JP2011149987A - サイネージ表示装置,サイネージ表示方法およびサイネージ表示用プログラム - Google Patents

サイネージ表示装置,サイネージ表示方法およびサイネージ表示用プログラム Download PDF

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泰彦 宮崎
Karin Maebashi
佳林 前橋
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Abstract

【課題】デジタルサイネージシステムにおいて,ディスプレイ設置場所における人流に応じて,リーセンシー効果の高い適切なコンテンツを表示できるようにする。
【解決手段】コンテンツ候補管理部12は,方向別の出力コンテンツ候補を管理する。人流計測部11は,カメラ等のセンサ20からの入力により,人が流れる方向を計測し,コンテンツ選択部13は,人流計測部11から得られた動的な人流情報をもとに,コンテンツ候補管理部12が管理するコンテンツ候補の中から,人の方向別の通過量に応じて表示すべきコンテンツを選択する。コンテンツ表示部15は,選択されたコンテンツをサイネージ用のディスプレイ30に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は,デジタルサイネージシステムにおいて,ディスプレイ設置場所における人流に応じて適切なコンテンツを表示可能とするサイネージ表示技術に関するものである。
店舗・施設・街頭に設置されたディスプレイに対して,主に広告を目的としたコンテンツを配信するシステムが,従来から知られており,デジタルサイネージシステムあるいは単にサイネージと呼ばれている。非特許文献1には,現在,市中にあるサイネージシステムにおいて,ディスプレイごとにいつどのコンテンツを表示するかというスケジュールを管理していることを明らかにした上で,このようなスケジュール情報を「枠メタデータ」として構造化することが記載されている。
さらに,非特許文献1には,「広告メタデータ」(表示すべきコンテンツの属性)と「場所メタデータ」(ディスプレイを設置したロケーションの属性)とを,メタデータマッチング技術を適用することによって,適切な「枠メタデータ」を作成する技術が記載されている。このように具体的なスケジュールを作成することを,「メディアプランニング」と呼んでいる。特に,非特許文献1の第14ページには,「場所メタデータが時間帯別の情報を持っていれば,さらに詳細なメディアプランを立てることも可能」と述べられている。このような従来技術により,広告対象と,サイネージディスプレイの前を通るターゲット利用者とのマッチングをとることによって,広告効果を高めることができる。
なお,本発明の実施にあたって利用可能な技術としては,特許文献1に記載されているように,カメラから得られる画像をもとに自動的に移動物体を方向別に計数する技術がある。
特許第3183320号
鈴木,他:「メタデータを用いた配信・管理の統合化技術」,NTT技術ジャーナル,2009.7,p12-15
サイネージの場合,単なる露出効果だけではなく,リーセンシー効果と呼ばれる効果を期待して広告を表示することが多い。リーセンシー効果とは,直前に接触した広告が購買行動に影響を与える効果のことを意味する。つまり,サイネージの場合,そこで表示された広告を見た人がそれに刺激されて直後に実際に購買することを期待して広告表示を行うことがある。そのため,サイネージに表示される広告対象としては,そのサイネージ設置場所の周辺の店舗等の広告,あるいは周辺の店舗等で購入できる商品やサービス等の広告が出稿されることが多い。
しかしながら,人,特に目的地をもって通行している歩行者は,一般的に「戻る」ということを嫌う習性がある。すなわち,いくらサイネージの広告対象が近くにあったとしても,通ってきた道を引き返してまで購買行動につなげることは多くなく,リーセンシー効果を高めることができない。逆に,広告対象が,これから向かう目的地に沿った場所にある場合,高いリーセンシー効果を期待できる。
ところで,非特許文献1に述べられていることは,ある程度統計的な属性データに関することであって,例えば,時間帯別についても「朝は学生,昼はショッピング,夜は会社員」といった情報を利用することであり,適切な広告ターゲットへの露出機会の増加という点では広告効果が期待できるが,上述したような観点でのリーセンシー効果については考慮されていない。より詳細には,次のような2点の課題がある。
