JP2011148206A - 綴具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】綴具10は、基材20と、綴じ部材40と、係止部材90とを含む。綴じ部材40は、ピンベース42のピン62をパイプベース64のパイプ82に挿入して一体化することにより形成される。係止部材90は、基材20の対向部に回動可能に取付けられる。係止部材90の係止爪106を綴じ部材40の側壁部材44,66の係合部48,70に嵌め込むことにより、綴じ部材40が基材20に取り付けられる。係止部材90の係止爪106の近傍に規制部116を形成し、側壁部材44,66の係合部48,70が係止爪106の内側に深く入り込まないようにする。係止部材90を挟むようにして、側壁部材44,66に挟持部60,80を形成する。
【選択図】図2
Description
また、省資源の立場から、できるだけ使用材料を少なくすることが望まれているが、綴管の間隔は規格で決まっているため、底板や側壁の長さを短くすることは困難である。そこで、回動添板の長さを短くして、中央屈曲部が形成された部分の近傍のみを残して、その両側部分を省略することが考えられる。しかしながら、その場合、回動添板に形成された孔がなくなり、くし板の突起を支持することができない。また、くし板の突起を回動添板の孔で支持するのは、中央屈曲部がくし板の端部から誤って外れないようにするためであり、固定側板の長手方向に加わる力に対抗するものではない。そのため、書類を綴じた状態で、綴具を取り付けたファイルを落としたりすると、固定側板の長手方向に力が加わり、綴具が破損する恐れがある。
また、この発明の他の目的は、省資源に対応することができ、かつ書類を綴じた状態でファイルを落としても、破損しにくい構成の綴具を提供することである。
基材に回動可能に取り付けられた綴じ部材の棒状部に書類が綴じられ、係止部材によって綴じ部材が基材に固定される。このとき、係止部材の係止爪で綴じ部材の係合部が係合されるが、規制部によって係止爪の内側に嵌り込む側壁部材の深さが規制されるため、一定以上の深さまで側壁部材の係合部が係止爪の内側に入り込まない。
綴じ部材の一方の側壁部材は、基材の幅方向の一方側に回動可能に取り付けられるが、他方の側壁部材と同様に、別の係止部材で基材に取り付けられてもよい。この場合、綴じ部材の両側において係止部材の解除が可能となり、綴じ部材のどちらからでも書類の出し入れを行うことができる。この場合においても、両方の係止部材に規制部を形成することにより、規制部によって係止爪の内側に嵌り込む側壁部材の深さが規制されるため、一定以上の深さまで側壁部材の係合部が係止爪の内側に入り込まない。
さらに、綴じ部材の両方の側壁部材が係止部材で基材に取り付けられる綴具において、係止部材は他方の側壁部材の長手方向の中央部近傍に設けられ、かつ他方の側壁部材の係合部が係止爪の内側に嵌り込んだときに係止部材を挟むようにして他方の側壁部材の長手方向に間隔を隔てて突出する挟持部が形成され、別の係止部材は一方の側壁部材の長手方向の中央部近傍に設けられ、かつ一方の側壁部材の係合部が別の係止部材の係止爪の内側に嵌り込んだときに別の係止部材を挟むようにして一方の側壁部材の長手方向に間隔を隔てて突出する挟持部が形成されてもよい。
係止部材は側壁部材の長手方向の中央部近傍に形成され、かつ側壁部材の係合部が係止爪の内側に嵌り込んだときに係止部材を挟むようにして側壁部材の長手方向に間隔を隔てて突出する挟持部が形成されているため、基材の長手方向に向かって棒状部に力が加わっても、側壁部材と係止部材との位置関係が変わらない。
基材に回動可能に取り付けられた綴じ部材の棒状部に書類が綴じられ、係止部材によって綴じ部材が基材に固定される。ここで、係止部材は側壁部材の長手方向の中央部近傍に形成され、かつ側壁部材の係合部が係止爪の内側に嵌り込んだときに係止部材を挟むようにして側壁部材の長手方向に間隔を隔てて突出する挟持部が形成されているため、基材の長手方向に向かって棒状部に力が加わっても、側壁部材と係止部材との位置関係が変わらない。
綴じ部材の一方の側壁部材は、基材の幅方向の一方側に回動可能に取り付けられるが、他方の側壁部材と同様に、別の係止部材で基材に取り付けられてもよい。この場合、綴じ部材の両側において係止部材の解除が可能となり、綴じ部材のどちらからでも書類の出し入れを行うことができる。この場合においても、両方の係止部材に挟持部を形成することにより、基材の長手方向に向かって棒状部に力が加わっても、側壁部材と係止部材との位置関係が変わらないようにすることができる。
基材から突出する一方の突出片と側壁部材から突出する他方の突出片とが互いに接するようにして交差し、一方の突出片が2つの他方の突出片に挟まれるか、または他方の突出片が2つの一方の突出片で挟まれることにより、基材と綴じ部材との位置関係が変わらないようにすることができる。
