JP2011154744A - 記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のダイナミック型メモリのメモリアレイに対して、温度状態に応じて適切なタイミングによりリフレッシュ動作を行う。
【解決手段】メモリチップ上に複数のメモリアレイ10が配置され、その近傍に温度センサー20が設けられる。温度情報出力部40は、複数の温度センサー20によって生成された温度情報に基づいてメモリチップの外部に総合温度情報を出力する。総合温度情報に応じて、外部からリフレッシュコマンドが入力される。リフレッシュトリガ制御部60は、外部からのコマンド入力および複数の温度センサー20からの温度情報に従って、リフレッシュ動作のトリガとなるリフレッシュトリガを生成する。リフレッシュアドレス制御部70は、外部からのコマンド入力および複数の温度センサー20からの温度情報に従って、リフレッシュアドレス生成部50におけるリフレッシュアドレスの生成を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、記憶装置に関し、特にダイナミック型メモリの温度状態に応じてリフレッシュ動作を制御する記憶装置に関する。
ダイナミック型メモリは、キャパシタに保持された電荷の有無によって情報記憶を行うため、その電荷がリーク電流により失われてしまう前にその内容を読み出して再書込みを行うというリフレッシュ動作を必要とする。このリフレッシュ動作を行うために、タイマー回路を用いて定期的にリフレッシュ動作を起動させる技術が広く知られている。
また、このダイナミック型メモリにおけるリーク電流は、低温時には減少し、高温時には増加するという温度依存性を有している。そのため、半導体チップ上において放熱上最も条件の悪い中央部にリフレッシュ用のタイマー回路を配置したダイナミック型メモリが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−28849号公報(図1)
上述の従来技術では、半導体チップ上において放熱上最も条件の悪い中央部にリフレッシュ用のタイマー回路を配置することにより、それよりも条件の良い領域に配置されるメモリのリフレッシュ時間の実力より長くならないよう制御している。しかしながら、チップ上に複数のメモリアレイを含む場合、最も悪い条件に合わせてしまうと、無駄なリフレッシュが頻繁に発生してしまうおそれがある。大容量のメモリであるほどチップ面積が大きくなり、このような問題が顕著なものとなる。また、メモリチップをロジックチップなどの他チップに積層するような場合、動作の集中により局所的に発熱を生じて、その影響を受けることがある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、複数のダイナミック型メモリのメモリアレイに対して、温度状態に応じて適切なタイミングによりリフレッシュ動作を行うことを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その第1の側面は、複数のメモリアレイと、上記複数のメモリアレイのリフレッシュアドレスを生成するリフレッシュアドレス生成部と、上記複数のメモリアレイの各々に対応して設けられて温度情報を生成する複数の温度センサーと、上記複数の温度センサーによって生成された上記温度情報に基づいて外部に総合温度情報を出力する温度情報出力部と、上記総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドおよび上記複数の温度センサーによって生成された上記温度情報に従って上記複数のメモリアレイに対するリフレッシュトリガを制御するリフレッシュトリガ制御部と、上記総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドおよび上記複数の温度センサーによって生成された上記温度情報に従って上記複数のメモリアレイに対する上記リフレッシュアドレスを制御するリフレッシュアドレス制御部とを具備する記憶装置である。これにより、総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドに応答して、複数のメモリアレイのそれぞれの温度情報に応じてリフレッシュトリガおよびリフレッシュアドレスを複数のメモリアレイに供給するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記温度情報出力部は、上記複数の温度センサーによって生成された上記温度情報のうち最も温度が高いことを示す情報を上記総合温度情報として出力してもよい。これにより、外部とのインターフェースとしては最も悪い動作条件を提示させ、これに応じたリフレッシュコマンドの発行を受けるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記リフレッシュアドレス生成部は、リフレッシュアドレスを計数する1つのアドレスカウンタを備え、上記リフレッシュアドレス制御部は、上記総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドおよび上記複数の温度センサーによって生成された上記温度情報に従って上記アドレスカウンタのビットフィールドの一部を選択して上記リフレッシュアドレスとするよう制御するようにしてもよい。これにより、アドレスカウンタを増やすことなく、リフレッシュアドレスを供給するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記リフレッシュアドレス制御部は、上記温度情報が変化した場合においては上記アドレスカウンタがクリアされるタイミングで上記アドレスカウンタから選択すべきビットフィールドを切り替えるようにしてもよい。これにより、リフレッシュアドレスの連続性を担保するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記リフレッシュアドレス生成部は、上記複数のメモリアレイのそれぞれに対応して設けられてリフレッシュアドレスを計数する複数のアドレスカウンタを備えもよい。これにより、単純な制御により複数のメモリアレイのそれぞれにリフレッシュトリガおよびリフレッシュアドレスを供給するという作用をもたらす。
また、本発明の第2の側面は、複数のメモリアレイと、上記複数のメモリアレイの各々に対応して設けられてリフレッシュアドレスを生成する複数のアドレスカウンタと、上記複数のメモリアレイの各々に対応して設けられて温度情報を生成する複数の温度センサーと、上記複数の温度センサーによって生成された上記温度情報のうち最も温度が高いことを示す情報を総合温度情報として外部に出力する温度情報出力部と、上記総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドおよび上記複数の温度センサーによって生成された上記温度情報に従って上記複数のメモリアレイに対するリフレッシュトリガを制御するリフレッシュトリガ制御部と、上記総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドおよび上記複数の温度センサーによって生成された上記温度情報に従って上記アドレスカウンタにおける上記リフレッシュアドレスを制御するリフレッシュアドレス制御部とを具備する記憶装置である。これにより、総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドに応答して、単純な制御によりリフレッシュトリガおよびリフレッシュアドレスを複数のメモリアレイに供給するという作用をもたらす。