第1の課題として,人の流れは,必ずしも統計的な傾向があるとは限らない。例えば,図14に示すような場所の場合,バス停にバスが到着した直後は,東向きへの人流が多くなり,逆に,駅に電車が到着した直後には西向きの人流が多くなる傾向にある。そのため,時間帯ごとの統計的な属性情報というものを取得することができない。
第2の課題として,仮に時間帯ごとの統計的な人流の傾向があったとしても,単純にディスプレイごとのメディアプランニングを行うことができない。例えば,同じ図14に示すような場所であっても,通勤通学客が利用者の大半を占める都市郊外の駅である場合には,午前中は東向きの人流が多く,午後は西向きの人流が多いという属性が取得できる。しかしながら,その場合であっても,B店の広告があった場合には,絶対的な設置位置以外の条件の差がなければ,単純な「(B店の)広告メタデータ」とメタデータマッチングによって,作成される枠メタデータは,同一になる可能性が非常に高い。そのため,上述したようなリーセンシー効果の観点で適切なスケジュールである「ディスプレイDP1には,午前中に表示」「ディスプレイDP2には,午後に表示」という結果をもたらすことができない。
本発明は,上記課題の解決を図り,ディスプレイ設置場所における人流に応じて,リーセンシー効果の高い適切なコンテンツを表示できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために,本発明は,方向別の出力コンテンツ候補を管理し,カメラ等により実装できる人流の方向別計測機能により得られた動的な人流情報をもとに候補の中から表示すべきコンテンツを選択してサイネージディスプレイに表示する。
詳しくは,本発明は,デジタルサイネージシステム(以下単にサイネージという)においてサイネージディスプレイ(以下単にディスプレイという)にコンテンツを表示させるためのサイネージ表示装置であって,予め決められた単位時間当たりに,ディスプレイ設置位置に通じるM(=1,2,3,…)個の通路を通過する人の流れ(以下人流という)を,ディスプレイ設置位置にて,あるいは,ディスプレイ設置位置に近接した位置にて,通過する方向別に計測する人流計測部と,表示するコンテンツの候補の識別子を,それを表示する際に,どの方向に向かう人に対して表示をするのが適当であるかを示す方向データと関連付けて管理するコンテンツ候補管理部と,人流計測部の結果をもとに表示すべき方向を算出し,コンテンツ候補管理部の中からその方向に関連付けられたコンテンツのコンテンツ識別子を選択するコンテンツ選択部と,コンテンツ選択部で選択されたコンテンツ識別子が示すコンテンツデータをディスプレイに表示させるコンテンツ表示部とを備えることを特徴とする。
また,上記発明におけるコンテンツ選択部は,人流計測部の結果をもとに,各方向に対して,表示を行う確率を算出し,その確率に則って方向を決定し,コンテンツ候補管理部の中からその方向に関連付けられたコンテンツのコンテンツ識別子を選択するように構成することができる。
さらにまた,上記発明において,コンテンツ候補管理部およびコンテンツ選択部を,次のように構成することもできる。
・コンテンツ候補管理部は,いずれの方向にも関連付けられていない(以下,このことを「空白の方向と関連付けられている」と表現する)コンテンツの候補の識別子も管理する。
・コンテンツ候補管理部において,特定の方向(空白の方向も含まれていることとする)に関連付けられたコンテンツの候補数が,ゼロを含む任意個である。
・コンテンツ選択部は,予め決められた確率あるいは頻度で,前述した方法によらず空白の方向を,表示すべき方向と決定する。
・コンテンツ選択部は,決定された特定の方向と関連付けられたコンテンツが複数ある場合には予め決められた条件でその中の1つを選択する。
・コンテンツ選択部は,決定された特定の方向と関連付けられたコンテンツがゼロ個の場合には,予め決められた方法で別の方向からコンテンツを選択,または,予め用意された代替コンテンツを選択する。
さらに,上記発明において,ディスプレイの地理的な位置情報と,コンテンツの対象物の地理的な位置情報をもとに,地図データベースを検索して適切な経路を算出し,その算出結果からコンテンツ候補管理部の方向データを決定する方向取得部が加わる構成にすることもできる。
歩行中に広告を見たときに,広告中で興味をもったものが前方の移動先にあれば,寄ってみようという気が生じやすいので,広告をした店側では寄ってもらえる確率が高くなる。そこで,本発明では,方向別に人の通行量を計測し,方向別通行量の割合に応じて,その方向に関する広告を提示する。これにより,本発明によれば,動的な人流に応じて,適切なコンテンツを表示することが可能となり,リーセンシー効果を高めることができるようになる。
