JP2011149552A - 混合バルブ - Google Patents

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寛 洪 金
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Abstract

【課題】2つ以上の流体を適宜に混合して吐き出せる混合バルブを提供する。
【解決手段】上面が開口され第1流体を流入させるための第1流入管が形成された本体と、混合された流体を吐き出すための吐出管と、第2流体を流入させるための第2流入管が貫通して形成され、吐出管から下面に連通される誘導管と、第2流入管と誘導管との間の第2流体の流動を遮断する遮断部を備える混合バルブ蓋と、回転自在に設けられる下部胴体と、混合バルブ蓋の下面に設置される上部胴体を供える切替スイッチを含んで構成され、上部胴体は切替スイッチが一定位置に回転された時第1流体を吐出管に供給する排出口と、切替スイッチが一定位置に回転された時第1流体を流動管に供給する吐出孔、及び切替スイッチが一定位置に回転された時第2流入管と流動管との間に連結通路を提供する少なくとも2つ以上の連通溝が形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は流体のための混合バルブに係り、より詳細には、誘導管を通して引き込まれる2つ以上の流体を適正比率で混合して吐き出せるようにした混合バルブに関する。
近年、多様な形態の混合バルブが使われている。混合バルブは流動する液体や気体などの流体を適正比率で混合して吐き出すようにしたものである。混合バルブは、お風呂や台所などで温水と冷水を混合する、あるいは車などで燃料と空気とを混合するなどの用途として多用されている。また、最近はハンド洗浄器などにおいて水と洗浄液を一定量混合して排出する用途としても使われている。
従来の混合バルブは、殆どユーザの手動操作によって作動するように構成されている。このような混合バルブはその構造が簡単であるという長所がある一方、流体の混合比を細かく制御し難く、特に作動環境に応じて混合比を適切に調節し難い。一方、油圧や電子制御方式を採用する混合バルブの場合には構造が複雑で、その製造コストが高いという短所を有する。
特開平7−260020号公報
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、その目的は構造が簡単で、同時に混合バルブで混合される流体の混合比を自由かつ適切に制御できる混合バルブを提供するところにある。
前述の目的を実現するため、本発明による第1の混合バルブは、第1流体と第2流体を混合して吐き出すようにした混合バルブにおいて、上面が開口され一側に第1流体を流入させるための第1流入管が形成された本体と、混合された流体を吐き出すための吐出管と、第2流体を流入させるための第2流入管が貫通して形成され、前記吐出管から下面に連通される誘導管と、前記第2流入管と誘導管との間の第2流体の自由自在な流動を遮断するための遮断部を備える混合バルブ蓋、及び前記本体内部に設けられると共に駆動手段によって回転自在に設けられ、駆動手段と結合される下部胴体と、該下部胴体に弾性支持されて前記混合バルブ蓋の下面に密着して設置される上部胴体を備える切替スイッチとを含んで構成され、前記上部胴体は切替スイッチが一定位置に回転された時第1流体を吐出管に供給する排出口と、切替スイッチが一定位置に回転された時第1流体を流動管に供給する吐出孔、及び切替スイッチが一定位置に回転された時前記第2流入管と流動管との間に連結通路を提供する少なくとも2つ以上の連通溝が形成されることを特徴とする。
前記吐出管はヴェンチュリー管で構成され、前記誘導管は吐出管の内部で内径が一番小さい箇所と連通されることを特徴とする。
前記吐出管の縦端部には吐出管から吐き出される流体を混合するための混合フィンがさらに備えられることを特徴とする。
前記排出口は円周方向に沿って形状が変更され、切替スイッチの回転位置に応じて吐出管に供給される第1流体の量が変わるように構成されることを特徴とする。
前記2つ以上の連通溝は相異なるサイズに設定されることを特徴とする。
前記遮断部はその下面が逆三角形であることを特徴とする。
本発明による第2の混合バルブは、第1流体に対して第2流体を選択的に混合して吐き出すようにした混合バルブにおいて、上面が開口され一側に第1流体を流入させるための第1流入管が形成された本体と、混合された流体を吐き出すための吐出管と、第2流体を流入させるための第2流入管を備えて構成され、前記吐出管はヴェンチュリー管で構成され、第2流入管に流入する第2流体を切替スイッチに流入させるための第1流入ホールと、切替スイッチから流体を流入させるための第2流入ホール、及び前記第2流入ホールから流入する流体をヴェンチュリー管に連通させる第1連通溝を備えて構成される混合バルブ蓋、前記本体内部に設けられると共に駆動手段によって回転自在に設けられ、回転角度に応じて前記第1流入ホールから流入する流体を選択的に第2流入ホールに連結させる第2連通溝と、回転角度に応じて本体内部の第1流体を選択的に吐出管に排出する排出口を備える切替スイッチと、を含んで構成されることを特徴とする。
前記切替スイッチは回転角度に応じて本体内部の第1流体を第2流入ホールに供給する吐出孔をさらに含んで構成されることを特徴とする。
前記排出口は円弧方向に沿って形状が変更されて切替スイッチの回転位置に応じて吐出管に供給される第1流体の量が変わるように構成されることを特徴とする。