また、本発明の第3の側面は、複数のメモリアレイと、上記複数のメモリアレイに供給するためのアドレスを生成するアドレスカウンタと、上記複数のメモリアレイの各々に対応して設けられて温度情報を生成する複数の温度センサーと、上記複数の温度センサーによって生成された上記温度情報のうち最も温度が高いことを示す情報を総合温度情報として外部に出力する温度情報出力部と、上記総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドおよび上記複数の温度センサーによって生成された上記温度情報に従って上記複数のメモリアレイに対するリフレッシュトリガを制御するリフレッシュトリガ制御部と、上記総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドおよび上記複数の温度センサーによって生成された上記温度情報に従って上記アドレスカウンタに基づいて上記複数のメモリアレイに対するリフレッシュアドレスを制御するリフレッシュアドレス制御部とを具備する記憶装置である。これにより、総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドに応答して、アドレスカウンタを増やすことなく、リフレッシュトリガおよびリフレッシュアドレスを複数のメモリアレイに供給するという作用をもたらす。
また、本発明の第4の側面は、複数のメモリアレイと、上記複数のメモリアレイに供給するためのアドレスを生成するアドレスカウンタと、上記複数のメモリアレイの各々に対応して設けられて温度情報を生成する複数の温度センサーと、上記複数の温度センサーによって生成された上記温度情報のうち最も温度が高いことを示す情報を総合温度情報として外部に出力する温度情報出力部と、上記複数のメモリアレイの各々に対応して設けられて上記総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドおよび対応する温度センサーによって生成された上記温度情報に従って上記対応するメモリアレイに対するリフレッシュトリガを制御するリフレッシュトリガ制御部と、上記複数のメモリアレイの各々に対応して設けられて上記総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドおよび対応する温度センサーによって生成された上記温度情報に従って上記アドレスカウンタに基づいて上記対応するメモリアレイに対するリフレッシュアドレスを制御するリフレッシュアドレス制御部とを具備する記憶装置である。これにより、総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドに応答して、リフレッシュトリガおよびリフレッシュアドレスを複数のメモリアレイに個別に供給するという作用をもたらす。
本発明によれば、複数のダイナミック型メモリのメモリアレイに対して、温度状態に応じて適切なタイミングによりリフレッシュ動作を行うことができるという優れた効果を奏し得る。
本発明の第1の実施の形態における記憶装置の全体構成例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における記憶装置の全体構成例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における温度情報とリフレッシュ動作の頻度の関係の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるコマンドデコーダ190の構成例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるコマンドデコーダ190の動作例を示す真理値表である。 本発明の第2の実施の形態におけるリフレッシュ動作のタイミング例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態において温度情報の状態をk値に拡張した場合のコマンドデコーダ190の動作例を示す真理値表である。 本発明の第3の実施の形態における記憶装置の全体構成例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態における記憶装置の変形例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態におけるアドレスカウンタ155の構成例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態におけるコマンドデコーダ190の構成例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態における記憶装置の全体構成例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態におけるコマンドデコーダ199の構成例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態におけるアドレスカウンタ156の構成例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態におけるアドレスカウンタ156の動作例を示す真理値表である。 本発明の第4の実施の形態におけるリフレッシュ動作のタイミング例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるメモリチップの実装例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。説明は以下の順序により行う。
1.第1の実施の形態(機能ブロックによる全般的説明)
2.第2の実施の形態(複数のアドレスカウンタによるリフレッシュアドレス制御)
3.第3の実施の形態(1つのアドレスカウンタによるリフレッシュアドレス制御)
4.第4の実施の形態(1つのアドレスカウンタによるリフレッシュアドレス制御およびリフレッシュトリガ制御)
5.実装例
<1.第1の実施の形態>
[記憶装置の全体構成]
図1は、本発明の第1の実施の形態における記憶装置の全体構成例を示す図である。この記憶装置は、n個のメモリアレイ10と、n個の温度センサー20と、n個のロウ制御部30と、温度情報出力部40と、リフレッシュアドレス生成部50と、リフレッシュトリガ制御部60と、リフレッシュアドレス制御部70とを備えている。なお、nは2以上の整数を表す。
