JP2011152396A - 歯列矯正用ブラケット及びそれを用いた歯列矯正方法 - Google Patents

歯列矯正用ブラケット及びそれを用いた歯列矯正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】歯列矯正治療の初期から終期に亘り治療作業をを円滑にし、安全かつ適切に行えるようにする。
【解決手段】 歯面に接着するブラケット本体1は、その上面の肉厚側にワイヤスロット4を設けると共に、該スロットの下側コーナー部に差込溝6を設け、スロットの下側壁上部は係止縁部8を設けてあり、上記ワイヤスロット4を閉塞するロック部材10は、その係合縁部13を上記係止縁部8に係合できるようにし、本体1の上面に回動可能に軸着してあり、上記スロットの巾を調整するスロット巾調整部材20は、その下端部を前記ワイヤスロットの差込溝6に差し込み、上端部をスロット側壁に離脱容易に止着してあり、上記ブラケット本体1とロック部材10とスロット巾調整部材20からなる歯列矯正用ブラケットであり、このブラケットを使用する歯列矯正方法である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、歯面に装着して、近遠心方向に伸びたアーチワイヤ(矯正ワイヤ)を歯列弓に沿って確実に固定し得るようにした歯列矯正用ブラケット、特に、アーチワイヤを歯先側より嵌めるように構成したバーチカルブラケットであり、又そのブラケットを使用した歯列矯正方法に関する。
従来、ブラケットとアーチワイヤを使用して歯列矯正治療を行う場合には、矯正歯の表面に歯列弓に沿ってブラケットを接着剤などで固定し、アーチワイヤをブラケットのワイヤ挿入溝(スロット)内に装入し、アーチワイヤの復元力を利用して歯列を矯正させるようにしている。
而して、一般的に、矯正治療の初期段階においては、大まかに歯並びを整える必要があるために、ワイヤスロットの溝巾より細径の軟質アーチワイヤを使用しており、矯正治療の終期段階では、アーチワイヤ自体を歯の移動レールのように用いたり、歯列の微妙な調整を行うために、スロット溝巾と略同径の太い硬質アーチワイヤを使用している。
而して、ブラケットとしては、アーチワイヤを歯の側面に対して直角方向からスロット内に装着するようにしたブラケットが一般的に使用されているが、作業が難しく矯正治療が円滑に行い難い物である。
そこで、本出願人は、アーチワイヤを歯先よりの斜め上方からスロット内に嵌めるようにしたバーチカルブラケットを先に登録している。
登録実用新案第3129689号
しかし、上記考案のブラケットは矯正治療において矯正作業が比較的容易であるが、矯正治療の初期段階においては、アーチワイヤの径が細いのでワイヤスロットとの間に隙間が生じ、ワイヤの弾性張力が矯正歯に伝えられ難いものである。そこで、リガチャワイヤ(結紮線)を用いてアーチワイヤをブラケットのフックに縛り付けることが行われており、作業が面倒になる難点があった。
そこで、本発明は、矯正治療の期間中アーチワイヤを適度な張力で確実に固定できると共に構造が簡単で製造が容易である歯列矯正ブラケットを提供し、歯列の矯正作業を円滑に行うことができるようにしたものである。
本発明のブラケットは、歯面に接着する基板部上にアーチワイヤの取付部を設けたブラケット本体と、上記ブラケット本体にアーチワイヤを固定するロック部材と、スロット巾調整部材とを備えた歯列矯正用ブラケットであって、上記ブラケット本体は、その上部より下部を肉厚に形成して取付け部の上面を傾斜させ、上面下部には上端部を開口したワイヤスロットを形成し、該ワイヤスロットの下側コーナー部には差込溝を設けると共に、ワイヤスロットの下側壁上部には係止溝を形成してその前側壁内部には係止縁部を設けてあり、上記ロック部材は、弾性板を方形状に形成してその下端部に係合縁部を設け、中央部をブラケット本体上部の斜面に回動可能に軸着して、ロック部材の下側部がスロット閉塞時その係合縁部が前記係止縁部と係合し得るようにしてあり、上記スロット巾調整部材は、板材で成形し、その下端部を前記ワイヤスロットの差込溝に差し込むと共に上端部をワイヤスロットの側壁に離脱容易に止着して構成してある。