本発明の実施例に係る装置の全体構成図である。 第1の例を説明するための広告場所の配置状況を示す図である。 第1の例の場合の処理フローチャートである。 第2の例を説明するための広告場所の配置状況を示す図である。 第3の例におけるコンテンツ選択部の処理フローチャートである。 第4の例におけるコンテンツ候補管理部の例を示す図である。 第4の例におけるコンテンツ選択部の処理フローチャートである。 第5の例を説明するための広告場所の配置状況を示す図である。 第5の例におけるコンテンツ選択部の処理フローチャートである。 第6の例におけるコンテンツ選択部の処理フローチャートである。 第7の例を説明するための広告場所の配置状況を示す図である。 第7の例に係るサイネージ配信制御サーバの構成図である。 第7の例におけるコンテンツ候補管理部の例を示す図である。 従来技術での課題を説明するための例を示す図である。
以下,本発明の実施形態について図面を用いながら詳細に説明する。
図1は,本発明の実施例に係る装置の全体構成図である。図1に示すように,サイネージ表示装置10は,人流計測部11,コンテンツ候補管理部12,コンテンツ選択部13,コンテンツ記憶部14,コンテンツ表示部15を備える。センサ20は,人の検知器であり,ディスプレイ30は,コンテンツを表示する装置である。
〔第1の例〕
まず,最も単純な例における実施例について述べる。図2は,第1の例を説明するための広告場所の配置状況を示す図である。また,図3に,第1の例の場合の処理フローを示す。
第1の例では,図2に示すように,途中に分岐等のない通路上にサイネージディスプレイが設置されているとする。図2において,21はセンサとして用いるカメラ,31はサイネージディスプレイ,40は道路または通路,50Aは広告主Aの店舗,50Bは広告主Bの店舗,D1,D2は方角,L1は計数ラインであって,このうちL1aがD1方向特定用,L1bが計数用,L1cがD2方向特定用である。
本実施例における人流計測部11は,例えば特許文献1に記載されている技術を用いて実施できる。すなわち,サイネージディスプレイ31の前の道路・通路40を撮影できる位置(例えば,天井)にカメラ21を設置し,そのカメラ21からの画像データを処理する際に,図2に示すような位置に,計数ラインL1を設けて,特許文献1記載の方法により,D1,D2それぞれの方向へ向かう人数を計測する。予め決められた単位時間におけるD1,D2それぞれの方向への通過人数を,N1,N2としてコンテンツ選択部13に対して出力する(ステップS1)。
コンテンツ候補管理部12の最も簡易な実施方法は,図3に示すような表形式の記憶領域,あるいはデータベースとすることである。このコンテンツ候補管理部12では,方向ごとにどのコンテンツを表示すべきかというデータを保持する。このようなデータは,システム管理者が標準的なデータベース操作用のユーザインタフェースを通じて設定できる。なお,システム管理者が新たなコンテンツを登録する際には,JPEG(静止画の場合)やMPEG(動画の場合)といった形式のファイルで登録するとともに,その識別子(最も簡易な実施方法としては,そのファイル名)をこのデータベースの「広告」というカラムに登録するものとする。
コンテンツ選択部13の処理フローは,図3内に示しているとおりである。すなわち,人流計測部11により取得できるN1,N2に対して大小比較を行い(ステップS2),N1が大きければ,コンテンツ候補管理部12であるデータベースから,D1方向のコンテンツ(広告A)を選択し(ステップS3),そうでなければ同様の動作によってD2方向のコンテンツ(広告B)を選択する(ステップS4)。選択された結果となるコンテンツ識別子は,コンテンツ表示部15に対して出力する。
コンテンツ表示部15は,コンテンツ選択部13により選択されたコンテンツを実際にサイネージディスプレイ31に表示する(ステップS5)。コンテンツ選択部13からは,コンテンツの識別子(ファイル名)が渡されるので,そのファイルを再生し,サイネージディスプレイ31に出力することで本機能は実現できる。出力後は,一定時間が経過するか,あるいは動画コンテンツの再生が終了したところで処理を繰り返すことで,継続的に,サイネージディスプレイ31の前を通過する人流に応じた高いリーセンシー効果が期待できるサイネージ表示を行うことができる。
〔第2の例〕
第1の例の場合,計数ラインをディスプレイ前に1本設定するものとしたため,人流計測部11が計測できた時点では,既に計測対象となっていた通行者は,ディスプレイ前を通過してしまっている。そのため,人流の変化に対してシステム側のレスポンスが遅れることになる。その点を改良した実施例を図4に示す。