メモリアレイ10は、ダイナミック型メモリセルをアレイ状に並べた記憶素子群である。このメモリアレイ10の各メモリセルには、縦方向に昇順となるようロウアドレスが付与され、横方向に昇順となるようカラムアドレスが付与される。このメモリアレイ10に含まれるメモリセルがリフレッシュ動作の対象となる。このメモリアレイ10は、メモリチップ上の互いに異なる位置に合計n個配置されるものとする。
温度センサー20は、周囲の温度を感知して温度情報を生成するセンサーである。この温度センサー20は、n個のメモリアレイ10の各々に対応して合計n個設けられるものとする。この温度センサー20は、それぞれ対応するメモリアレイ10の近傍に配置されることが望ましいが、チップにおける配置上の制約から、多少離れた位置に配置される場合もあり得る。
温度センサー20の搭載数、すなわちメモリアレイ10の論理的分割数は、任意の数で構わなく、分割もアドレスを均等に割る必要はない。ただし、論理アドレス数(またはロウの論理アドレス数)を搭載数で割り切れる数が好ましく、例えばバンクアドレスで分割することが考えられる。最適な例としては、ロウの論理アドレスを均等で割ることができ、物理的にもメモリアレイが分割されているような分割である。
ロウ制御部30は、n個のメモリアレイ10の各々に対応して設けられ、それぞれ対応するメモリアレイ10のロウアクセスを制御するものである。上述のようにメモリアレイ10にはアレイ状にメモリセルが並べられており、縦方向にロウアドレスが付与されている。ロウ制御部30は、メモリアレイ10における1行分のアクセスを行うために、メモリアレイ10に対してロウアドレスを供給する。このロウ制御部30は、この構成例においてはリフレッシュのためのアドレスを供給するが、図示しない経路を通じて制御されることにより通常のリードまたはライトのためのアドレスを供給することもできる。
温度情報出力部40は、n個の温度センサー20によって生成されたn個の温度情報に基づいて、メモリチップの外部に総合温度情報を出力するものである。この総合温度情報としては、例えば最も高い温度を出力することが考えられる。総合温度情報は外部のロジックチップなどに供給され、これに応じて総合温度情報に対応した頻度によりリフレッシュコマンドが発行される。このリフレッシュコマンドは、コマンド入力としてリフレッシュトリガ制御部60に入力される。このような外部とのインターフェースは既存のものであり、本発明の実施の形態ではこのようなインターフェースを維持したままで複数のメモリアレイ10のリフレッシュ動作を個別に制御する。
リフレッシュアドレス生成部50は、メモリアレイ10のリフレッシュアドレスを生成するものである。このリフレッシュアドレス生成部50は、リフレッシュアドレスそのものを計数するアドレスカウンタ、または、リフレッシュアドレスを生成するための基礎データとなるアドレスを計数するアドレスカウンタを1つまたは複数備える。何れの構成においても、ロウ制御部30の各々にはリフレッシュアドレスが供給される。
リフレッシュトリガ制御部60は、外部からのコマンド入力およびn個の温度センサー20からの温度情報に従って、リフレッシュ動作のトリガとなるリフレッシュトリガを生成するものである。このリフレッシュトリガ制御部60により生成されたリフレッシュトリガはロウ制御部30に供給され、ロウ制御部30を介してメモリアレイ10に対するリフレッシュが行われる。外部からのコマンド入力には、温度情報出力部40から出力された総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドが含まれる。リフレッシュトリガ制御部60は、リフレッシュコマンドが入力された場合に、リフレッシュトリガをロウ制御部30に供給するか否か判断する。
リフレッシュアドレス制御部70は、外部からのコマンド入力およびn個の温度センサー20からの温度情報に従って、リフレッシュアドレス生成部50におけるリフレッシュアドレスの生成を制御するものである。より具体的には、リフレッシュアドレス制御部70は、リフレッシュアドレス生成部50に含まれるアドレスカウンタの更新を制御する。上述のように、外部からのコマンド入力には、温度情報出力部40から出力された総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドが含まれる。リフレッシュアドレス制御部70は、リフレッシュコマンドが入力された場合に、リフレッシュアドレス生成部50に対する制御を行うか否か判断する。
上述のように、外部からのリフレッシュコマンドは総合温度情報に従った頻度により発行される。例えば、最も高い温度を総合温度情報として出力する場合、リフレッシュコマンドの発行レートは高温に合わせた早いレートとなる。これに対して、n個のメモリアレイ10のうち、一部は高温であっても、それ以外はそれほど高温ではない場合もある。そこで、本発明の実施の形態では、メモリアレイ10に対応する温度センサー20の温度情報に従って、リフレッシュコマンドを間引いて解釈する。すなわち、温度情報が高温を示しているメモリアレイ10についてはリフレッシュコマンドの頻度に従ってリフレッシュ動作を行う。一方、温度情報が低温を示しているメモリアレイ10についてはリフレッシュコマンドを間引いて解釈して、その発行レートよりも遅い頻度で(長い周期で)リフレッシュ動作を行う。これにより、本発明の実施の形態では、外部インターフェースの互換性を保ちながら、メモリアレイ10の各々の温度情報に応じたレートによってリフレッシュ動作を行うことができる。すなわち、リフレッシュ動作に伴う消費電流を低減させることができる。
ここでは第1の実施の形態として機能ブロックによる全般的な説明をしたが、以下の実施の形態では具体的な回路構成を示して説明する。
<2.第2の実施の形態>
[記憶装置の全体構成]
図2は、本発明の第2の実施の形態における記憶装置の全体構成例を示す図である。この第2の実施の形態における記憶装置100は、n個のメモリアレイ110と、n個の温度センサー120と、n個のロウ制御回路130と、論理和ゲート140と、n個のアドレスカウンタ150と、コマンドデコーダ190とを備える。
メモリアレイ110は、第1の実施の形態のメモリアレイ10と同様に、ダイナミック型メモリセルをアレイ状に並べた記憶素子群である。ロウアドレスおよびカラムアドレスが付与されるも同様である。このメモリアレイ110は、記憶装置100上の互いに異なる位置に合計n個配置されるものとする。
温度センサー120は、第1の実施の形態の温度センサー20と同様に、周囲の温度を感知して温度情報を生成するセンサーである。この温度センサー120は、n個のメモリアレイ110の各々に対応して合計n個設けられるものとする。
ロウ制御回路130は、第1の実施の形態のロウ制御部30と同様に、n個のメモリアレイ110の各々に対応して設けられ、それぞれ対応するメモリアレイ110のロウアクセスを制御するものである。
論理和ゲート(OR)140は、第1の実施の形態の温度情報出力部40の一例であり、n個の温度センサー120によって生成されたn個の温度情報に基づいて、記憶装置100の外部に総合温度情報を出力するものである。この構成例では、温度情報は低温と高温の2種に大別されるものとして、2値データにより「L」であれば低温、「H」であれば高温を示すものとする。すなわち、n個の温度情報のうち少なくとも1つが「H」であれば総合温度情報は「H」となり、n個の温度情報の全てが「L」であれば総合温度情報は「L」となる。これにより、外部に対しては最も高温を示す温度情報を出力することになる。
