JP2011152752A - 電動トリマ - Google Patents

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Abstract

【課題】ビットの切込み深さを容易に微調整することが可能であり、また、微調整した切込み深さ位置を高精度で把握する。
【解決手段】この電動トリマ100は、操作部36の方向に回動させることでトリマ本体10をクランプし、操作部36から離れる方向に回動させることでトリマ本体10をアンクランプするクランプレバー60と、クランプレバー60がトリマ本体10をクランプしたときの、トリマ本体10とベース部20とのクランプ力を調整する固定力調整機構25b、48、55とを備えている。クランプレバー60が操作部36の方向に回動されたとき、ベース部20がトリマ本体10を締め付けることでクランプレバー60によるトリマ本体10のクランプがなされる。また、固定力調整機構25b、48、55の操作によって、トリマ本体10とベース部20とのクランプ力を調整することができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、ビットの切込み深さを調整自在とした電動トリマに関するものである。
一般に、被切削材に対して溝加工又はエッジ部の面取り加工を施す場合には、電動トリマと呼ばれる電動工具が使用されている。この種の電動トリマは、駆動モータが収納されるトリマ本体と、トリマ本体に着脱自在であるとともに駆動モータによって回転駆動されるビットと、トリマ本体を軸方向でスライド移動自在に把持するベース部と、トリマ本体の軸方向に延びて設置されるラックと、ラックに噛み合うようにベース部に対して回転操作自在に設置されるピニオンと、ピニオンの回転操作を行う操作部とを有して構成されている。
上述した基本構成を有する従来の電動トリマによれば、駆動モータを回転させることによってビットが回転し、これによって被切削材に溝加工又はエッジ部の面取り加工を行うことができる。また、操作部の操作によってピニオンを回転させることにより、トリマ本体をベース部に対して軸方向にスライド移動させ、ビットの切込み深さを調整することができるので、所望の深さの溝加工を容易に行なうことが可能となっている。
なお、この種の電動トリマを開示する先行技術文献として、例えば下記特許文献1が存在している。
特開2008−73988号公報
ところで、上記特許文献1などに代表される従来の電動トリマでは、ビットの切込み深さを調整する際に行われるベース部に対するトリマ本体の固定及び解除が、ネジの締め付け力によって行われる機構が採用されていた。すなわち、ビットの切込み深さを調整しようとする場合には、まずは、ベース部に対するトリマ本体の固定状態を解除するために締め付けネジを弛み方向に回転させ、次に、ベース部に対してトリマ本体をスライド移動させることでビットの切込み深さを調整し、最後に、締め付けネジを締め付け方向に回すことで先程位置調整したトリマ本体をベース部に対して固定することが行われていた。
しかしながら、ネジの締め付けによってビットの切込み深さを調整する従来技術の機構は、締め付けネジの回動動作が手間であり、操作性の良いものではない。また、操作者にとっては、締め付けネジの締め付け加減が分かり難く、締め付け力が弱過ぎるとベース部に対するトリマ本体の固定状態がずれてしまい、ビットの切込み深さが変化してしまうことになる。このような不具合は、被切削材に対する加工精度の低下を招く虞がある。また、締め付けネジの締め付け力が強過ぎると、ベース部の破損を引き起こす虞があり、製品寿命の悪化を招くことにもなりかねない。
一方、従来技術に係る電動トリマは、遊星歯車等の減速機構を用いた操作部を有しており、この操作部を用いることでビットの切込み深さの微調整が可能となっている。しかしながら、従来技術の電動トリマでは、実際に微調整した切込み深さ位置を目視で確認する他はなく、0.1mm単位の精度での調整量の把握は困難であった。この種の工具においては、近年、加工精度向上の要請があり、微調整した切込み深さ位置を高精度で把握することのできる機構の採用が求められていた。
