JP2011154186A - 液晶モジュール、および液晶テレビジョン - Google Patents

液晶モジュール、および液晶テレビジョン Download PDF

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Abstract

【課題】 中継基板を取り付けるためのセルガイドのフックの長さが短く、取り付け時にフック部分の破損が発生していた。
【解決手段】 上記セルガイド24の帯板片24aは、上記リアフレーム21の屈曲辺21aを挟み込んで係止するにあたり、同屈曲辺21aの内側に配置される内側壁24a2と、同屈曲辺21aの外側に配置される外側壁24a3とで、同屈曲辺21aを挟むように形成され、同外側壁24a3には上記リアフレーム21の内側に向けて上記中継基板26bを固定するための突起状のフック24a1を形成しており、フック24a1は屈曲辺21aよりも外側に位置する外側壁24a3から延出されているので従来よりも長く形成することができ、バネ性が増し、中継基板26bに係止する際に過大な力がかかっても撓み、破損しにくくなっている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、液晶モジュール、および同液晶モジュールを使用した液晶テレビジョンに関し、特に、セルガイドのフックを(部材の一部または一部材)を液晶パネルの中継基板(他の部材)の穴に挿入することによって支持する液晶モジュール、および同液晶モジュールを使用した液晶テレビジョンに関する。
液晶モジュールでは、液晶パネルの中継基板をセルガイドに対して係止爪などで固定している。このような係止爪の構造として以下のものが知られている。
特許文献1は、停止爪片の長さ寸法をできる限り小さくする技術を開示し、特に、図4、0029には、凹溝部が係止爪片の幅方向及び厚さ方向に取り囲んでいる。
特許文献2は、追加取付が容易なT溝への取付具の技術を開示し、特に、図1,図3には、弾性片を長めに取った係合爪が記載されている。
特許文献3は、液晶表示装置の組み立て工程を簡略化する技術を開示し、特に、図1には、切り欠き部に係合爪を配置している。
特開2008−149504号公報 特許2816457号公報 特開平9−218394号公報
中継基板を取り付けるためのフックがセルガイドに形成されている。しかし、フックの長さが短く、取り付け時にフック部分の破損が発生していた。
特許文献1は、凹溝部が係止爪片の幅方向及び厚さ方向に取り囲んでおり、係止爪片の長さは僅かに長くはなるが、溝の深さ程度に過ぎず、あくまでも停止爪片の長さ寸法をできる限り小さくするだけであって、破損の防止にはならない。
特許文献2は、弾性片を長めに取った係合爪が記載されているものの、セルガイドに適用できるものではない。
特許文献3は、切り欠き部に係合爪を配置しているものの、切り欠き部は対向位置にある凸部と噛み合うためのものであり、セルガイドに適用できるものではない。
本発明は、中継基板を固定するセルガイドのフックの破損数を削減することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、概略矩形の金属製の薄皿状であって、四辺の縁部を略直角に同一方向に向けて折り返された屈曲辺を有するリアフレームと、同リアフレームの枠内に収まる大きさとされつつ、同リアフレームにて支持され、光反射性を有する反射板と、この反射板における上記リアフレームと反対の面の側に支持される蛍光管と、同蛍光管における上記反射板と反対の側にて上記リアフレームと同等の面を被覆し、光拡散性を有する拡散シートと、帯板片を上記リアフレームの各屈曲辺に係止して枠体を形成するにあたり、長手方向の一辺にて上記リアフレームの各屈曲辺を挟み込みつつ係止するセルガイドと、パネルと中継基板とから構成され、同パネルを上記セルガイドにて周縁から囲まれるように支持されつつ、同中継基板は同セルガイドに係止して固定される液晶パネルと、上記セルガイドにおける上記リアフレームとは反対の側の面から覆うように係止する枠体を構成し、上記液晶パネルのパネルをその表示面の側から保持するベゼルとからなる液晶モジュールであって、上記セルガイドの帯板片は、上記リアフレームの屈曲辺を挟み込んで係止するにあたり、同屈曲辺の内側に配置される内側壁と、同屈曲辺の外側に配置される外側壁とで、同屈曲辺を挟むように形成され、同外側壁には上記リアフレームの内側に向けて上記中継基板を固定するための突起状のフックを形成した構成としてある。
