JP5452632B2 - ベルト用バックル - Google Patents
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Description
従来のベルト用バックルとして、例えば、板状の基板の両側部に一対の支承片を立設し、各支承片に第1軸支承孔を形成したバックル本体と、板状の基板の両側に一対の支承片を立設し、各支承片に第2軸支承孔を形成した止着体と、連結板の両端にそれぞれ表裏逆方向に突出する第1係止片および第2係止片を突設し、両係止片の両側端に第1支承突軸および第2支承突軸を設けた掛止体とからなり、掛止体の第1支承突軸をバックル本体の第1軸支承孔に、第2支承突軸を止着体の第2軸支承孔に回動可能に枢着し、バックル本体の第1軸支承孔より基板の両端縁を大きく前方へ延出させるとともに、止着体の第2軸支承孔より基板の後端縁を大きく後方へ延出させ、それぞれの端縁をベルトに当接させたバックルがある(例えば、特許文献1参照)。
さらには、このバックルは、構造が複雑であり、製造コストがかかるという問題を有していた。
また、前記係止部材の前記第1の側面に突起部が設けられ、前記ベルトが前記第2の爪と前記カバー部材の前記上板との間に係止された状態でロックされるとき、前記第1の側面は、前記突起部において前記制止壁に当接するようにしてもよい。
さらに、本発明によれば、バネ等の付勢手段を用いずに、ベルトを係止状態にロックすることができ、それによって、バックルの構造が簡単になり、バックルをコンパクト化することができる。
それによって、カバー部材7は、旋回ピン12の周りにベース部材4に対して回動し、カバー部材7とベース部材4がほぼ直線状に重なり合う閉じた位置(図3(B)参照)と、カバー部材7とベース部材4がほぼT字状に離間する開いた位置(図3(A)参照)の2つの位置をとり得るようになっている。
また、2つの側面8b、8cのうちの一方の側面8bと底面8aとの接続部8gが外向き凸状に湾曲している。そして、一方の側面8bが制止壁3に向き合う配置で貫通孔9に旋回ピン12が挿通されている。
また、係止部材8の一方の側面8bには、係止部材8の回動を規制するための突起部11が設けられる。
この実施例では、ベルト固定手段18は、ベース部材4の底板1の幅よりも少し小さい幅を有する板状の本体部分13と、本体部分13の長さ方向両端縁に接続し、下向きにのびる第1および第2の壁部分14、16と、第1の壁部分14の下端縁に設けられた係合歯15と、第1の壁部分の両側縁にそれぞれ設けられたピボット17とを備えている。
この実施例では、ベルト挿入口21は、カバー部材7の一対の側板6の先端縁同士が、一定長さにわたって接続板19によって接続されることで形成される。この場合、カバー部材7の一対の側板6のそれぞれの先端縁には、一定長さにわたって内向き屈曲部6bが設けられ、接続板19は両側面に長さ方向にのびる溝19aを有している。そして、接続板19は、溝19aを介して屈曲部6bに嵌め込まれ、一対の側板6に固定される。
図5は、図1のベルト用バックルのカバー部材が開いた位置にあるときの、要部を拡大した側断面図である。なお明瞭のために、図5中、ベルト固定手段は省略してある。図6は、図1のベルト用バックルのカバー部材が閉じた位置にあるときの、図5に類似の図である。図7は、図1のベルト用バックルのカバー部材が閉じた位置にあり、かつベルトが係止状態にロックされたときの、図5に類似の図である。
この場合、突起部11が制止壁3の上端面3aに当接するが、長穴(貫通孔9)の下端縁9bおよび旋回ピン12間に隙間が生じた状態で、ベルト20が係止状態にロックされる構成とすることもできる。
また、カバー部材を開いた位置から閉じた位置まで回動させた後、ベルトを引き抜く方向に引っ張るだけでベルトを係止状態にロックすることができ、また、カバー部材を開いた位置まで回動させるだけで簡単にロックを解除し、ベルトをはずすことができ、ベルトの着脱が非常に簡単に行える。
さらに、本発明のベルト用バックルでは、バネ等の付勢手段を用いずに、ベルトを係止状態にロックするので、バックルの構造が簡単になり、バックルをコンパクト化することができる。
例えば、上述の実施例では、係止部材8の第1および第2の爪10a、10bを、それぞれ、係止部材8の横断面において、貫通孔9内の所定の点を中心とする一定半径の円弧上に配置し、貫通孔9の断面を、底面8a側から上方に第2の爪10b側に向けてのびる長穴状に形成したが、その代わりに、係止部材8の貫通孔9の断面を旋回ピン12よりも少し大きい径の円形に形成し、第1の爪10aを、係止部材8の横断面において、貫通孔9内の所定の点を中心とする第1の半径の円弧上に配置し、第2の爪10bを、係止部材8の横断面において、貫通孔9内の前記所定の点を中心とする第1の半径よりも大きい第2の半径の円弧上に配置してもよい。
2 側板
2a 取付穴
2b 差込穴
3 制止壁
3a 上端面
4 ベース部材
5 上板
6 側板
6a 取付穴
6b 内向き屈曲部
7 カバー部材
8 係止部材
8a 底面
8b、8c 側面
8d、8e 端面
8f 上面
8g 接続部
9 貫通孔
10a 第1の爪
10b 第2の爪
11 突起部
12 旋回ピン
13 本体部分
14 第1の壁部分
15 係合歯
16 第2の壁部分
17 ピボット
18 ベルト固定手段
19 接続板
19a 溝
20 ベルト
21 ベルト挿入口
22 開口
Claims (5)