また、前記ブラケット本体の係止縁部に凸部を設けると共に、前記ロック部材の係合縁部に凹部を形成して、ロック部材の下側部がワイヤスロットを閉塞時その係合凹部が前記係止凸部に係合し得るように構成する場合もある。
また、前記ロック部材は、その中央部に長手方向のスライド孔を設けて、取付部上部の斜面にスライド可能に軸着して、ロック部材の下側部がスロット閉塞時その係合縁部が前記係止縁部と係合し得るように構成する場合もある。
本発明に係る歯列矯正方法は、上記構成からなる歯列矯正用ブラケットを用いた歯列矯正方法であって、矯正治療の初期段階においては、ワイヤスロット内にその間隔巾cより細径のアーチワイヤを装入して、該アーチワイヤをスロット巾調整部材とロック部材でスロット内に適度に緩く締着して歯列の矯正を行うようにし、中期段階においては、スロット巾調整部材をワイヤスロット内から取外した後、初期段階のものより太い径のアーチワイヤをワイヤスロット内に装入し適度に締着して歯列の矯正を行うようにし、終期段階においては、ワイヤスロット巾aとほぼ同径の太く硬いアーチワイヤをワイヤスロット内に適合するように装着し、アーチワイヤをロック部材で締着固定して歯列の矯正を行うものである。
本発明のブラケットによれば、ワイヤスロットの下側コーナー部に差込溝を設け、板材で成形したスロット巾調整部材の下端部を上記差込溝に差込むと共にその上端部をワイヤスロットの側壁に離脱容易に止着してあるから、治療の初期段階において、径の細いアーチワイヤを使用する場合でも、スロット巾調整部材とロック部材とで緩すぎることなく適度な張力を保持し乍ら締着し易い。
治療の中期段階では、スロット巾調整部材を取り外し、初期段階より太いアーチワイヤを使用して適度な引張力で締着できる。
治療の後期段階で、更に太いアーチワイヤを使用する場合でもスロット調整部材を取り外した分だけスロット内の間隔が広くなっているので、無理をすることなく確実に締着固定し易い。
なお、スロット巾調整部材は、当初その下端部を差込溝に入れ、上端部をスロット下側壁に止着してあるので、濫りに離脱することなく安全に矯正治療を行うことができる。
又、ワイヤスロットは、ブラケット本体の上部より下部を肉厚に形成して傾斜させた取付部に設けてあるから、アーチワイヤをワイヤスロット内に歯先側よりの斜め上方から嵌め込むことができるので、治療作業が大変容易である。
更に、本発明のブラケットは、結紮用フック等を必要としないので、構成が簡単で製作が容易であり、安価に提供し得る利点もある。
次に添付図面に従って、本発明の実施例を詳説する。
図1乃至図3において、1はステンレス製のブラケット本体であって、歯面に接着する基板部2は、その横幅を上側部から下側部に向って徐々に狭く形成すると共にその上面に取付部3を設けてある。
前記取付部3は、その上部より下部を肉厚に形成して上面を傾斜させ、上面下部に巾aのワイヤスロット4を凹設してある。更に、ワイヤスロット4は、前記基板部2と所要角度αを成すように傾斜させて、歯面接着時にはワイヤスロット4の開口面5が歯先側よりに向くように形成して、アーチワイヤの装入が極めて容易に行えるようにしてある。6は前記ワイヤスロット4の下側コーナー部に設けた巾bの差込溝を示す。また、ワイヤスロット4の下側壁上部には係止溝7を設けると共に、該係止溝7の前側壁内部には係止縁部8を設けてある。
10は弾性板で方形状に形成したロック部材であって、その上側部分を前記取付部3の斜面部11に軸ピン12で回動可能に軸着してあり、その下端部を前側に所要角度屈曲させて、上記係止縁部8と係合し得る係合縁部13を設けてある。而して、前記係合縁部13を係止縁部8に係脱させることによりワイヤスロット4の開口面5を開閉し得るようにしてある。