上記構成において、上記リアフレームの屈曲辺を挟み込んで係止する上記セルガイドの帯板片は、屈曲辺の内側に配置される内側壁と、同屈曲辺の外側に配置される外側壁とを有しているが、同外側壁には上記リアフレームの内側に向けて上記中継基板を固定するための突起状のフックを形成してある。
従って、フックは少なくともリアフレームの屈曲辺よりも外側の位置から内側に向かって延びているので、内側壁に形成されている場合よりも十分に長い。長くなればそれ自体の弾性が増すので、中継基板に係止する作業中に過大な力がかかれば撓み、破損しにくい。
また、上記内側壁と外側壁は、上記リアフレームの屈曲辺で囲まれる内面側から見て、互い違いとなるように、互いに重なり合わないよう形成してもよい。
上記内側壁と外側壁は、リアフレームの屈曲辺で囲まれる内面側から見て、互い違いとなっており、互いに重なり合っていないので、外側壁からリアフレームの内側に向けて突出するフックは内側壁には干渉しない。従って、金型による成形も容易となる。
さらに、上記セルガイドの帯板片は、上記内側壁と外側壁を形成するにあたり、肉盗みによって外側壁を内側壁よりも外方にオフセットし、かつ、肉盗みにおける上記リアフレームの屈曲辺の側を開放することで上記内側壁と外側壁とが互い違いとなって互いに重なり合わないように形成してもよい。
上記セルガイドの帯板片で内側壁と外側壁を形成するにあたって、肉盗みによって外側壁を内側壁よりも外方にオフセットすることが可能である。そして、このようにオフセットした状態で、肉盗みにおける上記リアフレームの屈曲辺の側を開放すると、外側壁の根元と内側壁の根元はオフセットした状態で、内側壁と外側壁のそれぞれの先端側は互い違いとなって互いに重なり合わない。
また、上記内側壁と外側壁は、同内側壁の一部を外側に向けて断面コの字状に屈曲するように形成されつつ、コの字状として外側に位置する壁面が上記外側壁を形成しており、上記リアフレームの屈曲辺を挟み込む端部側において同外側壁以外のコの字状の壁面を除去した形状とすることで同屈曲辺を挟持可能としてもよい。
内側壁の一部を外側に向けて断面コの字状に屈曲するように形成すると、断面はコの字状となり、外側に位置する壁面は外側壁としてオフセットした状態となる。そして、リアフレームの屈曲辺を挟み込む端部側において同外側壁以外のコの字状の壁面を除去すれば、内側壁と外側壁だけが平行した状態で残り、その間に上記屈曲辺を挟持可能となる。
さらに、フックは中継基板を係止できるものであればよいが、その一例として、上記フックは略円柱状に形成され、先端側から根元側に向けて二分割するように切り込みが形成され、先端部分では、先端から根元側に向けて徐々に径が大きくなった後、段差を形成するように径を小さくした係止段部を形成し、この係止段部が上記内側壁よりも内側に突き出るようにしてもよい。
フックは略円柱状に形成され、先端側から根元側に向けて二分割するように切り込みが形成される。その先端部分では、先端から根元側に向けて徐々に径が大きくなった後、段差を形成するように径を小さくした係止段部を形成しているので、中継基板の側に丸穴を形成し、同先端を挿入していくと、二分割した隙間の分だけ内側に撓み、徐々に挿入していって係止段部が丸穴を貫通したところで弾性によって外側に復帰する。このとき、段部により丸穴の縁に係止し、抜け止めとなる。むろん、全体として略円柱状に形成されて外側壁から延出していることから、従来よりも長めとなっており、弾性が向上しており、折れにくくなっている。
