JP2011152363A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技状態として、一般遊技と停止制御変更遊技とを備え、役抽選手段61は、一般遊技では遊技状態移行役を含めて役の抽選を行う。一般遊技で遊技状態移行役が入賞すると、停止制御変更遊技に移行するように制御する遊技状態制御手段69を備える。役抽選手段61は、停止制御変更遊技では小役の抽選を行わない。リール制御手段64は、一般遊技ではストップスイッチ42が操作された時から190ms以内にリール31を停止制御し、停止制御変更遊技では、ストップスイッチ42が操作されると直ちにリール31を停止制御し、かつ小役が入賞する場合であってもその位置でリール31を停止制御する。
【選択図】図1
Description
また、スロットマシンに停止制御変更遊技を設けるにあたり、従来にはない斬新な特徴を持たせることが要請されている。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、停止制御変更遊技を設けるにあたり、従来にはなかった新たな遊技性を出すことである。
請求項1の発明は、役を構成する図柄を含む複数種類の図柄を表示した複数のリール(31)と、各前記リールごとに設けられ、対応する前記リールを停止させるときに遊技者が操作するストップスイッチ(42)と、役の抽選を行う役抽選手段(61)と、前記リールの回転開始命令を受けたとき(スタートスイッチ41が操作されたとき)に前記リールの回転を開始するとともに、遊技者により前記ストップスイッチが操作されたときに前記リールを停止制御するリール制御手段(64)とを備え、遊技状態として、第1遊技状態(一般遊技)と、前記第1遊技状態よりも遊技者にとって有利となる第2遊技状態(停止制御変更遊技)とを備え、前記役抽選手段は、前記第1遊技状態では、遊技状態移行役を含めて役の抽選を行い、前記第1遊技状態において前記遊技状態移行役に当選し、前記遊技状態移行役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記第2遊技状態に移行するように制御する遊技状態制御手段(69)を備え、前記役抽選手段は、前記第2遊技状態では、小役の抽選を行わないように制御し、前記リール制御手段は、前記第1遊技状態では、前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、前記ストップスイッチが操作された時から前記リールが停止するまでの時間がT1以内(190ms以内)に、前記役抽選手段による役の抽選結果に対応する位置で前記リールを停止させるように制御し、前記第2遊技状態では、少なくとも1つの前記リールについて、前記ストップスイッチが操作された時から前記リールが停止するまでの時間が前記T1よりも短いT2以内に(最短時間で)、小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する場合であってもその位置で前記リールを停止させるように制御することを特徴とする。
本発明においては、第1遊技状態で遊技状態移行役が入賞すると、第2遊技状態に移行する。第2遊技状態では、ストップスイッチが操作された瞬間からリールが停止するまでの時間が短く設定されており、かつ小役が入賞可能となる。
また、請求項2の発明によれば、第2遊技状態の1遊技時間を短縮することができるので、単位時間あたりの出玉をさらに増加させることができる。
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。スロットマシン10は、遊技(メイン)制御手段50と演出(サブ)制御手段70とを備える。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを当該遊技のために投入するときに操作するスイッチである。
また、メダル投入口43は、実際のメダルを遊技者が投入する部分であり、メダル投入口43からメダルを投入することは、ベットスイッチ40を操作することと同様の役割を果たす。
さらにまた、(左、中、右)ストップスイッチ42は、3つ(左、中、右)のリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、各リール31の回転中心部に連結され、後述するリール制御手段64によって制御される。ここで、リール31は、左リール31、中リール31、右リール31からなり、左リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が左ストップスイッチ42であり、中リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が中ストップスイッチ42であり、右リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が右ストップスイッチ42である。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段、及び下段の3本の図柄組合せラインL1〜L3と、斜め右下がり方向及び斜め右上がり方向の2本の図柄組合せラインL4及びL5の合計5本の図柄組合せラインを有する。
ここで、「有効ライン」とは、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
一方、「無効ライン」とは、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(メダルの払出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組合せの成立対象となっていないラインである。
