aと円柱部33aの間の隙間が、溝32aの直径に対して5/1000〜15/1000の値であり、かつ溝32aと円柱部33aの間の隙間へオイルを給油する給油機構32bを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、シリンダに形成されたスロット内に挿入され、圧縮室を高圧側と低圧側とに仕切り、かつ円柱状の円柱部を有するベーンを備えるロータリ圧縮機に関する。
従来、冷凍装置や空気調和装置などにおいては、蒸発器で蒸発したガス冷媒を吸入し、吸入したガス冷媒を凝縮するために必要な圧力まで圧縮して冷媒回路中に高温高圧のガス冷媒を送り出す圧縮機が使用されている。このような圧縮機の一つとして、ローリングピストン型ロータリ圧縮機が知られている。
図9は、従来のローリングピストン型ロータリ圧縮機の一例を示す部分縦断面図である。図10は、図9に示すロータリ圧縮機の、面A−Aに沿う横断面を示す図である。図9,10に例示されるように、ロータリ圧縮機においては、電動機202と圧縮機構部203とがシャフト231で連結された状態で密閉容器201内に収納される。圧縮機構部203は、シリンダ230と、該シリンダ230の上端面及び下端面を閉塞する上軸受234及び下軸受235とを備えている。シリンダ230、上軸受234及び下軸受235により、圧縮室239と呼ばれる空間が形成される。
圧縮室239内には、上軸受234及び下軸受235に支持されるシャフト231の偏心部231aに嵌合されたピストン232が備わる。圧縮室239内にはさらに、ピストン232の外周の偏心回転に追従して往復運動し、圧縮室239内を低圧側と高圧側とに仕切るベーン233が備わる。
シャフト231には、中心軸に沿って油穴241が形成されると共に、上軸受234の下端部分及び下軸受235の上端部分に近接する部分には、油穴241に連通した給油穴242及び給油穴243が設けられている。また、シャフト231において、偏心部231aに近接する部分には、上記油穴241に連通した給油穴244が設けられる。また、シャフト231の外周には、この給油穴244の開口部分を通る油溝245が形成されている。
シリンダ230には、圧縮室239の低圧側にガスを吸入する吸入ポート240が開通されており、上軸受234には、低圧側から転じて形成される圧縮室239の高圧側からガスを吐出する吐出ポート238が開通されている。吐出ポート238は、上軸受234を貫通する平面視で円形の孔として形成される。また、上軸受234において吐出ポート238の上方には、所定の大きさ以上の圧力を吐出ポート238から受けた場合に開放される吐出弁236が設けられる。上軸受234にはさらに、吐出弁236を覆うようにカップマフラー237が配置されている。
以上のような構成のロータリ圧縮機において、圧縮室239の低圧側では、ピストン232とシリンダ230の摺接部分が偏心回転により吸入ポート240を通過し始めると、吸入室が徐々に拡大する。この間、吸入ポート240から吸入室内にガスが吸入される。一方、高圧側では、ピストン232の摺動部が吐出ポート238へと、圧縮室239を徐々に縮小しながら近づいていき、所定圧力以上に圧縮された時点で吐出弁236が開いて吐出ポート238からガスが流出する。流出したガスは、カップマフラー237により密閉容器201内に吐出される。
上記の構成では、ピストン232とベーン233の先端との摺動部分では、オイルが保
持されにくく、摺動性が厳しい。つまり油膜が形成され難いため、金属接触が起こり、磨耗が起こりやすい。さらに、近年の代替冷媒の移行により、非共沸混合冷媒のR407CやR410Aを従来のロータリ圧縮機で使用すると、これら冷媒自身の潤滑性が悪いため、上記摺動部分での磨耗がさらに発生しやすい。
このような磨耗の問題に対する解決手段がいくつか提案されている。図11は、この解決手段の一例である揺動ピストン型ロータリ圧縮機のベーン及びピストンの周辺を示す図である。図11において、シリンダ130の上下両側は、端板134,135により閉塞され、端板134,135のいずれか一方には、圧縮されたガスを吐出する吐出ポート138が形成されている。ピストン132は、シリンダ130内に設けられたシャフト131の偏心部130aに嵌合される。ベーン133の本体部分は、シリンダ130に設けられたスロット130b内に往復運動可能に挿入される。また、ベーン133の円柱部は、ピストン132が揺動自由に接続される。これにより、ピストン132とベーン133の先端との間にオイルが保持されやすく油膜が形成されるようになり、ベーン133の信頼性を大幅に向上させることが出来る(例えば特許文献1を参照)。