アドレスカウンタ150は、n個のメモリアレイ110の各々に対応してn個設けられ、それぞれ対応するメモリアレイ110のリフレッシュアドレスをカウントアップ等により計数するカウンタである。このアドレスカウンタ150によって計数されるリフレッシュアドレスは、信号線159を介してロウ制御回路130に供給される。すなわち、これらn個のアドレスカウンタ150は、第1の実施の形態のリフレッシュアドレス生成部50として機能するものである。
コマンドデコーダ190は、外部から入力されたコマンドをデコードして、そのデコードされた制御信号に基づいて記憶装置100内の各部への制御を行うデコーダである。このコマンドデコーダ190は、リフレッシュコマンドが発行された場合、n個の温度センサー120の示す温度情報に従って、n個のメモリアレイ110の各々についてリフレッシュ動作を行うか否かを判断する。そして、リフレッシュ動作を行うメモリアレイ110については、信号線169を介してリフレッシュトリガを出力する。このリフレッシュトリガは、ロウ制御回路130においてリフレッシュ動作を行う契機となるとともに、アドレスカウンタ150の計数動作の契機となる。すなわち、このコマンドデコーダ190は、第1の実施の形態のリフレッシュトリガ制御部60およびリフレッシュアドレス制御部70として機能するものである。
[温度情報とリフレッシュ動作の頻度の関係]
図3は、本発明の第2の実施の形態における温度情報とリフレッシュ動作の頻度の関係の一例を示す図である。上述のように、図2の構成例では、温度情報は低温と高温の2種に大別されるものとして、2値データにより「L」であれば低温、「H」であれば高温を示すものとした。以下では、i番目の温度センサーによる温度情報を個別温度情報TQiと称する。ただし、iは1からnの整数を示す。
このとき、個別温度情報TQiが「L」であれば、リフレッシュ動作の頻度は低くても十分であり、リフレッシュレートは「1」を示す。一方、個別温度情報TQiが「H」であれば、リフレッシュ動作の頻度は高くする必要があり、リフレッシュレートは倍速の「2」を示す。したがって、コマンドデコーダ190は、個別温度情報TQiを参照して、個別温度情報TQiに合致したリフレッシュレートとなるように、それぞれのリフレッシュトリガを出力する。ただし、論理和ゲート140から出力される総合温度情報に依存して、外部から発行されるリフレッシュコマンドの頻度が変化するため、以下のようにコマンドデコーダ190においてリフレッシュトリガ生成のための制御が行われる。
[コマンドデコーダ190の構成]
図4は、本発明の第2の実施の形態におけるコマンドデコーダ190の構成例を示す図である。この第2の実施の形態におけるコマンドデコーダ190は、リフレッシュコマンドデコーダ191と、n個のリフレッシュトリガ生成部109−1乃至nとを備えている。なお、同図において論理和ゲート140を示しているが、これは図2において説明したものであり、コマンドデコーダ190の内部または外部の何れに設けてもよい。論理和ゲート140は、n個の個別温度情報TQ1乃至TQnの論理和を生成することにより、総合温度情報TQを出力する。この論理和ゲート140により出力された総合温度情報TQは、リフレッシュトリガ生成部109−1乃至nにおいても参照される。
リフレッシュコマンドデコーダ191は、外部から入力されたコマンドをデコードして、そのコマンドがリフレッシュコマンドであれば、そのリフレッシュコマンドに従ってリフレッシュトリガ生成部109−1乃至nを制御するデコーダである。
リフレッシュトリガ生成部109−1乃至n(以下、リフレッシュトリガ生成部109と総称する場合がある。)は、それぞれ対応するメモリアレイ110のためのリフレッシュトリガを生成するものである。このリフレッシュトリガ生成部109は、フリップフロップ192と、インバータ193と、論理積ゲート194と、セレクタ195と、排他的否定論理和ゲート196と、フリップフロップ197とを備えている。
フリップフロップ192は、リフレッシュコマンドデコーダ191からの信号をクロック入力として、入力のたびにその保持内容を反転させるフリップフロップである。インバータ193は、フリップフロップ192の出力を論理反転してフリップフロップ192に入力するインバータである。論理積ゲート(AND)194は、フリップフロップ192の出力とリフレッシュコマンドデコーダ191からの信号の論理積を生成するものである。セレクタ195は、リフレッシュコマンドデコーダ191からの信号、または、論理積ゲート194の出力の何れか一方を選択するセレクタである。排他的否定論理和(XNOR)ゲート196は、対応する温度センサー120からの個別温度情報TQiと論理和ゲート140からの総合温度情報TQとが一致しているか否かを検出するものである。この排他的否定論理和ゲート196は、両者が一致していれば「H」を、不一致であれば「L」を出力する。フリップフロップ197は、全体のクロックに従ってセレクタ195の出力を保持して、対応するメモリアレイ110のためのリフレッシュトリガとして出力するものである。
図5は、本発明の第2の実施の形態におけるコマンドデコーダ190の動作例を示す真理値表である。
総合温度情報TQが「L」かつ個別温度情報TQiが「L」の場合、または、総合温度情報TQが「H」かつ個別温度情報TQiが「H」の場合、外部からのリフレッシュコマンドに合わせてリフレッシュトリガを発行してよい。すなわち、総合温度情報TQと個別温度情報TQiとが一致する場合には、リフレッシュコマンドを受けるたびにリフレッシュトリガが発行される。これは、セレクタ195における上側の入力を選択することを意味する。
一方、総合温度情報TQが「H」かつ個別温度情報TQiが「L」の場合、外部からのリフレッシュコマンドを交互に間引きながらリフレッシュトリガが発行される。これは、セレクタ195における下側の入力を選択することを意味する。すなわち、m回目のリフレッシュコマンドを受けた際にリフレッシュトリガを発行したのであれば、m+1回目のリフレッシュコマンドを受けた際にはそのリフレッシュコマンドを無視して、リフレッシュトリガを発行しない。一方、m回目のリフレッシュコマンドを受けた際にリフレッシュトリガを発行しなかったのであれば、m+1回目のリフレッシュコマンドを受けた際にはリフレッシュトリガを発行する。
なお、総合温度情報TQが「L」かつ個別温度情報TQiが「H」となる場合は生じ得ない。個別温度情報TQiが「H」を示している場合には、必ず総合温度情報TQも「H」になるからである。
[動作のタイミングチャート]
図6は、本発明の第2の実施の形態におけるリフレッシュ動作のタイミング例を示す図である。この例では、基本クロックを4.0μs(マイクロ秒)とし、高温の場合にはリフレッシュ間隔が4.0μsになり、低温の場合にはリフレッシュ間隔が8.0μsになることを想定している。また、記憶装置100において、n=4、すなわち4つのメモリアレイを備えることを想定している。
