JP2011154508A - デジタル出力装置 - Google Patents

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Hiromi Sekino
宏美 関野
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

【課題】本発明の目的は、チャネルにおける電圧の経時変化を検出することで、チャネル間の短絡の有無を精度良く診断することのできるデジタル出力装置を実現することにある。
【解決手段】本発明は、複数チャネルのそれぞれに被制御機器を接続し、駆動電圧を供給する電源と各被制御機器との接続をスイッチにより制御し、前記電源を前記被制御機器に接続したときのチャネル信号線の電圧を検出し、検出結果に基づいて前記チャネル信号線を診断する診断機能を有するデジタル出力装置において、前記チャネル信号線における電圧の経時変化を検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段で検出した電圧の経時変化をもとに前記チャネル信号線の状態を診断する診断手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、フィールド機器等の被制御機器を接続したチャネルの状態を診断する機能を有するデジタル出力装置に関する。
チャネルの状態を診断する機能を有した従来のデジタル出力装置の例を、図面を用いて説明する。
図3は、従来のデジタル出力装置の構成例を示した図である。図3において、デジタル出力装置1は、スイッチ11と、スイッチ11のONおよびOFFを制御する出力制御部12と、電圧レベル比較器13と、診断手段14とを備えている。
外部の外部電源2は、一端をグランドに接続されて接地され、他端を電源端子Aと接続されている。
電源端子Aは、出力端子Bとスイッチ11を介して接続されている。
被制御機器3は、フィールド機器等で、一端がグランドに接続されて接地され、他端が出力端子Bと接続されている。この電源端子A、スイッチ11、出力端子B、および被制御機器3に至る経路をチャネルと呼ぶ。図示はしていないが、デジタル出力装置1には、このようなチャネルが複数用意されており、それぞれ別々の被制御機器3と接続されている。
電圧レベル比較器13は、出力端子Bの電圧と、比較電圧を比較し、比較結果を出力する。
診断手段14は、電圧レベル比較器13の比較結果を入力し、チャネルの状態を診断し、診断結果を出力する。
出力制御部12は、診断手段14と接続され、診断手段が出力する診断結果に基づいて予め定められた処理を行う。
このような従来の装置が行う診断の動作例を、図面を用いて説明する。
図3において、2つの被制御機器3がそれぞれ2つのチャネルにより接続されている場合を考える。
出力制御部12は、1方のチャネル(自チャネル)にテスト波形(テストパルス)を出力するために、両チャネルのスイッチ11がOFF状態であるときに、自チャネルのスイッチ11を一定時間ON状態にし、再度OFF状態にする。ここで前記一定時間は、被制御機器3に影響のない短い時間とする。自チャネルのスイッチ制御により、一定時間の幅を有するテストパルスが自チャネルに伝達される。
このときに、もう一方のチャネル(他チャネル)はこのテストパルスの影響を受ける。
まず、自チャネルと多チャネルが短絡されている場合には、他チャネルには自チャネルと同様のパルスが伝達される。
また、他チャネルが自チャネルと短絡されていない場合でも、チャネル間が隣接している場合にはその間の静電容量によって、他チャネルにクロストーク等のノイズが発生することがある。
電圧レベル比較器13は、あらかじめ定められた1つの比較電圧Vと、1つの比較タイミングTで、出力端Bの電圧と比較電圧と比較し、その結果を出力する。
これらの様子を、図4を用いて説明する。図4は、図3の装置で検出される波形のタイムチャートである。自チャネルで発生したパルスと、このパルスによって他チャネルに発生する波形例を示しており、縦軸は電圧レベル、横軸は経過時間を表す。また破線Vは比較電圧、破線Tは比較タイミングを示す。
図4において、(a)は自チャネルの波形、(b)は自チャネルと短絡された他チャネルの波形、(c)は正常な(自チャネル等との短絡はないが、自チャネルと静電容量のある)他チャネルの波形であり、以下の特徴を有する。
(a)初期状態はOFFレベル(Lレベル)であるが、自チャネルのスイッチONとともに、ONレベル(Hレベル)を一定時間保持する。そして自チャネルのスイッチのOFFとともに、OFFレベルに戻る。
(b)自チャネルと短絡されているので、(a)と同一波形となる。