- ベルトの幅に対応する幅をもつ底板、および前記底板の両側に突設された一対の側板からなるコ字状断面のベース部材と、前記ベース部材の前記底板よりも幅広でかつ長い上板、および前記上板の両側に突設された一対の側板からなるコ字状断面のカバー部材とを備え、前記ベース部材と前記カバー部材が、ロ字状断面の筒状になるように入れ子状に重ね合わされ、前記カバー部材の中間部と前記ベース部材の一端部が、前記カバー部材の幅方向に前記カバー部材の前記側板および前記ベース部材の前記側板を貫通する旋回ピンによって互いに連結され、前記カバー部材が、前記旋回ピンの周りに前記ベース部材に対して回動して、前記カバー部材と前記ベース部材がほぼ直線状に重なり合う閉じた位置と、前記カバー部材と前記ベース部材がほぼT字状に離間する開いた位置とをとり得るようになっており、前記ベース部材の他端部には、前記ベース部材の前記一対の側壁間に挿入されたベルトの一端部を前記ベース部材に固定するためのベルト固定手段が設けられ、前記カバー部材における前記旋回ピンに関して前記ベース部材と反対側の端部には、前記ベルトの他端部を前記カバー部材の前記一対の側板間に案内するベルト挿入口が設けられ、前記ベース部材には、前記カバー部材が前記閉じた位置にあるとき、前記カバー部材の前記上板と協働して前記カバー部材の前記一対の側板間に挿通された前記ベルトを係止する一方、前記カバー部材が前記開いた位置にあるときは、前記ベルトの係止を解除するベルト係止手段が設けられたベルト用バックルにおいて、
前記ベルト係止手段は、
前記ベース部材の前記底板の一端縁において、前記底板の前記側板と同じ向きに突設された制止壁と、
前記旋回ピンに対し前記旋回ピンの周りに回動可能に取り付けられ、前記ベース部材の前記一対の側板間にのびる細長い係止部材と、を備え、
前記係止部材は、平坦な底面と、前記底面の長さ方向両側に接続する2つの側面と、前記底面の幅方向両側に接続する2つの端面と、前記2つの側面および前記2つの端面に接続する上面と、前記2つの端面を貫通して前記係止部材の長さ方向にのびる貫通孔と、を有し、前記2つの側面のうちの一方の側面と前記底面との接続部が外向き凸状に湾曲し、前記一方の側面が前記制止壁に向き合う配置で前記貫通孔に前記旋回ピンが挿通され、
前記係止部材の前記上面には第1および第2の爪がそれぞれ少なくとも1つ設けられ、前記第1の爪は前記係止部材の回動方向における前記第2の爪よりも前記制止壁側に配置されており、
前記カバー部材が前記閉じた位置をとるとき、前記係止部材が前記底面を前記ベース部材の前記底板に接触させて静止した状態で、前記第1の爪が前記ベルトに食い込むことによって、前記ベルトが前記第1の爪と前記カバー部材の前記上板との間に係止され、
前記カバー部材が前記閉じた位置にあって、かつ前記ベルトが前記ベルト挿入口から抜かれる向きに引っ張られたとき、前記係止部材は、前記接続部を前記底板に接触させつつ、前記一方の側面が前記制止壁に当接するまで前記制止壁に向けて回動し、前記第1の爪が前記ベルトから離れる一方、前記第2の爪が前記第1の爪よりも深く前記ベルトに食い込むことによって、前記ベルトが前記第2の爪と前記上板との間に係止された状態でロックされるものであることを特徴とするベルト用バックル。 - 前記係止部材の前記第1および第2の爪は、それぞれ、前記係止部材の横断面において、前記貫通孔内の所定の点を中心とする一定半径の円弧上に配置され、前記貫通孔の断面は、前記底面側から上方に前記第2の爪側に向けてのびる長穴状に形成されており、
前記カバー部材が前記閉じた位置をとるとき、前記係止部材の前記底面が前記ベース部材の前記底板に接するとともに、前記第1の爪が前記ベルトに食い込むことによって、前記ベルトが前記第1の爪と前記カバー部材の前記上板との間に係止され、
前記カバー部材が前記閉じた位置にあって、かつ前記ベルトが前記ベルト挿入口から抜かれる向きに引っ張られたとき、前記係止部材は、前記接続部を前記底板に接触させつつ、前記一方の側面が前記制止壁に当接するまで、前記制止壁に向けて回動すると同時に前記長穴に沿って上向きに移動し、前記第1の爪が前記ベルトから離れる一方、前記第2の爪が前記第1の爪よりも深く前記ベルトに食い込むことによって、前記ベルトが前記第2の爪と前記カバー部材の前記上板と間に係止された状態でロックされることを特徴とする請求項1に記載のベルト用バックル。 - 前記係止部材の前記貫通孔の断面は、前記旋回ピンよりも少し大きい径の円形に形成され、前記第1の爪は、前記係止部材の横断面において、前記貫通孔内の所定の点を中心とする第1の半径の円弧上に配置され、前記第2の爪は、前記係止部材の横断面において、前記貫通孔内の前記所定の点を中心とする前記第1の半径よりも大きい第2の半径の円弧上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のベルト用バックル。
- 前記ベルトが前記第2の爪と前記カバー部材の前記上板との間に係止された状態でロックされるとき、前記係止部材の前記一方の側面が前記制止壁に当接するとともに、前記長穴の下端縁が前記旋回ピンに当接することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のベルト用バックル。
- 前記係止部材の前記第1の側面に突起部が設けられ、前記ベルトが前記第2の爪と前記カバー部材の前記上板との間に係止された状態でロックされるとき、前記第1の側面は、前記突起部において前記制止壁に当接することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のベルト用バックル。
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