前記第2連通溝は切替スイッチの上面に形成されると共に、円弧方向と直角方向の長孔状に形成され、前記混合バルブ蓋の下面には少なくとも第2流入ホールの端部と連結されると共に前記第2連通溝と交差する方向に配置される第3連通溝がさらに備えられ、前記第2流入ホールは第3連通溝を通じて第2連通溝と連結されることを特徴とする。
前記第3連通溝は長手方向に沿って幅が変わることを特徴とする。
前記本体内部に回転自在に設けられる回し車をさらに備えて構成され、前記回し車は第1流入管を通じて流入する第1流体によって回転されるように構成され、前記回し車は胴体と羽根を備え、胴体には少なくとも1つ以上の永久磁石が備えられ、本体の外側には前記永久磁石を検出するためのセンサがさらに備えられることを特徴とする。
本発明による第3の混合バルブは、第1流体に対して第2または第3流体を選択的に混合して吐き出すようになった混合バルブにおいて、上面が開口され一側に第1流体を流入させるための第1流入管が形成された本体と、混合された流体を吐き出すための吐出管と、第2及び第3流体をそれぞれ流入させるための第2及び第3流入管を備えて構成され、前記吐出管はヴェンチュリー管で構成され、第2及び第3流入管に流入する第2及び第3流体を切替スイッチに流入させるための第1及び第2流入ホールと、切替スイッチから流体を流入させるための第3流入ホール、及び該第3流入ホールから流入する流体をヴェンチュリー管に連通させる第1連通溝を備えて構成される混合バルブ蓋、前記本体内部に設けられると共に駆動手段によって回転自在に設けられ、回転角度に応じて前記第1及び第2流入ホールから流入する流体を選択的に第3流入ホールに連結させる第2連通溝と、回転角度に応じて本体内部の第1流体を選択的に吐出管に排出する排出口を備える切替スイッチと、を含んで構成されることを特徴とする。
本発明によれば、第1流体と第2流体を効率よく混合して吐き出すことができる。また、吐出管を通じて吐き出される第1流体と第2流体の量をそれぞれ選択的に調節及び開閉できる。吐出管に第2流体を供給する誘導管の内部が第1流体を用いて洗浄できるようにしたので、誘導管内に残存する第2流体によって誘導管が詰まる現象を除去できる。
本発明の第1の実施形態に係る混合バルブの斜視図である。 図1に示された混合バルブの分解斜視図である。 混合バルブの分解断面斜視図である。 図1に示した混合バルブの断面図である。 混合バルブの使用状態図である。 混合バルブの動作状態断面図である。 混合バルブの動作状態断面図である。 混合バルブの動作状態断面図である。 混合バルブの動作状態断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る混合バルブの斜視図である。 図10に示された混合バルブの分解斜視図である。 混合バルブの分解断面斜視図である。 図10に示した混合バルブの断面図である。 a〜hは混合バルブの動作状態図である。 本発明の第3の実施形態に係る混合バルブの分解斜視図である。 図15において回し車の断面図である。 図15に示した混合バルブの断面図である。
以下、添付の図面に基づき本発明に係る実施形態を説明する。但し、ここでの実施形態は本発明の望ましい具現例を例示的に示したもので、本発明の権利範囲を制限するものではない。本発明は多様に変形させて実施することができる。
図1は本発明の一実施形態に係る混合バルブの斜視図である。同図において、混合バルブは円筒状の本体10と混合バルブ蓋20とを備えて構成される。本体10の上部と混合バルブ蓋20の下部には互いに対応する位置にそれぞれフランジ12、23が設けられ、これらフランジ12、23は締結部材によって相互締結される。
本体10の一側には第1流体が流入するための第1流入管11が形成される。混合バルブ蓋20の上側には第2流体が流入するための第2流入管22と、第1及び第2流入管11、22を通じて流入し混合された混合流体を吐き出すための吐出管21が備えられる。そして、本体10の内部には前記第1及び第2流入管11、22を通じて流入する流体を適切に混合するための切替スイッチ30が備えられる。図面に具体的に示していないが、本体10の下側には駆動手段として、例えばステップモータが結合され、切替スイッチ30はステップモータによって駆動されて第1及び第2流入管11、22に流入する流体を開閉すると共に、その混合比を調節する。
図2は図1に示した混合バルブの分解斜視図、図3は混合バルブの分解断面斜視図、図4は混合バルブの断面図である。これらの図において、本体10は上面が開口された円筒状であると共に、下面には切替スイッチ30のモータ結合軸31Cを回転自在に保持するための保持孔13が設けられる。本体10の一側に形成される第1流入管11は本体10の内部と連通される。本体10の上側には内周縁に沿って段差14が形成される。この段差14には混合バルブ蓋20の下面が嵌合される。この時、段差14にはシーリング(S)が締結され、本体10と混合バルブ蓋20がシーリング(S)によって密閉固定される。
混合バルブ蓋20は円筒状に形成されると共に、上側に吐出管21と第2流入管22が形成される。吐出管21は本体10の内側と連通されると共に、内部直径が中間部分から両側に行くほど次第に拡径されるヴェンチュリー管の形状で構成される。吐出管21の内径が一番小さい箇所には誘導管25の出口が形成される。誘導管25は吐出管21の内側から吐出管21と垂直方向に延びてから下側に折り曲げられて混合バルブ蓋20の下面に連通される。
