JP2011155360A - 同期信号生成装置、同期信号生成方法 - Google Patents

同期信号生成装置、同期信号生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ホールドオーバ状態からGPS通信衛星の電波を捕捉できる状態に復帰した場合、もしくはGPS通信衛星の電波を捕捉している状態からホールドオーバ状態に移行した場合、高精度の同期を迅速に行う同期信号生成装置、同期信号生成方法を提供することを課題としている。
【解決手段】同期信号生成装置1は、同期信号抽出部11と、制御部12と、同期部13と、DAC部(デジタル信号−アナログ信号変換部)14と、発振部15とを備えている。また、同期信号生成装置1には、GPS通信衛星アンテナ3と、基地局5とが接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、同期信号生成装置、同期信号生成方法に関する。
無線通信機等の同期信号生成装置は、GPS(Global Positioning System)通信衛星からの時報を用いて同期信号を生成し、生成した同期信号を用いて同期信号生成装置内のクロック信号と同期を行っている。この同期信号生成装置が、GPS通信衛星の電波を捕捉できていないホールドオーバ状態の場合でも無線通信機等の同期精度を保つ必要がある。このため、同期信号生成装置の周波数安定度の高い内部信号源クロックを用いて、同期信号の精度を保つ手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、近年使用され始めた高速データ通信等では、例えば、タイミング精度に1PPS(Pulse Per Second)、周波数精度に10MHzの高精度が要求されている。しかし、同期信号生成装置の周波数安定度の高い内部信号源クロックにも温度ドリフトが発生し、さらに他の周辺部品も温度等の影響を受ける。このため、従来の同期信号生成装置は、ホールドオーバ状態において高精度を保つために、制御電圧を所定の方法で変更し内部信号源クロック10MHzを制御している。
特開2001ー339373号公報
しかしながら、従来技術では、ホールドオーバ状態からGPS通信衛星の電波を捕捉できる状態に復帰した場合、内部信号源クロック10MHzの精度の変更方法は、1種類に固定され、あるいは基地局の状態に適切に対応していない場合もあるため、高精度の同期を迅速に行うことが困難であるという問題点があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、ホールドオーバ状態からGPS通信衛星の電波を捕捉できる状態に復帰した場合、高精度の同期を迅速に行う同期信号生成装置、同期信号生成方法を提供することを課題としている。
上記目的を達成するため、本発明は、基地局に対して同期信号を出力する同期信号生成装置において、GPSから同期信号を抽出する同期信号抽出部と、内部クロックを生成する発振部と、ホールドオーバ状態から前記GPSから同期信号を捕捉状態に復帰した後、前記内部クロックに基づく信号の周波数を調整し、または、前記内部クロックに基づく信号の波長を調整して、前記同期信号抽出部が抽出した同期信号を制御する制御部とを備えることを特徴としている。
また、本発明に係る同期信号生成装置において、前記制御部は、前記基地局が出力する前記基地局の通信状態を受け取り、受け取った通信状態情報に基づいて、前記内部クロックに基づく信号の周波数を調整するか、または、前記内部クロックに基づく信号の波長を調整するか、いずれか1つまたは2つを選択することを特徴としている。
また、本発明に係る同期信号生成装置において、前記制御部は、前記基地局が出力する前記基地局の通信状態情報を受け取り、受け取った通信状態情報に基づいて、前記内部クロックに基づく信号の周波数を調整するか、または、前記内部クロックに基づく信号の波長を調整するかの順序を選択するようにしてもよい。
また、本発明に係る同期信号生成装置において、前記制御部は、前記基地局が出力する前記基地局の通信状態情報を受け取り、受け取った通信状態情報に基づいて、前記内部クロックに基づく信号の周波数を1度だけ調整することで同期を制御するようにしてもよい。