本発明は、上述した課題の存在に鑑みて成されたものであって、その目的は、誰が操作したとしてもビットの切込み深さを容易に微調整することが可能であり、しかも、微調整した切込み深さ位置を高精度で把握することのできる新たな電動トリマを提供することにある。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明に係る電動トリマ(100)は、駆動モータ(12)が収納されるトリマ本体(10)と、前記トリマ本体(10)に着脱自在であるとともに前記駆動モータ(12)によって回転駆動されるビット(5)と、前記トリマ本体(10)を軸方向でスライド移動自在に把持するベース部(20)と、前記トリマ本体(10)の軸方向に延びて設置されるラック(31)と、前記ラック(31)に噛み合うように前記ベース部(20)に対して回転操作自在に設置されるピニオン(33)と、前記ピニオン(33)の回転操作を行う操作部(36)と、を備え、前記操作部(36)の操作によって前記ピニオン(33)を回転させることにより、前記トリマ本体(10)を前記ベース部(20)に対して軸方向にスライド移動させ、前記ビット(5)の切込み深さを調整自在とした電動トリマ(100)であって、前記ベース部(20)に対して回動可能に設置されるとともに、前記操作部(36)の方向に回動させることで前記トリマ本体(10)をクランプし、前記操作部(36)から離れる方向に回動させることで前記トリマ本体(10)をアンクランプするクランプレバー(60)と、前記クランプレバー(60)が前記トリマ本体(10)をクランプしたときの、前記トリマ本体(10)と前記ベース部(20)とのクランプ力を調整する固定力調整機構(25b、48、55)と、を備え、前記クランプレバー(60)が前記操作部(36)の方向に回動されたとき、前記ベース部(20)が前記トリマ本体(10)を締め付けることで前記クランプレバー(60)による前記トリマ本体(10)のクランプがなされ、さらに、前記固定力調整機構(25b、48、55)の操作によって前記ベース部(20)に対する前記操作部(36)の固定位置を調整することで、前記トリマ本体(10)と前記ベース部(20)とのクランプ力を調整することを特徴とする。
また、本発明に係る電動トリマ(100)において、前記クランプレバー(60)は、前記トリマ本体(10)をクランプしたときに、少なくとも前記操作部(36)の一部を覆うように形成することができる。
さらに、本発明に係る電動トリマ(100)において、前記ベース部(20)は、内周面側にバーニヤ(75)を備えるとともに、少なくとも前記バーニヤ(75)の設置位置に対応する個所が透明体により構成され、また、前記バーニヤ(75)は、前記トリマ本体(10)に設置される切込み深さ表示のためのスケール(70)に対応する位置に設けることができる。
またさらに、本発明に係る電動トリマ(100)において、前記スケール(70)は、前記トリマ本体(10)に対する軸方向での設置位置を調整自在とするスケール位置調整機構(71、72)を備えることとすることができる。
さらにまた、本発明に係る電動トリマ(100)において、前記ベース部(20)は、前記バーニヤ(75)の設置位置に対応する個所に拡大レンズ(80)を備えることとすることができる。
本発明によれば、誰が操作したとしてもビットの切込み深さを容易に微調整することが可能であり、また、微調整した切込み深さ位置を高精度で把握することのできる新たな電動トリマを提供することができる。
本実施形態に係る電動トリマの外観正面図である。 本実施形態に係る電動トリマの外観側面図である。 図2で示した電動トリマの内部構造を説明するための縦断面側面図であり、特に、ビットがベース部の下面より突き出した状態を示している。 ビットがベース部の下面より引っ込んだ状態の電動トリマを示した縦断面側面図である。 本実施形態に係る位置調整機構のうち、特に操作部の詳細構成を示した横断面図である。 本実施形態に係る操作部が有する減速機構を説明するための模式図である。 ベース部がトリマ本体をクランプした状態を上面側から見た場合の模式図である。 ベース部がトリマ本体をアンクランプした状態を上面側から見た場合の模式図である。 本実施形態に係る電動トリマが有するスケールとバーニヤの構成について説明するための図であり、図中の分図(a)が要部上面視を、分図(b)が要部背面視を示している。 本実施形態に係るベース部に形成された拡大レンズを例示する図である。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る電動トリマの外観正面図であり、図2は、本実施形態に係る電動トリマの外観側面図である。また、図3は、図2で示した電動トリマの内部構造を説明するための縦断面側面図であり、特に、ビットがベース部の下面より突き出した状態を示している。さらに、図4は、ビットがベース部の下面より引っ込んだ状態の電動トリマを示した縦断面側面図である。
図1〜図4にて示されるように、本実施形態に係る電動トリマ100は、主として、ビット5を回転可能に支持するトリマ本体10と、トリマ本体10の外周面を保持するベース部20と、被切削材に対するビット5の切り込み深さを調整する位置調整機構30とを有して構成されている。