図6(a)は、4つの温度センサー120の全てが低温「L」を示している場合の動作例である。この場合、総合温度情報TQが「L」になるため、リフレッシュコマンドの発行レートは8.0μsになる。また、温度センサー120の各々が「L」を示しているため、メモリアレイ110の各々のリフレッシュ動作は、リフレッシュコマンドの発行レートに合わせて8.0μsの間隔で実行される。
図6(b)は、第1番目の温度センサー120のみが高温「H」を示し、残る3つの温度センサー120が低温「L」を示している場合の動作例である。この場合、総合温度情報TQは「H」になるため、リフレッシュコマンドの発行レートは4.0μsになる。第1番目の温度センサー120が「H」を示しているため、第1番目のメモリアレイ110のリフレッシュ動作は、リフレッシュコマンドの発行レートに合わせて4.0μsの間隔で実行される。一方、残る3つの温度センサー120が低温「L」を示しているため、第2番目乃至第4目の3つのメモリアレイ110のリフレッシュ動作は、リフレッシュコマンドを交互に間引いて実行されるため、8.0μsの間隔で実行される。
このように、本発明の第2の実施の形態によれば、コマンドデコーダ190からのリフレッシュトリガにより複数のメモリアレイ110に対するリフレッシュ動作を駆動するとともに、複数のアドレスカウンタ150を制御することができる。
[温度情報の状態数の拡張]
図7は、本発明の第2の実施の形態において温度情報の状態をk値(kは3以上の整数)に拡張した場合のコマンドデコーダ190の動作例を示す真理値表である。上述の図5の例では温度情報として高温と低温の2値の何れかを示すことを想定したが、ここでは温度情報の状態をk値に拡張した場合の例を示す。温度情報の状態の値が大きくなる程、より高い温度を示すものとする。
総合温度情報TQと個別温度情報TQiとが一致する場合には、リフレッシュコマンドを受ける度に第i番目のメモリアレイ110のためのリフレッシュトリガが発行される。それ以外の場合には、リフレッシュコマンドは間引いて解釈される。例えば、総合温度情報TQが状態#kの場合、個別温度情報TQiが状態#1であれば、リフレッシュコマンドを2(k−1)回受ける度にリフレッシュトリガが1回発行される。また、個別温度情報TQiが状態#2であれば、リフレッシュコマンドを2(k−2)回受ける度にリフレッシュトリガが1回発行される。なお、ここでは、リフレッシュトリガの頻度の変化を整数倍としたが、任意の率を採用してもよい。
このように、温度情報の状態数を拡張することにより、検出温度範囲を多くして、より細かい制御を行うことが可能となる。
<3.第3の実施の形態>
[記憶装置の全体構成]
図8は、本発明の第3の実施の形態における記憶装置の全体構成例を示す図である。この第3の実施の形態における記憶装置100は、n個のメモリアレイ110と、n個の温度センサー120と、n個のロウ制御回路130と、論理和ゲート140と、アドレスカウンタ155と、コマンドデコーダ190とを備える。この第3の実施の形態では、第2の実施の形態と比べて、アドレスカウンタ155が一つになった点が異なっており、このアドレスカウンタ155に対する制御をコマンドデコーダ190が別途行う点も異なっている。これ以外の点については、第2の実施の形態について説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
アドレスカウンタ155は、リフレッシュアドレスを生成するための基礎データとなるアドレスを計数するカウンタである。このアドレスカウンタ155は、コマンドデコーダ190においてリフレッシュコマンドの発行が検出される度に計数を行う。このアドレスカウンタ155の保持内容は信号線158を介してロウ制御回路130に供給される。ロウ制御回路130は、対応する温度センサー120における温度情報に応じて、アドレスカウンタ155の保持内容に基づいてリフレッシュアドレスを生成する。なお、アドレスカウンタ155は、特許請求の範囲に記載のリフレッシュアドレス生成部の一例である。
なお、ここでは、温度情報は信号線169を介してロウ制御回路130に供給されるものと想定しているが、対応する温度センサー120から直接供給するように構成しても構わない。その場合の構成は、例えば図9のようになる。
図10は、本発明の第3の実施の形態におけるアドレスカウンタ155の構成例を示す図である。この第3の実施の形態では、n個のメモリアレイ110のためのリフレッシュアドレスを1つのアドレスカウンタ155により管理している。そこで、温度情報の状態を2値と想定して、第2の実施の形態のアドレスカウンタ150と比べてビット幅を1ビット広く設定し、高温時には上位1ビットを省き、低温時には下位1ビットを省いて、リフレッシュアドレスとして利用する。
例えば、本来のロウアドレスが20ビット幅であったとすると、アドレスカウンタ155は21ビット幅を有するよう設定される。そして、何れかの温度センサー120において高温が検出されて総合温度情報TQが高温「H」を示す場合、低温を示すメモリアレイ110のためには上位20ビットがリフレッシュアドレスとして供給される。また、この場合、高温を示すメモリアレイ110のためには下位20ビットがリフレッシュアドレスとして供給される。なお、総合温度情報TQが低温「L」を示す場合には、全てのメモリアレイ110のために同じリフレッシュアドレスを用いることができるため、下位20ビットがリフレッシュアドレスとして供給される。
[コマンドデコーダ190の構成]
図11は、本発明の第3の実施の形態におけるコマンドデコーダ190の構成例を示す図である。この第3の実施の形態におけるコマンドデコーダ190は、リフレッシュコマンドデコーダ191と、n個のリフレッシュトリガ生成部109−1乃至nと、フリップフロップ198とを備えている。フリップフロップ198をさらに備えている点以外は、上述の第2の実施の形態におけるコマンドデコーダ190と同様の構成を備えている。なお、同図において論理和ゲート140を示しているが、これは図8において説明したものであり、コマンドデコーダ190の内部または外部の何れに設けてもよい。
フリップフロップ198は、全体のクロックに従ってリフレッシュコマンドデコーダ191の出力を保持して、アドレスカウンタ155の更新信号(リフレッシュトリガ#0)として出力するものである。アドレスカウンタ155は、この更新信号を受けると、保持内容を計数(カウントアップなど)して更新を行う。したがって、アドレスカウンタ155は、リフレッシュコマンドが発行される度に計数を行うことになる。そして、ロウ制御回路130において、温度情報に応じて、アドレスカウンタ155の保持内容に基づいてリフレッシュアドレスが生成される。
このように、本発明の第3の実施の形態によれば、1つのアドレスカウンタ155の保持内容に基づいて、温度センサー120による温度情報に応じて、メモリアレイ110のためのリフレッシュアドレスをロウ制御回路130において生成することができる。
<4.第4の実施の形態>
[記憶装置の全体構成]