また、本発明に係る同期信号生成装置において、前記制御部は、前記基地局が出力する前記基地局の通信状態情報を受け取り、受け取った通信状態情報に基づいて、前記内部クロックに基づく信号の波長を1度だけ調整することで同期を制御するようにしてもよい。
また、本発明は、基地局に対して同期信号を出力する同期信号生成装置の同期信号生成方法において、同期信号抽出部が、GPSから同期信号を抽出する同期信号抽出工程と、発振部が、内部クロックを生成する発振工程と、制御部が、ホールドオーバ状態から前記GPSから同期信号を捕捉状態に復帰した後、前記内部クロックに基づく信号の周波数を調整し、または、前記内部クロックに基づく信号の波長を調整して、前記同期信号抽出部が抽出した同期信号を制御する制御工程とを備えることを特徴としている。
本発明によれば、ホールドオーバ状態から前記GPSから同期信号を捕捉状態に復帰した後、GPSから抽出した同期信号と前記内部クロックに基づく信号の周波数を調整し、または、前記内部クロックに基づく信号の波長を調整して、前記同期信号抽出部が抽出した同期信号を制御するようにしたので、高精度の同期を迅速に行うことができる。
本実施形態に係る同期信号生成装置のブロック図である。 本実施形態に係るクロックの調整手法を説明する図である。 本実施形態に係る制御モード1と2の精度状態を説明する図である。 本実施形態に係る制御モード3の精度状態を説明する図である。 本実施形態に係るホールドオーバからの復帰時の制御手順のフローチャートである。 本実施形態に係るMode2とMode1の切り替えの一例の図である。
以下、図1〜図6を用いて本実施形態について詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内で種々の変更が可能である。
図1は、同期信号生成装置のブロック図である。図1のように、同期信号生成装置1は、同期信号抽出部11と、制御部12と、同期部13と、DAC部(デジタル信号−アナログ信号変換部)14と、発振部15とを備えている。また、同期信号生成装置1には、GPS通信衛星アンテナ3と、基地局5とが接続されている。また、基地局5は、処理を行っていない状態時にはidle情報を、処理を行っている状態時はbusy情報を同期信号生成装置1に出力する。
同期信号抽出部11は、GPS通信衛星アンテナ3が受信した信号を受け取り、受け取った信号から時報(同期信号)を抽出し、抽出した同期信号C1を制御部12と同期部13とに出力する。なお、GPS通信衛星からの時報データである同期信号C1は、1[sec](1PPS)間隔を刻むものである。
制御部12は、同期信号抽出部11が出力する同期信号と、同期部13が出力する誤差情報と、発振部15が出力するクロック信号C2(10[MHz])と、基地局5が出力する基地局状態情報とを受け取る。なお、誤差とは同期信号C1に対するクロック信号C2のずれ量である。また、制御部12は、受け取った誤差情報と基地局状態情報とに基づき同期制御のモードを切り替える制御モード情報と制御値を生成し、生成した制御モード情報と制御値とを同期部13へ出力する。さらに、制御部12は、受け取った同期信号C1が存在するか否かを判定し、判定結果に基づき制御モード情報を生成する。制御モード情報は、例えば3モード(Mode1,Mode2,Mode3)である。
図2は、クロックの調整手法を説明する図である。
Mode1は「クロック周波数の最大偏差を考慮しない場合」であり、クロック信号C2の1つの波長を図2(a)から図2(b)のように、1度だけ変化させる制御信号を生成する。この場合、同期信号を、GPS通信衛星アンテナ3の信号に基づく同期信号に対して迅速に同期を復帰できるが、クロック信号C2のずれが大きい場合、クロック信号C2を受ける基地局5が影響を受ける範囲か否かを制御部12が考慮する必要がある。このため、制御部12は、影響しない範囲内で、このモードを用いて変化させる波長の制御量を算出して、制御量と制御モード情報Mode1を同期部13に出力する。
Mode2は「1PPSと10MHzの関係を考慮しない場合」であり、1PPS間の波数を図2(a)から図2(c)のように、1度だけ増減させる制御信号を生成する。この場合、1PPS信号C3を迅速に復帰することができるが、1PPS信号C3のずれが大きい場合、1PPS信号C3を受ける基地局5が影響を受ける範囲か否かを制御部12が考慮する必要がある。このため、制御部12は、影響しない範囲内で、このモードを用いて変化させる波数の制御量を算出して、制御量と制御モード情報Mode1を同期部13に出力する。