なお、これに限らず、メダルの投入枚数や遊技状態等に応じて、5本の図柄組合せラインL1〜L5のうち、一部のみを有効ライン(残りを無効ライン)に設定してもよい。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置され、リール31に表示された図柄(表示窓11から見える上下に連続する3図柄)を背後から照らすためのバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶ディスプレイやドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像等を表示するものである。
そして、各役に対応する図柄の組合せ及び入賞時の払出し枚数等が定められている。これにより、すべてのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する(その役が入賞する)と、その役に対応する枚数のメダルが払い出される(ただし、特別役及び遊技状態移行役を除く)。
なお、他の特別役としては、SB(シングルボーナス)が挙げられるが、本実施形態では設けられていない。
また、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
持ち越される役としては、特別役(BB及びRB)が挙げられる。特別役に当選したときは、リール31の停止時に、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
ここで本実施形態の「一般遊技」とは、非内部中遊技のうち、停止制御変更遊技以外の遊技をいう。そして、一般遊技では、すべてのリール31について、ストップスイッチ42が操作された瞬間からそのストップスイッチ42に対応するリール31が停止するまでの時間が所定時間以内となるようにリール31が停止制御される。なお、内部中遊技及び特別遊技についても同様に停止制御される。
役抽選テーブル62Aでは、特別役(BB及びRB)、小役1A、小役1B、小役2、小役3、リプレイ、及び遊技状態移行役の各単独当選が設けられている。
なお、特別役と小役やリプレイとが重複当選したり、複数種類の小役又はリプレイが重複当選するように設定することも挙げられるが、本実施形態では、説明の簡素化のため、単独当選のみとしている。
当選フラグ制御手段63は、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、各役に対応する当選フラグ63aのオン/オフを制御するものである。本実施形態では、当選役に対応するように、BB、RB、小役1A、小役1B、小役2、小役3、リプレイ、及び遊技状態移行役の各当選フラグ63aを備える。そして、役抽選手段61による役の抽選において当選したときは、対応する役の当選フラグ63aをオンにする(当選フラグ63aを立てる)。例えば、リプレイに当選したときは、リプレイに係る当選フラグ63aがオンとなり、それ以外の役の当選フラグ63aはオフのままである。
これに対し、特別役の当選は持ち越されるので、当該遊技で特別役に当選し、当選した特別役に係る当選フラグ63aがオンになったときは、その特別役が入賞するまでオンの状態が維持され、その特別役が入賞した時点でオフにされる。
なお、停止制御変更遊技において役抽選手段61による役の抽選で特別役に当選したときは、当選した特別役に係る当選フラグ63aのみがオンとなる。
そして、タイマー64aによる計測結果が所定時間に到達していないと判断したときは、所定時間に到達した後にリール31の回転を開始するように制御する(ウエイト手段)。
まず、一般遊技、内部中遊技、及び特別遊技中は、上記所定時間は「4.1秒」に設定されている。これに対し、停止制御変更遊技では、上記所定時間は「2.5秒」に設定されている。
よって、停止制御変更遊技では、その他の遊技状態の遊技よりも1遊技時間を短縮する(より高速で遊技を消化する)ことができる。
なお、停止制御変更遊技で自動停止を設ける場合には、役が非入賞となるように自動停止を行う場合と、小役又はリプレイについては入賞可能となるように自動停止を行う場合とが挙げられる。
これに対し、左ストップスイッチ42が最初に操作されたときは、スタートスイッチ41が操作されてから5秒経過時に中又は右リール31の少なくとも一方が停止していないときは、その時点で回転中のリール31を停止させるように制御する。これにより、停止制御変更遊技で順押し(左中右の順)又は順挟み(左右中の順)でストップスイッチ42を操作すれば(例えば小役1A又は小役1Bの入賞時)、自動停止までの時間が大幅に短縮される。
特に本実施形態では、すべてのリール31について、原則として、ストップスイッチ42が操作された瞬間に(最短時間で)リール31を停止させるように制御する。
例えば、左リール31の0番の「ベル」の図柄が中段を通過する直前に左ストップスイッチ42が操作されたときは、0番の「ベル」の図柄又は1番の「スイカ」の図柄を中段に停止させるように制御する。なお、この場合にも、一部のリール31についてこの停止制御を行い、残りのリール31については190ms以内に停止させてもよく、すべてのリール31について75ms以内に停止させてもよい。
BBテーブルは、BB(のみ)の当選フラグ63aがオンであるとき(非内部中遊技でBBに当選したとき、又はBBの内部中遊技で役の非当選時)に用いられ、190ms以内にリール31を停止させる条件の下で、BBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、BBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止させないように、リール31の停止位置が定められたものである。
RBテーブルについても、BBテーブルと同様である。すなわち、RBテーブルは、BBテーブル中、「BB」を「RB」と読み替えたものに相当する。
なお、これに限らず、当選を持ち越している特別役を優先して入賞させるように制御することも可能である。
図2に示すように、すべてのリール31において、「ベル」及び「RP」の図柄は、5図柄以内の間隔で配置されている。これにより、リール31がどの瞬間に位置するときにストップスイッチ42が操作されても、リール制御手段64は、常に、所望の有効ラインに「ベル」又は「RP」の図柄を停止させることができる。よって、小役3、リプレイ、及び遊技状態移行役の当選時には、常にこれらの役を入賞させることができる。