混合バルブ蓋20を下側から見た時、誘導管25の入口部と第2流入管22の出口部との間には逆三角形の形状の遮断部24が設けられる。遮断部24の端部は混合バルブ蓋20の下面と水平をなすように設けられる。遮断部24は第2流入管22を通じて流入された流体が誘導管25に自由自在に流入されることを遮断するためのものである。
混合バルブ蓋20の下面中央部には切替スイッチ30を回転自在に保持するための保持溝26が形成される。そして、バルブ蓋20の下側外周縁上には本体10の上面内周縁上に形成された段差14と対応される形状に段差27が形成される。望ましくは、吐出管21の縦端部には混合フィン40が結合される。混合フィン40は吐出管21を通じて吐き出される相異なる流体をさらに効率よく混合するためのものである。
切替スイッチ30は相互分離の可能な下部胴体31と上部胴体32とを備えて構成される。この時、下部胴体31と上部胴体32との間にはバネ33が設けられ、上部胴体32はバネ33により弾性支持される。バネ33は上部胴体32を上側に押し上げて上部胴体32の上面が混合バルブ蓋20の下面に一層密着できるようにするためのものである。このように、バネ33によって上部胴体32の上面が混合バルブ蓋20に密着されることと説明したが、第1流入管11を通じて流入される流体の圧力によって上部胴体32の上面が混合バルブ蓋20に密着されるので、必要に応じてバネ33は省ける。
下部胴体31は上部胴体32を安定的に保持すると共に、本体10下部の保持孔13を通じて本体10内部の流体が外部に漏れることを防止する。下部胴体31は円板状に形成されると共に、円周面にシーリング(S)を挿入するためのシーリング溝31Aが形成される。下部胴体31の直径は本体10の内径に比べてマイナス公差を有するように設定される。下部胴体31の上面中央部には下部胴体31と垂直方向に保持バー31Bが設けられる。この保持バー31Bの中央部には長手方向に沿って収納溝31Dが設けられる。この収納溝31Dには上部胴体32の結合軸32Aが収納される。特に、保持バー31Bの上端部には結合軸32Aの上端部に設けられる羽根部32Bの挿入される切開溝31Eが設けられる。羽根部32Bと切開溝31Eは下部胴体31が回転する際上部胴体32が共に回転されるようにするためのものである。そして、下部胴体31の下面中央部には、例えばステッフィングモータ(図示せず)の駆動軸と結合されるモータ結合軸31Cが設けられる。
上部胴体32は円板状であると共に、上面中央部には混合バルブ蓋20の保持溝26に回転自在に結合される係合突起32Cが設けられる。上部胴体32の下面中央部には下部胴体31の収納溝31Dに挿入される結合軸32Aが設けられる。前述したように、この結合軸32Aの上部には羽根部32Bが形成される。上部胴体32の上面において係合突起32Cを基準にして一側面には本体10内部の第1流体を外部に排出するための排出口32Dが形成される。排出口32Dは切替スイッチ30を適宜に回転させた時吐出管21の入口側に対応する位置に設定される。
後述するように、排出口32Dから排出される第1流体は吐出管21を通じて外部に排出される。排出口32Dは楕円状であり、望ましくは一側から他の側に行きながらその幅が狭まるように形成される。これは、吐出管21と排出口32Dの相対的位置に応じて排出口32Dを通じて吐出管21に排出される第1流体の量を調節できるようにするためのものである。
上部胴体32の上面において排出口32Dの他側面には少なくとも2つ以上の連通溝32E(32E1〜32E3)が設けられ、この連通溝32Eと排出口32Dとの間には連通溝32Eと近接した位置に吐出孔32Fが設けられる。連通溝32Eは長方形の形状を持つと共に、相異なるサイズに設定される。連通溝32Eの端部と吐出孔は切替スイッチ30を適切に回転させた時誘導管22の入口側に対応する位置に設けられる。
連通溝32Eは当該位置に混合バルブ蓋20の遮断部24が配置される場合に第2流入管22と誘導管25を相互連通させるためのものである。前述したように、連通溝32Eは相異なるサイズに設定されるので、遮断部24がいずれの連通溝32Eに位置するかによって、第2流入管22から誘導管25に流入される第2流体の量が設定される。
吐出孔32Fは切替スイッチ30を適切に回転させた時、誘導管25の入口側に対応する位置に設けられる。この吐出孔32Fは本体10内部の第1流体を誘導管25に吐き出して、第1流体を用いて誘導管25内に残存する第2流体を洗浄する用途として使われる。吐出孔32Fは必ず求められるものではない。この吐出孔32Fは場合によって省略してもよい。
次いで、前述した構造よりなる混合バルブの動作を説明する。図5は混合バルブの使用状態図である。
本発明に係る混合バルブを使用する場合には、まず第1流入管11と第2流入管22にそれぞれ第1及び第2流体を供給するための供給管を結合させる。一つの望ましい適用例として、本混合バルブはユーザが手を洗浄するための洗浄装置に適用可能である。この場合には第1流入管11に水を供給するための水道配管を結合させ、第2流入管22には洗浄剤収納ボックスを連結させる。そして、吐出管21の外側には必要に応じて別の排出管を連結させる。
また、混合バルブの本体10内に設けられた切替スイッチ30のモータ結合軸31Cに、例えばステッフィングモータの駆動軸を結合させる。図面に具体的に示していないが、前記ステッフィングモータはユーザが別の操作手段を操作し、またセンサの感知結果によって制御手段がその回転量を適宜に調節する。ステップモータが一定の角度回転すれば、切替スイッチ30の下部胴体31が回転しながら上部胴体32も共に回転する。切替スイッチ30が回転すれば、混合バルブ蓋20に設けられた吐出管21、第2流入管22、遮断部24及び誘導管25が上部胴体32に設けられた排出口32D、連通溝32E及び吐出孔32Fに対して適切に配置される。