(c)初期状態はOFFレベルであるが、自チャネルの電圧がONレベルに立ち上がると、自チャネルのとのクロストーク等のために、一旦あるレベルのピークを迎え、そこから徐々にOFFレベルに戻る。
(b)、(c)ともに、出力端Bの電圧と比較電圧と比較検出ポイントは、図4の破線Vと、破線Tが交わった点である。
診断手段14は、比較タイミングTにおいて出力端Bの電圧が比較電圧Vを超えていれば、他チャネルと自チャネル間が短絡されてると診断する。出力制御部12は、診断手段14が出力する診断結果に基づいて、予め定められた処理を行う。
特許文献1には、このように、チャネルの電圧を電圧レベル比較器を用いて診断するデジタル出力装置の構成が記載されている。
特開2006−209618号公報
従来の装置では、1つの比較電圧Vと1つの比較タイミングTのみで出力端Bの電圧を検出している。このため、図3の(c)の波形のように、自チャネルにパルスが発生した時にクロストーク等によって他チャネルに発生する短時間のピーク等のノイズも、短絡と誤診断してしまうことがあった。しかしながら、このような短時間のピークは、他チャネルに接続された被制御機器3に影響を与えるわけではなく、本来ならば正常と判断されるべきである。
このように従来の装置では、チャネル間の短絡による波形と、チャネル間のクロストーク等のノイズによる波形を区別することができない場合があることが課題となっていた。
そこで、本発明の目的は、診断対象のチャネルの電圧の経時変化を検出することで、チャネル間の短絡の有無を精度良く診断することのできるデジタル出力装置を実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
複数チャネルのそれぞれに被制御機器を接続し、駆動電圧を供給する電源と各被制御機器との接続をスイッチにより制御し、前記電源を前記被制御機器に接続したときのチャネル信号線の電圧を検出し、検出結果に基づいて前記チャネル信号線を診断する診断機能を有するデジタル出力装置において、
前記チャネル信号線における電圧の経時変化を検出する電圧検出手段と、
この電圧検出手段で検出した電圧の経時変化をもとに前記チャネル信号線の状態を診断する診断手段と、
を有することを特徴とするデジタル出力装置。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、
前記電圧検出手段は、少なくとも2種の比較タイミングで比較を行う比較器を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の発明であって、
前記比較器は、少なくとも2種の比較電圧値で比較を行うことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明であって、
前記被制御機器はフィールド機器であることを特徴とする。
本発明によれば、電圧検出手段はタイミング発生器と比較器とを有し、タイミング発生器は少なくとも2種の比較タイミングを発生し、比較器は、チャネル電圧と、自身が有する少なくとも2種の比較電圧とを、タイミング発生器の発生する比較タイミングで比較して出力し、診断手段は比較器の出力結果に基づいてチャネルの状態を診断するので、診断対象のチャネルの電圧の経時変化を検出することができ、チャネル間の短絡の有無を精度良く診断することのできるデジタル出力装置を実現することができる。
本発明の一実施例の構成を示した図である。 図1の装置で検出される波形のタイムチャートである。 従来の装置の構成例を示した図である。 図3の装置で検出される波形のタイムチャートである。
以下本発明を、図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例の構成を示した図である。ここで、図3と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。
電圧検出手段41は、タイミング発生器411、比較器412とを有し、出力端子Bの電圧を入力する。診断手段42は、電圧検出手段41の出力を入力し、チャネルの状態を診断し、診断結果を出力する。出力制御部43は、スイッチ11のONおよびOFFを制御し、電圧検出手段41にスイッチ制御のタイミングを出力し、また、診断手段42の出力に基づいて予め定められた処理を行う。
電圧検出手段41のタイミング発生器411は、出力制御部43からのスイッチ制御のタイミングに基づいて、予め定められた3つの比較タイミング(T1〜T3)を発生する。比較器412は、自身に予め定められた3つの比較電圧(V1〜V3)を備え、タイミング発生器411が発生する比較タイミング(T1〜T3)に基づき、出力端子Bと比較電圧(V1〜V3)との比較を行い、比較結果を出力する。