トリマ本体10は、軸方向に延びる略筒形をしたケーシング11によって外郭形状が形成されており、このケーシング11の内部には、駆動モータ12が収納されている。また、ケーシング11の内部には、駆動モータ12のモータ軸12aを回転可能な状態で支持するために、一対のベアリング13,13が収納されている。ケーシング11の上部には、駆動モータ12の作動又は停止を制御するためにスイッチ14が設置されており、一方、ケーシング11の下部には、駆動モータ12のモータ軸12aに接続するとともに、ビット5をチャッキングすることで駆動モータ12が及ぼす回転駆動力をビット5に伝達するビットホルダ15が設置されている。なお、ビットホルダ15は、様々な寸法のビット5を着脱自在であるので、本実施形態に係る電動トリマ100は、被切削材に対して種々の寸法形状の切削加工を行うことができるようになっている。
ベース部20は、トリマ本体10を軸方向(紙面の上下方向)でスライド移動自在に把持する部材であり、また、透明の樹脂材料にて形成される部材である。このベース部20の上方には、ケーシング11を抱持するように把持部21が形成されている。この把持部21は、略円筒形の一部が縦方向に開いた形状を有しており、上面視において略C字形にて形成されている(後述する図7及び図8参照)。すなわち、把持部21は、周方向において所定の間隔で向き合う端縁21a、21bを有しており、これら端縁21a、21bの間隔を調整することで略C字形をした把持部21の内周面の径が変化し、把持部21が抱持するトリマ本体10に対する固定保持力(クランプ力)が変化するように構成されている。
また、ベース部20の下方には、把持部21に続いて垂直方向に延びる胴体部22と、胴体部22のさらに下方にて水平方向に延びる環状の支持部23とが形成されている。胴体部22の前面側には、加工塵を排出するために周面に沿って開かれた排出窓22aが形成されている。一方、支持部23の周縁は、把持部21の外周より半径方向外側に張り出しており、電動トリマ100を起立状態に保つことができるようになっている。また、支持部23の中央部には、ビット5が自在に挿通することを許容する開口部23aが形成されている。
さらに、ベース部20は、支持部23の下面に固定された正方形のベースプレート24を有している。ベースプレート24の一辺の長さは支持部23の直径と略同寸法である。このベースプレート24の中央部にも、ビット5が自在に挿通することを許容する開口部24aが形成されている。
なお、上面視において略C字形にて形成された把持部21には、端縁21a、21bのそれぞれと一体に形成されるとともに、互いに対向する半円状の軸受部25a、25bが形成されている。これら軸受部25a、25bには、位置調整機構30を構成する部材の一部が設置されている。そこで、続いて、参照図面に図5〜図8を追加して、本実施形態に係る位置調整機構30についての説明を行う。なお、図5は、本実施形態に係る位置調整機構30のうち、特に操作部36の詳細構成を示した横断面図であり、図6は、本実施形態に係る操作部36が有する減速機構37を説明するための模式図である。また、図7は、ベース部20がトリマ本体10をクランプした状態を上面側から見た場合の模式図であり、図8は、ベース部20がトリマ本体10をアンクランプした状態を上面側から見た場合の模式図である。なお、図7では、説明の便宜のために、最表面に現れるクランプレバー60を破線で描いてある。
本実施形態に係る位置調整機構30は、トリマ本体10の軸方向に延びて設置されるラック31と、ラック31に噛み合うようにベース部20に対して回転操作自在に設置されるピニオン33と、ピニオン33の回転操作を行う操作部36とを有しており、操作部36の操作によってピニオン33を回転させることにより、トリマ本体10をベース部20に対して軸方向にスライド移動させ、ビット5の切込み深さを調整自在とすることができるようになっている。
本実施形態に係る位置調整機構30の具体的な構成を説明すると、ラック31は、ケーシング11の外面の略中央部から下端まで、縦方向に延びて形成された部材である。このラック31は、把持部21の端縁21a、21bの間に位置決めされており、さらに、ラック31の幅は、端縁21a、21bの間の幅よりやや狭く形成されている。
上述したラック31には、ピニオン33が回転可能に噛み合っている。このピニオン33は、ベース部20の把持部21に形成された一対の軸受部25a、25bに設置される操作部36に対して設置されている。操作部36は、ピニオン33の回転中心から両側へ延びる出力軸36aを有しており、この出力軸36aは、ピニオン33の回転の中心となる回転軸A1を規定している。また、出力軸36aは、軸受部25a、25bに挿入されるとともに軸受部25a、25bによって回転可能に支持されている。