吐出管21の入口側が排出口32Dと連通溝32E3との間に配置され、誘導管25の入口側が吐出孔32Fと排出口32Dとの間に配置される場合は吐出管21と誘導管25の入口側が上部胴体32の上面によって閉鎖される。従って、この場合には吐出管21を通じた流体の吐出が遮断される。
切替スイッチ30が適切に回転されて誘導管25の入口側が吐出孔32Fの上側に配置されれば、図6に示すように、この時、吐出管21の入口側は上部胴体32の排出口32Dの上側に配置される。この状態では第1流入管11を通じて本体10の内部に流入された第1流体が排出口32Dと吐出孔32Fを通じて吐出管21に供給され、吐出管21を通じて外部に排出される。
一方、前述のように吐出管21はヴェンチュリー管で構成され、吐出管21の内部の内径が一番小さい箇所には誘導管25の出口が配置される。吐出管21は中央部分が両側に比べて内径が小さく設定されるので、吐出管21の内圧はその中央部分を通り過ぎながら急激に低くなる。従って、排出口32Dから流入された流体の流動速度は吐出管21の中央部を通り過ぎながら急激に速くなり、この時、ヴェンチュリー効果によって誘導管25内の流体が吐出管21の内側に流入される。すなわち、本体10内部の第1流体が誘導管25を通じて吐出管21の内側に流入される。従って、この時、誘導管25の内部に残存していた第2流体が第1流体によって洗浄されて吐出管21を通じて外部に吐き出される。
切替スイッチ30が適切に回転して遮断部24が連通溝32E1〜32E3のうちいずれか一つの上側に配置される場合、この時、吐出管21の入口側は排出口32Dの上側に配置される。遮断部24が連通溝32Eの上側に配置されれば、誘導管25と第2流入管22は連通溝32Eを通じて互いに連通される。従って、この場合には第2流体が第2流入管22と誘導管25を通じて吐出管21に供給できる状態に設定される。
また、吐出管21の入口側が排出口32Dの上側に配置されれば、本体10の内部の第1流体が排出口32Dと吐出管21を通じて外部に吐き出される。そして、この時、前述のように、吐出管21におけるヴェンチュリー効果によって誘導管25から第2流体が吐出管21の内側に流入されて第1流体と混合される。吐出管21を通じて吐き出される第1及び第2流体の混合体は吐出管21を通じて吐き出される。また、吐出管21を通じて吐き出される流体は混合フィン40によって吐出管21の内周面に沿って回転し、これにより第1及び第2流体は一層効率よく混合される。
一方、遮断部24が連通溝32E1〜32E3のうちいずれの上側に位置するかによって第2流入管22から誘導管25に供給される第2流体の量が設定される。図7は遮断部24が連通溝32E1の上側、図8は遮断部24が連通溝32E2の上側、図9は遮断部24が連通溝32E3の上側に配置される場合の断面形状を示した断面図である。図面から分るように、連通溝32Eは第2流入管22と誘導管25との連結通路を提供するものである。連通溝32Eのサイズが大きくなれば、第2流入管22と誘導管25との間の流体の流れが円滑になることによって、第2流入管22から誘導管25に供給される第2流体の量が増加する。
一方、図1〜図4に示す実施形態においては、排出口32Dの幅が右側から左側に行くほど次第に小さくなり、連通溝32Eも左側から右側に行くほどそのサイズが次第に小さくなっている。従って、遮断部24が連通溝32E1の上側に位置すれば、吐出管21を通じて吐き出される第1及び第2流体の量が全て減少し、遮断部24が連通溝32E3の上側に位置すれば、吐出管21を通じて吐き出される第1及び第2流体の量が全て増加する。
しかし、前述の実施形態において、排出口32D、連通溝32E1及び吐出孔32Fの形状とその設置位置は特定なものに限定されず、本混合バルブを適用する状況に応じて適宜変更できる。以上述べたように、本発明に係る混合バルブは第1流体と第2流体を効率よく混合して吐き出せる。また、吐出管21を通じて吐き出される第1流体と第2流体の量をそれぞれ選択的に調節できる。また、吐出管21に第2流体を供給する誘導管25の内部が第1流体を用いて洗浄可能になるので、誘導管25内に残存する第2流体によって誘導管25が詰まる現象を除去できる。
図10は本発明の他の実施形態に係る混合バルブの斜視図である。図において、混合バルブは円筒状の本体110と混合バルブ蓋120とを備えて構成される。本体110の上部には外周面に沿って下側に傾斜するように多数の締結ホール112が形成され、混合バルブ蓋120の側面には締結ホール112に対応する位置に締結突起128が備えられる。本体110の上側に混合バルブ蓋120を載置した状態で本体110に対して混合バルブ蓋120を回転させると、締結突起128が締結ホール112に沿って移動しつつ本体110と混合バルブ蓋120とが締結される。
本体110の一側には第1流体を流入するための第1流入管111が形成される。混合バルブ蓋120の上側には第2流体を流入するための第2流入管122と第3流体を流入するための第3流入管123、及び第1ないし第3流入管111、122、123を通じて流入されて混合された混合流体を吐き出すための吐出管121が備えられる。
本体110の内部には、後述するように、第1ないし第3流入管111、122、123を通じて流入する流体を適宜に混合するための切替スイッチ130が備えられる。本体110の下側には駆動手段として、例えばモータ140が結合され、切替スイッチ130はモータ140によって駆動され、第1ないし第3流入管111、122、123に流入する流体を選択すると共に、その混合比を調節する。