この実施例においては,人流計測部11において,サイネージディスプレイ31の前後における,やや離れた位置にカメラ21,22を設置し,計数ラインを2本(L1,L2)とする。なお,ここで重要なことは,サイネージディスプレイ31の前後に計数ラインL1,L2を設定することであるため,カメラの設置位置の工夫によっては,1台のカメラからの画像データで,2本の計測ラインを設定することも可能である。なお,各計数ラインL1,L2において,L1a,L2aはD1方向特定用,L1b,L2bは計数用,L1c,L2cはD2方向特定用である。
この実施例においては,N1は,計数ラインL2においてD1方向と判断された単位時間当たりの人数とし,N2は,計数ラインL1においてD2方向と判断された単位時間当たりの人数とする。それ以外の各部の機能については,第1の例と同様でよい。
この場合,サイネージディスプレイ31に接近する人流によって,より素早く表示内容を切り替えることが可能となる。
〔第3の例〕
第1の例の場合,N1とN2の大小比較によって表示用のコンテンツを決定するため,例えば,長い時間にわたって,N1のほうがN2よりやや大きい状態が続くと,D1方向の広告Aのみが長時間表示されることになる。そこで,第3の例としては,第1の例のうち,コンテンツ選択部13の処理フローを図5に示すものに変更する。
すなわち,コンテンツ選択部13は,まず人流計測部11からD1方向へ進む人数N1と,D2方向へ進む人数N2のデータを受け取り(ステップS10),人流の確率値R1を次のように計算する(ステップS11)。
sum =N1+N2
R1=N1/Nsum
続いて,0.0≦rand<1.0の値をとるランダム値randを取得する(ステップS12)。そのランダム値randに応じて,方向Dを次のように決定する(ステップS13)。
0.0≦rand<R1の場合: D=D1
R1≦rand<1.0の場合: D=D2
この結果をもとに,コンテンツ候補管理部12からD方向のコンテンツを1つ選択し,コンテンツ表示部15へ出力する(ステップS14)。
これにより,それぞれの方向へ向かう人流の人数比に応じた確率でコンテンツの表示が可能となる。
〔第4の例〕
第1の例の説明では,コンテンツ候補管理部12において,各方向D1,D2に対して,1つずつコンテンツ候補があるという前提で説明を行っていた。しかしながら,より実用的な実施例においては,各方向に0個あるいは単数あるいは複数のコンテンツ候補が存在するとしたほうが好適である。さらに,すべてのコンテンツ候補が,D1,D2のいずれかの方向との関連があるという前提より,いずれの方向とも関連付けられないコンテンツも存在するとしたほうが好適である。例えば,町中のいたるところに設置されている自動販売機や店舗で購入可能な清涼飲料水の広告や,そもそもリーセンシー効果よりも継続的な露出効果を期待している自動車の広告などは,特定の方向と関連付けられるコンテンツではなく,このようなコンテンツの例に対しても考慮が必要である。
第4の例におけるコンテンツ候補管理部12の例を図6に,コンテンツ選択部13の処理フローを図7に示す。
この例においては,コンテンツ候補管理部12内に,方向別の枝番のカラムが追加されている。この方向別枝番は,方向ごとに一意に順序付けをする目的で付与するものであり,新規にコンテンツを追加する際に,既存の枝番より1つ大きい値を設定すればよい。また,この例では,削除に伴って枝番に欠番が生じることを許容することとする。また,方向D0とは,「いずれの方向とも関連付けられていない」ということを意味する表記とする。
図7に示すように,D0,D1,D2,…それぞれで選択した枝番を記憶しておくメモリ領域を,M[D0],M[D1],M[D2]…として用意する。また,予め0.0<R0<1.0となるR0を決めておく。このR0は,いずれの方向とも関連付けられていないコンテンツを選択するための確率値である。
コンテンツ選択部13は,まず0.0≦rand<1.0の値をとるランダム値randを取得する(ステップS20)。次に,R0とrandの大小比較を行い(ステップS21),R0がrandより大きければ,ステップS22へ進み,そうでなければ,ステップS25へ進む。
R0がrandより大きい場合,いずれの方向とも関連付けられていないコンテンツを選択するため,D=D0とする(ステップS22)。次に,D=D0方向の候補が1つ以上あるかを判定し(ステップS23),ある場合には,ステップS27へ進む。ない場合には,予め定められたデフォルトコンテンツを選択し,コンテンツ表示部15へ出力する(ステップS24)。