軸受部25a、25bに支持される出力軸36aの一方(図5における紙面下方)の端部には、内部に減速機構37を有する操作部36が設置されている。この操作部36は、操作つまみ36bを有しており、操作つまみ36bは、ピニオン33と同軸(A1)上で回転可能となっている。操作つまみ36bを回転操作することで出力軸36aを介してピニオン33が回転し、ラック31上をピニオン33が移動する。ピニオン33はベース部20の側に設置される部材であり、ラック31はトリマ本体10の側に設置される部材であるので、操作つまみ36bの回転操作によって、ベース部20に対するトリマ本体10の軸方向(紙面の上下方向)でのスライド移動が実現されている。
なお、例えば、ピニオン33の歯数Z=12、モジュールm=0.849とすると、ピニオン33の1回転に対するラック31の移動量(トリマ本体10の移動量)=3.14×m×Z=32mm/回転に設定されることとなる。
図5及び図6に示されるように、位置調整機構30は、操作つまみ36bの径方向内側に配置された減速機構37を有している。この減速機構37は、回転軸A1(操作つまみ36bの回転軸)と回転軸中心を同じくする操作つまみ36bに形成された第一の太陽歯車41を有している。また、減速機構37は、軸受部25bに固定された内歯車部材48を有している。さらに、減速機構37は、第一の太陽歯車41と内歯車部材48の内歯車48bとに噛み合う第一の遊星歯車42と、第一の遊星歯車42を回転可能に支持する遊星キャリア43と、遊星キャリア43に形成された第二の太陽歯車44と、第二の太陽歯車44と内歯車部材48の内歯車48bとに噛み合う第二の遊星歯車46とを有している。またさらに、減速機構37は、操作つまみ36b、第一及び第二の太陽歯車41、44並びに第二の遊星歯車46を回転可能に支持する遊星キャリア36aを含む出力軸36aを有している。
円筒状の第一の太陽歯車41は、操作つまみ36bの中心にあって回転軸A1上で操作つまみ36bと一体に位置決めされている。第一の太陽歯車41は、操作つまみ36bと同じ回転速度で回転軸A1を中心に回転することとなる。
第一の遊星歯車42は、回転軸A1を中心に周方向に等間隔で配置され、遊星キャリア43に自転可能に支持されている。また、第一の遊星歯車42は、自転可能であるとともに第一の太陽歯車41の周りで公転可能である。
円盤状の遊星キャリア43は、径方向外側へ向けて延びており、回転軸A1を中心に回転可能である。遊星キャリア43は、回転軸A1を中心に周方向に等間隔で挿入され、固定された第一の軸51を有する。この第一の軸51は、第一の遊星歯車42に挿入されて、第一の遊星歯車42の回転を許容している。
第二の太陽歯車44は、遊星キャリア43の中心にあって回転軸A1上で遊星キャリア43と一体に位置決めされている。第二の太陽歯車44は、遊星キャリア43と同じ回転速度で回転軸A1を中心に回転する。
円柱状の出力軸36aの略中間部には、ピニオン33が固定設置されており、出力軸36aの一端側に形成された遊星キャリア36aの中央部には、回転軸A1上に位置決めされ、固定された中央軸52が設置されている。この中央軸52は、第二の太陽歯車44、遊星キャリア43、第一の太陽歯車41を貫通し、操作つまみ36bに挿入され、これらの回転を許容している。また、出力軸36aの一端側に形成された遊星キャリア36aの周縁部には、円周方向に等間隔で固定された第二の軸53が設置されており、この第二の軸53は、第二の遊星歯車46に挿入されて、第二の遊星歯車46の回転を許容している。
円筒状の内歯車部材48は、出力軸36aと操作つまみ36bとの間に配置されている。軸受部25bに設置される側の内歯車部材48の端部48aにはネジ溝が形成されており、一方、内歯車部材48の端部48aに形成されたネジ溝と対向する位置にある軸受部25bの内周面にも、端部48aのネジ溝に噛み合うネジ溝が形成されている。したがって、内歯車部材48は、軸受部25bに対する噛み合い状態を調整することで、任意の位置に移動することが可能となっている。また、軸受部25bの内歯車部材48の端部48aのネジ溝が形成されていない部分に対応する位置には、固定ネジ55が設置されており、この固定ネジ55をねじ込んで内歯車部材48の端部48aのネジ溝が形成されていない外周面を押圧することで、内歯車部材48と軸受部25bとの固定状態が実現できるようになっている。つまり、軸受部25bに対する内歯車部材48の螺合量を調整して所望の位置に移動した後、固定ネジ55をねじ込むことで、軸受部25b(すなわち、ベース部20)に対する内歯車部材48の固定が実現することとなる。なお、上述の通り、内歯車部材48はベース部20に固定されるので、操作つまみ36bと内歯車部材48とは相対回転可能な状態に取付けられることとなる。