また、以上のような形状の統合として、概略矩形の金属製の薄皿状であって、四辺の縁部を略直角に同一方向に向けて折り返された屈曲辺を有するリアフレームと、同リアフレームの枠内に収まる大きさとされつつ、同リアフレームにて支持され、光反射性を有する反射板と、この反射板における上記リアフレームと反対の面の側に支持される蛍光管と、同蛍光管における上記反射板と反対の側にて上記リアフレームと同等の面を被覆し、光拡散性を有する拡散シートと、帯板片を上記リアフレームの各屈曲辺に係止して枠体を形成するにあたり、長手方向の一辺にて上記リアフレームの各屈曲辺を挟み込みつつ係止するセルガイドと、パネルと中継基板とから構成され、同パネルを上記セルガイドにて周縁から囲まれるように支持されつつ、同中継基板は同セルガイドに係止して固定される液晶パネルと、上記セルガイドにおける上記リアフレームとは反対の側の面から覆うように係止する枠体を構成し、上記液晶パネルのパネルをその表示面の側から保持するベゼルとからなる液晶モジュールであって、
上記セルガイドの帯板片は、上記リアフレームの屈曲辺を挟み込んで係止するにあたり、同屈曲辺の内側に配置される内側壁と、同屈曲辺の外側に配置される外側壁とで、同屈曲辺を挟むように形成され、同外側壁には上記リアフレームの内側に向けて上記中継基板を固定するための突起状のフックを形成しており、かつ、
上記セルガイドの帯板片は、上記内側壁と外側壁を形成するにあたり、肉盗みによって外側壁を内側壁よりも外方にオフセットし、かつ、肉盗みにおける上記リアフレームの屈曲辺の側を開放することで上記内側壁と外側壁とが互い違いとなって互いに重なり合わないような形状とすることで同屈曲辺を挟持可能としており、
上記フックは略円柱状に形成され、先端側から根元側に向けて二分割するように切り込みが形成され、先端部分では、先端から根元側に向けて徐々に径が大きくなった後、段差を形成するように径を小さくした係止段部を形成し、この係止段部が上記内側壁よりも内側に突き出るように構成しても良い。
さらに、このような液晶モジュールの適用例として、テレビ回路と液晶モジュールとからなる液晶テレビジョンであって、
上記テレビ回路は、テレビ放送を受信するチューナと、同チューナによる受信信号に基づいて映像信号と音声信号を出力するテレビ処理回路と、上記映像信号に基づいて画像処理する画像処理回路と、上記音声信号に基づいて音声を出力する音声回路とを具備し、
上記液晶モジュールは、概略矩形の金属製の薄皿状であって、四辺の縁部を略直角に同一方向に向けて折り返された屈曲辺を有するリアフレームと、同リアフレームの枠内に収まる大きさとされつつ、同リアフレームにて支持され、光反射性を有する反射板と、この反射板における上記リアフレームと反対の面の側に支持される蛍光管と、同蛍光管における上記反射板と反対の側にて上記リアフレームと同等の面を被覆し、光拡散性を有する拡散シートと、帯板片を上記リアフレームの各屈曲辺に係止して枠体を形成するにあたり、長手方向の一辺にて上記リアフレームの各屈曲辺を挟み込みつつ係止するセルガイドと、パネルと中継基板とから構成され、同パネルを上記セルガイドにて周縁から囲まれるように支持されつつ、同中継基板は同セルガイドに係止して固定される液晶パネルと、上記セルガイドにおける上記リアフレームとは反対の側の面から覆うように係止する枠体を構成し、上記液晶パネルのパネルをその表示面の側から保持するベゼルとからなり、かつ、上記セルガイドの帯板片は、上記リアフレームの屈曲辺を挟み込んで係止するにあたり、同屈曲辺の内側に配置される内側壁と、同屈曲辺の外側に配置される外側壁とで、同屈曲辺を挟むように形成され、同外側壁には上記リアフレームの内側に向けて上記中継基板を固定するための突起状のフックを形成した構成としても良い。
以上説明したように、本発明はフック部分を長くすることによりバネ性が向上し、中継基板を取り付ける際の破損数が削減され、歩留まりが改善される。また、従来技術においては、凹部にフックを設ける構成は記載されているものの、ヒケ防止のための肉盗み部にフックを設けるような構成とはなっていない。
この他、本発明によれば、比較的簡易な形成や金型構造を利用して同様の効果を奏する液晶モジュールや、同液晶モジュールを適用した液晶テレビジョンを提供することができる。
本発明の液晶モジュールが適用される液晶テレビジョンのブロック図である。 本発明の液晶モジュールの分解斜視図である。 セルガイドにおけるフック形成部分の斜視図である。 セルガイドにおけるフック形成部分の上面図である。 セルガイドにおけるフック形成部分の正面図である。 図5におけるA−A線での断面図である。 従来のセルガイドにおけるフック形成部分の斜視図である。 従来のセルガイドにおける肉盗み部分の斜視図である。 従来のセルガイドにおける肉盗み部分の裏面側の斜視図である。