Mode3は「復帰までの早さより精度を優先」し、発振部15のクロック信号C2を、1PPS間の10MHzのパルス数(波数)を10×10個に保ったまま、かつ周波数を所定の範囲内のみで徐々に変化させる制御値を生成する。この場合、復帰に時間を要するが、基地局5への影響はMode1またはMode2より少ないため、例えば、1PPS信号C3またはクロック信号C2のずれが大きく基地局5への影響があると制御部12が判定した場合などに用いる。さらに、制御部12は、制御値とMode3の制御モード情報を生成し、生成した制御信号を同期部13に出力する。
同期部13は、同期信号抽出部11が出力する同期信号C1と、制御部12が出力する制御モード情報と、発振部15が出力するクロック信号C2とを受け取る。また、同期部13は、一定時間間隔または1パルスをカウントするカウンターを有し、同期信号C1の間隔に相当するカウント数をカウントし、また、クロック信号C2の10MHz分に相当するカウント数をカウントし、それぞれのカウント数の差分を検出する。
同期信号生成装置1がGPS通信衛星を捕捉できていない場合、同期部13は、検出した差分とクロック信号C2とを基に1PPS相当のクロック信号C3を生成し、生成したクロック信号C3を基地局5に出力する。また、同期信号生成装置1がGPS通信衛星を捕捉できている場合、同期部13は、同期信号C1をクロック信号C3として基地局5に出力する。さらに、同期部13は、ホールドオーバからの復帰後、ホールドオーバ中に用いていたクロック信号C3と同期信号C1との誤差をカウンターで検出し、検出した誤差情報を制御部12に出力する。さらに、同期部13は、受け取った制御モード情報に応じて同期モードを切り替え、同期モードに応じた発振部15への電圧制御値をDAC部14に出力する。なお、カウンターのカウント周期は、ホールドオーバ中に用いていた1PPSと、同期信号抽出部11が抽出した同期信号C1との誤差を十分測定できる周波数であり、例えば10MHzである。
DAC部14は、同期部13が出力する電圧制御値を受け取り、受け取った電圧制御値をデジタル信号値からアナログ信号値に変換し、変換した電圧制御値を発振部15に出力する。
発振部15は、DAC部14が出力する電圧制御値が入力され、入力された電圧制御値に応じて発信周波数を調整してクロック信号C2を生成し、生成したクロック信号C2を同期部13と基地局5とに出力する。
次に、図3〜図5を用いて制御モード時の精度状態を説明する。図3は、Mode1とMode2の精度状態を説明する図であり、図4は、Mode3の精度状態を説明する図である。図5は、ホールドオーバからの復帰時の制御手順のフローチャートである。
制御部12は、同期信号抽出部11が出力する同期信号C1を受け取り、受け取った同期信号に基づいてホールドオーバ状態が終了したか否かを判定する(ステップS1)。図3と図4において、時刻t1までの期間はホールドオーバ状態であり、同期信号生成装置1はホールドオーバ状態にクロック信号C2に基づく同期信号の精度を有している。ホールドオーバ状態が継続している場合(ステップS1;No)、制御部12は、ホールドオーバ状態の制御を継続する。また、ホールドオーバ状態が終了した場合(ステップS1;Yes)、制御部12は、基地局5の周辺に通信状態ONの登録端末(不図示)が存在するか否かを基地局5に判定させる(ステップS2)。基地局5の周辺に通信状態ONの登録端末が存在する場合(ステップS2;Yes)、基地局5は基地局状態情報としてbusy情報を生成し、生成したbusy情報を同期信号生成装置1に出力する(ステップS3)。基地局5の周辺に通信状態ONの登録端末が存在しない場合(ステップS2;No)、基地局5は基地局状態情報としてidle情報を生成し、生成したidle情報を同期信号生成装置1に出力する(ステップS4)。
次に、制御部12は、基地局5が出力する基地局状態情報のbusy情報またはidle情報を受け取り、busy情報またはidle情報かを判定する(ステップS5)。受け取った基地局状態情報がidle情報の場合(ステップS5;Yes)、制御部12は、同期部13が出力する誤差情報を受け取り、受け取った誤差情報に基づき、Mode2とMode1の制御値を算出する。次に、制御部12は、算出した制御値とMode2の制御モード情報を同期部13に出力する(ステップS6)。