なお、上述した減速機構37の減速比は、例えば、次のように設定することができる。すなわち、第一及び第二の太陽歯車41、44はそれぞれ同じ歯数とし、歯数Z1=12に設定する。第一及び第二の遊星歯車42、46はそれぞれ同じ歯数とし、歯数Z2=12に設定する。内歯車部材48に形成された内歯車48bの歯数は、歯数Z3=36に設定する。そして、各歯車は、モジュールm=0.45と設定する。以上の条件によれば、減速比は、1/[(Z3/Z1+1)×(Z3/Z1+1)]=1/(4×4)=1/16に設定され、操作つまみ36bの回転は、出力軸36a及びピニオン33で1/16に減速される。すなわち、操作つまみ36bの16回転に対して出力軸36a及びピニオン33が1回転することとなる。そして、前記減速比の逆数は整数であることが好ましく、さらに、操作つまみ36bの1回転あたりのラック31の移動量は整数に設定されていることが好ましい。つまり、ラック31の移動量は、上述した例ではピニオン33の1回転に対して32mm移動するので、操作つまみ36bの1回転(出力軸36a及びピニオン33の1/16回転)に対しては、32×1/16=2mm移動することができる。この設定は、後述するスケール70及びバーニヤ75を用いた目盛り合わせを容易化し、作業性を向上させることができる。
以上、軸受部25a、25bに支持される出力軸36aの一方(図5における紙面下方)の端部に設置される操作部36について説明した。一方、軸受部25a、25bに支持される出力軸36aの他方(図5における紙面上方)の端部には、クランプレバー60が設置されている(図7及び図8参照)。このクランプレバー60は、ベース部20に対して回動可能に設置されるとともに、操作部36の方向に回動させることでトリマ本体10をクランプし(図7の状態)、操作部36から離れる方向に回動させることでトリマ本体10をアンクランプすることができるようになっている(図8の状態)。
このクランプレバー60の具体的な構成を説明すると、クランプレバー60は、図7及び図8にて示すように、出力軸36aの他方(図7及び図8における紙面上方)の端部に回動自在な状態で接続されている。また、このクランプレバー60は、図8にて示すような操作部36から離れる方向に回動された状態から、図7にて示すような操作部36の方向に回動された状態に移行する際に、クランプレバー60の回動軸61の近傍に形成された押圧曲面形状62によって、ベース部20が有する把持部21に形成された軸受部25aを押圧するように形成されている。
ここで、上述したように、本実施形態の操作部36については、内歯車部材48の端部48aが軸受部25bに対して固定設置される一方で、軸受部25aに対しては出力軸36aが非固定状態で貫通して支持されるのみであるので、出力軸36aに設置されたクランプレバー60が軸受部25aを押圧すると、一対の軸受部25a、25b同士の間隔は狭まることとなる。一対の軸受部25a、25b同士の間隔が狭まるということは、周方向において所定の間隔で向き合う端縁21a、21b同士の間隔が狭まるということなので、略C字形をした把持部21の内周面の径が小さくなることとなり、その結果として、把持部21がトリマ本体10を強く抱持し、ベース部20に対するトリマ本体10のクランプ状態が実現することとなる。
逆に、クランプレバー60を操作部36から離れる方向に回動させると、図8にて示すように、クランプレバー60の押圧曲面形状62は軸受部25aの押圧をやめるので、一対の軸受部25a、25b同士の間隔が拡大して把持部21によるトリマ本体10の抱持が解放され、ベース部20によるトリマ本体10のアンクランプ状態が実現することとなる。
なお、把持部21によるトリマ本体10へのクランプ力の調整は、クランプレバー60の押圧曲面形状62による軸受部25aへの押圧量を調整すればよく、この押圧量は、軸受部25bに対する出力軸36aの取付位置を変化させることで調整可能となることが明らかである。そこで、上述した内歯車部材48のネジ溝と、軸受部25bのネジ溝、及び固定ネジ55を、本発明の固定力調整機構として機能させることで、クランプレバー60がトリマ本体10をクランプしたときのトリマ本体10とベース部20とのクランプ力を調整することが可能となる。すなわち、内歯車部材48の軸受部25bに対する螺合状態を調整することで、軸受部25bに対する出力軸36aの設置位置が調整されるので、クランプレバー60の押圧曲面形状62による軸受部25aへの押圧量が調整され、把持部21によるトリマ本体10へのクランプ力の調整が実施されることとなる。
また、内歯車部材48の端部48aに設置される固定ネジ55をねじ込むことで、内歯車部材48と軸受部25bとの固定状態が確実に維持されるので、クランプレバー60の押圧力による内歯車部材48のネジ溝への負荷や、運転中の振動により、内歯車部材48が回ってしまうことがない。さらに、作業者が誤って内歯車部材48を回すことを防止できる。したがって、安定したクランプ力を付与することができるので、ベース部20に対してトリマ本体10を高精度で位置決めすることが可能となっている。