診断手段42は、電圧検出手段41の出力結果を入力し、チャネルの状態を診断する。出力制御部43は、診断手段42の診断結果に基づき、予め定められた処理を行う。
このような装置が行う診断の動作例を、図面を用いて説明する。
従来例と同様に、自チャネルと他チャネルのスイッチがOFF状態であるときに、出力制御部43は、自チャネルにテスト波形を出力するために、自チャネルのスイッチ11を一定時間ON状態にし、再度OFF状態とする。
これらの様子を、図2を用いて説明する。図2は、図1の装置で検出される波形のタイムチャートである。自チャネルで発生したパルスと、このパルスによって他チャネルに発生する波形例を示しており、縦軸は電圧レベル、横軸は経過時間を表す。また、破線V1〜V3は比較電圧、破線T1〜T3は比較タイミングを示す。(つまり、(e)、(f)ともに検出ポイントは、V1〜V3の破線と、T1〜T3の破線が交わったそれぞれ9つの点である。)なお、図2の(d)〜(f)の波形自体は、それぞれ、図4の(a)〜(c)の波形と同一である。
図2において、
(e)短絡された他チャネルの波形では、T1〜T3のすべて比較タイミングで、出力端Bの電圧がV1〜V3の比較電圧を上回っており、想定される自チャネルの波形と同様である。診断手段は、この状態を自チャネルとの短絡と診断する。
(f)正常な他チャネルの波形(ただし、隣接する自チャネルとの間に静電容量を持つ)では、出力端Bの電圧が比較電圧(V1〜V3)を上回るのは、T1の比較タイミングではV1〜V3、T2ではV1のみ、また、T3では出力端Bの電圧はすべての比較電圧V1〜V3を下回る。このような場合診断手段は、一旦はある電圧ピークに達するものの、時間が経過するにつれOFFレベルに戻っていく波形と判断し、正常と診断する。
ノイズのレベル、OFFレベルに到達するまでの時間は、自チャネルの電圧レベルや想定される静電容量によって変わってくるが、比較タイミングや比較電圧を適切に設定することにより、様々な波形に対して波形の経時的な変化を検出することが可能である。したがって、(e)のような、自チャネルとの短絡と、(f)のようなクロストークと考えられるノイズ波形との区別を容易に行う診断を行うことができる。
このように、電圧検出手段41はタイミング発生器411と比較器412とを有し、タイミング発生器411は3つの比較タイミングを発生し、比較器412は、チャネル電圧と自身が有する3つの比較電圧とを、タイミング発生器411の発生する3つの比較タイミングで比較して出力し、診断手段42は比較器412の出力結果に基づいてチャネルの状態を診断するので、診断対象のチャネルの電圧の経時変化を検出することができ、チャネル間の短絡の有無を精度良く診断することのできるデジタル出力装置4を実現することができる。
なお、本実施例では比較器が3つの比較電圧(V1〜V3)を有し、タイミング発生器が3つの比較タイミング(T1〜T3)を発生する構成を示したが、これに限定されるものではなく、少なくとも2つ以上の比較電圧と、少なくとも2つ以上の比較タイミングであればよい。
2 外部電源
3 被制御機器
4 デジタル出力装置
11 スイッチ
41 電圧検出手段
411 タイミング発生器
412 比較器
42 診断手段

Claims (4)

  1. 複数チャネルのそれぞれに被制御機器を接続し、駆動電圧を供給する電源と各被制御機器との接続をスイッチにより制御し、前記電源を前記被制御機器に接続したときのチャネル信号線の電圧を検出し、検出結果に基づいて前記チャネル信号線を診断する診断機能を有するデジタル出力装置において、
    前記チャネル信号線における電圧の経時変化を検出する電圧検出手段と、
    この電圧検出手段で検出した電圧の経時変化をもとに前記チャネル信号線の状態を診断する診断手段と、
    を有することを特徴とするデジタル出力装置。
  2. 前記電圧検出手段は、少なくとも2種の比較タイミングで比較を行う比較器を有することを特徴とする請求項1に記載のデジタル出力装置。
  3. 前記比較器は、少なくとも2種の比較電圧値で比較を行うことを特徴とする請求項2に記載のデジタル出力装置。
  4. 前記被制御機器はフィールド機器であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のデジタル出力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013088859A (ja) * 2011-10-13 2013-05-13 Yokogawa Electric Corp フィールド配線診断装置

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