特開昭50−80510号公報
近年、冷媒を循環させる空気調和装置等ではさらなる高効率化が望まれているため、圧縮機に関してもさらなる高効率化が重要となってきている。
上述の揺動ピストン型では、ピストン132とベーン133の揺動部に必ず隙間を設けなければならないため、上記ローリングピストン型と較べて、この隙間を通じて高圧側から低圧側へとガスやオイルの漏れが生じやすく、圧縮損失の増加により、圧縮機の効率が低下していた。この隙間を小さく設定することにより、圧縮損失が低減されるが、組立て時の寸法管理が困難となるため、組立てロスが増加するという課題があった。
本発明は、組立てロスの増加を抑制するとともに、高効率と高信頼性を両立した圧縮機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、シリンダと、シリンダ内に配置される、シャフトの偏心部と、偏心部に嵌合され、円柱状の溝が形成されたピストンと、シリンダの両端面を閉塞する二つの軸受と、シリンダに形成されたスロット内に挿入され、該シリンダ内の圧縮室を高圧側と低圧側とに仕切り、かつ溝に係合する円柱状の円柱部を有するベーンと、を備えるロータリ圧縮機であって、溝と円柱部の間の隙間が溝の直径に対して10/1000以上の値であり、かつ溝と円柱部の間の隙間へオイルを給油する給油機構を有することを特徴とする。
上記構成によれば、円柱部と溝との間での磨耗や焼き付きの発生を抑えて、ロータリ圧縮機の信頼性の向上を図ることが出来る。隙間を大きく設定することから、組立て時の寸法管理が緩和され、組立てロスを減らすことが出来る。さらに、給油されたオイルでシール性が向上し、高圧側から低圧側へとガスやオイルの漏れが低減され、高い効率を持つ圧縮機を提供することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る揺動ピストン型ロータリ圧縮機の部分縦断面図 同揺動ピストン型ロータリ圧縮機の圧縮機構の拡大図 同揺動ピストン型ロータリ圧縮機のシャフトが一回転する間における圧縮機構部の状態遷移を示す図 同揺動ピストン型ロータリ圧縮機のシャフト、ピストン及びベーンの拡大斜視図 同揺動ピストン型ロータリ圧縮機の給油機構が無いときの隙間/溝に対する圧縮機の効率比を示す特性図 同揺動ピストン型ロータリ圧縮機の給油機構が有るときの隙間/溝に対する圧縮機の効率比を示す特性図 同揺動ピストン型ロータリ圧縮機の圧縮機構部の要部断面図 同揺動ピストン型ロータリ圧縮機の圧縮機構部の要部断面図 従来のロータリ圧縮機の一例を示す部分縦断面図 同ロータリ圧縮機のA−A断面図 従来の揺動ピストン型ロータリ圧縮機の圧縮機構部を示す横断面図
第1の発明のロータリ圧縮機は、シリンダと、シリンダ内に配置される、シャフトの偏心部と、偏心部に嵌合され、円弧角180°超の円柱状の溝が形成されたピストンと、シリンダに形成されたスロット内に挿入され、該シリンダ内の圧縮室を高圧側と低圧側とに仕切り、かつ溝に係合する円柱状の円柱部を有するベーンと、を備えるロータリ圧縮機であって、溝と円柱部の間の隙間が、溝の直径に対して5/1000〜15/1000の値であり、かつ溝と円柱部の間の隙間へオイルを給油する給油機構を有することを特徴とする。
上記構成によれば、円柱部と溝との間での磨耗や焼き付きの発生を抑えて、ロータリ圧縮機の信頼性の向上を図ることが出来る。隙間を大きく設定することから、組立て時の寸法管理が緩和され、組立てロスを減らすことが出来る。さらに、給油されたオイルでシール性が向上し、高圧側から低圧側へとガスやオイルの漏れが低減され、高い効率を持つ圧縮機を提供することが可能となる。
第2の発明は、第1の発明のロータリ圧縮機において、給油機構が間欠的に作動することにより、設計で給油量をコントロール出来るようになり、必要以上のオイルを供給することがなくなるため、さらに効率が向上する。
第3の発明は、第2の発明のロータリ圧縮機において、、シリンダ内の空間が高圧になっている時にのみ、給油機構が作動することにより、吸入側へのオイル供給が抑制され、オイルが吸入ガスを加熱しなくなることから、体積効率を向上できる。
第4の発明は、第1〜3の発明のロータリ圧縮機において、作動流体として、高圧冷媒であるCOを用いるものである。COに関しては、差圧が大きく、摺動損失や漏れ損失が大きいが、円柱部と溝とを上記のようにすることで、作動流体としてCOを用いるのにより好適になる。これにより、圧縮機の効率と信頼性を向上させることが可能となる。