本体110の下部には回転板150が設けられる。この回転板150はモータ140の回転軸に結合され、モータ140の駆動時に回転軸と共に回転する。回転板150の縁部には多数のスリット151(図11)が形成される。そして、回転板150の一側にはスリット151を検出するためのセンサ部160が設けられ、このセンサ部160はブラケットを通じて本体110に結合される。センサ部160は、例えば発光素子及び受光素子を備えて構成される。
図11は図10に示された混合バルブの分解斜視図であり、図12は混合バルブの分解断面斜視図、図13は混合バルブの断面図である。これらの図において、本体110は上面が開口された円筒形であると共に、下面には切替えスイッチ130のモータ結合軸131Cを回転自在に保持するための保持孔113が設けられる。保持孔113の下部には切替スイッチ130の回転をガイドするためのガイド溝113Aが形成される。この時、ガイド溝113Aは保持孔113の内周面に一定の角度範囲にだけ設けられて、切替スイッチ130の回転角度を一定範囲内に制限するようになる。ガイド溝113Aには切替スイッチ130のガイド突起131Fが結合される。
本体110の一側に形成される第1流入管111は、本体110の内部と連通される。そして、本体110の上側には内周縁に沿って段差114が形成される。この段差114には混合バルブ蓋120の下面が結合される。混合バルブ蓋120は円筒状の第1バルブ蓋120−1と該第1バルブ蓋120−1の下側に収納されて固定される第2バルブ蓋120−2を備えて構成される。
第1バルブ蓋120−1の側面には本体110に形成される締結ホール112に結合される締結突起128が形成される。また、第1バルブ蓋120−1の上面には吐出管121と第2及び第3流入管122、123が形成され、その下面には第2バルブ蓋120−2が収納される収納部120−1Aが形成される。第2バルブ蓋120−2は第1バルブ蓋120−1の収納部120−1Aに嵌合される。また、収納部120−1Aには第2バルブ蓋120−2の係合溝120−2Aに結合され、第1バルブ蓋120−1が第2バルブ蓋120−2に対して回転することを防止するための突起120−1Bが形成される。そして、第2バルブ蓋120−2の下面中央部には切替スイッチ130を回転自在に保持するための保持溝126が形成される。
第2バルブ蓋120−2の上側には前述の係合溝120−2Aが形成されると共に、その中央部には長孔形の第1連通溝127が形成される。第1連通溝127の一側には第1流入ホール125−1の一側が連結される。図1に示した実施形態と同様に、吐出管121はヴェンチュリー管で構成されるが、第1バルブ蓋120−1にヴェンチュリー管の上半部が形成され、第2バルブ蓋120−2にヴェンチュリー管の下半部が形成される。そして、このヴェンチュリー管の中央部、すなわち直径が一番小さい箇所が第1連通溝127の他の側を通じて連結される。これにより、第1流入ホール125−1から流入される流体は第1連通溝127を通じて吐出管121の中間部、すなわちヴェンチュリー管よりなる吐出管121で直径が一番小さい箇所に流入する。
また、第2バルブ蓋120−2の一側には第1バルブ蓋120―1の第2及び第3流入管122、123と対応する位置にそれぞれ第2及び第3流入ホール125−2、125−3が形成される。第2流入ホール125−2は第2流入管122を通じて流入する流体を第2バルブ蓋120−2の下側に流入させ、第3流入ホール125−3は第3流入管123を通じて流入される流体を第2バルブ蓋120−2の下側に流入させる。第2及び第3流入ホール125−2、125−3の上端部にはそれぞれシーリング(S)を装着するための装着溝が設けられ、これにシーリング(S)が挿入される。また、第1連通溝127の縁部にはシーリング(S)が挿入される。
第2及び第3流入ホール125−2、125−3の下端部は切替スイッチ130の回転に伴ってスイッチング部材132の上面に形成される第3連通溝132Eの一側に選択的に結合される。特に、第2流入ホール125−2は第2バルブ蓋120−2の下面に形成される第2連通溝125Aを通じて第3連通溝132Eと連結される。第2流入ホール125−2の下端部は第2連通溝125Aの一端と連結される。第2連通溝125Aは第3連通溝132Eと交差方向、すなわち円弧面と並んだ方向に形成される。特に、第2連通溝125Aは第2流入ホール125−2との連結部位から他の側に行くほど幅が次第に狭くなるように形成され、第2連通溝125Aと第3連通溝132Eの連結位置によって、第3連通溝132Eに流入される流体の量、すなわち第2流入ホール125−2から第3連通溝132Eに流入する流体の量が調整されるようになっている。
第3連通溝132Eの他の側は第2バルブ蓋120−2の下面に形成される第4連通溝125Bを通じて第1流入ホール125−1の下端部と結合される。特に、第3連通溝132は第1流入ホール125−1との結合部位が“L”字形に折り曲げられる。この折曲部の縦端部はスイッチング部材132が適宜回転された時、スイッチング部材132の吐出孔132Fと連結される。