ここで「デフォルトコンテンツ」とは,選択すべき方向のデータが存在しなかった場合に選択される予め決められたコンテンツのことを意味する。例えば,「このディスプレイへの広告掲載のお問い合わせはxxx−xxx−xxxxへ」といった内容のコンテンツを予め用意しておき,それをデフォルトコンテンツとするといった実施方法が好適である。
R0がrandより大きくない場合,図5で説明したステップS10〜S13と同じ処理により,Dを決定する(ステップS25)。次に,決定したD方向の候補が1つ以上あるかを判定する(ステップS26)。1つもない場合には,ステップS23へ進む。
D方向の候補が1つ以上あれば,メモリ領域M[D]中の該当する枝番を参照し,次の枝番Sを取得する。取得した枝番SをM[D]に格納する(ステップS27)。ここで,「次の枝番」とは,図6に示すコンテンツ候補管理部12のテーブルに格納された同じ方向値をもつデータのうち,元の枝番より大きい値のデータがある場合にはそれらのデータのうち枝番が最小のもの,そうでない場合には同じ方向値をもつデータすべての中で枝番が最小のものを意味する。特別な例として,同じ方向値を持つデータが1つだけの場合,「次の枝番」も必ず元の枝番となる。すなわち,この例では,方向が決まった後には,同じ方向をもつデータから順次1つずつ選択されることになる。なお,このような実施方法のほかにも,ランダムに1つ選択するといった方法も可能である。
次に,コンテンツ候補管理部12より,方向=Dかつ枝番=Sのコンテンツを選択し,コンテンツ表示部15へ出力して,コンテンツ選択の処理を終了する(ステップS28)。
この第4の例において,デフォルトコンテンツの選択では,上記処理のように設定値R0とランダム値randを用いて確率的に選択するのではなく,予め決められた回数ごと(図7の処理は,図3に示したのと同様に,全体としては一定時間ごとに繰り返される)に,必ずD0を選択するといった処理にすることも可能である。
また,特定の方向に関連付けられたコンテンツ候補数が0個の場合に,ステップS24において予め決められたデフォルトコンテンツを選択して表示する代わりに,予め決められた方法,例えばランダムに選択した任意の方向に関連付けられたコンテンツを選択して表示するようにしてもよい。
〔第5の例〕
第1の例から第4の例では,途中に分岐等のない通路上を想定して説明を行っていた。本例は,図8に示すようなM方向への分岐点(M≧2)に設置する場合であっても適用できるので,ここではそのような実施例について記す。
まず,この例における人流計測部11は,図8に示す各計数ラインLi(i=1,2,…,M)において,Di方向へ向かう人数を計測し,単位時間当たりのDi方向へ向かう通過人数をNiとしてコンテンツ選択部13へ出力する。
この実施例におけるコンテンツ選択部13の処理フローを図9に示す。コンテンツ選択部13は,まず人流計測部11からDi方向へ進む人数Ni(i=1,2,…,M)のデータを受け取る(ステップS30)。次に,人流の確率値Riを次のように算出する(ステップS31)。
sum =Σi=1 M Ni
Ri=Ni/Nsum
続いて,0.0≦rand<1.0の値をとるランダム値randを取得する(ステップS32)。そのランダム値randに応じて,方向Dを次のように決定する(ステップS33)。
0 =0
i =Si-1 +Ri (i=1,2,…,M)とし,
k-1 ≦rand<Sk を満たすkを求め, D=Dk とする。
なお,Sk =Σi=1 k i であり,SM =1となる。そのため,条件を満たすk=1,2,…,Mは,順に探せば必ず存在する。
この結果をもとに,コンテンツ候補管理部12からD方向のコンテンツを1つ選択し,コンテンツ表示部15へ出力する(ステップS34)。
この例では,各Di方向へ向かう人数の比に対応した確率で,選択すべき方向Dを決定している。
なお,この例は,第4の例と組み合わせて実施することも可能である。第4の例と組み合わせる場合には,図7の処理フローにおけるステップS25において,図5のステップS10〜S13を,図9のステップS30〜S33に読み替えて,図7の処理を行えばよい。
〔第6の例〕
前述した第5の例では,最もリーセンシー効果が期待できるDi方向へ向かう人数を計測しているが,既にディスプレイ前を通過(その後,計数ラインを通過する)した人数を計測することになるため,人流変化に対するレスポンスに遅れが出ることになる。そのため,第6の例としては,人流計測部11において,逆向きのDi方向からディスプレイ(のある分岐点)へ向かう人数N′iを計測してコンテンツ選択部13へ出力する。コンテンツ選択部13では,何らかのモデルにより,各Di方向へ向かう人数を推計してから,前述した処理を行うことで,レスポンスの向上を図ることが可能である。