図12は、本発明の第4の実施の形態における記憶装置の全体構成例を示す図である。この第4の実施の形態における記憶装置100は、n個のメモリアレイ110と、n個の温度センサー120と、n個のロウ制御回路130と、論理和ゲート140と、アドレスカウンタ156と、コマンドデコーダ199とを備える。この第4の実施の形態では、コマンドデコーダ199の機能を最小限に抑え、第1の実施の形態のリフレッシュトリガ制御部60およびリフレッシュアドレス制御部70の機能をアドレスカウンタ156に設けた点が第3の実施の形態と異なっている。これ以外の点については、第2または第3の実施の形態について説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。なお、アドレスカウンタ156は、特許請求の範囲に記載のリフレッシュアドレス生成部およびリフレッシュトリガ制御部の一例である。
[コマンドデコーダ199の構成]
図13は、本発明の第4の実施の形態におけるコマンドデコーダ199の構成例を示す図である。この第4の実施の形態におけるコマンドデコーダ199は、リフレッシュコマンドデコーダ191と、フリップフロップ198とを備えている。すなわち、この第4の実施の形態におけるコマンドデコーダ199は、上述の第3の実施の形態におけるコマンドデコーダ190からn個のリフレッシュトリガ生成部109−1乃至nを取り除いた構成となっている。
フリップフロップ198は、上述の第3の実施の形態と同様に、全体のクロックに従ってリフレッシュコマンドデコーダ191の出力を保持して、アドレスカウンタ156の更新信号(リフレッシュトリガ#0)として出力するものである。アドレスカウンタ156は、この更新信号を受けると、保持内容を計数(カウントアップなど)して更新を行うとともに、リフレッシュトリガおよびリフレッシュアドレスの生成を行う。
[アドレスカウンタ156の構成]
図14は、本発明の第4の実施の形態におけるアドレスカウンタ156の構成例を示す図である。このアドレスカウンタ156は、4つのメモリアレイ110を想定して、4つのリフレッシュ制御部210乃至240と、カウンタ250とを備えている。
カウンタ250は、リフレッシュアドレスを生成するための基礎データとなるアドレスを計数するカウンタである。このカウンタ250は、コマンドデコーダ199においてリフレッシュコマンドの発行が検出される度に信号REFを受け、保持内容の計数を行う。このカウンタ250は、4ビットのアドレスを出力することを想定して、4つのフリップフロップ251と、4つのインバータ252とを備えている。初段のフリップフロップ251のクロック入力端子には信号REFが入力される。フリップフロップ251の出力は、インバータ252を介して反転され、データ入力端子にフィードバックされる。また、フリップフロップ251の出力端子は次段のフリップフロップ251のクロック入力端子に入力される。このカウンタ250の保持内容は信号線256乃至259を介してリフレッシュ制御部210乃至240に供給される。
リフレッシュ制御部210乃至240は、対応する温度センサー120における温度情報に応じて、カウンタ250の保持内容に基づいてリフレッシュアドレスを生成するものである。ここでは、リフレッシュ制御部240の構成例について説明するが、他のリフレッシュ制御部210乃至230も同様の構成を有する。
リフレッシュ制御部240は、論理積ゲート241と、排他的論理和ゲート242と、フリップフロップ243と、セレクタ244と、論理積否定ゲート245とを備えている。
論理積(AND)ゲート241は、カウンタ250の保持内容がオール「1」からオール「0」に切り替わるタイミングを検出して、信号線247に変化取込みトリガを出力するものである。具体的には、この論理積ゲート241は、カウンタ250の出力信号256乃至259の反転信号およびカウンタ250の入力信号REFの論理積を生成して変化取込みトリガとする。この変化取込みトリガは、温度情報に変化が生じた際にリフレッシュアドレスの生成方法を切り替えるタイミングを示す信号であり、この例では、カウンタ250がクリアされるタイミングを示す。この第4の実施の形態では1つのカウンタ250の出力からリフレッシュアドレスを生成しているため、生成方法を中途半端なタイミングで切り替えてしまうと、リフレッシュアドレスが不連続となり、正常にリフレッシュ動作を行えなくなるおそれがある。そこで、この第4の実施の形態では、変化取込みトリガのタイミングに合わせてリフレッシュアドレスの生成方法を切り替えることにより、リフレッシュアドレスの連続性を担保している。
排他的論理和(XOR)ゲート242は、対応する温度センサー120からの個別温度情報TQ4と論理和ゲート140からの総合温度情報TQとが一致しているか否かを検出して、温度変化信号として信号線246に出力するものである。すなわち、この排他的論理和ゲート242は、両者が一致していれば「L」を、不一致であれば「H」を出力する。
フリップフロップ243は、信号線247の変化取込みトリガのタイミングに従って、信号線246の温度変化信号を保持するフリップフロップである。このフリップフロップ243の保持内容は、リフレッシュトリガ発行頻度を示す切替信号として信号線248に出力される。
セレクタ244は、信号線248の切替信号に従って、カウンタ250の4ビットのビットフィールドから3ビットを選択するセレクタである。このセレクタ244により、図10において説明したように、何れかの温度センサー120で高温が検出された場合、低温を示すメモリアレイ110のためには上位側のビットが選択され、高温を示すメモリアレイ110のためには下位側のビットが選択される。この図においては、選択された3ビットのリフレッシュアドレスをLSB側からA1乃至A3により示している。信号線248の切替信号は信号線247の変化取込みトリガのタイミングにより更新されるため、温度情報が変化した場合においてはカウンタ250がクリアされるタイミングでカウンタ250から選択すべきビットフィールドが切り替わることになる。
論理積否定(NAND)ゲート245は、信号線248の切替信号に従って、リフレッシュトリガを出力するものである。この論理積否定ゲート245は、カウンタ250の信号線256のビット0と信号線248の切替信号との論理積の反転信号をリフレッシュトリガB4として出力する。
図15は、本発明の第4の実施の形態におけるアドレスカウンタ156の動作例を示す真理値表である。
総合温度情報TQが「L」かつ個別温度情報TQiが「L」の場合、または、総合温度情報TQが「H」かつ個別温度情報TQiが「H」の場合、外部からのリフレッシュコマンドに合わせてリフレッシュトリガを発行してよい。すなわち、総合温度情報TQと個別温度情報TQiとが一致する場合には、リフレッシュコマンドを受けるたびにリフレッシュトリガが発行される。このとき、信号線246の温度変化信号は「L」となる。これにより、セレクタ244における上側の入力が選択されるとともに、リフレッシュトリガBiが「H」に固定される。