なお、本実施形態に係るクランプレバー60については、図7にて示すような操作部36の方向に回動してトリマ本体10をクランプしたときに、少なくとも操作部36の一部を覆うように形成されていることが好ましい。すなわち、図1及び図7に示すように、操作部36のうち、特に操作つまみ36bをクランプレバー60によって覆うことで、切削加工時に操作つまみ36bに対して外力が加わるのを効果的に防止することができるので、トリマ本体10のクランプ状態を常時好適に維持することが可能となる。また、クランプレバー60の形状については、操作部36を保護するために必要となる範囲を覆うことができるように最小限の大きさに止めてあるので、操作時にクランプレバー60自体が邪魔になることがない。したがって、本実施形態のクランプレバー60によれば、操作性を阻害することがなく、また、高精度の位置決め状態を安定して維持することが可能な電動トリマ100を提供することができる。
次に、図9及び図10を参照図面に加えることで、本実施形態の電動トリマ100が有するスケール70とバーニヤ75についての説明を行う。ここで、図9は、本実施形態に係る電動トリマが有するスケールとバーニヤの構成について説明するための図であり、図中の分図(a)が要部上面視を、分図(b)が要部背面視を示している。また、図10は、本実施形態に係るベース部に形成された拡大レンズを例示する図である。
図4及び図9を用いて本実施形態に係る電動トリマ100が有するスケール70とバーニヤ75についての説明を行うと、トリマ本体10の外郭を形成するケーシング11の裏面側にはスケール70が設置されており、このスケール70を用いてトリマ本体10のベース部20に対する位置を把握することで、ビット5の切込み深さが把握でき、またビット5の切込み深さが常時表示されるようになっている。
また、本実施形態では、透明体により構成されるベース部20の内周面側に対して、バーニヤ75が設置されており、このバーニヤ75とスケール70とを用いることで、0.1mm単位の精度での切込み深さの調整及び把握が可能となっている。
なお、本実施形態のバーニヤ75がベース部20の内周面側に対して設置されるのは、スケール70とバーニヤ75との間隔を極力小さくすることで読み取りの精度を向上させようとするためである。本実施形態のように、スケール70とバーニヤ75とを近接させることで、高精度で位置調整量を把握することが実現されている。
さらに、本実施形態のスケール70は、トリマ本体10に対する軸方向での設置位置を調整自在とするスケール位置調整機構を有している。このスケール位置調整機構の具体例としては、図9にてより詳細に示されるように、スケール70の上方側にスケール70に対して空転可能に接続される調整ネジ71と、この調整ネジ71が螺合するようにケーシング11に対して形成されたネジ孔72によって構成することができる。すなわち、調整ネジ71を回転させると、ネジ孔72に対する螺合状態に応じて調整ネジ71が上下に移動するので、その移動に伴ってスケール70の軸方向での設置位置が調整可能となるのである。このようなスケール位置調整機構71,72を利用することで、トリマ本体10の原点調整が可能となる。また、一度切削加工した溝の切込み深さをさらに追い込みたい場合には、一回目の切込み深さの位置でバーニヤ75のゼロ点とスケール70の任意の目盛線を合わせておき、その後、切込み深さを確認しながら切削加工を行うことで、追い込み量を容易に把握することができるようになる。
さらに、本実施形態では、バーニヤ75が設置された位置に対応するベース部20の個所に、拡大レンズ80を備える構成を採用している。ベース部20が、バーニヤ75の設置位置に対応する個所に拡大レンズ80を備えることで、スケール70及びバーニヤ75が有する目盛りの視認性が向上し、さらに切込み深さ位置の調整精度を向上させることが可能となる。なお、拡大レンズ80の形成手法については、ベース部20に対して別部品として設けてもよいし、透明な樹脂製であるベース部20の成型時において、対応箇所に一体成型で拡大レンズ80を作り込む手法を採用してもよい。
以上、本実施形態に係る電動トリマ100の具体的構成を説明した。次に、本実施形態に係る電動トリマ100の使用方法を説明する。
本実施形態に係る電動トリマ100を用いて被切削材の表面に溝加工をする場合、トリマ本体10のケーシング11をベース部20に対して縦方向に移動させることで、ベースプレート24の下端面からビット5を所望の長さだけ突出させ、切込み深さを設定して切削加工を行うこととなる。