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる液晶モジュールが適用される液晶テレビジョンをブロック図により示している。
同図において、本液晶テレビジョンは、テレビ回路10と、液晶モジュール20とから構成されている。テレビ回路10におけるチューナ11は、アンテナ12を介してテレビ放送を受信する。テレビ処理回路13はチューナ11に対して所定のチャンネルのテレビ放送を受信させるとともに、テレビ放送の受信信号から映像信号と音声信号とを出力する。また、その前提として操作パネル14を介してユーザの操作を入力している。
映像信号は画像処理回路15に出力され、同画像処理回路15は液晶モジュール20で映像を表示するための信号に変換して出力する。なお、液晶モジュール20内には、後述するパネルユニットを形成するパネルと中継基板とバックライトユニットなどが備えられている。そして、画像処理回路15の出力信号に基づいて中継基板がパネルの各画素を駆動して映像を形成すると、バックライトユニットが同パネルの背面から透過光を照射し、同パネルの表面に視認可能な映像を表示させる。
一方、音声信号は音声回路16に出力され、操作パネル14のボリューム調整操作に対応した音量となるように増幅され、スピーカ17から音声として出力される。
図2は、本発明の液晶モジュール20を分解斜視図により示している。
同液晶モジュール20は、概略矩形の金属製の薄皿状であって、四辺の縁部を略直角に同一方向に向けて折り返された屈曲辺21aを有するリアフレーム21を有している。このリアフレーム21は、液晶モジュール20における最も背面側の部材となる。このリアフレーム21の前面側には、同リアフレーム21の枠内に収まる大きさであって、光反射性を有する反射板22が、当該リアフレーム21にて支持されている。具体的には、反射板22の前面側から押圧部材22aの突起にて同反射板22を貫通させ、裏側のリアフレーム21に係止させる。これにより、反射板22は、貫通する突起にて位置決めされた状態で、押圧部材22aとリアフレーム21との間に挟持されて支持されている。
この反射板22の前面側であるリアフレーム21と反対の面の側には蛍光管23が保持される。この蛍光管23はセルガイド24にて両端を支持されて所定の間隔を隔てた位置に保持されている。
セルガイド24は四つの帯板片24aにて枠体を形成するように構成されており、各帯板片24aは上記リアフレーム21における各屈曲辺21aに係止している。より具体的には、帯板片24aはその長手方向の一辺にて上記リアフレーム21の各屈曲辺21aを挟み込みつつ係止している。
また、セルガイド24は、蛍光管23における上記反射板22と反対の側に光拡散性を有する拡散シート25を支持する。この拡散シート25は、上記リアフレーム21と同等の面を被覆し、直線状の蛍光管23から照射される透過光を当該液晶モジュール20の表示面全面にわたって均等に拡散させるものである。
セルガイド24は、拡散シート25の前面側に液晶パネル26を支持する。液晶パネル26は、パネル26aと、中継基板26bとから構成されており、同パネル26aは上記セルガイド24にて周縁から囲まれるように支持され、同中継基板26bは同セルガイド24に係止して固定されている。中継基板26bをセルガイド24にて支持する方法については後述する。
最後、上記セルガイド24の前面側、すなわち、上記リアフレーム21とは反対の側の面にはベゼル27が装着されている。ベゼル27は四つの帯板片27aにて枠体を構成し、各帯板片27aがセルガイド24の前面側を覆うようにして係止する。これにより、上記液晶パネル26のパネル26aをその表示面の側の縁部を押さえて保持している。
セルガイド24は中継基板26bを係止するため、同中継基板26bに形成される係止穴26b1を貫通して係止するフック24a1を有している。
図3はセルガイドにおけるフック形成部分を斜視図により示しており、図4は同部分を上面図により示しており、図5は同部分を正面図により示しており、図6は同部分を断面図により示している。