一方、総合温度情報TQが「H」かつ個別温度情報TQiが「L」の場合、外部からのリフレッシュコマンドを交互に間引きながらリフレッシュトリガが発行される。このとき、信号線246の温度変化信号は「H」となる。これにより、セレクタ244における下側の入力が選択される。また、リフレッシュトリガBiとしては、カウンタ250の信号線256のビット0に応じた値が出力される。
[動作のタイミングチャート]
図16は、本発明の第4の実施の形態におけるリフレッシュ動作のタイミング例を示す図である。
図16(a)は、総合温度情報TQが「H」を示している場合において、個別温度情報TQiが「L」から「H」に変化した際の動作例を示す図である。当初はカウンタ250の出力の上位3ビットがリフレッシュアドレスとして利用されている。時刻T1において信号線246の温度変化信号が「H」から「L」に変化することにより、リフレッシュアドレスの生成方法を切り替える旨が指示される。そして、時刻T2においてオール「1」を示していたカウンタ250の出力が時刻T3においてオール「0」に変化すると、信号線247の変化取込みトリガがアクティブ(H)になる。これにより、フリップフロップ243の保持内容が変わり、セレクタ244の出力が切り替わる。すなわち、カウンタ250の出力の下位3ビットがリフレッシュアドレスとして利用されるようになる。また、リフレッシュ動作は、リフレッシュコマンドの発行タイミングに合わせて、間引くことなく行われるようになる。
図16(b)は、総合温度情報TQが「H」を示している場合において、個別温度情報TQiが「H」から「L」に変化した際の動作例を示す図である。当初はカウンタ250の出力の下位3ビットがリフレッシュアドレスとして利用されている。時刻T5において信号線246の温度変化信号が「L」から「H」に変化することにより、リフレッシュアドレスの生成方法を切り替える旨が指示される。そして、時刻T6においてオール「1」を示していたカウンタ250の出力が時刻T7においてオール「0」に変化すると、信号線247の変化取込みトリガがアクティブ(H)になる。これにより、フリップフロップ243の保持内容が変わり、セレクタ244の出力が切り替わる。すなわち、カウンタ250の出力の上位3ビットがリフレッシュアドレスとして利用されるようになる。また、リフレッシュ動作は、リフレッシュコマンドに対して交互に間引いて行われる。
このように、本発明の第4の実施の形態によれば、カウンタ250の保持内容に基づいて、温度センサー120による温度情報に応じて、メモリアレイ110のためのリフレッシュアドレスをアドレスカウンタ156において生成することができる。また、変化取込みトリガを用いることにより、リフレッシュアドレスの生成方法を切り替える際にアドレスの連続性を担保することができる。
<5.実装例>
[実装例]
図17は、本発明の実施の形態におけるメモリチップの実装例を示す図である。上述の第1乃至第4の実施の形態については、例えばメモリチップとして具現化することができる。また、メモリチップからの温度情報に基づいてリフレッシュコマンドを発行するロジックチップを想定することができる。ここでは、メモリチップ500とロジックチップ600との間を接続するための実装例について説明する。
図17(a)は、基板700を介してメモリチップ500とロジックチップ600との間を接続する実装例である。ロジックチップ600のパッド611とメモリチップ500のパッド511は基板700を介して接続され、これを介してロジックチップ600からメモリチップ500にコマンドが発行される。また、メモリチップ500のパッド512とロジックチップ600のパッド612とは基板700を介して接続され、これを介してメモリチップ500からロジックチップ600に温度情報が伝達される。
図17(b)は、メモリチップ500とロジックチップ600との間を直接接続する実装例である。このような実装形態では、例えばマイクロバンプやシリコン貫通ビア(TSV:Through Silicon Via)などによる積層構造が利用される。ロジックチップ600のパッド611からメモリチップ500のパッド511へコマンドが発行され、メモリチップ500のパッド512からロジックチップ600のパッド612へ温度情報が伝達される点は同図(a)の場合と同様である。
図17(c)は、メモリチップ500とロジックチップ600との間をボンディングにより接続する実装例である。このような実装形態では、例えばボンディングパッドなどが利用される。ロジックチップ600のパッド621とメモリチップ500のパッド521はボンディングを介して接続され、これを介してロジックチップ600からメモリチップ500にコマンドが発行される。また、メモリチップ500のパッド522とロジックチップ600のパッド622とはボンディングを介して接続され、これを介してメモリチップ500からロジックチップ600に温度情報が伝達される。
図17(d)は、基板700を介してメモリチップ500とロジックチップ600との間を接続する他の実装例である。この例では、基板700上に接続されたロジックチップ600に対して、メモリチップ500と基板700との間をボンディングにより接続することにより、間接的に接続している。すなわち、メモリチップ500のパッド530と基板700のパッド730との間はボンディング539により接続される。また、ロジックチップ600のコマンド発行のためのパッド631および温度情報入力のためのパッド632は基板700と接続される。コマンドおよび温度情報はボンディング539を介して伝達されるが、基板700内部では異なるパスに分かれ、それぞれパッド631および632と接続される。
このように、上述の本発明の実施の形態は、多様な実装形態により実現することができる。特に、図17(b)のような積層構造においては、積層相手のチップの回路動作の集中により、発熱が集中した場合でも、本発明の実施の形態によれば適切に対処することができる。
本発明の実施の形態によれば、従来と同様のインターフェースによりリフレッシュコマンドの発行を受けても、自律的にリフレッシュ電流を削減することができる。また、メモリ容量の拡大要求からチップ面積が増大した場合、チップ内の温度分布の差の絶対値が大きくなり、一つの温度センサーでモニタしていては、誤差が大きくなってしまうおそれがある。そのため、温度状態に応じた最適なリフレッシュを要求することができなくなることが予想され、温度センサーを複数搭載する必要が生じる。本発明の実施の形態によれば、このような複数の温度センサーに対して適切に対処することができる。また、本発明の実施の形態を適用しても、リフレッシュコマンドの発行を要求する率に変化はなく、リフレッシュ制御が複雑になったとしても、コマンド割込みによる処理遅延は従来と同様である。その制御は全てメモリチップ内で行われるため、ロジックチップの制御アルゴリズムは従来のものを流用することができる。
なお、本発明の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、本発明の実施の形態において明示したように、本発明の実施の形態における事項と、特許請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、特許請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本発明の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本発明は実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