吐出管121は本体110の内側と連通されると共に、内部直径が中間部から両側に行くほど次第に拡径されるヴェンチュリー管形状より構成される。前述したように、吐出管21の内径が一番小さい箇所は、第2バルブ蓋120−2の上面に形成される第1連通溝127と連通される。そして、前述したように、第1連通溝127の一端は第1流入ホール125−1と第4及び第3連通溝125B、132Eを通じて第2または第3流入ホール125−2、125−3と連結される。従って、切替スイッチ130が適宜に回転して、第2または第3流入ホール125−2、125−3が第3連通溝132Eと連結される場合、吐出管21のヴェンチュリー現象によって第2または第3流入ホール125−2、125−3、すなわち第2または第3流入管122、123を通じて流入する流体が本体110内部の流体と混合されて外側に吐き出される。
また、切替スイッチ130が適宜に回転して第1流入ホール125−1が第4連通溝125Bを通じて吐出孔132Fと連結されう場合には、本体110内部の流体が吐出孔132Fと第4連通溝125B、第1流入ホール125−1及び第1連通溝127を通じて吐出管21に流入する。この流体の流動経路は本体110内部の流体を用いて第1流入ホール125−1及び第1連通溝127を洗浄する場合に使われる。
切替スイッチ130は相互分離の可能な軸部材131とスイッチング部材132とを備えて構成される。軸部材131は、一側がスイッチング部材132と結合されると共に、他の側はモータ140の回転軸141と結合される。軸部材131は円柱形状に形成されると共に、円周面にシーリング(S)を挿入するためのシーリング溝31Aが形成され、下部の保持孔113を通じて本体110内部の流体が外部に漏れることを防止する。
スイッチング部材132の下面中央部には軸部材131との結合のための結合軸132Aが形成される。結合軸132Aの中央部には貫通孔132Bが形成され、この貫通孔132Bには軸部材131の保持バー131Bが挿入される。保持バー131Bは貫通孔132Bを通じて混合バルブ蓋120の下面の保持溝126に挿入される。
スイッチング部材130には、前述のように第3連通溝132Eと吐出孔132Fが形成されると共に、一側には本体110の内部に流入された第1流体を吐出管121に排出するための排出口132Dが形成される。排出口132Dは切替スイッチ130を適宜に回転させる時吐出管121の入口側に対応する位置に設けられる。後述するように、排出口132Dから排出される第1流体は吐出管121を通じて外部に排出される。排出口132Dは長孔状であり、望ましくは一側から他の側に行きながらその幅が狭くなるように形成される。これは、吐出管121と排出口132Dの相対的な位置に応じて排出口132Dを通じて吐出管121に排出される第1流体の量を調節できるようにするためのものである。
軸部材131の上部には保持バー131Bの外側にスイッチング部材130の結合軸132Aを収納するための収納溝31Dが形成される。また、収納溝31Dには長手方向に沿って少なくとも1つ以上の切開溝131Bが形成される。この切開溝131Bには結合軸132Aの上側に形成される羽根132Cが結合され、軸部材131とスイッチング部材130とが一体に回転する
軸部材131の下部には駆動モータ140の回転軸141と結合されるモータ結合軸131Cが形成される。モータ結合軸131Cの内側上部にはモータ140の回転軸141が結合される回転軸係合溝311Hが形成されると共に、下部には回転板150の係合突起153が締結される回転板係合溝131Gが形成される。そして、このモータ結合軸131Cの外側には前述したように本体110のガイド溝113Aに結合されるガイド突起131Fが形成される。回転板150及びセンサ部160はモータ140の回転角度を検出してモータ140の回転量を細かく調整するために使われるものである。
次いで、前述の構造よりなる混合バルブの動作を説明する。図14a〜図14hは混合バルブの動作状態を説明するための図であって、これは切替スイッチ130の回転動作状態によって切替スイッチ130の上面に設けられる排出口132D、第3連通溝132E及び吐出孔132Fと混合バルブ蓋120に設けられる吐出管121、第1ないし第3流入ホール125−1〜125−3、第1、第2及び第4連通溝127、125A、125Bの配置関係を示したものである。
図14においては、まず排出口132Dと吐出管121が離隔した状態に設定され、第1流入ホール125−1と連結される第4連通溝125Bは第2及び第3流入ホール125−2、125−3と吐出孔132Fとは非連結状態に設定される。従って、この場合には混合バルブが非作動状態に設定され、混合バルブからいずれの流体も吐き出されないようになる。
図14b及び図14cは、図14aの状態を基準にして切替スイッチ130が左側に17°及び21°ほど回転した場合をそれぞれ示したものである。本状態では排出口132Dが吐出管121と一部連結されると共に、第1流入ホール125−1と連結される第4連通溝125Bが吐出孔132Fと連結されるようになる。従って、この場合は本体110内部の第1流体が吐出管121を通じて外部に排出されると共に、吐出管121のヴェンチュリー効果によって本体110内の第1流体が吐出孔132F、第4連通溝125B、第1流入ホール125−1及び第1連通溝127を通じて吐出管121に流入される。
この状態は、前述のように、本体110内部の第1流体を用いて第4連通溝125Bと第1流入ホール125−1及び第1連通溝127を洗浄する場合に使われる。図14dは図14aの状態を基準にして、切替スイッチ130が左側に26°ほど回転した場合を示した図である。この状態では、まず、排出口132Dが吐出管121と連結され、第4連通溝125Bが第3連通溝132Eの一側と連結されると共に第3連通溝132Aの他の側は第2流入ホール125−2連結される。従って、この場合には本体110内部の第1流体が吐出管121を通じて外部に排出されると共に、吐出管121のヴェンチュリー効果によって第3流入ホール125−3を通じて流入される流体、すなわち第3流入管123を通じて流入される第3流体が第3及び第4連通溝132E、125B、第1流入ホール125−1及び第1連通溝127を通じて吐出管121に流入される。この状態では吐出管121を通じて第1流体と第3流体とが混合されて吐き出される。
