JP2011157747A - コンクリート打設用型枠及びそのコンクリート施工法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 コンクリート打設時に用いる型枠において、打設されたコンクリート4,5と接する内型枠7の表面に凹凸8を有するようにした。
【選択図】 図1
Description
これらの図において、101は地山、102はトンネル掘削機械(シールドマシン)、103はトンネル、104はコンクリート打設によって形成された硬化したコンクリート、105は未硬化のコンクリート、106は推進ジャッキ、107は内型枠である。
本発明は、上記状況に鑑みて、掘削されたトンネルの周壁に沿ってリング状に組み立てられるコンクリート打設用型枠において、打設されたコンクリートと接する内型枠の表面に凹凸を形成することにより打設されたコンクリートと型枠との付着力の向上を図り得る、コンクリート打設用型枠及びそのコンクリート施工法を提供することを目的とする。
〔1〕コンクリート打設時に用いる型枠において、打設されたコンクリートと接する型枠の表面に凹凸を有することを特徴とする。
〔2〕上記〔1〕記載のコンクリート打設用型枠において、前記凹凸が、ストライプ状に形成された複数の線状の突起と、この線状の突起の間に形成される複数の窪みによって構成されることを特徴とする。
〔4〕上記〔1〕記載のコンクリート打設用型枠において、前記凹凸が、複数の円筒形状の突起と、この円筒形状の突起の間に形成される窪みによって構成されることを特徴とする。
〔6〕上記〔5〕記載のコンクリート施工法において、前記型枠をトンネルを掘削する際に使用し、前記型枠を掘削された前記トンネルの周壁に沿ってリング状に組み立て、前記トンネルの周壁に前記コンクリートを打設することを特徴とする。
〔8〕上記〔5〕記載のコンクリート施工法において、前記型枠を用いて開削トンネルを打設し、脱型した前記開削トンネルに合わせ壁を打設することを特徴とする。
図1は本発明の第1実施例を示すトンネルを掘削する際のコンクリート打設用内型枠の説明図であり、図1(a)はそのトンネルを掘削の様子を示すトンネルに沿った方向の断面図、図1(b)はそのトンネルの横断面図〔図1(a)のA−A線断面図〕である。
これらの図において、1は地山、2はトンネル掘削機械(シールドマシン)、3はトンネル、4はコンクリート打設によって形成された硬化したコンクリート、5は未硬化のコンクリート、6は推進ジャッキ、7は打設されたコンクリート4,5と接する表面に凹凸8が形成された内型枠である。
この内型枠7の打設されたコンクリート4,5と接する表面に形成される凹凸8は、以下のように種々の形状とすることができる。
(2)図3に示すように、格子状の突起21を形成する。つまり、格子状の突起21とそれらの間の窪み22により内型枠7表面に凹凸8を形成する。
(3)図4に示すように、複数の円筒形状の突起31とそれらの間の窪み32により内型枠7表面に凹凸8を形成する。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
この実施例では、旧コンクリート41と新コンクリート42とを接合する場合、本発明の型枠を用いたコンクリート施工法を適用することができる。
旧コンクリート41を打設する際、あらかじめ本発明の型枠を用いて打設し、脱型することにより、旧コンクリート41の表面43に凹凸を形成しておく。これにより、従来であれば、新旧コンクリート41,42間の付着力を増すために接合部44を目荒らして新コンクリート42を打設する必要があったが、それが不要となる。
この実施例では、上記第2引用例と同様に、トンネル51の一次覆工コンクリート52を打設する際、本発明の型枠を用いることで、その一次覆工コンクリート52の表面53に凹凸を形成しておく。これにより、一次覆工コンクリート52上に打設する二次覆工コンクリート54との付着力を増すことができる。
この実施例では、上記第2実施例と同様に、本発明の型枠を用いて、開削トンネル61の表面62に凹凸を形成しておくことで、開削トンネル61と後から施工する合わせ壁(化粧壁)間の付着力を高めることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
2 トンネル掘削機械(シールドマシン)
3,51 トンネル
4 硬化したコンクリート
5 未硬化のコンクリート
6 推進ジャッキ
7 内型枠
8,44,54,63 凹凸
11 線状の突起
12,22,32 窪み
21 格子状の突起
31 円筒形状の突起
41 旧コンクリート
42 新コンクリート
43 旧コンクリートの表面
44 接合部
52 一次覆工コンクリート
53 一次覆工コンクリートの表面
54 二次覆工コンクリート
61 開削トンネル
62 開削トンネルの表面
63 合わせ壁(化粧壁)
Claims (9)
- コンクリート打設時に用いる型枠において、打設されたコンクリートと接する型枠の表面に凹凸を有することを特徴とするコンクリート打設用型枠。
- 請求項1記載のコンクリート打設用型枠において、前記凹凸が、ストライプ状に形成された複数の線状の突起と、該線状の突起の間に形成される複数の窪みによって構成されることを特徴とするコンクリート打設用型枠。
- 請求項1記載のコンクリート打設用型枠において、前記凹凸が、格子状の突起と、該格子状の突起の間に形成される四角形状の窪みによって構成されることを特徴とするコンクリート打設用型枠。
- 請求項1記載のコンクリート打設用型枠において、前記凹凸が、複数の円筒形状の突起と、該円筒形状の突起の間に形成される窪みによって構成されることを特徴とするコンクリート打設用型枠。
- コンクリート打設時に用いる、打設されたコンクリートと接する表面に凹凸を有する型枠を用いて、前記コンクリートを打設することを特徴とするコンクリート施工法。
- 請求項5記載のコンクリート施工法において、前記型枠をトンネルを掘削する際に使用し、前記型枠を掘削された前記トンネルの周壁に沿ってリング状に組み立て、前記トンネルの周壁に前記コンクリートを打設することを特徴とするコンクリート施工法。
- 請求項5記載のコンクリート施工法において、前記型枠を用いて一次覆工コンクリートを打設し、脱型した前記一次覆工コンクリート上に二次覆工コンクリートを打設することを特徴とするコンクリート施工法。
- 請求項5記載のコンクリート施工法において、前記型枠を用いて開削トンネルを打設し、脱型した前記開削トンネルに合わせ壁を打設することを特徴とする型枠を用いたコンクリート施工法。
- 請求項5記載のコンクリート施工法において、前記型枠を用いて打設した旧コンクリートを脱型し、該旧コンクリート上に新コンクリートを打設することを特徴とする型枠を用いたコンクリート施工法。
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2010
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