更に、20はステンレス製のスロット巾調整部材であって、板材で成形して、その下端部をワイヤスロット4の差込溝6に差し込むと共に、その上端部をスロットの下側壁上端部にレーザー溶接を用いて接着してある。
而して、調整部材20は、接着部21を治療用ヤスリ等を用いて削る事により、容易にスロットから取り外す事ができるように止着してある。
なお、前記調整部材20はその厚さを、治療の初期段階で使用するアーチワイヤをスロット内に装入した場合に、アーチワイヤが適度に緩く締着できるように成形してある。
次に、図4乃至図6に従って、上記ブラケットを使用した歯列矯正方法につき説明する。
1.初期治療
先ず、ブラケット1をして、基板部2を歯面tに接着する事により、各矯正歯の表面に取付ける。
次に、図4に示すように、ワイヤスロット4内に、スロット巾調整部材20の装着されている状態の間隔cより細径で円形状のアーチワイヤ(ラウンドワイヤ)Wを歯先側よりスロット4内に嵌め込んで、矯正する歯列弓に沿って取付ける。
而して、ロック部材10を矢印方向に回して、その係合縁部13を取付け部3の係止縁部8に係合させると開口面5が塞がれ、スロット内のラウンドワイヤWはブラケット本体1に適度に緩く固定される。
従って、矯正歯にはラウンドワイヤの弾性力を確実に与えることができるので、矯正歯をラウンドワイヤに沿って的確に移動させることができる。
2.中期治療
上記初期治療が終了した後、図5に示すように、スロット巾調整部材20をブラケット本体1から取り外し、アーチワイヤを初期段階より太く長方形状の硬質アーチワイヤ(レクタンギュラーワイヤ)に取替えて前記同様にワイヤスロット4内に嵌め込み、ロック部材10で適度に固定して引き続き治療を行う。
3.終期治療
治療が終わりにきた場合には、図6に示すように、アーチワイヤをワイヤスロットの巾とほぼ同径のレクタンギュラーワイヤに取替えて、ワイヤスロット4内に嵌め込み、ロック部材10で固定することにより、歯列の微調整等を行うようにする。
本実施例においては図7及び図8に示すように、歯面に接着する基板部30上に設けた取付部31は、その上部より下部を肉厚に形成して上面を傾斜させ、上面下部にワイヤスロット32を凹設してある。
なお、前記ワイヤスロット32は、ベース板面と所要角度αを成すように傾斜させて歯面接着時に開口面43が歯先側よりに向くようにしてある。
又、ワイヤスロット32の下側壁上部には係止溝33を設けてあり、該係止溝33の前側壁の内側中央部には係止縁部34を形成し凸部を突設してある。35は前記ワイヤスロット33の下側コーナー部に設けた差込溝を示す。
36は弾性板で方形状に形成したロック部材であって、その下端部には係合縁部37を形成して凹部を設けて、その中央部を前記取付部31の斜面部38に軸ピン39で回動可能に軸着してあり、係合凹部40を係止凸部41に係脱させることにより、前記ワイヤスロット32の開口面43を開閉し得るようにしてある。
更に42はステンレス製のスロット巾調整部材であって、板材で成形して、その下端部をワイヤスロット32の差込溝35に差し込むと共に、その上端部をスロット下側壁上端部にレーザー溶接を用いて接着してある。
而して、上記調整部材41は、接着部44を治療用ヤスリ等を用いて削る事により、容易にワイヤスロット32から取り外す事ができるように止着してある。
なお、前記調整部材42はその厚さを、治療の初期段階で使用するアーチワイヤをスロット内に装入した場合に、間隔が開き過ぎることなくアーチワイヤが適度に緩く締着されるように成形してある。
而して、上記ブラケットを使用するには、基板部30を歯面に接着後、ワイヤスロット32内にアーチワイヤを歯先側より斜め上方から嵌め込み、ロック部材36を回動して、その下端部を係止溝34に嵌合させると開口面43が塞がれると共に、係合凹部40が係止凸部41に係止するので、アーチワイヤをワイヤスロット32内に確実に固定することができる。