「Di方向から来た人流が,Di以外の(M−1)方向へ均等に向かう」というモデルに基づくコンテンツ選択部13の処理フローを図10に示す。もちろん,他のモデルに基づいて本発明を実施することも可能である。
コンテンツ選択部13は,まず人流計測部11からDi方向へ進む人数N′i(i=1,2,…,M)をもとに,Di 方向へ向かう人数Niを推計する(ステップS40)。
i =ΣN′j /(M−1) ただし,Σはj≠iの和
以降のステップS41〜S44の処理は,図9で説明したステップS31〜S34の処理と同様である。
なお,M=2の場合には,第2の例と同一の動作になる。すなわち,この例は,前述した実施例のM方向分岐点への一般化ということになる。
〔第7の例〕
前述の各実施例においては,サイネージディスプレイから見て,コンテンツ候補管理部12が管理する各コンテンツが(D0となるコンテンツを除いて)どの方向にあるかを,予め知った上で登録するという前提で述べてきた。そのことは,例えば,図11に示すような状況において,非特許文献1に紹介されているような技術と組み合わせる場合には負担となる。すなわち,各サイネージディスプレイ31,32に対して,A店51A,B店51B,C店51Cへの広告のコンテンツA,B,Cが,それぞれどの方向に相当するかを組合せ的に設定しなくてはならない。
本発明は,そのような場合であっても,より簡易に適用することが可能であり,ここではその例について記す。なお,図11において,60はサイネージ配信制御サーバもしくはサイネージサーバ,70はネットワークを示す。
本実施例の構成図を図12に示す。図1に示すサイネージ表示装置10と比較すると,サイネージ配信制御サーバ60には,方向取得部17が追加されている。また,地図データ記憶部16a,ディスプレイ位置データ記憶部16b,コンテンツ位置データ記憶部16cを備えている。
方向取得部17は,地図データ記憶部16aに地図データベースを保持し,出発地と目的地の2地点を指定するとその2地点間の最短経路(あるいは実用上問題ない範囲でほぼ最短となる経路)を検索する経路検索機能を持つ。このような経路検索機能は,近年,カーナビゲーションシステムやWeb上の地図サービスなどにおいて実現されている。
方向取得部17は,この経路探索機能により,ディスプレイ位置データ記憶部16bに記憶されているサイネージディスプレイの位置を出発地,コンテンツ位置データ記憶部16cに記憶されているコンテンツの位置(その広告コンテンツの対象となる店舗等の位置)を目的地として,経路検索を行うことで,サイネージディスプレイから見たコンテンツの方向を取得する。
この処理を,各サイネージディスプレイとコンテンツの全ての組合せに対して繰り返し実行することで,本例において必要となる方向を自動的に取得することができる。取得した結果は,サイネージディスプレイごとのコンテンツ候補管理部12の方向データとして保存する。
あるいは,コンテンツ候補管理部12は,複数のサイネージディスプレイの情報を一括して管理するように実施することも可能であって,その場合には,コンテンツ候補管理部12として,図13に示すようなテーブルに保存すればよい。
図12の他の各部の実施方法は,前述した各実施例と同様でよい。この場合,設定する必要があるのは,各サイネージディスプレイの位置と各コンテンツの位置のデータであって,設定するデータ量を減らすことができる上に,これらのデータは互いに独立して設定することができるため,管理上の負担も軽減することができる。
特に,非特許文献1の技術と組み合わせて実施する場合には,それぞれ場所メタデータ,広告メタデータの属性の一つとして位置情報を記述しておくと,より容易に実施できる。なお,非特許文献1の技術では,メタデータマッチングをする際に,最大となる組合せのみを算出することで,特定の時間枠に対して1つのコンテンツを決めるように記載されているが,この箇所を予め決められた閾値より大きくなる複数の組合せを算出するように変更することで,複数候補を取得するようにすることができる。本発明は,このような複数候補の中から,その時点でディスプレイ設置位置ごとに計測される人流に応じて最適なコンテンツを表示できるという特徴がある。
以上説明したサイネージ表示の処理は,コンピュータとソフトウェアプログラムとによって実現することができ,そのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することも,ネットワークを通して提供することも可能である。