図14e〜図14hは第3連通溝132Eが第2連通溝125Aと連結されて吐出管121を通じて第1流体と第2流体が混合されて吐き出される状態を示した図であって、各図面は第3連通溝132Eと第2連通溝125Aの結合位置に応じて吐出管121を通じて吐き出される第1流体に対して第2流体の混合量が変わる状態を示した図である。
この状態では、まず、排出口132Dが吐出管121と連結され、第4連通溝125Bが第3連通溝132Eの一側と連結されると共に、第3連通溝132Aの他の側は第2連通溝125Aと連結される。従って、この場合には本体110内部の第1流体が吐出管121を通じて外部に排出されると共に、吐出管121のヴェンチュリー効果によって第2流入ホール125−2を通じて流入される流体、すなわち第2流入管122を通じて流入される第2流体が第2ないし第4連通溝125A、132E、125B、第1流入ホール125−1及び第1連通溝127を通じて吐出管121に流入する。従って、本実施形態では、図1に示す実施形態とは違って、2種以上の流体を選択的に混合して排出することが可能になる。
図15〜図17は本発明のさらに他の実施形態に係る混合バルブの構造を示した図である。図15は混合バルブの分離斜視図、図16は図15において回し車180の断面構造を示した断面図、図17は本実施形態に係る混合バルブの断面構造を示した断面図である。
本実施形態は、本体110の内側に第1流入管122を通じて流入される流体に伴って回転する回し車180を設けて、回し車180の回転力に基づき第1流入管122を通じて流入される第1流体の流量を測定できるようにしたものである。図において、切替スイッチ130の軸部材131の外側には回転自在に回し車180が結合される。回し車180は円筒状の胴体181を備え、胴体181の外側には多数の羽根182が設けられる。回し車180は羽根182が第1流入管122の出口部に対応する位置に配置されるように設けられる。
また、図16に示すように、胴体181には多数の永久磁石が一定間隔を隔てて設けられる。この時、永久磁石は隣り合う磁石とその極性が反対になるように配置される。そして、図に具体的に示していないが、本体110の外側には前記永久磁石と対応する位置に少なくとも1つ以上のセンサが設けられる。このセンサとしては、例えば永久磁石による磁力を検出するためのホール素子が使われる。
本実施例においては、第1流入管111を通じて第1流体が流入すれば、その流入量に対応する速度で回し車180が回転し、回し車180の回転に伴って永久磁石も共に回転する。永久磁石の回転はホール素子によって検出され、その検出結果は制御手段(図示せず)に提供される。従って、制御手段はホール素子の検出結果に基づき第1流体の流入量を判断できる。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし本発明は、これらの実施形態に限らず、多様に変形させて実施できる。例えば、図10ないし図14に示した実施形態において、第2流入管122及び第3流入管123とそれによる第2及び第3流入ホール125−2、125−3は必要に応じていずれか一つだけ選択的に採用して構成できる。また、前述の実施形態においては、モータ140の回転角度を検出するために回転板150とセンサ部160とを備えることを説明したが、これはモータの回転角度を正確に検知及び調整できる他の任意の手段を選択して使用することが可能である。また、この実施形態では第1流体の流入量を測定するための回し車180を図10の実施例に適用した場合を例として説明してきたが、これは同じ方式で図1の実施例に適用することも可能である。
本発明は、流体のための混合バルブに適用可能であり、特に誘導管を通して引き込まれる2つ以上の流体を適正比率で混合して吐き出せるようになった混合バルブに適用可能である。
10 本体
20 混合バルブ蓋
30 スイッチ

Claims (18)

  1. 第1流体と第2流体を混合して吐き出すようにした混合バルブにおいて、
    上面が開口され一側に第1流体を流入させるための第1流入管が形成された本体と、
    混合された流体を吐き出すための吐出管と、第2流体を流入させるための第2流入管が貫通して形成され、前記吐出管から下面に連通される誘導管と、前記第2流入管と誘導管との間の第2流体の自由自在な流動を遮断するための遮断部を備える混合バルブ蓋と、
    前記本体内部に設けられると共に駆動手段によって回転自在に設けられ、駆動手段と結合される下部胴体と、前記混合バルブ蓋の下面に密着して設置される上部胴体を供える切替スイッチを含んで構成され、
    前記上部胴体は切替スイッチが一定位置に回転された時第1流体を吐出管に供給する排出口と、切替スイッチが一定位置に回転された時第1流体を流動管に供給する吐出孔、及び切替スイッチが一定位置に回転された時前記第2流入管と流動管との間に連結通路を提供する少なくとも2つ以上の連通溝が形成されることを特徴とする混合バルブ。
  2. 前記吐出管はヴェンチュリー管で構成され、前記誘導管は吐出管の内部で内径が一番小さい箇所と連通されることを特徴とする請求項1に記載の混合バルブ。