この切削加工を行うに際しては、まず、ビット5の切り込み深さを調整する。なお、このような調整を行うに際しては、ケーシング11を反時計方向(あるいは、時計方向)に回転させてラック31からピニオン33を外した上で、再度任意の位置でケーシング11を時計方向(あるいは、反時計方向)に回転させてラック31にピニオン33を噛み合わせることで、ビット5の切り込み深さの粗い調整を行うことが可能である。ただし、上記のようなビット5の切り込み深さの粗い調整を行う手法に関しては、特許文献1に開示された公知の技術であるので、ここでの説明は省略する。
上記のように切り込み深さの粗い調整を行った後に、微細な調整を行う。具体的には、ケーシング11を手で把持して、クランプレバー60が操作部36から離れる方向に回動させる。そして、操作つまみ36bを手動で回転することで、ベース部20に対するケーシング11の縦方向の移動を行う。
このとき、図5に示されるように、操作つまみ36bは、第一の太陽歯車41とともに回転軸A1を中心に回転する。また、第一の太陽歯車41は、逆方向に第一の遊星歯車42を自転させる。内歯車部材48は静止しているので、第一の遊星歯車42は、回転軸A1を中心に第一の太陽歯車41の周りに公転する。公転する第一の遊星歯車42は、第二の太陽歯車46とともに遊星キャリア43を回転軸A1を中心に同じ公転速度で回転させる。ここで、遊星キャリア43及び第二の太陽歯車46は、回転速度について操作つまみ36b及び第一の太陽歯車41の1/4に減速される。第二の太陽歯車44は、第二の遊星歯車46を自転させると同時にその周りに公転する。公転する第二の遊星歯車46は、出力軸36aを公転速度と同じ速度で回転させる。ここで、出力軸36aは、回転速度について第二の太陽歯車44の1/4に減速される。したがって、操作つまみ36bの回転は1/16の速度比に減速されて出力軸36aに出力され、ピニオン33に伝達される。
ピニオン33は、ラック31と噛み合いながら回転して、ラック31を上方あるいは下方へ移動させる。具体的には、ピニオン33の歯数ZをZ=12、モジュールmをm=0.849とし、ラック31の移動量をピニオン33の一回転あたり、3.14×12×0.849=32mmとしているので、ラック31は操作つまみ36bの1回転に対して32×1/16=2mmの距離を移動し、微調整が可能となっている。ここで、ラック31の移動量は、操作つまみ36の1回転に対して整数であり、減速機構37の減速比の逆数が整数に設定されているので、スケール70及びバーニヤ75の目盛りを合わせ易くなっている。これにより、トリマ本体10は、ラック31の移動量に従ってベース部20に対して上方あるいは下方へ移動し、ビット5はベースプレート24の開口部24aを通過して、ベースプレート24よりも下方への突出量を変化させ、所定の切り込み深さに突出量を調整される。
その後、クランプレバー60を操作部36の方向に回動させることでベース部20の把持部21によるトリマ本体10のクランプが行われ、ベース部20に対してケーシング11を介したトリマ本体10のクランプ固定が完了する。この状態から、スイッチ14を倒して駆動モータ12を作動させ、ビット5を回転させると、回転駆動されるビット5によって、被切削材に溝を形成することができる。
なお、以上説明した操作の前に、内歯車部材48の軸受部25bに対する噛み合い状態を調整することで、軸受部25bに対する出力軸36aの設置位置が調整されるので、クランプレバー60の押圧曲面形状62による軸受部25aへの押圧量が調整され、把持部21によるトリマ本体10へのクランプ力の調整が実施可能となる。
また、このようなクランプ力の調整の際に、内歯車部材48の端部48aに設置される固定ネジ55をねじ込むことで、内歯車部材48と軸受部25bとの固定状態が確実に維持されるので、クランプレバー60の押圧力による内歯車部材48のネジ溝への負荷や、運転中の振動により、内歯車部材48が回ってしまうことがない。さらに、作業者が誤って内歯車部材48を回すことを防止できる。したがって、固定ネジ55の利用によって安定したクランプ力を付与することができるので、ベース部20に対してトリマ本体10を高精度で位置決めすることが可能となる。
さらに、本実施形態では、切込み深さを把握するためのスケール70に近接する位置にバーニヤ75を設置する構成を採用したので、誤差の少ない調整量の把握が可能となっている。
またさらに、本実施形態のスケール70は、軸方向での設置位置が調整可能である。このようなスケール位置調整機構付のスケール70を利用することで、トリマ本体10の原点調整が可能となる。また、一度切削加工した溝の切込み深さをさらに追い込みたい場合には、一回目の切込み深さの位置でバーニヤ75のゼロ点とスケール70の任意の目盛線を合わせておき、その後切込み深さを確認しながら切削加工を行うことで、追い込み量を容易に把握することができるようになる。