停止制御変更遊技においてリプレイに当選していないときは、すべてのリール31について、原則として、ストップスイッチ42が操作された瞬間にリール31を停止させるとともに、小役(小役1A、小役1B、小役2又は小役3のいずれでも可)が入賞可能にリール31の停止位置を定めた停止制御変更テーブルが用いられる。ただし、小役が重複入賞しないようにリール31の停止位置が定められている。
また、リール31を停止させたときに、BB、RB、リプレイ又は遊技状態移行役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止してしまうときは、これらの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように制御する。
さらに、停止制御変更遊技においてリプレイの当選時は、すべてのリール31について、原則として、ストップスイッチ42が操作された瞬間にリール31を停止させるとともに、小役又はリプレイが入賞可能にリール31の停止位置を定めた停止制御変更テーブルが用いられる。ただし、上記と同様に特別役は入賞しないように制御される。また、小役とリプレイが重複入賞しないようにリール31の停止位置が定められている。
停止図柄判断手段66は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判断するものである。停止図柄判断手段66は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判断する。
ただし、停止図柄判断手段66は、ストップスイッチ42が操作され、停止位置決定テーブル65を用いて停止位置が決定された時に、そのリール31が停止したか否かにかかわらず、停止図柄を判断することが可能である。
以上は、小役1Aに係る「赤チェリー」の図柄についても同様である。
遊技中に、BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、BBの入賞となり、特別遊技制御手段68は、次遊技からBB遊技を開始するように制御する。
BB遊技では、上述した役抽選テーブル62Dを用いて役の抽選が行われる。これにより、BB遊技中は、小役3の当選確率が高くなる。
このため、特別遊技制御手段68は、BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続けるとともに、カウントされた払出し枚数が所定枚数以上となったと判断したときは、BB遊技の終了条件を満たすと判断する。
RB遊技では、上述した役抽選テーブル62Dを用いて役の抽選が行われる。これにより、RB遊技中は、小役3の当選確率が高くなる。
このため、特別遊技制御手段68は、RB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続けるとともに、カウントされた払出し枚数が所定枚数以上となったと判断したときは、RB遊技の終了条件を満たすと判断する。
まず、スロットマシン10の設定値を変更することなく電源が投入されたときは、遊技状態制御手段69は、電源切断直前の遊技状態に移行するように制御する。すなわち、電源切断時は、その時点での遊技状態をRAM等の記憶手段に記憶しておき、電源投入時にその記憶された内容を読み取る。
また、設定値の変更が行われて電源が投入されたときは、遊技状態制御手段69は、遊技状態を一般遊技に設定するように制御する。
そして、停止制御変更遊技は、本実施形態では50ゲーム継続される。停止制御変更遊技で50ゲーム消化されると、次遊技から、一般遊技に移行するように制御する。
また、非内部中遊技(一般遊技又は停止制御変更遊技)において、特別役に当選すると、内部中遊技に移行する。
なお、本実施形態では、停止制御変更遊技中に特別役に当選したときは、停止制御変更遊技で50ゲームを消化する前であってもその時点で停止制御変更遊技は終了する。
これらのBB遊技又はRB遊技の終了後は、一般遊技に移行するように制御する。
さらにまた、停止制御変更遊技において特別役に当選したときは、停止制御変更フラグ69aがオフとなる。
演出制御手段70の演出パターン記憶手段71は、複数種類の演出パターンを記憶しているものである。そして、演出制御手段70の演出パターン選択手段72は、遊技の開始時等に、役抽選手段61による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によって、遊技状態に応じて、役の抽選結果に対応するいずれか1つの演出パターンを選択する。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、演出制御手段70は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
停止制御変更遊技では、遊技者の目押しにより小役を入賞させることができる(特別役又はリプレイ当選時を除く)。よって、例えば左リール31の停止時に、「黒チェリー」の図柄が上段又は下段に停止するように狙えば、小役1Bを入賞させ、10枚のメダルの払出しを受けることができる。これにより、停止制御変更遊技では、出玉(メダル所有枚数)を増加させることができる。
さらに、停止制御変更遊技中であっても特別役の抽選は行われるので、停止制御変更遊技中に特別役に当選したときは、特別遊技に移行することができる。
第1実施形態では、遊技状態移行役に当選したときは必ず入賞するようにし、遊技状態を一般遊技から停止制御変更遊技に移行するようにした。
これに対し、第2実施形態では、遊技状態移行役と制御役とを当該遊技で重複(同時)当選させ、遊技状態移行役が入賞する場合と入賞しない場合とを作り出し、遊技状態移行役が入賞した場合のみ、遊技状態を移行するように制御する。
報知方法としては、例えば遊技状態移行役と制御役1とに重複当選したときは、画像表示装置23に、「左中右の順で押せ!」等の報知を行う。