10 サイネージ表示装置
11 人流計測部
12 コンテンツ候補管理部
13 コンテンツ選択部
14 コンテンツ記憶部
15 コンテンツ表示部
20 センサ
30 ディスプレイ

Claims (7)

  1. デジタルサイネージシステムにおいてサイネージ用のディスプレイにコンテンツを表示させるためのサイネージ表示装置であって,
    予め決められた単位時間当たりに,ディスプレイ設置位置に通じる道路または通路を通過する人の流れを,ディスプレイ設置位置またはディスプレイ設置位置に近接した位置にて,通過する方向別に計測する人流計測部と,
    表示するコンテンツの候補の識別子を,それを表示する際にどの方向に向かう人に対して表示をするのが適当であるかを示す方向データと関連付けて管理するコンテンツ候補管理部と,
    前記人流計測部で計測した結果をもとに表示すべき方向を算出し,前記コンテンツ候補管理部の中からその方向に関連付けられたコンテンツのコンテンツ識別子を選択するコンテンツ選択部と,
    前記コンテンツ選択部で選択されたコンテンツ識別子が示すコンテンツデータをディスプレイに表示させるコンテンツ表示部とを備える
    ことを特徴とするサイネージ表示装置。
  2. 請求項1記載のサイネージ表示装置において,
    前記コンテンツ選択部において,前記人流計測部の結果をもとに,各方向に対して表示を行う確率を算出し,その確率に則って方向を決定し,前記コンテンツ候補管理部の中からその方向に関連付けられたコンテンツのコンテンツ識別子を選択する
    ことを特徴とするサイネージ表示装置。
  3. 請求項1または請求項2記載のサイネージ表示装置において,
    前記コンテンツ候補管理部は,さらに,いずれの方向にも関連付けられていないコンテンツの候補の識別子を管理し,
    前記コンテンツ選択部は,予め定められた確率または頻度で,前記コンテンツ候補管理部の中からいずれの方向にも関連付けられていないコンテンツのコンテンツ識別子を選択する
    ことを特徴とするサイネージ表示装置。
  4. 請求項1,請求項2または請求項3記載のサイネージ表示装置において,
    前記コンテンツ選択部は,決定された特定の方向と関連付けられたコンテンツが複数ある場合には予め決められた条件でその中の1つを選択し,決定された特定の方向と関連付けられたコンテンツが0個の場合には,予め決められた方法で別の方向から選択したコンテンツまたは予め用意された代替コンテンツを選択する
    ことを特徴とするサイネージ表示装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のサイネージ表示装置において,
    さらに,前記ディスプレイの地理的な位置情報と,コンテンツの対象物の地理的な位置情報とをもとに,地図データベースを検索して適切な経路を算出し,その算出結果から前記コンテンツ候補管理部の方向データを決定する方向取得部を備える
    ことを特徴とするサイネージ表示装置。
  6. デジタルサイネージシステムにおいてサイネージ用のディスプレイにコンテンツを表示させるためのサイネージ表示装置が実行するサイネージ表示方法であって,
    前記サイネージ表示装置は,表示するコンテンツの候補の識別子を,それを表示する際にどの方向に向かう人に対して表示をするのが適当であるかを示す方向データと関連付けて管理するコンテンツ候補管理部を有し,
    予め決められた単位時間当たりに,ディスプレイ設置位置に通じる道路または通路を通過する人の流れを,ディスプレイ設置位置またはディスプレイ設置位置に近接した位置にて,通過する方向別に計測する人流計測過程と,
    前記人流計測過程で計測した結果をもとに表示すべき方向を算出し,前記コンテンツ候補管理部の中からその方向に関連付けられたコンテンツのコンテンツ識別子を選択するコンテンツ選択過程と,
    前記コンテンツ選択過程で選択されたコンテンツ識別子が示すコンテンツデータをディスプレイに表示するコンテンツ表示過程とを実行する ことを特徴とするサイネージ表示方法。
  7. コンピュータを,請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のサイネージ表示装置が備える人流計測部と,コンテンツ候補管理部と,コンテンツ選択部と,コンテンツ表示部,または,さらに請求項5に記載の方向取得部として,機能させるためのサイネージ表示用プログラム。
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