ワイヤスロット32は、傾斜した取付部31の下部にベース板面と所要角度αを成すように傾斜させて開口面43が歯先側よりに向くように形成されているので、アーチワイヤの装入が極めて容易に行える。
而して、ロック部材36の下端部は係止溝34内に弾力で支持されていると共に、その係合凹部40が係止凸部41に係止するために簡単には外れないので、
矯正期間中にロック部材36が濫りに動く惧れがない。
従って、本実施例におけるブラケットを使用した場合も、前記実施例1において示した歯列矯正方法に基づいて、容易な作業で全治療期間に亘り適切な歯列矯正を行うことが出来る。
本実施例においては、図9及び図10に示すように、歯面に接着する基板部50上に設けた取付部51は、その上部より下部を肉厚に形成して上面を傾斜させ、上面下部にワイヤスロット52を凹設してある。
前記ワイヤスロット52は、ベース板面と所要角度αを成すように傾斜させて、歯面接着時には開口面64が歯先側よりに向くように形成してある。又、ワイヤスロット52の下側壁上部には係止溝53を設けると共に、該係止溝53の前側壁内部には係止縁部54を設けてある。55は前記ワイヤスロット52の下側コーナー部に設けた差込溝を示す。
56は弾性板で方形状に形成したロック部材であって、その下端部57には上記係止縁部54と係合し得る係合縁部58を設けると共に、長手方向の中央部にスライド孔59を設けて、前記取付部51の斜面部60に軸ピン61でスライド可能に軸着してある。また、その上面上側端部には、スライド操作が円滑に行い得るように、ピンセットの先端部を差込むための凹所62を設けてある。
63はステンレス製のスロット巾調整部材であって、板材で成形して、その下端部をワイヤスロット52の差込溝55に差し込むと共に、その上端部をスロット下側壁上端部にレーザー溶接を用いて接着してある。而して、調整部材63は、接着部65を治療用ヤスリ等を用いて削る事により、容易にスロット52から取り外す事ができるように止着してある。
なお、前記調整部材63はその厚さを、治療の初期段階で使用するアーチワイヤをスロット内に装入した場合に、間隔が開き過ぎることなくアーチワイヤが適度に緩く締着されるように成形してある。
上記ブラケットを使用するには、基板部50を歯面に接着後、ワイヤスロット52内にアーチワイヤを歯先側より斜め上方から嵌め込む。
而して、ピンセットの先端部を凹所62内に差し込んでロック部材56をスライドさせて、その係合縁部58を取付部51の係止縁部54に係合させると開口部64が塞がれると共に、アーチワイヤをワイヤスロット52内に確実に固定することができる。ワイヤスロット52は、傾斜した取付部51の下部にベース板面と所要角度αを成すように傾斜させて開口面64が歯先側よりに向くように形成されているので、アーチワイヤの装入が極めて容易に行える。
而して、ロック部材56の下端部57は係止溝53内に弾力で支持されていると共に、その係合縁部58が係止縁部54と係合するようにしてあるため簡単には外れないので、矯正期間中にロック部材56が濫りに動く惧れがない。
従って、本実施例におけるブラケットを使用した場合も、前記実施例1において示した歯列矯正方法に基づいて、容易な作業に治療期間に亘り適切な歯列矯正を行うことが出来る。
実施例1におけるブラケットの正面図である。 ワイヤスロットの開口面を閉塞した状態の正面図である。 図2における断面概略図である。 歯列矯正方法の手順を示す説明図である。 歯列矯正方法の手順を示す説明図である。 歯列矯正方法の手順を示す説明図である。 実施例2におけるブラケットの正面図である。 ワイヤスロットの開口面を閉塞した状態の断面概略図である。 実施例3におけるブラケットの正面図である。 ワイヤスロットの開口面を閉塞した状態の断面概略図である。
1 ブラケット本体
2 基板部
3 取付部
4 ワイヤスロット
5 開口面
6 差込溝
7 係止溝
8 係止縁部
10 ロック部材