第5の発明は、第1〜4の発明のロータリ圧縮機において、作動冷媒として炭素と炭素間に2重結合を有するハイドロフルオロオレフィンを基本成分とし、単体冷媒又は2重結合を有しないハイドロフルオロカーボンと混合した冷媒を用いるものである。この冷媒は、塩素を含まないため摺動部分の信頼性が非常に厳しい。しかし、溝を上記のようにし、
この冷媒を用いることで、より効果的に圧縮機の効率と信頼性を向上させることが可能となる。また、この冷媒に関しては、オゾン破壊が無く、地球温暖化係数が低いため、地球に優しい空調サイクルの構成に寄与することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態に係る揺動ピストン型ロータリ圧縮機の部分縦断面図である。図2は、図1に示すロータリ圧縮機の圧縮機構の拡大図である。図1,2において、ロータリ圧縮機においては、電動機2と圧縮機構部3とがシャフト31で連結された状態で密閉容器1内に収納される。圧縮機構部3は、シリンダ30と、該シリンダ30の上端面及び下端面を閉塞し、シャフト31を支持する上軸受34及び下軸受35とを備えている。シリンダ30、上軸受34及び下軸受35により、圧縮室39と呼ばれる空間が形成される。
圧縮室39内には、シャフト31の偏心部31aに嵌合されたピストン32が備わる。圧縮室39内にはさらに、ピストン32の外周の偏心回転に追従して往復運動し、圧縮室39内を低圧側と高圧側とに仕切るベーン33が備わる。ベーン33の本体部分は、シリンダ30に設けられたスロット30b内に往復運動可能に挿入される。
シャフト31には、中心軸に沿って油穴41が形成されると共に、上軸受34の下端部分及び下軸受35の上端部分に近接する部分には、油穴41に連通した給油穴42及び給油穴43が設けられている。また、シャフト31において偏心部31aに近接する部分には、上記油穴41に連通した給油穴44が設けられる。また、シャフト31の外周には、この給油穴44の開口部分を通る油溝45が形成されている。
シリンダ30には、圧縮室39の低圧側にガスを吸入する吸入ポート40が開通されており、上軸受34には、低圧側から転じて形成される圧縮室39の高圧側からガスを吐出する吐出ポート38が開通されている。吐出ポート38は、上軸受34を貫通する平面視で円形の孔として形成される。また、上軸受34において吐出ポート38の上方には、所定の大きさ以上の圧力を吐出ポート38から受けた場合に開放される吐出弁36が設けられる。上軸受34にはさらに、吐出弁36を覆うように、カップマフラー37が配置されている。
ここで、図3は、図1に示すシャフト31が一回転する間における圧縮機構部3の状態遷移を示す図である。なお、図3では、ベーン33の円柱部33aがシリンダ30の内壁に最も近接する位置を0度としている。また、図3には上軸受34は図示されていないが、理解を容易にするために、上軸受34に形成される吐出ポート38が点線で示されている。
図3において、低圧側では、ピストン32とシリンダ30との摺接部分は、吸入ポート40を通過すると、ガスの吸入室を徐々に拡大しながら吸入ポート40から離れていく。この間、吸入ポート40から吸入室内にガスが吸入される。一方、高圧側では、ピストン32の摺動部が圧縮室39を徐々に縮小しながら吐出ポート38へ近づいていき、圧縮室39内のガスが所定圧力以上に圧縮された時点で吐出弁36(図1参照)が開き、吐出ポート38からガスが流出する。流出したガスは、図1に示すカップマフラー37より密閉容器1内、より具体的には圧縮機構部3の外側である高圧の吐出空間52に吐出される。
なお、図1に示すように、偏心部31a、上軸受34及びピストン32の各内周面の間
には空間46(図2参照)があり、偏心部31a、下軸受け35及びピストン32の各内周面との間には空間47(図2参照)がある。その空間46,47には、油穴41から給油穴42,43を経て油が漏れ込んでくる。また、この空間46,47は、ほぼ常に、圧縮室39の内部の圧力より高い状態にある。
図4は、図1,2に示すシャフト31、ピストン32及びベーン33の拡大斜視図である。図4において、ベーン33は、円柱形状を有する円柱部33aを先端部分に有する。また、ピストン32には、この円柱部33aの直径と概ね同径で、円弧角が180°超の円柱状の溝32aが形成されている。円柱部33aはこの溝32aに揺動自在に嵌合して、両者は接続される。ここで、溝32a及び円柱部33aの直径については、溝32aと円柱部33aとの間の隙間が溝32aの直径に対して、通常は10/1000未満に選ばれる。10/1000未満に選ばれるのは、図5のグラフに示すように、この隙間より大きい範囲ではガスやオイル漏れが増加して、圧縮損失が増加し、効率が急激に低下することがひとつの理由として挙げられる。