上記セルガイド24の帯板片24aは、上記リアフレーム21の屈曲辺21aを挟み込んで係止するにあたり、同屈曲辺21aの内側に配置される内側壁24a2と、同屈曲辺21aの外側に配置される外側壁24a3とを有しており、これらの内側壁24a2と外側壁24a3とで上記屈曲辺21aを挟むように形成されている。そして、図3、図4、図6に示すように、同外側壁24a3には上記リアフレーム21の内側に向けて上記中継基板26bを固定するための突起状のフック24a1が形成されている。
ここで、図3、図5に示すように、上記内側壁24a2と外側壁24a3は、上記リアフレーム21の屈曲辺21aで囲まれる内面側から見て、互い違いとなるように、互いに重なり合わないよう形成されている。
ここで、対比のために従来の液晶モジュールにおけるセルガイドについて説明する。
図7は、従来のセルガイドにおけるフック形成部分を斜視図により示しており、同図に示すように、フック124a1は、リアフレームの内側に向けて突出するように、内側壁124a2に形成されている。
図8は従来のセルガイドにおける肉盗み部分を斜視図により示しており、図9は同肉盗み部分の裏面側を斜視図により示している。肉盗みは樹脂成形における一つの技術であり、突出物を形成する際に裏面側に樹脂のヒケを生じさせないように予め裏面側に凹部を形成しておく技術である。この例では、図9に示すようにセルガイドの裏面側にはリブ124a6を形成する必要があり、このリブ124a6の裏面側にあたる位置に肉盗み124a7を形成している。
本実施形態においても、同様の理由で肉盗み24a6が必要となっており、内側壁24a2を基準とすると、リアフレームの外側方向に凹部を形成している。そして、この肉盗み24a6を利用して外側壁24a3を形成する。
すなわち、上記セルガイド24の帯板片24aは、上記内側壁24a2と外側壁24a3を形成するにあたり、肉盗み24a6によって外側壁24a3を内側壁24a2よりも外方にオフセットしている。また、肉盗み24a6における上記リアフレーム21の屈曲辺21aの側を開放し、そのまま外側壁24a3を同屈曲辺21aの側に延出している。これにより、上記内側壁24a2と外側壁24a3とは互い違いとなり、互いに重なり合わないように形成されることになる。
言い換えると、上記内側壁24a2と外側壁24a3は、図6に示すように、同内側壁24a2の一部を外側に向けて断面コの字状に屈曲するように形成することにより、コの字状として外側に位置する壁面が上記外側壁24a3を形成する。そして、上記リアフレーム21の屈曲辺21aを挟み込む端部側において同外側壁24a3以外のコの字状の壁面を除去した形状とすることで同屈曲辺21aを挟持可能としている。
なお、屈曲辺21aを挟持するのは、内側壁24a2と外側壁24a3における先端側、すなわち屈曲辺21aに近い一部分だけである。
図6から明らかなように、フック24a1は屈曲辺21aよりも外側に位置する外側壁24a3から延出されており、図7に示す従来のフック124a1が内側壁124a2から延出されているのと相違する。そして、この相違により、フック24a1は従来よりも長く形成することができる。長く形成することでバネ性が増すので、他の部材(中継基板26b)に係止する際には過大な力がかかったとしても撓むことができるようになり、破損しにくくなる。
ここで、上記フック24a1は略円柱状に形成され、先端側から根元側に向けて二分割するように切り込み24a1aが形成されている。また、先端部分では、先端から根元側に向けて徐々に径が大きくなった後、段差を形成するように径を小さくした係止段部24a1bを形成してある。そして、この係止段部24a1bは上記内側壁24a2よりも内側に突き出ている。
切り込み24a1aがあることによってその隙間の分だけフック24a1は内側に撓むことが可能である。係止段部24a1bの断面はいわゆるくさび形であり、最大径よりもやや小さめに形成した中継基板26bの係止穴26b1に押し入れられると、フック24a1は内側に撓みながら徐々に同係止穴26b1に入っていき、最大径部分が通過した時点で自身のバネ性によって外側に復帰する。すると、最大径部分が係止穴26b1の縁に係止し、簡単には抜けなくなって中継基板26bを保持することができるようになる。