11 斜面部
12 軸ピン
13 係合縁部
20 スロット巾調整部材
21 接着部
30 基板部
31 取付部
32 ワイヤスロット
33 係止溝
34 係止縁部
35 差込溝
36 ロック部材
37 係合縁部
38 斜面部
39 軸ピン
40 係合凹部
41 係止凸部
42 スロット巾調整部材
43 開口面
44 接着部
50 基板部
51 取付部
52 ワイヤスロット
53 係止溝
54 係止縁部
55 差込溝
56 ロック部材
57 下端部
58 係合縁部
59 スライド孔
60 斜面部
61 軸ピン
62 凹所
63 スロット巾調整部材
64 開口面
65 接着部

Claims (4)

  1. 歯面に接着する基板部上にアーチワイヤの取付部を設けたブラケット本体と、上記ブラケット本体にアーチワイヤを固定するロック部材と、スロット巾調整部材とを備えた歯列矯正用ブラケットであって、上記ブラケット本体は、その上部より下部を肉厚に形成して取付け部の上面を傾斜させ、上面下部には上端部を開口したワイヤスロットを形成し、該ワイヤスロットの下側コーナー部には差込溝を設けると共に、ワイヤスロットの下側壁上部には係止溝を形成してその前側壁内部には係止縁部を設けてあり、上記ロック部材は、弾性板を方形状に形成してその下端部に係合縁部を設け、中央部をブラケット本体上部の斜面に回動可能に軸着して、ロック部材の下側部がスロットを閉塞時その係合縁部が前記係止縁部と係合し得るようにしてあり、上記スロット巾調整部材は、板材で成形し、その下端部を前記ワイヤスロットの差込溝に差し込むと共に上端部をワイヤスロットの側壁に離脱容易に止着してあることを特徴とする歯列矯正用ブラケット。
  2. 歯面に接着する基板部上にアーチワイヤの取付部を設けたブラケット本体と、上記ブラケット本体にアーチワイヤを固定するロック部材と、スロット巾調整部材とを備えた歯列矯正用ブラケットであって、上記ブラケット本体は、その上部より下部を肉厚に形成して取付け部の上面を傾斜させ、上面下部には上端部を開口したワイヤスロットを形成し、該ワイヤスロットの下側コーナー部には差込溝を設けると共に、ワイヤスロットの下側壁上部には係止溝を形成してその前側壁内部には係止縁部を設けてあり、上記ロック部材は、弾性板を方形状に形成してその下端部に係合縁部を設け、中央部には長手方向のスライド孔を設けてブラケット本体の斜面部にスライド可能に軸着して、ロック部材の下側部がスロットを閉塞時その係合縁部が前記係止縁部と係合し得るようにしてあり、上記スロット巾調整部材は、板材で成形し、その下端部を前記ワイヤスロットの差込溝に差し込むと共に上端部をワイヤスロットの側壁に離脱容易に止着してあることを特徴とする歯列矯正用ブラケット。
  3. 前記ブラケット本体の係止縁部に凸部を設けると共に、前記ロック部材の係合縁部に凹部を形成して、前記ロック部材の下側部がワイヤスロットを閉塞時係合凹部が係止凸部に係合し得るようにしてあることを特徴とする前記請求項1記載の歯列矯正用ブラケット。
  4. 前記請求項1乃至3の何れかの項に記載された歯列矯正用ブラケットを用いる歯列矯正方法であって、矯正治療の初期段階においては、ワイヤスロット内にその間隔巾cより細径のアーチワイヤを装入して、該アーチワイヤをスロット巾調整部材とロック部材でスロット内に適度に緩く締着して歯列の矯正を行うようにし、中期段階においては、スロット巾調整部材をワイヤスロット内から取外した後、初期段階のものより太い径のアーチワイヤをワイヤスロット内に装入し、ロック部材で閉塞し適度に締着して歯列の矯正を行うようにし、終期段階においては、ワイヤスロット巾aとほぼ同径の太く硬いアーチワイヤをワイヤスロット内に適合するように装着し、アーチワイヤをロック部材で締着固定して、歯列の矯正を行うようにしたことを特徴とする歯列矯正方法。
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