また、側壁部材の長手方向の中央部近傍に係止部材を形成することにより、係止部材の長さを短くすることができ、省資源の要請に応えることができる。この場合、他方の側壁部材の係合部が係止爪の内側に嵌り込んだときに係止部材を挟むようにして側壁部材の長手方向に間隔を隔てて突出する挟持部を形成することにより、綴具の長手方向に力が加わっても、側壁部材と係止部材との位置関係が変わらない。そのため、綴具に書類を綴じた状態でファイルを落としたとしても、綴具の破損を防止することができる。
さらに、基材から突出する一方の突出片と側壁部材から突出する他方の突出片とが互いに接するようにして交差し、一方の突出片が2つの他方の突出片に挟まれるか、または他方の突出片が2つの一方の突出片で挟まれることにより、基材と綴じ部材との位置関係が変わらない。そのため、綴じ具に書類を綴じた状態でファイルを落としたとしても、綴具の破損を防止することができる。
20 基材
22 底板
26 立上部
28 シャフト
40 綴じ部材
42 ピンベース
44 側壁部材
46 折り曲げ部
48 係合部
50 第1の傾斜部
52 円弧状部
54 第2の傾斜部
60 挟持部
62 ピン
64 パイプベース
66 側壁部材
68 折り曲げ部
70 係合部
72 第1の傾斜部
74 円弧状部
76 第2の傾斜部
80 挟持部
82 パイプ
84 棒状部
90 係止部材
92 ベース部材
96 通路
102 舌片
106 係止爪
108 貫通孔
116 規制部
Claims (7)
- ファイルの表紙に取り付けられる基材、
書類を綴じるための棒状部と前記棒状部の両端側を固定する2つの側壁部材とを有し、一方の前記側壁部材が前記基材の幅方向の一方側に回動可能に取り付けられる綴じ部材、および
前記基材の幅方向の他方側において前記基材に前記綴じ部材を固定するために前記綴じ部材の他方の前記側壁部材の端部における係合部に嵌り込む係止爪と、前記係止爪の近傍において他方の前記側壁部材の前記係合部が前記係止爪の内側に嵌り込む深さを規制するための規制部とを有し、前記基材の幅方向の他方側に回動可能に取り付けられる係止部材を含む、綴具。 - 前記綴じ部材の一方の前記側壁部材の端部における係合部に嵌り込む係止爪と、前記係止爪の近傍において一方の前記側壁部材の前記係合部が前記係止爪の内側に嵌り込む深さを規制するための規制部とを有し、前記基材の幅方向の一方側に回動可能に取り付けられる別の係止部材を含み、
一方の前記側壁部材の前記係合部に前記別の係止部材の前記係止爪が嵌り込むことにより、一方の前記側壁部材が前記基材の幅方向の一方側に回動可能に取り付けられる、請求項1に記載の綴具。 - 前記係止部材は他方の前記側壁部材の長手方向の中央部近傍に設けられ、かつ他方の前記側壁部材の前記係合部が前記係止爪の内側に嵌り込んだときに前記係止部材を挟むようにして他方の前記側壁部材の長手方向に間隔を隔てて突出する挟持部が形成される、請求項1に記載の綴具。
- 前記係止部材は他方の前記側壁部材の長手方向の中央部近傍に設けられ、かつ他方の前記側壁部材の前記係合部が前記係止爪の内側に嵌り込んだときに前記係止部材を挟むようにして他方の前記側壁部材の長手方向に間隔を隔てて突出する挟持部が形成され、
前記別の係止部材は一方の前記側壁部材の長手方向の中央部近傍に設けられ、かつ一方の前記側壁部材の前記係合部が前記別の係止部材の前記係止爪の内側に嵌り込んだときに前記別の係止部材を挟むようにして一方の前記側壁部材の長手方向に間隔を隔てて突出する挟持部が形成される、請求項2に記載の綴具。 - ファイルの表紙に取り付けられる基材、
書類を綴じるための棒状部と前記棒状部の両端側を固定する2つの側壁部材とを有し、一方の前記側壁部材が前記基材の幅方向の一方側に回動可能に取り付けられる綴じ部材、
前記基材の幅方向の他方側において前記基材に前記綴じ部材を固定するために前記綴じ部材の他方の前記側壁部材の端部における係合部に嵌り込む係止爪を有し、他方の前記側壁部材の長手方向の中央部近傍に設けられ、かつ前記基材の幅方向の他方側に回動可能に取り付けられる係止部材、および
他方の前記側壁部材の前記係合部が前記係止爪の内側に嵌り込んだときに前記係止部材を挟むようにして他方の前記側壁部材の長手方向に間隔を隔てて突出する挟持部を含む、綴具。 - 前記綴じ部材の一方の前記側壁部材の端部における係合部に嵌り込む係止爪を有し、前記基材の幅方向の一方側に回動可能に取り付けられる別の係止部材を含み、
一方の前記側壁部材の前記係合部が前記別の係止部材の前記係止爪の内側に嵌り込んだときに前記別の係止部材を挟むようにして一方の前記側壁部材の長手方向に間隔を隔てて突出する挟持部を含む、請求項5に記載の綴具。 - 前記係止部材によって前記綴じ部材が前記基材に係止されたとき、前記棒状部に交差する向きにおいて前記基材から突出する一方の突出片と前記側壁部材から突出する他方の突出片とが互いに交差し、前記一方の突出片が2つの前記他方の突出片に挟まれるか、前記他方の突出片が2つの前記一方の突出片に挟まれるように配置される、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の綴具。
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