  3. 前記吐出管の縦端部には吐出管から吐き出される流体を混合するための混合フィンがさらに備えられることを特徴とする請求項1に記載の混合バルブ。
  4. 前記排出口は円周方向に沿って形状が変更され、切替スイッチの回転位置に応じて吐出管に供給される第1流体の量が変わるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の混合バルブ。
  5. 前記2つ以上の連通溝は、相異なるサイズに設定されることを特徴とする請求項1に記載の混合バルブ。
  6. 前記遮断部は、下面が逆三角形であることを特徴とする請求項1に記載の混合バルブ。
  7. 第1流体に対して第2流体を選択的に混合して吐き出すようにした混合バルブにおいて、
    上面が開口され一側に第1流体を流入させるための第1流入管が形成された本体と、
    混合された流体を吐き出すための吐出管と、第2流体を流入させるための第2流入管を備えて構成され、前記吐出管はヴェンチュリー管で構成され、第2流入管に流入する第2流体を切替スイッチに流入させるための第1流入ホールと、切替スイッチから流体を流入するための第2流入ホール、及び前記第2流入ホールから流入する流体をヴェンチュリー管に連通させる第1連通溝とを備えて構成される混合バルブ蓋と、
    前記本体内部に設けられると共に駆動手段によって回転自在に設けられ、回転角度に応じて前記第1流入ホールから流入する流体を選択的に第2流入ホールに連結させる第2連通溝と、回転角度に応じて本体内部の第1流体を選択的に吐出管に排出する排出口を備える切替スイッチと、を含んで構成されることを特徴とする混合バルブ。
  8. 前記切替スイッチは、回転角度に応じて本体内部の第1流体を第2流入ホールに供給する吐出孔をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項7に記載の混合バルブ。
  9. 前記排出口は円弧方向に沿って形状が変更されて切替スイッチの回転位置に応じて吐出管に供給される第1流体の量が変わるように構成されることを特徴とする請求項7に記載の混合バルブ。
  10. 前記第2連通溝は切替スイッチの上面に形成されると共に、円弧方向と直角方向の長孔状に形成され、
    前記混合バルブ蓋の下面には少なくとも第2流入ホールの端部と連結されると共に、前記第2連通溝と交差する方向に配置される第3連通溝がさらに備えられ、
    前記第2流入ホールは第3連通溝を通じて第2連通溝と連結されることを特徴とする 請求項7に記載の混合バルブ。
  11. 前記第3連通溝は長手方向に沿って幅が変わることを特徴とする請求項10に記載の混合バルブ。
  12. 前記本体内部に回転自在に設けられる回し車をさらに備えて構成され、前記回し車は第1流入管を通じて流入する第1流体に伴って回転されるように構成され、
    前記回し車は胴体と羽根を備え、胴体には少なくとも1つ以上の永久磁石が備えられ、
    本体の外側には前記永久磁石を検出するためのセンサがさらに備えられることを特徴とする請求項7に記載の混合バルブ。
  13. 第1流体に対して第2または第3流体を選択的に混合して吐き出すようにした混合バルブにおいて、
    上面が開口され一側に第1流体を流入させるための第1流入管が形成された本体と、
    混合された流体を吐き出すための吐出管と、第2及び第3流体をそれぞれ流入させるための第2及び第3流入管を備えて構成され、前記吐出管はヴェンチュリー管で構成され、第2及び第3流入管に流入する第2及び第3流体を切替スイッチに流入させるための第1及び第2流入ホールと、切替スイッチから流体を流入させるための第3流入ホール、及び前記第3流入ホールから流入する流体をヴェンチュリー管に連通させる第1連通溝とを備えて構成される混合バルブ蓋と、
    前記本体内部に設けられると共に駆動手段によって回転自在に設けられ、回転角度に応じて前記第1及び第2流入ホールから流入する流体を選択的に第3流入ホールに連結させる第2連通溝と、回転角度に応じて本体内部の第1流体を選択的に吐出管に排出する排出口を備える切替スイッチとを含んで構成されることを特徴とする混合バルブ。
  14. 前記切替スイッチは、回転角度に応じて本体内部の第1流体を第3流入ホールに供給する吐出孔をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項13に記載の混合バルブ。
  15. 前記排出口は円弧方向に沿って形状が変わって切替スイッチの回転位置に応じて吐出管に供給される第1流体の量が変わるように構成されることを特徴とする請求項13に記載の混合バルブ。
  16. 前記第2連通溝は切替スイッチの上面に形成されると共に、円弧方向と直角方向の長孔状に形成され、
    前記混合バルブ蓋の下面には少なくとも第2または第3流入ホールのうちいずれか一つの端部と連結されると共に、前記第2連通溝と交差する方向に配置される第3連通溝がさらに備えられ、
    前記第2または第3流入ホールは第3連通溝を通じて第2連通溝と連結されることを特徴とする請求項13に記載の混合バルブ。
  17. 前記第3連通溝は長手方向に沿って幅が変わることを特徴とする請求項13に記載の混合バルブ。
  18. 前記混合バルブ蓋の下面には“L”字形を持つと共に第3流入ホールと連結される第4連通溝がさらに備えられ、
    第3流入ホールは第4連通溝を通じて第2連通溝または吐出孔と連結されることを特徴とする請求項13または15に記載の混合バルブ。
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