Mode2の制御モード情報を出力後、制御部12は、算出した制御値とMode1の制御モード情報を同期部13に出力する(ステップS7)。図3において、GPS通信衛星アンテナ3から受信が再開された後、時刻t1〜t2の期間は、Mode2、そして、Mode1の制御モードによるクロック信号C3の精度である。
Mode1の制御モード情報を出力後、制御部12は、制御モード情報の出力を終了する。図3において、時刻t3以降、クロック信号C3はGPS衛星からの電波を受信時のものと同様である。
受け取った情報がbusy情報の場合(ステップS5;No)、制御部12は、制御モードとしてMode3を選択し、選択したMode3の制御モード情報と所定の制御値とを同期部13に出力する(ステップS8)。図4において、GPS通信衛星アンテナ3から受信が再開された後、時刻t1〜t4の期間は、制御部12からの制御値と制御モード情報とに応じて、Mode3の制御モードによる1PPS信号C2とクロック信号C3の精度変更状態である。Mode3の場合、同期部13が、同期信号のパルス幅を制御値に応じて所定幅内で徐々に補正し、制御部12が、誤差と所定の閾値とを比較して、所定の閾値以下になるまで補正を行い、所定の閾値以下になった後、制御モード情報の出力を終了する。図3において、時刻t4以降、1PPS信号C2とクロック信号C3はGPS通信衛星アンテナ3からの電波を受信時の精度状態である。このように、Mode3を使用した場合、Mode1またはMode2の復帰時間(変更に要する時間)より多いt4−t3の時間を要する。
次に、図6のMode2とMode1の切り替えの一例の図を用いて説明する。基地局5が出力する基地局状態情報をidleとして説明する。
制御部12は、同期信号抽出部11が出力する同期信号C1を受け取ることでホールドオーバ状態から復帰したことを検出する。復帰後、同期部13は、ホールドオーバ中に用いていた1PPSと、同期信号抽出部11が抽出した同期信号C1との誤差をカウンターで検出し、検出した誤差情報を制御部12に出力する。そして、制御部12は、受け取った誤差情報に基づき、予め定められているMode1で変化できる波長の増減を行った後、Mode2の波数をいくつ増減させることで、誤差が解消されるかの制御値を算出して、算出した制御値と制御モード情報とを同期部13に出力する。例えば、図6のように、同期部13は、ホールドオーバ中に用いていた1PPS(図6(b))と、同期信号抽出部11が抽出した同期信号C1(図6(a)との誤差を検出する。そして、図6(c)のように、制御部12は、まずMode1にて1つのパルスのみを制御値分のばし、さらに図6(d)のように、Mode2にて所定の数のパルスを追加する制御値とMode1の制御モード情報を生成し、生成した制御値と制御モード情報とを同期部13に出力し、同期部13は受け取った制御モード情報に応じて誤差を補正する。
以上のように、制御部12は、基地局5が出力する基地局状態情報を受け取り、受け取った基地局状態情報がbusyの場合、同期を行う制御モードにMode3を用いるか、idleの場合、Mode2とMode1を用いるかを判定し、判定結果に基づき制御モード情報を生成し、そして、同期部13がホールドオーバ中に用いていた1PPSと、同期信号抽出部11が抽出した同期信号C1との誤差をカウンターで検出し、生成された同期制御信号を用いて検出した誤差を補正して同期信号を生成するようにしたので、ホールドオーバ状態からGPS通信衛星の電波を捕捉できる状態に復帰した場合、高精度の同期を迅速に行うことができる。
また、本実施形態では、生成した同期信号を基地局5に出力する例を説明したが、家庭に設置するフェムトセル基地局等に出力しても良い。さらには、本実施形態の同期信号生成装置1を基地局やフェムトセル基地局等内に備えるように構成しても良い。
また、本実施形態では、基地局5の基地局状態情報がidleのとき、先にMode2を行い次にMode1を行って誤差を補正する例を説明したが、Mode2のみ、もしくはMode1のみで補正しても良い。この場合、Mode2またはMode1の予め定められた基地局5に影響を与えない範囲内の値の変更を1度行うことで、補正が可能であると制御部12が判断し、Mode1かMode2のどれをつかって制御するか制御信号を生成して、生成した制御信号に基づいて同期部13が同期制御を行う。また、補正を行う手順として、Mode2を先に行い、その後にMode1を行う例を説明したが、Mode1を行った後、Mode2を行うようにしても良い。例えば、Mode1のパルスを挿入した後、Mode2を用いてパルス幅以下の微調整をパルスの変化幅を可変することで行うようにしても良い。