このように、上記セルガイド24の帯板片24aは、上記リアフレーム21の屈曲辺21aを挟み込んで係止するにあたり、同屈曲辺21aの内側に配置される内側壁24a2と、同屈曲辺21aの外側に配置される外側壁24a3とで、同屈曲辺21aを挟むように形成され、同外側壁24a3には上記リアフレーム21の内側に向けて上記中継基板26bを固定するための突起状のフック24a1を形成しており、図6から明らかなように、フック24a1は屈曲辺21aよりも外側に位置する外側壁24a3から延出されており、フック24a1は従来よりも長く形成することができ、長く形成することでバネ性が増すので、他の部材(中継基板26b)に係止する際には過大な力がかかったとしても撓むことができるようになり、破損しにくくなっている。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
10…テレビ回路、11…チューナ、12…アンテナ、13…テレビ処理回路、14…操作パネル、15…画像処理回路、16…音声回路、17…スピーカ、20…液晶モジュール、21…リアフレーム、21a…屈曲辺、22…反射板、22a…押圧部材、23…蛍光管、24…セルガイド、24a…帯板片、24a1…フック、24a1b…係止段部、24a2…内側壁、24a3…外側壁、25…拡散シート、26…液晶パネル、26a…パネル、26b…中継基板、26b1…係止穴、27…ベゼル、27a…帯板片、124a1…フック、124a2…内側壁、124a6…リブ。

Claims (7)

  1. 概略矩形の金属製の薄皿状であって、四辺の縁部を略直角に同一方向に向けて折り返された屈曲辺を有するリアフレームと、
    同リアフレームの枠内に収まる大きさとされつつ、同リアフレームにて支持され、光反射性を有する反射板と、
    この反射板における上記リアフレームと反対の面の側に支持される蛍光管と、
    同蛍光管における上記反射板と反対の側にて上記リアフレームと同等の面を被覆し、光拡散性を有する拡散シートと、
    帯板片を上記リアフレームの各屈曲辺に係止して枠体を形成するにあたり、長手方向の一辺にて上記リアフレームの各屈曲辺を挟み込みつつ係止するセルガイドと、
    パネルと中継基板とから構成され、同パネルを上記セルガイドにて周縁から囲まれるように支持されつつ、同中継基板は同セルガイドに係止して固定される液晶パネルと、
    上記セルガイドにおける上記リアフレームとは反対の側の面から覆うように係止する枠体を構成し、上記液晶パネルのパネルをその表示面の側から保持するベゼルとからなる液晶モジュールであって、
    上記セルガイドの帯板片は、上記リアフレームの屈曲辺を挟み込んで係止するにあたり、同屈曲辺の内側に配置される内側壁と、同屈曲辺の外側に配置される外側壁とで、同屈曲辺を挟むように形成され、同外側壁には上記リアフレームの内側に向けて上記中継基板を固定するための突起状のフックを形成していることを特徴とする液晶モジュール。
  2. 上記内側壁と外側壁は、上記リアフレームの屈曲辺で囲まれる内面側から見て、互い違いとなるように、互いに重なり合わないよう形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶モジュール。
  3. 上記セルガイドの帯板片は、上記内側壁と外側壁を形成するにあたり、肉盗みによって外側壁を内側壁よりも外方にオフセットし、かつ、肉盗みにおける上記リアフレームの屈曲辺の側を開放することで上記内側壁と外側壁とが互い違いとなって互いに重なり合わないように形成していることを特徴とする請求項2に記載の液晶モジュール。
  4. 上記内側壁と外側壁は、同内側壁の一部を外側に向けて断面コの字状に屈曲するように形成されつつ、コの字状として外側に位置する壁面が上記外側壁を形成しており、上記リアフレームの屈曲辺を挟み込む端部側において同外側壁以外のコの字状の壁面を除去した形状とすることで同屈曲辺を挟持可能としていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の液晶モジュール。
  5. 上記フックは略円柱状に形成され、先端側から根元側に向けて二分割するように切り込みが形成され、先端部分では、先端から根元側に向けて徐々に径が大きくなった後、段差を形成するように径を小さくした係止段部を形成し、この係止段部が上記内側壁よりも内側に突き出ていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の液晶モジュール。