さらにまた、本実施形態では、バーニヤ75が設置された位置に対応するベース部20の個所に拡大レンズ80を備える構成を採用したので、スケール70及びバーニヤ75が有する目盛りの視認性が向上し、切込み深さ位置の調整精度をさらに向上させることが可能となっている。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
例えば、上述した本実施形態に係るベース部20は、全体が透明体により構成されていた。しかしながら、本発明のベース部については、全体を透明体とする必要はなく、例えばバーニヤ75の設置位置の近傍個所のみを透明体によって構成してもよい。すなわち、本発明のベース部においては、少なくともバーニヤ75の設置位置に対応する個所が透明体により構成されておりさえすれば、上述した本実施形態と同様の作用効果を発揮する電動トリマを実現することができる。
その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
100 電動トリマ、5 ビット、10 トリマ本体、11 ケーシング、12 駆動モータ、12a モータ軸、13 ベアリング、14 スイッチ、15 ビットホルダ、20 ベース部、21 把持部、21a,21b 端縁、22 胴体部、22a 排出窓、23 支持部、23a 開口部、24 ベースプレート、24a 開口部、25a,25b 軸受部、30 位置調整機構、31 ラック、33 ピニオン、36 操作部、36a 出力軸、36a 遊星キャリア、36b 操作つまみ、37 減速機構、41 第一の太陽歯車、42 第一の遊星歯車、43 遊星キャリア、44 第二の太陽歯車、46 第二の遊星歯車、48 内歯車部材、48a 端部、48b 内歯車、51 第一の軸、52 中央軸、53 第二の軸、55 固定ネジ、60 クランプレバー、61 回動軸、62 押圧曲面形状、70 スケール、71 調整ネジ、72 ネジ孔、75 バーニヤ、80 拡大レンズ、A1 回転軸。

Claims (5)

  1. 駆動モータが収納されるトリマ本体と、
    前記トリマ本体に着脱自在であるとともに前記駆動モータによって回転駆動されるビットと、
    前記トリマ本体を軸方向でスライド移動自在に把持するベース部と、
    前記トリマ本体の軸方向に延びて設置されるラックと、
    前記ラックに噛み合うように前記ベース部に対して回転操作自在に設置されるピニオンと、
    前記ピニオンの回転操作を行う操作部と、
    を備え、前記操作部の操作によって前記ピニオンを回転させることにより、前記トリマ本体を前記ベース部に対して軸方向にスライド移動させ、前記ビットの切込み深さを調整自在とした電動トリマであって、
    前記ベース部に対して回動可能に設置されるとともに、前記操作部の方向に回動させることで前記トリマ本体をクランプし、前記操作部から離れる方向に回動させることで前記トリマ本体をアンクランプするクランプレバーと、
    前記クランプレバーが前記トリマ本体をクランプしたときの、前記トリマ本体と前記ベース部とのクランプ力を調整する固定力調整機構と、
    を備え、
    前記クランプレバーが前記操作部の方向に回動されたとき、前記ベース部が前記トリマ本体を締め付けることで前記クランプレバーによる前記トリマ本体のクランプがなされ、さらに、
    前記固定力調整機構の操作によって前記ベース部に対する前記操作部の固定位置を調整することで、前記トリマ本体と前記ベース部とのクランプ力を調整することを特徴とする電動トリマ。
  2. 請求項1に記載の電動トリマにおいて、
    前記クランプレバーは、前記トリマ本体をクランプしたときに、少なくとも前記操作部の一部を覆うように形成されることを特徴とする電動トリマ。
  3. 請求項1又は2に記載の電動トリマにおいて、
    前記ベース部は、内周面側にバーニヤを備えるとともに、少なくとも前記バーニヤの設置位置に対応する個所が透明体により構成され、
    前記バーニヤは、前記トリマ本体に設置される切込み深さ表示のためのスケールに対応する位置に設けられることを特徴とする電動トリマ。
  4. 請求項3に記載の電動トリマにおいて、
    前記スケールは、前記トリマ本体に対する軸方向での設置位置を調整自在とするスケール位置調整機構を備えることを特徴とする電動トリマ。
  5. 請求項3又は4に記載の電動トリマにおいて、
    前記ベース部は、前記バーニヤの設置位置に対応する個所に拡大レンズを備えることを特徴とする電動トリマ。
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