なお、実施形態の図1の各部の機能を実現するためのプログラムをコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピューターシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピューターシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、CD−ROM等の可搬媒体、USB(Universal Serial Bus) I/F(インタフェース)を介して接続されるUSBメモリー、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリーのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
1・・・同期信号生成装置、3・・・GPS通信衛星アンテナ、5・・・基地局、11・・・同期信号抽出部、12・・・制御部、13・・・同期部、14・・・DAC部、15・・・発振部

Claims (6)

  1. 基地局に対して同期信号を出力する同期信号生成装置において、
    GPSから同期信号を抽出する同期信号抽出部と、
    内部クロックを生成する発振部と、
    ホールドオーバ状態から前記GPSから同期信号を捕捉状態に復帰した後、前記内部クロックに基づく信号の周波数を調整し、または、前記内部クロックに基づく信号の波長を調整して、前記同期信号抽出部が抽出した同期信号を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする同期信号生成装置。
  2. 前記制御部は、前記基地局が出力する前記基地局の通信状態情報を受け取り、受け取った通信状態情報に基づいて、前記内部クロックに基づく信号の周波数を調整するか、または、前記内部クロックに基づく信号の波長を調整するか、いずれか1つまたは2つを選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の同期信号生成装置。
  3. 前記制御部は、前記基地局が出力する前記基地局の通信状態情報を受け取り、受け取った通信状態情報に基づいて、前記内部クロックに基づく信号の周波数を調整するか、または、前記内部クロックに基づく信号の波長を調整するかの順序を選択する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の同期信号生成装置。
  4. 前記制御部は、前記基地局が出力する前記基地局の通信状態情報を受け取り、受け取った通信状態情報に基づいて、前記内部クロックに基づく信号の周波数を1度だけ調整することで同期を制御する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の同期信号生成装置。
  5. 前記制御部は、前記基地局が出力する前記基地局の通信状態情報を受け取り、受け取った通信状態情報に基づいて、前記内部クロックに基づく信号の波長を1度だけ調整することで同期を制御する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の同期信号生成装置。
  6. 基地局に対して同期信号を出力する同期信号生成装置の同期信号生成方法において、
    同期信号抽出部が、GPSから同期信号を抽出する同期信号抽出工程と、
    発振部が、内部クロックを生成する発振工程と、
    制御部が、ホールドオーバ状態から前記GPSから同期信号を捕捉状態に復帰した後、前記内部クロックに基づく信号の周波数を調整し、または、前記内部クロックに基づく信号の波長を調整して、前記同期信号抽出部が抽出した同期信号を制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする同期信号生成方法。
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