  6. 概略矩形の金属製の薄皿状であって、四辺の縁部を略直角に同一方向に向けて折り返された屈曲辺を有するリアフレームと、
    同リアフレームの枠内に収まる大きさとされつつ、同リアフレームにて支持され、光反射性を有する反射板と、
    この反射板における上記リアフレームと反対の面の側に支持される蛍光管と、
    同蛍光管における上記反射板と反対の側にて上記リアフレームと同等の面を被覆し、光拡散性を有する拡散シートと、
    帯板片を上記リアフレームの各屈曲辺に係止して枠体を形成するにあたり、長手方向の一辺にて上記リアフレームの各屈曲辺を挟み込みつつ係止するセルガイドと、
    パネルと中継基板とから構成され、同パネルを上記セルガイドにて周縁から囲まれるように支持されつつ、同中継基板は同セルガイドに係止して固定される液晶パネルと、
    上記セルガイドにおける上記リアフレームとは反対の側の面から覆うように係止する枠体を構成し、上記液晶パネルのパネルをその表示面の側から保持するベゼルとからなる液晶モジュールであって、
    上記セルガイドの帯板片は、上記リアフレームの屈曲辺を挟み込んで係止するにあたり、同屈曲辺の内側に配置される内側壁と、同屈曲辺の外側に配置される外側壁とで、同屈曲辺を挟むように形成され、同外側壁には上記リアフレームの内側に向けて上記中継基板を固定するための突起状のフックを形成しており、かつ、
    上記セルガイドの帯板片は、上記内側壁と外側壁を形成するにあたり、肉盗みによって外側壁を内側壁よりも外方にオフセットし、かつ、肉盗みにおける上記リアフレームの屈曲辺の側を開放することで上記内側壁と外側壁とが互い違いとなって互いに重なり合わないような形状とすることで同屈曲辺を挟持可能としており、
    上記フックは略円柱状に形成され、先端側から根元側に向けて二分割するように切り込みが形成され、先端部分では、先端から根元側に向けて徐々に径が大きくなった後、段差を形成するように径を小さくした係止段部を形成し、この係止段部が上記内側壁よりも内側に突き出ている液晶モジュール。
  7. テレビ回路と液晶モジュールとからなる液晶テレビジョンであって、
    上記テレビ回路は、
    テレビ放送を受信するチューナと、
    同チューナによる受信信号に基づいて映像信号と音声信号を出力するテレビ処理回路と、
    上記映像信号に基づいて画像処理する画像処理回路と、
    上記音声信号に基づいて音声を出力する音声回路とを具備し、
    上記液晶モジュールは、
    概略矩形の金属製の薄皿状であって、四辺の縁部を略直角に同一方向に向けて折り返された屈曲辺を有するリアフレームと、
    同リアフレームの枠内に収まる大きさとされつつ、同リアフレームにて支持され、光反射性を有する反射板と、
    この反射板における上記リアフレームと反対の面の側に支持される蛍光管と、
    同蛍光管における上記反射板と反対の側にて上記リアフレームと同等の面を被覆し、光拡散性を有する拡散シートと、
    帯板片を上記リアフレームの各屈曲辺に係止して枠体を形成するにあたり、長手方向の一辺にて上記リアフレームの各屈曲辺を挟み込みつつ係止するセルガイドと、
    パネルと中継基板とから構成され、同パネルを上記セルガイドにて周縁から囲まれるように支持されつつ、同中継基板は同セルガイドに係止して固定される液晶パネルと、
    上記セルガイドにおける上記リアフレームとは反対の側の面から覆うように係止する枠体を構成し、上記液晶パネルのパネルをその表示面の側から保持するベゼルとからなり、かつ、
    上記セルガイドの帯板片は、上記リアフレームの屈曲辺を挟み込んで係止するにあたり、同屈曲辺の内側に配置される内側壁と、同屈曲辺の外側に配置される外側壁とで、同屈曲辺を挟むように形成され、同外側壁には上記リアフレームの内側に向けて上記中継基板を固定するための突起状のフックを形成していることを特徴とする液晶テレビジョン。
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