なお、溝32aと円柱部33aとの間の隙間を溝32aの径に対して1/1000未満にすると、図4のグラフに示すように、円柱部33aと溝32aとの間で固体接触が生じて、機械損失が増加し、効率がより急激に低下するので、この隙間を溝32aの径に対し、少なくとも1/1000以上の値にすることが好ましい。
しかし、溝32aと円柱部33aとの間の隙間を溝32aの径に対して1/1000〜5/1000の範囲にすると、組立て時の寸法管理が困難となるため、組立てロスが増加してしまう。ここで、図2のA−A断面で示された図7のように、上軸受34及びピストン32の各内周面の間の空間46に溜まった高圧オイルが給油機構32bと連通して溝32aと円柱部33aとの間の隙間に給油することにより、図6のグラフで示すように、この隙間を溝32aの径に対し10/1000以上の範囲に設定しても、給油無(図5参照)と較べて、効率の低下が緩和される。
以上のことから、本実施形態では、溝32aと円柱部33aとの間の隙間の好ましい範囲として、溝32aの直径に対して5/1000〜15/1000で、かつこの隙間に給油機構を設けてオイルを給油することにより、オイルのシール性向上から圧縮損失が低減され、高い効率と高い信頼性を持った圧縮機が得られる。さらに、この隙間を拡大することから組立て時の寸法管理が容易となり、組立てロスの減少に繋がる。
また、図2のB−B断面で示された図8のように、シャフト31の油溝45とピストン32の給油機構32bが間欠的に連通することにより、設計で給油量をコントロール出来るようになり、必要以上のオイルを供給することがなくなるため、さらに効率が向上する。
また、シリンダ内の空間が高圧になっている時にのみ、給油機構が作動することにより、吸入側へのオイル供給が抑制され、オイルが吸入ガスを加熱しなくなることから、体積効率を向上できる。
また、本圧縮機は、作動流体としてCOを用いるのに好適である。COは、差圧が大きく、漏れ損失と摺動損失が大きいが、本実施形態に係るピストン32とベーン33を採用することにより、より効果的に圧縮機の効率と信頼性の向上が可能となる。
また、作動流体として炭素と炭素間に2重結合を有するハイドロフルオロオレフィンを基本成分とし、単体冷媒又は2重結合を有しないハイドロフルオロカーボンと混合した冷媒が本圧縮機に用いられる。この冷媒は塩素を含まないため摺動部の信頼性が非常に厳し
いが、本実施の形態に係るピストン32とベーン33を採用することにより、より効果的に信頼性と効率を向上することが出来る。さらに、オゾン破壊のないまた地球温暖化係数の低い冷媒であるため地球に優しい空調サイクルを構成することができる。
本発明にかかるロータリ圧縮機は、ピストンの磨耗や焼きつきを抑えることが可能であり、給湯装置、空気調和機、冷凍冷蔵庫、除湿機等に好適である。
30 シリンダ
31 シャフト
32 ピストン
32a 溝
32b 給油機構
33 ベーン
33a 円柱部
34 上軸受
35 下軸受
38 吐出ポート
40 吸入ポート
41 油穴
44 給油穴
45 油溝
46 空間
47 空間

Claims (5)

  1. シリンダと、前記シリンダ内に配置される、シャフトの偏心部と、前記偏心部に嵌合され、円弧角が180°超の円柱状の溝が形成されたピストンと、前記シリンダに形成されたスロット内に挿入され、前記シリンダ内の空間を高圧側と低圧側とに仕切り、かつ前記溝に係合する円柱状の円柱部を有するベーンと、を備えるロータリ圧縮機であって、前記溝と前記円柱部の間の隙間が、前記溝の直径に対して5/1000〜15/1000の値であり、かつ前記溝と前記円柱部の間の隙間へオイルを給油する給油機構を有することを特徴とする、ロータリ圧縮機。
  2. 前記給油機構が間欠的に作動することを特徴とする請求項1記載のロータリ圧縮機。
  3. 前記シリンダ内の空間が高圧になっている時に、前記給油機構が作動することを特徴とする請求項2記載のロータリ圧縮機。
  4. 作動流体として、高圧冷媒であるCOが用いられていることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のロータリ圧縮機。
  5. 作動流体として、炭素と炭素間に2重結合を有するハイドロフルオロオレフィンを基本成分とし、単体冷媒又は2重結合を有しないハイドロフルオロカーボンと混合した冷媒を使用した、請求項1〜4いずれか記載のロータリ圧縮機。
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