(1)第1実施形態では、停止制御変更遊技に移行したときは、50ゲーム継続するようにした。しかし、これに限らず、停止制御変更遊技の終了条件は、種々設定することができる。
例えば第1に、差枚数(メダルの払出し枚数から投入枚数を引いた枚数)が所定値に到達したときに、停止制御変更遊技を終了し、一般遊技に移行するように制御してもよい。
このように制御すれば、一定期間での出玉が極端に高くなってしまうことを防止することができ、出玉の均一化を図り、風俗営業法規則にも確実に適合させることができる。
このようにすれば、停止制御変更遊技に移行した場合であっても、遊技者にとって不利な遊技状態(一般遊技)に転落する可能性があるので、遊技者に対し、緊張感を持たせつつ停止制御変更遊技を行わせることができる。
例えばリプレイの当選回数又は入賞回数が8回となったときに停止制御変更遊技を終了することが挙げられる。
11 表示窓
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
50 遊技(メイン)制御手段
61 役抽選手段
62(62A〜62D) 役抽選テーブル
63 当選フラグ制御手段
63a 当選フラグ
64 リール制御手段
64a タイマー
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判断手段
67 払出し手段
68 特別遊技制御手段
69 遊技状態制御手段
69a 停止制御変更フラグ
70 演出(サブ)制御手段
71 演出パターン記憶手段
72 演出パターン選択手段
L1〜L5 有効ライン(図柄組合せライン)
Claims (4)
- 役を構成する図柄を含む複数種類の図柄を表示した複数のリールと、
各前記リールごとに設けられ、対応する前記リールを停止させるときに遊技者が操作するストップスイッチと、
役の抽選を行う役抽選手段と、
前記リールの回転開始命令を受けたときに前記リールの回転を開始するとともに、遊技者により前記ストップスイッチが操作されたときに前記リールを停止制御するリール制御手段とを備え、
遊技状態として、第1遊技状態と、前記第1遊技状態よりも遊技者にとって有利となる第2遊技状態とを備え、
前記役抽選手段は、前記第1遊技状態では、遊技状態移行役を含めて役の抽選を行い、
前記第1遊技状態において前記遊技状態移行役に当選し、前記遊技状態移行役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記第2遊技状態に移行するように制御する遊技状態制御手段を備え、
前記役抽選手段は、前記第2遊技状態では、小役の抽選を行わないように制御し、
前記リール制御手段は、
前記第1遊技状態では、前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、前記ストップスイッチが操作された時から前記リールが停止するまでの時間がT1以内に、前記役抽選手段による役の抽選結果に対応する位置で前記リールを停止させるように制御し、
前記第2遊技状態では、少なくとも1つの前記リールについて、前記ストップスイッチが操作された時から前記リールが停止するまでの時間が前記T1よりも短いT2以内に、小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する場合であってもその位置で前記リールを停止させるように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前遊技でのスタートスイッチの操作時から当該遊技での前記スタートスイッチの操作時までの1遊技時間を計測する計測手段と、
前記計測手段による計測結果が所定時間に到達していないと判断したときは、前記所定時間に到達した後に当該遊技での前記リールの回転を開始するように制御するウエイト手段とを備え、
前記第1遊技状態では前記所定時間はT3に設定されており、前記第2遊技状態では前記所定時間はT4(T4<T3)に設定されている
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段は、前記第1遊技状態では、前記遊技状態移行役及び所定役に重複当選するように役の抽選を行い、
前記役抽選手段で前記遊技状態移行役及び前記所定役に重複当選したときは、前記遊技状態移行役に対応する特定の図柄の組合せが有効ラインに停止するストップスイッチの押し順を決定し、
前記遊技状態制御手段は、前記遊技状態移行役及び前記所定役に重複当選した場合において、前記特定の図柄の組合せが有効ラインに停止したときは前記第2遊技状態に移行し、前記特定の図柄の組合せが有効ラインに停止しなかったときは前記第2遊技状態に移行しないように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記遊技状態制御手段は、前記第2遊技状態において、遊技媒体の払出し数から投入数を引いた差枚数が予め定めた上限値に到達したとき、遊技回数が規定回数に到達したとき、前記第2遊技状態の開始時から規定時間を経過したとき、前記第2遊技状態で抽選される特定役に当選したとき、前記特定役に対応する図柄の組合せが停止したとき、又は前記特定役の当選回数若しくは入賞回数が規定回数に到達したときに、前記第2遊技状態を終了するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2010017385A JP2011152363A (ja) | 2010-01-28 | 2010-01-28 | スロットマシン |
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JP2010017385A Pending JP2011152363A (ja) | 2010-01-28 | 2010-01-28 | スロットマシン |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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