10 メモリアレイ
20 温度センサー
30 ロウ制御部
40 温度情報出力部
50 リフレッシュアドレス生成部
60 リフレッシュトリガ制御部
70 リフレッシュアドレス制御部
100 記憶装置
109 リフレッシュトリガ生成部
110 メモリアレイ
120 温度センサー
130 ロウ制御回路
140 論理和(OR)ゲート
150、155、156 アドレスカウンタ
190、199 コマンドデコーダ
191 リフレッシュコマンドデコーダ
192 フリップフロップ
193 インバータ
194 論理積(AND)ゲート
195 セレクタ
196 排他的否定論理和(XNOR)ゲート
197、198 フリップフロップ
240 リフレッシュ制御部
241 論理積ゲート
242 排他的論理和(XOR)ゲート
243 フリップフロップ
244 セレクタ
245 論理積否定(NAND)ゲート
250 カウンタ
251 フリップフロップ
252 インバータ
500 メモリチップ
600 ロジックチップ
700 基板

Claims (8)

  1. 複数のメモリアレイと、
    前記複数のメモリアレイのリフレッシュアドレスを生成するリフレッシュアドレス生成部と、
    前記複数のメモリアレイの各々に対応して設けられて温度情報を生成する複数の温度センサーと、
    前記複数の温度センサーによって生成された前記温度情報に基づいて外部に総合温度情報を出力する温度情報出力部と、
    前記総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドおよび前記複数の温度センサーによって生成された前記温度情報に従って前記複数のメモリアレイに対するリフレッシュトリガを制御するリフレッシュトリガ制御部と、
    前記総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドおよび前記複数の温度センサーによって生成された前記温度情報に従って前記複数のメモリアレイに対する前記リフレッシュアドレスを制御するリフレッシュアドレス制御部と
    を具備する記憶装置。
  2. 前記温度情報出力部は、前記複数の温度センサーによって生成された前記温度情報のうち最も温度が高いことを示す情報を前記総合温度情報として出力する請求項1記載の記憶装置。
  3. 前記リフレッシュアドレス生成部は、リフレッシュアドレスを計数する1つのアドレスカウンタを備え、
    前記リフレッシュアドレス制御部は、前記総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドおよび前記複数の温度センサーによって生成された前記温度情報に従って前記アドレスカウンタのビットフィールドの一部を選択して前記リフレッシュアドレスとするよう制御する
    請求項2記載の記憶装置。
  4. 前記リフレッシュアドレス制御部は、前記温度情報が変化した場合においては前記アドレスカウンタがクリアされるタイミングで前記アドレスカウンタから選択すべきビットフィールドを切り替える請求項3記載の記憶装置。
  5. 前記リフレッシュアドレス生成部は、前記複数のメモリアレイのそれぞれに対応して設けられてリフレッシュアドレスを計数する複数のアドレスカウンタを備える請求項2記載の記憶装置。
  6. 複数のメモリアレイと、
    前記複数のメモリアレイの各々に対応して設けられてリフレッシュアドレスを生成する複数のアドレスカウンタと、
    前記複数のメモリアレイの各々に対応して設けられて温度情報を生成する複数の温度センサーと、
    前記複数の温度センサーによって生成された前記温度情報のうち最も温度が高いことを示す情報を総合温度情報として外部に出力する温度情報出力部と、
    前記総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドおよび前記複数の温度センサーによって生成された前記温度情報に従って前記複数のメモリアレイに対するリフレッシュトリガを制御するリフレッシュトリガ制御部と、
    前記総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドおよび前記複数の温度センサーによって生成された前記温度情報に従って前記アドレスカウンタにおける前記リフレッシュアドレスを制御するリフレッシュアドレス制御部と
    を具備する記憶装置。
  7. 複数のメモリアレイと、
    前記複数のメモリアレイに供給するためのアドレスを生成するアドレスカウンタと、
    前記複数のメモリアレイの各々に対応して設けられて温度情報を生成する複数の温度センサーと、
    前記複数の温度センサーによって生成された前記温度情報のうち最も温度が高いことを示す情報を総合温度情報として外部に出力する温度情報出力部と、
    前記総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドおよび前記複数の温度センサーによって生成された前記温度情報に従って前記複数のメモリアレイに対するリフレッシュトリガを制御するリフレッシュトリガ制御部と、
    前記総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドおよび前記複数の温度センサーによって生成された前記温度情報に従って前記アドレスカウンタに基づいて前記複数のメモリアレイに対するリフレッシュアドレスを制御するリフレッシュアドレス制御部と
    を具備する記憶装置。
  8. 複数のメモリアレイと、
    前記複数のメモリアレイに供給するためのアドレスを生成するアドレスカウンタと、
    前記複数のメモリアレイの各々に対応して設けられて温度情報を生成する複数の温度センサーと、
    前記複数の温度センサーによって生成された前記温度情報のうち最も温度が高いことを示す情報を総合温度情報として外部に出力する温度情報出力部と、
    前記複数のメモリアレイの各々に対応して設けられて前記総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドおよび対応する温度センサーによって生成された前記温度情報に従って前記対応するメモリアレイに対するリフレッシュトリガを制御するリフレッシュトリガ制御部と、
    前記複数のメモリアレイの各々に対応して設けられて前記総合温度情報に対応した頻度により発行されたリフレッシュコマンドおよび対応する温度センサーによって生成された前記温度情報に従って前記アドレスカウンタに基づいて前記対応するメモリアレイに対するリフレッシュアドレスを制御するリフレッシュアドレス制御部と
    を具備する記憶装置。
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